JP2009144775A - メカニカルバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながら簡易な構成のメカニカルバルブを提供する。
【解決手段】メカニカルバルブ10は、シリンダ孔が形成された本体12と、シリンダ孔に挿通されて進退する可動体14と、可動体14を駆動する駆動部16と、を備えている。シリンダ孔の内周面には、エアが通過する孔が複数形成されており、当該孔が可動体14の進退によって開放・遮蔽される。可動体14の両端には可動磁石が固着されている。駆動部16には、各可動磁石と対向する電磁石62が設けられている。当該電磁石の磁力を利用して可動体14を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第一エアの通過を許容する第一状態と、第二エアの通過を許容する第二状態と、に切替可能なメカニカルバルブに関連する。
近年、高速で駆動可能な小型バルブが求められている。かかるバルブは、例えば、電子部品をプリント回路基板に装着する電子部品自動装着機などに用いられる。電子部品自動装着機では、電子部品を吸引保持する吸引ノズルを備えており、当該吸着ノズルに負圧エアおよび正圧エアを切替供給することで、部品の吸引と吸引解除が実現されている。この負圧エアおよび正圧エアの切替供給のために、高速駆動可能な小型バルブが求められている。
こうした要望に応えるために、特許文献1には、負圧供給用のバルブおよび正圧供給用のバルブが一体化され、各バルブの弁体として機能するロッドを交互に駆動する構成の吸着ノズルの空気圧切替機構が開示されている。また、特許文献2には、負圧および正圧の供給口が形成されたシリンダ内でピストンを上下動させることで空気圧を切り替えるメカバルブが開示されている。
特開平9−144911号公報 特開平11−40989号公報
しかしながら、特許文献1に開示の空気圧切替機構は、部品点数が多く、コストアップや組み付け作業の煩雑化など、様々な問題があった。また、特許文献2では、弁体であるピストンを、モータやカム状のアームなどを介して駆動している。そのため、弁体の駆動機構が、大型になりやすいという問題があった。また、高速な駆動を実現するためには高価なモータを用意する必要があり、コストアップという問題も招いていた。つまり、従来、小型でありながら、簡易な構成のバルブは無かった。
そこで、本発明は、小型でありながら、構成簡易なメカニカルバルブを提供することを目的とする。
本発明のメカニカルバルブは、その内周面に、第一エアの通過を許容する第一エア口と、第二エアの通過を許容する第二エア口と、が形成されたシリンダと、前記シリンダに進退自在に挿通されたシャフトであって、進出することで前記第一エア口を開放するとともに第二エア口を閉鎖し、退避することで前記第二エア口を開放するとともに第一エア口を閉鎖するシャフトと、前記シャフトを進退駆動させる駆動手段と、を備え、前記駆動手段は、永久磁石からなり、前記シャフトの両端に設けられた一対の可動磁石と、各可動磁石に対向して設けられた一対の電磁石であって、励磁した際に対応する可動磁石との間に生じる磁力により前記シャフトを進退させる一対の電磁石と、前記一対の電磁石を励磁させる駆動回路と、を備えることを特徴とする。
好適な態様では、前記電磁石の磁心は、対向する可動磁石との間に磁気反発力を生じさせる磁石である。他の好適な態様では、前記シリンダの少なくとも両端近傍には、磁性材料からなり、可動磁石との間に磁気吸引力を発揮することで、当該可動磁石の移動を規制するラッチ機構として機能する磁性材料部が設けられている。他の好適な態様では、前記シャフトは、その内部が空洞である。
他の好適な態様では、前記第一エア口は、前記第一エアの進入を許容する第一エア入口と、当該第一エア入口と周方向に並んで配置されるとともに第一エアの排出を許容する第一エア出口と、を含み、前記第二エア口は、前記第二エアの進入を許容する第二エア入口と、当該第二エア入口と周方向に並んで配置されるとともに第二エアの外部排出を許容する第二エア出口と、を含み、前記シャフトは、前記シリンダの内径とほぼ同一の大径部であって、シャフト進出時には第二エア入口および第二エア出口を閉鎖し、シャフト退避時には第一エア入口および第一エア出口を閉鎖する大径部と、前記シリンダの内周面との間にエアの通過を許容する通過空間を形成する小径部であって、シャフト進出時には第一エア入口および第一エア出口を開放し、シャフト退避時には第二エア入口および第二エア出口を開放する小径部と、を有する。
本発明によれば、磁力を利用して、一つのシャフトを駆動することでエアの切り替え供給が可能となる。そのため、小型でありながら、構成簡易なメカニカルバルブが得られる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態であるメカニカルバルブ10の断面図である。このメカニカルバルブ10は、回路基板に電子部品を装着する電子部品自動装着装置(図示せず)に用いられることを想定したバルブである。すなわち、電子部品自動装着装置には、XYZ方向に移動可能なヘッドが設けられており、このヘッドには、電子部品を吸引保持する吸引ノズルが設けられている。本実施形態のメカニカルバルブ10は、この吸引ノズルに正圧エアおよび負圧エアを切替供給するためのバルブである。
メカニカルバルブ10は、電子部品自動装着装置のヘッド部に装着される本体12と、当該本体12に対して進退する可動体14、および、当該可動体14を駆動する駆動部16に大別される。駆動部16は、磁気的力を可動体14に作用させることで、当該可動体14を進退させる。可動体14が進退することにより、本体12に形成された各種エアの入口・出口が遮蔽または開放され、正圧エアおよび負圧エアが切り替え供給される。以下、このメカニカルバルブ10の構成について詳説する。
はじめに、本体12の構成について図2〜図6を用いて詳説する。図2は、本体12および可動体14の分解斜視図である。また、図3は、本体12の正面図(図2におけるA方向視図)、図4は、図3におけるB−B断面図、図5は、図3におけるC−C断面図、図6は、図3におけるD−D断面図である。
既述したとおり、本体12は、電子部品自動装着装置のヘッド部に装着される部材である。この本体12は、PC(ポリカーボネイト)等のエンジニアリングプラスチック成型部品と、SUS440C等の磁性材料からなるカラー36と、で構成されており、ヘッド部に締結される装着部18と、ブロック状のシリンダ部20と、が一体成形されている。装着部18は、ヘッド部に形成された取付溝(図示せず)に対応した略三角柱状をしており、この略三角柱の側面(斜面)が取付溝の側面に密着するようにヘッド部に締結される。なお、装着部18の形状は、ヘッド部に形成された取付溝の形状に合わせて適宜変更であり、形状は限定されるものではない。
装着部18の表面からは、シリンダ部20に向かって伸びる四つの通路22,24,26,28が形成されている。負圧進入路22は、負圧エアを供給する負圧用ポンプ(図示せず)に接続される通路(孔)で、当該負圧用ポンプから供給された負圧エアを後述するシリンダ孔30まで導く。また、正圧進入路24は、正圧エアを供給する正圧用ポンプ(図示せず)に接続される通路で、当該正圧用ポンプから供給された正圧エアをシリンダ孔30まで導く。この負圧進入路22および正圧進入路24は、上下方向に並んで形成されており、図4に図示するように、いずれも、シリンダ孔30まで延びている。
負圧排出路26は、電子部品自動装着装置のノズルに接続される通路で、シリンダ孔30に供給された負圧エアをノズルまで導く。また、正圧排出路28もノズルに接続される通路で、シリンダ孔30に供給された正圧エアをノズルまで導く。負圧排出路26および正圧排出路28は、上下に並んで形成されており、図5、図6に図示するように、いずれも、シリンダ孔30まで延びる。
シリンダ部20は、既述したとおり、装着部18と一体成形される略ブロック状の部位である。このシリンダ部20には、上下方向(略三角柱である装着部の軸方向)に延びるシリンダ孔30が形成されている。このシリンダ孔30は、後述する可動体14が挿通される孔で、その内部には、孔径を調整するためのカラー36が挿通される(図2参照)。このカラー36は、磁性材料からなり、後述する可動磁石50u,50dとの間に磁気吸引力を発揮することで、当該可動磁石50u,50dの移動を規制するラッチ機構として機能する磁性材料部としても機能する。カラー36の外径は、シリンダ孔30の孔径とほぼ同じとなっており、シリンダ孔30にカラー36を装着した際、カラー36の外表面とシリンダ孔30の内表面とが互いに密着できるようになっている。
また、カラー36には、上述した二つの進入路22,24および二つの排出路26,28と、シリンダ孔30と、を連通するための孔38,40,42,44が四つ形成されている。この四つの孔38,40,42,44は、いずれも、カラー36をシリンダ孔30に装着した際に、対応する進入路22,24または排出路26,28(正確には排出路26,28に連通する連通路32,34)に正対する位置に設けられている。ここで、この四つの孔38,40,42,44の位置関係について説明する。
カラー36に形成された四つの孔のうち、負圧進入路22に対応する負圧入口38と、正圧進入路24に対応する正圧入口40は、上下方向に並んで形成されている。また、負圧排出路26に対応する負圧出口42と、正圧排出路28に対応する正圧出口44は、上下方向に並んで形成されている。さらに、負圧入口38と負圧出口42は、周方向にほぼ隣接しており、正圧入口40と正圧出口44は周方向にほぼ隣接している。
次に、このシリンダ孔30に挿通される可動体14について図2、図7を用いて説明する。図7は、可動体14の分解断面図である。可動体14は、シリンダ孔30(正確にはシリンダ孔30に装着されたカラー36)に挿通されるシャフト46と、当該シャフト46の両端に螺合締結される磁石ホルダ52u,52d、および、磁石ホルダ52u,52dにより保持される可動磁石50u,50dから構成される。
シャフト46は、SUS303などの非磁性の剛性材料からなる軸部材である。このシャフト46は、軽量化のために中空となった管体となっている。そのため、シャフト46を含む可動体14全体を軽量化することができ、当該可動体14の駆動に要する消費電力を低減することができるようになっている。なお、シャフト46の両端には磁石ホルダ52の螺合を受け付ける雌ネジ60が形成されている。
ここで、このシャフト46は、カラー36の内径より僅かに小さい外径を有した大径部58と、当該大径部58より小径の外径を有した小径部56と、に大別される。小径部56の外径は、カラー36の内周面との間に、エアの通過を許容するエア通過空間を形成でき得る程度の大きさとなっている。一方、小径部56の両端から延びる大径部58は、カラー36の内径より僅かに小さい外径を有しており、カラー36に挿通された際、カラー36の内周面に近接するようになっている。
シリンダ孔30に挿通された状態で、このシャフト46が進退し、小径部56が、負圧入口38および負圧出口42に正対する位置まで移動すると、当該小径部56とカラー36との間に形成されたエア通過空間を介して負圧エアの通過が許容される。同時に、正圧入口40および正圧出口44は、カラー36の内径より僅かに小さい外径を有した大径部58により遮蔽されることになるため、正圧エアの通過はほぼ阻害される。
また、小径部56が、正圧入口40および正圧出口44に正対する位置まで移動すると、当該小径部56とカラー36との間に形成されたエア通過空間を介して正圧エアの通過が許容される。同時に、負圧入口38および負圧出口42は、大径部58により遮蔽されることになるため、負圧エアの通過はほぼ阻害される。つまり、シャフト46が進退することで、ノズルへの負圧エアおよび正圧エアを切替供給できるようになっている。
なお、実際には、大径部58とカラー36の内周面との間には、シャフト46の進退を許容するための微小隙間が生じている。この微小隙間を通じて、極めて微量ながらエアのリークが発生する。この微量のエアは、シャフト46を浮上させるエアベアリングとして機能する。その結果、シャフト46やカラー36の摩耗を低減できる。
シャフト46の両端には、磁石ホルダ52u,52dを介して一対の可動磁石、すなわち、上側可動磁石50uおよび下側可動磁石50d(以下、上下を区別しない場合は、添字のu,dを省略する。他部材も同じ)が固着されている。各可動磁石50は、ネオジム磁石などの永久磁石からなる円盤状磁石である。この可動磁石50が、駆動部16から磁力を受けることにより、可動体14が進退することになるが、これについては後に詳説する。なお、図1に図示するように、シャフト46の両端に設けられた二つの可動磁石50は、互いに同極が向かいあうように(図示例では互いにN極が向かいあうように)設置される。
可動磁石50を保持する磁石ホルダ52は、SUS303C等の非磁性の剛性材料からなる。この磁石ホルダ52の上面には、可動磁石50を収容保持するための円形の凹部が形成されている。また、磁石ホルダ52の底面からは、シャフト46に螺合締結される雄ネジ部53が突出形成されている(図7参照)。なお、本実施形態では、二つの磁石ホルダ52u,52dのいずれをもシャフト46から着脱自在の構成としているが、磁石ホルダ52u,52dのうちの少なくとも一方を、シャフト46と一体成形して、部品点数の削減を図ってもよい。
ここで、既述したとおり、本実施形態では、シャフト46等から構成される可動体14を進退させることで負圧エアと正圧エアを切替供給するが、この可動体14の進退位置は、磁石ホルダ52の底面が、シリンダ部20の外表面に当接することで規制される。別の見方をすれば、磁石ホルダ52の底面は、可動体14の進退の度にシリンダ部20の外表面に衝突することになる。この衝突時の衝撃を低減し、磁石ホルダ52およびシリンダ部20の破損を防止するために、磁石ホルダ52の底面にはダンパ部材54が設けられている。ダンパ部材54は、POM(ポリアセタール)等の非磁性かつ耐磨耗性に優れた材料からなる円盤状の部材で、その中央には、磁石ホルダ52の底面から突出する雄ネジ部の通過を許容する貫通孔が形成されている。かかるダンパ部材54を、磁石ホルダ52の底面に固着することで、可動体14の進退に伴って磁石ホルダ52およびシリンダ部20が受ける衝撃を低減できる。その結果、メカニカルバルブ10の寿命低下を防止できる。また、このダンパ部材54は、磁性材料からなるシリンダ部20と、可動磁石50と、の距離を調整し、適切なラッチ力を得るためのスペーサとしても機能するが、これについては後に詳説する。なお、磁石ホルダ54を、POM(ポリアセタール)等のダンパ性に優れた材料からなる成形部品とし、磁石ホルダ54そのものにダンパ機能を持たせて、ダンパ部材は省略してもよい。
次に、駆動部16について詳説する。駆動部16は、図1に図示するように、電磁石62や、シャフト46の進退状況を検出するセンサ68、電磁石62やセンサ68などを保持するベース70、および、電磁石62を駆動する駆動回路(図1では図示せず)などから構成される。
電磁石62は、各可動磁石50に対応して一つずつ設けられており、対応する可動磁石50に対向配置されている。各電磁石62は、駆動回路に接続された励磁コイル66と、当該励磁コイル66の磁心として機能する固定磁石64と、から構成される。励磁コイル66は、駆動回路からの電流供給を受けて励磁し、当該励磁により生じる磁力により対応(対向)する可動磁石50、ひいては、当該可動磁石50に連結されたシャフト46を移動させる。
固定磁石64は、ネオジム磁石などの永久磁石からなり、励磁コイル66の中央に配置されている。この固定磁石64は、励磁コイル66の磁心として機能することで、当該励磁コイル66で生じる磁界強度を向上させる。また、固定磁石64は、対応する可動磁石50と、互いに同極が向かい合うような(図示例では互いにS極が向かいあうような)配置となっている。したがって、固定磁石64と可動磁石50との間には、励磁コイル66の励磁状況に関わらず、常に、一定の磁気反発力が発生している。この固定磁石64と可動磁石50との間に生じる磁気反発力は、シャフト46の移動を補助するバイアス力として機能するが、これについても、後に詳説する。
可動体14の進退状況は二つのセンサ68により検出される。各センサ68は、対象物に検出光を照射し、その際、得られる反射光の状態などに基づいて当該対象物の有無や距離を検知する光学式非接触センサである。このセンサ68は、予め規定された高さ位置に固定設置されている。具体的には、上側センサ68uは、可動体14が上方向に移動した際に、上側磁石ホルダ52uに向かって検出光を照射できる高さ位置に設置されている。また、下側センサ68dは、可動体14が下方向に移動した際に、下側磁石ホルダ52dに向かって検出光を照射できる高さ位置に設置されている。そして、上位制御装置(図示せず)は、このセンサ68での検出結果に基づいて、可動体14の移動状況を判断し、その判断結果に応じてバルブ10の駆動を制御する。すなわち、上位制御装置は、上側センサ68uで上側磁石ホルダ52uが検出でき、下側センサ68dで下側磁石ホルダ52dが検出できなかった場合には、可動体14は上方向に移動していると判断する。逆に、上側センサ68uで上側磁石ホルダ52uが検出できず、下側センサ68dで下側磁石ホルダ52dが検出できた場合、可動体14は下方向に移動していると判断する。
ここで、従来のバルブの多くは、弁体そのものではなく、当該弁体を駆動する駆動部16の部品、たとえば、モータの回転量や、カムなどの伝達部品、電磁プランジャなどの位置を検出することで弁体の位置を代替検出していた。そのため、弁体そのものの不具合、例えば、弁体の破損や、弁体のスタック(詰まり)などを検出することは困難であった。一方、本発明では、弁体である可動体14の位置を直接センサ68で検出している。そのため、弁体(可動体14)そのものの不具合も確実に検出できる。また、制御対象である弁体そのもの位置を検出しているため、検出結果に含まれる時間遅れを低減することができ、より適切な制御が可能となる。
次に、励磁コイル66を駆動する駆動回路について説明する。図8A、図8Bは、励磁コイル66に接続される駆動回路の回路図である。図8Aに図示するように、ファンクションジェネレータ80から出力された駆動信号は、NOT回路および第一回路81を経てB1端子に出力される。また、駆動信号(方形パルス信号)は、第二回路82を経てB2端子にも出力される。第一回路81および第二回路82は、同一の構成を有しており、入力された駆動信号のデューティ比を調整する。具体的には、第一回路81および第二回路82は、タイミングジェネレータ80から出力されたデューティ比0.5の駆動信号を、デューティ比0.02〜0.06程度の信号に変換する。デューティ比が変換された信号は、B1端子およびB2端子を経て、図8Bに図示するフルブリッジ回路84に入力される。このフルブリッジ回路84は、ブラシ付モータの正逆回転などに利用される回路で、集積化されて市場に多数流通している汎用の回路である。このフルブリッジ回路84の出力端子OUT1,OUT2には、励磁コイル66が接続されている。この励磁コイル66には、B1に「1」、B2に「0」を入力することで矢印a方向の電流が供給される。逆に、B1に「0」、B2に「1」を供給すると、励磁コイル66には矢印b方向の電流が供給される。本実施形態では、この駆動回路を用いて、二つの励磁コイル66に互いに逆向きの電流を供給する。そして、これにより一方の励磁コイル66と対応する可動磁石50との間には磁気反発力を、他方の励磁コイル66と対応する可動磁石50との間には磁気吸引力を発生させる。また、負圧エアと正圧エアとを切り替える場合には、B1およびB2に入力する駆動信号を反転させて、各励磁コイル66に流す電流の向きを逆転させる。つまり、本実施形態において、各励磁コイル66は、プッシュプルの電流動作をする。ここで、既述したとおり、本実施形態では、フルブリッジ回路84に入力される信号のデューティ比を低減し、励磁コイル66への通電時間を駆動周期に比して小さくしている。これにより、消費電力および励磁コイル66の発熱量が低減される。通電時の電流量が十分であれば、瞬間的な通電であっても、可動体14は問題なく駆動させることができる。また、ここで例示した駆動回路は、一例であり、可動体14を駆動できるのであれば、適宜、他の構成の回路を用いてもよい。
次に、このメカニカルバルブ10の駆動の様子について図9、図10を用いて説明する。図9、図10は、メカニカルバルブ10の要部断面図であり、図9は、正圧エア供給時の様子を、図10は負圧エア供給時の様子をそれぞれ示している。
正圧エアを供給する場合、図9に図示するように、可動体14は、シャフト46の小径部56が正圧入口40および正圧出口44に正対する位置まで移動する。その結果、正圧入口40および正圧出口44は、小径部56とカラー36の内周面との間に形成される通過空間に開放される。そして、正圧入口40から26進入した正圧エアが、通過空間、正圧出口44を経て、ノズルに供給される。一方、このとき、負圧入口38および負圧出口42は、いずれも、シャフト46の大径部58により遮蔽されるため、シリンダ孔30への負圧エアの侵入は阻害される。
この正圧エア供給時に可動体14に作用する力について説明する。可動体14が、下限位置まで移動した場合、駆動回路は、励磁コイル66への通電を中断する。したがって、正圧エア供給時、可動磁石50と対応する励磁コイル66との間には、磁気的作用は生じないことになる。この励磁コイル66への通電を中断した際に、可動体14に作用する力は、図9において実線の矢印のようになる。すなわち、固定磁石64は、励磁コイル66への通電状況に関わらず、常に磁力を発揮する永久磁石である。また、固定磁石64と対応する可動磁石50は、互いに同極が向かい合うように配置されている。したがって、上側固定磁石64uと上側可動磁石50uとの間には磁気反発力Faが、また、下側固定磁石64dと下側可動磁石50dとの間には磁気反発力Fbが生じている。ここで、正圧エア供給時、可動体14は、下側に移動しているため、上側の磁石間距離は、下側の磁石間距離に比して大きい。そのため、上側の磁気反発力Faは、下側の磁気反発力Fbに比して小さくなる(Fb>Fa)。つまり、可動磁石50および固定磁石64の間に生じる磁気反発力により、可動体14には、(Fb−Fa)の大きさを持った上向きの磁気的力が作用することになる。この上向きの磁気的力により可動体14が上方向に移動すると正圧エアの供給を継続することができず、問題となる。
そこで、本実施形態では、シリンダ部20(本体12)を磁性材料部(カラー36)を含む構成とし、当該シリンダ部20の磁性材料部(カラー36)と可動磁石50との間に生じる磁気吸引力を、正圧エア供給状態を維持するラッチ力として利用している。すなわち、シリンダ部20を磁性材料部を含む構成とした場合、上側可動磁石50uとシリンダ部20との間には磁気吸引力Fcが、下側可動磁石50dとシリンダ部20との間には磁気吸引力Fdが、それぞれ生じることになる。ただし、正圧エア供給時、上側可動磁石50uとシリンダ部20との距離は、下側可動磁石50dとシリンダ部20との距離に比して小さいため、上側に生じる磁気吸引力Fcは、下側に生じる磁気吸引力Fdに比して大きい(Fc>Fd)。その結果、可動磁石50とシリンダ部20との間に生じる磁気吸引力にだけ着目すると、可動体14には、(Fc−Fd)の大きさを持った下向きの磁気的力が生じることになる。本実施形態では、この磁気吸引力により生じる磁気的力(Fc−Fd)が、磁気反発力により生じる磁気的力(Fb−Fa)より大きくなるように、各磁石の磁束密度や、各部の位置関係、例えば、ダンパ部材54の厚みなどを調節している。その結果、正圧エア供給時、可動体14には、総合的には、下向きの力が作用することになり、可動体14が下側に移動した正圧エア供給状態を維持することが出来るようになっている。
続いて、この正圧エア供給状態から負圧エア供給状態(図9の状態から図10の状態)に切り替える場合について説明する。この場合、駆動回路は、二つの励磁コイル66u,66dに逆向きの電流を供給する。図9における破線矢印は、この通電により生じる磁気的力を示している。すなわち、正圧エア供給状態から負圧エア供給状態に切り替える場合、駆動回路は、下側励磁コイル66dには、下側可動磁石50dとの間に生じる磁気反発力Fbを増加させるような向きの電流を流す。別の見方をすれば、駆動回路は、下側電磁石62dが、下側可動磁石50dとの間に磁気反発力Ffを生じる電磁石となるような向きの電流を流す。
一方、駆動回路は、上側励磁コイル66uには、下側励磁コイル66dとは逆向きの電流を供給する。その結果、上側電磁石62uには、上側可動磁石50uとの間に生じる磁気反発力Faを減少させるような磁力Feが生じる。換言すれば、逆向き電流の供給により、上側電磁石62uは、上側可動磁石50uとの間に磁気吸引力Feを生じる電磁石となる。
つまり、駆動回路による電流供給により、可動体14には、それまで作用していた上向きの磁気的力(Fb+Fd)および下向きの磁気的力(Fa+Fc)に加えて、さらに、上向きの磁気的力(Fe+Ff)も作用することになる。そして、この電流供給により生じる上向きの磁気的力(Fe+Ff)が、ラッチ力(Fa+Fc−Fb−Fd)を上回った時点で、可動体14は、上方向へと移動する。そして、最終的に、図10に図示するように、下側ダンパ部材54dが、シリンダ部20の端面に当接した時点で停止する。
このとき、シャフト46の小径部56は、負圧入口38および負圧出口42に正対する。その結果、負圧入口38および負圧出口42は、小径部56とカラー36の内周面との間に形成される通過空間に開放される。そして、負圧入口38から進入した負圧エアが、通過空間、負圧出口42を経て、ノズルに供給される。一方、このとき、正圧入口40および正圧出口44は、いずれも、シャフト46の大径部58により遮蔽されるため、シリンダ孔30への正圧エアの侵入は阻害される。
この状態が、センサ68で検出されれば、駆動回路は、励磁コイル66への電流供給を中断する。このとき可動体14に作用する力は、正圧エア供給時とほぼ同じである。すなわち、可動体14には、上側可動磁石50uと上側固定磁石64uとの間に生じる磁気反発力Faにより下向きの磁気的力が作用しているが、それ以上に大きな磁気吸引力Fd(上向きの磁気的力)が下側可動磁石50dとシリンダ部との間に生じている。そのため、可動体14は、負圧エア供給状態を維持し続ける。
負圧エア供給状態から再び正圧エア供給状態(図10の状態から図9の状態)に切り替える場合には、再度、励磁コイル66に電流を供給すればよい。図10における破線矢印は、この通電により生じる磁気的力を示している。すなわち、この場合、供給される電流の向きは、負圧エア供給状態に切り替える場合とは、逆向きとなる。すなわち、下側励磁コイル66dには、下側可動磁石50dとの間に生じる磁気反発力Fbを低減させるような向きの電流を流す。また、上側励磁コイル66uには、上側可動磁石50uとの間に生じる磁気反発力Faを増加させるような向きの電流を供給する。これにより、可動体14は、再び、下方向に移動し、図9に図示するような正圧エア供給状態に移行する。
以上の説明から明らかなとおり、本実施形態では、磁力を利用して、負圧エアと正圧エアとの切り替えを実現している。そのため、モータ等を利用する場合に比べて、非常に高速での切り替えが可能となる。また、カムなどの駆動力伝達機構が不要であるため、モータ等を利用する場合に比して、小型化することができる。さらに、単一の可動体14を進退させることで、負圧エアと正圧エアとを切り替え供給する構成であるため、特許文献1のように二つのロッドを進退させるようなバルブに比して、小型化でき、また、部品点数を低減することができる。
ところで、これまでの説明で明らかなとおり、本実施形態では、固定磁石64を磁心とする励磁コイル66、すなわち、コアコイルを用いて可動体14を駆動している。ここで、コアコイルに代えて、空芯コイルを用いる場合、すなわち、固定磁石64を省略し、励磁コイル66のみで可動体14を駆動する場合も考えられる。しかし、空芯コイルで、可動体14を移動させるに足る磁力を得るためには、当該空芯コイルに大電流を供給する必要があり、通電時間を短縮したとしても消費電力の増加を招く。また、電流増加に伴い、発熱量も増えるため、ヒートシンクなどの放熱部材を新たに設ける必要が生じてくる。その結果、バルブの大型化や、部品点数の増加、ひいては、コストアップといった問題を招く。もちろん、空芯コイルと可動磁石50との間隙を狭めることで、可動磁石50に作用する磁力を増加させることはできる。しかし、空芯コイルと可動磁石50との間隙が過度に小さい場合、当該バルブの組み立て精度を維持することが困難になるという新たな問題が発生する。
こうした問題を避けるために、本実施形態では磁心を有した励磁コイル66を用いている。また、この磁心として、永久磁石(固定磁石64)を用いることにより、当該永久磁石と可動磁石50との間に生じる磁気反発力が、バイアス力として作用する。その結果、励磁コイル66に供給する電流量が比較的小さくても、十分な駆動力を得ることができ、消費電力を低減することができる。
なお、本実施形態では、磁心として永久磁石を用いているが、磁力によるバイアス力を付加できるのであれば、電磁石を磁心(固定磁石64)として用いてもよい。すなわち、鉄心にコイルを巻回した電磁石を、各可動磁石50に対向して配置し、さらに、この電磁石の周囲に励磁コイル66を巻回するようにしてもよい。そして、対応する可動磁石50との間に磁気的力を作用させたくない場合には、適宜、電磁石のコイルへの通電を中断するようにしてもよい。
また、以上の説明では、各部に作用する磁気的力のみを説明してきたが、上下方向に可動する可動体14には、重力も作用する。その結果、下方向に移動する場合に比して、上方向に移動する場合のほうが、より大きな力を有することになる。そこで、この重力に起因する移動に要する力の相違を吸収するべく、上側に配置する磁石の強度と、下側に配置する磁石の強度と、を異ならせるようにしてもよい。また、本明細書では、電子部品自動装着装置に利用されるメカニカルバルブの構成を例に挙げて説明したが、当然ながら、他の装置に組み込まれるメカニカルバルブに応用してもよく、また、切り替え供給するエア種類も負圧エアおよび正圧エアに限定されるものではない。
本発明の実施形態であるメカニカルバルブの断面図である。 本体および可動体の分解斜視図である。 本体の図2におけるA方向視図である。 図3におけるB−B断面図である。 図3におけるC−C断面図である。 図3におけるD−D断面図である。 可動体の分解断面図である。 駆動回路の一部を示す図である。 駆動回路の残りの一部を示す図である。 正圧エア供給時におけるメカニカルバルブの要部断面図である。 負圧エア供給時におけるメカニカルバルブの要部断面図である。
符号の説明
10 メカニカルバルブ、12 本体、14 可動体、16 駆動部、18 装着部、20 シリンダ部、30 シリンダ孔、36 カラー、38 負圧入口、42 負圧出口、40 正圧入口、44 正圧出口、46 シャフト、50 可動磁石、52 磁石ホルダ、54 ダンパ部材、56 小径部、58 大径部、62 電磁石、64 固定磁石、66 励磁コイル、68 センサ。

Claims (5)

  1. その内周面に、第一エアの通過を許容する第一エア口と、第二エアの通過を許容する第二エア口と、が形成されたシリンダと、
    前記シリンダに進退自在に挿通されたシャフトであって、進出することで前記第一エア口を開放するとともに第二エア口を閉鎖し、退避することで前記第二エア口を開放するとともに第一エア口を閉鎖するシャフトと、
    前記シャフトを進退駆動させる駆動手段と、
    を備え、
    前記駆動手段は、
    永久磁石からなり、前記シャフトの両端に設けられた一対の可動磁石と、
    各可動磁石に対向して設けられた一対の電磁石であって、励磁した際に対応する可動磁石との間に生じる磁力により前記シャフトを進退させる一対の電磁石と、
    前記一対の電磁石を励磁させる駆動回路と、
    を備えることを特徴とするメカニカルバルブ。
  2. 請求項1に記載のメカニカルバルブであって、
    前記電磁石の磁心は、対向する可動磁石との間に磁気反発力を生じさせる磁石であることを特徴とするメカニカルバルブ。
  3. 請求項1または2に記載のメカニカルバルブであって、
    前記シリンダの少なくとも両端近傍には、磁性材料からなり、可動磁石との間に磁気吸引力を発揮することで、当該可動磁石の移動を規制するラッチ機構として機能する磁性材料部が設けられていることを特徴とするメカニカルバルブ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のメカニカルバルブであって、
    前記シャフトは、その内部が空洞であることを特徴とするメカニカルバルブ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のメカニカルバルブであって、
    前記第一エア口は、前記第一エアの進入を許容する第一エア入口と、当該第一エア入口と周方向に並んで配置されるとともに第一エアの排出を許容する第一エア出口と、を含み、
    前記第二エア口は、前記第二エアの進入を許容する第二エア入口と、当該第二エア入口と周方向に並んで配置されるとともに第二エアの外部排出を許容する第二エア出口と、を含み、
    前記シャフトは、
    前記シリンダの内径とほぼ同一の大径部であって、シャフト進出時には第二エア入口および第二エア出口を閉鎖し、シャフト退避時には第一エア入口および第一エア出口を閉鎖する大径部と、
    前記シリンダの内周面との間にエアの通過を許容する通過空間を形成する小径部であって、シャフト進出時には第一エア入口および第一エア出口を開放し、シャフト退避時には第二エア入口および第二エア出口を開放する小径部と、
    を有することを特徴とするメカニカルバルブ。
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