JP2009144603A - 電動コンプレッサ - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータ回路200を冷却する。
【解決手段】インバータ装置20は、インバータケーシング23を備え、この
インバータケーシング23のインバータケーシング本体22には、各冷媒流路29が設けられている。各冷媒流路29に冷媒が流れる際に、インバータ回路200と冷媒との間で熱交換してインバータ回路200が冷却される。これに加えて、コンプレッサハウジング10のモータ収納部10cに冷媒が流れることにより、電動モータ部40Aが冷却される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動コンプレッサに関する。
従来、電動コンプレッサでは、コンプレッサハウジング内に収納される電動モータ部および圧縮部と、電動モータ部を駆動する駆動回路と、コンプレッサハウジングの外壁に装着され、かつ駆動回路を収納する駆動回路用ケーシングとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいては、コンプレッサハウジングには冷媒流路が形成されており、冷媒が圧縮部の作動に伴って冷媒流路を流れ、駆動回路は、冷媒流路内の冷媒との間で熱交換して冷却されるようになっている。
特開2003−2262187号公報
上述の電動コンプレッサでは、冷媒流路はコンプレッサハウジングに設けられているので、冷媒流路内の冷媒は、電動モータ部の発熱の影響を受けやすい。したがって、冷媒流路内の冷媒は、電動モータ部により加熱されるので、駆動回路に対する冷却性能が悪化する。
本発明は、上記点に鑑み、駆動回路の冷却性能を向上させることができる電動コンプレッサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
コンプレッサハウジング(10)と、
前記コンプレッサハウジングに収納される電動モータ部(40A)と、
前記コンプレッサハウジングに収納され、前記電動モータ部により駆動されて冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮部(30)と、
前記電動モータ部を駆動する駆動回路(200)と、
前記コンプレッサハウジングの外壁に装着され、前記駆動回路を収納する駆動回路用ケーシング(23)と、を備える電動コンプレッサであって、
前記駆動回路用ケーシングには、冷媒を流す冷媒流路(29)が設けられており、
前記駆動回路は、前記冷媒流路に流れる冷媒との間で熱交換して冷却されるようになっていることを特徴とする。
したがって、駆動回路用ケーシングに冷媒流路が設けられているので、冷媒流路内の冷媒が電動モータ部により加熱され難い。よって、この冷媒により駆動回路が冷却されることにより、駆動回路の冷却性能を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1記載の電動コンプレッサにおいて、前記駆動回路用ケーシングは、前記コンプレッサハウジングの外壁に装着され、かつ前記駆動回路が配設される底面部(22a)と、前記底面部に対して前記コンプレッサハウジングの反対側に突出し、かつ前記駆動回路を挟むように配置される第1、第2の側壁部(22b、22c)とを有しており、
前記第1、第2の側壁部のうち少なくとも一方には、前記冷媒流路が形成されていることを特徴とする。
これにより、第1、第2の側壁部は、底面部に対してコンプレッサハウジングの反対側に突出するように形成されているので、第1、第2の側壁部内の冷媒流路は、電動モータ部の発熱の影響を受け難くなる。このため、第1、第2の側壁部のうち一方の側壁部に冷媒流路を設ければ、この冷媒流路を流れる冷媒により駆動回路をより良好に冷却することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の電動コンプレッサにおいて、
前記駆動回路用ケーシングは、前記駆動回路が配設され、かつ前記コンプレッサハウジングの外壁に装着される底面部(22a)を有しており、
前記底面部には、前記冷媒流路が形成されていることを特徴とする。
これにより、駆動回路の冷却性能をより良好一層向上させることができる。
具体的には、請求項4に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電動コンプレッサにおいて、
前記駆動回路用ケーシングは、
前記冷媒が外部から流入する流入部(24b)を有する第1のケーシングエンドキャップ(21a)と、
前記冷媒を前記コンプレッサハウジング内に導入する導入部(26)を有する第2のケーシングエンドキャップ(21b)と、
前記第1、第2のケーシングエンドキャップの間に配設され、前記流入部からの冷媒を前記導入部に向けて流す流路としての前記冷媒流路が形成されている駆動回路用ケーシング本体(22)と、を備えるように構成してもよい。
この場合、請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の電動コンプレッサにおいて、 前記駆動回路用ケーシング本体は、前記冷媒流路が直線状に延びるように形成されているものであり、
前記駆動回路用ケーシング本体は、押出成形により成形されているものを用いることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項4または5に記載の電動コンプレッサにおいて、前記第1のケーシングエンドキャップには、前記コンプレッサハウジングに対して反対側に開口して前記外部の冷媒配管が挿入される挿入部(24a)が設けられており、
前記冷媒配管が前記挿入部に挿入された状態で、前記冷媒配管からの冷媒が前記流入部に流入するようになっていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電動コンプレッサにおいて、前記駆動回路用ケーシング本体の内側には、前記駆動回路と前記冷媒流路内の冷媒との間の前記熱交換を促進する凹凸部(410)が設けられていることを特徴とする。
これにより、駆動回路の冷却性能をより向上させることができる。
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電動コンプレッサにおいて、
前記冷媒流路の内壁には、前記駆動回路と前記冷媒流路内の冷媒との間の前記熱交換を促進する凹凸部が設けられていることを特徴とする。
これにより、駆動回路の冷却性能をより向上させることができる。
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電動コンプレッサにおいて、
前記コンプレッサハウジングには、前記第2のケーシングエンドキャップの導入部(26)に連通して、かつ前記電動モータ部を収納するモータ収納部(10c)が設けられており、
前記圧縮部は、前記電動モータ部により駆動されて、前記冷媒を吸入することにより、前記第2のケーシングエンドキャップの導入部からの冷媒を前記モータ収納部内を通して前記圧縮部側に流すようになっていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明では、請求項9に記載の電動コンプレッサにおいて、
前記第2のケーシングエンドキャップには、前記コンプレッサハウジング側に突出するように形成される突出部(25)が設けられており、
前記コンプレッサハウジングには、前記第2のケーシングエンドキャップの前記突出部が挿入される挿入部(17)が設けられており、
前記導入部は、前記突出部内部を通して前記冷媒流路と前記モータ収納部との間を連通するように形成され、前記冷媒流路から冷媒を前記モータ収納部に導くようになっていることを特徴とする。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1〜図3に本発明の第1実施形態の車両用コンプレッサを示す。図1は本実施形態の車両用コンプレッサの正面図を示し、図2は車両用コンプレッサの上面図(図1中矢印X方向から視た図)を示し、図3は車両用コンプレッサの内部構造を示す。
車両用コンプレッサは、凝縮器、減圧器、および蒸発器とともに、自動車の空調装置用の冷凍サイクル装置を構成している。
車両用コンプレッサは、図1に示すように、コンプレッサハウジング10を備えており、コンプレッサハウジング10の外壁の取付面16には、インバータ装置20が装着されている。
コンプレッサハウジング10は、伝熱性の高い鉄等の金属からなるもので、図3に示すように、回転軸42を中心とする略円筒状に形成されており、コンプレッサハウジング10の軸線方向の一端側には、冷媒吐出口11bが設けられている。
コンプレッサハウジング10内部には、モータ収納部10cが設けられており、モータ収納部10c内部には電動モータ部40Aが配置されている。電動モータ部40Aは、回転軸42を介してコンプレッサ本体30を回転駆動する。具体的には、電動モータ部40Aは、ステータコア40、ロータ41、回転軸42、およびステータコイル43から構成されている。
回転軸42は、軸受け44と図示しない他の軸受けにより回転自在に支持されている。回転軸42は、ロータ41から受ける回転駆動力をコンプレッサ本体30に伝える。軸受け44および他の軸受けは、コンプレッサハウジング10により支持されている。
ロータ41は、永久磁石からなるもので、中空部を有する筒状に形成されているものであり、ロータ41の中空部内には、回転軸42が圧入されている。これにより、ロータ41に対して回転軸42が固定されることになる。ロータ41は、ステータコア40から発生される回転磁界に基づいて、回転軸42とともに回転する。
ステータコア40は、ロータ41(回転軸42)に対して径外方向に配置されており、ステータコア40は、コンプレッサハウジング10内において略環状に形成されている。ステータコア40は、磁性体からなるもので、コンプレッサハウジング10の内周面から支持されている。ステータコイル43は、ステータコア40に対して回巻きされている。
コンプレッサ本体30は、スクロール型コンプレッサであり、コンプレッサ本体30は、電動モータ部40Aの回転軸42からの回転駆動力によって旋回して冷媒を吸入、圧縮、吐出する。
インバータ装置20(モータ駆動装置)は、図1に示すように、インバータケーシング(駆動回路用ケーシング)23を備えており、インバータケーシング23は、ケーシングエンドキャップ21a、21bおよびインバータケーシング本体22から構成されている。
ケーシングエンドキャップ21aは、蒸発器側からの外部冷媒配管(図示省略)が挿入される挿入部24aと、外部冷媒配管からの冷媒が流入する流入部24bを備える第1のケーシングエンドキャップを構成する。挿入部24aは、コンプレッサハウジング10に対して反対側(図3中上側)に開口している。これにより、外部冷媒配管が挿入部24aに挿入された状態で、外部冷媒配管からの冷媒が流入部24bに流入することになる。
インバータケーシング本体22(駆動回路用ケーシング本体)は、ケーシングエンドキャップ21aに隣接して配置されており、インバータケーシング本体22は、図4に示す図1中のA−A断面図(インバータケーシング本体22だけを示す)の如く、断面コ字状に形成されている。
具体的には、インバータケーシング本体22は、底面部22a、および第1、第2の側壁部22b、22cを備えており、第1、第2の側壁部22b、22cは、底面部22aを挟むように配置されている。
ここで、底面部22aは、コンプレッサハウジング10の外壁の取付面16に装着される。底面部22aには、インバータ装置20が配設される。第1、第2の側壁部22b、22cは、底面部22aに対してコンプレッサハウジング10の反対側に突出し、かつインバータ装置20を挟むように配置されている。
第1、第2の側壁部22b、22c、および底面部22aには、断面長円形状の冷媒流路29がそれぞれ設けられており、冷媒流路29は直線状に延びるように形成されている。複数の冷媒流路29のそれぞれには、ケーシングエンドキャップ21aの流入部24bからの冷媒が流れる。
また、インバータケーシング本体22内部には、図5に示すように、インバータ回路200が設けられており、インバータ回路200は、回路基板210aおよび半導体、抵抗素子等の電子部品210bとから構成されるモータ駆動電気回路である。インバータ回路200は、電動モータ部40Aのステータコイル43に電力供給して電動モータ部40Aを駆動する。
ケーシングエンドキャップ21bは、突出部25および導入部26を備える第2のケーシングエンドキャップを構成している。突出部25は、コンプレッサハウジング10側に突出するように形成されており、突出部25は、コンプレッサハウジング10の挿入部17に挿入される。
突出部25には、Oリング25aが装着されており、このOリング25aにより突出部25の外壁および挿入部17の内壁の間が密閉されている。挿入部17は、突出部25内部を通してモータ収納部10cに連通する中空部を構成している。これにより、インバータケーシング本体22内の各冷媒流路29からの冷媒をモータ収納部10c内に導くことになる。
ここで、ケーシングエンドキャップ21a、21bおよびインバータケーシング本体22は、アルミニウム等から形成されており、インバータケーシング本体22としては各冷媒流路29が押出成形により成形されているものが用いられている。
ケーシングエンドキャップ21a、21bは、図2に示すように、ネジ等の締結部材Nbによりコンプレッサハウジング10の取付面16(図1参照)に締結されている。
インバータケーシング本体22とケーシングエンドキャップ21aとはろう付け等により接合されており、インバータケーシング本体22とケーシングエンドキャップ21bとはろう付け等により接合されている。
なお、図3中符号aは、インバータケーシング本体22とケーシングエンドキャップ21aとの間の接合面を示し、図3中符号bは、インバータケーシング本体22とケーシングエンドキャップ21bとの間の接合面を示す。
インバータケーシング23は、蓋部24を備えており、蓋部24はインバータ回路200を覆うように形成されている。蓋部24は、ネジ等の締結部材Naによりケーシングエンドキャップ21a、21bに対して締結されている。蓋部24は、アルミニウム、鉄等の金属等の熱伝導性能の高い材料からなる。
以上のように構成される本実施形態の車両用コンプレッサの作動について説明する。
まず、インバータ装置20が電源投入されて、電動モータ部40Aのステータコイル43に対して駆動電流を流す。これに伴って、ステータコア40から回転磁界が発生するため、ロータ41に対して回転力が発生する。すると、ロータ41が回転軸42とともに回転する。したがって、コンプレッサ30は、回転軸42からの回転駆動力によって旋回して冷媒を吸入、圧縮、吐出する。
ここで、蒸発器側からの冷媒は、ケーシングエンドキャップ21aの流入部24bから流入され、その後、インバータケーシング本体22の各冷媒流路29内を流れ、この冷媒がケーシングエンドキャップ21bの導入部26に到達すると、冷媒は、導入部26からコンプレッサハウジング10内に入る。
次に、冷媒がモータ収納部10cを通過してコンプレッサ本体30側に流れ、この冷媒がコンプレッサ本体30により圧縮されると、この冷媒が冷媒吐出口11bから凝縮器側に吐出される。
以上説明した本実施形態によれば、インバータケーシング本体22の各冷媒流路29内に冷媒が流れる際に、インバータ回路200と冷媒との間で熱交換してインバータ回路200が冷却される。これに加えて、コンプレッサハウジング10のモータ収納部10cに冷媒が流れることにより、電動モータ部40Aが冷却される。
本実施形態では、インバータケーシング本体22の第1、第2の側壁部のうちには、冷媒流路29が形成されている。これにより、第1、第2の側壁部22b、22cは、底面部22aに対してコンプレッサハウジング10の反対側に突出するように形成されているので、第1、第2の側壁部22b、22cの冷媒流路29は、電動モータ部40Aの発熱の影響を受け難くなる。このため、第1、第2の側壁部22b、22cに冷媒流路29を設ければ、この冷媒流路29を流れる冷媒によりインバータ装置20をより良好に冷却することができる。
さらに、インバータケーシング本体22の底面部22aには、冷媒流路29が設けられているので、底面部22a内の冷媒流路29を流れる冷媒によりインバータ装置20をより一層良好に冷却することができる。
また、インバータケーシング23は、インバータケーシング本体22とケーシングエンドキャップ21aとがろう付け等により接合され、かつインバータケーシング本体22とケーシングエンドキャップ21bとがろう付けにより接合されたものである。このため、インバータケーシング本体22として押出成形により成形されているものを容易に用いることができる。
なお、上述の実施形態では、第1、第2の側壁部22b、22cのうち一方に冷媒流路29を設けた例について説明したが、これに限らず、第1、第2の側壁部22b、22cの両方に冷媒流路29を設けるようにしてもよい。
(第2実施形態)
本第2実施形態では、車両用コンプレッサ以外の他の部位に装着されるインバータ装置20に本発明のモータ駆動装置を適用した例について図6を参照して説明する。図6において、図3と同一符号のものは同一のものを示してその説明を省略する。
本実施形態のインバータ装置20は、上述の第1実施形態のインバータ装置20と実質的に同一の構成であり、ケーシングエンドキャップ21aの挿入部24aには蒸発器側の冷媒配管330がコネクタ320を介して結合されている。一方、インバータ装置20のケーシングエンドキャップ21bの突出部25は、凝縮器側の冷媒配管310がコネクタ300を介して結合されている。
(第3実施形態)
本第3実施形態では、上述の第1実施形態のインバータケーシング本体の内壁に熱交換フィンを設ける例について説明する。図7に本実施形態のインバータケーシング本体22の断面図を示す。
本実施形態のインバータケーシング本体22の第1、第2の側壁部22b、22cの内壁面401、402には、複数の放熱フィン(凹凸部)410が設けられている。
複数の熱交換フィン410は、内壁面401、402からそれぞれ突出する突出部から構成されている。
ここで内壁面401、402はそれぞれインバータ回路200に向けて形成されている。このため、熱交換フィン410は、内壁面401、402をそれぞれ凹凸状に形成して、内壁面401、402の表面積を上述の第1実施形態に比べて拡げることができる。したがって、インバータ回路200の冷却性能を向上させることができる。
(第4実施形態)
上述の第3実施形態では、インバータケーシング本体22の第1、第2の側壁部22b、22cの内壁面401、402を凹凸状に形成した例について説明したが、これに代えて、本第4実施形態では、冷媒流路29の内壁面を凹凸状に形成してもよい。これにより、冷媒流路29の内壁面を上述の第1実施形態に比べて拡げることができるので、インバータ回路200の冷却性能を向上させることができる。
(他の実施形態)
上述の第1、第2の実施形態では、コンプレッサハウジング11としては、金属製の部材を用いた例について説明したが、これに限らず、コンプレッサハウジング11としては、熱伝達率の高いものであるならば、樹脂等の材料を用いてもよい。
上述の第1、第2の実施形態では、インバータケーシング21としては、金属製の部材を用いた例について説明したが、これに限らず、インバータケーシング21としては、熱伝達率の高いものであるならば、樹脂等の材料を用いてもよい。
上述の実施形態では、車両用コンプレッサとして自動車に搭載した例について説明したが、これに限らず、建機用車輌、輸送用車輌に適用して良い。
本発明の第1実施形態の車両用コンプレッサの正面図である。 図1の車両用コンプレッサの上面図である。 図1の車両用コンプレッサの内部構成を示す図である。 図1中のA−A断面図である。 図1のコンプレッサハウジング内部を示す図である。 本発明の第2実施形態のインバータ装置の正面図である。 本発明の第3実施形態のインバータケーシングの断面図である。 本発明の第4実施形態のインバータケーシングの断面図である。
符号の説明
20…インバータ装置、
23…インバータケーシング、
21a、21b…ケーシングエンドキャップ
22…インバータケーシング本体
40A…電動モータ部、40…ステータコア、
41…ロータ、42…回転軸、 43…ステータコイル。

Claims (10)

  1. コンプレッサハウジング(10)と、
    前記コンプレッサハウジングに収納される電動モータ部(40A)と、
    前記コンプレッサハウジングに収納され、前記電動モータ部により駆動されて冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮部(30)と
    前記電動モータ部を駆動する駆動回路(200)と、
    前記コンプレッサハウジングの外壁に装着され、前記駆動回路を収納する駆動回路用ケーシング(23)と、を備える電動コンプレッサであって、
    前記駆動回路用ケーシングには、冷媒を流す冷媒流路(29)が設けられており、
    前記駆動回路は、前記冷媒流路に流れる冷媒との間で熱交換して冷却されるようになっていることを特徴とする電動コンプレッサ。
  2. 前記駆動回路用ケーシングは、前記コンプレッサハウジングの外壁に装着され、かつ前記駆動回路が配設される底面部(22a)と、前記底面部に対して前記コンプレッサハウジングの反対側に突出し、かつ前記駆動回路を挟むように配置される第1、第2の側壁部(22b、22c)とを有しており、
    前記第1、第2の側壁部のうち少なくとも一方には、前記冷媒流路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサ。
  3. 前記駆動回路用ケーシングは、前記駆動回路が配設され、かつ前記コンプレッサハウジングの外壁に装着される底面部(22a)を有しており、
    前記底面部には、前記冷媒流路が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動コンプレッサ。
  4. 前記駆動回路用ケーシングは、
    前記冷媒が外部から流入する流入部(24b)を有する第1のケーシングエンドキャップ(21a)と、
    前記冷媒を前記コンプレッサハウジング内に導入する導入部(26)を有する第2のケーシングエンドキャップ(21b)と、
    前記第1、第2のケーシングエンドキャップの間に配設され、前記流入部からの冷媒を前記導入部に向けて流す流路としての前記冷媒流路が形成されている駆動回路用ケーシング本体(22)と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電動コンプレッサ。
  5. 前記駆動回路用ケーシング本体は、前記冷媒流路が直線状に延びるように形成されているものであり、
    前記駆動回路用ケーシング本体は、押出成形により成形されているものであることを特徴とする請求項4に記載の電動コンプレッサ。
  6. 前記第1のケーシングエンドキャップには、前記コンプレッサハウジングに対して反対側に開口して前記外部の冷媒配管が挿入される挿入部(24a)が設けられており、
    前記冷媒配管が前記挿入部に挿入された状態で、前記冷媒配管からの冷媒が前記流入部に流入するようになっていることを特徴とする請求項4または5に記載の電動コンプレッサ。
  7. 前記駆動回路用ケーシング本体の内側には、前記駆動回路と前記冷媒流路内の冷媒との間の前記熱交換を促進する凹凸部(410)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電動コンプレッサ。
  8. 前記冷媒流路の内壁には、前記駆動回路と前記冷媒流路内の冷媒との間の前記熱交換を促進する凹凸部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電動コンプレッサ。
  9. 前記コンプレッサハウジングには、前記第2のケーシングエンドキャップの導入部(26)に連通して、かつ前記電動モータ部を収納するモータ収納部(10c)が設けられており、
    前記圧縮部は、前記電動モータ部により駆動されて、前記冷媒を吸入することにより、前記第2のケーシングエンドキャップの導入部からの冷媒を前記モータ収納部内を通して前記圧縮部側に流すようになっていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電動コンプレッサ。
  10. 前記第2のケーシングエンドキャップには、前記コンプレッサハウジング側に突出するように形成される突出部(25)が設けられており、
    前記コンプレッサハウジングには、前記第2のケーシングエンドキャップの前記突出部が挿入される挿入部(17)が設けられており、
    前記導入部は、前記突出部内部を通して前記冷媒流路と前記モータ収納部との間を連通するように形成され、前記冷媒流路から冷媒を前記モータ収納部に導くようになっていることを特徴とする請求項9に記載の電動コンプレッサ。
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