JP2009141237A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】寄生抵抗及び寄生容量の低減。
【解決手段】半導体基板1上の第1の絶縁膜3に容量下部電極9aと容量絶縁膜11aと容量上部電極12aとからなるMIM型容量素子13を設ける。MIM型容量素子13を覆って層間絶縁膜14を設けて平坦化する。層間絶縁膜14に、容量上部電極12aに接続された第1の接続プラグ18eと、第1の配線層18dと、第1の配線層18dと容量下部電極9aとを接続する第2の接続プラグ18bと、第2の配線層18cと、第2の配線層18cに接続された第3の接続プラグ18aとを設ける。層間絶縁膜14上に第2の絶縁膜19を設ける。第2の絶縁膜19に第1の開口部20aと開口部20bとを設ける。さらに、第2の配線層18cよりも低硬度材料からなり第2の絶縁膜19に設けられて第1の接続プラグ18eと第2の配線層18cとを接続する配線引出し部22aを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、MIM(Metal-Insulator-Metal)型容量素子を有する半導体装置及びその製造方法に関するものである。
近年、容量素子については、従来のMOS型容量素子に比べ、寄生抵抗及び寄生容量が著しく小さいMIM型容量素子が利用されるようになっている。特に、移動体通信分野等に用いられる高周波アナログ集積回路では、動作スピードの向上や低消費電力化を達成するために、寄生抵抗及び寄生容量がさらに低減された高性能なMIM型容量素子が要望されている。同様に、配線の寄生抵抗、寄生容量の削減の観点から高周波アナログ集積回路にもシステムLSIに用いられているCu多層配線(Cu interconnect)が用いられるようになってきている。
図5と図6とは特許文献1に示されたCu多層配線に形成した従来のMIM型容量素子の構造を示す断面図である。図5に示すMIM型容量素子では、半導体基板101上に絶縁分離層となる絶縁膜102が形成され、さらに、絶縁膜102の上に第1の層間絶縁膜103が形成されている。第1の層間絶縁膜103中には、第1の配線層106(第1のCu層105と第1のバリアメタル膜104からなる)が形成されている。第1の層間絶縁膜103と第1の配線層106との上にはCuの拡散及び酸化防止のための第1のバリア絶縁膜107(SiN膜107)が形成されている。バリア絶縁膜107の上にはMIM型容量素子111が形成されている。MIM型容量素子111は、第1のTiN膜108からなる容量下部電極108aと、第2のSiN膜109からなる容量絶縁膜109aと、第2のTiN膜110からなる容量上部電極110aとを備える。バリア絶縁膜107とMIM型容量素子111との上には第2の層間絶縁膜112が形成されている。第2の層間絶縁膜112中には、配線用プラグ115a(第1の配線層106に接続する)と、第2の配線層115c(ともに第2のCu層114と第2のバリアメタル膜113からなる)と、容量下部電極用プラグ115b(容量下部電極108aに接続する)と、容量下部電極用配線115d(ともに第2のCu層114と第2のバリアメタル膜113からなる)と、容量上部電極用接続部115e(第2のCu層114と第2のバリアメタル膜113からなり容量上部電極110aに接続する)とが形成されている。第2の層間絶縁膜112と第2の配線層115cと容量下部電極用配線115dと容量上部電極配線115eとの上には第2のバリア絶縁膜116(SiN膜116)が形成されている。
図6は、図5に示した構造とは異なる構造を有するMIM型容量素子の構造を示す断面図であって。このMIM型容量素子は、容量下部電極がCu層及びバリアメタル層によって形成されている。図6では、半導体基板201上に絶縁分離層となる絶縁膜202が形成され、さらに、絶縁膜202の上に第1の層間絶縁膜203が形成されている。第1の層間絶縁膜203中には、第1の配線層206と、容量下部電極207aが形成されている。第1の配線層206と容量下部電極207aとは、第1のCu層205と第1のバリアメタル膜204とからなる。容量下部電極207aの上には、第1のSiN膜208からなる容量絶縁膜208aと、第1のTiN膜209からなる容量上部電極209aとが形成され、これによってMIM型容量素子210が形成されている。第1の配線層206とMIM型容量素子210と層間絶縁膜203との上には第2の層間絶縁膜211が形成されている。第2の層間絶縁膜211中には、配線用プラグ214a(第1の配線層206に接続する)と、第2の配線層214cと、容量下部電極用プラグ214b(容量下部電極207aに接続する)と、容量下部電極用配線214dと、容量上部電極用接続部214eとが形成されている。配線用プラグ214aと第2の配線層214cと容量下部電極用プラグ214bとは、第2のCu層213と第2のバリアメタル膜212とからなる。容量上部電極用接続部214eは、第2のCu層213と第2のバリアメタル膜212とからなり容量上部電極209aに接続する。第2の層間絶縁膜211と第2の配線層214cと容量下部電極用配線214dと容量上部電極配線214eとの上には第2のバリア絶縁膜215(SiN膜215)が形成されている。
特開2006−310894
しかしながら、図5に示すMIM型容量素子では、配線用接続孔と容量下部電極用接続孔とを同時に形成するために、容量下部電極膜108(TiN膜108)の厚さを約40nmまで薄くする必要があり、容量下部電極108aのシート抵抗は約50Ω/□になる。これまでアルミ多層配線の高周波アナログ集積回路に用いられてきたMIM型容量素子では、一般に容量下部電極は厚さが約500nmのAlCu膜で、シート抵抗が約70mΩ/□である。したがって、図5に示すMIM型容量素子の寄生抵抗は、これまで高周波アナログ集積回路に用いられてきたMIM型容量素子に比べて非常に大きく、目標の高周波特性が得られない。
また、特許文献1には記載されていないが、図7(a)のMIM型容量素子の平面構造図に示すように、通常、図5のMIM型容量素子の容量上部電極用接続部115eは、引出し部115fが設けられ、この引き出し部115fを通して容量上部電極用接続部115eは容量下部電極108a領域の外側に引き出され、集積回路内の他の配線層と接続される。図7(b)は、容量上部電極用接続部の引き出し部115fを含んだMIM型容量素子の断面構造図(図7(a)のA−B線に沿った断面構造図)である。
図7(b)に示すように、容量上部電極用接続部115eと引き出し部115fと容量下部電極108aとは第2の層間絶縁膜中に形成され、それらの間隔は容量上部電極膜110aと容量絶縁膜109aとの2層の厚さ(特許文献1では約350nm)に制限される。これまでアルミ多層配線の高周波アナログ集積回路に用いられてきたMIM型容量素子では、一般に容量上部電極配線と容量下部電極の間隔は約800nmである。このため、容量上部電極配線の引出し部115fと容量下部電極108aとが重なる領域118の容量値119が大きく、MIM型容量素子の容量値120に対して寄生容量として影響を及ぼす。
これに対して、図6に示すMIM型容量素子では、膜厚が約300nmのCu配線層を用いて容量下部電極207aを形成しているため容量下部電極207aのシート抵抗を約80mΩ/□に低減できる。しかしながら、容量下部電極207aのCu配線層は配線溝にCuの埋め込みを行った後、CMP法により平坦化して形成するため、Cu層表面に凹みが生じる、いわゆるディッシングの問題がある。このディッシングの問題は、MIM型容量素子の電極部のように広い表面積のCu層を形成しようとする場合に特に顕著となる。このため、容量下部電極207aのシート抵抗が大きくばらつき、寄生抵抗がばらつく。さらに、容量下部電極面積が広くのCu層表面が深く凹んだ領域では、第2の層間絶縁膜211が厚くなる。容量上部電極用接続部214e及び容量上部電極209a及び容量絶縁膜208aの厚さ合計が第2層間絶縁膜の厚さと同じになるように調整されているので、容量下部電極面積の大きなMIM型容量素子では、第2のCu層用に設定した配線溝深さでは容量上部電極209a表面まで溝が達せず、容量上部電極用接続部214eと容量上部電極209aとの間で接続不良が発生して、MIM型容量素子を安定して形成することができない。
本発明は、以上説明した課題に鑑み、Cu多層配線において、寄生抵抗及び寄生容量の小さく高周波特性に優れた高性能なMIM型容量素子を、ディッシングの影響を受けず安定して形成することができる半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の半導体装置は、
半導体基板と、
前記半導体基板上に設けられた第1の絶縁膜と、
前記第1の絶縁膜上に設けられた容量下部電極と、
前記容量下部電極上に設けられた容量絶縁膜と、
前記容量絶縁膜上に設けられた容量上部電極と、
前記容量下部電極と前記容量絶縁膜と前記容量上部電極とを覆って前記第1の絶縁膜上に設けられてその上面が平坦化された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に埋め込まれて前記容量上部電極に接続された第1の接続プラグと、
前記層間絶縁膜の上部に埋め込まれた第1の配線層と、
前記層間絶縁膜に埋め込まれて前記第1の配線層と前記容量下部電極とを接続する第2の接続プラグと、
前記層間絶縁膜の上部に埋め込まれた第2の配線層と、
前記層間絶縁膜における前記第2の配線層の下方に埋め込まれて前記第2の配線層に接続された第3の接続プラグと、
前記層間絶縁膜上に設けられた第2の絶縁膜と、
前記第2の絶縁膜を貫通して前記第1の接続プラグに達する第1の開口部と、
前記第2の絶縁膜を貫通して前記第2の配線層に達する第2の開口部と、
前記第2の配線層よりも低硬度材料からなり前記第1の開口部と前記第2の開口部とを充填した状態で前記第2の絶縁膜上に設けられて前記第1の接続プラグと前記第2の配線層とを接続する配線引出し部と、
を具備し、
前記容量下部電極と前記容量絶縁膜と前記容量上部電極とは、MIM型容量素子を構成し、
前記第1の配線層と前記第2の配線層とは、上層配線層を構成し、
前記容量上部電極は、前記第1の接続プラグと前記配線引出し部とを介して前記上層配線層に電気的に接続される。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に形成された第1の絶縁膜に、第1の金属膜と誘電体膜と第2の金属膜とを順に堆積する第1の工程と、
前記第2の金属膜と前記誘電体膜と前記第1の金属膜とを選択的にエッチングすることで、容量上部電極と容量絶縁膜と容量下部電極とを有するMIM型容量素子を形成する第2の工程と、
前記第1の絶縁膜に、前記MIM型容量素子を覆って層間絶縁膜を堆積したうえで当該層間絶縁膜の表面を研摩して平坦化する第3の工程と、
前記層間絶縁膜に、下層配線用接続孔と、前記容量下部電極に達する容量下部電極用接続孔とを同時に形成する第4の工程と、
前記層間絶縁膜に、容量上部電極に達する容量上部電極用接続孔と、前記容量下部電極用接続孔を覆う第1の上層配線溝と、前記下層配線用接続溝を覆う第2の上層配線溝とを同時に形成する第5の工程と、
前記層間絶縁膜上に第3の金属膜を堆積したうえで研摩することで、前記容量上部電極用接続孔に埋め込まれた状態で前記容量上部電極に接続された第1の接続プラグと、前記容量下部電極用接続孔に埋め込まれた状態で前記容量下部電極に接続された第2の接続プラグと、前記第1の上層配線溝に埋め込まれた状態で前記第2の接続プラグに接続された第1の配線層と、前記下層配線用接続孔に埋め込まれた第3の接続プラグと、前記第2の上層配線溝に埋め込まれた状態で前記第3の接続プラグに接続された第2の配線層とを形成する第6の工程と、
前記層間絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する第7の工程と、
前記第2の絶縁膜に、前記第1の接続プラグに達する第1の開口部と、前記第2の配線層に達する第2の開口部とを形成する第8の工程と、
前記第2の絶縁膜に、前記第1の開口部に埋め込まれて前記第1の金属カプラに接続されるとともに前記第2の開口部に埋め込まれて前記第2の配線層に接続される状態で第4の金属層を堆積したうえで当該第4の金属層を選択的にエッチングすることで、前記第1の接続プラグを介して前記容量上部電極と前記第2の配線層とを接続する配線引出し部を形成する第9の工程と、
を含む。
本発明の半導体装置及びその製造方法によれば、容量上部電極の膜厚を薄くし、容量下部電極の膜厚を最大限まで厚くできるので、容量下部電極のシート抵抗を従来にくらべ大幅に低減できる。
また、容量上部電極と第2の配線層とを接続する配線引出し部を第2の絶縁膜上に形成することで、容量下部電極が厚膜化しているにもかかわらず、容量上部電極引出し部と容量下部電極との間の層間厚みを厚くできるので、寄生容量を従来にくらべ大幅に低減できる。
また、容量下部電極には堆積した金属膜をエッチングして形成しているので、従来例のようにディッシングの問題は懸念しなくてよい。
以上のことから、本発明によれば、Cu多層配線に寄生抵抗及び寄生容量の小さい高性能MIM型容量素子を安定して形成することができる。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の断面図と平面図であり、MIM型容量素子と配線層(上層配線層と下層配線層)とを示している。
図1(a)に示すように、半導体基板1上に絶縁分離層2が形成され、さらに、絶縁分離層2上に第1の絶縁膜3が形成されている。第1の絶縁膜3の上部(表面部位)には下層配線層6が埋め込み形成されている。下層配線層6は、Cu層5と第1のバリアメタル膜4(TaN膜)とからなる。第1の絶縁膜3と下層配線層6との上には、バリア絶縁膜7が形成されている。バリア絶縁膜7は、SiN膜(厚さ約200nm)からなりCuの拡散及び酸化防止のために設けられる。バリア絶縁膜7の上には、MIM型容量素子13が形成されている。MIM型容量素子13は、容量下部電極9aと容量絶縁膜11aと容量上部電極12aとからなる。容量下部電極9aは、第2のバリアメタル膜8とAlCu膜9(厚さ約400nm)とTiN膜(厚さ約50nm)10との積層膜からなる。第2のバリアメタル膜8は、TiN膜(厚さ約20nm)とTi膜(厚さ約20nm)との積層膜からなる。容量絶縁膜11aは、SiN膜(厚さ約30nm)からなる。容量上部電極12aは、TiN膜(厚さ約100nm)からなる。
バリア絶縁膜7とMIM型容量素子13との上には、平坦化されたSiO2膜からなる層間絶縁膜14が形成されている。層間絶縁膜14の厚さは、第1のバリア絶縁膜7上で約1000nmであり、容量下部電極9a上で約510nmであり、容量上部電極12a上で約380nmである。層間絶縁膜14中には、第3の接続プラグ18aと第2の配線層18cと第2の接続プラグ18bと第1の配線層18dと第1の接続プラグ18eとが形成されている。第3の接続プラグ18aと第2の配線層18cと第2の接続プラグ18bと第1の配線層18dと第1の接続プラグ18eとは、第3のバリアメタル膜(TaN膜)16とCu配線層17とからなる。第3の接続プラグ18aは下層配線層6に接続する。第2の接続プラグ18bは容量下部電極9aに接続する。第1の接続プラグ18eは容量上部電極12aに接続する。
第3の接続プラグ18aの上面と第2の接続プラグ18bの上面と容量上部電極12aの上面とは同じ高さに位置している。第2の配線層18cの厚みと第1の配線層18dの厚みと第1の接続プラグ18eの厚みとは同じであって約380nmになっている。
層間絶縁膜14と第2の配線層18cと第1の配線層18dと第1の接続プラグ18eとの上には第2の絶縁膜19が形成されている。第2の絶縁膜19はSiN膜(厚さ約200nm)からなる。第1の接続プラグ18e上の第2の絶縁膜19には、第1の接続プラグ18eに達する第1の開口部20aが形成されている。第2の配線層18c上の第2の絶縁膜19には、第2の配線層18cに達する第2の開口部20bが形成されている。第1の開口部20aと第2の開口部20bとを設けた第2の絶縁膜19上には、配線引出し部22aが形成されている。配線引出し部22aは、第1の開口部20aと第2の開口部20bとに埋め込まれた状態で、第1の接続プラグ18eと第2の配線層18cとに接続されている。配線引出し部22aは、第4のバリアメタル膜21とAlCu膜(厚さ約800nm)22からなる。第4のバリアメタル膜21は、TiN膜(厚さ約100nm)とTi膜(厚さ約30nm)とからなる。第1の配線層18dと第2の配線層18cとは、上層配線層を構成する。
図1(b)に示すように、容量上部電極12aは、第1の接続プラグ18eによって配線引出し部22aに接続されており、これにより容量上部電極12aは第1の接続プラグ18eと配線引出し部22aとを介して第2の配線層18cに接続されている。つまり、第1の接続プラグ18eと、上層配線層の一つである第2の配線層18cとは、直接接続されることなく、後述するようにパッド電極に用いるAlCu膜22からなる配線引出し部22aを介して接続されている。そのため、配線引出し部22aと容量下部電極9aとの間の層間膜は、第2の絶縁膜19(SiN膜:厚さ約200nm)と層間絶縁膜14(SiO2膜:厚さ約510nm)とで構成されることになって、その合計膜厚は厚くなる。したがって、この層間の単位面積あたりの容量値219は約0.05fF/μm2となり、図5に示した従来例の容量値119の約半分に低減できる。
また、本実施形態の半導体装置の構造において、容量上部電極12aの膜厚は、第1の接続プラグ18eが容量絶縁膜11aまで達して素子特性不良が発生しない限界まで薄くしている。したがって、容量下部電極9aの膜厚は最大限まで厚くできており、シート抵抗は約70mΩ/□で、図5に示した従来例より大幅に小さく、十分な高周波特性が得られる。
また、本実施形態の半導体装置の構造において、容量下部電極9aにはCu配線層を用いていないため、ディッシングの問題を懸念する必要はない。
以上のように、本実施形態によると、Cu多層配線内に形成したMIM型容量素子において、従来にくらべ、寄生抵抗と寄生容量を大幅に低減できる。
(第2の実施形態)
図2(a)〜(d)及び図3(a)〜(c)及び図4(a)、(b)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す工程順の断面図であり、特に前記図1及び図2に示したようなMIM型容量素子を含む半導体装置の製造方法を示している。
まず、図2(a)に示すように、半導体基板1上に形成された絶縁分離層2の上に、第1の絶縁膜3を形成する。次に、第1の絶縁膜3に下層配線溝15fを形成した後、下層配線溝15fの表面にTaN膜をスパッタ法にて約20nm堆積することで第1のバリアメタル膜4を形成する。第1のバリアメタル膜4はCuの拡散及び酸化防止のために形成する。さらに、第1のバリアメタル膜4上に約100nmのCu膜をスパッタ法にて堆積した後、電界メッキ法によって第1の絶縁膜3上全面にCu膜を堆積させた後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法よって不要なCu及びTaNを研磨して除去することで、下層配線溝15fにCu層5を埋め込み形成する。これにより、第1の絶縁膜3に埋め込まれた下層配線層6(Cu層5と第1のバリアメタル膜4とからなる)が形成される。
次に図2(b)に示すように、第1の絶縁膜3と下層配線層6との表面にSiN膜(厚さ約200nm)をCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて堆積する。SiN膜はバリア絶縁膜7となる。バリア絶縁膜7は、Cuの拡散及び酸化防止のために設けられる。続けて、バリア絶縁膜7の上にスパッタ法にて第2のバリアメタル膜8を40nm形成する。第2のバリアメタル膜8は、厚さ約20nmのTi膜と厚さ約20nmのTiN膜との積層膜として形成される。続いて、第2のバリアメタル膜8の上にAlCu膜9を約400nmの厚みで堆積する。続いてAlCu膜9の上にTiN膜10を約50nmの厚みで堆積する。バリア絶縁膜7と第2のバリアメタル膜8とAlCu膜9と第1のTiN膜10とは、第1の金属膜となる。
さらに、TiN膜10の表面にCVD法によってSiN膜からなる誘電体膜11を約30nm堆積する。さらに、誘電体膜11の表面にスパッタ法によってTiN膜からなる第2の金属膜12を約100nm堆積する。
次に図2(c)に示すように、第2の金属膜12と誘電体膜11とをフォトリソグラフィー及びRIE技術を用いて加工することで、容量上部電極12aと容量絶縁膜11aとを形成する。次にTiN膜10とAlCu膜9と第2のバリアメタル膜8とをフォトリソグラフィー及びRIE技術を用いて加工することで、容量下部電極9aを形成する。この工程によって、容量上部電極12aと容量絶縁膜11aと容量下部電極9aとを備えたMIM型容量素子13が形成される。
次に図2(d)に示すように、バリア絶縁膜7と容量上部電極12aと容量下部電極9aとの上にCVD法によってSiO2膜を堆積したうえでCMP法によって平坦化することで層間絶縁膜14を形成する。平坦化後、層間絶縁膜14の厚さは、バリア絶縁膜7上で約1000nmとなり、容量下部電極9a上で約510nmとなり、容量上部電極12a上で約380nmとなる。
次に図3(a)に示すように、フォトリソグラフィー及びRIE技術を用いて層間絶縁膜14を加工することで、層間絶縁膜14に下層配線層6に達する配線用接続孔15aと、容量下部電極9aに達する容量下部電極用接続孔15bとを同時に形成する。第2の層間絶縁膜が約490nm(容量下部電極9aの厚さ分)エッチングされてバリア絶縁膜7が約200nmエッチングされる間に、容量下部電極9aはオーバーエッチされる。しかしながら、TiN膜やAlCu膜のエッチングレートはSiO2膜やSiN膜のエッチングレートの5分の1から10分の1程度であり、容量下部電極用接続孔15bにおける容量下部電極9aの掘れ量は140nm〜70nm程度である。これらのことを踏まえて本実施形態では、容量下部電極9aの厚さを約490nmと厚くしているので、容量下部電極用接続孔15bが容量下部電極9aを突き抜けることはない。
次に図3(b)に示すように、層間絶縁膜14に、第1の上層配線溝15dと、第2の上層配線溝15cと、容量上部電極用接続孔15eとをそれぞれ約380nmの深さにフォトリソグラフィー及びRIE技術によって同時に形成する。容量上部電極用接続孔15eは容量上部電極12a上に配置されて容量上部電極12aに達する深さを有する。第1の上層配線溝15dは容量下部電極用接続孔15dを覆って配置される。第2の上層配線溝15cは、下層配線用接続孔15aを覆って配置される。
容量上部電極用接続孔15eは、直径を第2の上層配線溝15c及び第1の上層配線溝15dの幅と同程度に設定されたうえで、容量上部電極12aの面積に応じて複数個形成される。ここで図5に示す従来例と同様に容量上部電極接続孔15eを容量上部電極12aと同じ程度の孔径にすると、配線溝よりエッチングレートが大きいため、オーバーエッチによって容量上部電極12aの突き抜けが懸念される。これに対して本実施形態では、第2の上層配線溝15cの溝の大きさと第1の上層配線溝15dの溝の大きさとを、容量上部電極用接続孔15eの大きさと同程度にすることで、エッチングレートを同程度にして、容量上部電極12aが大きくオーバーエッチされることを防止している。
次に図3(c)に示すように、全ての接続孔及び配線溝に覆って層間絶縁膜14の表面にTaN膜をスパッタ法にて約20nm堆積して、第3のバリアメタル膜16を形成する。さらに、第3のバリアメタル膜16上に約100nmのCu膜をスパッタ法にて堆積した後、電界メッキ法によって層間絶縁膜14全面(全ての接続孔及び配線溝を含む)にCuを堆積させ、さらに、CMP法よって不要なCu及びTaNを研磨して除去することで、全ての接続孔及び配線溝内にCu配線層17を埋め込む。これにより、容量上部電極用接続孔15eに埋め込まれて容量上部電極12aに接続された第1の接続プラグ18eと、容量下部電極用接続孔15bに埋め込まれた状態で容量下部電極9aに接続された第2の接続プラグ18bと、第1の上層配線溝15dに埋め込まれた状態で第2の接続プラグ18bに接続された第1の配線層18dと、下層配線用接続孔15aに埋め込まれた状態で下層配線層6に接続された第3の接続プラグ18aと、第2の上層配線溝15cに埋め込まれた状態で第3の接続プラグ18aに接続された第2の配線層18cとが形成される。
次に図4(a)に示すように、層間絶縁膜14と第2の配線層18cと第1の配線層18dと第1の接続プラグ18eとの上に、SiN膜(厚さ約200nm)をCVD法を用いて堆積する。SiN膜は、Cuの拡散及び酸化防止のための第2の絶縁膜19となる。さらにフォトリソグラフィー及びRIE技術を用いて第2の絶縁膜19に、第1の接続プラグ18eに達する第1の開口部20aと、第2の配線層18cに達する第2の開口部20bとを形成する。
次に図4(b)に示すように、第1の開口部20aと第2の開口部20bとを設けた第2の絶縁膜19上にスパッタ法にてTi膜を約30nm堆積し、続いてTi膜上にTiN膜を約100nm堆積する。これらTi膜とTiN膜とは、第4のバリアメタル膜21を構成する。さらに、第4のバリアメタル膜21上に約800nmの厚みでAlCu膜22をスパッタ法にて堆積する。次に、フォトリソグラフィー及びRIE技術を用いてAlCu膜22とバリアメタル膜21とをパターン加工することで、配線引き出し部22aとパッド電極(不図示)とを同時に形成する。
通常、Cu多層配線においては、最上層のCu配線層上に形成されたバリア絶縁膜(SiN膜)に開口部が設けられ、この開口部上にCu膜よりも硬度が低いAlCu膜が形成されて、パッド電極が形成される。したがって、パッド電極とともに形成される配線引き出し部22は、パッド電極に用いるAlCu膜を用いて形成されるので、従来にくらべ製造コストが増加することはない。なお、最上層の配線層上のバリア絶縁膜は表面保護膜としても機能する。
以上のように、本実施形態によると、第1の実施形態の寄生抵抗及び寄生容量の小さい高性能MIM型容量素子を、従来にくらべ製造工程数を増やすことなく、安定して製造することができる。
以上説明したように、本発明は、Cu多層配線に寄生抵抗及び寄生容量の小さい高性能なMIM型容量素子を形成でき、高周波アナログ集積回路の高性能化に有用である。
本発明の半導体装置の一実施形態を示す断面図と平面図である。 本発明による半導体装置の製造方法の一実施形態を示す工程図である。 本発明による半導体装置の製造方法の一実施形態を示す工程図である。 本発明による半導体装置の製造方法の一実施形態を示す工程図である。 従来の半導体装置における課題を説明するための断面図である。 従来の半導体装置における課題を説明するための断面図である。 従来の半導体装置における課題を説明するための平面図と断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 絶縁分離層
3 第1の絶縁膜
4 第1のバリアメタル膜
5 Cu層
6 下層配線層
7 バリア絶縁膜
8 第2のバリアメタル膜
9 AlCu膜
9a 容量下部電極
10 TiN膜
11 誘電体膜
11a 容量絶縁膜
12 第2の金属膜
12a 容量上部電極
13 MIM型容量素子
14 層間絶縁膜
15a 下層配線用接続孔
15b 容量下部電極用接続孔
15c 第2の上層配線溝
15d 第1の上層配線溝
15e 容量上部電極用接続孔
15f 下層配線溝
16 第3のバリアメタル膜
17 Cu配線層
18a 第3の接続プラグ
18b 第2の接続プラグ
18c 第2の配線層
18d 第1の配線層
18e 第1の接続プラグ
19 第2の絶縁膜
20a 第1の開口部
20b 第2の開口部
21 第4のバリアメタル膜
22 AlCu膜
22a 配線引出し部

Claims (11)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられた容量下部電極と、
    前記容量下部電極上に設けられた容量絶縁膜と、
    前記容量絶縁膜上に設けられた容量上部電極と、
    前記容量下部電極と前記容量絶縁膜と前記容量上部電極とを覆って前記第1の絶縁膜上に設けられてその上面が平坦化された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に埋め込まれて前記容量上部電極に接続された第1の接続プラグと、
    前記層間絶縁膜の上部に埋め込まれた第1の配線層と、
    前記層間絶縁膜に埋め込まれて前記第1の配線層と前記容量下部電極とを接続する第2の接続プラグと、
    前記層間絶縁膜の上部に埋め込まれた第2の配線層と、
    前記層間絶縁膜における前記第2の配線層の下方に埋め込まれて前記第2の配線層に接続された第3の接続プラグと、
    前記層間絶縁膜上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜を貫通して前記第1の接続プラグに達する第1の開口部と、
    前記第2の絶縁膜を貫通して前記第2の配線層に達する第2の開口部と、
    前記第2の配線層よりも低硬度材料からなり前記第1の開口部と前記第2の開口部とを充填した状態で前記第2の絶縁膜上に設けられて前記第1の接続プラグと前記第2の配線層とを接続する配線引出し部と、
    を具備し、
    前記容量下部電極と前記容量絶縁膜と前記容量上部電極とは、MIM型容量素子を構成し、
    前記第1の配線層と前記第2の配線層とは、上層配線層を構成し、
    前記容量上部電極は、前記第1の接続プラグと前記配線引出し部とを介して前記上層配線層に電気的に接続される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の絶縁層の上部には下層配線層が埋め込まれており、
    前記第3の接続プラグは、前記下層配線層に接続されており、
    前記第2の配線層は、前記第3の接続プラグを介して前記下層配線層に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1の半導体装置。
  3. 前記容量下部電極の厚さは、前記容量上部電極の厚さより厚い、
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記第1の接続プラグの厚さ寸法と、前記第1の配線層の厚さ寸法と、前記第2の配線層の厚さ寸法とは、互いに同等であり、かつ前記層間絶縁膜の厚さ寸法から前記MIM型容量素子の厚さ寸法を減算した値に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記容量下部電極は、AlCuからなる金属合金膜とTiN又はTaNからなる金属窒化膜との積層膜で構成され、
    前記容量上部電極は、AlCu、TiN、TaNの少なくとも1つからなる導電体膜から構成され、
    前記第1の接続プラグと前記第2の接続プラグと前記第1の金属配線と前記第3の接続プラグと前記第2の金属配線とは、Cu膜とTaN膜との積層膜で構成され、
    前記配線引出し部は、AlCu膜とTiN又はTaNからなる金属窒化膜との積層膜で構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記第2の金属配線は、最上層の埋め込み配線層であり、
    前記第2の絶縁膜は、表面保護膜を兼ねるバリア絶縁膜であり、
    前記配線引出し部は、パッド電極を兼ねる導電体膜である、
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  7. 半導体基板上に形成された第1の絶縁膜に、第1の金属膜と誘電体膜と第2の金属膜とを順に堆積する第1の工程と、
    前記第2の金属膜と前記誘電体膜と前記第1の金属膜とを選択的にエッチングすることで、容量上部電極と容量絶縁膜と容量下部電極とを有するMIM型容量素子を形成する第2の工程と、
    前記第1の絶縁膜に、前記MIM型容量素子を覆って層間絶縁膜を堆積したうえで当該層間絶縁膜の表面を研摩して平坦化する第3の工程と、
    前記層間絶縁膜に、下層配線用接続孔と、前記容量下部電極に達する容量下部電極用接続孔とを同時に形成する第4の工程と、
    前記層間絶縁膜に、容量上部電極に達する容量上部電極用接続孔と、前記容量下部電極用接続孔を覆う第1の上層配線溝と、前記下層配線用接続溝を覆う第2の上層配線溝とを同時に形成する第5の工程と、
    前記層間絶縁膜上に第3の金属膜を堆積したうえで研摩することで、前記容量上部電極用接続孔に埋め込まれた状態で前記容量上部電極に接続された第1の接続プラグと、前記容量下部電極用接続孔に埋め込まれた状態で前記容量下部電極に接続された第2の接続プラグと、前記第1の上層配線溝に埋め込まれた状態で前記第2の接続プラグに接続された第1の配線層と、前記下層配線用接続孔に埋め込まれた第3の接続プラグと、前記第2の上層配線溝に埋め込まれた状態で前記第3の接続プラグに接続された第2の配線層とを形成する第6の工程と、
    前記層間絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する第7の工程と、
    前記第2の絶縁膜に、前記第1の接続プラグに達する第1の開口部と、前記第2の配線層に達する第2の開口部とを形成する第8の工程と、
    前記第2の絶縁膜に、前記第1の開口部に埋め込まれて前記第1の接続プラグに接続されるとともに前記第2の開口部に埋め込まれて前記第2の配線層に接続される状態で第4の金属層を堆積したうえで当該第4の金属層を選択的にエッチングすることで、前記第1の接続プラグを介して前記容量上部電極と前記第2の配線層とを接続する配線引出し部を形成する第9の工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1の工程の前工程として、前記第1の絶縁層に下層配線層を埋め込み形成する工程をさらに含み、
    前記第4の工程では、前記下層配線層に達する前記下層配線用接続孔を形成し、
    前記第6の工程では、前記下層配線層に接続する前記第3の接続プラグを形成する、
    請求項7の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第5の工程では、
    前記容量上部電極用接続孔と前記第1の上層配線溝と前記第2の上層配線溝とを、同一幅で且つ同一深さで形成する、
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の工程では、前記第1の金属膜を、前記第2の金属膜より厚く形成する、
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第5の工程では、前記容量上部電極用接続孔の深さ寸法と、前記第1の上層配線溝の深さ寸法と、前記第2の上層配線溝の深さ寸法とを、互いに同等に、かつ前記層間絶縁膜の厚さ寸法から前記MIM型容量素子の厚さ寸法を減算した値に設定する、
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
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