JP2009140849A - 燃料電池および燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池において用いられる直接溝付セパレータの隙間を介した反応ガスなどのリークを抑制し、電池性能低下を抑制する。
【解決手段】燃料ガス流路および酸化剤ガス流路6が形成され、炭素質あるいは黒鉛質粉体を主成分とし接着・結着材として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含む材料を用いて製造された燃料電池用セパレータにおいて、セパレータの周囲部の一部の密度が相対的に大きい高密度領域19と、セパレータ周囲部以外の密度が相対的に小さい低密度領域と、を備えた燃料電池用セパレータである。多孔質セパレータにあっては、高密度領域19は気孔率が相対的に小さく、低密度領域は気孔率が相対的に大きい。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池および燃料電池用セパレータに関する。
電解質としてプロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜を用いた燃料電池システムでは、水素を含む燃料ガス(アノード反応ガス)を燃料極(アノード極)に供給し、酸素を含む酸化剤ガス(カソード反応ガス)を酸化剤極(カソード極)に供給して発電を行なう。その際に、層状の燃料極、固体高分子電解質膜、酸化剤極に対し、燃料ガスと酸化剤ガスはセパレータに設けられたガス流路に沿って供給される。ガス流路は、ガス供給/排出マニホールドおよびガスリターンマニホールドと連通しており、燃料ガスおよび酸化剤ガスはガス供給/排出マニホールドのガス供給部からガスリターンマニホールドを介して、ガス流路の上流から下流へと流れ、ガス供給/排出マニホールドのガス排出部から外部へ排出される。電池反応によって燃料ガス中の水素と酸化剤ガス中の酸素が消費され、反応生成物の水が水蒸気として排出される。
一方、固体高分子電解質膜は平衡する水蒸気圧により膜の含水率が変化し、電解質膜の抵抗が変化する特性があり、電解質膜の抵抗を小さくし、十分な発電性能を得るためには固体高分子電解質膜に水分を加える、つまり加湿が必要になる。加湿は燃料ガスや酸化剤ガスに予め水蒸気を添加する外部加湿方式と、セパレータを介して水を直接添加する内部加湿方式がある。
この固体高分子型燃料電池スタックは、一般的には一単位電池毎にセパレータが挿入されて構成される。このセパレータは、単位電池発電に伴う発熱を除去するための冷却除熱機能、単位電池を電気的に直列に接続するための導電機能、およびセパレータを介して配置された一方の単位電池のセパレータ側に流通する燃料ガスまたは酸化剤ガスと当該セパレータを介して配置された他の一方の単位電池のセパレータ側に流通する酸化剤ガスまたは燃料ガスのセパレータを貫通して混合を防止する反応ガス遮断機能を有している。また、所定の積層締付下で形状を保持できる機械的強度も有している。
これらのセパレータは、一方の面に燃料ガス(または酸化剤ガス)を単位電池反応面に供給するための反応ガス流路を形成し、他の面には冷却水を流通させるための流路を形成したプレートと、一方の面のみ酸化剤ガス(または燃料ガス)を単位電池反応面に供給するための反応ガス流路を形成したプレートを、冷却水流路形成面と平面を接着面として一体化して形成されるのが一般的である。
また、セパレータの材質としては特許文献1に代表される金属系が提案されているが、一般的には耐久性の点から炭素質あるいは黒鉛質炭素材料を主成分とするセパレータが使用されている。
炭素質あるいは黒鉛質を主体とするセパレータは、それらの粉体粒子を接着・結着する機能を有する樹脂で固着し、プレート化して用いられている。接着・結着機能を有する樹脂としては、一般的にはフェノール樹脂、エポキシ樹脂に代表される熱硬化性樹脂、またはポリフェニレン樹脂(PPS)に代表される熱可塑性樹脂が用いられている。さらには、耐久性向上、電気導電性向上目的に上記プレートを高温処理(炭化処理あるいは黒鉛化処理)したセパレータが用いられている。
この炭素質あるいは黒鉛質を主体とするセパレータは、一般にはそのコストおよび物性の信頼性レベルの面から、熱硬化性樹脂を接着・結着剤とし、上記炭素質あるいは黒鉛質粉体の混合・混練した材料を熱間加圧成形したプレートから形成されている。またこの混合・混練物は、上記セパレータ機能を満たすため、90重量%以上の炭素質あるいは黒鉛質粉と、10重量%以下の熱硬化性樹脂(および硬化剤)と内部離型剤等成形補助剤との組成を有しているものが用いられている。
上記、炭素質あるいは黒鉛質を主体とする成形セパレータは、成形平板を所定の機械加工を施した後一体化する方法もしくは直接溝付成形を行ないこれを一体化する方法が取られている。
機械加工方式では、成形平板の一方の面に燃料ガス(または酸化剤ガス)を単位電池反応面に供給するための反応ガス流路を機械加工により形成し、他の面には冷却水を流通させるための流路を機械加工により形成する。また別の成形平板の一方面のみ酸化剤ガス(または燃料ガス)を単位電池反応面に供給するための反応ガス流路を機械加工により形成する。これらの機械加工プレートを冷却水流路形成面と平面を接着面として一体化して形成される。
また、機械加工の排除を目的として、溝付成形金型を用い反応ガス流路および冷却水流路の溝付プレートを成形する方法も用いられている。一方の面に燃料ガス(または酸化剤ガス)を単位電池反応面に供給するための反応ガス流路を持ち、他の面には冷却水を流通させるための流路を持つ溝付プレートを一段で成形を行なう。また、一方の面のみ酸化剤ガス(または燃料ガス)を単位電池反応面に供給するための反応ガス流路を持つ溝付プレートを一段で成形を行なう。これら溝付成形プレートを、冷却水流路形成面と平面を接着面として一体化してセパレータを形成する。
近年は、セパレータ製造の合理化・コストダウンの観点から、この機械加工を排除した直接溝付成形を行ないこれを一体化する方法が取られつつある。
なお、所定の湿度分を反応ガスに加湿する外部加湿型の固体高分子型燃料電池にあっては、特許文献2に記載されているように、通常セパレータ材質自体は緻密構造を有しており、反応ガスおよび冷却水に対し不浸透である。
また、特許文献3に記載される燃料電池においては、上記セパレータの機能に加え反応ガスの加湿機能と単位電池内凝縮生成水除去機能を持つ多孔質セパレータが提案されている。
多孔質セパレータに関して、特許文献4に記載される燃料電池においては、燃料極、酸化剤極の少なくとも一方側に接する側のセパレータの気孔率を大きくし、他方の側の気孔率を小さくするものが提案されている。
特開2003−193206号公報 特開2004−281261号公報 特公平7−95447号公報 特開2005−142015号公報
しかしながら直接溝付成形を行なうに当たっては、上述のようにセパレータとして機能、特に電気導電特性および熱伝導特性を出すための成形材料の組成は90重量%前後の炭素質あるいは黒鉛質粉と、10重量%前後の熱硬化性樹脂(および硬化剤)と内部離型剤等成形補助剤との組成を有しているものが用いられるのが一般的である。
この成形材料は固形分すなわち炭素質あるいは黒鉛質粉の組成比が高く、結果的に樹脂量が低くならざるを得ないため熱間加圧成形時の材料の流れ度が小さい特性を持っている。このため均一密度を得るためには、成形品形状に則した材料の投入位置および投入量の制御が重要であり、これの制御に失敗すると密度不均一を持つセパレータができてしまうという問題があった。特にセパレータの単位面積当たりの容積の大きい部分に発生しやすく、この部分の密度が低くなり、当該部分がセパレータの機能(特に、電気伝導性、熱伝導性、反応ガスおよび冷却水シール性および機械的強度)を満たすことができず、セパレータとしては不適なプレートができてしまう問題があった。
また、局所的に成形材料を入れすぎると当該部分で加圧力を受けてしまい、結果的に厚み不均一、密度不均一、硬化加圧力不足による当該不足部分の物性未達等の欠陥が発生し、結果的にセパレータとしての機能を満たすことができないとの問題があった。
金型に材料を均一に投入するために、面内の密度分布に合わせて材料の配置をした予備成型したプレートを金型に投入する方法も一般的に行なわれている。特にセパレータの端部は成型材料を再現性良く金型に投入するのが困難であり、セパレータ中央部と端部の密度を均一になるように成型しようとしても、材料を投入する位置がずれて材料投入量が不足した場合は“巣状”の欠陥ができる確率が高くなる。このような端部に欠陥があるセパレータを用いて燃料電池を積層した場合は、セパレータ間にできた隙間を介して反応ガスや冷却水がリークするトラブルのため発電できなくなる問題がある。
また特許文献4に記載される燃料電池のように成型時のプレス圧力がかかる方向に対して気孔率の分布を持たせることはセパレータの製法上非常に困難である上に、プレート内の水移動の妨げによる電池性能の低下の問題を引き起こしたりする。また端部の欠陥の問題についても解決することはできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、燃料電池において用いられる直接溝付セパレータの隙間を介した反応ガスなどのリークを抑制し、電池性能低下を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る燃料電池用セパレータは、燃料ガス流路および酸化剤ガス流路の少なくとも一方が形成され、炭素質あるいは黒鉛質粉体を主成分とし接着・結着材として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含む材料を用いて製造された燃料電池用セパレータにおいて、前記セパレータの周囲部の少なくとも一部の密度が相対的に大きい高密度領域と、前記セパレータ周囲部以外の密度が相対的に小さい低密度領域と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る燃料電池は、燃料ガス流路および酸化剤ガス流路が形成され、炭素質あるいは黒鉛質粉体を主成分とし接着・結着材として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含む材料を用いて製造された燃料電池用セパレータを有する単位電池が複数個積層されて積層体が形成され、その積層体の側面外側に、前記燃料ガス流路および酸化剤ガス流路それぞれに連通するために積層方向に延びる複数のガスマニホールドが配置された燃料電池であって、前記セパレータの周囲部のうちで前記ガスマニホールドの壁に接する部分の密度が他の部分よりも相対的に大きいこと、を特徴とする。
本発明によれば、燃料電池において用いられる直接溝付セパレータの隙間を介した反応ガスなどのリークを抑制し、電池性能低下を抑制することができる。
以下、本発明に係る燃料電池および燃料電池用セパレータの実施形態について図面を参照して説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第1のプレートの上面を示す平面図であり、図2は図1の第1のプレートの下面を示す底面図である。また、図3は第1の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第2のプレートの上面を示す平面図であり、図4は図3の第2のプレートの下面を示す底面図である。さらに、図5は本発明の第1の実施形態に係る燃料電池積層体の部分立断面図であり、図6は第1の実施形態に係る燃料電池の平断面図である。
図5に示すように、この実施形態に係る燃料電池では、プロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜3をはさんで、燃料極1および酸化剤極2を配置する。燃料極1および酸化剤極2の外側をさらにセパレータ4ではさんでいる。セパレータ4は、酸化剤極2に隣接する第1のプレート13と、燃料極1に隣接する第2のプレート14とからなる。固体高分子電解質膜3、燃料極1、酸化剤極2、第1のプレート13および第2のプレート14で一つの単位電池40が構成されていて、複数の単位電池40が積層されて燃料電池積層体11を構成している。
第1のプレート13の酸化剤極2に隣接する位置に酸化剤ガス流路6が形成され、第2のプレート14の燃料極1に隣接する位置に燃料ガス流路5が形成されている。さらに、第1のプレート13の第2のプレートに隣接する位置に冷却水流路7が形成されている。また、第1のプレート13の酸化剤ガス流路6と同じ面上に、端部シールシート固定用段差15が形成されている。
図6に示すように、燃料電池積層体11の側面に、積層方向に延びる6個のマニホールドが形成されていて、それぞれが各単位電池の特定のガス流路または冷却水流路に連絡している。
すなわち、燃料ガス供給マニホールド8aは燃料ガス流路5に連絡し、ここから水素を含む燃料ガスが供給される。燃料ガス排出マニホールド8bは燃料ガス供給マニホールド8aの反対側に配置されて、燃料ガス流路5に連絡し、ここから燃料ガスが排出される。酸化剤ガス供給マニホールド9aは酸化剤ガス流路6に連絡し、ここから酸素を含む酸化剤ガスが供給される。酸化剤ガス排出マニホールド9bは酸化剤ガス供給マニホールド9aの反対側に配置されて、酸化剤ガス流路6に連絡し、ここから酸化剤ガスが排出される。冷却水供給マニホールド10aは冷却水流路7に連絡し、ここから冷却媒体(冷却水)が供給される。冷却水排出マニホールド10bは冷却水供給マニホールド10aの反対側に配置されて、冷却水流路7に連絡し、ここから冷却媒体が排出される。
電池反応によって燃料ガス中の水素と酸化剤ガス中の酸素が消費され、反応生成物の水が水蒸気として排出される。
セパレータ4は、単位電池発電に伴う発熱を除去するための冷却除熱機能、単位電池を電気的に直列に接続するための導電機能、および、セパレータを介して互いに隣接する単位電池の燃料ガスと酸化剤ガスの混合を防止する反応ガス遮断機能を有している。また、所定の積層締付下で形状を保持できる機械的強度も有している。
セパレータ4の材質は、たとえば、炭素質あるいは黒鉛質炭素材料を主成分とする。炭素質あるいは黒鉛質を主体とするセパレータ4は、それらの粉体粒子を接着・結着する機能を有する樹脂で固着し、プレート化して用いてもよい。接着・結着機能を有する樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂に代表される熱硬化性樹脂、またはポリフェニレン樹脂に代表される熱可塑性樹脂を用いることができる。耐久性向上、電気導電性向上を目的として上記プレートを高温処理(炭化処理あるいは黒鉛化処理)してもよい。この炭素質あるいは黒鉛質を主体とするセパレータ4は、そのコストおよび物性の信頼性レベルの面から、熱硬化性樹脂を接着・結着剤とし、炭素質あるいは黒鉛質粉体の混合・混練した材料を熱間加圧成形したプレートから形成してもよい。
この実施形態におけるセパレータ4は、反応ガスおよび冷却水に対して不浸透性を有する緻密質セパレータである。
図1、図2、図4にそれぞれ示すように、第1のプレート13の上面に酸化剤ガス流路6が形成され、第1のプレート13の下面に冷却水流路7が形成され、第2のプレート14の下面に燃料ガス流路5が形成されている。これらの流路5、6、7はプレート13、14の表面に形成された多数の平行溝として形成されている。ただし、図1、図2、図4では、各溝の図示は省略している。
図1ないし図4において、網掛けして示す部分は、各プレート13、14の高密度領域19を示している。高密度領域19は各プレート13、14の表裏共通の位置にある。高密度領域19は、電池の積層した際に積層体11とマニホールド8a、8b、9a、9b、10a、10bのシール部が接する範囲であり、また図1についてはシールシートが固定される範囲でもある。
発明者らは、本実施形態の具体的実施例として、セパレータ4を成形する溝付金型を製作し、セパレータ4製作時には、密度の大きい領域19に成型品の体積見合いに対して1.2倍量の原材料を投入した。また、比較例として、従来セパレータの製作時は成型品の体積に見合った量の原材料を全面に投入した。表1に示す組成を持つ成形材料を用い成形試験を実施した。成形温度は170℃、加圧圧力は15MPa、加圧時間は5分、後硬化処理は200℃で6時間実施した。
Figure 2009140849
第1のプレート(空気溝/冷却水溝付セパレータ)13と第2のプレート(燃料溝付セパレータ)14を接着剤とを用い、一体化しセパレータ4を製作した。一体化したセパレータ4と電極を交互に複数枚積層してスタック11を製作し、スタック11の側面4面にマニホールドを取り付けた。冷却水系統に冷却水を通水し、加圧して水の反応ガス側へのリークを調査した。その結果を表2に示す。
Figure 2009140849
表2に示すように、従来方式では、50kPa以下でマニホールのシール材とセパレータ間の隙間から水のリークが確認された。リーク試験後にスタックを分解してリーク部を確認したところ、端部の欠けや巣状の欠陥が見られた。またリーク箇所とは異なるが、端部シールシート固定用段差15の一部に亀裂が見つかった。セパレータの密度は1.85〜1.95g/cmの範囲で、特にリークが見られたり亀裂がある箇所の密度は他の箇所と比較して相対的に小さかった。
一方、本実施形態のセパレータにおいては50kPaの加圧でもリークは観察されなかった。リーク試験後にセパレータの密度を確認したところ密度が大きい範囲は1.97〜2.00g/cmであるのに対し、他の箇所は1.93〜1.97g/cmの範囲であった。
以上の結果から、本実施形態による直接溝付セパレータは従来の直接溝付セパレータに比して優れた効果を有していることがわかる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るセパレータは、反応ガスの加湿機能と単位電池内凝縮生成水除去機能を持つ多孔質セパレータである。
第1の実施形態に係る図1ないし図6は第2の実施形態でも共通である。ただし、本実施形態では、図1ないし図4の高密度領域19は、気孔率の小さい領域として実現されている。
発明者らは、本実施形態の具体的実施例として、セパレータを成形する溝付金型を製作し、セパレータ4製作時には、気孔率の小さい高密度領域19に成型品の体積見合いに対して1.1倍量の原材料を投入した。また、比較例として、従来セパレータの製作時は成型品の体積に見合った量の原材料を全面に投入した。表1の組成を持つ成形材料を用い成形試験を実施した。成形温度は170℃、加圧圧力は3MPa、加圧時間は10分、後硬化処理は200℃で10時間実施した。
第1のプレート(空気溝/冷却水溝付セパレータ)13と第2のプレート(燃料溝付セパレータ)14を製作した。これらのプレートを水中に水没させて減圧を5回繰り返し、プレート基材中に水を完全含浸して泡出圧試験を実施した。加圧は冷却水側から窒素を用いて行なった。その結果を表3に示す。
Figure 2009140849
表3に示すように、従来方式ではアノードのガス流通路溝のない箇所が30kPa以下の泡出圧でウェットシールが破壊し泡が観察されたが、本実施形態では50kPa以上の泡出圧を持つことが示された。
また一体化したセパレータ4と電極を交互に福数枚積層してスタック11を製作し、スタック4の側面4面にマニホールドを取り付けた。冷却水系統に冷却水を通水し、加圧して水の反応ガス側へのリークを調査した。その結果を表4に示す。
Figure 2009140849
表4に示すように、従来方式では、50kPa以下でマニホールのシール材とセパレータ間の隙間から水のリークが確認された。リーク試験後にスタックを分解してリーク部を確認したところ、端部の欠けや巣状の欠陥が見られた。セパレータの気孔率は20〜35%の範囲で、特にリークが見られたり亀裂がある箇所の気孔率は他の箇所と比較して相対的に大きかった。一方、本実施形態のセパレータにおいては50kPaの加圧でもリークは観察されなかった。リーク試験後にセパレータの気孔率を確認したところ気孔率の小さい範囲は15〜20%であるのに対し、他の箇所は20〜25%の範囲であった。
以上の結果から、本実施形態による直接溝付セパレータは従来の直接溝付セパレータに比して優れた効果を有していることがわかる。
気孔率の小さい領域では成型時に過度に圧力がかかるため、気孔率の大きい領域における成型圧力に影響を与えるので、材料の投入量や成型圧力の制御が重要である。
本実施形態では気孔率を小さくする手段として原材料の投入量を多くする方法を採用したが、気孔率を小さくすることができるなら、この方法に限定されないことは言うまでもない。たとえば、事前に気孔率の小さい小片を製作しておき、成型時に小片を必要箇所に設置した上で原材料と共に成型する方法なども同様な効果が得られる。また、本実施形態におけるセパレータは、炭素質あるいは黒鉛質粉体を主成分とし、接着・結着材として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含む材料を熱間・加圧成形して製造し、且つセパレータ溝を形成する溝付金型を成形金型として用いて製造するものであるが、熱間・加圧成形の代わりに射出成形されたセパレータについても同様の効果が得られることは言うまでもない。
[第3の実施形態]
図7は本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第1のプレートの上面を示す平面図であり、図8は図7の第1のプレートの下面を示す底面図である。また、図9は第3の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第2のプレートの上面を示す平面図であり、図10は図9の第2のプレートの下面を示す底面図である。本発明の第1の実施形態に係る燃料電池を示す図5および図6は第3の実施形態に係る燃料電池にも共通である。
第3の実施形態は第2の実施形態の変形であって、気孔率の小さい高密度領域19を必要最小限としたものである。
図7ないし図10には、第1のプレート13および第2のプレート14を示すとともに、セパレータ4を複数枚積層した後に各単位電池40にガスを供給するための各マニホールドを装着する位置を点線で示す。この実施形態では、各マニホールド8a、8b、9a、9b、10a、10bの壁に接するシール面に当たる位置のみに限定して気孔率が小さい高密度領域19が形成されている。このように高密度領域19を配置することにより、高密度領域19を最小限とすることができる。しかも、セパレータの欠陥によるリークを防止することができる。
[他の実施形態]
以上説明した各実施形態は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態ではセパレータ周囲部の一部分に高密度領域を設けたが、周囲部全体を高密度領域としても同様の効果が得られる。
また、第1の実施形態では密度を大きくする手段として原材料の投入量を多くする方法を採用したが、密度を大きくすることができるなら、この方法に限定されないことは言うまでもない。たとえば事前に密度の大きい小片を製作しておき、成型時に小片を必要箇所に設置した上で原材料と共に成型する方法なども同様な効果が得られる。
第3の実施形態は第2の実施形態の変形として、特定位置のみに限定して気孔率が小さい高密度領域19を配置することとしたが、第1の実施形態の変形として、反応ガスおよび冷却水に対して不浸透性を有する緻密質セパレータにおいて、同様の特定位置のみに限定して高密度領域19を配置してもよい。
なお、上記説明で、説明の便宜上、「上」「下」の表現を用いたが、燃料電池積層体11およびセパレータをどのような向きに配置してもよく、上下逆でもよい。
さらに、上記実施形態では、第1のプレート13の表裏に酸化剤ガス流路6および冷却水流路7を形成し、第2のプレート14に燃料ガス流路5を形成することとしたが、他の例として、1枚のプレートの表裏に燃料ガス流路と冷却水流路を形成し、他のプレートには酸化剤ガス流路のみを形成するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第1のプレートの上面を示す平面図である。 図1の第1のプレートの下面を示す底面図である。 本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第2のプレートの上面を示す平面図である。 図3の第2のプレートの下面を示す底面図である。 本発明の第1の実施形態に係る燃料電池積層体の部分立断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の平断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第1のプレートの上面を示す平面図である。 図7の第1のプレートの下面を示す底面図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用セパレータにおける第2のプレートの上面を示す平面図である。 図9の第2のプレートの下面を示す底面図である。
符号の説明
1:燃料極(アノード極)
2:酸化剤極(カソード極)
3:固体高分子電解質膜
4:セパレータ
5:燃料ガス流路
6:酸化剤ガス流路
7:冷却水流路
8a:燃料ガス供給マニホールド
8b:燃料ガス排出マニホールド
9a:酸化剤ガス供給マニホールド
9b:酸化剤ガス排出マニホールド
10a:冷却水供給マニホールド
10b:冷却水排出マニホールド
11:燃料電池積層体(スタック)
13:第1のプレート
14:第2のプレート
15:端部シールシート固定用段差
19:高密度領域
40:単位電池

Claims (8)

  1. 燃料ガス流路および酸化剤ガス流路の少なくとも一方が形成され、炭素質あるいは黒鉛質粉体を主成分とし接着・結着材として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含む材料を用いて製造された燃料電池用セパレータにおいて、
    前記セパレータの周囲部の少なくとも一部の密度が相対的に大きい高密度領域と、前記セパレータ周囲部以外の密度が相対的に小さい低密度領域と、を備えたことを特徴とする燃料電池用セパレータ。
  2. 多孔質セパレータであって、前記高密度領域は気孔率が相対的に小さく、前記低密度領域は気孔率が相対的に大きいこと、を特徴とする請求項1に記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 電解質としてプロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜を用いた燃料電池で、前記燃料電池に供給される燃料ガスおよび酸化剤ガス流路の少なくとも一方に水蒸気を添加する機能を有する内部加湿方式に用いられる多孔質セパレータであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池用セパレータ。
  4. 複数の単位電池を積層して積層体を形成し、その積層体の側面外側に、前記燃料ガス流路および酸化剤ガス流路それぞれに連通するために積層方向に延びる複数のガスマニホールドを配置する燃料電池に用いられるセパレータであって、
    前記セパレータの周囲部のうちで前記ガスマニホールドの壁に接する部分が、前記密度が相対的に大きい高密度領域になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 冷却水流路がさらに形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池用セパレータ。
  6. 複数の単位電池が積層されて積層体が形成され、その積層体の側面外側に、前記冷却水流路に連通するために積層方向に延びる冷却水マニホールドが配置された燃料電池に用いられるセパレータであって、
    前記セパレータの周囲部のうちで前記冷却水マニホールドの壁に接する部分が、前記密度が相対的に大きい高密度領域になっていることを特徴とする請求項5に記載の燃料電池用セパレータ。
  7. 燃料ガス流路および酸化剤ガス流路が形成され、炭素質あるいは黒鉛質粉体を主成分とし接着・結着材として熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含む材料を用いて製造された燃料電池用セパレータを有する単位電池が複数個積層されて積層体が形成され、その積層体の側面外側に、前記燃料ガス流路および酸化剤ガス流路それぞれに連通するために積層方向に延びる複数のガスマニホールドが配置された燃料電池であって、
    前記セパレータの周囲部のうちで前記ガスマニホールドの壁に接する部分の密度が他の部分よりも相対的に大きいこと、
    を特徴とする燃料電池。
  8. 前記セパレータに冷却水流路がさらに形成され、
    前記積層体の側面外側に、前記冷却水流路に連通するために積層方向に延びる複数の冷却水マニホールドが配置され、
    前記セパレータの周囲部のうちで前記冷却水マニホールドの壁に接する部分の密度が他の部分よりも相対的に大きいこと、
    を特徴とする請求項7に記載の燃料電池。
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