JP2008034159A - 燃料電池および燃料電池の製造方法 - Google Patents

燃料電池および燃料電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のMEAを有する燃料電池において、各MEAに供給される反応ガス量の均一化を図ることにより、燃料電池全体としての発電性能の低下を抑制することを可能とする。
【解決手段】燃料電池は、電解質層と電解質層の両面に配置された電極層とを含む複数の膜・電極接合体200と、複数の膜・電極接合体のそれぞれの所定の一方の面に配置されると共に、内部において膜・電極接合体における発電に用いられるガスを流通させつつガスを膜・電極接合体に供給する拡散層230とを含む。燃料電池の製造方法は、(a)燃料電池に含まれる拡散層の内部における圧力損失を表す指標値を測定する工程と、(b)測定の結果に応じて拡散層の内部における圧力損失を増大させるために、拡散層内部におけるガスの流通を抑制する所定の材料を拡散層の内部232に含浸させる工程と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池および燃料電池の製造方法に関する。
近年、水素と酸素との電気化学反応を利用して発電する燃料電池が注目されている。燃料電池は、一般に、酸素を含む空気と水素を含む燃料ガスとを利用して発電を行う膜・電極接合体(以下「MEA(Membrane Electrode Assembly)」とも呼ぶ)と、MEA間を隔てると共にMEAに空気および燃料ガス(以下まとめて「反応ガス」とも呼ぶ)を供給するセパレータと、が交互に積層されたスタック構成を有する。
燃料電池には、反応ガスを供給するための流路(「マニホールド」とも呼ばれる)が設けられる。マニホールド内部に流入した反応ガスは、セパレータを介してMEAに供給され、MEAにおける発電に用いられる。
スタック構成を有する燃料電池において、マニホールドの上流側と下流側とにおける反応ガスの圧力差により各MEAに供給される反応ガス量が不均一となり、燃料電池全体としての発電性能が低下することを抑制するための技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1には、セパレータ内部に反応ガスの流れを制限する障害物や絞り部を設けてセパレータ内部における圧力損失を増大させることにより、マニホールドの上流側と下流側との圧力差の影響を相対的に減少させ、各MEAに供給される反応ガス量の均一化を図ることが開示されている。
特開平10−172594号公報 特開2003−151604号公報
上記従来の技術では、セパレータ内部に設ける障害物や絞り部の形状や寸法に製造ばらつきが発生した場合に、各セパレータ内部における圧力損失が不均一となり、各MEAに供給される反応ガス量が不均一となる恐れがあった。この結果、燃料電池全体としての発電性能が低下する恐れがあった。
なお、このような問題は、セパレータ内部における圧力損失の不均一を原因とする場合に限らず、複数のMEAを有する燃料電池において共通する問題であった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、複数のMEAを有する燃料電池において、各MEAに供給される反応ガス量の均一化を図ることにより、燃料電池全体としての発電性能の低下を抑制することを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の燃料電池の製造方法は、
電解質層と前記電解質層の両面に配置された電極層とを含む複数の膜・電極接合体と、前記複数の膜・電極接合体のそれぞれの所定の一方の面に配置されると共に、内部において前記膜・電極接合体における発電に用いられるガスを流通させつつ前記ガスを前記膜・電極接合体に供給する拡散層と、を含む燃料電池の製造方法であって、
(a)前記燃料電池に含まれる前記拡散層の内部における圧力損失を表す指標値を測定する工程と、
(b)前記測定の結果に応じて前記拡散層の内部における圧力損失を増大させるために、前記拡散層内部における前記ガスの流通を抑制する所定の材料を前記拡散層の内部に含浸させる工程と、を備える。
この燃料電池の製造方法では、拡散層の内部における圧力損失を表す指標値が測定され、測定の結果に応じて拡散層の内部における圧力損失を増大させるために、拡散層内部における流体の流通を抑制する所定の材料が拡散層の内部に含浸される。そのため、この燃料電池の製造方法では、拡散層の内部における圧力損失の大きさを調整することにより膜・電極接合体に供給される反応ガス量の均一化を図ることができ、燃料電池全体としての発電性能の低下を抑制することができる。
上記燃料電池の製造方法において、前記工程(b)は、前記所定の材料を含浸させる量と前記拡散層上における前記所定の材料を含浸させる位置との少なくとも一方を、前記測定の結果に基づき設定する工程を含むとしてもよい。
このようにすれば、拡散層の内部における圧力損失の測定結果に応じて、拡散層の内部における圧力損失の大きさを調整することできる。
また、上記燃料電池の製造方法において、前記工程(b)は、前記所定の材料を含浸させる量と前記拡散層上における前記所定の材料を含浸させる位置との少なくとも一方を、前記測定の結果に基づき、前記燃料電池に含まれるすべての前記拡散層の内部における圧力損失の大きさが略同一となるように設定する工程を含むとしてもよい。
このようにすれば、拡散層の内部における圧力損失の大きさを略同一に調整することにより膜・電極接合体に供給される反応ガス量の均一化を図ることができ、燃料電池全体としての発電性能の低下を抑制することができる。
また、上記燃料電池の製造方法において、前記指標値は、前記拡散層の厚さと、前記拡散層の気孔率と、前記拡散層の質量と、の内の少なくとも1つであるとしてもよい。
このようにすれば、簡便な方法を用いて、膜・電極接合体に供給される反応ガス量の均一化を図ることができる。
また、上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の燃料電池は、
電解質層と前記電解質層の両面に配置された電極層とを含む複数の膜・電極接合体と、
前記複数の膜・電極接合体のそれぞれの所定の一方の面に配置されると共に、内部において前記膜・電極接合体における発電に用いられるガスを流通させつつ前記ガスを前記膜・電極接合体に供給する拡散層と、を備え、
少なくとも1つの前記拡散層は、前記拡散層内部における流体の流通を抑制する所定の材料が内部に含浸しており、
前記燃料電池に含まれるすべての前記拡散層の内部における圧力損失の値は、略同一となっている。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、燃料電池およびその製造方法、燃料電池スタックおよびその製造方法、燃料電池を備えた移動体およびその製造方法等の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
B.変形例:
A.実施例:
図1および図2は、本発明の実施例としての燃料電池100の断面構成を概略的に示す説明図である。また、図3ないし図7は、本発明の実施例としての燃料電池100の平面構成を概略的に示す説明図である。図1は、図3ないし図7におけるI−I切断面に沿った燃料電池100の断面構成を示しており、図2は、図3ないし図7におけるII−II切断面に沿った燃料電池100の断面構成を示している。図3および図4は、燃料電池100を構成する単セル200の平面構成を示している。図3に示した平面構成は、図1および図2における左側から見た平面構成であり、図4に示した平面構成は、図1および図2における右側から見た平面構成である。図5ないし図7は、燃料電池100を構成するセパレータ300を構成する各部材の平面構成を示している。図5ないし図7に示した平面構成は、図1および図2における左側から見た平面構成である。
本実施例の燃料電池100は、固体高分子型の燃料電池であり、例えば酸化ガスとしての空気と水素リッチな燃料ガスとを用いて発電を行う。燃料電池100は、図1および図2に示すように、単セル200とセパレータ300とが交互に積層された構成(スタック構成)を有している。図1および図2では、燃料電池100に含まれる単セル200およびセパレータ300の内の一部を抜き出して示しており、他の単セル200およびセパレータ300は図示を省略している。なお、本明細書では、燃料電池100を構成する単セル200およびセパレータ300を積層する方向、すなわち、図1および図2における左右方向を、「燃料電池100の積層方向」または単に「積層方向」と呼ぶ。
単セル200は、図1および図2に示すように、MEA(Membrane Electrode Assembly(膜・電極接合体))210と、MEA210を両側から挟むように配置されたアノード側の第1の拡散層220およびカソード側の第1の拡散層230と、を有している。
以下の説明では、アノード側の第1の拡散層220を単に「アノード側第1拡散層220」と呼び、カソード側の第1の拡散層230を単に「カソード側第1拡散層230」と呼ぶものとする。また、アノード側第1拡散層220およびカソード側第1拡散層230を、まとめて「第1拡散層220および230」とも呼ぶものとする。第1拡散層220および230は、内部空隙率が高く気体が内部を流通する際の圧力損失が小さい金属製多孔体やカーボン製多孔体を用いて構成されており、MEA210における発電に用いられる反応ガス(空気および燃料ガス)を流通させる多孔体流路として機能する。なお、本実施例における第1拡散層220および230は、本発明における「拡散層」に相当する。
MEA210は、図1および図2において一部を拡大して示すように、電解質層212と、電解質層212を両側から挟むように配置されたアノード側触媒電極層214およびカソード側触媒電極層215と、を有している。電解質層212は、固体高分子材料、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸を備えるフッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性を有するイオン交換膜を用いて構成されており、湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。アノード側触媒電極層214およびカソード側触媒電極層215は、例えば白金や白金合金といった触媒を担持した触媒担持カーボンを含んでいる。
さらに、本実施例では、MEA210は、アノード側触媒電極層214の電解質層212と対向する面とは反対側の面に配置されたアノード側の第2の拡散層216と、カソード側触媒電極層215の電解質層212と対向する面とは反対側の面に配置されたカソード側の第2の拡散層217と、を有している。以下の説明では、アノード側の第2の拡散層216を単に「アノード側第2拡散層216」と呼び、カソード側の第2の拡散層217を単に「カソード側第2拡散層217」と呼ぶものとする。また、アノード側第2拡散層216およびカソード側第2拡散層217を、まとめて「第2拡散層216および217」とも呼ぶものとする。第2拡散層216および217は、内部空隙率が高く気体が内部を流通する際の圧力損失が小さい金属製多孔体やカーボン製多孔体を用いて構成されている。なお、本実施例のように構成されたMEA210は、「MEGA」と呼ばれる場合もある。
単セル200の外周部には、図1および図2に示すように、シール部510が配置されている。本実施例では、シール部510は、シリコンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム等のシール材料を用いた射出成形により形成される。シール部510の形成の際には、シール部510を形成するためのシール材料をMEA210や第1拡散層220および230の内部に含浸させ、いわゆるアンカー効果によりシール部510とMEA210等とを結合する。なお、シール部510とMEA210等との結合のためにMEA210や第1拡散層220および230の内部に含浸したシール部510の部分をシール結合部514と呼ぶ。
シール部510は、積層方向に突出した凸型断面形状のリップ部512を有している。リップ部512は、セパレータ300の積層面に当接している。本実施例では、リップ部512は、単セル200とセパレータ300とが積層される際に、セパレータ300により圧縮されて変形し、セパレータ300の積層面に密着するような形状および材料が採用されている。なお、本明細書では、リップ部512とセパレータ300とが接する部分の連続をシールラインSLと呼ぶ。図面上では、リップ部512とセパレータ300とが接する部分の中央の位置にシールラインSLを示す線を表現している。また、面状部材の厚さ方向に直交する表面を「積層面」と呼ぶものとする。
シール部510のリップ部512により、反応ガスや冷却媒体(例えば冷却水)等の流体に対するシールが実現される。すなわち、シール部510のリップ部512は、反応ガスの外部への漏洩を抑制するとともに、燃料電池100内部における反応ガスおよび冷却水の流路の一部を形成する。
図3は、単セル200のアノード側の平面構成を示している。上述したように、図3に示した平面構成は、図1および図2における左側から見た平面構成であり、単セル200の中央部には、アノード側第1拡散層220が示されている。なお、図3中の破線は、後述のアノード対向プレート320に形成された小孔327および328の位置を示す線である。
単セル200の外周部には、シール部510が配置されている。シール部510のシール結合部514は、アノード側第1拡散層220の周囲を取り囲むように形成されている。また、シール結合部514のさらに外側においてアノード側第1拡散層220の周囲を取り囲むように、シール部510のリップ部512(図3においてはシールラインSLによって示す)が形成されている。
また、シール部510には、貫通孔542,552,562,572,582,592が形成されている。これらの貫通孔542〜592は、後述するように、反応ガスおよび冷却水のための流路の一部を形成する。シール部510のリップ部512(シールラインSL)は、貫通孔542〜592のそれぞれの周囲を囲むような形状に形成されている。
アノード側第1拡散層220は、内部に所定の材料を含浸する処理が施された含浸処理部222を有する。この点については、後に詳述する。
図4は、単セル200のカソード側の平面構成を示している。上述したように、図4に示した平面構成は、図1および図2における右側から見た平面構成であり、単セル200の中央部には、カソード側第1拡散層230が示されている。なお、図4中の破線は、後述のカソード対向プレート310に形成された小孔317および318の位置を示す線である。
図3に示したアノード側と同様に、シール部510のシール結合部514は、カソード側第1拡散層230の周囲を取り囲むように形成されている。また、シール結合部514のさらに外側においてカソード側第1拡散層230の周囲を取り囲むように、シール部510のリップ部512(図4においてはシールラインSLによって示す)が形成されている。また、シール部510のリップ部512(シールラインSL)は、貫通孔542〜592のそれぞれの周囲を囲むような形状に形成されている。
カソード側第1拡散層230は、内部に所定の材料を含浸する処理が施された含浸処理部232を有する。この点については、後に詳述する。
セパレータ300は、図1および図2に示すように、3つの層状部材が積層された構成を有している。すなわち、セパレータ300は、カソード側第1拡散層230に対向するカソード対向プレート310と、アノード側第1拡散層220に対向するアノード対向プレート320と、カソード対向プレート310およびアノード対向プレート320に狭持された中間プレート330と、を含んでいる。本実施例では、カソード対向プレート310とアノード対向プレート320と中間プレート330とは、導電性材料(例えばステンレス鋼(SUS)やチタン(Ti)、チタン合金といった金属、あるいはカーボン)によって形成された矩形平面形状の薄板である。
図5は、カソード対向プレート310の平面構成を示している。カソード対向プレート310には、貫通孔311,312,313,314,315,316が形成されている。これらの貫通孔311〜316は、それぞれが、シール部510(図3および図4参照)に形成された貫通孔542〜592の1つと積層方向に沿って連通する位置に配置されており、後述するように、反応ガスおよび冷却水のための流路の一部を形成する。さらに、カソード対向プレート310には、小孔317および318が形成されている。小孔317および318は、カソード側第1拡散層230の積層面に対向する位置に配置されている(図1および図4参照)。なお、図5中の破線は、後述の中間プレート330に形成された孔や溝の位置を示す線である。
図6は、アノード対向プレート320の平面構成を示している。図5に示したカソード対向プレート310と同様に、アノード対向プレート320には、貫通孔321,322,323,324,325,326が形成されている。これらの貫通孔321〜326は、それぞれが、シール部510(図3および図4)に形成された貫通孔542〜592の1つと積層方向に沿って連通する位置に配置されており、後述するように、反応ガスおよび冷却水のための流路の一部を形成する。さらに、アノード対向プレート320には、小孔327および328が形成されている。小孔327および328は、アノード側第1拡散層220の積層面に対向する位置に配置されている(図2および図3参照)。なお、図6中の破線は、後述の中間プレート330に形成された孔や溝の位置を示す線である。
図7は、中間プレート330の平面構成を示している。中間プレート330には、貫通孔331,332,333,334が形成されている。これらの貫通孔331〜334は、それぞれが、シール部510(図3および図4)に形成された貫通孔542〜572の1つと積層方向に沿って連通する位置に配置されており、後述するように、反応ガスのための流路の一部を形成する。
また、中間プレート330には、連通孔335が形成されている。連通孔335は、カソード対向プレート310およびアノード対向プレート320に形成された貫通孔315および325と、貫通孔316および326と、を、中間プレート330の面内において連通するような位置に配置されている。連通孔335は、後述するように、冷却水のための流路の一部を形成する。
図7に示すように、貫通孔331は、カソード対向プレート310(図5)に形成された小孔317と連通する連通溝336を有する。同様に、貫通孔332は、カソード対向プレート310(図5)に形成された小孔318と連通する連通溝337を有する。また、貫通孔333は、アノード対向プレート320(図5)に形成された小孔327と連通する連通溝338を有し、貫通孔334は、アノード対向プレート320に形成された小孔328と連通する連通溝339を有する。
燃料電池100内には、図1に示すように、発電に用いられる空気が供給される空気供給路(空気供給マニホールド)640と、利用されなかった空気が排出される空気排出路(空気排出マニホールド)650とが形成されている。空気供給路640は、シール部510の貫通孔542(図3および図4)と、セパレータ300を構成する各部材の貫通孔311(図5),321(図6),331(図7)とが連通することにより形成される。また、空気排出路650は、シール部510の貫通孔552(図3および図4)と、セパレータ300を構成する各部材の貫通孔312(図5),322(図6),332(図7)とが連通することにより形成される。
燃料電池100の内部には、図1において矢印で示すように、空気供給路640から供給された空気をカソード側第1拡散層230に導くと共に、カソード側第1拡散層230から排出された空気を空気排出路650へと導くための流路が形成されている。すなわち、空気供給路640に供給された空気は、連通溝336(図7)および小孔317(図5)を介して、カソード側第1拡散層230の内部に流入する。その後、空気は、カソード側第1拡散層230内部を通過しつつMEA210における発電に利用される。発電に利用されなかった空気は、小孔318(図5)および連通溝337(図7)を介して、空気排出路650へと排出される。
同様に、燃料電池100内には、図2に示すように、発電に用いられる燃料ガスが供給される燃料供給路(燃料供給マニホールド)660と、利用されなかった燃料ガスが排出される燃料排出路(燃料排出マニホールド)670とが形成されている。燃料供給路660は、シール部510の貫通孔562(図3および図4)と、セパレータ300を構成する各部材の貫通孔313(図5),323(図6),333(図7)とが連通することにより形成される。また、燃料排出路670は、シール部510の貫通孔572(図3および図4)と、セパレータ300を構成する各部材の貫通孔314(図5),324(図6),334(図7)とが連通することにより形成される。
燃料電池100の内部には、図2において矢印で示すように、燃料供給路660から供給された燃料ガスをアノード側第1拡散層220に導くと共に、アノード側第1拡散層220から排出された燃料ガスを燃料排出路670へと導くための流路が形成されている。すなわち、燃料供給路660に供給された燃料ガスは、連通溝338(図7)および小孔327(図6)を介して、アノード側第1拡散層220の内部に流入する。その後、燃料ガスは、アノード側第1拡散層220内部を通過しつつMEA210における発電に利用される。発電に利用されなかった燃料ガスは、小孔328(図6)および連通溝339(図7)を介して、燃料排出路670へと排出される。
同様に、燃料電池100内には、燃料電池100を冷却する冷却媒体としての冷却水が供給される冷却水供給路(冷却水供給マニホールド)と、冷却水が排出される図示しない冷却水排出路(冷却水排出マニホールド)とが形成されている。冷却水供給路は、シール部510の貫通孔582(図3および図4)と、セパレータ300を構成する各部材の貫通孔315(図5),325(図6)および連通孔335(図7)とが連通することにより形成される。また、冷却水排出路は、シール部510の貫通孔592(図3および図4)と、セパレータ300を構成する各部材の貫通孔316(図5),326(図6)および連通孔335(図7)とが連通することにより形成される。
燃料電池100の内部には、冷却水供給路から冷却水排出路までつながった冷却水流路が形成されている。すなわち、冷却水供給路に供給された冷却水は、連通孔335(図7)に流入する。その後、冷却水は、連通孔335を通過しつつ単セル200の冷却に利用され、冷却水排出路へと排出される。
このように、本実施例の燃料電池100では、セパレータ300が、単セル200に対向する表面が平坦形状に形成されており、表面に反応ガスの流路としての溝を有していない。セパレータ300における上述した空気、燃料ガス、冷却水が流通する流路の形成は、セパレータ300を構成する3層の部材(カソード対向プレート310、アノード対向プレート320、中間プレート330)に、所定の打ち抜き加工等を施すことによって行われる。そのため、本実施例の燃料電池100では、セパレータ300の製造の容易化・低コスト化を図ることができる。
ここで、第1拡散層220および230に形成された含浸処理部222および232(図3および図4参照)について、さらに詳細に説明する。カソード側においては、セパレータ300の小孔317(図5参照)を介してカソード側第1拡散層230の内部に空気が供給され、セパレータ300の小孔318(図5参照)から排出される。そのため、カソード側第1拡散層230内部における空気の流れの方向は、小孔317に対向する位置から小孔318に対向する位置に向かう方向、すなわち、おおよそ図4の上から下へ向かう方向となる。以下の説明では、この方向を、「空気流方向」と呼ぶ。
図4に示すように、含浸処理部232は、カソード側第1拡散層230の外周四辺の内、空気流方向に略平行な二辺に沿って形成される。含浸処理部232は、カソード側第1拡散層230の内部に所定の材料を含浸させる処理を施すことにより形成される。含浸させる材料としては、接着剤やシール剤が用いられる。含浸処理部232においては、カソード側第1拡散層230の内部の空隙が含浸材料によって充填されるため、空気の流通が抑制される。そのため、カソード側第1拡散層230に供給された空気は、カソード側第1拡散層230の内、含浸処理部232が形成されていない部分(以下「有効流路部」とも呼ぶ)のみを流通することとなる。従って、含浸処理部232が形成されることにより、カソード側第1拡散層230の圧力損失(流路抵抗)は増大する。なお、図4に示すように、空気流方向に直交する方向に沿った有効流路部の幅をWceと表し、カソード側第1拡散層230全体の幅をWc0と表すものとする。
ここで、含浸処理部232が形成された後のカソード側第1拡散層230の圧力損失の値ΔPcは、含浸処理部232が形成される前のカソード側第1拡散層230の圧力損失の値をΔPc0と表すと、以下の式(1)により算出される。式(1)からわかるように、有効流路部の幅Wceを小さく設定するほど、圧力損失の値ΔPcは大きくなる。
ΔPc=ΔPc0×Wc0/Wce・・・(1)
本実施例では、含浸処理部232は、燃料電池100に含まれるすべてのカソード側第1拡散層230の圧力損失の値ΔPcが略同一となるように、形成されている。すなわち、燃料電池100に含まれるカソード側第1拡散層230の内、含浸処理部232が形成される前の圧力損失の値ΔPc0が最大のカソード側第1拡散層230(このカソード側第1拡散層230の圧力損失の値をΔPc0maxと表す)においては、含浸処理部232が形成されていない。また、他のカソード側第1拡散層230には、圧力損失の値ΔPcが、ΔPc0maxに等しくなるような幅Wceの有効流路部が確保されるように、含浸処理部232が形成されている。
なお、図4では、含浸処理部232がカソード側第1拡散層230の外周辺に接するように形成されているように表現しているが、含浸処理部232は、必ずしもカソード側第1拡散層230の外周辺に接するように形成されている必要はない。
アノード側についても同様である。図3に示すように、アノード側においては、セパレータ300の小孔327(図6参照)を介してアノード側第1拡散層220の内部に燃料ガスが供給され、セパレータ300の小孔328(図6参照)から排出される。そのため、アノード側第1拡散層220内部における燃料ガスの流れの方向は、小孔327に対向する位置から小孔328に対向する位置に向かう方向となる。この方向は、厳密には図3の左上から右下に向かう方向であるが、おおよそ図3の左から右へ向かう方向と言える。以下の説明では、この方向を、「燃料ガス流方向」と呼ぶ。
図3に示すように、含浸処理部222は、アノード側第1拡散層220の外周四辺の内、燃料ガス流方向に略平行な二辺に沿って形成される。含浸処理部222は、カソード側と同様に、アノード側第1拡散層220の内部に所定の材料を含浸させる処理を施すことにより形成され、空気の流通を抑制してアノード側第1拡散層220の圧力損失を大きくするよう機能する。なお、燃料ガス流方向に直交する方向に沿った有効流路部の幅をWaeと表し、アノード側第1拡散層220全体の幅をWa0と表す。
含浸処理部222が形成された後のアノード側第1拡散層220の圧力損失の値ΔPaは、含浸処理部222が形成される前のアノード側第1拡散層220の圧力損失の値をΔPa0と表すと、以下の式(2)により算出される。すなわち、有効流路部の幅Waeを小さく設定するほど、圧力損失の値ΔPaは大きくなる。
ΔPa=ΔPa0×Wa0/Wae・・・(2)
含浸処理部222は、燃料電池100に含まれるすべてのアノード側第1拡散層220の圧力損失の値ΔPaが略同一となるように、形成されている。すなわち、燃料電池100に含まれるアノード側第1拡散層220の内、含浸処理部222が形成される前の圧力損失の値ΔPa0が最大のアノード側第1拡散層220(このアノード側第1拡散層220の圧力損失の値をΔPa0maxと表す)においては、含浸処理部222が形成されていない。また、他のアノード側第1拡散層220には、圧力損失の値ΔPaが、ΔPa0maxに等しくなるような幅Waeの有効流路部が確保されるように、含浸処理部222が形成されている。
以上説明した本実施例の燃料電池100の製造方法について説明する。図8は、燃料電池100の製造工程の流れを示すフローチャートである。ステップS110では、燃料電池100の第1拡散層220および230を形成するための多孔体材料のすべてについて、圧力損失(すなわちΔPa0またはΔPc0)を測定する。圧力損失の測定は、専用の装置を用いて行う。
次に、第1拡散層220および230を形成する多孔体材料に、含浸処理部222および232を形成する(ステップS120)。含浸処理部222および232の形成は、上述したように、アノード側およびカソード側のそれぞれについて、すべての第1拡散層220(または230)の圧力損失の値ΔPaまたはΔPcが略同一となるように、行われる。すなわち、ステップS110で測定された圧力損失の値ΔPa0(またはΔPc0)に基づいて、有効流路部の幅Wae(またはWce)が設定され、設定された幅の有効流路部が形成されるように、含浸材料が第1拡散層220(または230)に含浸される。
なお、設定された幅の有効流路部を形成するために、第1拡散層220(または230)に含浸させる含浸材料の量を調整するとしてもよいし、第1拡散層220(または230)上における含浸材料の位置を調整するとしてもよい。また、積層時の空気の逃げ道を確保するために、含浸材料を含浸させない部分を設けるとしてもよい。
最後に、ステップS120における処理後の第1拡散層220および230を含め、燃料電池100を構成する各材料を積層する(ステップS130)。以上の工程によって、本実施例の燃料電池100が製造される。
以上説明したように、本実施例の燃料電池100の製造の際には、第1拡散層220および230を形成するための多孔体材料の圧力損失が測定される。そして、この測定結果に基づき、アノード側およびカソード側のそれぞれについて、すべての第1拡散層220(または230)の圧力損失の値が略同一となるように、第1拡散層220(または230)に含浸処理部222および232が形成される。そのため、本実施例の燃料電池100においては、各MEA210に供給される反応ガス量の均一化を図ることができ、燃料電池100全体としての発電性能の低下を抑制することができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B−1.変形例1:
上記実施例では、第1拡散層220および230の圧力損失の値そのものを測定し、測定結果に応じて、形成する含浸処理部222および232の態様を設定しているが、圧力損失の大きさを表す指標値を測定し、当該指標値に応じて含浸処理部222および232の態様を設定するとしてもよい。圧力損失の大きさを表す指標値としては、第1拡散層220および230の積層方向に沿った厚さや、第1拡散層220および230の気孔率、第1拡散層220および230の質量等を採用可能である。すなわち、第1拡散層220および230の圧力損失の大きさは、第1拡散層220および230の積層方向に沿った厚さに反比例すると考えられる。第1拡散層220および230の圧力損失の大きさは、第1拡散層220および230の気孔率の1次関数として表現できると考えられる。また、第1拡散層220および230の気孔率は、第1拡散層220および230の質量の1次関数として表現できると考えられる。従って、圧力損失の大きさと上記の指標値との関係を予め設定することにより、上記指標値を用いて含浸処理部222および232の態様を設定することが可能である。このような指標値を用いることにより、より簡便な方法で、各MEA210に供給される反応ガス量の均一化を図ることができる。
B−2.変形例2:
上記実施例では、含浸処理部222および232の形成は、アノード側およびカソード側のそれぞれについて、すべての第1拡散層220(または230)の圧力損失の値ΔPa(またはΔPc)が略同一となるように、行われているが、含浸処理部222および232の形成は必ずしもこのように行われる必要はない。例えば、空気供給路640(図1)や燃料供給路660(図2)における上流側から下流側に向けての圧力の低下を考慮して、上流側に位置する第1拡散層220(または230)ほど、その圧力損失の値ΔPa(またはΔPc)が大きくなるように、含浸処理部222および232が形成されるとしてもよい。
B−3.変形例3:
上記実施例において、含浸処理部222および232を形成するための含浸材料は、シール部510を形成する材料と同一の材料であるとしてもよい。この場合には、含浸処理部222および232の形成を、シール部510の形成と同時に行うとしてもよい。
B−4.変形例4:
上記実施例では、アノード側およびカソード側の両方において、含浸処理部222および232の形成が行われているが、アノード側およびカソード側のどちらか一方のみにおいて、含浸処理部の形成が行われるとしてもよい。
B−5.変形例5:
上記実施例では、MEA210が第2拡散層216および217を有しているが、MEA210が第2拡散層216および217を有しないとしてもよい。また、上記実施例では、燃料電池100は、単セル200とセパレータ300とが交互に積層された構成を有しているとしているが、燃料電池100を単セル200とその両側に配置したセパレータ300とによって構成することも可能である。
本発明の実施例としての燃料電池100の断面構成を概略的に示す説明図である。 本発明の実施例としての燃料電池100の断面構成を概略的に示す説明図である。 本発明の実施例としての燃料電池100の平面構成を概略的に示す説明図である。 本発明の実施例としての燃料電池100の平面構成を概略的に示す説明図である。 本発明の実施例としての燃料電池100の平面構成を概略的に示す説明図である。 本発明の実施例としての燃料電池100の平面構成を概略的に示す説明図である。 本発明の実施例としての燃料電池100の平面構成を概略的に示す説明図である。 燃料電池100の製造工程の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100…燃料電池
200…単セル
210…MEA
212…電解質層
214…アノード側触媒電極層
215…カソード側触媒電極層
216…アノード側第2拡散層
217…カソード側第2拡散層
220…アノード側第1拡散層
222…含浸処理部
230…カソード側第1拡散層
232…含浸処理部
300…セパレータ
310…カソード対向プレート
311…貫通孔
312…貫通孔
313…貫通孔
314…貫通孔
315…貫通孔
316…貫通孔
317…小孔
318…小孔
320…アノード対向プレート
321…貫通孔
322…貫通孔
323…貫通孔
324…貫通孔
325…貫通孔
326…貫通孔
327…小孔
328…小孔
330…中間プレート
331…貫通孔
332…貫通孔
333…貫通孔
334…貫通孔
335…連通孔
336…連通溝
337…連通溝
338…連通溝
339…連通溝
510…シール部
512…リップ部
514…シール結合部
542…貫通孔
552…貫通孔
562…貫通孔
572…貫通孔
582…貫通孔
592…貫通孔
640…空気供給路
650…空気排出路
660…燃料供給路
670…燃料排出路

Claims (5)

  1. 燃料電池の製造方法であって、
    前記燃料電池は、
    電解質層と前記電解質層の両面に配置された電極層とを含む複数の膜・電極接合体と、
    前記複数の膜・電極接合体のそれぞれの所定の一方の面に配置されると共に、内部において前記膜・電極接合体における発電に用いられるガスを流通させつつ前記ガスを前記膜・電極接合体に供給する拡散層と、を含み、
    前記方法は、
    (a)前記燃料電池に含まれる前記拡散層の内部における圧力損失を表す指標値を測定する工程と、
    (b)前記測定の結果に応じて前記拡散層の内部における圧力損失を増大させるために、前記拡散層内部における前記ガスの流通を抑制する所定の材料を前記拡散層の内部に含浸させる工程と、を備える、方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    前記工程(b)は、前記所定の材料を含浸させる量と前記拡散層上における前記所定の材料を含浸させる位置との少なくとも一方を、前記測定の結果に基づき設定する工程を含む、方法。
  3. 請求項2記載の方法であって、
    前記工程(b)は、前記所定の材料を含浸させる量と前記拡散層上における前記所定の材料を含浸させる位置との少なくとも一方を、前記測定の結果に基づき、前記燃料電池に含まれるすべての前記拡散層の内部における圧力損失の大きさが略同一となるように設定する工程を含む、方法。
  4. 請求項1記載の方法であって、
    前記指標値は、前記拡散層の厚さと、前記拡散層の気孔率と、前記拡散層の質量と、の内の少なくとも1つである、方法。
  5. 燃料電池であって、
    電解質層と前記電解質層の両面に配置された電極層とを含む複数の膜・電極接合体と、
    前記複数の膜・電極接合体のそれぞれの所定の一方の面に配置されると共に、内部において前記膜・電極接合体における発電に用いられるガスを流通させつつ前記ガスを前記膜・電極接合体に供給する拡散層と、を備え、
    少なくとも1つの前記拡散層は、前記拡散層内部における流体の流通を抑制する所定の材料が内部に含浸しており、
    前記燃料電池に含まれるすべての前記拡散層の内部における圧力損失の値は、略同一となっている、燃料電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019145219A (ja) * 2018-02-15 2019-08-29 トヨタ自動車株式会社 マスターセルの製造方法

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