JP2008293744A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属セパレータに接するガス拡散層のガス透過性を良好に向上させることを可能にする。
【解決手段】燃料電池10は、電解質膜・電極構造体12と第1及び第2金属セパレータ14、16とを備える。電解質膜・電極構造体12を構成するガス拡散層26aには、第1金属セパレータ14の凸部30aと凹部30bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部40が設けられる。ガス拡散層26aは、段差部40を介して肉厚部42aと肉薄部42bとを有するとともに、前記段差部40は、燃料ガス流路30を流れる燃料ガスに接触している。
【選択図】図2

Description

本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体と、波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータは、一方の面側に前記電極に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、他方の面側にセパレータ面内に沿って冷却媒体を流す冷却媒体流路とを設ける燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、電極触媒と多孔質カーボンからなるアノード側電極及びカソード側電極を配設して構成される電解質膜・電極構造体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。
この場合、アノード側電極及びカソード側電極は、通常、多孔質カーボン部材からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成された電極触媒層とをそれぞれ有している。
そして、一方のセパレータには、アノード側電極のガス拡散層に接する面に、燃料ガスを流すための燃料ガス流路が形成されるとともに、他方のセパレータには、カソード側電極のガス拡散層に接する面に、酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路が形成されている。
例えば、特許文献1に開示されている固体高分子電解質型燃料電池では、図8に示すように、燃料電池セル1が、一対の金属セパレータ2により挟持されている。燃料電池セル1は、PE膜3を燃料電極膜4a及び酸化剤電極膜4bで挟んで構成されている。金属セパレータ2は、波形状溝5を有しており、この波形状溝5は、燃料電極膜4a及び酸化剤電極膜4bに対向するガス通流用の溝5aと、冷却用流体通流用の溝5bとを有している。
特開平8−180883号公報
ところで、上記の特許文献1では、セパレータ2が燃料電極膜4a及び酸化剤電極膜4bに、直接、接触している平坦接触長Hの領域は、ガス通流用の溝5aを通って流通するガスの電極反応面への拡散性が低い領域である。このため、電極触媒全体にわたって反応に必要なガスを十分に供給することが困難であるという問題がある。
特に、セパレータ2が金属セパレータで構成される際、冷却用流体が通流される溝5bと、平坦接触長Hにわたって前記セパレータ2が接触する燃料電極膜4a及び酸化剤電極膜4bの平坦部分との距離が、相当に近接している。実質的に、セパレータ2の板厚に相当する距離まで近接している。
従って、燃料電極膜4a及び酸化剤電極膜4bでは、平坦接触長Hの範囲内が溝5bの中を流通する冷却用流体によって冷え易く、結露が惹起されるとともに、ガスの拡散が阻害されるという問題がある。しかも、金属セパレータでは、熱伝導性が高いため、カーボンセパレータに比べて結露によるガスの拡散が阻害され易く、低拡散領域が広くなるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、ガス拡散層が金属セパレータに所定の平坦接触長で接するとともに、前記ガス拡散層のガス透過性を良好に向上させることが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体と、波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータは、一方の面側に前記電極に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、他方の面側にセパレータ面内に沿って冷却媒体を流す冷却媒体流路とを設ける燃料電池に関するものである。
金属セパレータは、反応ガス流路を形成する凸部と凹部とが電極を構成するガス拡散層に配設される一方、ガス拡散層には、前記凸部と前記凹部との境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部が設けられている。
また、ガス拡散層は、金属セパレータの凸部に接触する肉厚部と、前記金属セパレータの凹部に対応する肉薄部とを有することが好ましい。
さらに、ガス拡散層は、金属セパレータの凸部に接触する部位に、境界部分に沿って延在する溝部が形成されることが好ましい。
本発明では、ガス拡散層には、金属セパレータの凸部と凹部との境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部が設けられており、この段差部から前記ガス拡散層内に反応ガスを透過させることができる。従って、ガス拡散層のガス拡散性が向上するため、所望の平坦接触長を維持しながら、低発電領域の低減を図ることが可能になる。これにより、発電領域が良好に拡大して発電性能の向上、電流密度分布及び温度分布の均一化による耐久性の向上等が容易に図られる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10の分解概略斜視図である。
燃料電池10は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)12と、前記電解質膜・電極構造体12を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ14、16とを備える。
燃料電池10の長辺方向(図1中、矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔18a、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔20a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔22bが設けられる。
燃料電池10の長辺方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔22a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔20b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔18bが設けられる。
電解質膜・電極構造体12は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜24と、前記固体高分子電解質膜24を挟持するアノード側電極26及びカソード側電極28とを備える。
図2に示すように、アノード側電極26及びカソード側電極28は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層26a、28aと、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層26a、28aの表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層26b、28bとを有する。電極触媒層26b、28bは、固体高分子電解質膜24の両面に形成される。第1の実施形態では、後述するように、ガス拡散層26a、28aに対して特別な工夫が施される。
図1に示すように、第1金属セパレータ14の電解質膜・電極構造体12に向かう面14aには、燃料ガス供給連通孔22aと燃料ガス排出連通孔22bとを連通する燃料ガス流路30が形成される。この燃料ガス流路30は、例えば、矢印B方向に延在する凸部30aと凹部30bとを交互に設けることにより構成される(図2参照)。
第1金属セパレータ14の面14bには、冷却媒体供給連通孔20aと冷却媒体排出連通孔20bとを連通する冷却媒体流路32が形成される(図1参照)。この冷却媒体流路32は、燃料ガス流路30の裏面形状に対応して構成される(図2参照)。
図1に示すように、第2金属セパレータ16の電解質膜・電極構造体12に向かう面16aには、酸化剤ガス流路34が設けられる。この酸化剤ガス流路34は、例えば、矢印B方向に延在する凸部34aと凹部34bとを交互に設けることにより構成される(図2参照)。
酸化剤ガス流路34は、酸化剤ガス供給連通孔18aと酸化剤ガス排出連通孔18bとに連通する(図1参照)。第2金属セパレータ16の面16bには、第1金属セパレータ14の面14bと重なり合って冷却媒体流路32が一体的に形成される。
第1金属セパレータ14の面14a、14bには、この第1金属セパレータ14の外周端縁部を周回して第1シール部材36が一体成形される。第1シール部材36は、面14aで燃料ガス供給連通孔22a、燃料ガス排出連通孔22b及び燃料ガス流路30を囲繞してこれらを連通させる一方、面14bで冷却媒体供給連通孔20a、冷却媒体排出連通孔20b及び冷却媒体流路32を囲繞してこれらを連通させる。
第2金属セパレータ16の面16a、16bには、この第2金属セパレータ16の外周端縁部を周回して第2シール部材38が一体成形される。第2シール部材38は、面16aで酸化剤ガス供給連通孔18a、酸化剤ガス排出連通孔18b及び酸化剤ガス流路34を囲繞してこれらを連通させる一方、面16bで冷却媒体供給連通孔20a、冷却媒体排出連通孔20b及び冷却媒体流路32を囲繞してこれらを連通させる。
図2に示すように、ガス拡散層26aには、第1金属セパレータ14の凸部30aと凹部30bとの境界部分に対応し厚さ方向(矢印A方向)に切り欠いて段差部40が設けられる。段差部40は、燃料ガス流路30を流れる燃料ガスに接触している。
ガス拡散層26aは、第1金属セパレータ14の凸部30aに接触する肉厚部42aと、前記第1金属セパレータ14の凹部30bに対応する肉薄部42bとを有する。肉厚部42aの厚さD1と、肉薄部42bの厚さD2とは、例えば、D1/3≦D2≦D1×2/3等の関係を有する。なお、この関係は、以下に説明するガス拡散層28aでも同じである。
ガス拡散層28aには、同様に、第2金属セパレータ16の凸部34aと凹部34bとの境界部分に対応し厚さ方向(矢印A方向)に切り欠いて段差部44が設けられる。段差部44は、酸化剤ガス流路34を流れる酸化剤ガスに接触している。
ガス拡散層28aは、第2金属セパレータ16の凸部34aに接触する肉厚部46aと、前記第2金属セパレータ16の凹部34bに対応する肉薄部46bとを有する。第1金属セパレータ14の凸部30a及び第2金属セパレータ16の凸部34aは、ガス拡散層26a、28aの肉厚部42a、46aに対し、平坦接触長H1にわたって接触する。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス供給連通孔18aには、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔22aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体供給連通孔20aには、純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔18aから第2金属セパレータ16の酸化剤ガス流路34に導入され、電解質膜・電極構造体12のカソード側電極28に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔22aから第1金属セパレータ14の燃料ガス流路30に導入され、電解質膜・電極構造体12のアノード側電極26に沿って移動する。
従って、電解質膜・電極構造体12では、カソード側電極28に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極26に供給される燃料ガスとが、電極触媒層26b、28b内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極28に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔18bに沿って流動する。同様に、アノード側電極26に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔22bに排出されて流動する。
また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔20aから第1及び第2金属セパレータ14、16間の冷却媒体流路32に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体12を冷却した後、冷却媒体排出連通孔20bを移動して燃料電池10から排出される。
この場合、第1の実施形態では、図2に示すように、ガス拡散層26aには、第1金属セパレータ14の凸部30aと凹部30bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部40が設けられている。このため、燃料ガス流路30を流れる燃料ガスは、段差部40からガス拡散層26a内に透過することができる。これにより、前記ガス拡散層26aのガス拡散性を向上させることが可能になるとともに、所望の平坦接触長H1を確保することができる。
同様に、ガス拡散層28aには、第2金属セパレータ16の凸部34aと凹部34bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部44が設けられている。従って、酸化剤ガス流路34を流れる酸化剤ガスは、段差部44からガス拡散層28a内に良好に透過することが可能になる。
具体的には、図3に示すように、通常の燃料電池10aを構成する電解質膜・電極構造体12aでは、ガス拡散層26a、28aに段差部が設けられていない。このため、凸部30a、34aとの接触部分には、比較的広範囲にわたって低拡散領域50a、50bが存在している。
これに対して、図4に示すように、第1の実施形態に係る燃料電池10では、ガス拡散層26a、28aに段差部40、44が設けられているため、この段差部40、44を介して前記ガス拡散層26a、28a内に燃料ガス及び酸化剤ガスが円滑に透過する。これにより、電解質膜・電極構造体12では、低拡散領域52a、52bが有効に低減されるという効果が得られる。
従って、第1の実施形態では、従来の燃料電池10aに比べて発電領域が有効に拡大し、発電性能の向上を図るとともに、電流密度分布及び温度分布の均一化による耐久性の向上が容易に図られるという利点がある。しかも、ガス拡散層26a、28aに近接して冷却媒体流路32が配置されているが、このガス拡散層26a、28aの残留水分が大幅に低減される。このため、結露が有効に抑制されて、特に、低温始動性が向上するという効果がある。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池60の要部拡大断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3及び第4の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池60は、電解質膜・電極構造体62を第1及び第2金属セパレータ14、16で挟持して構成される。電解質膜・電極構造体62を構成するガス拡散層26aには、第1金属セパレータ14の凸部30aと凹部30bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部64が設けられる。この段差部64は、肉厚部42aから肉薄部42bに向かって外方に傾斜している。
ガス拡散層28aには、同様に、第2金属セパレータ16の凸部34aと凹部34bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部66が設けられる。この段差部66は、肉厚部46aから肉薄部46bに向かって外方に傾斜している。これにより、段差部64、66は、傾斜することによって長さが長尺化され、拡散性の向上を図ることができる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池70の要部拡大断面説明図である。
燃料電池70は、電解質膜・電極構造体72を第1及び第2金属セパレータ16により挟持して構成される。電解質膜・電極構造体72を構成するガス拡散層26aは、第1金属セパレータ14の凸部30aと凹部30bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部74が設けられる。この段差部74は、肉厚部42aから肉薄部42bに向かって内方に傾斜している。
ガス拡散層28aには、同様に、第2金属セパレータ16の凸部34aと凹部34bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部76が設けられる。この段差部76は、肉厚部46aから肉薄部46bに向かって内方に傾斜している。従って、段差部74、76は、傾斜することによって長さが長尺化され、拡散性の向上を図ることができる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池80の要部拡大断面説明図である。
燃料電池80は、電解質膜・電極構造体82を第1及び第2金属セパレータ14、16により挟持して構成される。電解質膜・電極構造体82を構成するガス拡散層26aには、第1金属セパレータ14の凸部30aと凹部30bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部84が設けられる。この段差部84は、ガス拡散層26aに、凸部30aと凹部30bとの境界部分に沿って延在する溝部86を形成することにより設けられる。溝部86は、凸部30aから離間する断面側にR形状面を有している。
ガス拡散層28aには、同様に、第2金属セパレータ16の凸部34aと凹部と34bとの境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部88が設けられる。この段差部88は、ガス拡散層28aに、凸部34aと凹部34bとの境界部分に沿って延在する溝部90が形成されることにより設けられる。
上記の第2〜第4の実施形態では、段差部64、74及び84を介してガス拡散層26aに燃料ガスが良好に透過する一方、段差部66、76及び88を介してガス拡散層28aに酸化剤ガスが円滑に透過する。これにより、第2〜第4の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の分解概略斜視図である。 前記燃料電池の要部拡大断面説明図である。 従来の燃料電池の低拡散領域の説明図である。 第1の実施形態に係る燃料電池の低拡散領域の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の要部拡大断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の要部拡大断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の要部拡大断面説明図である。 特許文献1の燃料電池の断面説明図である。
符号の説明
10、60、70、80…燃料電池
12、62、72、82…電解質膜・電極構造体
14、16…金属セパレータ 24…固体高分子電解質膜
26…アノード側電極 26a、28a…ガス拡散層
26b、28b…電極触媒層 28…カソード側電極
30…燃料ガス流路 30a、34a…凸部
30b、34b…凹部 32…冷却媒体流路
34…酸化剤ガス流路 36、38…シール部材
40、44、64、66、74、76、84、88…段差部
42a、46a…肉厚部 42b、46b…肉薄部
86、90…溝部

Claims (3)

  1. 電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体と、波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータは、一方の面側に前記電極に沿って反応ガスを流す反応ガス流路と、他方の面側にセパレータ面内に沿って冷却媒体を流す冷却媒体流路とを設ける燃料電池であって、
    前記金属セパレータは、前記反応ガス流路を形成する凸部と凹部とが前記電極を構成するガス拡散層に配設される一方、
    前記ガス拡散層には、前記凸部と前記凹部との境界部分に対応し厚さ方向に切り欠いて段差部が設けられることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記ガス拡散層は、前記金属セパレータの凸部に接触する肉厚部と、
    前記金属セパレータの凹部に対応する肉薄部と、
    を有することを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1記載の燃料電池において、前記ガス拡散層は、前記金属セパレータの凸部に接触する部位に、前記境界部分に沿って延在する溝部が形成されることを特徴とする燃料電池。
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