JP2009137497A - 電子部品取付け部材およびタイヤ内面への電子部品取り付け方法。 - Google Patents

電子部品取付け部材およびタイヤ内面への電子部品取り付け方法。 Download PDF

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Takao Kokubu
孝夫 國分
Takayuki Fujishima
隆行 藤島
Masanori Toyofuku
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Abstract

【課題】電子部品の耐久性をも向上させることができるとともに、電子部品の取り付けの作業性を向上させることができる電子部品取付け部材を提供する。
【解決手段】電子部品取付け部材は、電子回路基板5を収納するための凹部4が長手方向に所定の間隔で設けられた角柱形状の下部緩衝体3と、電子回路基板5を挟み込んで下部緩衝体3と接合する角柱形状の上部緩衝体2とを備え、タイヤの内側表面に、タイヤ周方向に全周に亘って配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤの内側表面に電子部品を取り付けるための電子部品取付け部材およびタイヤの内側表面に電子部品を取り付ける方法に関するものである。
従来から、タイヤ内に、タイヤ内圧やタイヤの温度を検知するセンサを取り付け、外部からの質問信号に対する回答信号として、これらのセンサで検出したデータを外部に送信することが提案されている。
また、上記のようにタイヤ内に取り付けられたセンサには、車輪が回転するために車両本体側から配線等で電力を供給することができないので、車両本体に、車両のバッテリーに接続されたインバータによって励磁される1次側コイルを備え、タイヤ内に、タイヤの全周に亘って、1次側コイルとの電磁誘導によって誘導起電力を発生する複数個の2次側コイルを備えて、外部からの電磁誘導によってセンサに電力を供給することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−255229号公報
上述した、外部からの電磁誘導によってセンサに電力を供給する方法では、タイヤ内に、複数個の2次側コイルをタイヤの全周に亘って隣接して並べて取り付ける必要があるが、従来は、タイヤ内面の周上に貼り付けたゴムの台座の上に硬いケースを接着剤で貼り付け、そのケースの中に2次側コイルが組み込まれた電子回路基板(電子部品)を収納しており、取り付けの作業性が良くない上に、取り付けに時間がかかってしまうという問題があった。また、ケース内で固定されているが、ストレスがかかっているので電子部品の耐久性も良くなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、電子部品の耐久性をも向上させることができるとともに、電子部品の取り付けの作業性を向上させることができる電子部品取付け部材およびタイヤ内面への電子部品取り付け方法を提供することにある。
本発明の電子部品取付け部材は、タイヤの内側表面に電子部品を取り付けるための電子部品取付け部材であって、電子部品を収納するための凹部が長手方向に所定の間隔で設けられた角柱形状の下部緩衝体と、電子部品を挟み込んで前記下部緩衝体と接合する角柱形状の上部緩衝体とを備えることを特徴とする。前記凹部の長手方向の間隔は、電子部品同士を接続するケーブルの長さよりも短いことが好ましい。
また、本発明のタイヤ内面への電子部品取り付け方法は、前記電子部品取付け部材に電子部品を取り付け、電子部品を取り付けた電子部品取付け部材を、タイヤの内側表面に、タイヤ周方向に全周に亘って取り付けることを特徴とする。
本発明は、下部緩衝体と上部緩衝体により電子部品を挟み込むことにより、タイヤの屈曲により受ける電子部品への応力を軽減することができるので、電子部品の耐久性を向上させることができ、また、予め電子部品取付け部材を準備することができるので、電子部品の取り付けの作業性を向上させることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る電子部品取付け部材を説明する斜視図である。図1に示す電子部品取付け部材は、電子回路基板(電子部品)5を収納するための凹部4が上面側に、長手方向に所定の間隔で設けられた角柱形状の下部緩衝体3と、電子回路基板5を挟み込んで下部緩衝体3と接合する角柱形状の上部緩衝体2とを備えている。下部緩衝体3および上部緩衝体2には、ポリウレタンスポンジが用いられる。また、下部緩衝体3と上部緩衝体2とは、接着剤により接合される。電子回路基板5は、例えばコイルが組み込まれた電子回路基板である。
下部緩衝体3の上面側には、長手方向に所定の間隔で電子回路基板5を収納するための凹部4が設けられており、凹部4の長手方向の間隔は、電子回路基板同士を接続するケーブル6の長さよりも短いことが好ましい。凹部4の間隔をケーブル6の長さよりも短くすると、ケーブル6に弛みができるので、タイヤの屈曲により応力を受けても、ケーブル6にストレスがかからず、ケーブル6の断線が生じない。
また、凹4部の開口部の形状は円形、矩形等いずれの形状でもよいが、電子回路基板5を凹部4に収納したときに、電子回路基板5の周囲に隙間が生じない形状であることが好ましい。
図2は、電子回路基板を下部緩衝体の凹部に収納した状態でタイヤ周方向に沿って切断したときの電子回路基板および下部緩衝体の一部断面図である。凹部4の深さは、電子回路基板5の電子回路を含めた厚さよりも幾分浅いことが好ましい。凹部4の深さを、電子回路基板5の厚さよりも浅くすると、電子回路基板5を凹部4に収納したときに、図2に示すように、下部緩衝体3の上面から電子回路基板5の一部が飛び出ることになるが、上部から上部緩衝体2を載置して上部緩衝体2と下部緩衝体3とを接合したときに、上部緩衝体2と下部緩衝体3の弾性力で電子回路基板5を挟み込むことになるので、電子回路基板5に損傷を与えることなく、また、タイヤの屈曲により応力を受けても、電子回路基板5にずれを生じることがないので、電子回路基板5に接続されたケーブル6にストレスがかからず、ケーブル6の断線も生じない。
図3は、ケーブルで接続された電子回路基板を下部緩衝体の凹部に収納した状態で、下部緩衝体と上部緩衝体を接合したときの電子部品取付け部材の斜視図である。このような下部緩衝体3と上部緩衝体2が一体となった電子部品取付け部材1を、予めタイヤの外部で準備しておけば、電子部品取付け部材1をタイヤに貼り付けるだけで済むため、作業性が向上する。
図4は、上述した電子部品取付け部材がタイヤに組み込まれた車輪の断面図である。タイヤ8は、ホイールリム9の外周面に組み付けられており、タイヤ8のトレッド部の内側表面には、長手方向をタイヤの周方向にして電子部品取付け部材1が接着剤で貼り付けられている。電子部品取付け部材1は、長手方向の長さを、タイヤ8のトレッド部の内側の周方向長さと同じにして、タイヤ8のトレッド部の内側表面に、全周に亘って貼り付けるのが好ましい。
上述のように、本発明は、下部緩衝体の上に上部緩衝体を載置して下部緩衝体と上部緩衝体により電子部品を挟み込むようにしているので、タイヤの屈曲により受ける電子部品への応力を軽減することができる。その結果、電子部品の耐久性も向上する。また、予めタイヤの外部で上部緩衝体と下部緩衝体が一体となった電子部品取付け部材を準備すれば、その電子部品取付け部材をタイヤに貼り付けるだけで済むため、作業性も向上する。
本発明に係る電子部品取付け部材を説明する斜視図である。 電子回路基板を下部緩衝体の凹部に収納した状態でタイヤ周方向に沿って切断したときの電子回路基板および下部緩衝体の一部断面図である。 下部緩衝体と上部緩衝体を接合したときの電子部品取付け部材の斜視図である。 電子部品取付け部材がタイヤに組み込まれた車輪の断面図である。
符号の説明
1 電子部品取付け部材
2 上部緩衝体
3 下部緩衝体
4 凹部
5 電子回路基板
6 ケーブル
8 タイヤ
9 ホイールリム

Claims (3)

  1. タイヤの内側表面に電子部品を取り付けるための電子部品取付け部材であって、
    電子部品を収納するための凹部が長手方向に所定の間隔で設けられた角柱形状の下部緩衝体と、電子部品を挟み込んで前記下部緩衝体と接合する角柱形状の上部緩衝体とを備えることを特徴とする電子部品取付け部材。
  2. 前記凹部の長手方向の間隔は、電子部品同士を接続するケーブルの長さよりも短いことを特徴とする請求項1に記載の電子部品取付け部材。
  3. 請求項1または2に記載の電子部品取付け部材に電子部品を取り付け、電子部品を取り付けた電子部品取付け部材を、タイヤの内側表面に、タイヤ周方向に全周に亘って取り付けることを特徴とするタイヤ内面への電子部品取り付け方法。
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