JP2009136894A - パンチャー - Google Patents
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Abstract
【課題】数値入力方法と目視合わせ方法の両方に使用できるパンチャーを提供すること。
【解決手段】一端開放孔10を有する筒状のカバー1に対して前記一端開放孔10から先端面20を突出させる態様でピアスパンチ2を移動不能に遊挿させ、前記カバー1とピアスパンチ2相互間に筒状のストリッパー3を上記一端開放孔10から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパー3を付勢手段4により一端開放孔10からピアスパンチ2よりも多く突出させ、前記付勢手段4の付勢力に抗したストリッパー3への押し込みにより当該ストリッパー3の突出端に形成した貫通孔30からピアスパンチ2の先端面が突出するパンチャーにおいて、カバー1からストリッパー3が抜けるのを阻止する抜止手段6を、カバー1に対して着脱可能に設けてある。
【選択図】図6
【解決手段】一端開放孔10を有する筒状のカバー1に対して前記一端開放孔10から先端面20を突出させる態様でピアスパンチ2を移動不能に遊挿させ、前記カバー1とピアスパンチ2相互間に筒状のストリッパー3を上記一端開放孔10から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパー3を付勢手段4により一端開放孔10からピアスパンチ2よりも多く突出させ、前記付勢手段4の付勢力に抗したストリッパー3への押し込みにより当該ストリッパー3の突出端に形成した貫通孔30からピアスパンチ2の先端面が突出するパンチャーにおいて、カバー1からストリッパー3が抜けるのを阻止する抜止手段6を、カバー1に対して着脱可能に設けてある。
【選択図】図6
Description
この発明は、ワークをストリッパーで押圧しながらピアスパンチでピアス加工するパンチャーに関するものである。
従来のピアス加工用のパンチャー9としては、例えば、特許文献1に開示されている。
上記パンチャー9は、図11に示すように、一端開放孔90aを有する筒状のカバー90に対して前記一端開放孔90aから先端面を突出させる態様でピアスパンチ91をパンチリテーナ94により移動不能に遊挿させ、前記カバー90とピアスパンチ91相互間に筒状のストリッパー92を抜け止め状態に設けると共に、当該ストリッパー92を圧縮コイルバネ93(付勢手段)により一端開放孔90aからピアスパンチ91よりも多く突出させ、前記圧縮コイルバネ93の付勢力に抗したストリッパー92への押し込みにより当該ストリッパー92の突出端に形成した貫通孔92aからピアスパンチ91の先端面91aが突出するようになっている。なお、図7中、符号95はボルトB1によりカバー90に取り付けられる支持板、符号PNは上型に対してパンチャー9を位置決めするための位置決めピン、符号B2は上型にパンチャーを取り付けるためのボルトである。
このパンチャーによると、ストリッパー92によりワークを押圧した状態にし、この状態を維持しながらピアスパンチ91によりピアス加工する。
したがって、このパンチャー9によると、ピアス加工の際、ピアス加工に必要な必要最小限の箇所だけワークを押圧するようにして、機械加工する部分を可及的に少なくして安価にピアス加工ができる。
ところで、一般にパンチャーにより穿孔作業をする場合、コンピュータへの数値入力より位置合わせをする方法(以下、数値入力方法という)と、目視により穿孔位置を確認しながら位置あわせをする方法(以下、目視合わせ方法という)がある。したがって、従来は、上記方法に対応する二種類のパンチャーを使い分ける必要があった。
ところが、上記二種類のパンチャーを具えおくことになるとコスト高となるだけでなく同時に管理も必要になるという問題がある。
したがって、この種の業界において、一種類のパンチャーで、数値入力方法と目視合わせ方法
の両方に使用できるパンチャーが市場に出回ることを待ち望んでいる。
特開2006−61938
の両方に使用できるパンチャーが市場に出回ることを待ち望んでいる。
そこで、この発明では、数値入力方法と目視合わせ方法の両方に使用できるパンチャーを提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明は、一端開放孔を有する筒状のカバーに対して前記一端開放孔から先端面を突出させる態様でピアスパンチを移動不能に遊挿させ、前記カバーとピアスパンチ相互間に筒状のストリッパーを上記一端開放孔から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパーを付勢手段により一端開放孔からピアスパンチよりも多く突出させ、前記付勢手段の付勢力に抗したストリッパーへの押し込みにより当該ストリッパーの突出端に形成した貫通孔からピアスパンチの先端面が突出するパンチャーにおいて、カバーからストリッパーが抜けるのを阻止する抜止手段を、カバーに対して着脱可能に設けてある。
(請求項2記載の発明)
付勢手段とストリッパーとの間にリング部材を設けてあることを特徴とする請求項1記載のパンチャー。
(請求項3記載の発明)
この発明のパンチャーは、上記請求項1又は2に記載の発明に関し、ピアスパンチの先端面にはストリッパーから突出する軸部を設けてあり、穿孔されてストリッパー内に残った板部分は前記軸部によりストリッパーの外部に払い出されるようにしてある。
(請求項4記載の発明)
この発明のパンチャーは、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、付勢手段は、圧縮コイルバネである。
(請求項5記載の発明)
この発明のパンチャーは、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、カバーから抜止手段を取り外して、前記カバーからストリッパーを抜き取った状態では、カバーからピアスパンチの先端部が突出しており、ピアスパンチの位置あわせが可能となるようにしてある。
この発明は、一端開放孔を有する筒状のカバーに対して前記一端開放孔から先端面を突出させる態様でピアスパンチを移動不能に遊挿させ、前記カバーとピアスパンチ相互間に筒状のストリッパーを上記一端開放孔から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパーを付勢手段により一端開放孔からピアスパンチよりも多く突出させ、前記付勢手段の付勢力に抗したストリッパーへの押し込みにより当該ストリッパーの突出端に形成した貫通孔からピアスパンチの先端面が突出するパンチャーにおいて、カバーからストリッパーが抜けるのを阻止する抜止手段を、カバーに対して着脱可能に設けてある。
(請求項2記載の発明)
付勢手段とストリッパーとの間にリング部材を設けてあることを特徴とする請求項1記載のパンチャー。
(請求項3記載の発明)
この発明のパンチャーは、上記請求項1又は2に記載の発明に関し、ピアスパンチの先端面にはストリッパーから突出する軸部を設けてあり、穿孔されてストリッパー内に残った板部分は前記軸部によりストリッパーの外部に払い出されるようにしてある。
(請求項4記載の発明)
この発明のパンチャーは、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、付勢手段は、圧縮コイルバネである。
(請求項5記載の発明)
この発明のパンチャーは、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、カバーから抜止手段を取り外して、前記カバーからストリッパーを抜き取った状態では、カバーからピアスパンチの先端部が突出しており、ピアスパンチの位置あわせが可能となるようにしてある。
この発明のパンチャーによると、数値入力方法と目視合わせ方法の両方に使用できるものとなる。
以下にこの発明におけるパンチャーを実施するための最良の形態として実施例について詳しく説明する。
図1はこの実施例1のパンチャーPの外観斜視図、図2は前記パンチャーPの断面図、図3は前記パンチャーPの上面図、図4は図1の状態からストリッパー3が押し込まれた状態のパンチャーPの外観斜視図、図5は図2の状態からストリッパー3が押し込まれた状態のパンチャーPの断面図、図6はカバー1から抜止手段6を外し、カバー1から抜止手段6を取り外し、ストリッパー3を抜き取った状態の斜視図を示している。
(パンチャーPの基本的構成について)
このパンチャーPは、図1や図2に示すように、一端開放孔10を有する筒状のカバー1に対して前記一端開放孔10から先端面20を突出させる態様でピアスパンチ2をパンチリテーナ5により移動不能に遊挿配置させ、前記カバー1とピアスパンチ2相互間に筒状のストリッパー3を上記一端開放孔10から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパー3を付勢手段4により一端開放孔10からピアスパンチ2よりも多く突出させるようにしている。そして、前記付勢手段4の付勢力に抗したストリッパー3への押し込み力により、図4や図5に示すように、ストリッパー3の突出端に形成した貫通孔30からピアスパンチ2の先端面20が突出するものとしている。
このパンチャーPは、図1や図2に示すように、一端開放孔10を有する筒状のカバー1に対して前記一端開放孔10から先端面20を突出させる態様でピアスパンチ2をパンチリテーナ5により移動不能に遊挿配置させ、前記カバー1とピアスパンチ2相互間に筒状のストリッパー3を上記一端開放孔10から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパー3を付勢手段4により一端開放孔10からピアスパンチ2よりも多く突出させるようにしている。そして、前記付勢手段4の付勢力に抗したストリッパー3への押し込み力により、図4や図5に示すように、ストリッパー3の突出端に形成した貫通孔30からピアスパンチ2の先端面20が突出するものとしている。
特に、このパンチャーPにおいては、図1〜図5に示すように、カバー1からストリッパー3が抜けるのを阻止する抜止手段6を、カバー1に対して着脱可能に設けてある。
以下に、このパンチャーPを構成する主要構成であるカバー1、ピアスパンチ2、ストリッパー3、付勢手段4、パンチリテーナ5、抜止手段6等について詳述する。
(カバー1について)
カバー1は、例えば機械構造用炭素鋼(S45C)で構成されており、図1や図2に示すように、円筒部11とこれの下端部域に一体形成された取り付け部12を備えている。
カバー1は、例えば機械構造用炭素鋼(S45C)で構成されており、図1や図2に示すように、円筒部11とこれの下端部域に一体形成された取り付け部12を備えている。
上記円筒部11は、図2や図5に示すように、主としてストリッパー3が内挿されている先端筒部11aと、主として付勢手段4である圧縮コイルバネ40が内挿されている中筒部11bと、主としてパンチリテーナ5が内挿されている基礎筒部11cとから構成されている。なお、この円筒部11の先端筒部11aと中筒部11bとの間の内面部分には段付き部19が形成されている。
取り付け部12は、図1、図2、図5に示すように、二つのボルト挿通孔13、二つの位置決めピン挿通孔14及び一つのネジ孔15を備えている。なお、前記ネジ孔15にボルト16をねじ込むと、当該ボルト16とパンチリテーナ5との係止(係止部k)により、パンチリテーナ5が基礎筒部11cから抜け出ないようになっている。
ここで、この実施例では、カバー1は図1、図2に示すように、圧縮コイルバネ40が収容されているカバー部分1aよりも先端側(一端開放孔10がある側)のカバー部分1bを小径としてあるが、前記小径の態様は、図1〜図4に示すように、一端側に向って徐々に縮径するテーパー部としてある。なお、必ずしもテーパー部である必要はなく単に直径を小さくするだけでもよい。また、カバー1を小径とする基点位置は圧縮コイルバネ40が収容されている位置から多少外れていてもよい。
(ピアスパンチ2について)
ピアスパンチ2は工具鋼で焼き入れ研磨されたものであり図1、図2、図4、図5に示すように、パンチリテーナ5により保持されていると共に、先端面20は圧縮コイルバネ40の付勢力によりストリッパー3の貫通孔30内に挿入された状態となっている。
ピアスパンチ2は工具鋼で焼き入れ研磨されたものであり図1、図2、図4、図5に示すように、パンチリテーナ5により保持されていると共に、先端面20は圧縮コイルバネ40の付勢力によりストリッパー3の貫通孔30内に挿入された状態となっている。
(ストリッパー3について)
ストリッパー3は、図1、図2、図4、図5に示すように、一端側に外周突出鍔部31を有する筒状のものであり、圧縮コイルバネ40の付勢によるリング部材31と上記段付き部19との係止によりカバー1に対して抜け止め状態となっている。なお、このストリッパー3は、例えば高力黄銅鋳物(CAC304)により構成されている。
ストリッパー3は、図1、図2、図4、図5に示すように、一端側に外周突出鍔部31を有する筒状のものであり、圧縮コイルバネ40の付勢によるリング部材31と上記段付き部19との係止によりカバー1に対して抜け止め状態となっている。なお、このストリッパー3は、例えば高力黄銅鋳物(CAC304)により構成されている。
(付勢手段4について)
付勢手段4は、上述した如く図2に示すように、圧縮コイルバネ40により構成されており、容易に手に入るように汎用品を使用している。なお、この付勢手段4は、ストリッパー3を所定の力で付勢できるものであればよく、圧縮コイルバネ40に限られるものではない。
付勢手段4は、上述した如く図2に示すように、圧縮コイルバネ40により構成されており、容易に手に入るように汎用品を使用している。なお、この付勢手段4は、ストリッパー3を所定の力で付勢できるものであればよく、圧縮コイルバネ40に限られるものではない。
(パンチリテーナ5について)
パンチリテーナ5は、機械構造用炭素鋼(S55C)により構成されるものであり、カバー1内においてピアスパンチ2をしっかりと固定するものである
(抜止手段6について)
抜止手段6は、上述した如く図1、図2、図6に示すように、カバー1からストリッパー3が抜けるのを阻止するものであり、カバー1に対して着脱可能に設けてある。
パンチリテーナ5は、機械構造用炭素鋼(S55C)により構成されるものであり、カバー1内においてピアスパンチ2をしっかりと固定するものである
(抜止手段6について)
抜止手段6は、上述した如く図1、図2、図6に示すように、カバー1からストリッパー3が抜けるのを阻止するものであり、カバー1に対して着脱可能に設けてある。
ここで、この抜止手段6は、図1、図2、図6に示すように、ボルト挿通孔62及び位置決め凸部63を有した断面L字状の止め板60と、ボルト61と、カバー1の平面状壁面6aに設けられたネジ孔17及び位置決め孔18と、から構成されており、前記位置決め凸部63を位置決め孔18に挿入すると共に、ボルト61を、ボルト挿通孔62を介してネジ孔17を螺入するようにしている。
なお、この実施例では、図1、図2、図6に示すように、カバー1の上域に開口部Hを設けると共にストリッパー3の段部分近傍に平面部31を設けており、開口部Hを介して止め板60の上部を平面部31に押し当てることにより、カバー1に対してストッパー3が、回転しないようにしてある。
(軸29について)
この実施例では、ピアスパンチ2の先端面にはストリッパー3から突出する軸部29を設けてあるが、これにより、穿孔されてストリッパー3内に残った板部分は前記軸部29によりストリッパー3の外部に払い出されるようにしてある。
(パンチャーPの使用の態様について)
図7はこの実施例のパンチャーPを使用したピアス型の上死点状態の断面図、図8は図7のピアス型の下死点状態の断面図を示している。
(1) 先ず、下型基板7に固着したワーク支持部材70上にワークWを載置し、ワークWにピアス加工すべく上型基板8にパンチャーPをセットする。なお、上型基板8へのパンチャーPの取り付けは、図7に示すように、取り付け部12のボルト挿通孔13,13に挿入したボルトBを上型基板8にねじ込み、さらに位置決めピン挿通孔13に圧入したピンPNを上型基板8まで打ち込むようにして行われる。
(2)ワークWをワーク支持部材70上に載置した状態において、上型80を降下させる。すると、ストリッパー3がワークWと接触しその後、圧縮コイルバネ40の付勢力に抗してストリッパー3が押し込まれることになる。つまり、ピアス加工されるワークWの外周部分が強く押圧せしめられる。
(3)前記状態からさらに上型80が降下すると、 ピアスパンチ2がストリッパー3よりも突出した状態となり当該ピアスパンチによりワークWに孔が開けられ、さらに上型80が降下して図8に示す下死点状態になる。
(4)穿孔が完了して上型80が上昇すると、ストリッパー3は圧縮コイルバネ40により下方に向けて付勢されているので、穿孔してパンチャーPに付着しているワークWをパンチャーPから引き離すことになる。
この実施例では、ピアスパンチ2の先端面にはストリッパー3から突出する軸部29を設けてあるが、これにより、穿孔されてストリッパー3内に残った板部分は前記軸部29によりストリッパー3の外部に払い出されるようにしてある。
(パンチャーPの使用の態様について)
図7はこの実施例のパンチャーPを使用したピアス型の上死点状態の断面図、図8は図7のピアス型の下死点状態の断面図を示している。
(1) 先ず、下型基板7に固着したワーク支持部材70上にワークWを載置し、ワークWにピアス加工すべく上型基板8にパンチャーPをセットする。なお、上型基板8へのパンチャーPの取り付けは、図7に示すように、取り付け部12のボルト挿通孔13,13に挿入したボルトBを上型基板8にねじ込み、さらに位置決めピン挿通孔13に圧入したピンPNを上型基板8まで打ち込むようにして行われる。
(2)ワークWをワーク支持部材70上に載置した状態において、上型80を降下させる。すると、ストリッパー3がワークWと接触しその後、圧縮コイルバネ40の付勢力に抗してストリッパー3が押し込まれることになる。つまり、ピアス加工されるワークWの外周部分が強く押圧せしめられる。
(3)前記状態からさらに上型80が降下すると、 ピアスパンチ2がストリッパー3よりも突出した状態となり当該ピアスパンチによりワークWに孔が開けられ、さらに上型80が降下して図8に示す下死点状態になる。
(4)穿孔が完了して上型80が上昇すると、ストリッパー3は圧縮コイルバネ40により下方に向けて付勢されているので、穿孔してパンチャーPに付着しているワークWをパンチャーPから引き離すことになる。
(このパンチャーPの優れた作用・効果について)
(1)コンピュータによる数値制御により定まった位置を穿孔する場合は、図1や図2に示すように、完全に組立状態のパンチャーPを上型に正確に取り付け、(パンチャーPの使用の態様について)欄に示したように作業を進めればよい。
(2)目視により穿孔位置を定める場合は、ボルト61を緩めて止め板60をカバー1から取り外し、カバー1からストリッパー3を抜き取る。この状態では、ピアスパンチ2はカバー1から突出しており、目視でピアスパンチ2の先端部分を穿孔すべき部分に位置あわせできる。その後、図1や図2に示す如き取り外した部材を組み付け、穿孔作業を開始すればよい。
(3)この実施例のパンチャーPによると、この欄の上記した(1)(2)より、数値入力方法と目視合わせ方法の両方で使用可能となる。
(1)コンピュータによる数値制御により定まった位置を穿孔する場合は、図1や図2に示すように、完全に組立状態のパンチャーPを上型に正確に取り付け、(パンチャーPの使用の態様について)欄に示したように作業を進めればよい。
(2)目視により穿孔位置を定める場合は、ボルト61を緩めて止め板60をカバー1から取り外し、カバー1からストリッパー3を抜き取る。この状態では、ピアスパンチ2はカバー1から突出しており、目視でピアスパンチ2の先端部分を穿孔すべき部分に位置あわせできる。その後、図1や図2に示す如き取り外した部材を組み付け、穿孔作業を開始すればよい。
(3)この実施例のパンチャーPによると、この欄の上記した(1)(2)より、数値入力方法と目視合わせ方法の両方で使用可能となる。
(このパンチャーPのその他の実施の形態について)
ボルト挿通孔13を二個設けているが、これに限定されることなく一個でも三個でもよい。
ボルト挿通孔13を二個設けているが、これに限定されることなく一個でも三個でもよい。
上記実施例1の抜止手段6は、上述した如く図1、図2、図6に示すように、カバー1に対してストリッパー3を取り外し可能に、又は取り外し不能にするだけでなく、抜止手段6の一部構成を利用してカバー1に対してストリッパー3が相対回転するのを防ぐようにもしている。別実施例の形態としては、上記抜止手段6は、カバー1に対してストリッパー3を取り外し可能に、又は取り外し不能にするだけの機能を有するものとしてもよい。この場合、別に回転止め手段を付けるようにすればよい。
(その他)
上記実施例のパンチャーPが開ける孔は円孔であるが、楕円形状や小判型形状、その他の形状とすることができる。
(その他)
上記実施例のパンチャーPが開ける孔は円孔であるが、楕円形状や小判型形状、その他の形状とすることができる。
また、パンチャーPは、スライドカム型に取り付け、ワークに孔を開けるようにしてもよい。
1 カバー
10 一端開放孔
2 ピアスパンチ
20 先端面
3 ストリッパー
30 貫通孔
4 付勢手段
40 圧縮コイルバネ
5 パンチリテーナ
10 一端開放孔
2 ピアスパンチ
20 先端面
3 ストリッパー
30 貫通孔
4 付勢手段
40 圧縮コイルバネ
5 パンチリテーナ
Claims (5)
- 一端開放孔を有する筒状のカバーに対して前記一端開放孔から先端面を突出させる態様でピアスパンチを移動不能に遊挿させ、前記カバーとピアスパンチ相互間に筒状のストリッパーを上記一端開放孔から抜き取り可能に設けると共に、当該ストリッパーを付勢手段により一端開放孔からピアスパンチよりも多く突出させ、前記付勢手段の付勢力に抗したストリッパーへの押し込みにより当該ストリッパーの突出端に形成した貫通孔からピアスパンチの先端面が突出するパンチャーにおいて、カバーからストリッパーが抜けるのを阻止する抜止手段を、カバーに対して着脱可能に設けてあることを特徴とするパンチャー。
- 付勢手段とストリッパーとの間にリング部材を設けてあることを特徴とする請求項1記載のパンチャー。
- ピアスパンチの先端面にはストリッパーから突出する軸部を設けてあり、穿孔されてストリッパー内に残った板部分は前記軸部によりストリッパーの外部に払い出されるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2記載のパンチャー。
- 付勢手段は、圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパンチャー。
- カバーから抜止手段を取り外して、前記カバーからストリッパーを抜き取った状態では、カバーからピアスパンチの先端部が突出しており、ピアスパンチの位置あわせが可能となることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパンチャー。
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