JP2009135915A - 配信サーバ、移動局、配信システム及び配信方法 - Google Patents

配信サーバ、移動局、配信システム及び配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ情報の効率的な送信に有効である配信サーバを提供することを目的とする。
【解決手段】所定の測位周期T2で測位する携帯端末2から送信された位置情報に対応したコンテンツ情報を携帯端末2に配信する配信サーバ3において、携帯端末2から周期的に送信される位置情報の送信周期T1を設定する送信周期設定手段2bを備える。この配信サーバ3では、携帯端末2から送信される位置情報の送信周期T1を配信サーバ3側で管理できるようになる。位置情報に対応したコンテンツ情報の送信は配信サーバ3が担っており、位置情報の送信周期T1を配信サーバ3側で管理できるようになると、携帯端末2に送信するコンテンツ情報と送信周期T1とを連動させて管理できるようになり、コンテンツ情報を効率的に送信できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話やPHSなどの移動局から送信された位置情報に対応したコンテンツ情報を移動局に配信する配信サーバ、移動局、配信システム及び配信方法に関する。
特定の配信エリア内に存在する携帯電話などに、そのエリア情報などを含むコンテンツ情報を配信するシステムが知られている(特許文献1参照)。このシステムでは、配信サーバが携帯電話から位置情報を取得し、その位置情報に基づいて携帯電話が特定のエリアに存在するか否かを判断し、存在する場合には特定のエリアに対応する具体的な情報を配信する。
特開2002−216021号公報
しかしながら、従来のシステムでは、位置情報に対応してどのようなコンテンツ情報が送信されるかを移動局側で事前に確認することができなかった。したがって、配信されるコンテンツ情報に変化がないような場合であっても定期的な位置情報の送信が必要になり、また、無駄なコンテンツ情報の送信にもつながり易く、効率が悪かった。
そこで、本発明は、コンテンツ情報の効率的な送信や受信を可能にする配信サーバ、移動局、配信システム及び配信方法を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、所定の測位周期で測位する移動局から送信された位置情報に対応したコンテンツ情報を移動局に配信する配信サーバにおいて、移動局から周期的に送信される位置情報の送信周期を設定する送信周期設定手段を備えることを特徴とする。
この配信サーバによれば、移動局から送信される位置情報の送信周期を配信サーバ側で管理できるようになる。位置情報に対応したコンテンツ情報の送信は配信サーバが担っており、位置情報の送信周期を配信サーバ側で管理できるようになると、移動局に送信するコンテンツ情報と送信周期とを連動させて管理できるようになり、移動局での無駄な位置情報の送信を軽減してコンテンツ情報を効率的に送信できる。
さらに、送信周期設定手段は、測位周期よりも長くなるように送信周期を設定すると好適である。移動局での測位は周期的に行われている。上記構成とすることで、一回の測位結果としての同じ位置情報が何度も配信サーバに送信されてしまうということが抑止され、同じコンテンツ情報を移動局に何度も送信してしまうことが軽減される。
さらに、位置情報から特定される移動局の測位位置が、所定の配信エリア内にあるときは配信エリアに対応したコンテンツ情報を送信する配信制御手段を更に有し、送信周期設定手段は、移動局の測位位置から配信エリアまでの距離が所定の閾値未満の場合には、送信周期を基準時間間隔となるように設定し、移動局の測位位置から配信エリアまでの距離が所定の閾値以上の場合には、基準時間間隔よりも長い時間間隔となるように送信周期を設定すると好適である。移動局の測位位置から配信エリアまでの距離が所定の閾値以上の場合には、所定の閾値未満の場合に比べて配信エリアから遠いと判断でき、その分、上記の配信エリアに到達するまでの時間に余裕がある。したがって、所定の閾値以上の場合に送信周期を基準時間間隔よりも長くすることで、移動局からの無駄な位置情報の送信が少なくなり、効率的なコンテンツ情報の送信が可能になる。
また、本発明は、上記の配信サーバから配信されたコンテンツ情報を受信可能な移動局において、所定の測位周期で位置情報を測位すると共に、配信サーバの設定に基づく送信周期で位置情報を配信サーバに送信することを特徴とする。
この移動局によれば、位置情報の送信周期は配信サーバ側で管理されるようになる。位置情報に対応したコンテンツ情報の送信は配信サーバが担っており、位置情報の送信周期を配信サーバ側で管理できるようになると、移動局に送信するコンテンツ情報と送信周期とは配信サーバ側で連動して管理され、移動局での無駄な位置情報の送信が軽減してコンテンツ情報の効率的な受信が可能になる。
さらに、上記の移動局は、配信サーバからコンテンツ情報と共に、コンテンツ情報によって情報提供される場所を特定するためのコンテンツ位置情報を受信し、配信サーバから受信した複数のコンテンツ情報をコンテンツ位置情報に対応付けて記憶する情報蓄積手段と、測位周期よりも短い出力周期で情報蓄積手段に記憶されたコンテンツ情報を出力する出力制御手段と、を有し、出力制御手段は、情報蓄積手段に記憶されたコンテンツ情報のうち、移動局から送信された最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報を出力すると好適である。この移動局では、測位周期よりも短い出力周期でコンテンツ情報が出力されるため、測位周期よりも長い周期で出力するよりもコンテンツ情報の報知回数を増やすことができる。
さらに、上記の移動局は、配信サーバの設定に基づく送信周期を変更する送信周期変更手段と、送信周期変更手段によって設定変更された送信周期に応じて測位周期を設定変更する測位周期変更手段と、を更に有すると好適である。送信周期の設定変更と、設定変更された送信周期に応じた測位周期への設定変更が可能になり、効率的なコンテンツ情報の受信が可能なる。
さらに、上記の移動局は、電池の残量を検知する電池残量検出手段を更に有し、送信周期変更手段は、電池残量検出手段によって検知された残量に応じて送信周期を設定変更し、測位周期変更手段は、送信周期変更手段によって設定変更された送信周期と等しくなるように、または送信周期よりも短くなるように測位周期を設定変更すると好適である。電池の残量に応じて送信周期が設定変更され、さらに、設定変更後の送信周期と等しくなるように、または送信周期よりも短くなるように測位周期が変更されるので、電池の浪費防止に有効である。
さらに、上記の移動局は、コンテンツ情報を出力するためのユーザの入力操作を受け付ける操作受付手段と、出力周期の経過時間を計時するタイマ手段と、を更に有し、出力制御手段は、タイマ手段で計時された時間に基づいて出力周期が経過したと判定する場合には、移動局から送信された最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報を出力すると共に、タイマ手段をリセットし、また、操作受付手段での入力操作を受け付けた場合には、移動局から送信された最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報を出力すると共に、タイマ手段をリセットすると好適である。出力周期の経過の他に、ユーザの入力操作に応じて最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報が出力されるので、ユーザの利便性を高めることができ、さらに、ユーザの入力操作によるコンテンツ情報が出力されたときにタイマ手段がリセットされるので、コンテンツ情報が出力された直後に、出力周期の経過による同じコンテンツ情報の出力が防止される。
また、上記の移動局は、配信サーバの設定に基づく送信周期を変更する送信周期変更手段と、測位周期を設定変更する測位周期変更手段と、を更に備え、送信周期変更手段及び測位周期変更手段の少なくとも一方は、測位周期と送信周期とが等しく、または、測位周期が送信周期よりも短くなるように設定変更すると好適である。測位周期と送信周期とが等しく、または、測位周期が送信周期よりも短くなるように設定変更されるので、1の測位周期における測位結果に基づく同じ位置情報が複数回にわたって送信されることがなくなる。これにより、同じコンテンツ情報を複数回にわたって受信することを減らして、効率的なコンテンツ情報の受信が可能となる。
さらに、上記の移動局は、コンテンツ情報を出力している開状態及びコンテンツ情報の出力を停止している閉状態のうち、いずれの状態であるか否かを検出する端末開閉検出手段を更に有し、送信周期変更手段または測位周期変更手段は、端末開閉検出手段によって検出された状態に応じて測位周期または送信周期を設定変更すると好適である。端末開閉検出手段によって検出された状態、例えば、閉状態であれば、コンテンツ情報の出力を停止しているため、開状態に比べて測位周期を長くするように設定変更できる。そして、測位周期の設定変更に合わせて送信周期を長くする設定変更を行うことにより、所定時間あたりの送信回数を減らして電池の消耗を抑えつつ、効率的な測位も行うことができる。
また、上記の移動局は、過去の測位の時刻情報と位置情報とを対応付けて測位履歴として蓄積する測位履歴蓄積手段と、測位履歴蓄積手段によって蓄積された測位履歴のうち、最近の複数の測位履歴から移動局の移動速度を推定する移動速度推定手段と、を更に備え、送信周期変更手段または測位周期変更手段は、移動速度推定手段によって推定された移動速度に応じて測位周期または送信周期を設定変更すると好適である。移動速度推定手段によって推定された移動速度に応じて、例えば、最近の複数の測位履歴から推定した現在の移動速度と過去に推定した移動速度とを比較して、現在の移動速度の方が速ければ、測位位置の変化が早くなるため、測位周期を短くするように設定変更する。しかも、測位周期の設定変更に合わせて送信周期も短くする設定変更を行うことにより、精度の高い測位と、効率的なコンテンツ情報の受信が可能になる。
また、本発明に係る配信システムは、上記の配信サーバと、その配信サーバに位置情報を送信可能であると共に、所定の測位周期で測位する移動局と、を備えたことを特徴とする。
この配信システムでは、移動局に送信するコンテンツ情報と送信周期とを配信サーバ側で連動させて管理できるようになり、移動局での無駄な位置情報の送信を軽減してコンテンツ情報の効率的な送信または移動局でのコンテンツ情報の受信が可能になる。
また、本発明に係る配信方法は、周期的に測位する移動局から送信された位置情報に対応したコンテンツ情報を移動局に配信する配信サーバにおいて実行される配信方法において、移動局から送信される位置情報の送信周期を設定する送信周期設定ステップと、送信周期に合わせて移動局から送信される位置情報に対応したコンテンツ情報を移動局に送信するコンテンツ情報送信ステップと、を備えることを特徴とする。
この配信方法では、移動局に送信するコンテンツ情報と送信周期とを配信サーバ側で連動させて管理できるようになり、移動局での無駄な位置情報の送信を軽減してコンテンツ情報の効率的な送信または移動局でのコンテンツ情報の受信が可能になる。
本発明は、コンテンツ情報を効率的に送信または受信できる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る配信システムの好適な実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る配信システムの機能的構成を示す図である。また、図2は、携帯端末2のハードウェア構成を示す図である。配信システム1は、携帯電話やPHSなどの携帯端末(移動局)2と、移動体通信網を介して携帯端末2に接続されている配信サーバ3と、を備えている。
携帯端末2は、物理的には、図2に示されるように、CPU21、ROM22、RAM23、操作パネルやコントローラなどの操作手段からなる入力デバイス24、所定の画像を出力する画面などの表示手段からなる出力デバイス25、データ送受信デバイスである通信モジュール26、補助記憶装置27、GPS受信モジュール28及び電源ユニット29などを備える。電源ユニット29には、電池29a及び電池29aのON/OFFを制御するコントローラが組み込まれている。
また、図1に示されるように、携帯端末2は、機能的な構成として通信手段2a、測位手段2b及び位置通知手段2eを備える。さらに、携帯端末2は、情報蓄積手段2d、出力制御手段2c、測位周期変更手段2f、送信周期変更手段2g、電池残量検出手段2h、操作受付手段2jを備える。さらに、携帯端末2は、T1タイマ2k、T2タイマ2m及びT3タイマ2nを備える。これらの各機能は、CPU21(図2参照)、RAM23等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU21の制御のもとで、通信モジュール26、入力デバイス24及び出力デバイス25を動作させるとともにRAM23におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
通信手段2aは、他の携帯端末や固定電話などとの通話やメールなどの送受信を行うための機能である。
測位手段2bは、T2タイマ2mによってカウント(計時)される時間を監視し、T2タイマ2mでのカウント値が所定の測位周期T2の時間間隔、例えば5分に到達すると測位周期T2が経過したと判定してGPS測位を行う。さらに、測位手段2bは、GPS測位で取得した位置情報を測位時刻に対応付けて情報蓄積手段2dに記憶させる。GPS測位では、少なくとも3以上のGPS衛星からのデータに基づいて緯度、経度を割り出して、携帯端末2の位置情報を求める。なお、GPS測位の代わりに、単一局測位、GPS測位と単一局測位との組み合わせ、複数局測位などによる測位を実行するようにしてもよい。測位手段2bは、GPS測位の後、T2タイマ2mをリセットする。
位置通知手段2eは、T1タイマ2kによってカウント(計時)される時間を監視し、T1タイマ2kでのカウント値が所定の送信周期T1の時間間隔、例えば12分に到達すると送信周期T1が経過したと判定し、情報蓄積手段2dに蓄積された位置情報のうち、測位時刻が最新の位置情報を抽出して配信サーバ3に送信する。位置通知手段2eは、位置情報を送信した後、T1タイマ2kをリセットする。さらに、位置通知手段2eは、送信周期T1の設定指示情報を配信サーバ3から受信すると、その設定指示情報に基づいて送信周期T1の設定を行う。
情報蓄積手段2dは、測位手段2bで取得された位置情報を測位時刻に対応付けて記憶し、複数の位置情報を保存する。さらに、配信サーバ3から送信されたコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報によって情報提供される場所を特定するためのコンテンツ位置情報とを対応付けて記憶し、複数のコンテンツ情報を保存する。
出力制御手段2cは、T3タイマ2nによってカウント(計時)される時間を監視し、T3タイマ2nでのカウント値が所定の出力周期T3の時間間隔、例えば12分に到達すると出力周期T3が経過したと判定し、情報蓄積手段2dに蓄積されたコンテンツ情報のうち、情報蓄積手段2dに記憶された最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報を抽出して画面などの出力デバイス25に表示させる。その結果として、最寄りのコンテンツ情報が実際にユーザの目に触れやすいように画面に表示されるようになる。なお、出力制御手段2cは、情報蓄積手段2dに記憶された複数のコンテンツ情報のうち、最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報の他に、最新の位置情報に近い順番でコンテンツ位置情報に対応したコンテンツ情報を抽出し、抽出した順番でコンテンツ情報を画面などの出力デバイス25に表示させようにしてもよい。
また、出力制御手段2cは、操作受付手段2jを用いた操作入力を受け付けると、情報蓄積手段2dに蓄積されたコンテンツ情報のうち、最新の受信時刻のコンテンツ情報を抽出して画面などの出力デバイス25に表示させる。出力制御手段2cは、コンテンツ情報を出力デバイス25に表示させた後で、T3タイマ2nをリセットする。
測位周期変更手段2fは、測位周期T2を設定し、また設定変更するための機能である。送信周期変更手段2gは、配信サーバ3からの指示を受けて設定された送信周期T1を設定変更する機能である。
特に、送信周期変更手段2gは、電池残量検出手段2hによって検出された残量に応じて送信周期T1を設定変更し、測位周期変更手段2fは、送信周期変更手段2gによって設定変更された送信周期T1よりも短くなるように測位周期T2を設定変更する。例えば、送信周期変更手段2gは、電池29aの残量が所定の閾値よりも少なくなると、充電完了時の送信周期T1よりも時間間隔が長くなるように送信周期T1を設定変更する。
電池残量検出手段2hは、電源ユニット29の電池29aの残量を検出する。操作受付手段2jは、コンテンツ情報を画面に表示させるためのユーザによる入力操作を受け付ける。
T1タイマ2kは、位置通知手段2eによってリセットが行われないかぎり継続してカウント(計時)し、位置通知手段2eによる送信周期T1の経過判定に利用される。T2タイマ2mは、測位手段2bによってリセットが行われないかぎり継続してカウント(計時)し、測位手段2bによる測位周期T2の経過判定に利用される。また、T3タイマ2nは、出力制御手段2cによってリセットが行われないかぎり継続してカウント(計時)し、出力制御手段2cによる出力周期T3の経過判定に利用される。
図3は、配信サーバ3のハードウェア構成を示す図である。配信サーバ3は、携帯端末2の位置に対応したコンテンツ情報を送信する装置であり、物理的には、CPU31、ROM32、RAM33、入力デバイス34、出力デバイス35、データ送受信デバイスである通信モジュール36及び補助記憶装置37などを備える。
また、配信サーバ3は、図1に示されるように、機能的な構成としてコンテンツ情報記憶手段3a、送信周期設定手段3b及び配信制御手段3cなどを備える。これらの各機能は、CPU31(図3参照)、RAM33等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU31の制御のもとで、通信モジュール36、入力デバイス34及び出力デバイス35を動作させるとともにRAM33におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
コンテンツ情報記憶手段3aには、複数の配信エリアそれぞれを特定するための情報が記憶されている。配信エリアは、例えば、特定の住所地やランドマークが含まれるようなエリアであったり、ショッピングセンターなどの特定の商業施設が含まれるようなエリアであったりする。配信エリアは、通信事業者などによって任意に決定され、配信エリアを特定するための境界情報は、通信事業者などによって任意に設定される。
さらに、コンテンツ情報記憶手段3aには、複数の配信エリアそれぞれに対応したコンテンツ情報が記憶されている。コンテンツ情報には、配信エリア内で営業するレストラン、小売店、遊戯施設、公園または公共施設などの情報が広く含まれる。さらに、コンテンツ情報記憶手段3aには、コンテンツ情報に対応して、そのコンテンツ情報によって情報提供される場所を特定するためのコンテンツ位置情報が記憶されている。コンテンツ位置情報とは、例えば、コンテンツ情報の提供元となるレストランや小売店、特定の公園や公共施設などの位置を特定するための情報である。
送信周期設定手段3bは、携帯端末2から周期的に送信される位置情報の送信周期T1を設定するために、送信周期T1の設定指示情報を携帯端末2に送信する。送信周期設定手段3bでは、位置情報の他に携帯端末2から測位周期T2に関する情報も受信している。そして、送信周期設定手段3bは、送信周期T1が測位周期T2よりも長くなるように送信周期T1の設定指示情報を携帯端末2に送信する。その結果として、測位の度に位置情報が送信される場合に比べて、携帯端末2の電池29aの消耗が抑えられる。
特に、送信周期設定手段3bは、携帯端末2の測位位置P(図8参照)から配信エリアArまでの距離Dが所定の閾値Th未満の場合には、送信周期T1を基準時間間隔となるように設定し、携帯端末2の測位位置Pから配信エリアArまでの距離Dが所定の閾値Th以上の場合には、基準時間間隔よりも長い時間間隔となるように送信周期Tを設定するための設定指示情報を携帯端末2に送信する。
配信制御手段3cは、携帯端末2から位置情報を取得したときに、位置情報から特定される緯度、経度、すなわち測位位置が複数の配信エリアのうち、いずれかの配信エリア内にあるか否かを判定する。そして、いずれかの配信エリア内にあると判定する場合には、測位位置を含む配信エリアを在圏エリアとして特定し、在圏エリアに対応するコンテンツ情報と、そのコンテンツ情報に対応したコンテンツ位置情報とをコンテンツ情報記憶手段3aから抽出して携帯端末2に配信(送信)する。
次に、上記の配信システム1を利用して携帯端末2にコンテンツ情報を配信するための配信方法について図4及び図5を参照して説明する。図4は、携帯端末2と配信サーバ3との間で送受信される情報の流れを中心に示すシーケンスチャートである。図5は、携帯端末側での測位及び位置情報の送信、配信サーバ側でのコンテンツ情報の送信に係る動作手順を示すフローチャートである。
携帯端末2では、測位周期T2が予め設定されている。また、送信周期T1は、配信サーバ3からの設定指示に基づき、測位周期T2よりも長くなるように設定される。
測位手段2bはT2タイマ2mを監視(ステップS11)しており、位置通知手段2eはT1タイマ2kを監視(ステップS14)している。T2タイマ2mのカウント値が測位周期T2に到達すると、測位手段2bはGPS測位を実行して位置情報を取得する(ステップS12)。その後、測位手段2bは、情報蓄積手段2dに位置情報と測位時刻とを対応付けて記憶させ、T2タイマ2mを初期値に戻すためにリセットする(ステップS13)。
T1タイマのカウント値が送信周期T1に到達すると、位置通知手段2eは情報蓄積手段2dに記憶されている最新の位置情報を抽出し、配信サーバ3に送信する(ステップS15)。この場合、位置情報と一緒に測位時刻や測位周期T2などの情報も送信する。
配信サーバ3の配信制御手段3cは、携帯端末2からの位置情報を取得すると(ステップS21)、取得した位置情報から特定される緯度、経度、すなわち測位位置が複数の配信エリアのうち、いずれかの配信エリア内にあるか否かを判定する。測位位置が、いずれかの配信エリア内にあると判定する場合には、測位位置を含んでいる配信エリアを在圏エリアとして特定する。さらに、配信制御手段3cは、在圏エリアに対応したコンテンツ情報及びコンテンツ位置情報をコンテンツ情報記憶手段3aから抽出して携帯端末2に配信(送信)する(ステップS22)。なお、在圏エリアが無い場合には、在圏エリア無しという情報を携帯端末2に送信する。ステップS21及びステップS22は、コンテンツ情報送信ステップに相当する。
ここで配信サーバ3は、前回配信したコンテンツ情報と同一のコンテンツ情報を配信することになる場合には、一回分のコンテンツ情報の配信を中止するようにしてもよい。その結果として、重複したコンテンツ情報の配信を防止して効率的なコンテンツ情報の配信が可能になる。
携帯端末2では、配信サーバ3からコンテンツ情報とコンテンツ位置情報とを受信すると(ステップS16)、出力制御手段2cが、受信したコンテンツ情報とコンテンツ位置情報とを対応付けて情報蓄積手段2dに記憶させる(ステップS17)。
携帯端末2では、以上のステップS11〜ステップS17の各処理を繰り返し実行し、配信サーバ3では、ステップS21及びステップS22の各処理を実行する。すなわち、携帯端末2では、測位周期T2に沿った時間間隔で繰り返しGPS測位を実行し、送信周期T1に沿った時間間隔で繰り返し最新の位置情報を配信サーバ3に送信する。配信サーバ3では、携帯端末2から取得した位置情報に基づいて、測位位置を特定し、配信エリア内にあれば、その配信エリアを在圏エリアとして特定し、在圏エリアに対応したコンテンツ情報とコンテンツ位置情報とを携帯端末2に送信する。コンテンツ情報を受信した携帯端末2は、コンテンツ情報を受信時刻に対応付けて情報蓄積手段2dに記憶する。
次に、図6を参照し、携帯端末2でコンテンツ情報を出力する場合の動作手順について説明する。図6は、コンテンツ情報の出力に係る動作手順を示すフローチャートである。
携帯端末2では、測位周期T2よりも短くなるように出力周期T3が予め設定されている。例えば、測位周期T2が5分の場合、出力周期T3は1分に設定されている。
出力制御手段2cは、T3タイマ2nを監視しており、T3タイマ2nのカウント値が出力周期T3に到達する(ステップS31)と、情報蓄積手段2dに記憶されている最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報を抽出する(ステップS32)。その後、出力制御手段2cは、抽出した新たなコンテンツ情報を画面に表示させるために、画面の表示切替を行い、その後、T3タイマ2nのリセットを行う。なお、出力制御手段2cは、情報蓄積手段2dに記憶された複数のコンテンツ情報のうち、最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報の他に、最新の位置情報に近い順番でコンテンツ位置情報に対応したコンテンツ情報を抽出し、抽出した順番でコンテンツ情報を画面などの出力デバイス25に表示させようにしてもよい。
次に、図7及び図8を参照し、送信周期の設定に関する動作手順について説明する。図7は、配信サーバでの送信周期の設定に関する動作手順を示すフローチャートである。また、図8は、測位位置と最寄りの配信エリアとの関係を示す図であり、(a)は測位位置から最寄りの配信エリアまでの距離が所定の閾値以上の場合を示し、(b)は測位位置から最寄りの配信エリアまでの距離が所定の閾値未満の場合を示している。なお、この送信周期T1の設定は携帯端末2のユーザが車に乗って移動している状態を想定している。
携帯端末2から繰り返し位置情報が送信される(ステップS15)。在圏エリアが存在しない場合、すなわち、携帯端末2がいずれの配信エリア内にも存在しない場合には、配信サーバ3の送信周期設定手段3bは、測位位置Pに最も近い配信エリアArまでの距離D、例えば、配信エリアArの境界までの距離Dを算出する(ステップS42)。
その後、送信周期設定手段3bは、ステップS42で算出した距離Dが所定の閾値Th、例えば、40km以上の場合(図8(a)参照)には、送信周期T1として“A”、例えば30分を登録し(ステップS44)、所定の閾値Th未満の場合(図8(b)参照)には、送信周期T1として“B”、例えば10分を登録する。なお、“B”は携帯端末2の測位周期T2よりも長い時間間隔であり基準時間間隔に相当する。また、“A”は“B”よりも長い時間間隔である。なお、本実施形態では、携帯端末2のユーザが車で移動している状態を想定している。この場合、例えば、その車が高速道路において時速80km/Hで走行していれば、30分で40kmに到達する。そこで、閾値を40kmに設定し、長い方の送信周期T1の時間間隔である“A”を30分とし、短い方の送信周期T1の基準時間間隔である“B”を10分とした。
その後、送信周期設定手段3bは、登録した送信周期T1を携帯端末2に設定させるために、送信周期T1の設定指示情報を携帯端末2に送信する(ステップS46)。配信サーバ3では、ステップS41〜ステップS46の各処理を繰り返し実行する。ステップS41〜ステップS46までの各処理は、送信周期設定ステップに相当する。
携帯端末2の位置通知手段2eは、設定指示情報を受信する度に、設定指示情報に応じた送信周期T1となるように“A”または“B”に設定する(ステップS51)。
以上の配信サーバ3、携帯端末2、配信システム1及び配信方法によれば、携帯端末2から送信される位置情報の送信周期T1を配信サーバ3側で管理できるようになる。位置情報に対応したコンテンツ情報の送信は配信サーバ3が担っており、位置情報の送信周期T1を配信サーバ3側で管理できるようになると、携帯端末2に送信するコンテンツ情報と送信周期T1とを連動させて管理できるようになり、配信サーバ3では、コンテンツ情報を効率的に送信できるようになり、携帯端末2では、コンテンツ情報を効率的に受信できるようになる。そして特に、携帯端末2からの無駄な位置情報の送信を抑えることで、携帯端末2の電池29aの消耗やネットワーク通信の逼迫を軽減できる。
さらに、送信周期設定手段3bは、測位周期T2よりも長くなるように送信周期T1を設定している。したがって、携帯端末2で周期的に実行される測位のうち、一回の測位結果としての同じ位置情報が何度も配信サーバ3に送信されてしまうということが抑止され、同じコンテンツ情報が携帯端末2に何度も送信されてしまうことが軽減される。
さらに、上記の配信システム1では、携帯端末2の測位位置Pから最寄りの配信エリアArまでの距離Dが所定の閾値Th以上の場合には、送信周期T1を基準時間間隔“B”よりも長い“A”に設定している。測位位置Pから最寄りの配信エリアArまでの距離が所定の閾値Th以上の場合には、所定の閾値未満の場合に比べて最寄りの配信エリアArから遠いと判断でき、その分、最寄りの配信エリアArに到達するまでの時間に余裕がある。したがって、所定の閾値Th以上の場合に送信周期T1を基準時間間隔よりも長くすることで、携帯端末2からの無駄な位置情報の送信が少なくなり、効率的なコンテンツ情報の送信が可能になる。
さらに、本実施形態では、測位周期T2よりも短い出力周期T3でコンテンツ情報が出力されるため、測位周期T2よりも長い周期で出力するよりもコンテンツ情報の報知回数を増やすことができる。
次に、図9を参照して携帯端末2での測位周期T2の変更及び送信周期T1の変更に関する動作手順について説明する。図9は、電池残量に応じた測位周期T2の変更及び送信周期T1の変更に関する動作手順を示すフローチャートである。
携帯端末2では、電池残量検出手段2hが、定期的に電源ユニット29の電池29aの残量を検出する(ステップS61)。送信周期変更手段2g及び測位周期変更手段2fは、電池残量検出手段2hによる検出値を監視している(ステップS62)。
送信周期変更手段2gは、配信サーバ3からの指示によって既に設定されている送信周期T1を、電池残量に応じて設定変更する。すなわち、電池残量が多い場合には頻繁な送信を可能にするために送信周期T1を短くし、電池残量が少なくなってくると電池の消耗を抑えるための送信周期T1を長くする。また、測位周期変更手段2fは、送信周期変更手段2gによって設定変更された送信周期T1よりも測位周期T2が短くなるように測位周期T2を設定変更する。
具体的には、電池残量検出手段2hによる検出値が充電完了状態の1/2以上の場合には、送信周期変更手段2gは送信周期T1として“C”、例えば10分になるように設定変更し、測位周期変更手段2fは測位周期T2として“C”よりも短い“X”、例えば5分になるように設定変更する(ステップS63)。また、電池残量が充電完了状態の1/2未満、且つ、1/3以上の場合には、送信周期変更手段2gは送信周期T1として“D”、例えば30分になるように設定変更し、測位周期変更手段2fは測位周期T2として“D”よりも短い“Y”、例えば15分になるように設定変更する(ステップS64)。また、電池残量が充電完了状態の1/3未満の場合には、送信周期変更手段2gは送信周期T1として“E”、例えば60分になるように設定変更し、測位周期変更手段2fは測位周期T2として“E”よりも短い“Z”、例えば30分になるように設定変更する(ステップS65)。
以上のように、携帯端末2が、送信周期設定手段3bによって設定された送信周期T1を変更する送信周期変更手段2gと、送信周期変更手段2gによって設定変更された送信周期T1に応じて測位周期T2を設定変更する測位周期変更手段2fとを有すると、送信周期T1の設定変更と、設定変更された送信周期T1に応じた測位周期T2の設定変更が可能になり、携帯端末2での効率的なコンテンツ情報の受信が可能なる。
特に、携帯端末2は、電池残量検出手段2hを有し、送信周期変更手段2gは、電池残量検出手段2hによって検知された残量に応じて送信周期T1を設定変更し、測位周期変更手段2fは、送信周期変更手段2gによって設定変更された送信周期T1よりも短くなるように測位周期T2を設定変更している。このように、電池29aの残量に応じて送信周期T1が設定変更され、さらに、設定変更後の送信周期T1よりも短くなるように測位周期T2が変更される結果、携帯端末2の電池29aの消耗が最低限に抑えられ、電池の浪費防止に有効であり、1回の充電による携帯端末2の利用時間を延ばすことができる。なお、測位周期変更手段2fは、送信周期変更手段2gによって設定変更された送信周期T1と等しくなるように測位周期T2を設定変更するようにしてもよい。
また、本実施形態では、送信周期T1、測位周期T2、出力周期T3の順番で時間間隔が短くなっており、それぞれ独立して設定できる。その結果として、携帯端末2の電池29aの消耗とネットワーク負荷とを最低限に抑えながら、最新のコンテンツ情報のダウンロードと画面への適宜の表示が可能になる。
なお、本実施形態では、設定変更された送信周期T1に基づいて測位周期T2を設定変更していたが、逆に、測位周期T2を設定変更した後で、設定変更された測位周期T2に基づいて送信周期T1を設定変更するようにしてもよい。また、本実施形態では、送信周期T1よりも測位周期T2の方が、周期が短くなるように設定変更していたが、送信周期T1と測位周期T2とが同じ周期になるように設定変更してもよい。
次に、図10を参照して携帯端末2でのコンテンツ情報の出力の変形例に関する動作手順について説明する。図10は、ユーザの操作入力によってコンテンツ情報を画面に出力する場合の動作手順を示すフローチャートである。
携帯端末2の出力制御手段2cは、T3タイマ2nを監視している(ステップS71)。ここで、出力制御手段2cは、T3タイマ2nのカウント値が出力周期T3に到達した場合には、情報蓄積手段2dに記憶されている最新のコンテンツ情報を抽出する(ステップS73)。その後、出力制御手段2cは、抽出したコンテンツ情報を画面に表示させ(ステップS74)、T3タイマ2nのリセットを行う(ステップS75)。
また、出力制御手段2cは、T3タイマ2nのカウント値が出力周期T3に到達していない場合であっても、ユーザによる操作受付手段2jを用いた出力のための操作入力を受け付けると(ステップS72)、情報蓄積手段2dに記憶されている最新の位置情報に最も近いコンテンツ位置情報に対応するコンテンツ情報を抽出する(ステップS73)。その後、出力制御手段2cは、抽出したコンテンツ情報を画面に表示させ(ステップS74)、T3タイマ2nのリセットを行う(ステップS75)。
この変形例では、ユーザの入力操作に応じてコンテンツ情報が出力されるので、ユーザの利便性を高めることができ、さらに、ユーザの入力操作によってコンテンツ情報が出力されたときにT3タイマ2nがリセットされるので、コンテンツ情報が出力された直後に、出力周期T3の経過による同じコンテンツ情報の出力が防止される。
(第2実施形態)
次に、図11及び図12を参照し、第2実施形態に係る配信システム1Bについて説明する。なお、配信システム1B及び携帯端末2Bについて、第1実施形態に係る配信システム1及び携帯端末2と同一または同等の要素には図中及び明細書中で同じ符号を付し、その説明を省略する。また、本実施形態に係る配信サーバ3の構成は、第1実施形態に係る配信サーバ3と同一であるため、図中及び明細書中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
図11は、第2実施形態に係る配信システム1Bの機能的構成を示す図である。図11に示されるように、配信システム1Bは、携帯端末2B及び配信サーバ3を備えている。
携帯端末2Bは、第1実施形態に係る携帯端末2と同様に、機能的な構成として通信手段2a、測位手段2b、出力制御手段2c、情報蓄積手段2d、位置通知手段2e、測位周期変更手段2f、送信周期変更手段2g、電池残量検出手段2h、操作受付手段2j、T1タイマ2k、T2タイマ2m及びT3タイマ2nを備える。さらに、携帯端末2Bは、端末開閉検出手段2pを備えている。
端末開閉検出手段2pは、コンテンツ情報を出力している開状態、具体的には、携帯端末2Bを開いて出力デバイス25からコンテンツ情報が表示されている状態か、または、コンテンツ情報の出力を停止している閉状態、具体的には、携帯端末2Bを閉じて出力デバイス25からコンテンツ情報が表示されていない状態か、を検出する。
次に、図12を参照して携帯端末2Bでの測位周期T2の変更及び送信周期T1の変更に関する動作手順について説明する。図12は、携帯端末2Bの開閉状態に応じた測位周期T2の変更及び送信周期T1の変更に関する動作手順を示すフローチャートである。
携帯端末2Bでは、端末開閉検出手段2pが携帯端末2Bの開閉状態を検出しており、送信周期変更手段2g及び測位周期変更手段2fは、端末開閉検出手段2pによって検出された開閉状態を監視している(ステップS81)。
測位周期変更手段2fは、既に設定されている測位周期T2を、端末開閉検出手段2pの開閉状態に応じて設定変更する。すなわち、端末開閉検出手段2pが開状態の場合には、頻繁な送信を可能にするために測位周期T2を短くし(ステップS82)、端末開閉検出手段2pが閉状態の場合には、不要な動作処理に伴う電池の消耗を抑えるために測位周期T2を長くする(ステップS83)。また、送信周期変更手段2gは、測位周期変更手段2fによって設定変更された測位周期T2よりも送信周期T1が長くなるように送信周期T1を設定変更する(ステップS82、ステップS83)。
具体的には、端末開閉検出手段2pが開状態の場合には、測位周期変更手段2fは測位周期T2として“X”、例えば5分になるように設定変更し、送信周期変更手段2gは送信周期T1として“X”よりも長い“C”、例えば10分になるように設定変更する(ステップS82)。また、端末開閉検出手段2pが閉状態の場合には、測位周期変更手段2fは測位周期T2として“Y”、例えば15分になるように設定変更し、送信周期変更手段2gは送信周期T1として“Y”よりも長い“D”、例えば30分になるように設定変更する(ステップS83)。
以上のように、携帯端末2Bでは、開閉状態に応じて測位周期T2及び送信周期T1を設定変更できる。従って、例えば、閉状態であれば、コンテンツ情報の出力を停止しているため、開状態に比べて測位周期T2を長くするように設定変更できる。そして、測位周期T2の設定変更に合わせて送信周期T1を長くする設定変更を行うことにより、所定時間あたりの送信回数を減らして電池の消耗を抑えつつ、効率的な測位も行うことができる。
なお、本実施形態では、測位周期T2を設定変更した後で、設定変更された測位周期T2に基づいて送信周期T1を設定変更していたが、逆に、送信周期T1を設定変更した後で、設定変更された送信周期T1に基づいて測位周期T2を設定変更するようにしてもよい。また、本実施形態では、測位周期T2よりも送信周期T1の方が、周期が長くなるように設定変更していたが、測位周期T2と送信周期T1とが同じ周期であってもよい。
(第3実施形態)
次に、図13、図14及び図15を参照し、第3実施形態に係る配信システム1Cについて説明する。なお、配信システム1C及び携帯端末2Cについて、第1実施形態に係る配信システム1及び携帯端末2と同一または同等の要素には図中及び明細書中で同じ符号を付し、その説明を省略する。また、本実施形態に係る配信サーバ3の構成は、第1実施形態に係る配信サーバ3と同一であるため、図中及び明細書中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13は、第3実施形態に係る配信システム1Cの機能的構成を示す図である。図13に示されるように、配信システム1Cは、携帯端末2C及び配信サーバ3を備えている。
携帯端末2Cは、第1実施形態に係る携帯端末2と同様に、機能的な構成として通信手段2a、測位手段2b、出力制御手段2c、情報蓄積手段2d、位置通知手段2e、測位周期変更手段2f、送信周期変更手段2g、電池残量検出手段2h、操作受付手段2j、T1タイマ2k、T2タイマ2m及びT3タイマ2nを備える。さらに、携帯端末2Cは、測位履歴蓄積手段2r、移動速度推定手段2s及び周期判定テーブル記憶手段2tを備えている。
情報蓄積手段2dは、過去の測位の時刻情報と位置情報とを対応付けて測位履歴として蓄積する機能を有し、測位履歴蓄積手段に相当する。
移動速度推定手段2sは、携帯端末2Cの移動速度を絶対速度または相対速度として推定する機能を有する。移動速度の推定方法としては、例えば、GPS測位履歴を用いた方法、接続先基地局(セル)の切り替わり頻度に基づく方法またはフェーシングの時間変動に基づく方法などが適用可能である。GPS測位履歴を用いた方法では、元々GPS定期測位を行うシステムなので、実装が容易というメリットがある。一方で、この方法では、準静止状態(例えば、移動速度が2km/h未満)からの移動速度変化に対する追随性が低いというデメリットがある。また、接続先基地局(セル)の切り替わり頻度に基づく方法は、速度推定がGPS測位周期に依存しないため、速度変化に対する追随性が比較的高いというメリットがある。一方で、この方法では、基地局によってセル半径が異なるため、移動速度の推定精度が粗くなってしまうというデメリットがある。また、フェーシングの時間変動に基づく方法は、速度変化を常に監視できるというメリットがある。一方で、この方法では、低速度域における移動速度推定精度が粗くなってしまうというデメリットがある。移動速度の推定方法については、上記のメリット及びデメリットを勘案の上、適宜に決定できる。
図15に示されるように、周期判定テーブル記憶手段2tは、周期判定テーブルTa1を記憶している。周期判定テーブルTa1には、携帯端末2Cの推定移動速度と測位周期及び送信周期とが対応付けて記憶されている。例えば、推定移動速度が準静止状態の場合には、測位周期は10分、送信周期は15分と規定されている。また、推定移動速度が2km/h以上、10km/h未満の場合には、測位周期は6分、送信周期は11分と規定され、推定移動速度が10km/h以上、60km/h未満の場合には、測位周期は3分、送信周期は8分と規定され、推定移動速度が60km/h以上の場合には、測位周期は1分、送信周期は6分と規定されている。なお、本実施形態では、測位周期よりも送信周期の方が、周期が長くなるように規定されているが、測位周期と送信周期とが同じ周期であってもよい。
次に、図14を参照して携帯端末2Cでの測位周期の変更及び送信周期の変更に関する動作手順について説明する。図14は、携帯端末2Cの推定移動速度に応じた測位周期の変更及び送信周期の変更に関する動作手順を示すフローチャートである。
携帯端末2Cでは、移動速度推定手段2sが情報蓄積手段2dによって蓄積された測位履歴のうち、最近の複数の測位履歴から携帯端末2Cの移動速度を推定する(ステップS91)。
例えば、図16(a)に示されるように、携帯端末2Cが前回の測位位置P1から最新の測位位置P0まで移動したと仮定する。ここで、測位位置P1から測位位置P0までの距離は“d”であり、測位位置P1の測位時刻は“Tm1”であり、測位位置P2の測位時刻は“Tm0”である。この場合の推定移動速度Vは、以下の式(1)から求められる。
V=d/(Tm0−Tm1) ・・(1)
また、図16(b)に示されるように、携帯端末2Cが前々回の測位位置P2〜前回の測位位置P1まで移動し、さらに、最新の測位位置P0まで移動したと仮定する。ここで、測位位置P2から測位位置P1までの距離は“d1”であり、測位位置P1から測位位置P0までの距離は“d2”である。また、測位位置P2の測位時刻は“Tm2”、測位位置P1の測位時刻は“Tm1”及び測位位置P0の測位時刻は“Tm0”である。この場合の推定移動速度Vは、以下の式(2)から求められる。
V={d0/(Tm0−Tm1)+d1/(Tm1−Tm2)}/2 ・・(2)
次に、測位周期変更手段2fは、既に設定されている測位周期を、移動速度推定手段2sによって推定された移動速度に応じて設定変更する。すなわち、測位周期変更手段2fは、周期判定テーブル記憶手段2tに記憶されている周期判定テーブル2tを参照し、推定移動速度を検索キーに設定して測位周期を抽出し、抽出した測位周期となるように設定変更する。
具体的には、測位周期変更手段2fは、推定移動速度が準静止状態、すなわち2km/h未満の場合には(ステップS92)、測位周期が10分となるように設定変更する(ステップS93)。また、推定移動速度が準静止状態ではないが、2km/h以上で、10km/h未満の場合には、測位周期が6分となるように設定変更する(ステップS95)。また、推定移動速度が準静止状態ではなく、10km/h以上で、60km/h未満の場合には、測位周期が3分となるように設定変更する(ステップS96)。また、推定移動速度が準静止状態ではなく、60km/h以上の場合には、測位周期が1分となるように設定変更する(ステップS97)。
また、送信周期変更手段2gは、既に設定されている送信周期を、移動速度推定手段2sによって推定された移動速度に応じて設定変更する。すなわち、送信周期変更手段2gは、周期判定テーブル記憶手段2tに記憶されている周期判定テーブル2tを参照し、推定移動速度を検索キーに設定して送信周期を抽出し、抽出した送信周期となるように設定変更する。
具体的には、送信周期変更手段2gは、推定移動速度が準静止状態、すなわち2km/h未満の場合には(ステップS92)、送信周期が測位周期“10分”よりも長くなるように15分に設定変更する(ステップS93)。また、推定移動速度が準静止状態ではないが、2km/h以上で、10km/h未満の場合には、送信周期が測位周期“6分”よりも長くなるように11分に設定変更する(ステップS95)。また、推定移動速度が準静止状態ではなく、10km/h以上で、60km/h未満の場合には、送信周期が測位周期“3分”よりも長くなるように8分に設定変更する(ステップS95)。また、推定移動速度が準静止状態ではなく、60km/h以上の場合には、送信周期が測位周期“1分”よりも長くなるように6分に設定変更する(ステップS97)。
なお、本実施形態では、送信周期が測位周期よりも周期が長くなるように設定変更しているが、送信周期と測位周期との周期が同じになるように設定変更してもよい。
なお、上述の説明では、GPS測位履歴を用いた移動速度の推定方法を例にして測位周期や送信周期の設定変更について説明したが、接続先基地局(セル)の切り替わり頻度に基づく方法で移動速度を推定し、その推定移動速度に応じて測位周期や送信周期の設定変更を行ったり、フェージングの時間変更に基づく方法で移動速度を推定し、その推定移動速度に応じて測位周期や送信周期の設定変更を行ったりしてもよい。
例えば、図17(a)に示されるように、セル切り替わり頻度に推定移動速度と測位周期とを対応付けた周期判定テーブルTa2を周期判定テーブル記憶手段2tに記憶しておき、例えば、移動速度推定手段2sは、セル切り替わり頻度が毎分、N回以上の場合には周期判定テーブルTa2を参照して相対的な速度として高速移動と推定し、セル切り替わり頻度が毎分、N回未満の場合には周期判定テーブルTa2を参照して相対的な速度として低速移動と推定する。次に、測位周期変更手段2fは、高速または低速移動に対応する測位周期“α1”または“α2”となるように、測位周期を設定変更する。一方で、送信周期変更手段2gは、測位周期変更手段2fによって設定変更された測位周期と同じ周期、または周期が長くなるように送信周期を設定変更する。なお、周期判定テーブルTa2に、推定移動速度に対応付けて送信周期が規定されている場合には、先に送信周期の設定変更を行い、設定変更された送信周期と同じ周期、または周期が短くなるように測位周期を設定変更するようにしてもよい。
また、図17(b)に示されるように、フェージング時間変動に推定移動速度と測位周期とを対応付けた周期判定テーブルTa3を周期判定テーブル記憶手段2tに記憶しておき、例えば、移動速度推定手段2sは、周期判定テーブルTa2を参照して、フェージング時間変動が第1の閾値“L2”以上の場合には、高速(150km/h以上)と推定し、第1の閾値“L2”未満で第2の閾値“L1”以上の場合には、中速(150km/h未満で、60km/h以上)と推定し、第2の閾値“L1”未満の場合には、低速(60km/h未満)と推定する。次に、測位周期変更手段2fは、推定移動速度が高速と推定された場合には、測位周期“β1分”となるように測位周期を設定変更し、推定移動速度が中速と推定された場合には、測位周期“β2分”となるように測位周期を設定変更し、推定移動速度が低速と推定された場合には、測位周期“β3分”となるように測位周期を設定変更する。この場合、送信周期変更手段2gは、測位周期変更手段2fによって設定変更された測位周期と同じ周期、または周期が長くなるように送信周期を設定変更する。周期判定テーブルTa2に、推定移動速度に対応付けて送信周期が規定されている場合には、先に送信周期の設定変更を行い、設定変更された送信周期と同じ周期、または周期が短くなるように測位周期を設定変更するようにしてもよい。
以上のように、携帯端末2Cでは、推定移動速度に応じて測位周期及び送信周期を設定変更できる。従って、例えば、最近の複数の測位履歴から推定した現在の移動速度と過去に推定した移動速度とを比較して、現在の移動速度の方が速ければ、測位位置の変化が早くなるため、測位周期を短くするように設定変更する。しかも、測位周期の設定変更に合わせて送信周期も短くする設定変更を行うことにより、精度の高い測位と、効率的なコンテンツ情報の受信が可能になる。
なお、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、本実施形態ではコンテンツ情報の出力が周期的に行われる態様を例にして説明したが、コンテンツ情報の出力は不定期に行われるようにしてもよい。例えば、折り畳み型の携帯電話などで、携帯電話を閉じた状態ではコンテンツ情報の表示は行わず、携帯電話を開いたときにのみ最新のコンテンツ情報を表示するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る配信システムの機能的構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る配信サーバのハードウェア構成を示す図である。 携帯端末と配信サーバとの間で送受信される情報の流れを中心して示すシーケンスチャートである。 携帯端末での周期的な測位と周期的な位置情報の送信とに関する動作手順を示すフローチャートである。 携帯端末でのコンテンツ情報の出力に関する動作手順を示すフローチャートである。 配信サーバでの送信周期の設定に関する動作手順を示すフローチャートである。 測位位置から配信エリアまでの距離と所定の閾値との関係を示す図であり、(a)は測位位置から配信エリアまでの距離が閾値以上の場合を示し、(b)は測位位置から配信エリアまでの距離が閾値未満の場合を示す。 電池残量に応じた送信周期の設定変更及び測位周期の設定変更に関する動作手順を示すフローチャートである。 コンテンツ情報の出力の変形例に関する動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る配信システムの機能的構成を示す図である。 携帯端末の開閉状態に応じた送信周期の設定変更及び測位周期の設定変更に関する動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る配信システムの機能的構成を示す図である。 携帯端末の推定移動速度に応じた送信周期の設定変更及び測位周期の設定変更に関する動作手順を示すフローチャートである。 周期判定テーブル記憶手段を示す図である。 移動速度の推定方法を説明するための図である。 周期判定テーブルの例を示し、(a)は、接続先基地局(セル)の切り替わり頻度に基づく移動速度推定方法に対応した周期判定テーブルを示す図であり、(b)は、フェージングの時間変動に基づく移動速度推定方法に対応した周期判定テーブルを示す図である。
符号の説明
1…配信システム、2…携帯端末(移動局)、2c…出力制御手段、2d…情報蓄積手段(測位履歴蓄積手段)、2f…測位周期変更手段、2g…送信周期変更手段、2h…電池残量検出手段、2k…操作受付手段、2p…端末開閉検出手段、2s…移動速度推定手段、3…配信サーバ、3b…送信周期設定手段、3c…配信制御手段。

Claims (13)

  1. 所定の測位周期で測位する移動局から送信された位置情報に対応したコンテンツ情報を前記移動局に配信する配信サーバにおいて、
    前記移動局から周期的に送信される前記位置情報の送信周期を設定する送信周期設定手段を備えることを特徴とする配信サーバ。
  2. 前記送信周期設定手段は、前記測位周期よりも長くなるように前記送信周期を設定することを特徴とする請求項1記載の配信サーバ。
  3. 前記位置情報から特定される前記移動局の測位位置が、所定の配信エリア内にあるときは前記配信エリアに対応したコンテンツ情報を送信する配信制御手段を更に有し、
    前記送信周期設定手段は、前記移動局の測位位置から前記配信エリアまでの距離が所定の閾値未満の場合には、前記送信周期を基準時間間隔となるように設定し、前記移動局の測位位置から前記配信エリアまでの距離が所定の閾値以上の場合には、前記基準時間間隔よりも長い時間間隔となるように前記送信周期を設定することを特徴とする請求項1または2記載の配信サーバ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の配信サーバから配信されたコンテンツ情報を受信可能な移動局において、
    所定の測位周期で位置情報を測位すると共に、前記配信サーバの設定に基づく送信周期で前記位置情報を前記配信サーバに送信することを特徴とする移動局。
  5. 前記配信サーバから前記コンテンツ情報と共に、前記コンテンツ情報によって情報提供される場所を特定するためのコンテンツ位置情報を受信し、
    前記配信サーバから受信した複数のコンテンツ情報を前記コンテンツ位置情報に対応付けて記憶する情報蓄積手段と、前記測位周期よりも短い出力周期で前記情報蓄積手段に記憶された前記コンテンツ情報を出力する出力制御手段と、を有し、
    前記出力制御手段は、前記情報蓄積手段に記憶された前記コンテンツ情報のうち、前記移動局から送信された最新の前記位置情報に最も近い前記コンテンツ位置情報に対応する前記コンテンツ情報を出力することを特徴とする請求項4記載の移動局。
  6. 前記配信サーバの設定に基づく前記送信周期を変更する送信周期変更手段と、前記送信周期変更手段によって設定変更された前記送信周期に応じて前記測位周期を設定変更する測位周期変更手段と、を更に有することを特徴とする請求項4または5記載の移動局。
  7. 電池の残量を検知する電池残量検出手段を更に有し、
    前記送信周期変更手段は、電池残量検出手段によって検知された残量に応じて前記送信周期を設定変更し、前記測位周期変更手段は、前記送信周期変更手段によって設定変更された前記送信周期と等しくなるように、または前記送信周期よりも短くなるように前記測位周期を設定変更することを特徴とする請求項6記載の移動局。
  8. 前記コンテンツ情報を出力するためのユーザの入力操作を受け付ける操作受付手段と、前記出力周期の経過時間を計時するタイマ手段と、を更に有し、
    前記出力制御手段は、前記タイマ手段で計時された時間に基づいて前記出力周期が経過したと判定する場合には、前記移動局から送信された最新の前記位置情報に最も近い前記コンテンツ位置情報に対応する前記コンテンツ情報を出力すると共に、前記タイマ手段をリセットし、また、前記操作受付手段での入力操作を受け付けた場合には、前記移動局から送信された最新の前記位置情報に最も近い前記コンテンツ位置情報に対応する前記コンテンツ情報を出力すると共に、前記タイマ手段をリセットすることを特徴とする請求項5記載の移動局。
  9. 前記配信サーバの設定に基づく前記送信周期を変更する送信周期変更手段と、
    前記測位周期を設定変更する測位周期変更手段と、を更に備え、
    前記送信周期変更手段及び前記測位周期変更手段の少なくとも一方は、前記測位周期と前記送信周期とが等しく、または、前記測位周期が前記送信周期よりも短くなるように設定変更することを特徴とする請求項4または5記載の移動局。
  10. 前記コンテンツ情報を出力している開状態及び前記コンテンツ情報の出力を停止している閉状態のうち、いずれの状態であるか否かを検出する端末開閉検出手段を更に有し、
    前記送信周期変更手段または前記測位周期変更手段は、前記端末開閉検出手段によって検出された状態に応じて前記測位周期または前記送信周期を設定変更することを特徴とする請求項9記載の移動局。
  11. 過去の測位の時刻情報と位置情報とを対応付けて測位履歴として蓄積する測位履歴蓄積手段と、
    前記測位履歴蓄積手段によって蓄積された前記測位履歴のうち、最近の複数の測位履歴から前記移動局の移動速度を推定する移動速度推定手段と、を更に備え、
    前記送信周期変更手段または前記測位周期変更手段は、前記移動速度推定手段によって推定された移動速度に応じて前記測位周期または前記送信周期を設定変更することを特徴とする請求項9記載の移動局。
  12. 請求項1〜3のいずれか一項記載の配信サーバと、前記配信サーバに位置情報を送信可能であると共に、所定の測位周期で測位する移動局と、を備えたことを特徴とする配信システム。
  13. 所定の測位周期で測位する移動局から送信された位置情報に対応したコンテンツ情報を前記移動局に配信する配信サーバにおいて実行される配信方法において、
    前記移動局から周期的に送信される前記位置情報の送信周期を設定する送信周期設定ステップと、
    前記送信周期に合わせて前記移動局から送信される位置情報に対応したコンテンツ情報を前記移動局に送信するコンテンツ情報送信ステップと、を備えることを特徴とする配信方法。
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