JP2009135740A - 通信システム、連携制御装置、連携制御方法、連携制御プログラム、及び情報端末 - Google Patents

通信システム、連携制御装置、連携制御方法、連携制御プログラム、及び情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】使用者による煩雑な操作を必要とせずに、使用者の実用的な使用態様に応じて、いつでも電話機能とPC上アプリケーション機能との連携処理を有効に実現することができるようにする。
【解決手段】本発明の通信システムは、対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、情報端末間で各アプリケーション処理を実行する際に、各情報端末のユーザが情報端末と同時に用いる複数の連携端末と、連携端末間の接続処理を制御するものであって、連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段と、通信状態検出手段により各連携端末の通信状態の変化が検出されると、各連携端末が連携する各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信システム、連携制御装置、連携制御方法、連携制御プログラム、及び情報端末に関し、例えば、使用者が、自己の電話端末を用いて通話をしながら、自己のパーソナルコンピュータ(PC)上の各種アプリケーションサービスを受けることができる通信システム、連携制御装置、連携制御方法、連携制御プログラム、及び情報端末に適用し得るものである。
例えば、PC上の各種アプリケーションによる情報通信サービスとして、通信相手との間で文書や図表等の画面の共有表示や共有操作などのアプリケーションサービスや、キーボード入力によるテキストベースの会話サービスや、PC接続カメラによる画像通信サービスなどがある。
これらのサービスは、電話で相手と話しながら使用する場合が多い。そのため、使用者は、通話のために、自己の電話端末で相手の電話端末情報(例えば電話番号など)の入力又は選択操作を行なうと共に、PC上アプリケーションを接続させるために、PC上アプリケーションで相手アプリケーション情報(例えばIPアドレスや電話番号など)の入力又は選択操作を行なうことが必要となる。
そこで、電話端末操作とPC操作とを連動させて、煩雑な操作を行なわずに、電話機能とPC上アプリケーション機能とを連携させることが求められている。
これに対して、例えばソフトフォンや携帯情報端末(例えばPDAなど)等のように、電話機能とアプリケーション機能との両方の機能を具備したものが知られている。例えばソフトフォンの場合、一般的に、自分と相手のPC電話アプリケーションを通話接続した後、例えばIP電話アプリケーションの通話画面上のボタンを押すことで、自分と相手のPCのIP電話アプリケーションの間で、PC上アプリケーションによる情報通信サービスを行なうことができる。
また、特許文献1や特許文献2には、PCと専用の電話端末を直接接続することにより、PC上アプリケーションで特定の電話端末の呼制御および音声制御を行なう技術が記載されている。
さらに、特許文献3には、PCと電話端末を直接接続せずに、PC上アプリケーションの操作によりコールバック式で指定された電話端末同士を通話接続したり、予め指定された電話端末の通話に関する情報(例えば「空き」「着信中」「通話中」などの端末状態や、発信者と着信者の電話番号など)をPC上アプリケーションの画面で表示する技術が記載されている。
特開2002−354129号公報 特開平11−331895号公報 特開2006−094379号公報
ところで、電話機能とPC上アプリケーション機能とを連携させる際、使用者の実用的な使用態様に応じて有効な連携処理を図ることが望まれる。
例えばソフトフォンを使用する場合、使用者は、一般に、通話機器(例えば、ヘッドセットなど)をPCに接続する必要がある。しかし、PCの形態がノートPCやPDA等であり、PCを持ち歩く場合には、このような通話機器も一緒に持ち歩くのは不便であるため、ヘッドセットなどの通話機器を持ち歩かないことがある。
この場合、使用者は、PC上アプリケーションについてはPC上の操作によりアプリケーション接続を行ない、音声通信については、通話機器がないためPC上のソフトフォン機能を使用せず、これとは別に自己が所持している電話端末(例えば携帯電話機など)を用いて行なうこととなる。このような場合、PC上にソフトフォン機能が搭載されていたとしても、結局は、通話のために電話端末の操作に加え、PC上の操作が必要となってしまい、実用的な使用態様に応じた有効な連携処理が実現できていない。
また、特許文献1や特許文献2に記載の技術は、PC上アプリケーションの操作で電話端末を通話接続させることができるが、PCに直接接続させる電話端末は専用端末であるため、例えばPCを持ち歩いて移動先ですぐに使用する場合には連携処理が図れない。
さらに、特許文献3に記載の技術は、PCと電話端末を物理的に直接接続することなく、PC上アプリケーションの操作で既存の電話端末を通話接続させる点では有効な技術である。しかしながら、特許文献3の記載技術は、PC上のアプリケーションの画面上で、連携処理をさせる電話端末の識別情報(例えば電話番号など)を入力する必要があり、自動的に連携処理を行なうことができない。
そのため、上述した課題に鑑み、使用者による煩雑な操作を必要とせずに、使用者の実用的な使用態様に応じて、いつでも電話機能とPC上アプリケーション機能との連携処理を有効に実現することができる通信システム、連携制御装置、連携制御方法、連携制御プログラム、及び情報端末が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の通信システムは、(1)対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、(2)情報端末間で各アプリケーション処理を実行する際に、各情報端末のユーザが情報端末と同時に用いる複数の連携端末と、(3)連携端末間の接続処理を制御するものであって、連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段と、(4)通信状態検出手段により各連携端末の通信状態の変化が検出されると、各連携端末が連携する各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明の連携制御装置は、対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、情報端末間で各アプリケーション処理を実行する際に、各情報端末のユーザが情報端末と同時に用いる複数の連携端末との間の連携制御を行なう連携制御装置において、(1)連携端末間の接続処理を制御するものであって、連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段と、(2)通信状態検出手段により各連携端末の通信状態の変化が検出されると、各連携端末が連携する各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段とを備えることを特徴とする。
第3の本発明の連携制御方法は、対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、情報端末間で各アプリケーション処理を実行する際に、各情報端末のユーザが情報端末と同時に用いる複数の連携端末との間の連携制御を行なう連携制御方法において、連携制御装置が、通信状態検出手段と連携制御手段とを備え、(1)通信状態検出手段が、連携端末間の接続処理を制御するものであって、連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出工程と、(2)連携制御手段が、通信状態検出手段により各連携端末の通信状態の変化が検出されると、各連携端末が連携する各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御工程とを有することを特徴とする。
第4の本発明の連携制御プログラムは、対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、情報端末間で各アプリケーション処理を実行する際に、各情報端末のユーザが情報端末と同時に用いる複数の連携端末との間の連携制御を行なう連携制御プログラムにおいて、コンピュータを、(1)連携端末間の接続処理を制御するものであって、連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段、(2)通信状態検出手段により各連携端末の通信状態の変化が検出されると、各連携端末が連携する各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段として機能させるものである。
第5の本発明の情報端末は、対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する際に、連携端末と連携処理を行なう情報端末において、(1)連携端末の通信状態の変化を検出した連携制御装置から、予め登録された連携制御情報が与えられると、連携制御情報に含まれるアプリケーション識別情報に基づいて、対向する情報端末に対して、当該アプリケーション処理の開始要求を行なうアプリケーション処理制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、使用者による煩雑な操作を必要とせずに、使用者の実用的な使用態様に応じて、いつでも電話機能とPC上アプリケーション機能との連携処理を有効に実現することができる。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の通信システム、連携制御装置、連携制御方法、連携制御プログラム、及び情報端末の第1の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態では、使用者が、携帯型PC(例えばノードPCやPDAなど)を使用してPC上アプリケーションを利用し、かつ、既存の電話端末(例えば携帯電話端末や移動先の固定電話端末など)を使用して通話を行なう場合の実施形態を例示して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、第1の実施形態の通信システム9は、ネットワーク4を通じて、呼制御サーバ1、使用者側のパーソナルコンピュータ(PC)2−1、使用者側の電話端末3−2、通信相手側のパーソナルコンピュータ(PC)2−2、通信相手側の電話端末3−2、を有して構成される。
なお、ネットワーク4は、有線ネットワーク、無線ネットワーク、又はこれらを結合したネットワークを広く適用することができる。また、ネットワーク4は、例えばインターネットに代表される公衆網を適用した場合を例示するが、これに限定されず、専用網にも適用することができる。さらに、ネットワーク4の通信プロトコルは、特に限定されないが、第1の実施形態では、TCP/IPを適用した場合を例示して説明する。
呼制御サーバ1は、登録されたユーザ端末間の呼制御を行なうものである。呼制御サーバ1による呼制御手順としては、種々の既存技術を適用することができるが、例えばSIP(Session Initiation Protocol)等を適用することができる。
また、呼制御サーバ1は、呼制御機能の他に、登録ユーザのPC2−1上のアプリケーション機能と電話端末3−1の電話機能との連携処理を行なう連携制御機能などを有するものである。
パーソナルコンピュータ(PC)2−1は、使用者が使用するPCであり、各種PC上アプリケーション機能やソフトフォン機能等を備えるものである。PC2−1は、携帯型PCのように、使用者が持ち運び可能なものを想定し、例えば、ノート型パソコン、PDAなどを適用することができる。使用者は、このPC2−1上のアプリケーションを実行することにより、当該アプリケーションの情報通信サービスの提供を受けることができる。
ここで、PC上アプリケーションの情報通信サービスとしては、例えば、図表や文書等のアプリケーション画面をPC2−1上で通信相手側と共有表示・共有操作を可能とするサービス、キーボード入力によるテキストベースの会話サービス、PC接続カメラによる画像通信サービスなどを適用することができる。
電話端末3−1は、使用者が使用する電話端末であり、例えば、携帯電話機、PHS端末、電話機能を搭載したPDA等を適用することができる。
パーソナルコンピュータ2−2及び電話端末3−2は、通信相手が使用するPC及び電話端末である。なお、パーソナルコンピュータ2−2及び電話端末3−2の態様は、特に限定されるものではなく、使用者のパーソナルコンピュータ2−1及び電話端末3−1と同じ形態である必要はない。
図2は、呼制御サーバ1及びパーソナルコンピュータ(PC)2−1の内部構成を示すブロック図である。
図2において、パーソナルコンピュータ2−1は、データ管理部21、画像表示部22、連携制御部23、情報通信サービス実行部24、通信処理部25、を少なくとも有するものである。
データ管理部21は、少なくとも、PC上アプリケーションを行なう際に使用する電話端末3−1とPC2−1との連携処理を図るために必要な連携制御管理データD1と、使用者により任意に設定された電話帳データD2とを保持して管理するものである。
ここで、連携制御管理データD1は、PC上アプリケーションによるサービスを受ける際に、PC上アプリケーションとの連携対象の電話端末3−1の電話端末情報(例えば電話番号など)、PC上アプリケーション識別情報(例えばSIP−URIなど)、PC上アプリケーションを実行するPC2−1の識別情報(例えばIPアドレスなど)、を対応付けて構成される。
また、電話帳データD2は、少なくとも電話番号と使用者名とが対応付けられたデータである。なお、電話帳データD2は、PC2−1がソフトフォン機能を備えるものである場合には、そのソフトフォン機能において設定される電話帳データを適用するようにしてもよい。
画面表示部22は、PC2−1の画面への表示制御するものである。画面表示部22は、例えば、使用者の電話端末3−1の電話番号とPC2−1のIPアドレスとの対応付けを呼制御サーバ1に登録するための操作画面や、PC上アプリケーションを操作させるための操作画面や、登録した電話端末3−1が通話状態になった際に呼制御サーバ1から通知される通話相手情報などを表示させるものである。
この通話相手情報は、基本的には相手の電話端末の電話番号であるが、データ管理部21で管理される電話帳データD2を参照して、電話帳データD2に当該電話番号に対応する使用者名が登録されていれば、画面表示部22はその使用者名を画面表示させる。
ここで、呼制御サーバ1からの通話相手情報を表示させる方法について、呼制御サーバ1に相手の連携制御管理データD3が登録されている場合には、相手の電話端末の電話番号だけでなく、相手のPC上アプリケーション識別情報(例えば、PC上アプリケーションに割り当てられたSIP−URIや電話番号など)も一緒に通知される。この場合、画面表示部22は、SIP−URIに基づくPC上アプリケーション接続を行なう操作ボタンを表示させるようにしてもよい。
連携制御部23は、PC2−1上で実行するPC上アプリケーション機能と、使用者が使用する電話端末3−1の電話機能とを連携処理を制御するものである。連携制御部23は、使用者による操作指示を画面表示部22から受け取り、その操作指示に応じた制御信号を呼制御サーバ1に与えるものである。
また、連携制御部23は、電話端末3−1とPC2−1のIPアドレスとの対応付けを呼制御サーバ1に登録する登録処理や、PC上アプリケーションによる情報通信サービスを開始するために呼制御サーバ1を経由して通話相手のPC2−2にアクセスする処理や、呼制御サーバ1を経由して通話相手のPC2−2からPC上アプリケーションによる情報通信サービスの開始要求を受けた場合に、画面表示部によりPCに開始要求画面を表示させたり、情報通信サービス実行部に相手PCのIPアドレスを渡してサービスを実行するよう指示したりする。
情報通信サービス実行部24は、既存の各種情報通信サービスを実行する機能であり、連携制御部22からの指示により動作を開始するものである。
通信処理部25は、ネットワーク4との間で通信処理を行なうものである。通信処理部25は、連携制御部24及び情報通信サービス実行部24により指示された信号を呼制御サーバ1若しくは通信相手のPC2−2に向けて送信したり、又は呼制御サーバ1若しくは通信相手のPC2−2からの信号を受信したりする。
図2において、呼制御サーバ1は、データ管理部11、連携制御部12、呼制御部13、通信処理部14、を少なくとも有する。
データ管理部11は、使用者のPC2−1及び2−2からの登録処理により、電話機能とPC上アプリケーション機能との連携処理に係る登録データを管理するものである。この登録データは、少なくとも、PC上アプリケーションの識別情報(例えばSIP−URIや電話番号など)と、登録ユーザのPC2−1及び2−2のPC識別情報(例えばIPアドレスなど)と、当該PC上アプリケーションで連携対象の電話端末の電話端末情報(例えば電話番号など)とを対応付けたデータを適用することができる。
なお、第1の実施形態において、この登録データは、使用者PC2−1のデータ管理部21が管理する連携制御管理データD1に対応するものとし、連携制御管理データD3と示す。
また、連携制御管理データD3の登録は、使用者のPC2−1及び2−2からの登録処理により登録されるものとして説明するが、登録処理は、使用者のPC2−1及び2−2からに限定されるものではない。
連携制御部12は、登録ユーザの電話端末による電話機能とPC上アプリケーション機能との連携処理を制御するものである。
連携制御部12は、登録ユーザの電話端末が通話状態が変化した際に、その旨を呼制御部13から受けると、データ管理部11の登録データを参照して、通話状態が変化した電話端末情報に対応する連携制御管理データD3を検索する。そして、連携制御データD3が登録されている場合、連携制御部12は、当該連携制御データD3のPC識別情報(例えばIPアドレスなど)を送信先として、通話状態が変化した電話端末情報(例えば電話番号など)と通話状態が変化した旨を通知する。このとき、PC上アプリケーションの識別情報(例えばSIP−URIなど)も通知するようにしてもよい。これにより、例えば、使用者自身が相手に電話をかける場合、相手の電話端末3−2の通話状態が変化するので、連携制御部12は、当該使用者のPC2−1に対して、相手の電話端末3−2が通話状態になった旨や相手のPC上アプリケーション識別情報を通知することができる。
また、連携制御部12は、PC上アプリケーションの接続要求を受けると、データ管理部11の登録データを参照して、このPC上アプリケーション識別情報に対応する連携制御管理データD3を検索する。そして、連携制御管理データD3が登録されている場合、連携制御部12は、当該連携制御管理データD3のPC識別情報(例えばIPアドレスなど)を送信先として、PC上アプリケーションの接続要求を行なう。
呼制御部13は、電話端末間を通話可能に接続するための電話の発着信処理を行なうものであり、例えばRFC3261(SIP)のSIPサーバの処理を行なうものである。呼制御部13は、呼要求があると、データ管理部11を参照して、連携制御管理データD3として登録されている電話端末であるか否かを確認し、連携制御管理データD3として登録されている場合、当該電話端末の状態が変化したものであると判定して、連携制御部12にその旨を通知するものである。
通信処理部14は、TCP/IP通信機能を具備した機能であり、呼制御サーバ1が電話端末及びその使用者のPCと通信を行なうことを可能とするものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の通信システムにおけるPC上アプリケーション機能と電話機能との連携処理の動作について図面を参照して説明する。
(A−2−1)全体動作
まず、図3及び図4を参照しながら、第1の実施形態のPC上アプリケーション機能と電話機能との連携処理を全体的な動作を説明する。
図3は、第1の実施形態のPC上アプリケーション機能と電話機能との連携処理の流れを示す説明図である。また、図4は、第1の実施形態のPC上アプリケーション機能と電話機能との連携処理の概略的なシーケンスである。
図3において、まず、使用者及び通信相手は、PC上アプリケーションによる情報通信サービスと連携を図る電話端末とPC端末との対応付けを呼制御サーバ1に対して登録する(ステップS1)。
このとき、図4に示すように、PC2−1及び2−2はユーザ操作により起動し(ステップS11)、PC2−1及び2−2は、連携対象の電話端末3−1及び3−2の電話端末情報とPC上アプリケーション識別情報とを対応付けた情報を呼制御サーバ1に送信し、呼制御サーバ1において連携制御管理データD3として登録させる(ステップS12及びS13)。このとき、PC2−1及び2−2は、連携制御管理データD1をデータ管理部21にも保持させる。
例えば、図4では、使用者のSIP−URIである「sip:aaa@xxx」と電話端末3−1の電話番号「2001」とを対応付けた情報と、相手側のSIP−URIである「sip:bbb@xxx」と電話端末3−2の電話番号「2002」とを対応付けた情報とを、連携制御管理データD3として管理する。
この登録処理は、連携処理サービスの提供を受ける前に事前に行なうようにしてもよい。また、使用者側と相手側とは、同時に登録処理を行なうようにしてもよいし、又同時でなくてもよい。
続いて、使用者が電話端末3−1を使用してPC上アプリケーションを行なう場合、電話端末3−1は、呼制御サーバ1に対して電話端末3−2との間の呼接続要求を行なう。これを受けて、呼制御サーバ1は電話端末3−1と電話端末3−2との間の呼制御を行なう(ステップS2、図4のステップS21〜S23)。これにより、電話端末3−1と電話端末3−2との間の通話を実現することができる(ステップS3、図4のステップS31)。
呼制御サーバ1において、連携制御部12は、データ管理部11を参照し、呼制御に係る電話端末3−1の電話番号に対応する連携制御管理データD3を検索する。そして、この連携制御管理データD3から、この電話端末3−1の電話番号に対応するPC2−1のIPアドレスを割り出し、このPC2−1のIPアドレスを送信先として、電話端末3−1の通話状態が変化した旨、相手の電話端末3−2の電話番号及び相手のPC2−2のPC識別情報を含む状態通知が送信される(ステップS4、図4のステップS41)。
呼制御サーバ3−1からの状態通知が使用者のPC2−1に与えられると、この状態通知に基づいて、所定情報が使用者のPC2−1の画面上に表示される。この画面表示される情報については後述するが、相手のPC上アプリケーションにアクセスして情報通信サービスを開始するためのボタンが表示される。
その後、使用者がこのPC上アプリケーション開始ボタンを選択することで、呼制御サーバ1において、お互いのPC2−1及び2−2間でデータ通信を行なうための接続処理が自動的に実施される(ステップS5、図4のステップS51及びS51)。
以上のようにすることで、相手のPC番号を知らない場合でも、ボタン操作ひとつで、簡単に相手PC2−2とデータ通信を開始することができる(ステップS6、図4のステップS61〜S63)。
(A−2−2)登録処理
次に、図5及び図6を参照しながら、発信者側と着信者側の登録処理、状態通知処理及びPC上アプリケーションの開始処理について詳細に説明する。
図5は、発信者側の処理を示すシーケンスであり、図6は、着信者側の処理を示すシーケンスである。
まず、図5において、使用者により連携する電話端末3−1の電話番号を画面から入力されると、画面表示部22は、その入力情報をデータ管理部21に保持管理させる(ステップS101)。
その後、画面表示部22は、所定の登録処理画面を表示し、使用者の操作を受けて、PC2−1のIPアドレス及びPC上アプリケーション識別番号(例えば電話番号やSIP−URIなど)と、連携させる電話端末3−1の電話番号との対応付け情報が、呼制御サーバ1において登録されるように、連携制御部23に指示する(ステップS102)。
連携制御部23は、画面表示部22からPC2−1のIPアドレス及びPC上アプリケーション識別番号と連携させる電話端末3−1の電話番号との対応付け情報を受け取ると、この情報を通信処理部25に与え(ステップS103)、通信処理部25は、この情報を呼制御サーバ1に送信する(ステップS104)。
呼制御サーバ1の通信処理部14は、PC2−1から受信した、PC2−1のIPアドレス及びPC上アプリケーション識別番号と連携させる電話端末3−1の電話番号との対応付け情報を連携制御部12に与える(ステップS105)。
そして、連携制御部12は、PC2−1のIPアドレス及びPC上アプリケーション識別番号と連携させる電話端末3−1の電話番号との対応付け情報を、連携制御管理データD3として、データ管理部11に保持管理させる(ステップS106)。
また、連携制御部12は、今回通知された連携電話端末3−1の電話番号と通話相手の電話端末の電話番号とを呼制御部13に与え、これらの電話端末の通話状態が既に通話中であるか否かの問い合わせを行なう(ステップS107)。
そして、これらの電話端末が通話中であれば、連携制御部12は後述する通知処理を行ない、そうでなければ、これら電話端末の通話状態の変化を監視する。これにより、登録処理の直後の通話に対しても、PC上アプリケーションとの連携処理を迅速に対応することができる。
なお、上述した登録処理は、PC2−1の使用者がPC上アプリケーション間での情報通信サービスを使用したいときに、その都度手作業で行なっても良いし、PC上アプリケーションが起動時に自動で行なっても良い。自動で行う場合は、PC2−1の使用者は、予め連携する電話端末3−1の電話番号をデータ管理部21で保持管理しておくための設定作業を画面表示部で表示される画面から行なっておくことで実現することができる。
なお、図6に示す着信側も、図5のステップS101〜S107と同様の処理により、登録処理を行なう。
(A−2−3)通知処理
まず、呼制御サーバ1において、呼制御部13は、自サーバ1で管理する電話端末の通話状態を監視し、電話端末の通話状態が変化すると、連携制御部12にその旨を通知する(ステップS201)。
このとき、呼制御部13は、電話端末3−1からの呼接続要求を受け、電話端末3−1及び3−2の呼制御をして、呼接続が成功した場合に、これら電話端末3−1及び3−2の通話状態の変化を検出する。また、これら電話端末3−1及び3−2の通話が終了した場合に、呼制御部13は通話状態の変化を検出する。
また、呼制御部13が連携制御部12に通知する際に、呼制御部13は、その電話端末の電話番号とそのときの通話状態(例えば、空き・通話中など)も連携制御部12に与える。また、電話端末が通話中の場合、その通話相手の電話端末の情報(例えば電話番号など)も与える。
この通知を行なう条件は、通話状態が変化した電話端末を無条件で通知しても良いし、予め指定された電話端末のみを通知しても良い。この場合、通知する電話端末を予め指定する方法としては、上述した登録処理の際に、通知対象の電話端末を指定するようにしてもよいし、呼制御サーバ1の保守者により呼制御サーバ1に保守コマンドを投入することでも良い。
次に、連携制御部12は、データ管理部11を参照して、呼制御部13から通知された電話端末3−1及び3−2の電話番号に対応する連携制御管理データD3を検索する(ステップS202)。
そして、対応する連携制御管理データD3が検索できた場合、連携する電話端末であると判断し、検索できない場合、連携する電話端末でないと判断する。
また、連携制御部12は、連携する電話端末3−1及び3−2である場合に、これら電話端末3−1及び3−2の電話番号に対応するPC上アプリケーション識別番号の問い合わせを行なう(ステップS202)。
データ管理部11は、連携制御部12からの問い合わせに応答する(ステップS203)。
つまり、連携する電話端末3−1及び3−2の連携制御管理データD3が登録されている場合、データ管理部11は、その電話端末の3−1及び3−2の電話番号に対応するPC上アプリケーションのIPアドレスを応答する。
また、データ管理部11は、通話相手の電話端末3−2及び3−1の電話番号も連携制御管理データD3として登録されている場合、その登録されている通話相手のPC上アプリケーション識別番号も合わせて応答する。
連携制御部12は、データ管理部11から応答されたPC上アプリケーションのIPアドレスを送信先とし、連携端末の通話状態及び通話相手の電話端末の電話番号を、通信処理部14に与える(ステップS204)。
なお、通話相手の電話端末3−2及び3−1の電話番号も連携端末として登録されている場合、その通話相手のPC上アプリケーション識別番号も合わせて通知する。
通信処理部14は、連携制御部12からの指示に応じて、使用者のPC上アプリケーションにアクセスし、連携制御部12から受け渡された情報をPC上アプリケーションに通知する(ステップS205)。
呼制御サーバ1から情報が通知されると、PC上のアプリケーションの通信処理部25は、受信した情報を連携制御部23に与える(ステップS206)。
連携制御部23は、呼制御サーバ1から受信した情報である通話相手の電話番号に基づいて、データ管理部21の電話帳データD2を検索する。そして、当該電話番号に対応する電話帳データD2があれば、連携制御部23は、この通話相手の電話番号に対応するユーザの名前を取得する(ステップS207)。
なお、第1の実施形態では、電話帳データD2がデータ管理部21に保持される場合を説明するが、データ管理部21に保持されている必要はなく、例えば、別の共通サーバに保持されるものとしてもよい。この場合、データ管理部21はその共通サーバから該当データを取得し、連携制御部23に結果を受け渡す。
そして、連携制御部23は、呼制御サーバ1から受信した情報とデータ管理部21から取得した通話相手の名前を画面表示部22に通知する(ステップS208)。
これにより、画面表示部22は、呼制御サーバ1からの情報及び通話相手の電話端末の電話番号をPC2−1の画面上に表示することができる。
ここで、呼制御サーバ1から通話相手の電話番号の他に、当該電話端末を連携端末として登録している通話相手のPC上アプリケーション識別番号も呼制御サーバ1から受信した場合、画面表示部22は、この通話相手のPC上アプリケーションにアクセスして情報通信サービスを開始させるためのサービス開始ボタンも画面表示させるようにしてもよい。
このサービス開始ボタンは、情報通信サービスの種類毎に別々のものであっても良いし、ボタンを押した後に、情報通信サービスの種類を選択できる方法になっていても良い。
なお、図6に示す着信側も、図5のステップS101〜S107と同様の処理により、登録処理を行なう。
(A−2−4)PC上アプリケーションの開始処理
以下では、図5に示す発信者が、図6に示す着信側に対して、PC上アプリケーションによる情報通信サービスの開始要求を行なう場合を例示して説明する。
上記のように、画面表示部22は、サービス開始ボタンを表示する。そして、使用者操作により、このサービス開始ボタンが選択されると、通信相手のPC上アプリケーション識別情報が連携制御部23に与えられる(ステップS301)。
なお、このサービス開始ボタンは、使用者に選択される場合を説明したが、使用者に選択されることなく、自動的にステップS302以降の処理が実行されるようにしてもよい。この場合、例えば、通知処理のS206において、連携制御部23が、呼制御サーバ1から通信相手のPC上アプリケーション識別番号を受信したことを判定した場合に、ステップS302以降の処理を行なうようにしてもよい。
連携制御部23は、受け取った通信相手のPC上アプリケーション識別番号にアクセスするように、PC上アプリケーション識別番号を、通信処理部25を介して呼制御サーバ1に要求する(ステップS302及びS303)。
呼制御サーバ1において、PC2−1からの情報は、通信処理部14を介して、連携制御部12に与えられる(ステップS304)。
そして、連携制御部12は、データ管理部11を参照して、受信したPC上アプリケーション識別番号に対応する連携制御管理データD3を検索する。そして、連携制御部12は、このPC上アプリケーション識別番号に対応するPC2−2のIPアドレスを取得する(ステップS305)。
連携制御部12は、そのIPアドレスのPC上アプリケーションに通信処理部14を介してアクセスし、PC上アプリケーション間の情報通信サービスの開始を相手のPC上アプリケーションに要求する。その際、要求元のPC上アプリケーションの識別番号を合わせて通知する(ステップS306及びS307)。
図6の「X」において、呼制御サーバ1から着信側の相手PC上アプリケーションにアクセスがあると(ステップS308)、着信側のPC2−2の通信処理部25は、呼制御サーバ1から通知された情報を連携制御部23に与える(ステップS309)。
連携制御部23は、相手PC上アプリケーション識別番号の使用者の名前を、データ管理部21で管理される電話帳データD2から取得する(ステップS310)。
このとき、電話帳データD2は、PC上アプリケーションのデータ管理部21ではなく、別の共通サーバで保持管理されていても良い。この場合、データ管理部21はその共通サーバから該当データを取得し連携制御部23に結果を受け渡すことで実現できる。
連携制御部23は、発信側のPC上アプリケーションの使用者の名前を、画面表示部22に通知し、画面表示部22は、情報通信サービスの開始の許可を確認する画面を表示する(ステップS311)。
そして、画面表示部22は、使用者の操作により、情報通信サービスの開始の許可の操作がなされると、この旨を連携制御部23に通知する(ステップS312)。
連携制御部23は、画面表示部22から情報通信サービス開始の許可の旨を受信すると、その旨を発信側のPC上アプリケーションに応答するよう、通信処理部25を介して呼制御サーバ1に要求する(ステップS313及びS314)。
呼制御サーバ1において、着信側のPC2−2の通信処理部25から情報が与えられると、通信処理部14は、連携制御部12にその情報を与える(ステップS315)。
連携制御部12は、この情報通信サービス開始許可の旨を、要求元の発振側のPC上アプリケーションの通信処理部25に送信する(ステップS316及びS317)。
図5の「Y」において、呼制御サーバ1から発信側のPC2−1の通信処理部25に、情報通信サービス開始許可の旨が与えられると(ステップS318)、その旨は連携制御部23に与えられる(ステップS319)。
情報通信サービス開始許可が連携制御部23に与えられると、連携制御部23は、相手PC上アプリケーションのIPアドレスを情報通信サービス実行部24に与え、当該PC上アプリケーション種類の情報通信サービスの開始指示を行なう(ステップS320)。
そうすると、情報通信サービス実行部24は、相手PC上アプリケーションのIPアドレスにアクセスし、連携制御部に指定された種類の情報通信サービスを開始する(ステップS321)。
図6の「Z」において、発信側のPC上アプリケーションの情報通信サービス実行部24からの通信が、着信側のPC上アプリケーションの情報通信サービス自光部24に与えられると、双方の間で、当該情報通信サービスが実行される(ステップS322)。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、通話については、既存の電話端末(PC使用者の携帯電話端末や移動先の固定電話端末など)で行ない、その後、通話者お互いのPC上で動作するアプリケーションの簡単操作又は自動動作で、PC上アプリケーションによる情報通信サービスを開始することができる。
(B)他の実施形態
(B−1)既存の電話端末で通話している際に通話相手とPC上アプリケーションによる情報通信サービスを開始したい際に、本件発明の方法を適用可能である。
(B−2)第1の実施形態で説明した呼制御サーバが備える各種機能は、物理的に同一の呼制御サーバが備える必要はない。第1の実施形態で説明した処理が実現できるのであれば、各種機能はそれぞれ異なる装置に搭載され、ネットワーク上に分散的に配置されるようにしてもよい。
(B−3)第1の実施形態では、呼制御部が連携端末の呼の状況に基づいて通信状態の変化を検出する場合を例示したが、連携端末と呼制御サーバとの間でプレゼンス情報を授受し、そのプレゼンス情報に基づいて通信状態の変化を検出してもよい。
(B−4)第1の実施形態で説明した、呼制御サーバ及び情報端末の各種機能は、ソフトウェア処理として実現されるものである。つまり、例えば、呼制御サーバ及び情報端末は、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどを備え、CPUが、ROMに格納される処理プログラムを、処理に必要なデータを用いて実行することにより、各種機能を実現することができる。勿論、可能であれば、ハードウェア処理により実現されるようにしてもよい。
第1の実施形態の通信システムの構成を示す構成図である。 第1の実施形態のPC及び呼制御サーバの内部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の連携処理の全体的な流れを示す説明図である。 第1の実施形態の連携処理を説明するシーケンスである。 第1の実施形態の発信側PCと呼制御サーバとの間のシーケンスである。 第1の実施形態の着信側PCと呼制御サーバとの間のシーケンスである。
符号の説明
1…呼制御サーバ、2−1及び2−2…パーソナルコンピュータ(PC)、3−1及び3−2…電話端末、9…通信システム、11…データ管理部、12…連携制御部、13…呼制御部、14…通信処理部、21…データ管理部、22…画面表示部、23…連携制御部、24…情報通信サービス実行部、25…通信処理部。

Claims (9)

  1. 対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、
    上記情報端末間で上記各アプリケーション処理を実行する際に、上記各情報端末のユーザが上記情報端末と同時に用いる複数の連携端末と、
    上記連携端末間の接続処理を制御するものであって、上記連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段と、
    上記通信状態検出手段により上記各連携端末の通信状態の変化が検出されると、上記各連携端末が連携する上記各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 少なくとも、連携端末識別情報、情報端末識別情報、及びアプリケーション識別情報を対応付けた1又は複数の連携制御情報を管理する連携制御情報管理手段を備え、
    上記連携制御手段が、上記連携制御情報管理手段の上記連携制御情報を参照して、上記通信状態検出手段により検出された上記各連携端末に対応する上記情報端末を特定し、この上記情報端末に対して上記連携制御情報を与えるものであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 上記各情報端末が、上記連携制御手段から上記連携制御情報を受け取ると、上記連携制御情報に含まれる上記アプリケーション識別情報に基づいて、対向する上記情報端末に対して、当該アプリケーション処理の開始要求を行なうアプリケーション処理制御手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 上記各情報端末が、上記連携制御手段から上記連携制御情報を受け取ると、上記連携制御情報に含まれる上記アプリケーション識別情報に基づいて、当該アプリケーション開始をユーザに選択させる選択ボタンを画面表示し、上記選択ボタンが選択されると、対向する上記情報端末に対して、当該アプリケーション処理の開始要求を行なうアプリケーション処理制御手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  5. 上記各情報端末が、当該アプリケーション処理の開始を許可する情報を、対向する上記情報端末から受け取ると、対向する上記情報端末との間で、当該アプリケーション処理を実行するアプリケーション実行手段を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の通信システム。
  6. 対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、上記情報端末間で上記各アプリケーション処理を実行する際に、上記各情報端末のユーザが上記情報端末と同時に用いる複数の連携端末との間の連携制御を行なう連携制御装置において、
    上記連携端末間の接続処理を制御するものであって、上記連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段と、
    上記通信状態検出手段により上記各連携端末の通信状態の変化が検出されると、上記各連携端末が連携する上記各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段と
    を備えることを特徴とする連携制御装置。
  7. 対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、上記情報端末間で上記各アプリケーション処理を実行する際に、上記各情報端末のユーザが上記情報端末と同時に用いる複数の連携端末との間の連携制御を行なう連携制御方法において、
    連携制御装置が、通信状態検出手段と連携制御手段とを備え、
    上記通信状態検出手段が、上記連携端末間の接続処理を制御するものであって、上記連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出工程と、
    上記連携制御手段が、上記通信状態検出手段により上記各連携端末の通信状態の変化が検出されると、上記各連携端末が連携する上記各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御工程と
    を有することを特徴とする連携制御方法。
  8. 対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する複数の情報端末と、上記情報端末間で上記各アプリケーション処理を実行する際に、上記各情報端末のユーザが上記情報端末と同時に用いる複数の連携端末との間の連携制御を行なう連携制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    上記連携端末間の接続処理を制御するものであって、上記連携端末間の第1の通信接続状況に基づいて、当該各連携端末の通信状態の変化を検出する通信状態検出手段、
    上記通信状態検出手段により上記各連携端末の通信状態の変化が検出されると、上記各連携端末が連携する上記各情報端末間の第2の通信接続を開始させる連携制御手段
    として機能させる連携制御プログラム。
  9. 対向する情報端末との間で、1又は複数のアプリケーション処理を実行する際に、連携端末と連携処理を行なう情報端末において、
    上記連携端末の通信状態の変化を検出した連携制御装置から、予め登録された連携制御情報が与えられると、上記連携制御情報に含まれる上記アプリケーション識別情報に基づいて、対向する上記情報端末に対して、当該アプリケーション処理の開始要求を行なうアプリケーション処理制御手段を備えることを特徴とする情報端末。
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