JP5413088B2 - 電話番号検索システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電話技術に関し、特に電話帳データベースから相手先電話番号を検索して発信者へ提供する電話番号検索技術に関する。
電話装置の多くは、入力された相手先の名前の一部に基づいて、電話帳データベースから該当する相手先電話番号を検索する電話番号検索機能、いわゆる電話帳機能を有している。
従来、このような電話番号検索技術として、相手先電話番号を検索する際、日本語変換機能を利用してダイヤル操作により相手先名前の漢字または仮名を、1文字ずつ入力するごとに候補となる相手先の名前を表示するものが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2000−286949号公報
このような従来技術では、相手先の名前を漢字または仮名で1文字ずつ入力するごとに候補が絞られていくため、所望の相手先電話番号を容易に判別することができる。しかしながら、相手先の名前を入力するために、日本語変換機能を利用する必要があることから、携帯電話端末のように高度な日本語変換機能を備えていないビジネスホンシステムなどの内線電話端末では、漢字・仮名入力操作が複雑化して煩わしく、結果として電話番号検索機能が有効利用されないという問題点があった。
また、ビジネスシーンで用いられる電話システムでは、組織やフロア、さらには建物や事業所ごとに、内線電話番号の上位桁が一致する場合が多い。また、外線電話番号は、市外地域や市内地域に応じて番号計画されている。したがって、ビジネスシーンでは、発信時に、相手先電話番号のすべてを思い出すことができないものの、途中まで電話番号が分かる場合が多い。
また部署、会議室、応接室など、同種の部署や部屋が並設されている場合、部署や部屋の番号の順に内線電話番号が付与されている場合が多く、内線電話番号の上位桁がある程度予想できるものの、例えば、「第1東京営業課」や「東京第1営業課」など、当該部署や部屋の正確な名前が分からずに、電話帳で検索できない場合や検索を繰り返し行う必要がある場合もある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、簡単な操作で相手先の電話番号を効率よく検索できる電話番号検索技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる電話番号検索システムは、通信網を介して接続された電話端末と電話帳管理装置とを含み、電話端末は、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求を電話帳管理装置へ送信する検索要求部と、検索要求に応じて当該電話帳管理装置から受信した検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、当該電話端末で画面表示する検索結果表示部とを備え、電話帳管理装置は、相手先電話番号ごとに、当該相手先名前と当該相手先電話番号の検索優先度とを記憶する電話帳データベースと、電話端末からの検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を電話帳データベースから検索し、得られた相手先電話番号のうち当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ選択し、選択した相手先電話番号と当該相手先名前とを検索結果として当該電話端末へ送信する検索処理部とを備え、電話端末に、当該電話端末から発信した相手先電話番号ごとに当該相手先電話番号へ発信した発信回数を計数し、発信履歴情報として記憶部へ保存する履歴処理部をさらに備え、検索結果表示部で、相手先名前を表示する際、発信履歴情報から得たそれぞれの相手先電話番号の発信回数の多い順に表示するようにしたものである。
また、本発明にかかる電話番号検索方法は、電話端末の検索要求部が、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求を電話帳管理装置へ送信する検索要求ステップと、電話帳管理装置の電話帳データベースが、相手先電話番号ごとに、当該相手先名前と当該相手先電話番号の検索優先度とを記憶する記憶ステップと、電話帳管理装置の検索処理部が、電話端末からの検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を電話帳データベースから検索し、得られた相手先電話番号のうち当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ選択し、選択した相手先電話番号と当該相手先名前とを検索結果として当該電話端末へ送信する検索処理ステップと、電話端末の検索結果表示部が、検索要求に応じて当該電話帳管理装置から受信した検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、当該電話端末で画面表示する検索結果表示ステップと、電話端末の履歴処理部が、当該電話端末から発信した相手先電話番号ごとに当該相手先電話番号へ発信した発信回数を計数し、発信履歴情報として記憶部へ保存する履歴処理ステップとを備え、前記検索結果表示ステップが、前記相手先名前を表示する際、前記発信履歴情報から得たそれぞれの相手先電話番号の発信回数の多い順に表示するようにしたものである。
本発明によれば、相手先電話番号の一部の電話番号を入力するだけで、これに該当する相手先電話番号が検索されて画面表示される。この際、電話端末10の発信履歴情報に基づいて、発信回数の多い順に並び替えて、相手先の名前により画面表示される。このため、相手先の名前を漢字または仮名で入力することなく、ダイヤルキー操作という極めて簡単な操作で所望の相手先電話番号を検索できるとともに、その検索結果として使用頻度の高い順に相手先の名前により画面表示されるため、検索結果に含まれる複数の相手先のうちから、極めて容易に所望の相手先を特定することができる。
第1の実施の形態にかかる電話番号検索システムの構成を示すブロック図である。 発信履歴情報の構成例である。 電話帳DBの構成例である。 第1の実施の形態にかかる電話番号検索システムの動作を示すシーケンス図である。 検索結果の構成例である。 検索結果の画面表示例である。 第2の実施の形態にかかる電話番号検索システムの構成を示すブロック図である。 電話帳DBの他の構成例である。 第2の実施の形態にかかる電話番号検索システムの動作を示すシーケンス図である。 検索結果の構成例である。 検索結果の画面表示例である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話番号検索システムについて説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電話番号検索システムの構成を示すブロック図である。
この電話番号検索システムは、通信網50に接続された1つ以上の電話端末10と、電話帳データベースを管理し、電話端末10からの電話番号検索要求に応じて、該当する相手先電話番号を電話帳DBから検索し、その検索結果を要求元電話端末10へ返送する電話帳管理装置20とから構成されている。
本実施の形態は、電話端末10で、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求を電話帳管理装置20へ送信し、電話帳管理装置20で、この検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を、当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ検索し、得られた相手先電話番号と当該相手先名前とを検索結果として当該電話端末10へ送信し、電話端末10で、この検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、当該電話端末10の画面表示部で表示するようにしたものである。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる電話番号検索システムの構成について詳細に説明する。本発明では、電話端末10がIP電話端末からなり、インターネットなどの通信網50に接続されている呼制御装置30を用いて、電話端末10間で通信網50を介した内線通話を行うとともに、通信網50に接続された電話端末10以外の電話端末(図示せず)と外線通話を行うIP電話システムを前提として説明する。
[電話端末]
電話端末10には、主な機能部として、電話機能部11、履歴処理部12、検索要求部13、および検索結果表示部14が設けられている。
電話機能部11は、発信時に呼制御装置30や相手先電話端末との間で各種呼制御メッセージをやり取りすることにより、相手先電話端末との間で音声通話を確立し、終話時に相手先電話端末との間で各種呼制御メッセージをやり取りすることにより、相手先電話端末との間の音声通話を切断する機能を有している。この電話機能部11については、例えばSIP(Session Initiation Protocol)やITU−T標準H.323など、公知の呼制御技術を用いればよい。
履歴処理部12は、電話機能部11から得られる処理情報に基づいて、電話端末10から発信した相手先電話番号ごとに当該相手先電話番号へ発信した発信回数を計数し、発信履歴情報として記憶部へ保存する機能を有している。
図2は、発信履歴情報の構成例である。ここでは、相手先電話番号と当該相手先電話番号の発信回数とが組として登録されている。
検索要求部13は、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求を、電話帳管理装置20へ送信する機能を有している。
検索結果表示部14は、検索要求部13から送信した検索要求に応じて、電話帳管理装置20から受信した検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、履歴処理部12で記憶部に保存した発信履歴情報から得たそれぞれの相手先電話番号の発信回数の多い順に、当該電話端末10の画面表示部で表示する機能を有している。
電話端末10と電話帳管理装置20との間やり取りされる検索要求や検索結果については、例えばHTTPなど、公知の通信プロトコルを利用してやり取りすればよい。
電話端末10のこれら機能部は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部から読み込んだプログラムを実行することにより、各種処理を実行する演算処理部で実現してもよい。
また、電話端末10には、これら機能部のほか、一般的なIP電話端末が持つ各種機能部が設けられている。これら機能部としては、ダイヤルボタン・カーソルボタン・検索ボタンなどの操作入力部、マイク、スピーカ、LCDなどの画面表示部、通信インターフェース部、記憶部などがある。
[電話帳管理装置]
電話帳管理装置20は、全体としてサーバ装置などの情報処理装置からなり、主な機能部として、検索処理部21と電話帳データベース(以下、電話帳DBという)22が設けられている。
検索処理部21は、電話端末10からの検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を電話帳DB22から検索する機能と、得られた相手先電話番号のうち当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ選択する機能と、選択した相手先電話番号と当該相手先名前とを検索結果として当該電話端末10へ送信する機能とを有している。
電話帳DB22は、ハードディスクなどの記憶装置からなり、相手先電話番号ごとに、当該相手先名前と当該相手先電話番号の検索優先度とを記憶する機能を有している。
図3は、電話帳DBの構成例である。ここでは、相手先電話番号、当該相手先電話番号の相手先名前、および当該相手先電話番号の検索優先度が組として登録されている。この電話帳DB22で記憶する相手先電話番号と相手先名前は、利用者による登録操作に応じて電話端末10から送信された登録要求に基づき登録される。また、検索優先度は、電話端末10のうちの1つである管理者用の電話端末10、あるいは管理用のPC端末から、予め登録されている。電話帳DB22には、これら相手先電話番号ごとに、相手先名前や検索優先度のほか、例えば相手先会社名や部署など、相手先に関する情報を登録してもよい。
なお、検索優先度は、呼制御装置30での発信処理に関する発信処理結果に基づき、電話帳管理装置20で自動更新してもよい。例えば、電話帳管理装置20が、呼制御装置30から送信された発信処理結果を受信して、この発信処理結果に含まれている相手先電話番号に基づき、各電話端末10から発信された発信回数合計を相手先電話番号ごとに算出し、この発信回数合計の多いものから順に高い検索優先度を各相手先電話番号に設定してもよい。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかる電話番号検索システムの動作について説明する。図4は、第1の実施の形態にかかる電話番号検索システムの動作を示すシーケンス図である。ここでは、「Eさん」の電話端末10により、先頭に内線ダイヤル番号「20」を含む電話番号検索操作が行われた場合を例として説明する。
電話端末10の電話機能部11は、利用者操作に応じて入力されたダイヤル番号「2」を取得するとともに(ステップ100)、続くダイヤル番号「0」を取得する(ステップ101)。その後、検索ボタンによる検索開始操作に応じて(ステップ102)、検索要求部13は、これらダイヤル番号「20」からなる検索キー情報と、予め記憶部に設定されている検索要求件数「4」とを含む検索要求を、通信網50を介して電話帳管理装置20へ送信する(ステップ103)。
電話帳管理装置20の検索処理部21は、通信網50を介して電話端末10から検索要求を受信した場合、当該検索要求に含まれている検索キー情報「20」が先頭に位置する相手先電話番号を、電話帳DB22から検索する(ステップ104)。
図3の例では、検索キー情報「20」が先頭に位置する相手先電話番号として「2001」,「2002」,「2003」,「2004」,「2005」,「2010」の合わせて6件が、電話帳DB22から検索される。
この後、検索処理部21は、得られた相手先電話番号のうち、当該検索要求に含まれている検索要求件数分を選択し(ステップ105)、選択した相手先電話番号と当該相手先電話番号の相手先名前との組からなる検索結果を、通信網50を介して電話端末10へ送信する(ステップ106)。
図5は、検索結果の構成例である。ここでは、ステップ104で検索された「2001」,「2002」,「2003」,「2004」,「2005」,「2010」のうちから、発信回数の多い4件の相手先電話番号「2001」,「2002」,「2003」,「2004」が選択されている。
電話端末10の検索結果表示部14は、通信網50を介して電話帳管理装置20から受信した検索結果に含まれる各相手先電話番号を、履歴処理部12で生成され記憶部に登録されている発信履歴情報に基づいて、それぞれの相手先電話番号の発信回数の多い順に並び替え(ステップ107)、得られた表示順序に応じて検索結果に含まれる各相手先電話番号の相手先名前を画面表示部で表示する(ステップ108)。
図6は、検索結果の画面表示例である。図2のような発信履歴情報が電話端末10の記憶部に登録されている場合、「2001」,「2002」,「2003」,「2004」の発信回数「23」,「5」,「16」,「9」の多い順序で並び替えが行われ、「2001」,「2003」,「2004」,「2002」の順に画面表示されている。
したがって、この画面表示を用いて特定の相手先へ発信する場合には、例えば電話端末10のカーソルキーを操作して発信相手先を選択し、オフフック操作や発信ボタン操作などの通常の発信操作を行えばよい。これにより、電話機能部11により、表示画面上のカーソル位置と対応する相手先電話番号を発信相手先として指定した発信メッセージが、通信網50を介して呼制御装置30へ送信される。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態によれば、電話端末10により、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求が電話帳管理装置20へ送信され、電話帳管理装置20により、この検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号が電話帳DB22から検索されて、得られた相手先電話番号のうち当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ選択され、選択した相手先電話番号と当該相手先名前とが検索結果として当該電話端末10へ送信され、電話端末10により、この検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前が、当該電話端末10で画面表示される。
これにより、相手先電話番号の一部の電話番号を入力するだけで、これに該当する相手先電話番号が検索されて、これら相手先電話番号が、対応する相手先名前により画面表示される。このため、相手先の名前を漢字または仮名で入力することなく、ダイヤルキー操作という極めて簡単な操作で所望の相手先電話番号を検索できるとともに、その検索結果として相手先の名前により画面表示されるため、検索結果に含まれる複数の相手先のうちから、所望の相手先を容易に特定することができる。
特に、ビジネスシーンで用いられる電話システムでは、組織やフロア、さらには建物や事業所ごとに、内線電話番号の上位桁が一致する場合が多い。また、外線電話番号は、市外地域や市内地域に応じて番号計画されている。したがって、相手先電話番号のすべてを思い出すことができないものの、途中まで電話番号が分かる場合には、本実施の形態により、電話番号の上位桁から容易に候補を検索できる。
また、部署、会議室、応接室など、同種の部署や部屋が並設されている場合、部署や部屋の番号の順に内線電話番号が付与されている場合が多く、内線電話番号の上位桁がある程度予想できるものの、例えば、「第1東京営業課」や「東京第1営業課」など、当該部署や部屋の正確な名前が分からずに、電話帳で検索できない場合や検索を繰り返し行う必要がある場合もある。このような場合でも、例えば各「東京営業課」の内線電話番号の上位桁が「23」で始まることを知っている場合には、本実施の形態により、内線電話番号の上位桁から容易に候補を検索できる。
また、本実施の形態では、電話端末10において、当該電話端末から発信した相手先電話番号ごとに当該相手先電話番号へ発信した発信回数を計数し、発信履歴情報として記憶部へ保存しておき、検索結果を表示する際、電話端末10の発信履歴情報に基づいて、相手先の名前を発信回数の多い順に並び替えて画面表示するようにしたので、個々の利用者の使用頻度が高いものから順に相手先名前を画面表示することができ、検索結果に含まれる複数の相手先のうちから、所望の相手先を極めて容易に特定することができる。
また、本実施の形態において、検索結果の相手先名前を表示する順序については、利用者の操作に応じて、検索結果で通知された電話帳DB22の検索優先度に基づく表示順序と、発信回数に基づく表示順序とを切り替えるようにしてもよい。これにより、例えば電話帳DB22の検索優先度が各電話端末10での発信回数の総計から求められたものである場合、当該電話端末10では発信回数が少ない相手先電話番号でも、他の利用者が多く利用している相手先電話番号を優先して表示できる。
[第2の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電話番号検索システムについて説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる電話番号検索システムの構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態では、検索結果に含まれる相手先電話番号を電話端末10で並び替えする場合を例として説明した。本実施の形態では、検索結果として得られた相手先電話番号を電話帳管理装置20で並び替える場合について説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、電話端末10に履歴処理部12が存在しない。また、検索結果表示部14は、電話帳管理装置20から受信した検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、当該検索結果で指定された表示順序で、当該電話端末の画面表示部に表示する。
一方、電話帳管理装置20には、履歴処理部23が追加されている。この履歴処理部23は、呼制御装置30から発信処理を行うごとに通知される発信処理結果に基づき、電話帳DB22に各電話端末10の発信履歴を登録する機能を有している。具体的には、例えば、履歴処理部23が、呼制御装置30から通知された発信処理結果に含まれている相手先電話番号に基づいて、各相手先電話番号について、電話端末10ごとに発信回数を計数し、電話帳DB22に登録すればよい。なお、発信処理結果については、呼制御装置30ではなく各電話端末10の電話機能部11から電話帳管理装置20へ通知するようにしてもよい。
また、電話帳管理装置20の検索処理部21は、電話端末10からの検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を電話帳DB22から検索する機能と、得られた相手先電話番号のうち当該電話端末の発信回数の多いものから順に指定数だけ選択する機能と、選択した相手先電話番号と当該相手先名前と当該発信回数の多い順に基づく表示順序とを検索結果として当該電話端末へ送信する機能とを有している。
図8は、電話帳DBの他の構成例である。ここでは、相手先電話番号、当該相手先電話番号の相手先名前、および当該相手先電話番号の検索優先度に加え、電話端末ごとの発信回数が組として登録されている。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図9を参照して、本実施の形態にかかる電話番号検索システムの動作について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる電話番号検索システムの動作を示すシーケンス図である。ここでは、「Eさん」の電話端末10により、先頭に外線ダイヤル番号「03」を含む電話番号検索操作が行われた場合を例として説明する。
電話番号検索操作に先立って、電話端末10でダイヤル発信が行われた場合(ステップ200)、発信時に電話端末10と呼制御装置30との間で各種呼制御メッセージがやり取りされて、電話端末10と相手電話端末との間で音声通話が開始される。この発信処理に応じて、呼制御装置30から、発信端末となった電話端末10の端末IDと相手先電話番号とを含む発信処理結果が、通信網50を介して電話帳管理装置20へ通知される(ステップ201)。この際、発信処理結果については、呼制御装置30ではなく電話端末10の電話機能部11から電話帳管理装置20へ通知するようにしてもよい(ステップ202)。
電話帳管理装置20の履歴処理部23は、この発信処理結果の通知に応じて、電話帳DB22に登録されている、この発信処理結果に含まれている相手先電話番号のうち、この発信処理結果に含まれている端末IDと対応する電話端末の発信回数を1回分だけ加算し、電話帳DB22に保存する(ステップ203)。
この後、電話端末10の電話機能部11は、利用者操作に応じて入力されたダイヤル番号「0」を取得するとともに(ステップ210)、続くダイヤル番号「3」を取得する(ステップ211)。その後、検索ボタンによる検索開始操作に応じて(ステップ212)、検索要求部13は、これらダイヤル番号「03」からなる検索キー情報と、予め記憶部に設定されている検索要求件数「4」と、自端末を識別するための自端末ID、例えば自端末の内線番号「2005」からなる自端末IDとを含む検索要求を、通信網50を介して電話帳管理装置20へ送信する(ステップ213)。
電話帳管理装置20の検索処理部21は、通信網50を介して電話端末10から検索要求を受信した場合、当該検索要求に含まれている検索キー情報「03」が先頭に位置する相手先電話番号を、電話帳DB22から検索する(ステップ214)。
図8の例では、検索キー情報「03」が先頭に位置する相手先電話番号として「0300012222」と「0300013333」の合わせて2件が、電話帳DB22から検索される。
この後、検索処理部21は、得られた相手先電話番号のうち、当該検索要求に含まれている自端末IDと対応する電話端末の発信回数の多いものから順に、当該検索要求に含まれている検索要求件数分を選択し(ステップ215)、選択した相手先電話番号について当該発信回数の多い順で表示順序を決定した後(ステップ216)、これら相手先電話番号と当該相手先電話番号の相手先名前と表示順序との組からなる検索結果を、通信網50を介して電話端末10へ送信する(ステップ217)。
図10は、検索結果の構成例である。ここでは、ステップ215で検索された「0300012222」と「0300013333」の両方が選択され、端末ID「2005」の発信回数の多い順、すなわち「0300013333」と「0300012222」の順に表示順序が決定される。
電話端末10の検索結果表示部14は、通信網50を介して電話帳管理装置20から受信した検索結果に含まれる各相手先電話番号の相手先名前を、当該検索結果で指定された表示順序で、画面表示部に表示する(ステップ218)。
図11は、検索結果の画面表示例である。ここでは、図10に示す検索結果で指定された表示順序で、「0300013333」と「0300012222」の順に画面表示されている。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態によれば、電話端末10により、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求が電話帳管理装置20へ送信され、電話帳管理装置20により、この検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号が電話帳DB22から検索されて、得られた相手先電話番号のうち当該電話端末の発信回数の多いものから順に指定数だけ選択され、これら相手先電話番号と当該相手先名前と当該発信回数の多い順に基づく表示順序とが検索結果として当該電話端末10へ送信され、電話端末10により、この検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前が、当該検索結果で指定された表示順序で、当該電話端末10で画面表示される。
したがって、第1の実施の形態と同様に、相手先電話番号の一部の電話番号を入力するだけで、これに該当する相手先電話番号が検索されて画面表示される。この際、電話端末10の発信履歴情報に基づいて、発信回数の多い順に並び替えて、相手先の名前により画面表示される。このため、相手先の名前を漢字または仮名で入力することなく、ダイヤルキー操作という極めて簡単な操作で所望の相手先電話番号を検索できるとともに、その検索結果として使用頻度の高い順に相手先の名前により画面表示されるため、検索結果に含まれる複数の相手先のうちから、所望の相手先を極めて容易に特定することができる。
また、電話端末10で発信回数を発信履歴情報として保存する必要がなくなるため、電話端末10での処理負担だけでなく、発信履歴情報の保存に必要となる記憶容量を削減することができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
また、各実施の形態では、本発明にかかる電話システムが、IPネットワークを介して電話端末が呼制御装置と接続されるIP電話システムである場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば専用の内線伝送路で電話端末が主装置に収容されているビジネスホンシステムやPBXシステムなど、IPベースの呼制御プロトコル以外の呼制御技術を用いて、呼制御装置と電話端末とが接続されている電話システムにも、前述と同様にして適用でき、前述と同様の作用効果が得られる。また、電話端末は携帯電話などの無線端末であってもよく、PCなどの通信端末であってもよい。
また、各実施の形態では、電話帳管理装置20の検索処理部21において、検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を電話帳DB22から検索した後、得られた相手先電話番号のうちから、検索要求で指定された指定数だけ選択する場合を例として説明したが、検索処理の実行方法については、これに限定されるものではない。例えば、検索キー情報に該当する相手先電話番号を指定数だけ一括して検索するようにしてもよい。
また、第2の実施の形態では、各相手先電話番号に関する表示順序を示す情報を検索結果に含めて、電話帳管理装置20から電話端末10へ通知する場合を例として説明したが、表示順序の通知方法については、これに限定されるものではない。例えば、相手先電話番号と相手先名前との組を、検索結果に格納する順序で表示順序を電話端末10へ通知するようにしてもよい。
また、各実施の形態では、電話端末10において、例えば電話端末10がアイドル状態で検索キー情報となるダイヤル番号を入力する場合を例として説明したが、特定の操作を行うことによって初めて検索キー情報となるダイヤル番号の受付を開始するようにしてもよい。例えば、図4のステップ100において、検索キー情報となるダイヤル番号を押下する前に、例えばダイヤル番号以外の特定の電話番号検索開始操作を行う。電話端末10の電話機能部11は、この電話番号検索開始操作を検出した時点で、通常動作モードから電話番号検索動作モードへ移行して、この後に入力されるダイヤル番号を検索キー情報として受け付ける。これにより、電話機能部11は、通常動作モードと電話番号検索動作モードとを明確に区別することができるため、例えば電話番号検索動作モード時に着信が発生しても、電話番号検索動作を強制終了せず、電話番号検索操作を継続させることができる。
また、各実施の形態において、検索要求元の電話端末10のダイヤル番号が電話帳管理装置20で得られた検索結果に含まれる場合における処理方法については、いくつかの方法が考えられる。各実施の形態において、以下のような方法を適用すればよい。
第1の方法としては、他のダイヤル番号と同様に特別な処理を行うことなく、検索結果を表示する方法がある。第2の方法としては、電話端末10の検索結果表示部14で、電話帳管理装置20で得られた検索結果に含まれている自己のダイヤル番号を削除して表示する方法がある。第3の方法としては、電話帳管理装置20の検索処理部21において、得られた検索結果に含まれている検索要求元電話端末10のダイヤル番号を削除して検索要求元電話端末10へ通知する方法がある。この際、検索処理部21は、電話端末10からの検索要求に含まれている、当該電話端末10の端末アドレスや端末IDにより、当該電話端末10のダイヤル番号を特定すればよい。
1…電話番号検索システム、10…電話端末、11…電話機能部、12…履歴処理部、13…検索要求部、14…検索結果表示部、20…電話帳管理装置、21…検索処理部、22…電話帳DB、23…履歴処理部、30…呼制御装置、50…通信網。

Claims (2)

  1. 通信網を介して接続された電話端末と電話帳管理装置とを含み、
    前記電話端末は、
    操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求を前記電話帳管理装置へ送信する検索要求部と、
    前記検索要求に応じて当該電話帳管理装置から受信した検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、当該電話端末で画面表示する検索結果表示部と
    を備え、
    前記電話帳管理装置は、
    相手先電話番号ごとに、当該相手先名前と当該相手先電話番号の検索優先度とを記憶する電話帳データベースと、
    前記電話端末からの検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を前記電話帳データベースから検索し、得られた相手先電話番号のうち当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ選択し、選択した相手先電話番号と当該相手先名前とを前記検索結果として当該電話端末へ送信する検索処理部と
    を備え
    前記電話端末は、当該電話端末から発信した相手先電話番号ごとに当該相手先電話番号へ発信した発信回数を計数し、発信履歴情報として記憶部へ保存する履歴処理部をさらに備え、
    前記検索結果表示部は、前記相手先名前を表示する際、前記発信履歴情報から得たそれぞれの相手先電話番号の発信回数の多い順に表示する
    ことを特徴とする電話番号検索システム。
  2. 話端末の検索要求部が、操作入力された1桁以上の電話番号からなる検索キー情報を含む検索要求を電話帳管理装置へ送信する検索要求ステップと、
    前記電話帳管理装置の電話帳データベースが、相手先電話番号ごとに、当該相手先名前と当該相手先電話番号の検索優先度とを記憶する記憶ステップと、
    前記電話帳管理装置の検索処理部が、前記電話端末からの検索要求に応じて、当該検索要求に含まれている検索キー情報に該当する相手先電話番号を前記電話帳データベースから検索し、得られた相手先電話番号のうち当該検索優先度の高いものから順に指定数だけ選択し、選択した相手先電話番号と当該相手先名前とを検索結果として当該電話端末へ送信する検索処理ステップと、
    前記電話端末の検索結果表示部が、前記検索要求に応じて当該電話帳管理装置から受信した前記検索結果に含まれる相手先電話番号の相手先名前を、当該電話端末で画面表示する検索結果表示ステップと
    電話端末の履歴処理部が、当該電話端末から発信した相手先電話番号ごとに当該相手先電話番号へ発信した発信回数を計数し、発信履歴情報として記憶部へ保存する履歴処理ステップと
    を備え、
    前記検索結果表示ステップは、前記相手先名前を表示する際、前記発信履歴情報から得たそれぞれの相手先電話番号の発信回数の多い順に表示する
    ことを特徴とする電話番号検索方法。
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