JP2006059131A - コミュニケーションシステム及びコミュニケーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アプリケーションを図る相手となるユーザに応じて、最適なアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図ることを可能とする。
【解決手段】 友人や家族等の対人関係に対応する各アプリケーションプログラム毎に形成したグループを、それぞれコミュニケーションサーバ装置のユーザデータベース6に登録する。各ユーザの携帯電話機には、上記登録したグループの対人関係に対応する各アプリケーションプログラムがダウンロードされている。ユーザが携帯電話機を操作することで、コミュニケーションを図る相手となるユーザの対人関係に対応するアプリケーションプログラムを起動してコミュニケーションサーバ装置にアクセスすると、コミュニケーションサーバ装置は、このアプリケーションプログラムを用いて当該グループのユーザ間で送受信される情報を加工し、コミュニケーションを仲介する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、及びノート型のパーソナルコンピュータ装置等の携帯端末装置を用いて最適なコミュニケーションを図ることを可能としたコミュニケーションシステム及びコミュニケーション方法に関する。
従来、特開2003−108570号公報(特許文献1)に、携帯電話機のユーザを、各ユーザが好む情報を判別して該各情報のグループに分類する情報分類装置が開示されている。この情報分類装置は、ユーザが携帯電話機に対して例えば音楽、映画、ドラマのタイトル等を手入力して当該情報分類装置に送信すると、該情報分類装置が、この送信された情報を対応するグループに分類する。
この情報分類装置で形成されるグループは、大分類、中分類及び小分類の各グループで構成されている。具体的には、「音楽」のグループの場合、
大分類:音楽
中分類:洋楽
邦楽
小分類:洋楽→クラシック、ジャズ、ポップス・・・
邦楽→演歌、歌謡曲・・・・
等の各グループで構成されている。
そして、例えばユーザの携帯電話機から該ユーザの好みの音楽として「クラシック」との情報が送信された場合、情報分類装置は、大分類:音楽→中分類:洋楽→小分類:クラシックのグループに、そのユーザ(携帯電話機)を分類して登録する。これにより、各グループを、同じ趣味や嗜好のユーザ同士で構成することができる。
情報分類装置は、このように分類した各グループ毎のコミュニティサイトを提供しており、各グループのユーザは、このコミュニティサイトを介して、該グループ内の同じ趣味や嗜好を有するユーザ同士で情報交換等のコミュニケーションを図ることが可能となっている。
特開2003−108570号公報(第3頁〜第4頁:図1)
しかし、この特許文献1に開示されている情報分類装置は、以下の問題を有する。
1.アプリケーションが固定されているため、コミュニケーションを図る相手や共有する情報に応じたアプリケーションの変更や選択が困難となる。
2.アプリケーションが固定されているため、必然的にその機能も固定されたものとなり、コミュニケーションを図るユーザに応じた機能の選択、或いは共有する情報に応じた機能の選択が困難となる。
3.例えば、ユーザAに対しては情報を公開したいのであるが、ユーザBに対しては、この情報は公開したくない等のときでも、グループに対して公開した情報は、当該グループの全ユーザに対して画一的に公開されるため、情報の内容に応じて公開するユーザを選択することができず、使い勝手の悪いシステムとなっていた。
4.画像情報等のデータ量の多い情報を公開する場合、この情報を受け取る相手の通信速度や通信コスト等も考慮する必要がある。このため、例えば画像情報のデータ量を削減したうえで公開を行い、或いは最初はデータ量の少ない文字情報のみで情報の公開を行い、興味のあるユーザ或いは通信環境の整っているユーザのみ、画像情報の取り込みを可能とする等、情報の公開にあたって面倒な作業を必要とする場合もあった。
本発明は、
1.コミュニケーションを図る相手や共有する情報に応じて最適なアプリケーションや機能の選択を可能とすることができ、
2.情報の公開を行うユーザを選択することができ、
3.情報を受け取る側の通信環境等を考慮することなく情報の公開が可能な
コミュニケーションシステム、及びコミュニケーション方法の提供を目的とする。
本発明は、少なくとも対人関係に基づいてグループ化された各ユーザのユーザ情報が、当該対人関係に対応したコミュニケーションを可能とするアプリケーションプログラムに関連付けされて登録されたデータベースを有するコミュニケーションサーバ装置と、上記データベースに登録された各対人関係のグループに対応するアプリケーションプログラムが記憶された、上記各対人関係のグループを構成する各ユーザの携帯端末装置とを備える。そして、上記携帯端末装置において所望のアプリケーションプログラムが選択され、この選択されたアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションサーバ装置にアクセスされた際、上記コミュニケーションサーバ装置は、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに基づいて処理した情報を、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに対応する対人関係のグループの各ユーザの携帯端末装置に対して送信する。
このような本発明は、対人関係に基づいてグループが形成されており、このグループのユーザ間でコミュニケーションを図る際に、このグループ用のアプリケーションプログラム、すなわち、対人関係用のアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションが図られる。
これにより、コミュニケーションを図るアプリケーションプログラムを選択するだけで、自動的にコミュニケーションを図るグループが選択され、この自動的に選択されたグループを構成するユーザ間で、上記選択したアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションが図られることとなる。
本発明は、アプリケーションを図る相手となるユーザに応じて、最適なアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図ることができる。また、アプリケーションを図る相手となるユーザに応じて、最適なアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図ることができるため、アプリケーションを図る相手となるユーザや共有する情報に応じた最適なアプリケーション機能を用いてコミュニケーションを図ることができる。
また、本発明は、各ユーザの携帯端末装置及びコミュニケーションサーバ装置に、各アプリケーションプログラム毎に暗号鍵を設定しておき、携帯端末装置とコミュニケーションサーバ装置との間で送受信する情報を、この暗号鍵を用いて暗号化して送受信することで、パスワードの入力等の面倒な作業を不要とし、セキュアなかたちでコミュニケーションを図ることを可能とすることができる。
また、本発明は、コミュニケーションサーバ装置側で定義された各アプリケーションプログラムの各アプリケーション機能のアプリケーション機能レベルと、各ユーザのユーザレベルとを比較し、そのユーザが使用可能なアプリケーション機能を、そのユーザのユーザレベル以下のアプリケーション機能となるように制限する。これにより、ユーザレベルを設定するだけで、そのユーザが使用するアプリケーション機能を簡単に制限することができる。
また、本発明は、ユーザが、他のユーザに対してユーザレベルを設定したうえで、情報に公開レベルを設定して公開することにより、コミュニケーションサーバ装置は、その公開された情報の公開レベル以上のレベルのユーザに対してのみ、当該情報の公開を行う。これにより、公開する情報に応じてユーザを選択するかたちで、情報の公開を行うことができる。
また、本発明は、ユーザが取得情報量を予め設定することで、コミュニケーションサーバ装置は、そのユーザに情報を送信する際に、上記設定された取得情報量に対応する情報量に加工して、該ユーザの携帯端末装置に送信する。これにより、情報を公開するユーザが、情報を取得するユーザの通信環境等を考慮して、公開する情報の情報量を削減する等の面倒な作業を不要とすることができ、情報を公開するユーザが、公開する情報をそのままの情報量で公開可能とすることができる。
本発明は、携帯電話機を用いたコミュニケーションシステムに適用することができる。
[システムの概要]
この本発明の実施の形態となるコミュニケーションシステムは、そのユーザの対人関係毎に構成された各グループ毎に、それぞれ専用のアプリケーションプログラムが用意されている。各アプリケーションプログラムは、各対人関係専用であるため、該各対人関係用のアプリケーション機能を有している。
ユーザにより所望のアプリケーションプログラムが選択されると、この選択されたアプリケーションプログラムに対応するグループ内のユーザ間でコミュニケーションを図ることが可能となる。ユーザは、選択したグループ専用のアプリケーションプログラムが有するコミュニケーション手段(=アプリケーション機能)を用いて、上記グループ内のユーザとコミュニケーションを図る。
[システム構成]
このコミュニケーションシステムは、図1に示すように所定の通信業者が管理するコミュニケーション網1に接続された複数の無線基地局2と、当該システムの通信管理を行うコミュニケーションサーバ装置3と、当該システムで無線通信が可能となる複数の携帯電話機4とを有している。
コミュニケーションサーバ装置3は、例えば友人との間でコミュニケーションを図る際に用いられる「友人用アプリケーションプログラム」、家族との間でコミュニケーションを図る際に用いられる「家族用アプリケーションプログラム」、職場のユーザとの間でコミュニケーションを図る際に用いられる「職場用アプリケーションプログラム」等の対人関係毎のアプリケーションプログラムが記憶されたアプリケーションデータベース5と、各ユーザに関する情報が記憶されたユーザデータベース6(ユーザDB)とを有している。
アプリケーションデータベース5に記憶されている各対人関係毎のアプリケーションプログラムは、各対人関係でコミュニケーションを図る場合に、該コミュニケーションを図るユーザ同士で使用することが予想される複数の機能をそれぞれ有している。
例えば、「家族」の対人関係にあるユーザ同士がコミュニケーションを図る場合に選択される上記「家族用アプリケーションプログラム」の場合、家計簿の記入や閲覧を可能とする機能や、家族同士の伝言を可能とする伝言板の機能等を有している。
同様に、「友人」の対人関係にあるユーザ同士がコミュニケーションを図る場合に選択される上記「友人用アプリケーションプログラム」の場合、各ユーザ同士のチャットを可能とする機能や、各ユーザのスケジュールの閲覧を可能とするスケジュール帳機能、各ユーザの電話帳の閲覧を可能とする電話帳機能、各ユーザ同士で伝言や任意の書き込みを可能とする掲示板の機能等を有している。
ユーザDB6に記憶されているユーザに関する情報としては、
1.各ユーザの識別番号(ユーザID)、
2.そのユーザが属するグループのグループID、
3.そのユーザが他のユーザに対して付したユーザレベル、
4.そのユーザが公開している情報の公開レベル、
5.そのユーザが指定した、取り込みを行う情報の情報量(データサイズ)を示す情報
6.そのユーザが属する各グループで使用される、情報の暗号化及び復号化のための秘密鍵、
等が記憶されている。
[システム動作]
〔グループ登録〕
このシステムを利用する場合、まず、対人関係に基づくグループを形成する。図2は、このグループが形成される様子をフローチャート的に示した模式図である。
この図2において、グループの代表(グループオーナー)となるユーザAが、自分の携帯電話機を操作してグループ登録の指定を行うと、該携帯電話機の制御部は、ステップS1として、関係性の選択画面を表示部に表示制御する。ユーザAは、携帯電話機の操作部を操作することで、この関係性の選択画面に基づいて、例えば「友人」,「家族」,「職場」・・・等の対人関係を選択して決定キーを操作するようになっている。
携帯電話機の制御部は、この決定キーの操作を検出すると、ステップS2として、ユーザAにより選択された対人関係のグループの構成メンバーとなる他のユーザの追加画面(メンバーの追加画面)を表示部に表示制御する。このメンバーの追加画面は、該構成メンバーとなる他のユーザの名前の入力欄と、該他のユーザの電子メールアドレスの入力欄と、引き続きメンバーの追加登録を行う際に操作される追加ボタンと、メンバーの登録の終了を指定する際に操作される終了ボタン等で形成されている。
ユーザは、操作部を操作することで、これら各入力欄に名前及び電子メールアドレスを入力し、引き続きメンバーの追加登録を行う場合は追加ボタンを操作する。携帯電話機の制御部は、追加ボタンの操作を検出すると、上記各入力欄に入力されたユーザの名前と、そのユーザの電子メールアドレスをメモリに記憶した後、該各入力欄に入力されたユーザの名前及び電子メールアドレスを消去して、新たなユーザの名前及び電子メールアドレスの入力に備える。これにより、携帯電話機のメモリには、追加ボタンが操作される毎に、グループを構成するメンバーの名前(図2に示す例では、ユーザB〜ユーザD)と電子メールアドレスとが記憶されていくこととなる。
次に、ユーザAは、全てのメンバーの追加操作を終了すると、このメンバーの追加作業を終了させるべく、上記メンバーの追加画面の終了ボタンを操作する。携帯電話機の制御部は、この終了ボタンの操作を検出すると、ステップS3として、上記メモリに記憶された各ユーザの名前及び各ユーザの電子メールアドレスと共に、ユーザAにより選択された対人関係を示す情報(=グループを構成するメンバーの対人関係を示す情報)をコミュニケーションサーバ装置3に送信する。
次にステップS4として、コミュニケーションサーバ装置3は、上記対人関係を示す情報に基づいて、該対人関係用で、かつ、そのグループ用の固有のグループIDを形成し、このグループIDを有するグループの構成メンバーとして、上記各ユーザA〜ユーザDの名前及び電子メールアドレスをユーザDB6に仮登録する。
次に、ステップS5として、コミュニケーションサーバ装置3は、ユーザAから、各ユーザをグループのメンバーとする要求があった旨の電子メール(通知メール)を作成し、この通知メールを、ユーザAによりグループのメンバーとして選択されたユーザB〜ユーザDの電子メールアドレス宛に配信する。
この通知メールは、ユーザAからの、グループ登録の誘いの電子メールとしてユーザB〜ユーザDに配信される。この通知メールには、ユーザAのグループに対する参加/不参加の選択を行う選択画面が付されており、各ユーザB〜ユーザDは、ステップS6として、この選択画面に基づいて、上記ユーザAのグループに対する参加或いは不参加の返答をコミュニケーションサーバ装置3に対して行う。
次にステップS7として、コミュニケーションサーバ装置3は、「グループに参加する」旨の返答のあったユーザの携帯電話機に対して、ユーザAにより選択されたグループ用のアプリケーションプログラム(この場合は、友人用アプリケーションプログラム)を配信する。
そして、コミュニケーションサーバ装置3は、ステップS8として、ユーザDB6に仮登録している上記各ユーザB〜ユーザDのうち、「グループに参加する」旨の返答のあったユーザに対して付すユーザIDを形成する等のユーザデータの形成を行い、この参加を希望するメンバーを、上記ユーザAのグループの構成メンバーとしてユーザDB6に本登録すると共に、このグループを構成する各ユーザA〜Dに対して、このユーザAをグループオーナーとするグループのグループIDを送信する。各ユーザA〜Dの携帯電話機の制御部は、各ユーザIDと共に、このグループIDを、当該グループIDが対応するアプリケーションプログラムに関連付けてメモリに記憶制御する。
図3に、ユーザDB6内に形成されたグループの一例を示す。この図3に示す例は、ユーザAとユーザDがそれぞれグループオーナーとしてグループ登録を行った例を示しており、ユーザAは、ユーザB及びユーザCと「友人」のグループを形成すると共に、ユーザCと「家族」のグループを形成し、ユーザDは、ユーザAの友人の一人であるユーザBと「趣味」のグループを形成した例である。
コミュニケーションサーバ装置3は、各ユーザのユーザIDで、該各ユーザが属するグループ等を管理するようになっている。具体的には、ユーザAのユーザIDで、該ユーザAがグループオーナーとして登録した「友人のグループ」のグループID及び「家族のグループ」のグループIDを管理する。また、このユーザAの友人として、及びユーザDの趣味仲間としてそれぞれ登録されたユーザBのユーザIDで、このユーザBが属する「友人のグループ(=ユーザAをグループオーナーとする友人のグループ)」のグループID、及び「趣味のグループ(=ユーザDをグループオーナーとする趣味のグループ)」のグループIDを管理する。
同様に、コミュニケーションサーバ装置3は、ユーザAの友人及び家族としてそれぞれ登録されたユーザCのユーザIDで、このユーザCが属する「友人のグループ(=ユーザAをグループオーナーとする友人のグループ)」のグループID、及び「家族のグループ(=ユーザAをグループオーナーとする家族のグループ)」のグループIDを管理する。また、ユーザBを趣味の仲間としてグループ登録を行ったユーザDのユーザIDで、このユーザDが登録した「趣味のグループ」のグループIDを管理する。
〔コミュニケーション動作〕
次に、ユーザDB6にグループ登録がなされると、このグループ内のユーザ間(上述の例の場合、グループオーナーであるユーザAと、「グループに参加する」旨の返答を行ったユーザとの間)において、当該グループに対応するアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図ることが可能となる。図4のフローチャートに、コミュニケーション時における携帯電話機側の動作の流れを、図5のフローチャートに、このコミュニケーション時におけるコミュニケーションサーバ装置3側の動作の流れをそれぞれ示す。
まず、コミュニケーションを図ろうとするユーザは、自分の携帯電話機の操作部を介してコミュニケーションの開始指示操作を行う。このコミュニケーションの開始指示操作がなされると、その携帯電話機の制御部は、コミュニケーションを行うグループの選択画面を表示部に表示制御する。具体的には、このシステムの場合、前述のように対人関係でグループ登録を行うようになっている。このため、携帯電話機の制御部は、グループの選択画面として、例えば「友人」、「家族」、「職場関係」、「趣味」・・・等のグループの選択メニューを表示する。ユーザは、携帯電話機の操作部を介して、この選択メニューの中から、これからコミュニケーションを図ろうとするユーザが属するグループを選択操作する。図4のフローチャートは、携帯電話機の制御部が、このグループの選択操作を検出することでスタートとなり、ステップS1から処理を開始する。
前述のように、グループのメンバー登録をしたユーザは、コミュニケーションサーバ装置3から、そのグループ用のアプリケーションプログラムを自分の携帯電話機にダウンロードしている。このため、携帯電話機の制御部は、上記グループの選択操作を検出すると、ステップS1において、当該携帯電話機のメモリに記憶されている、ユーザにより選択されたグループに対応するアプリケーションプログラム(=これからコミュニケーションを行おうとするユーザとの対人関係に対応するアプリケーションプログラム)を読み出し、このアプリケーションプログラムを起動して処理をステップS2に進める。
次に、このシステムの場合、当該携帯電話機をコミュニケーションサーバ装置3に接続した際に、ユーザにより作成された、例えば友人用に公開する情報や家族用に公開する情報等の、対人関係毎の情報(アップロード用情報)をアップロードすると共に、コミュニケーションサーバ装置3に、コミュニケーションの相手となるユーザにより入力されている情報の取り込みを行うか否か(=情報のアップロードと共に情報のダウンロードを行うか否か=同期をとるか否か)を、ユーザが予め設定可能となっている。
このユーザにより予め設定される同期をとるか否かを示す情報は、当該携帯電話機のメモリに記憶されるようになっている。このため、制御部は、ステップS2において、メモリに記憶されている上記同期をとるか否かを示す情報を読み出してユーザの上記設定を判別し、同期をとるように設定されている場合は、処理をステップS3に進め、同期をとらないように設定されている場合は、処理をステップS5に進める。
次にユーザにより作成された上記アップロード用情報は、一旦、ユーザの携帯電話機のメモリに記憶され、当該携帯電話機がコミュニケーションサーバ装置3に接続された際に、該コミュニケーションサーバ装置3側にアップロードされるようになっている。このため、携帯電話機の制御部は、ユーザにより上記同期をとる設定がなされており、処理をステップS3に進めると、上記ステップS1で起動したアプリケーションプログラムに対応する上記アップロード用情報がメモリに記憶されているか否かをチェックする。また、携帯電話機の制御部は、上記ステップS1で起動したアプリケーションプログラムに対応するグループID及び上記ユーザIDをメモリから読み出すと共に、上記アップロード用情報がメモリに記憶されている場合は、このアップロード用情報をコミュニケーションサーバ装置3に対して送信する。
上記「アプリケーションプログラムに対応するグループID」について説明すると、前述のようにユーザがグループオーナーとなり、或いは所定のユーザをグループオーナーとするグループに参加すると、当該グループオーナーが形成した「友人」、「家族」等の対人関係に基づくグループのアプリケーションプログラムがコミュニケーションサーバ装置3から各ユーザの携帯電話機に配信されると共に、このグループのグループIDが各ユーザに配信される。各ユーザの携帯電話機の制御部は、このコミュニケーションサーバ装置3からダウンロードされたアプリケーションプログラムを、当該グループのグループIDに関連付けてメモリに記憶制御する。
このため、携帯電話機の制御部は、アプリケーションプログラムの起動が指示されると、この起動が指示されたアプリケーションプログラムに基づいてメモリを検索し、当該アプリケーションプログラムに対応するグループIDを検出する。すなわち、グループIDは各アプリケーションプログラムに関連付けてメモリに記憶されているため、起動するアプリケーションプログラムが選択されれば、グループIDも一義的に決定されるのである。そして、制御部は、このメモリから検出したグループIDを、上記ユーザID及びアップロード用情報と共にコミュニケーションサーバ装置3に対して送信する。
次に、上記グループID及び上記ユーザID(及びアップロード用情報)をコミュニケーションサーバ装置3が受信すると、図5のフローチャートがスタートとなる。この図5のフローチャートのステップS1では、コミュニケーションサーバ装置3が、上記受信したグループID及び上記ユーザIDと、ユーザDB6に記憶されているグループID及びユーザIDと照合する。そして、受信したグループID及び上記ユーザIDと一致するグループID及びユーザIDがユーザDB6に記憶されている場合、コミュニケーションサーバ装置3は、ステップS12において、グループIDに基づいてユーザDB6を検索することで、当該同じグループの他のユーザを検出し、他のユーザによりアップロードされた情報が存在する場合は、この他のユーザによりアップロードされた情報を、上記グループIDに対応するアプリケーションプログラムの機能に基づいて加工し、これをステップS13において、ユーザの携帯電話機に返信する。
すなわち、前述のように、グループは対人関係に基づいて形成され、そのグループでは、当該対人関係用のアプリケーションプログラムが使用される。そして、この使用されるアプリケーションプログラムで、当該グループで使用されるアプリケーション機能が一義的に決定される。このため、コミュニケーションサーバ装置3側では、受信したグループIDにより、そのグループで使用されるアプリケーションプログラム及びアプリケーション機能を検出することができる。従って、受信したグループIDに対応するアプリケーションプログラムのアプリケーション機能で、上記他のユーザによりアップロードされた情報を加工し、これをユーザの携帯電話機に返信する。
また、コミュニケーションサーバ装置3は、上記グループID及び上記ユーザIDと共に上記アップロード用情報を受信した場合、このユーザIDに対応するユーザ領域(=アップロード用情報をアップロードしたユーザのユーザ領域)に、このアップロード用情報を書き込み制御する。このアップロード用情報は、他のユーザがコミュニケーションサーバ装置3にアクセスした際に、当該他のユーザに対して配信されることとなる。
次に、他のユーザがアップロードした情報がコミュニケーションサーバ装置3から返信されると、携帯電話機側の動作の流れを示す図4のフローチャートのステップS4において、当該携帯電話機の制御部が、このコミュニケーションサーバ装置3から返信された情報の取り込みを行う。そして、ステップS5において、この取り込んだ情報を表示部に表示制御する。
なお、上記ステップS2において、ユーザにより上記同期をしない設定がなされている場合、携帯電話機の制御部は、過去にコミュニケーションサーバ装置3から取り込むことでメモリに記憶制御した情報(過去情報)のうち、ステップS1で起動されたアプリケーションプログラムに対応する過去情報を表示部に表示制御する。
次に、ユーザは、上記ステップS1で起動したアプリケーションプログラムに基づいて、さらなる情報をアップロードし、また、他のユーザによりアップロードされた情報をダウンロードすることで、同じグループ内の他のユーザ間でコミュニケーションを図ることとなる。そして、この情報のアップロードやダウンロードにより、表示部に表示される情報が更新されることとなる。ステップS6では、制御部が、このような表示部に表示される情報が更新される操作がなされたか否かを判別している。そして、制御部は、この操作を検出するとステップS7に処理を進め、情報のアップロードを行う場合は、上記ステップS1で起動したアプリケーションプログラムのアプリケーション機能に基づいて、該情報を加工してコミュニケーションサーバ装置3にアップロードする。このアップロードされた情報は、前述のようにユーザID及びグループIDと共に、コミュニケーションサーバ装置3に送信されることとなる。
また、他のユーザによりアップロードされた情報をダウンロードする場合は、コミュニケーションサーバ装置3側でグループIDに対応して起動されているアプリケーションプログラムのアプリケーション機能に基づいて加工された情報をダウンロードする。そして、このダウンロードされた情報をステップS8において表示部に表示制御することで、表示部に表示する情報を新たな情報に更新する。
次に、このようなコミュニケーション動作を具体例をあげて説明する。
〔掲示板アプリケーション機能〕
図6は、「家族」のグループを構成するAさん、Bさん、Cさんで、家族用アプリケーションプログラムの「掲示板アプリケーション機能」に基づいて行う情報の送受信形態を模式的に示している。
まず、Aさんが自分の携帯電話機を操作して家族用アプリケーションプログラムを起動すると、当該携帯電話機の制御部は、例えば「掲示板」、「家計簿」等のアプリケーション機能の選択画面を表示部に表示制御する。Aさんが、このアプリケーション機能の中から「掲示板」のアプリケーション機能を選択すると、携帯電話機の制御部は、表題(Sub)の入力欄と、本文の入力欄を表示部に表示制御する。Aさんにより、例えば表題の入力欄に「録画のお願い」と入力され、本文の入力欄に「9時からのドラマを録画して下さい。」との入力がなされたとすると、制御部は、Aさんにより選択された掲示板のアプリケーション機能を示す情報、AさんのユーザID、及びAさんが属するグループのグループID(この場合は、家族アプリケーションプログラム用のグループID)と共に、上記表題及び本文の情報をコミュニケーションサーバ装置3に送信する。
コミュニケーションサーバ装置3は、上記グループIDに基づいて、当該グループ用の掲示板領域に、Aさんからのアップロードされた上記表題及び本文を記憶制御する。また、コミュニケーションサーバ装置3は、これと共に、上記グループIDに基づいて、当該「家族」のグループを構成するBさん及びCさんをユーザDB6から検索し、このBさん及びCさんに対して、Aさんから掲示板に対して書き込みがなされた旨の通知を行う。
この通知に対してBさんが家族用アプリケーションプログラムを起動し、前述のAさんと同様に掲示板のアプリケーション機能を選択したとすると、このBさんの携帯電話機の制御部は、コミュニケーションサーバ装置3にアクセスし、ユーザDB6の当該グループ用の掲示板領域に記憶されているAさんからアップロードされた上記表題及び本文の情報をダウンロードする。そして、Bさんの携帯電話機の制御部は、Aさんからアップロードされた上記表題及び本文の情報を表示部に表示する。
Bさんが、この表題及び本文を見て、返信の指示操作を行うと、Bさんの携帯電話機の制御部は、Aさんからアップロードされた上記表題及び本文と共に、返信文の入力欄を表示部に表示制御する。Bさんが、この返信文の入力欄に対して、例えば「了解しました。」との返信文を入力すると、Bさんの携帯電話機の制御部は、この返信文を、BさんのユーザID及び当該グループIDと共にコミュニケーションサーバ装置3に送信する。
コミュニケーションサーバ装置3は、Bさんの携帯電話機から送信されたグループIDに対応する上記ユーザDB6の当該グループ用の掲示板領域に、Bさんからアップロードされた上記返信文を記憶制御すると共に、当該グループを構成するAさん及びCさんの携帯電話機に対して、Bさんから返信文がアップロードされた旨の通知を行う。
Aさん及びCさんが、この通知に基づいて家族用アプリケーションプログラムを起動し、掲示板のアプリケーション機能を選択すると、Aさん及びCさんの各携帯電話機の制御部は、それぞれコミュニケーションサーバ装置3にアクセスし、掲示板に書き込まれた情報の取り込みを行う。これにより、Aさん及びCさんの携帯電話機の表示部に、Aさんからアップロードされた上記表題及び本文の内容と、これに対してBさんからアップロードされた返信文の内容とが表示されることとなる。
この例の場合、家族の一員であるAさんからのドラマの録画要求に対して、同じく家族の一員であるBさんが了承し、Bさんがドラマの録画設定を行うこととなる。そして、Cさんは、このAさん及びBさんの通信内容から、Aさんからの要求がBさんにより了承されたことを知ることとなる。
〔家計簿アプリケーション機能〕
図7は、前述の「家族」のグループを構成するAさん、Bさん、Cさんで、家族用アプリケーションプログラムの「家計簿アプリケーション機能」に基づいて行う情報の送受信形態を模式的に示している。
まず、Aさんが前述のアプリケーション機能の選択画面から「家計簿」のアプリケーション機能を選択すると、携帯電話機の制御部は、この「家計簿」のアプリケーション機能の起動が初回の起動であるか否かを判別する。複数のユーザで「家計簿」をつけるためには、集計者を決めておく必要があるため、Aさんの携帯電話機の制御部は、当該携帯電話機の所有者であるAさんに対して集計者となるか否かを問うメッセージを表示部に表示制御する。
このメッセージに対して、Aさんが集計者となる旨の返答操作を行うと、Aさんの携帯端末装置の制御部は、Aさんにより選択された家計簿のアプリケーション機能を示す情報、AさんのユーザID、及びAさんが属するグループのグループID(この場合は、家族アプリケーションプログラム用のグループID)をコミュニケーションサーバ装置3に送信すると共に、当該家計簿の集計者をAさんとする承認要求をコミュニケーションサーバ装置3に対して行う。
コミュニケーションサーバ装置3は、上記グループIDに基づいて、当該「家族」のグループを構成するBさん及びCさんをユーザDB6から検索し、このBさん及びCさんの携帯端末装置に対して、Aさんから家計簿に対する問い合わせがあった旨の通知を行う。
この通知に対してBさん及びCさんが家族用アプリケーションプログラムを起動し、家計簿のアプリケーション機能を選択したとすると、このBさんの携帯電話機の制御部は、コミュニケーションサーバ装置3にアクセスする。そして、コミュニケーションサーバ装置3により配信される、例えば「Aさんを集計者としても良いですか?」等の家計簿の集計者をAさんとする承認要求のメッセージを取り込み、これを表示部に表示制御する。
この承認要求のメッセージを見たBさん及びCさんは、Aさんを家計簿の集計者とするか否かを検討し、この返答を行うこととなる。このBさん及びCさんの返答は、該Bさん及びCさんの携帯電話機の制御部が、家計簿のアプリケーション機能に基づいてコミュニケーションサーバ装置3に送信され、コミュニケーションサーバ装置3が、Aさんの携帯電話機に送信する。
Aさん〜Cさんは、このように家計簿のアプリケーション機能を介してコミュニケーションを図ることで、家計簿の集計者を決定する。コミュニケーションサーバ装置3側では、例えばAさんが、Bさん及びCさんに承認された場合に、このAさんを該Aさんの家族の家計簿の集計者として、ユーザDB6に登録する。そして、以下に説明するように、コミュニケーションサーバ装置3は、Bさん及びCさんから送信された家計簿の情報は、全て、集計者であるAさんの携帯電話機に送信する。
(家計簿の集計動作)
図8に、Aさん〜Cさんで記録された家計簿の情報が、Aさんの携帯電話機で集計される様子を示す。Aさん〜Cさんは、家計簿を記録する場合、家族用アプリケーションプログラムを起動し、家計簿アプリケーション機能を選択操作する。各ユーザの携帯電話機の制御部は、この家計簿アプリケーション機能の選択操作を検出すると、過去に記録された家計簿の情報が存在する場合は、これを各自の携帯電話機のメモリから読み出し、表示部に表示制御する。図8は、Aさんの場合、過去に「食材費 800円」及び「日用雑貨 600円」との家計簿の情報が記録されている例を示し、Bさんの場合、過去に「外食 800円」及び「定期代 5000円」との家計簿の情報が記録されている例を示し、Cさんの場合、過去に「ノート 300円」との家計簿の情報が記録されている例を示している。
Aさん〜Cさんは、新たに家計簿の情報を記録する場合、上記過去に記録した家計簿の情報が表示部に表示された状態で、新たな家計簿の情報の記録を指定する。例えば、Aさん及びBさんにより、この新たな家計簿の情報の記録が指定されたとすると、該Aさん及びBさんの携帯電話機の制御部は、項目(Sub)の入力欄と、金額の入力欄を表示部に表示制御する。
例えば、この家族の家計簿の集計者であるAさんにより、この項目の入力欄に「洋服」と入力され、金額の入力欄に「8000円」と入力された場合、Aさんの携帯電話機の制御部は、起動中の上記家計簿アプリケーション機能に基づいて、Aさんの指示を待って、この入力された項目及び金額の情報を、当該携帯電話機のメモリの家計簿の記録領域に記憶制御する。
これに対して、この家族の家計簿の集計者ではないBさんにより、上記項目の入力欄に「本」と入力され、金額の入力欄に「1500円」と入力された場合、Bさんの携帯電話機の制御部は、起動中の上記家計簿アプリケーション機能に基づいて、Bさんの指示を待って、この入力された項目及び金額の情報を、当該携帯電話機のメモリに記憶制御すると共に、この入力された項目及び金額の情報を、BさんのユーザID、Bさんが属するグループのグループID、及び起動中のアプリケーション機能を示す情報(この場合は、家計簿アプリケーション機能を示す情報)と共にコミュニケーションサーバ装置3に送信する。
前述のように、コミュニケーションサーバ装置3のユーザDB6には、Bさんが属するグループの家計簿アプリケーション機能においては、Aさんが集計者として登録されている。このため、コミュニケーションサーバ装置3は、ユーザDB6内におけるBさんが属する家族のグループの家計簿の記憶領域に、Bさんからアップロードされた上記項目及び金額の情報を記憶制御すると共に、集計者であるAさんの携帯電話機に対して、Bさんから家計簿の入力がなされた旨の通知を行う。
Aさんは、この通知に基づいて上記家計簿アプリケーション機能を起動操作する。Aさんの携帯電話機の制御部は、家計簿アプリケーション機能を起動すると、上記通知に基づいてコミュニケーションサーバ装置3にアクセスし、Bさんからアップロードされた上記項目及び金額の情報の取り込みを行う。そして、この取り込んだ項目及び金額の情報を、当該Aさんの携帯電話機のメモリ内に設けられている家計簿の記録領域に記憶制御する。
このようにBさん(及びCさん)がつけた家計簿の情報は、各ユーザの携帯電話機に記憶されている家族アプリケーションプログラムの家計簿アプリケーション機能、及びコミュニケーションサーバ装置3に記憶されている家族アプリケーションプログラムの家計簿アプリケーション機能に基づいて、ユーザDB6に集計されると共に、集計者であるユーザAの携帯電話機のメモリに集計されることとなる。
〔通信セキュリティ〕
次に、この実施の形態のコミュニケーションシステムの場合、「家族」や「友人」等の各対人関係のグループ毎にセキュアな通信が可能となっている。
具体的には、各ユーザは、「家族」や「友人」等のグループを形成した場合、このグループ毎に所望の暗号鍵を登録する。この暗号鍵は、図3に示すように各グループのグループIDに関連付けされ(=各アプリケーションプログラムに関連付けされ)、各ユーザの携帯電話機のメモリ、及びコミュニケーションサーバ装置3のユーザDB6に登録される。
そして、各ユーザの携帯電話機の制御部は、コミュニケーションサーバ装置3に対して情報を送信する場合、メモリに記憶されているグループIDに対応する暗号鍵を読み出し、この暗号鍵に基づいて上記情報を暗号化してコミュニケーションサーバ装置3に送信する。
コミュニケーションサーバ装置3は、受信した情報に付加されているグループIDに基づいて、そのグループに対して登録されている暗号鍵をユーザDB6から検出し、この暗号鍵を用いて、上記受信した情報を復号化して情報処理を行う。
また、コミュニケーションサーバ装置3は、情報を送信する場合、当該情報を送信するユーザが属するグループのグループIDに基づいて、そのグループに対して登録されている暗号鍵をユーザDB6から検出し、この暗号鍵を用いて、上記情報を暗号化して送信する。この暗号化された情報を受信したユーザの携帯電話機の制御部は、この受信した情報が対応するグループIDに基づいて、当該携帯電話機のメモリから暗号鍵を読み出し、この暗号鍵を用いて、上記コミュニケーションサーバ装置3から受信した情報を復号化して情報処理を行う。
このように、各グループ毎に暗号鍵を登録しておき、各ユーザの携帯電話機とコミュニケーションサーバ装置3との間で情報の送受信を行う際に、この登録した暗号鍵を用いて情報を暗号化して送受信することにより、ユーザがパスワードの入力等の面倒な操作を行うことなく、安全に情報の送受信を行うことができる。
〔アプリケーション機能の利用権限の設定〕
次に、このコミュニケーションシステムの場合、グループオーナーとなるユーザは、自分のグループを構成する各ユーザに対してレベルを設定することで、該各ユーザが使用可能なアプリケーション機能を制御することができる。
例えば、前述の家族用アプリケーションプログラムの家計簿のアプリケーション機能は、ある程度の年齢の者だけに使用させたい場合もある。このような場合、グループオーナーでこの家族の父親である上記Aさんが、自分の携帯電話機を操作して家族用アプリケーションプログラムを起動し、この家族用アプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションサーバ装置3にアクセスする。そして、図9に示すように母親である上記Bさんに対して「レベル1」を設定し、子供である上記Cさんに対して「レベル3」を設定する。
コミュニケーションサーバ装置3は、レベルの設定がなされたユーザのグループIDに関連付けて上記設定されたレベルを示す情報をユーザDB6に登録する。すなわち、この例の場合、コミュニケーションサーバ装置3は、母親である上記Bさんの家族用アプリケーションプログラムに対応するグループIDに関連付けて上記「レベル1」の情報を登録し、子供である上記Cさんの家族用アプリケーションプログラムに対応するグループIDに関連付けて上記「レベル3」の情報を登録する。
この「レベル1」、「レベル3」等のレベルは、当該レベル以下のレベルのアプリケーション機能を用いることが可能であることを示しており、「レベル1」に設定された母親のBさんは、コミュニケーションサーバ装置3側で定義される「レベル1」以下のアプリケーション機能を用いることができ、「レベル3」に設定された子供のCさんは、コミュニケーションサーバ装置3側で定義される「レベル3」以下のアプリケーション機能を用いることができ、「レベル1」及び「レベル2」のアプリケーション機能は使用できないことを意味している。
コミュニケーションサーバ装置3側では、例えば家族用アプリケーションプログラムの掲示板のアプリケーション機能は「レベル4」、家計簿のアプリケーション機能は「レベル1」等のように、各アプリケーションプログラムの各アプリケーション機能のレベルを、当該サーバ装置3側でそれぞれ定義している。
このため、コミュニケーションサーバ装置3は、ユーザから所望のアプリケーションプログラムに基づいてアクセスがなされた際に、このアクセスしてきたユーザの、そのアプリケーションプログラムに対応するグループIDに関連付けて記憶されている上記「レベル」をユーザDB6から検出する。そして、このユーザDB6から検出したレベルと、ユーザが使用しようとしているアプリケーション機能に対してコミュニケーションサーバ装置3側で定義したレベルとを比較し(=アプリケーション機能の利用権限の認証)、ユーザに設定されているレベルが、コミュニケーションサーバ装置3側で定義したレベル以上のレベルであった場合に、そのアプリケーション機能を用いたコミュニケーションを可能とする。これにより、この例の場合、母親であるBさんのみ、家計簿のアプリケーション機能の使用を可能とすることができ、子供であるCさんの家計簿のアプリケーション機能の使用を制限することができる。
このようにコミュニケーションサーバ装置3側で定義されている各アプリケーションプログラムの各アプリケーション機能のレベルを考慮して、そのユーザが属するグループのグループIDに関連付けて所望のレベルを設定することにより、そのユーザが使用可能なアプリケーション機能を制御することができる。
また、ユーザDB6に記憶されている、そのユーザに対して設定されているレベルを変更するだけで、そのユーザが使用可能なアプリケーション機能を簡単に変更設定することができる。例えば、上述の例の場合、子供であるCさんの年齢が適当な年齢になった際に、父親であるAさんがユーザDB6に記憶されているCさんのレベルを「レベル2」、或いは「レベル1」に変更設定することで、Cさんに対して家計簿のアプリケーション機能を使用させることができる。
また、アプリケーション機能の機能拡張がなされた場合には、この拡張された機能を考慮して、拡張コミュニケーションサーバ装置3側で定義している、そのアプリケーション機能のレベルを変更すればよいし、新たなアプリケーション機能が追加された場合には、このアプリケーション機能の機能を考慮してレベルを定義すればよい。このため、アプリケーション機能の機能拡張や新たなアプリケーション機能の追加に対しても、コミュニケーションサーバ装置3側では簡単に対応することができる。
〔情報の取り込みを行うを公開するユーザレベルの権限の設定〕
次に、このコミュニケーションシステムの場合、各ユーザは、同じグループ内の他のユーザに対して所望のレベルを設定すると共に、自分の公開する情報に対してレベルを設定することで、自分の公開する情報を取得可能なユーザを選択可能となっている(=ユーザに応じて情報を選択的に公開することが可能となっている。)。
この場合、各ユーザは、自分が所属するグループに対応するアプリケーションプログラムを起動し、ユーザ毎のレベル設定を指定する。この指定がなされると、各ユーザの携帯電話機の制御部は、起動しているアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションサーバ装置3にアクセスし、このアプリケーションプログラムに対応するグループを構成する他のユーザのレベル設定画面を、そのユーザの携帯電話機に送信する。
各ユーザは、自分の携帯電話機を操作することで、このレベル設定画面に基づいて、他のユーザのレベルを入力する。各ユーザの携帯電話機の制御部は、この入力された他のユーザのレベルを示す情報をコミュニケーションサーバ装置3に送信する。コミュニケーションサーバ装置3は、各ユーザの携帯電話機から送信された上記レベルを示す情報を、対応するアプリケーションプログラムのグループに関連付けてユーザDB6に登録する。
図10(a)〜(c)に、友人用のアプリケーションプログラムに基づくグループを構成する各ユーザが、他のユーザに対して設定したレベルを示す。このうち、図10(a)はユーザAのユーザ情報を、図10(b)はユーザBのユーザ情報を、図10(c)はユーザCのユーザ情報をそれぞれ示している。
この図10(a)〜(c)に示すように、ユーザA〜ユーザCは友人用アプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図るグループを構成している。図10(a)に示すように、ユーザAは、他のユーザBに対して「レベル1」を設定し、他のユーザCに対して「レベル2」を設定している。同様に、図10(b)に示すように、ユーザBは、他のユーザAに対して「レベル1」を設定し、他のユーザCに対して「レベル3」を設定している。同様に、図10(c)に示すように、ユーザCは、他のユーザAに対して「レベル2」を設定し、他のユーザBに対して「レベル1」を設定している。
これら各レベルは、レベル1を最上位レベルとし、以後、レベル2,レベル3・・・の順にレベルが低くなる。このため、この図10(a)〜(c)から、各ユーザの親密度がわかる。例えば、ユーザAは、ユーザBに対して「レベル1」を設定しており、ユーザBも、ユーザAに対して「レベル1」を設定している。このため、ユーザAとユーザBは大変仲の良い友人であることがわかる。これに対して、ユーザBは、ユーザCに対して「レベル3」を設定しているのであるが、ユーザCも、ユーザBに対して「レベル1」を設定している。このため、ユーザCとしてはユーザBを大変仲の良い友人であると認識しているのであるが、ユーザBはユーザCをあまり仲の良い友人ではないと認識していることがわかる。
次に、このように各ユーザ毎に他のユーザのレベルを設定すると、他のユーザに対して自分の情報を選択的に公開可能となる。すなわち、ユーザがアプリケーションプログラムに基づいて情報をコミュニケーションサーバ装置3にアップロードする際、このアップロードする情報に公開レベルを付してアップロードする。コミュニケーションサーバ装置3は、このアップロードされた情報を、ユーザにより付された公開レベルを示す情報と共に、ユーザDB6に設けられている、そのユーザのユーザ領域に記憶する。
図10(a)は、ユーザAがレベル1の公開レベルを付してアップロードした情報を示し、図10(b)は、ユーザBがレベル2の公開レベルを付してアップロードした情報を示し、図10(c)は、ユーザCがレベル1の公開レベルを付してアップロードした情報を示している。
コミュニケーションサーバ装置3は、そのユーザによりアップロードされた情報を、他のユーザに配信する際、このアップロードされた情報の公開レベルと、この情報のアップロードを行ったユーザが他のユーザに対して付したレベルとを比較する。そして、公開レベル以上のレベルが付された他のユーザの携帯電話機に対してのみ、上記アップロードされた情報を送信する。
図11(a)〜(c)に、前述のユーザA〜Cが取り込み可能な情報の模式図を示す。まず、図11(a)において、前述の例では、ユーザAは、ユーザBにより「レベル1」が設定されいるため、ユーザBがアップロードしたレベル2の公開レベルのB情報を取り込むことができるのであるが、ユーザCにより「レベル2」が設定されているため、ユーザCがアップロードしたレベル1の公開レベルのC情報は取り込むことができない。
同様に、図11(b)において、ユーザBは、ユーザA及びユーザCにより共に「レベル1」が設定されいるため、ユーザAがアップロードしたレベル1の公開レベルのA情報及びユーザCがアップロードしたレベル1の公開レベルのC情報を共に取り込むことができる。
同様に、図11(c)において、ユーザCは、ユーザAにより「レベル2」が設定されいるため、ユーザAがアップロードしたレベル1の公開レベルのA情報を取り込むことができない。また、ユーザBにも「レベル3」が設定されているため、ユーザBがアップロードしたレベル2の公開レベルのB情報も取り込むことができない。
このように、各ユーザが同じグループの他のユーザに対して、それぞれ所望のレベルを付し、自分の公開する情報に公開レベルを付してコミュニケーションサーバ装置3にアップロードすることにより、公開する情報に応じてユーザを選択するかたちで、情報の公開を行うことができる。
具体的には、例えば家族のグループの場合、配偶者等の関係や、年齢等に応じてレベルを設定することもでき、また、友人のグループの場合、レベルを親密度として利用して自分が公開する情報に対するアクセスを制限することができる。
また、各ユーザに付したレベルは、対応するアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションサーバ装置3にアクセスすることで、いつでも変更可能であるため、親密度の変化に応じて、レベルの変更も簡単に行うことができる。
〔取得する情報量の設定〕
次に、このコミュニケーションシステムの場合、各ユーザは、取得する情報の情報量を設定可能となっている。この場合、ユーザは自分の携帯電話機を操作して、取得する情報の情報量の設定を指定する。この指定がなされると、携帯電話機の制御部は、図12(a)〜(c)に示すような取得情報量の設定画面を表示部に表示制御する。
ユーザは、この取得情報量の設定画面に表示されているバー50を移動操作することで、情報の取り込みを行う際の取得情報量を所望の情報量に設定する。
具体的には、バー50を左端から右端にかけて徐々に移動操作することで、取得情報量が徐々に多く設定されるようになっている。図12(a)は、バー50が左端に移動操作された例を示しており、この場合、取得情報量は最小限の情報量に設定される。また、図12(b)は、バー50が左端及び右端の略中間位置に移動操作された例を示しており、この場合、取得情報量は中程度の情報量に設定される。また、図12(c)は、バー50が右端に移動操作された例を示しており、この場合、取得情報量は最大限の情報量に設定される。
携帯電話機の制御部は、このように取得情報量が設定されると、この設定された取得情報量を示す情報を、ユーザが属しているグループの各グループID及びユーザIDと共に、コミュニケーションサーバ装置3に送信する。コミュニケーションサーバ装置3は、各グループID及びユーザIDに関連付けて、ユーザにより設定された取得情報量を示す情報をユーザDB6に登録する。そして、このユーザに対して情報を送信する場合、ユーザDB6に登録されている、そのユーザの取得情報量を示す情報に基づいて、上記送信する情報を加工することで、送信する情報の情報量をユーザにより設定された情報量とし、これをユーザの携帯電話機に送信する。
図13(a)〜(c)に、ユーザにより設定された取得情報量と、この設定された情報量に基づいて、コミュニケーションサーバ装置3からユーザの携帯電話機に送信された情報との関係を示す。この図13に示す例は、例えば友人のグループの掲示板に、「新型携帯電話発売!」との表題で、ユーザAが「きょう、新型の携帯がいよいよ発売されるみたい。」との書き込みを行うと共に、この新型の携帯電話機の画像を貼り付け、これに対してユーザBが「これ、絶対欲しいよね。」との書き込みを行った例を示している。
ユーザCが、ユーザA及びユーザBにより掲示板に書き込まれた情報をコミュニケーションサーバ装置3から取り込むとした場合において、ユーザCにより最小限の取得情報量が設定されていた場合、コミュニケーションサーバ装置3は、上記ユーザA及びユーザBにより掲示板に書き込まれた情報のうち、「新型携帯電話発売!」との表題の文字情報のみ、該ユーザCの携帯電話機に送信する。これにより、図13(a)に示すようにユーザCの携帯電話機には、最小限の情報である、上記「新型携帯電話発売!」との表題の文字のみが表示されることとなる。
これに対して、ユーザCにより中程度の取得情報量が設定されていた場合、コミュニケーションサーバ装置3は、上記ユーザA及びユーザBにより掲示板に書き込まれた情報のうち、「新型携帯電話発売!」との表題の文字情報と、ユーザAにより書き込まれた「きょう、新型の携帯がいよいよ発売されるみたい。」との文字情報と、ユーザBにより書き込まれた「これ、絶対欲しいよね。」との文字情報と共に、携帯電話機の画像が存在する旨の情報(画像:携帯.jpeg)をユーザCの携帯電話機に送信する。これにより、図13(b)に示すようにユーザCの携帯電話機には、中程度の情報である、上記「新型携帯電話発売!」との表題の文字と、ユーザAにより書き込まれた「きょう、新型の携帯がいよいよ発売されるみたい。」との文字と、ユーザBにより書き込まれた「これ、絶対欲しいよね。」との文字情報と共に、携帯電話機の画像が存在する旨の情報(画像:携帯.jpeg)が表示されることとなる。
これに対して、ユーザCにより最大限の取得情報量が設定されていた場合、コミュニケーションサーバ装置3は、上記ユーザA及びユーザBにより掲示板に書き込まれ、また、貼り付けられた全ての情報をユーザCの携帯電話機に送信する。これにより、図13(c)に示すようにユーザCの携帯電話機には、最大限の情報である、上記「新型携帯電話発売!」との表題の文字と、ユーザAにより書き込まれた「きょう、新型の携帯がいよいよ発売されるみたい。」との文字と、ユーザBにより書き込まれた「これ、絶対欲しいよね。」との文字情報と共に、携帯電話機の画像が表示されることとなる。
このように当該コミュニケーションシステムでは、各ユーザが取得情報量を予め設定することにより、該設定された取得情報量に対応する情報量で、コミュニケーションサーバ装置3から送信される情報を取得することができる。換言すれば、情報の取得を行うユーザ側で、その取得する情報の情報量を指定することができる。
このため、情報を公開するユーザが、情報を取得するユーザの通信環境等を考慮して、公開する情報の情報量を削減する等の面倒な作業を不要とすることができ、情報を公開するユーザが、公開する情報をそのままの情報量で公開可能とすることができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態のコミュニケーションシステムは、例えば友人や家族等の対人関係に対応するアプリケーションプログラムが設けられており、対人関係に対応するアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを行うグループを形成してコミュニケーションサーバ装置3に登録する。
そして、コミュニケーションを図るアプリケーションプログラムを選択すると、自動的にコミュニケーションを図るグループが選択され、この自動的に選択されたグループを構成するユーザ間で、上記選択したアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションを図る。
これにより、アプリケーションを図る相手となるユーザに応じて、最適なアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図ることができる。また、アプリケーションを図る相手となるユーザに応じて、最適なアプリケーションプログラムを用いてコミュニケーションを図ることができるため、アプリケーションを図る相手となるユーザや共有する情報に応じた最適なアプリケーション機能を用いてコミュニケーションを図ることができる。
また、各ユーザの携帯電話機及びコミュニケーションサーバ装置3に、各アプリケーションプログラム毎に暗号鍵を設定しておき、携帯電話機とコミュニケーションサーバ装置3との間で送受信する情報を、この暗号鍵を用いて暗号化して送受信することで、パスワードの入力等の面倒な作業を不要とし、セキュアなかたちでコミュニケーションを図ることを可能とすることができる。
また、コミュニケーションサーバ装置3側で定義されている各アプリケーションプログラムの各アプリケーション機能のレベルを参照して、グループオーナーとなるユーザが、そのグループの他のユーザのレベルを設定すると、コミュニケーションサーバ装置3は、そのユーザが使用可能なアプリケーション機能を、そのユーザに設定されたレベル以下のアプリケーション機能となるように制限する。これにより、ユーザのレベルを設定するだけで、そのグループ内においてそのユーザが使用するアプリケーション機能を簡単に制限することができる。
また、ユーザが、他のユーザに対してレベルを設定したうえで、情報に公開レベルを設定して公開することにより、コミュニケーションサーバ装置3は、その公開された情報の公開レベル以上のレベルのユーザに対してのみ、当該情報の公開を行う。これにより、公開する情報に応じてユーザを選択するかたちで、情報の公開を行うことができる。
また、ユーザが取得情報量を予め設定することで、コミュニケーションサーバ装置3は、そのユーザに情報を送信する際に、上記設定された取得情報量に対応する情報量に加工して、該ユーザの携帯電話機に送信する。これにより、情報を公開するユーザが、情報を取得するユーザの通信環境等を考慮して、公開する情報の情報量を削減する等の面倒な作業を不要とすることができ、情報を公開するユーザが、公開する情報をそのままの情報量で公開可能とすることができる。
なお、上述の実施の形態の説明では、コミュニケーションシステムを構成する一手段として携帯電話機を用いることとしたが、これは、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の携帯端末装置を用いてもよい。
最後に、上述の実施の形態は、あくまでも本発明の一例として開示したに過ぎない。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態のコミュニケーションシステムのブロック図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、対人関係に対応するアプリケーションプログラムに基づいてグループが形成される様子を示す模式図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、コミュニケーションサーバ装置のユーザデータベースに形成される、各ユーザの対人関係に基づくグループを示す模式図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムの携帯電話機側において、コミュニケーションに基づく情報が表示されるまでの流れを示すフローチャートである。 実施の形態のコミュニケーションシステムのコミュニケーションサーバ装置側において、コミュニケーションに基づく情報を送信するまでの流れを示すフローチャートである。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、家族用アプリケーションプログラムの掲示板のアプリケーション機能に基づいて、当該家族のグループのユーザ同士がコミュニケーションを図る様子を示す図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、家族用アプリケーションプログラムの家計簿のアプリケーション機能に基づいて、当該家族のグループのユーザ同士が家計簿の集計者を決定する様子を示す図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、家族用アプリケーションプログラムの家計簿のアプリケーション機能に基づいて、当該家族のグループのユーザが家計簿の集計を図る様子を示す図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、各ユーザ毎の、使用可能なアプリケーション機能の制限動作を説明するための図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、各ユーザ毎に公開される情報が制限される動作を説明するための図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、公開される情報の制限により、各ユーザが取得可能となる情報を説明するための図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、ユーザの携帯電話機側に表示されるれる取得情報量の設定画面を示す図である。 実施の形態のコミュニケーションシステムにおいて、予め設定された取得情報量に応じた情報量の情報が取得される様子を示す図である。
符号の説明
1 コミュニケーション網、2 基地局、3 コミュニケーションサーバ装置、4 携帯電話機、5 アプリケーションデータベース、6 ユーザデータベース

Claims (10)

  1. 少なくとも対人関係に基づいてグループ化された各ユーザのユーザ情報が、当該対人関係に対応したコミュニケーションを可能とするアプリケーションプログラムに関連付けされて登録されたデータベースを有するコミュニケーションサーバ装置と、
    上記データベースに登録された各対人関係のグループに対応するアプリケーションプログラムが記憶された、上記各対人関係のグループを構成する各ユーザの携帯端末装置とを備え、
    上記携帯端末装置において所望のアプリケーションプログラムが選択され、この選択されたアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションサーバ装置にアクセスされた際、上記コミュニケーションサーバ装置は、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに基づいて処理した情報を、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに対応する対人関係のグループの各ユーザの携帯端末装置に対して送信すること
    を特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 請求項1に記載のコミュニケーションシステムであって、
    上記コミュニケーションサーバ装置及び上記携帯端末装置は暗号鍵を有し、それぞれ送信する情報をこの暗号鍵を用いて暗号化して送信し、受信した情報をこの暗号鍵を用いて復号化すること
    を特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコミュニケーションシステムであって、
    上記コミュニケーションサーバ装置のデータベースには、各アプリケーションプログラムのアプリケーション機能毎に設定されたアプリケーション機能レベルと、各ユーザ毎に設定されたユーザレベルとが記憶されており、
    上記コミュニケーションサーバ装置は、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに基づいてアクセスされた際に、上記データベースから、当該携帯端末装置のユーザに対して設定されているユーザレベルと、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムが有するアプリケーション機能のアプリケーション機能レベルとを比較し、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムが有するアプリケーション機能のうち、上記ユーザレベルよりも下位のアプリケーション機能レベルに設定されているアプリケーション機能のみ使用可能とするように、アプリケーション機能の制限を行うこと
    を特徴とするコミュニケーションシステム。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載のコミュニケーションシステムであって、
    上記コミュニケーションサーバ装置のデータベースには、上記各グループの一のユーザが他のユーザに対して設定したユーザレベルが記憶されており、
    上記一のユーザは、上記携帯端末装置を介して上記コミュニケーションサーバ装置にアクセスして情報の公開を行う際に、この情報の公開レベルを設定して該コミュニケーションサーバ装置に送信し、
    上記コミュニケーションサーバ装置は、この一のユーザから送信された情報の公開レベルと、上記データベースに記憶されている上記他のユーザに対して設定されたユーザレベルとを比較し、上記公開レベルよりも上位のユーザレベルに設定されているユーザの携帯端末装置に対してのみ、上記一のユーザにより公開された情報を送信すること
    を特徴とするコミュニケーションシステム。
  5. 請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載のコミュニケーションシステムであって、
    上記コミュニケーションサーバ装置のデータベースには、上記各ユーザにより設定された取得情報量を示す情報が記憶されており、
    上記コミュニケーションサーバ装置は、各ユーザに対して情報の送信を行う際に、上記データベースに記憶されている当該各ユーザにより設定された取得情報量を示す情報を検出し、上記各ユーザに対して送信する情報の情報量を、上記検出した各ユーザの取得情報量に対応する情報量として、該各ユーザの携帯端末装置に送信すること
    を特徴とするコミュニケーションシステム。
  6. 少なくとも対人関係に基づいてグループ化された各ユーザのユーザ情報を、当該対人関係に対応したコミュニケーションを可能とするアプリケーションプログラムに関連付けして、コミュニケーションサーバ装置のデータベースに登録しておき、
    上記データベースに登録された各対人関係のグループに対応するアプリケーションプログラムが記憶された、上記各対人関係のグループを構成する各ユーザの携帯端末装置において所望のアプリケーションプログラムが選択され、この選択されたアプリケーションプログラムに基づいてコミュニケーションサーバ装置にアクセスされた際、上記コミュニケーションサーバ装置が、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに基づいて処理した情報を、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに対応する対人関係のグループの各ユーザの携帯端末装置に対して送信すること
    を特徴とするコミュニケーション方法。
  7. 請求項6に記載のコミュニケーション方法であって、
    上記コミュニケーションサーバ装置及び上記携帯端末装置に暗号鍵を記憶しておき、それぞれ送信する情報をこの暗号鍵を用いて暗号化して送信し、受信した情報をこの暗号鍵を用いて復号化すること
    を特徴とするコミュニケーション方法。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のコミュニケーション方法であって、
    上記コミュニケーションサーバ装置のデータベースに、各アプリケーションプログラムのアプリケーション機能毎に設定されたアプリケーション機能レベルと、各ユーザ毎に設定されたユーザレベルとを記憶しておき、
    上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムに基づいてアクセスされた際に、上記コミュニケーションサーバ装置が、上記データベースから当該携帯端末装置のユーザに対して設定されているユーザレベルと、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムが有するアプリケーション機能のアプリケーション機能レベルとを比較し、上記携帯端末装置において選択されたアプリケーションプログラムが有するアプリケーション機能のうち、上記ユーザレベルよりも下位のアプリケーション機能レベルに設定されているアプリケーション機能のみ使用可能とするように、アプリケーション機能の制限を行うこと
    を特徴とするコミュニケーション方法。
  9. 請求項6から請求項8のうち、いずれか一項に記載のコミュニケーション方法であって、
    上記コミュニケーションサーバ装置のデータベースに、上記各グループの一のユーザが他のユーザに対して設定したユーザレベルを記憶しておき、
    上記一のユーザは、上記携帯端末装置を介して上記コミュニケーションサーバ装置にアクセスして情報の公開を行う際に、この情報の公開レベルを設定して該コミュニケーションサーバ装置に送信し、
    上記コミュニケーションサーバ装置が、この一のユーザから送信された情報の公開レベルと、上記データベースに記憶されている上記他のユーザに対して設定されたユーザレベルとを比較し、上記公開レベルよりも上位のユーザレベルに設定されているユーザの携帯端末装置に対してのみ、上記一のユーザにより公開された情報を送信すること
    を特徴とするコミュニケーション方法。
  10. 請求項6から請求項9のうち、いずれか一項に記載のコミュニケーション方法であって、
    上記コミュニケーションサーバ装置のデータベースに、上記各ユーザにより設定された取得情報量を示す情報を記憶しておき、
    上記コミュニケーションサーバ装置が、各ユーザに対して情報の送信を行う際に、上記データベースに記憶されている当該各ユーザにより設定された取得情報量を示す情報を検出し、上記各ユーザに対して送信する情報の情報量を、上記検出した各ユーザの取得情報量に対応する情報量として、該各ユーザの携帯端末装置に送信すること
    を特徴とするコミュニケーション方法。
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