JP2009132634A - 抗肥満剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、日常的に連用可能であり、効果的、且つ安全性の高い抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする。製剤形態は種々のものが選択できるが、特に内服剤が好ましい。投与量は、使用目的、年齢、体重等によって異なるが、好ましくは0.02〜20mg/kg、特に好ましくは0.1〜10mg/kgである。本発明は、肥満に対して多面的に作用して優れた改善効果を発揮するため、肥満、及び肥満に関連する生活習慣病の予防・改善を目的とする医薬品、医薬部外品、食品、及び化粧品等に有用である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤に関する。
近年、我が国では、食生活が豊かになったことによるカロリー過剰摂取と運動不足を要因とする肥満が急激に増加している。肥満は高脂血症、糖尿病、及び高血圧をもたらすことが知られており、特に肥満を背景とした高脂血症、高血圧、耐糖能異常について複数の危険因子が一個体に集積した状態は、個々の症状は軽度であっても虚血性心疾患のリスクが極めて高くなることから、メタボリックシンドロームとして社会問題となっている。
肥満とは、脂肪細胞に中性脂肪が過剰に蓄積された状態である。肥満の主要因は前述のようにカロリー過剰摂取と運動不足であるが、それ以外にも体質的因子、代謝性因子、食餌性因子、精神的因子、中枢性因子等の多くの要因が関わっており、多方面から肥満を予防・改善する種々の方法が提案されている。
抗肥満剤としては代表的なものに、糖質や脂質の消化や吸収を妨げることにより、肥満を予防・改善するものがある。
例えば、ウコギ、又はその抽出物を含有することを特徴とするα―アミラーゼ阻害剤(特許文献1)、ハクトウオウ、ミツモウカ等からなる群から選ばれた1種、又は2種以上を配合することを特徴とする脂肪吸収抑制剤(特許文献2)である。
脂肪細胞中の中性脂肪を積極的に分解して肥満を予防・改善するものとして、脂肪分解促進剤が提案されている。例えば、ハマビシ科ラフレ属植物の抽出物を有効成分とする脂肪分解剤(特許文献3)、ミカン科植物の果皮もしくは葉、又はそれらの抽出物からなる脂肪分解促進剤(特許文献4)である。
脂肪細胞自体の数を減らすことにより肥満を予防するものとして、脂肪細胞の分化抑制剤が提案されている。
従来、脂肪細胞の分化は、思春期以後、生理的には起きないと考えられていたが、近年、成人期以降でも脂肪細胞数が増加することが明らかになるにつれ、その分化を抑制することが、肥満を予防する有力な手段の1つとして注目されている。
例えば、イネ科植物の種子、及び/又は地上部の茎葉から抽出される成分を有効成分とする脂肪細胞分化抑制剤(特許文献5)、キク科カミツレ等の植物に含まれる新規配糖体を有効成分とする前駆脂肪細胞の分化抑制剤(特許文献6)である。
一般に、血中の中性脂肪の値が150mg/dL以上となった状態を高脂血症と呼ぶ。高脂血症が進行すると、中性脂肪が血管壁に沈着して動脈硬化を引き起こし、さらには虚血性心疾患や脳血管障害等の重篤な疾患につながることが知られている。又、体内に急速に吸収された中性脂肪は血管に放出され、そのほとんどがエネルギーに変換されることなく脂肪細胞に蓄積することから、血中中性脂肪量は肥満と密接な関連性を有する。
血中中性脂肪上昇抑制剤としては、例えば、シソ乾燥物のエタノール水溶液の抽出物を有効成分とする血中中性脂肪上昇抑制剤(特許文献7)、雲南紅茶の抽出物を有効成分とする食後の血中中性脂肪上昇抑制剤(特許文献8)が開示されている。
アディポネクチンは、脂肪組織の脂肪細胞から特異的に産生、及び分泌されるサイトカインであり、エネルギーバランス、糖もしくは脂質の代謝に密接に関与している(非特許文献1)。アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるにも拘らず、肥満によりその血中濃度が低下し、循環器系疾患のリスクが増大することが知られている(非特許文献2)。又、アディポネクチンは、骨格筋や肝臓のAMPキナーゼを活性化することによって脂肪燃焼を促進することが報告されており(非特許文献3)、肥満と密接な関係がある。このため、血中アディポネクチン濃度を高めるべく、種々のアディポネクチン産生促進剤が提案されている。
例えば、ナツメグの実の抽出物、又は処理物を有効成分として含むことを特徴とするアディポネクチン産生促進剤(特許文献9)、冬虫夏草の熱水抽出物を有効成分とするアディポネクチン産生促進剤(特許文献10)である。
しかし、前述の脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤の効果はいずれも満足できるものではなく、特に、複数の要因が複雑に関与する肥満に対しては、多くの効果を期待できるものではなかった。
本発明に関わるデビルスクローとは、アフリカ南部原産のゴマ科に属する多年草の植物であり、学名をHarpagophytum procumbensという。デビルスクローはヨーロッパにおいてその根が関節痛や腱鞘炎の治療等に用いられている。又、気管支喘息、大腸炎潰瘍、リウマチ型疾患等の治療への使用(特許文献11)、抗リウマチ性、及び抗炎症性活性を有する医薬品組成物への使用(特許文献12)が提案されている。
しかし、デビルスクローの抗肥満作用、脂肪分解促進作用、脂肪細胞の分化抑制作用、血中中性脂肪上昇抑制作用、及びアディポネクチン産生促進作用については、全く報告されていない。
特開2004−256432号公報 特開2006−169181号公報 特開2004−35516号公報 特開2002−326947号公報 特開2005−247695号公報 特開2006−213648号公報 特開2007−246471号公報 特開2007−9965号公報 特開2007−261993号公報 特開2007−31302号公報 特表2000−511166号公報 特表2000−501113号公報 Nature Medicine、2002年、8巻、p.731−737 Circulation Journal、2004年、68巻、p.975−981 Nature Medicine、2002年、8巻、p.1288−1295
本発明は、効果的で安全性の高い抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、デビルスクローの抽出物が、優れた抗肥満効果、脂肪分解促進効果、脂肪細胞の分化抑制効果、血中中性脂肪上昇抑制効果、及びアディポネクチン産生促進効果を発揮することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に関わるデビルスクローの抽出物とは、デビルスクローから溶媒で抽出することによって得られる。その抽出方法は特に限定されず、例えば、加熱抽出、常温抽出等を適宜選択することができる。
抽出する溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン等)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテル等)が挙げられる。好ましくは、水、低級アルコール等の極性溶媒が良く、特に好ましくは、水およびエタノールが良い。これらの溶媒は1種でも2種以上を混合して用いても良い。
上記抽出物は、抽出した溶液のまま用いても良く、必要に応じて、濃縮、希釈、濾過、活性炭等による脱色、脱臭、エタノール沈殿等の処理をして用いても良い。さらには、抽出した溶液を濃縮乾固、噴霧乾燥、凍結乾燥等の処理を行い、乾燥物として用いても良い。
本発明に関わる抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤には、上記抽出物をそのまま使用しても良く、抽出物の効果を損なわない範囲内において、希釈剤を用いることもできる。希釈剤としては、固体、液体、半固体でも良く、例えば、次のものが挙げられる。すなわち、賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、香料、保存料、溶解補助剤、溶剤等である。具体的には、乳糖、ショ糖、ソルビット、マンニット、澱粉、沈降性炭酸カルシウム、重質酸化マグネシウム、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、セルロース、又はその誘導体、アミロペクチン、ポリビニルアルコール、ゼラチン、界面活性剤、水、生理食塩水、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、カカオ脂、オリーブ油、ワセリン、パラフィン、高級アルコール等である。
本発明に関わる抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤は、医薬品、医薬部外品、食品、又は化粧品のいずれにも用いることができる。製剤形態は種々のものを選択できるが、特に内服剤が好ましい。例えば、散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤等である。非経口用としては、ローション、クリーム、乳液、浴用剤、注射薬、座薬等の剤形が挙げられる。
本発明に関わる抽出物の配合量は、製剤形態、使用目的等によって異なるが、通常、乾燥固形分として0.001重量%以上、好ましくは0.01〜50.0重量%である。製剤への添加法は予め加えておいても、製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。又、本発明に係る抽出物の一日の投与量は、使用目的、年齢、体重等によって異なるが、好ましくは0.02〜20mg/kg、特に好ましくは0.1〜10mg/kgである。
本発明に関わる抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞の分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤は、各剤の目的に対して優れた効果を発揮するばかりでなく、肥満について多面的に作用して優れた改善効果を発揮するため、肥満、及び肥満に関連した生活習慣病の予防・改善に有効である。
本発明を詳細に説明するため実施例を挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例に示す配合量の部とは重量部を示し、%は重量%を示す。
デビルスクローの熱水抽出物
デビルスクローの塊茎の乾燥物100gに精製水2Lを加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して熱水抽出物を20g得た。
デビルスクローの50%エタノール抽出物
デビルスクローの塊茎の乾燥物100gに精製水1L、及びエタノール1Lを加え、常温で3日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して50%エタノール抽出物を15g得た。
デビルスクローのエタノール抽出物
デビルスクローの塊茎の乾燥物100gにエタノール2Lを加え、常温で3日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥してエタノール抽出物を12g得た。
デビルスクローの50%1,3−ブチレングリコール抽出物
デビルスクローの塊茎の乾燥物100gに精製水500g、及び1,3−ブチレングリコール(1,3−BG)500gを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、50%1,3−BG抽出物を900g得た。
ローション
処方 配合量
1.デビルスクローの50%1,3−ブチレングリコール抽出物(実施例4)0.1部
2.1,3−ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 2.0
4.キサンタンガム 0.02
5.クエン酸 0.01
6.クエン酸ナトリウム 0.1
7.エタノール 5.0
8.パントテン酸エチルアルコール 0.1
9.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
10.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
11.香料 0.1
12.精製水 84.37
[製造方法]成分1〜6、及び12と、成分7〜11をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合し、濾過して製品とする。
比較例1 従来のローション
実施例5において、デビルスクローの50%1,3−ブチレングリコール抽出物を精製水に置き換えたものを従来のローションとした。
クリーム
処方 配合量
1.デビルスクローのエタノール抽出物(実施例3) 0.05部
2.スクワラン 5.5
3.オリーブ油 3.0
4.ステアリン酸 2.0
5.ミツロウ 2.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ベヘニルアルコール 1.5
9.モノステアリン酸グリセリン 2.5
10.香料 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
12.パラオキシ安息香酸エチル 0.05
13.1,3−ブチレングリコール 8.5
14.精製水 68.1
[製造方法]成分1〜9を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分11〜14を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
比較例2 従来のクリーム
実施例6において、デビルスクローのエタノール抽出物をスクワランに置き換えたものを従来のクリームとした。
乳液
処方 配合量
1.デビルスクローの熱水抽出物(実施例1) 0.01部
2.スクワラン 5.0
3.オリーブ油 5.0
4.ホホバ油 5.0
5.セタノール 1.5
6.モノステアリン酸グリセリン 2.0
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 3.0
8.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(20E.O.) 2.0
9.香料 0.1
10.プロピレングリコール 1.0
11.グリセリン 2.0
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
13.精製水 73.19
[製造方法]成分2〜8を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1、及び10〜13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分9を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
浴用剤
処方 配合量
1.デビルスクローのエタノール抽出物(実施例3) 5.0部
2.炭酸水素ナトリウム 50.0
3.メントール 0.1
4.黄色202号(1) 0.01
5.香料 0.1
6.硫酸ナトリウム 44.79
[製造方法]成分1〜6を均一に混合し、製品とする。
散剤
処方 配合量
1.デビルスクローの50%エタノール抽出物(実施例2) 20部
2.乾燥コーンスターチ 30
3.微結晶セルロース 50
[製法]成分1〜3を混合し、散剤とする。
錠剤
処方 配合量
1.デビルスクローの熱水抽出物(実施例1) 1部
2.乾燥コーンスターチ 29
3.カルボキシメチルセルロースカルシウム 20
4.微結晶セルロース 40
5.ポリビニルピロリドン 7
6.タルク 3
[製法]成分1〜5を混合し、次いで10%の水を結合剤として加えて、押出し造粒後乾燥する。成形した顆粒に成分6を加えて混合し、打錠する。1錠0.52gとする。
比較例3 従来の錠剤
実施例10において、デビルスクローの熱水抽出物を乾燥コーンスターチに置き換えたものを従来の錠剤とする。
錠菓
処方 配合量
1.デビルスクローのエタノール抽出物(実施例3) 1.5部
2.乾燥コーンスターチ 50.0
3.エリスリトール 40.0
4.クエン酸 5.0
5.ショ糖脂肪酸エステル 3.4
6.香料 0.1
[製法]成分1〜4を混合し、10%の水を結合剤として加え、流動層造粒する。成形した顆粒に成分5、及び6を加えて混合し、打錠する。1粒1.0gとする。
飲料
処方 配合量
1.デビルスクローの50%エタノール抽出物(実施例2) 1.0部
2.ステビア 0.05
3.リンゴ酸 5.0
4.香料 0.1
5.精製水 93.85
[製法]成分1〜4を成分5の一部の精製水に撹拌溶解する。次いで、成分5の残りの精製水を加えて混合し、90℃に加熱して50mLのガラス瓶に充填する。
比較例4 従来の飲料
実施例12において、デビルスクローの50%エタノール抽出物を精製水に置き換えたものを従来の飲料とする。
脂肪細胞の分化抑制作用の確認
35mmディッシュに、マウス前駆脂肪細胞(3T3−L1)を培養用培地(10%牛胎児血清を含むDMEM培地(ダルベッコ変法イーグル培地))2mL中で、コンフルエントに達するまで5%CO存在下、37℃で培養した。細胞がコンフルエントに達した後、培地を吸引除去し、細胞をリン酸緩衝生理食塩水(以下PBSとする)によって洗浄した後に、分化誘導培地1(10%牛胎児血清、1μM デキサメタゾン、10μg/mL インスリン、0.5mM 3−イソブチル−1−メチルキサンチン、及び100μM アスコルビン酸を含むDMEM培地)2mLを添加した。次いで実施例1、実施例2、及び実施例3のデビルスクローの抽出物をDMSOに溶解した試料溶液(2〜4μL)を添加し、5%CO存在下、37℃で3日間培養した。尚、対照として分化誘導培地にDMSOのみを添加した。次に培地を吸引除去し、細胞をPBSで洗浄した後、培地を分化誘導培地2(10% 牛胎児血清、10μg/mL インスリン、及び100μM アスコルビン酸を含むDMEM培地)2mLに置換し、同濃度の前記試料溶液を再度加え3日間培養した。その後、培地を吸引除去し、細胞をPBSで洗浄し、10%牛胎児血清を含むDMEM培地2mL、及び同濃度の前記試料溶液を加えさらに3日間培養した。
分化誘導開始から9日後、培地を吸引除去し、PBSで洗浄後、グルタルアルデヒドを添加することにより細胞を固定し、細胞内に蓄積された脂肪粒をズダンII染色した。染色された脂肪粒を、4%トライトンX−100を含むイソプロパノールで溶出し、490nmにおける吸光度を測定することにより、脂肪細胞の分化抑制作用を評価した。
脂肪細胞は、分化に伴って細胞内に脂肪を蓄積するため、分化抑制作用は脂肪蓄積抑制率によって表わした。すなわち、脂肪蓄積抑制率が高いほど分化抑制作用が高いことを示す。尚、脂肪蓄積抑制率は以下の式により算出した。
脂肪蓄積抑制率(%)=(1−(デビルスクローの抽出物を添加した場合の490nmにおける吸光度)/(デビルスクローの抽出物未添加の場合の490nmにおける吸光度))×100
Figure 2009132634
以上の実験方法を用いて脂肪細胞の分化抑制効果を検討した結果、表1に示したように、本発明に関わるデビルスクローの抽出物は、それぞれ濃度依存的に脂肪蓄積を抑制した。以上の結果から、デビルスクローの抽出物は、脂肪細胞への分化を抑制することが判明した。
脂肪分解促進作用の確認
マウス前駆脂肪細胞(3T3−L1)を実施例13に記載するように分化誘導した後、充分に中性脂肪を蓄積させた時点において、実施例1、実施例2、及び実施例3のデビルスクローの抽出物を添加し、7日間培養した。デビルスクローの脂肪分解促進作用は、脂肪が分解されることによって培養液中に遊離するグリセロール量を指標に評価した。培養液中のグリセロール量はFキットグリセロール(J.K.インターナショナル製)を用いて定量し、細胞タンパク質あたりの量で表した。
結果を表2に示す。その結果、対照に比べ、デビルスクローの抽出物添加により、濃度依存的に遊離グリセロール量が顕著に多くなっており、この結果からデビルスクローの抽出物に脂肪分解促進作用のあることが確認された。
Figure 2009132634
アディポネクチン産生促進作用の確認
35mmディッシュに、マウス前駆脂肪細胞(3T3−L1)を10%牛胎児血清を含むDMEM培地(ダルベッコ変法イーグル培地)にて、コンフルエントに達するまで5%CO存在下、37℃で培養した。細胞がコンフルエントに達した後に、分化誘導培地1(10%牛胎児血清、1μM デキサメタゾン、10μg/mL インスリン、0.5mM 3−イソブチル−1−メチルキサンチン、及び100μM アスコルビン酸を含むDMEM培地)に置換し、同様に3日間培養した。その後、培地を分化誘導培地2(10%牛胎児血清、10μg/mL インスリン、及び100μM アスコルビン酸を含むDMEM培地)に置換し、同様に3日間培養した。さらに10%牛胎児血清を含むDMEM培地に置換し、3日間培養した。
実施例1、実施例2、及び実施例3のデビルスクローの抽出物をDMSOに溶解した試料を添加して48時間培養後、培養上清をアディポネクチン分泌量の測定に用いた。培養上清中のアディポネクチンの定量は、大塚製薬株式会社製のマウス/ラットアディポネクチンELISAキットを使用した。アディポネクチンの分泌量を表3に示す。
Figure 2009132634
表3に示したように、本発明に用いたデビルスクローの熱水抽出物、50%エタノール抽出物、及びエタノール抽出物は、それぞれ濃度依存的にアディポネクチン分泌量を増加させた。以上の結果から、デビルスクローの抽出物は、脂肪細胞からのアディポネクチンの産生を促進することが判明した。
抗肥満作用、及び血中中性脂肪上昇抑制作用等の確認
実施例1で得たデビルスクローの熱水抽出物を使用して、抗肥満作用、及び血中中性脂肪上昇抑制作用等を確認した。実験には4週齢SD系雄性ラットを1群6匹として使用した。普通食群は、市販の飼料(オリエンタル酵母工業製:マウス・ラット飼育用−MF)を用い飼育した。肥満を誘導するための高脂肪食は、牛脂23%を含有する高脂肪飼料(オリエンタル酵母工業製)を用いた。デビルスクローの熱水抽出物を0.5%添加した高脂肪飼料を調製し、自由に摂取させ飼育した(デビルスクロー投与群)。又、比較としてデビルスクローの熱水抽出物の代わりにカゼインを0.5%添加した高脂肪飼料を調製し、自由に摂取させ飼育した(対照群)。デビルスクローの熱水抽出物添加飼料による飼育開始から12日、16日、23日、30日、37日、43日、及び51日目の午前にラットの体重を測定した。又、試験終了時に解剖を行い、組織検査と血液検査を行った。内臓脂肪蓄積量の評価としては、副睾丸脂肪組織重量を測定した。血中脂質の測定にあたっては、飼育47日目の夕方より18時間絶食し、48日目に空腹時の血液を尾静脈より採取した。次いで、遠心分離により血漿を分離し、中性脂肪については、トリグリセライドEテストワコー(和光純薬工業製)を、遊離脂肪酸については、NEFA−Cテストワコー(和光純薬工業製)を用いて測定を行った。
表4に、飼育開始から12日、16日、23日、30日、37日、43日、及び51日目の体重の平均値を示す。本発明のデビルスクロー熱水抽出物を添加した飼料にて飼育した群は、対照群と比較して体重増加量が少なく、デビルスクローの抽出物には、充分な体重増加抑制効果が見られた。飼料の摂取量には、有意な差異を認めなかったことから、この体重増加量の差は飼料の摂取量によるものではないと言える。デビルスクローの抽出物添加の群における体重増加の過程において、飼育初期の段階の体重の減少は観察されず、又、実験終了時の解剖の所見において、組織学的にも血液学的にも異常を認めなかったことから、デビルスクローの抽出物は、一般的健康状態には影響を与えることなく、体重増加の抑制に効果的であることが示された。
Figure 2009132634
血中中性脂肪量の結果を表5に、血中遊離脂肪酸量の結果を表6に示す。高脂肪食により血中の中性脂肪量および遊離脂肪酸量は共に増加するが、デビルスクローの抽出物の投与により血中の中性脂肪量、及び遊離脂肪酸量の増加が抑制されることが判明した。
Figure 2009132634
Figure 2009132634
副睾丸脂肪組織重量を表7に示す。高脂肪食により副睾丸の脂肪蓄積量は増加し、その増加は、デビルスクローの抽出物を投与することにより抑制されることが判明した。
Figure 2009132634
外用剤における痩身効果の確認
実施例5のローション、実施例6のクリーム、比較例1の従来のローション、及び比較例2の従来のクリームを顔面に用いて、女性30例(21〜46才)を対象に1ヶ月間の使用試験を行った。使用後、肌の引き締め感、肌の張り、肌の弾力感に関する痩身効果をアンケートにより判定した。
これらの試験結果を表10に示した。その結果、デビルスクローの抽出物を含む実施例5のローション、及び実施例6のクリームは、従来のローション、及び従来のクリームに比べて優れた痩身効果を示した。尚、試験期間中、皮膚トラブルは一例もなく、安全性においても問題なかった。又、処方成分の劣化についても問題なかった。
Figure 2009132634
内服剤における抗肥満効果の確認
実施例10の錠剤、実施例12の飲料、比較例3の従来の錠剤、及び比較例4の従来の飲料を用いて、軽度肥満の男性20例(35〜55才)を対象に1ヶ月間の摂取試験を行った。錠剤は毎食後に2粒(1日6粒)、飲料は1日1本を任意の時間に摂取させた。使用前後に、体重、体脂肪、及び胴囲を測定し、抗肥満効果を判定した。各項目は2%以上の減少が認められた場合を「減少」と判定した。
これらの試験結果を表11に示した。その結果、デビルスクローの抽出物を含む実施例10の錠剤、及び実施例12の飲料は、従来の錠剤、及び従来の飲料に比べて優れた抗肥満効果を示した。尚、試験期間中、体調を崩した被験者は1例もなく、安全性においても問題なかった。又、処方成分の劣化についても問題なかった。
Figure 2009132634
本発明に係るデビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする抗肥満剤、脂肪分解促進剤、脂肪細胞分化抑制剤、血中中性脂肪上昇抑制剤、及びアディポネクチン産生促進剤は、各剤の目的に対して優れた改善効果を発揮する。よって、肥満や生活習慣病等の予防・改善を目的とする医薬品、医薬部外品、食品、及び化粧品等に有用である。

Claims (6)

  1. デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする抗肥満剤。
  2. デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする脂肪分解促進剤。
  3. デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする脂肪細胞の分化抑制剤。
  4. デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とする血中中性脂肪上昇抑制剤。
  5. デビルスクローの抽出物を含有することを特徴とするアディポネクチン産生促進剤。
  6. 内服剤であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項記載の組成物。
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