JP2009128241A - 携帯時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 竜頭が不用意に回転されないように竜頭をロックするねじ部に砂等の異物が入ることを抑制できる携帯時計を提供する。
【解決手段】 ダイバーズウオッチ1は、ムーブメント2が内蔵された時計外装組立3、巻真パイプ15、ムーブメント操作用の竜頭21、及びカバーパイプ41を具備する。時計外装組立3が有した胴4の外周部に係止面4aを形成する。巻真パイプ15は、胴4に固定されていて、パイプ側ねじ部17を有している。竜頭21は、巻真パイプ15内に挿入された竜頭筒23、及びこの竜頭筒23と一体の竜頭ヘッド22を有している。パイプ側ねじ部17に着脱可能に螺合される竜頭側ねじ部25、及び係止面4aに接離される係合端面22aを、竜頭ヘッド22に形成する。カバーパイプ41を係合端面22aよりも竜頭筒23に寄せて配設する。これにより、カバーパイプ41で巻真パイプ15を覆って、この覆った状態を竜頭21の軸方向移動に拘わらずに維持するようにしている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、不用意に回転されないようにロックされる竜頭を備えたダイバーズウオッチ等の携帯時計に関する。
従来、竜頭が不用意に回転されないようにねじロックできる時計が知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1の時計では、巻真パイプを径小部と径大部とより形成し、小径部が胴の貫通孔に固定されている。巻真パイプの大径部は胴の外側に突出されていて、その外周にねじ部が形成されている。そして、竜頭は、内面にねじ部が形成された外筒体と、リューズ芯が摺動する中心穴が形成されているとともに外周に防水パッキンが取付けられた内筒体とで形成されていて、その内筒体を巻真パイプに胴外側から挿入することにより、巻真パイプとの間の防水を確保している。この竜頭は、外筒体のねじ部を巻真パイプのねじ部に螺合させる(噛合わせる)ことで、巻真パイプにロックされるようになっている。
特許文献2の携帯時計は、特許文献1の時計と同様であるが、巻真パイプの径大部の外周に形成されたねじ部に、竜頭に形成されたねじ部を噛合わせて、この竜頭の胴に対向する裏側の端面を胴の胴外面に接触させることによって、前記竜頭が不用意に回転されないように保持されるようになっている。
実開平7−26792号公報(段落0001、0009−0011、図1−図2) 特開昭57−46181号公報(発明の詳細な説明の欄、第1図ー第2図)
周知のように時刻合わせや日付け合わせ等は、ねじ部の噛合いを外した後に、竜頭を胴から離れる方向に手指で引出した状態で、竜頭を介して巻真を回転操作して行われる。ねじ部の螺合により竜頭がロックされる特許文献1,2の時計では、竜頭の引出しに伴い、竜頭が胴から離れる程、巻真パイプのねじ部が露出される。
ところで、ダイバーズウオッチの時刻合わせ等は海辺でなされることが多々あるので、この場合、時計を操作するダイバーの手が濡れていて、その手に砂等が付着していることがある。このような状況下での時刻合わせ等が行われると、特許文献1,2の時計では、砂等どの微小な異物が、露出しているねじ部に付着する可能性が高い。
ねじ部に砂等の異物が付着したままで竜頭のねじ部が巻真パイプのねじ部に螺合されると、砂等の異物が噛み込まれる。そのため、螺合及びその解除のための竜頭の回転が不円滑となり操作感が低下するとともに、ねじ部が損傷することがある。
本発明の目的は、竜頭が不用意に回転されないように竜頭をロックするねじ部に砂等の異物が入ることを抑制できる携帯時計を提供することにある。
本発明の携帯時計は、外周部に係止面が形成された胴を有しムーブメントが内蔵された時計外装組立と、パイプ側ねじ部を有して前記胴に固定された巻真パイプと、この巻真パイプ内に挿入された竜頭筒及びこの竜頭筒と一体の竜頭ヘッドを有し、前記パイプ側ねじ部に着脱可能に螺合される竜頭側ねじ部、及び前記係止面に接離される係合端面が前記竜頭ヘッドに形成されている前記ムーブメント操作用の竜頭と、前記係合端面よりも前記竜頭筒に寄せて配設され前記巻真パイプを覆っているとともにこの覆った状態を前記竜頭の軸方向移動に拘わらずに維持するカバーパイプと、を具備したことを特徴としている。
本発明の携帯時計は、巻真パイプの外周を覆ったカバーパイプを備えていて、このカバーパイプは、胴の係止面から竜頭が離されて竜頭の回転操作が可能となった状態でも、胴の係止面と竜頭の係合端面との間に巻真パイプが露出しないように巻真パイプを覆った状態を維持する。したがって、パイプ側ねじ部と竜頭側ねじ部の噛み合いを外す操作を含む時刻合わせ等の竜頭操作の際、パイプ側及び竜頭側のねじ部に砂等の異物が入り込むことをカバーパイプによって抑制できる。
本発明の携帯時計の好ましい形態では、前記巻真パイプが収容された凹部が前記胴に形成されているとともに、この凹部の開放端に前記係止面が連続され、前記カバーパイプが前記竜頭と別部品であって前記凹部に収容されていて、かつ、このカバーパイプが内周にばね受けを有し、このばね受けと前記凹部の奥面との間に前記カバーパイプを前記竜頭に押付けるコイルばねが設けられていることを特徴としている。
この好ましい形態では、パイプ側ねじ部に対する竜頭側ねじ部の噛み合いが外される場合、及びこれに引き続いて竜頭が引出される場合に、コイルばねの力によりカバーパイプが竜頭の引出しに追従して移動される。これにより、胴の係止面から竜頭が離されて竜頭の回転操作が可能となった状態でも、胴の係止面と竜頭の係合端面との間に巻真パイプが露出しないように、カバーパイプが巻真パイプの外周を覆った状態に維持される。したがって、パイプ側ねじ部と竜頭側ねじ部の噛み合いを外す操作を含む時刻合わせ等の竜頭操作の際、パイプ側及び竜頭側のねじ部に砂等の異物が入り込むことをカバーパイプによって抑制できる。
又、本発明の携帯時計の好ましい他の形態では、前記胴側に開放するパイプ収容部が前記竜頭ヘッドに形成され、このパイプ収容部に前記カバーパイプが収容されているとともに、このカバーパイプがばね受けを有し、このばね受けと前記パイプ収容部の奥面との間に前記カバーパイプを前記係止面に押付けるコイルばねが設けられていることを特徴としている。
この好ましい他の形態では、パイプ側ねじ部に対する竜頭側ねじ部の噛み合いが外される場合、及びこれに引き続いて竜頭が引出される場合に、コイルばねの力により胴の係止面に対するカバーパイプの接触が維持される。言い換えれば、相対的には、竜頭の引出しに方向の動きに対してカバーパイプが胴の係止面に向けて移動されたのと同じとなる。これにより、胴の係止面から竜頭が離されて竜頭の回転操作が可能となった状態でも、胴の係止面と竜頭の係合端面との間に巻真パイプが露出しないように、カバーパイプが巻真パイプの外周を覆った状態に維持される。したがって、パイプ側ねじ部と竜頭側ねじ部の噛み合いを外す操作を含む時刻合わせ等の竜頭操作の際、パイプ側及び竜頭側のねじ部に砂等の異物が入り込むことをカバーパイプによって抑制できる。
又、本発明の携帯時計の好ましい更に他の形態では、前記巻真パイプが収容された凹部が前記胴に形成されているとともに、この凹部の開放端に前記係止面が連続され、前記カバーパイプが前記竜頭ヘッドに一体に形成されて前記凹部に挿入されていることを特徴としている。
この好ましい更に他の形態では、パイプ側ねじ部に対する竜頭側ねじ部の噛み合いが外される場合、及びこれに引き続いて竜頭が引出される場合に、それに伴って竜頭と一体にカバーパイプが移動される。これにより、カバーパイプは、胴の係止面から竜頭が離されて竜頭の回転操作が可能となった状態でも、胴の係止面と竜頭の係合端面との間に巻真パイプが露出しないように巻真パイプの外周を覆った状態に維持される。したがって、パイプ側ねじ部と竜頭側ねじ部の噛み合いを外す操作を含む時刻合わせ等の竜頭操作の際、パイプ側及び竜頭側のねじ部に砂等の異物が入り込むことをカバーパイプによって抑制できる。
又、本発明の携帯時計の好ましい形態では、前記パイプ側ねじ部が雄ねじ部により形成されているとともに、このパイプ側ねじ部が前記係止面に対して前記胴の外側に突出するように位置されていることを特徴としている。
この好ましい形態では、時刻合わせ等の竜頭操作において、パイプ側ねじ部と竜頭側ねじ部の螺合を外す操作をする際に、使用者の手の爪が長い場合であっても、爪先が雄ねじ部からなるパイプ側ねじ部に引っ掛かることをカバーパイプで防止できるので、巻真パイプから竜頭を外し易い。
本発明の携帯時計によれば、竜頭が不用意に回転されないように竜頭をロックするねじ部に砂等の異物が入ることを抑制できる、という効果がある。
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1中符号1は、携帯時計例えば人体の手首に取付けて使用されるダイバーズウオッチを示している。このダイバーズウオッチ1は、ムーブメント2(図2〜図4参照)等が内蔵された時計外装組立3を備えている。
図1〜図4に示すように時計外装組立3は、環状をなす金属製の胴4の正面にカバーガラス5を液密に装着するとともに、胴4の裏面に裏蓋6を液密に装着して形成されている。カバーガラス5を通してムーブメント2の時刻表示などを透視可能であり、裏蓋6は取外し可能である。リング形状の回転ベゼル7がカバーガラス5の周りを囲んで胴4に回転可能に取付けられている。
図2〜図4に示すように互いに連通されて胴4を半径方向に貫通するパイプ取付け孔11及び凹部12が、例えば文字板の3時方向に位置して胴4に形成されている。パイプ取付け孔11と凹部12は、それらの中心軸線(図示しない)が直線をなして連続するように胴4の半径方向に並んで設けられている。これらパイプ取付け孔11と凹部12は、いずれも円形の孔からなり、凹部12の径の方が大きい。
パイプ取付け孔11は、凹部12より胴4の内部(胴内空間)に寄って形成されていて、この胴内空間に開放されている。凹部12はパイプ取付け孔11よりも胴4の外側に寄って形成されていて、胴4の外周部に形成された係止面4aに開放されている。したがって、凹部12の胴外側の開放端に係止面4aが連続しており、この係止面4aは凹部12の内周面に対して直角となっている。
図2〜図4に示すように金属製例えばステンレス鋼製の巻真パイプ15が胴4に固定されている。すなわち、巻真パイプ15は、円筒形の小径部15aと同じく円筒形の大径部15bとからなる。大径部15bの外径は、小径部15aの外径より大きく、かつ、凹部12の径より小径である。巻真パイプ15は、その小径部15aを胴4の外側からパイプ取付け孔11に圧入するとともに、胴4にろう付けして固定されている。図2〜図4中符号16は金属製のろう材を示している。ろう材16は係止面4aと凹部12の内周面とが作る角で巻真パイプ15を固定していて、それにより、巻真パイプ15の固定部からの浸水が防止されるようになっている。
大径部15bの長さは凹部12の深さ寸法より長い。そのため、大径部15bの小径部15aとは反対側の先端部は凹部12から食み出している。言い換えれば、大径部15bの前記先端部は、係止面4aに対して胴4の外側に突出するように胴4の外側に位置されている。そして、この先端部の外周に後述する竜頭をねじロックするためのパイプ側ねじ部17が設けられていて、このパイプ側ねじ部17は雄ねじ部で形成されている。
巻真パイプ15に金属製の竜頭21がその軸方向(胴4の半径方向)に移動可能に支持されている。竜頭21は、竜頭ヘッド22とこの中央部から一体に突設された竜頭筒23を有していて、この竜頭ヘッド22の内側には竜頭筒23の根元部を囲む円環状の逃げ溝24が形成されている。
逃げ溝24にパイプ側ねじ部17が形成された大径部15bの先端部が挿入される。竜頭ヘッド22に竜頭21をねじロックするための竜頭側ねじ部25が設けられていて、この竜頭側ねじ部25は雌ねじ部で形成されている。竜頭側ねじ部25は逃げ溝24に臨んでいる。この竜頭側ねじ部25はパイプ側ねじ部17に着脱可能に螺合されている。
竜頭ヘッド22の裏面(胴側の端面)は、巻真パイプ15への竜頭21の着脱に伴い係止面4aに接離される係合端面22aを有している。竜頭21を裏側から見て係合端面22aはリング形である。更に、竜頭ヘッド22は、深さが浅い凹所22bを有している。凹所22bは、竜頭側ねじ部25と係合端面22aとの間に位置されているとともに、竜頭21を裏側から見てリング形をなしているとともに、その直径は前記凹部12の直径と同じである。この凹所22bは係合端面22aで囲まれているとともに、この凹所22bに竜頭側ねじ部25が連続している。
竜頭21の竜頭筒23にはその外周に開放するパッキン取付け溝が形成されていて、このパッキン取付け溝に嵌合してリング形の防水パッキン28が装着されている。防水パッキン28はゴムやエラストマなどの弾性材料からなる。竜頭筒23は胴外側から巻真パイプ15にその軸方向に移動可能に挿入されている。それにより、防水パッキン28は、巻真パイプ15の内周面と竜頭筒23との間に圧縮状態に弾性変形して挟まれて、これらの間の防水を担っている。
竜頭筒23内には、胴内側から巻真31が挿入されているとともに、巻真付勢ばね32が収容されている。巻真31はムーブメント2に接続されている。巻真付勢ばね32は、巻真31に先端部に取付けられたばね受けリング33と、竜頭筒23の内空部の奥端との間に圧縮状態に挟まれていて、巻真31をムーブメント2に向けて軸方向に付勢している。
巻真31は、図3及び図4に示すように前記パイプ側ねじ部17と竜頭側ねじ部25との噛み合いが外された状態、言い換えれば、竜頭21のねじロックが解除された状態で、竜頭21の回転操作に連動して回転され、その動きをムーブメント2に伝えるものである。それにより、図3に示したように竜頭21が一定寸法だけ引出された状態(この状態は竜頭21が一段引出されたと通称されている。)での竜頭21の回転操作では例えば日付け合わせが行われ、この一段を基準に更に竜頭21が一定寸法だけ引出された状態(この状態は竜頭21が二段引出されたと通称されている。)での竜頭21の回転操作では例えば時刻合わせが行われるようになっている。
前記凹部12の内周面と巻真パイプ15の大径部15bの外周面との間に形成された円環形の空間に、両端が開放された円筒状のカバーパイプ41が凹部12の内周面に沿って移動可能に収容されていて、このカバーパイプ41の一端部は凹所22bに嵌入されている。したがって、カバーパイプ41は係合端面22aよりも小径であり、この係合端面22aよりも竜頭筒23側に寄せて配設されている。
大径部15bを覆ったカバーパイプ41は、その内周に環状の段部からなるばね受け41aを有している。前記円環形の空間には、カバーパイプ41で覆われるコイルばね45が収容されている。コイルばね45は、その一端を支持する凹部12の奥面12aと他端を支持するばね受け41aとの間に圧縮状態に挟まれていて、カバーパイプ41を竜頭21に押付けている。このコイルばね45のばね力は竜頭付勢ばね32のばね力より小さい。
カバーパイプ41は、竜頭21が最大に引出された場合、本実施形態では図4に示すように竜頭21が二段引出し位置に配置された場合でも、凹部12への挿入状態を維持できる長さを有している。具体的には、図2に示すようにねじロックされた竜頭21の裏面と凹部12の奥面12aとで挟まれる長さを有している。しかも、本実施形態では既述のように竜頭21に凹所22bを設けているので、カバーパイプ41の長さは、凹部12の深さよりも長く、凹部12の深さに凹所22bの深さを合わせた寸法に相当した長さに設定されている。
本実施形態のようにカバーパイプ41が竜頭21と別部品で、竜頭21に連結されていない構成では、カバーパイプ41を構成する材料は、竜頭21を構成する材料に制約されないとともに、種々の金属材料や合成樹脂材料を選択できる。そのため、カバーパイプ41の構成材料として、凹部12の内周面等に対して摺動抵抗が小さく動き易い材料や、強度が高い金属材料等を採用可能であるとともに、弾性を有する材料等も採用できる。弾性を有する合成樹脂材料でカバーパイプ41を形成した場合は、このカバーパイプ41が図2に示すように竜頭21がねじロックされた状態で軸方向に圧縮するように弾性変形してパッキンとして機能できるので、ねじロック状態での竜頭周りの防水性能をより高めることが可能である。
なお、図1中符号4bは胴4に一体に形成された一対のガード凸部を示し、これらガード凸部4bは時計の12時−6時方向から竜頭21に隣接して設けられている。これら一対のガード凸部4bは、竜頭21の引出しと押込み、並び回転の各操作は許すが、時計の12時−6時方向からの不用意な竜頭操作を妨げるようになっている。
竜頭21がねじロックされた状態は図2に示されている。この状態では、竜頭21の竜頭側ねじ部25が巻真パイプ15のパイプ側ねじ部17に螺合している(噛合っている)とともに、竜頭21の係合端面22aが胴4の係止面4aに密接している。それにより、竜頭21がねじロック状態に保持されている。
更に、カバーパイプ41がコイルばね45に抗して胴4の凹部12内に押込まれて、このカバーパイプ41が凹部12の奥面12aと凹所22bの奥面とで挟まれている。この状態では、巻真パイプ15の大径部15bより短いカバーパイプ41は、パイプ側ねじ部17を覆っていないが、既述のように係合端面22aと係止面4aとが密接していることにより、巻真パイプ15に向けて砂や塵等が侵入することは防止される。
竜頭21を操作して例えば日付け合わせを行う場合、まず、パイプ側ねじ部17に対する竜頭側ねじ部25の噛み合いが解除される方向に竜頭21を回転させて、前記噛み合いを外し、引き続いて、竜頭21をその軸方向に沿って胴4から離れる方向に一段引出し位置まで引出し操作してから、竜頭21を回転操作して行う。この状態は図3に示されている。
この日付け合わせを行う際、前記一段引出し位置への竜頭21の引出し操作によって、図3に示されるように竜頭21が胴4から離れて、胴4の係止面4aと竜頭21の係合端面22aとの間に隙間G1ができる。
しかし、既述の操作で竜頭21が胴4から離れるにつれて、移動される竜頭21に追従してカバーパイプ41がコイルばね45のばね力で移動されて、このカバーパイプ41の凹部12からの突出量が増える。
これにより、カバーパイプ41が竜頭ヘッド22の裏面と凹部12とにわたって配置された状態が維持される。言い換えれば、巻真パイプ15がカバーパイプ41で覆われた状態、正確にはパイプ側ねじ部17が形成された大径部15bがカバーパイプ41で覆われた状態が持続される。そのため、大径部15bのパイプ側ねじ部17が前記隙間G1に露出することがない。
したがって、例えば海辺のように塵埃などの異物が多い条件下で既述の時刻合わせを行った際に、砂等の異物が前記隙間G1を通ってパイプ側ねじ部17及び竜頭側ねじ部25に入り込むことを、カバーパイプ41によって抑制できる。
図2の状態から更に竜頭21を操作して例えば時刻合わせを行う場合、まず、竜頭21を更に二段引出し位置まで引出し操作してから、竜頭21を回転操作して行う。この状態は図4に示されている。
この時刻合わせを行う際、前記二段引出し位置への竜頭21の引出し操作によって、図4に示されるように竜頭21が胴4から更に離れて、胴4の係止面4aと竜頭21の係合端面22aとの間に、前記隙間G1より大きい隙間G2ができる。この場合においても、既に説明した一段引出しの場合と同様に竜頭21が胴4から離れるにつれて、移動される竜頭21に追従してカバーパイプ41がコイルばね45のばね力で移動されて、このカバーパイプ41の凹部12からの突出量が更に増える。
このように竜頭21が最大に引出されても、カバーパイプ41が竜頭ヘッド22の裏面と凹部12とにわたって配置された状態が維持され、巻真パイプ15の大径部15bがカバーパイプ41で覆われた状態が持続される。そのため、大径部15bのパイプ側ねじ部17が前記隙間G2に露出することがない。
したがって、例えば海辺などのように塵埃などの異物が多い条件下で既述の時刻合わせを行った際に、砂等の異物が前記隙間G2を通ってパイプ側ねじ部17及び竜頭側ねじ部25に入り込むことを、カバーパイプ41によって抑制できる。
以上の時刻合わせ又は日付け合わせの調整を行った後、竜頭21は、係止面4aに向けて押込まれた上で回転操作されるに伴い、竜頭側ねじ部25がパイプ側ねじ部17に螺合されて、図2に示したねじロック状態に保持される。
したがって、以上の調整後に竜頭21をねじロック状態とする場合、及びこれ以降の竜頭操作において、パイプ側ねじ部17と竜頭側ねじ部25との間に砂等の異物が噛み込まれない。このため、巻真パイプ15に対する竜頭21の螺合及びその解除のための竜頭21の回転が円滑に行われて、良好な操作感が得ることができる。
しかも、巻真パイプ15の大径部15bの先端部が係止面4aに対して胴外側に突出するように設けられていて、その外周に雄ねじ部からなるパイプ側ねじ部17が設けられているが、このパイプ側ねじ部17は、既述のように竜頭21が一段又は二段の引出し位置に引出された場合も、カバーパイプ41で覆われていて、係止面4aと係合端面22aとの間に露出することがない。そのため、使用者が手指の爪を立てて竜頭21を引き動かそうとした場合に、爪先がパイプ側ねじ部17に引っ掛かって、竜頭21の引出し操作に支障を来たすことがなく、円滑に竜頭21を引出すことができる。
又、本実施形態では、カバーパイプ41を竜頭21の凹所22bに嵌合させたので、竜頭ヘッド22によってカバーパイプ41が、竜頭21の中心軸線(図示しない)に対して多少なりとも傾くように動くことを防止できる。これにより、カバーパイプ41と竜頭ヘッド22の当たり面(本実施形態では凹所22bの奥面)との間に前記傾きに起因する僅かな間隙が形成されることが抑制される。仮に、こうした間隙が形成されても、それが前記隙間G1又はG2に臨むことを、前記凹所22bへのカバーパイプ41の嵌合により防止できる。したがって、カバーパイプ41と竜頭ヘッド22の当たり面との間から砂等の異物がカバーパイプ41の内側に入り込むことも抑制できる。
なお、より好適には、海辺の砂の大きさは、0.2mm以上であるため、カバーパイプ41の外周と凹部12及び凹所22bの周面との間の最大の嵌め合い隙間を0.15mm以下とすることが望ましい。このように嵌め合い隙間を設定すると、カバーパイプ41の内側への砂の侵入を確実に防止でき、パイプ側ねじ部17と竜頭側ねじ部25に砂が付着しないようにできる。
又、本実施形態では、カバーパイプ41が竜頭21とは別部品であり、竜頭21を取外すことでカバーパイプ41とコイルばね45を容易に着脱できるので、これら両部品のメンテナンスがし易い。これとともに、万が一、カバーパイプ41の交換が必要である場合、竜頭21を伴うことなく、カバーパイプ41を単独で交換できる点でも優れている。
図5〜図7は本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態は以下説明する事項以外は第1実施形態と同じである。そのため、第1実施形態と同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その説明を省略する。
第2実施形態では、第1実施形態で説明した凹部が省略されていて、巻真パイプ15の大径部15bは胴4の係止面4aから直接突出されている。又、第2実施形態ではカバーパイプ41が竜頭21に組み込まれている。
すなわち、竜頭ヘッド22には、逃げ溝24より大径で竜頭ヘッド22の裏面に開放する円環形のパイプ収容部51が形成されている。パイプ収容部51の開口全体を塞がない大きさの止め輪52が、パイプ収容部51の開口端部に取付けられている。パイプ収容部51には、その開口を通して出し入れされる方向に移動可能にカバーパイプ41が収容されているとともに、コイルばね45が収容されている。コイルばね45は、その両端をカバーパイプ41のばね受け41aとパイプ収容部51の奥面とに支持されて、これら間に圧縮状態に挟まれていて、カバーパイプ41を係止面4aに押付けている。カバーパイプ41はストッパ部41bを有している。このストッパ部41bが止め輪52に引っ掛かることにより、それ以上、カバーパイプ41が竜頭ヘッド22の裏面から突出することが防止されるようになっている。
なお、第2実施形態では、ばね受け41aをカバーパイプ41の内周に設けるとともに、ストッパ部41bをカバーパイプ41の外周に設けたので、コイルばね45がカバーパイプ41の内側に配設されるとともに、止め輪52がカバーパイプ41の外側に設けられているが、これらの関係は逆にすることもできる。すなわち、ばね受け41aをカバーパイプ41の外周に設け、ストッパ部41bをカバーパイプ41の内周に設けて、コイルばね45をカバーパイプ41の外側に配設し、かつ、止め輪52をカバーパイプ41の内側に配置しても良い。以上説明した事項以外は図5〜図7に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
第2実施形態において竜頭21がねじロックされた状態は図5に示されている。この状態では、竜頭21の竜頭側ねじ部25が巻真パイプ15のパイプ側ねじ部17に螺合している(噛合っている)とともに、竜頭21の係合端面22aが胴4の係止面4aに密接している。それにより、竜頭21がねじロック状態に保持されている。
更に、カバーパイプ41はその全体がコイルばね45に抗して竜頭21のパイプ収容部51内に押込まれて、このカバーパイプ41はパイプ収容部51の奥面と胴4の係止面4aとで挟まれている。この状態で、巻真パイプ15に向けて砂や塵等が侵入することは、既述のように係合端面22aと係止面4aとが密接していることにより防止できる。
竜頭21を操作して例えば日付け合わせを行う場合、まず、パイプ側ねじ部17に対する竜頭側ねじ部25の噛み合いが解除される方向に竜頭21を回転させて、前記噛み合いを外し、引き続いて、竜頭21をその軸方向に沿って胴4から離れる方向に一段引出し位置まで引出し操作してから、竜頭21を回転操作して行う。この状態は図6に示されている。
この時刻合わせを行う際、前記一段引出し位置への竜頭21の引出し操作によって、図6に示されるように竜頭21が胴4から離れて、胴4の係止面4aと竜頭21の係合端面22aとの間に隙間G1ができる。しかし、既述の操作で竜頭21が胴4から離れるにつれて、コイルばね45のばね力でカバーパイプ41が現在位置に留まるように保持される。言い換えれば、竜頭21の引出し方向の動きに対して相対的にカバーパイプ41が胴4の係止面4aに向けて移動されたことになるので、竜頭21の裏面からのカバーパイプ41の突出量が増えて、カバーパイプ41が係止面4aに接触した状態が維持される。
これにより、係止面4aから竜頭ヘッド22が離れて、この竜頭ヘッド22の係合端面22aと係止面4aとの間に隙間G1が形成されるにも拘らず、竜頭ヘッド22の裏面と係止面4aとにわたって配置されているカバーパイプ41が、巻真パイプ15を覆った状態、正確には大径部15bを覆った状態を維持するので、大径部15bのパイプ側ねじ部17が前記隙間G1に露出することがない。
そのため、例えば海辺のように塵埃などの異物が多い条件下で既述の日付け合わせを行った際に、砂等の異物が前記隙間G1を通ってパイプ側ねじ部17及び竜頭側ねじ部25に入り込むことを、カバーパイプ41によって抑制できる。
図6の状態から更に竜頭21を操作して例えば時刻合わせを行う場合、まず、竜頭21を更に二段引出し位置まで引出し操作してから、竜頭21を回転操作して行う。この状態は図7に示されている。
この時刻合わせを行う際、前記二段引出し位置への竜頭21の引出し操作によって、図7に示されるように竜頭21が胴4から更に離れて、胴4の係止面4aと竜頭21の係合端面22aとの間に、前記隙間G1より大きい隙間G2ができる。この場合においても、既に説明した一段引出しの場合と同様に竜頭21が胴4から離れるにつれて、コイルばね45のばね力で竜頭ヘッド22の裏面からのカバーパイプ41の突出量が更に増えるので、このカバーパイプ41が係止面4aに接した状態が維持される。
このように竜頭21が最大に引出されても、カバーパイプ41が、竜頭ヘッド22の裏面と係止面4aとにわたって配置された状態が維持され、巻真パイプ15の大径部15bがカバーパイプ41で覆われた状態が持続される。そのため、大径部15bのパイプ側ねじ部17が前記隙間G2に露出することがない。したがって、例えば海辺などのように塵埃などの異物が多い条件下で既述の時刻合わせを行った際に、砂等の異物が前記隙間G2を通ってパイプ側ねじ部17及び竜頭側ねじ部25に入り込むことを、カバーパイプ41によって抑制できる。
以上の時刻合わせ又は日付け合わせの調整を行った後、竜頭21は、係止面4aに向けて押込まれた上で回転操作されるに伴い、竜頭側ねじ部25がパイプ側ねじ部17に螺合されて、図5に示したねじロック状態に保持される。
したがって、以上の調整後に竜頭21をねじロック状態とする場合、及びこれ以降の竜頭操作において、パイプ側ねじ部17と竜頭側ねじ部25との間に砂等の異物が噛み込まれない。このため、巻真パイプ15に対する竜頭21の螺合及びその解除のための竜頭21の回転が円滑に行われて、良好な操作感が得ることができる。
しかも、既述のように竜頭21が一段又は二段の引出し位置に引出された場合も、パイプ側ねじ部17が、カバーパイプ41で覆われていて、係止面4aと係合端面22aとの間に露出することがない。そのため、使用者が手指の爪を立てて竜頭21を引き動かそうとした場合に、爪先が雄ねじ部からなるパイプ側ねじ部17に引っ掛かって、竜頭21の引出し操作に支障を来たすことがなく、円滑に竜頭21を引出すことができる。
又、第2実施形態では、カバーパイプ41及びコイルばね45を竜頭21に組み込んだので、これらをユニットとして取扱うことができ、部品管理が楽になる。これとともに、胴4にカバーパイプ41を収めるための凹部を要しないので、こうした凹部を設けるのに適さない厚みが薄い胴4を有した時計外装組立3に前記ユニットを取付けて、本発明を実施する場合に好適である。
図8は本発明の第3実施形態を示している。第3実施形態は以下説明する事項以外は第1実施形態と同じである。そのため、第1実施形態と同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その説明を省略する。
第3実施形態では、巻真パイプ15の大径部15bの先端部の外周ではなく内周に雌ねじ部からなるパイプ側ねじ部17が形成されている。これに適合させて、雄ねじ部からなる竜頭側ねじ部25が、竜頭21の逃げ溝24に臨んだ竜頭筒23の根元部分の外周に形成されている。以上説明した事項以外は図8に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
したがって、この第3実施形態でも、第1実施形態で既に説明した理由によって本発明の課題を解決できる。
図9は本発明の第4実施形態を示している。第4実施形態は以下説明する事項以外は第1実施形態と同じである。そのため、第1実施形態と同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その説明を省略する。
第4実施形態では、カバーパイプ41が、竜頭21とは別部品ではなく、竜頭ヘッド22の裏面から一体に突設されている。竜頭21を裏側から見てカバーパイプ41は係合端面22aで囲まれている。このカバーパイプ41は、凹部12の内周面と巻真パイプ15の大径部15bの外周面との間に形成された円環形の空間に挿入されている。これとともに、カバーパイプ41は、竜頭21が最大に引出された場合、つまり、図9に示すように竜頭21が二段引出し状態に配置された場合でも、凹部12への挿入状態を維持できる長さを有している。又、竜頭21がねじロックされた状態では、図9中二点鎖線で示すようにカバーパイプ41全体が凹部12内に挿入されるようになっている。以上説明した事項以外は図9に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
したがって、この第4実施形態でも、第1実施形態で既に説明した理由によって本発明の課題を解決できる。しかも、カバーパイプ41が竜頭21と一体に移動するので、竜頭21とは別にカバーパイプ41を移動させるためのコイルばねを省略できるので、構成が単純である点で優れている。
なお、本発明はダイバーズウオッチに制約されるものではなく、高度の防水性を要しない一般的な腕時計や懐中時計等にも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係るダイバーズウオッチを示す正面図。 竜頭がロックされた状態を図1中F−F線に沿って示す断面図。 竜頭が一段引出された状態を図1中F−F線に沿って示す断面図。 竜頭が二段引出された状態を図1中F−F線に沿って示す断面図。 本発明の第2実施形態に係るダイバーズウオッチの竜頭がロックされた状態を示す図2相当の断面図。 第2実施形態に係るダイバーズウオッチの竜頭が一段引出された状態を示す図3相当の断面図。 第2実施形態に係るダイバーズウオッチの竜頭が二段引出された状態を示す図4相当の断面図。 本発明の第3実施形態に係るダイバーズウオッチの竜頭が二段引出された状態を示す図4相当の断面図。 本発明の第4実施形態に係るダイバーズウオッチの竜頭が二段引出された状態を示す図4相当の断面図。
符号の説明
1…ダイバーズウオッチ(携帯時計)
2…ムーブメント
3…時計外装組立
4…胴
4a…係止面
12…凹部
12a…凹部の奥面
15…巻真パイプ
15a…巻真パイプの小径部
15b…巻真パイプの大径部
17…パイプ側ねじ部
21…竜頭
22…竜頭ヘッド
22a…係合端面
22b…凹所
23…竜頭筒
25…竜頭側ねじ部
41…カバーパイプ
45…コイルばね

Claims (5)

  1. 外周部に係止面が形成された胴を有しムーブメントが内蔵された時計外装組立と、
    パイプ側ねじ部を有して前記胴に固定された巻真パイプと、
    この巻真パイプ内に挿入された竜頭筒及びこの竜頭筒と一体の竜頭ヘッドを有し、前記パイプ側ねじ部に着脱可能に螺合される竜頭側ねじ部、及び前記係止面に接離される係合端面が前記竜頭ヘッドに形成されている前記ムーブメント操作用の竜頭と、
    前記係合端面よりも前記竜頭筒に寄せて配設され前記巻真パイプを覆っているとともにこの覆った状態を前記竜頭の軸方向移動に拘わらずに維持するカバーパイプと、
    を具備したことを特徴とする携帯時計。
  2. 前記巻真パイプが収容された凹部が前記胴に形成されているとともに、この凹部の開放端に前記係止面が連続され、前記カバーパイプが前記竜頭と別部品であって前記凹部に収容されていて、かつ、このカバーパイプが内周にばね受けを有し、このばね受けと前記凹部の奥面との間に前記カバーパイプを前記竜頭に押付けるコイルばねが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯時計。
  3. 前記胴側に開放するパイプ収容部が前記竜頭ヘッドに形成され、このパイプ収容部に前記カバーパイプが収容されているとともに、このカバーパイプがばね受けを有し、このばね受けと前記パイプ収容部の奥面との間に前記カバーパイプを前記係止面に押付けるコイルばねが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯時計。
  4. 前記巻真パイプが収容された凹部が前記胴に形成されているとともに、この凹部の開放端に前記係止面が連続され、前記カバーパイプが前記竜頭ヘッドに一体に形成されて前記凹部に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯時計。
  5. 前記パイプ側ねじ部が雄ねじ部により形成されているとともに、このパイプ側ねじ部が前記係止面に対して前記胴の外側に突出するように位置されていることを特徴とする請求項1から4の内のいずれか一項に記載の携帯時計。
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