JP2009127983A - 空調用室内ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天井に埋め込んで設置されたケース本体11の内部に、室内熱交換器12と、ドレンパン13と、送風機駆動用モータと、送風機14と、導風板15とを備えた空調用室内ユニット10であって、前記ドレンパン13を板厚方向に貫通する貫通穴13bが設けられており、この貫通穴13bには、透明部材19が嵌め込まれている。
【選択図】 図1
Description
また、ドレンパンをケース本体から取り外す際に、ドレンパンに溜まっていたドレンが滴下して、空調用室内ユニットの下方(鉛直下方)に存する床面や机上等を汚染してしまうといった問題点もあった。
本発明に係る空調用室内ユニットは、天井に埋め込んで設置されたケース本体の内部に、室内熱交換器と、ドレンパンと、送風機駆動用モータと、送風機と、導風板とを備えた空調用室内ユニットであって、前記ドレンパンを板厚方向に貫通する貫通穴が設けられており、この貫通穴には、透明部材が嵌め込まれている。
また、ドレンパンの内側の汚染状態は、透明部材の内表面に付着した汚れを見るだけで把握することができるので、点検作業時に、空調用室内ユニットの下方(鉛直下方)に存する床面や机上等がドレンによって汚染されることを防止することができる。
すなわち、反射板によって反射された光線が、透明部材の内表面をより明るく照らすこととなるので、ドレンパンの内側の汚れの(付着)状態をより容易に、かつ、より迅速に把握することができ、ドレンパンの清掃時期をさらに的確に判断することができる。
すなわち、反射部材によって反射された光線が、透明部材の内表面をより明るく照らすこととなるので、ドレンパンの内側の汚れの(付着)状態をより容易に、かつ、より迅速に把握することができ、ドレンパンの清掃時期をさらに的確に判断することができる。
また、反射部材は鉛直方向に沿って奥行き有している(上下方向に延在している)ので、点検者(作業者)は、透明部材の直下(鉛直下方)から少し外れた(若干外れた)場所(位置)において点検することができるようになる。
すなわち、反射部材によって反射された光線が、透明部材の内表面をより明るく照らすこととなるので、ドレンパンの内側の汚れの(付着)状態をより容易に、かつ、より迅速に把握することができ、ドレンパンの清掃時期をさらに的確に判断することができる。
また、反射部材は鉛直方向に沿って奥行き有している(上下方向に延在している)とともに、奥側に向かって拡径しているので、点検者(作業者)は、透明部材の直下(鉛直下方)および直下から少し外れた(若干外れた)場所(位置)において点検することができるようになる。
また、ドレンパンに溜まったドレンは、堰によって堰き止められるようになっているので、点検作業時に、空調用室内ユニットの下方(鉛直下方)に存する床面や机上等がドレンによって汚染されることを防止することができる。
図1は本実施形態に係る空調用室内ユニットの概略構成図であり、図2は図1の要部を拡大した縦断面図である。
空調用室外ユニットは、冷媒を圧縮するための圧縮機、冷媒と室外の空気との熱交換を行わせるための室外熱交換器、および室外ファンを有するものである。
また、冷媒配管は、空調用室内ユニット10および空調用室外ユニットを連結するとともに、冷媒をこれら空調用室内ユニットおよび空調用室外ユニットの間で循環させるためのものである。
また、ケース本体11の内側の汚染状態は、透明部材19を介してケース本体11の内側を覗くだけで把握することができるので、点検作業時に、空調用室内ユニット10の下方(鉛直下方)に存する床面や机上等がドレンによって汚染されることを防止することができる。
本実施形態に係る空調用室内ユニット30は、反射板20の代わりに、反射板31を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る空調用室内ユニット40は、反射板20,31の代わりに、反射部材41を備えているという点で上述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
また、ケース本体11の内側の汚染状態は、透明部材19を介してケース本体11の内側を覗くだけで把握することができるので、点検作業時に、空調用室内ユニット40の下方(鉛直下方)に存する床面や机上等がドレンによって汚染されることを防止することができる。
さらに、図4に示すように、反射部材41は鉛直方向に沿って奥行き有している(上下方向に延在している)ので、点検者(作業者)は、透明部材19の直下(鉛直下方)から少し外れた(若干外れた)場所(位置)において点検することができるようになる。
本実施形態に係る空調用室内ユニット50は、反射部材41の代わりに、反射部材51を備えているという点で上述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る空調用室内ユニット60は、反射板20,31の代わりに、反射部材61を備えているという点で上述した第1実施形態および第2実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態および第2実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
また、ケース本体11の内側の汚染状態は、透明部材19を介してケース本体11の内側を覗くだけで把握することができるので、点検作業時に、空調用室内ユニット60の下方(鉛直下方)に存する床面や机上等がドレンによって汚染されることを防止することができる。
さらに、図6に示すように、反射部材61は鉛直方向に沿って奥行き有している(上下方向に延在している)とともに、奥側に向かって拡径しているので、点検者(作業者)は、透明部材19の直下(鉛直下方)および直下から少し外れた(若干外れた)場所(位置)において点検することができるようになる。
本実施形態に係る空調用室内ユニット70は、反射部材61の代わりに、反射部材71を備えているという点で上述した第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
その他の作用効果は、上述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る空調用室内ユニット80は、上述した反射板20,31の表面(下面)20a,31a、あるいは反射部材41,51,61,71の外周面(外表面:側面)41a,51a,61a,71aを明るく照らす(に一定の強度の光を照射する)少なくとも一つの光源81を備えているという点で上述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、図8は、第1実施形態のところで説明した反射板20の表面20aを明るく照らす二つの光源81を備えた一具体例を示している。
その他の作用効果は、上述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本実施形態に係る空調用室内ユニット90のドレンパン13には、ドレンパン13あるいはドレン溜り13aを板厚方向に貫通するとともに、平面視円形状を呈する貫通穴13bが設けられており、貫通穴13bの内側(上側)の周縁部には、上方に向かって延びるとともに、その上端がドレンの最高水位Lよりも上方に位置する堰91が設けられている。
また、これら貫通穴13bおよび堰91の内側には、その外周面92aが貫通穴13bの内周面および/または堰91の内周面と当接する(あるいは密着する)栓部材(例えば、ゴム製の栓)92が、着脱可能に取り付けられている。
また、栓部材92の中央部には、図示しない貫通穴が設けられており、この貫通穴内には、その一端部がヒンジ93に接続されて、その他端部を下方に引っ張ることで棒状部材95の先端部を上方に向かって回動させ、その他端部を上方に押し上げることで棒状部材95の先端部を下方に向かって回動させるワイヤ部材96が収容されている。
なお、棒状部材95は、図9に示す状態、すなわち、ワイヤ部材96が最も上方に押し上げられた状態で、棒状部材95の先端がドレン溜り13aの上面(底面)よりも少しだけ上方に位置するか、あるいはドレン溜り13aの上面(底面)と当接するような長さに設定されている。
また、ドレンパン13あるいはドレン溜り13aに溜まったドレンは、堰91によって堰き止められるようになっているので、点検作業時に、空調用室内ユニット90の下方(鉛直下方)に存する床面や机上等がドレンによって汚染されることを防止することができる。
例えば、貫通穴13bおよび透明部材19の直上(鉛直上方)にドレンポンプ16を配置して、上述した反射板20,31、反射部材41,51,61,71の代わりに、白色に塗られたドレンポンプ16の吸込部16a(図1参照)を利用することもできる。
11 ケース本体
12 室内熱交換器
13 ドレンパン
13b 貫通穴
14 送風機
15 導風板
16 ドレンポンプ
16a 吸込部
19 透明部材
20 反射板
30 空調用室内ユニット
31 反射板
31a 表面(下面)
40 空調用室内ユニット
41 反射部材
50 空調用室内ユニット
51 反射部材
51a 外周面(側面)
60 空調用室内ユニット
61 反射部材
70 空調用室内ユニット
71 反射部材
71a 外周面(側面)
80 空調用室内ユニット
81 光源
90 空調用室内ユニット
91 堰
92 栓部材
92a 外周面
93 ヒンジ
94 支持部材
95 棒状部材
96 ワイヤ部材
L 最高水位
Claims (10)
- 天井に埋め込んで設置されたケース本体の内部に、室内熱交換器と、ドレンパンと、送風機駆動用モータと、送風機と、導風板とを備えた空調用室内ユニットであって、
前記ドレンパンを板厚方向に貫通する貫通穴が設けられており、この貫通穴には、透明部材が嵌め込まれていることを特徴とする空調用室内ユニット。 - 前記貫通穴および前記透明部材の直上で、かつ、ドレンの最高水位よりも上方に、平板状の反射板が、その上面および下面が水平面と略平行になるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調用室内ユニット。
- 前記貫通穴および前記透明部材の直上で、かつ、ドレンの最高水位よりも上方に、円柱状または角柱状の反射部材が、両端面が水平面と略平行になるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調用室内ユニット。
- 前記貫通穴および前記透明部材の直上で、かつ、ドレンの最高水位よりも上方に、円錐台状または角錐台状の反射部材が、下方に小径側の端面が位置し、上方に大径側の端面が位置し、これら端面が水平面と略平行になるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調用室内ユニット。
- 前記反射板の下面、または前記反射部材の側面に、汚れの状態を定量化する定量化手段を備えていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の空調用室内ユニット。
- 天井に埋め込んで設置されたケース本体の内部に、室内熱交換器と、ドレンパンと、ドレンポンプと、送風機駆動用モータと、送風機と、導風板とを備えた空調用室内ユニットであって、
前記ドレンパンを板厚方向に貫通する貫通穴が設けられており、この貫通穴には、透明部材が嵌め込まれているとともに、これら貫通穴および前記透明部材の直上に、前記ドレンポンプが配置されており、該ドレンポンプの吸込部の側面が反射体となっていることを特徴とする空調用室内ユニット。 - 前記反射板の下面、または前記反射部材の側面を照らす少なくとも一つの光源が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の空調用室内ユニット。
- 天井に埋め込んで設置されたケース本体の内部に、室内熱交換器と、ドレンパンと、送風機駆動用モータと、送風機と、導風板とを備えた空調用室内ユニットであって、
前記ドレンパンを板厚方向に貫通する貫通穴が設けられており、この貫通穴の内側の周縁部に、上方に向かって延びるとともに、その上端がドレンの最高水位よりも上方に位置する堰が設けられているとともに、前記貫通穴および前記堰の内側には、その外周面が前記貫通穴の内周面および/または前記堰の内周面と当接する栓部材が、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする空調用室内ユニット。 - 前記栓部材の頂面には、水平方向に略平行な回動軸を有するヒンジが支持部材を介して取り付けられており、前記ヒンジには、棒状部材の基端部が取り付けられているとともに、前記栓部材の中央部には、貫通穴が設けられており、この貫通穴内には、その一端部が前記ヒンジに接続されて、その他端部を下方に引っ張ることで前記棒状部材の先端部を上方に向かって回動させ、その他端部を上方に押し上げることで前記棒状部材の先端部を下方に向かって回動させるワイヤ部材が収容されていることを特徴とする請求項7に記載の空調用室内ユニット。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載の空調用室内ユニットと、
冷媒を圧縮するための圧縮機、および冷媒と室外の空気との熱交換を行わせるための室外熱交換器を有する空調用室外ユニットと、
前記空調用室内ユニットおよび前記空調用室外ユニットを連結するとともに、冷媒をこれら空調用室内ユニットおよび空調用室外ユニットの間で循環させるための冷媒配管と、を具備してなることを特徴とする天井設置型空気調和機。
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