JP4305136B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4305136B2 JP4305136B2 JP2003378920A JP2003378920A JP4305136B2 JP 4305136 B2 JP4305136 B2 JP 4305136B2 JP 2003378920 A JP2003378920 A JP 2003378920A JP 2003378920 A JP2003378920 A JP 2003378920A JP 4305136 B2 JP4305136 B2 JP 4305136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- drain
- see
- casing
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
(1)空気調和装置の全体構成
図1に本発明の第1実施形態にかかる空気調和装置1の外観斜視図(天井は省略)を示す。空気調和装置1は、天井埋込型の空気調和装置であり、内部に各種構成機器を収納するケーシング2と、ケーシング2の下側に配置された化粧パネル3とを備えている。具体的には、空気調和装置1のケーシング2は、図2(空気調和装置1の概略側面断面図であって、図3のA−O−A断面図)に示されるように、空調室の天井Uに形成された開口に挿入されて配置されている。そして、化粧パネル3は、天井Uの開口に嵌め込まれるように配置されている。
次に、本実施形態の空気調和装置1におけるドレン水を排出するための構成について説明する。
次に、空気調和装置1の動作について、図2、図3及び図4を用いて説明する。
まず、冷房運転や暖房運転等の通常運転時における動作について説明する。通常運転時には、ファンモータ41が駆動されて、送風機4の羽根車42が回転する。また、ファンモータ41の駆動とともに、熱交換器6内には、室外ユニット(図示せず)から冷媒が供給される。ここで、熱交換器6は、冷房運転時には蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として作用する。そして、羽根車42の回転に伴って、空調室内の空気は、化粧パネル3の吸入口31からフィルタ34及びベルマウス5を通じて送風機4の下側から吸入される。この吸入された空気は、羽根車42によって外周側に吹き出されて熱交換器6に達し、熱交換器6において冷却又は加熱された後、吹出孔72a〜72d及び吹出口32a〜32d(すなわち、吹出流路12a〜12d)を通じて空調室内に向かって吹き出される。このようにして、空調室内の冷房又は暖房が行われる。
次に、空気調和装置1の据付後又はメンテナンス後の試運転時における動作について説明する。試運転は、通常運転とは異なり、ドレンパン7のドレン水受け溝73に予め外部から注水しておき、ドレンポンプ8を運転することによって行う。この場合においても、化粧パネル3が取り付けられた状態のままで、空調室内から吹出口32cを通じて透視部81におけるドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位の変化を視認することができるため、空気調和装置1の据付作業後やメンテナンス後の復旧作業後に、ドレンポンプ8によるドレン水の排水動作の動作確認を行うことができる。これにより、空気調和装置1の据付作業やメンテナンス後の復旧作業の作業性が向上する。
本実施形態の空気調和装置1には、以下のような特徴がある。
本実施形態の空気調和装置1では、ドレンパン7のドレン水受け溝73の側壁78、79の少なくとも一部(具体的には、外側側壁78の部分78a)に透明又は半透明の透視部81が形成されており、ドレン水受け溝73で受けられたドレン水の水位の変化を視認することができるようになっている。このようなドレンパン7のドレン水受け溝73の側壁78に形成された透視部81は、従来のようなドレンパンの底部に形成された透明又は半透明の膨出部とは異なり、ドレン水受け溝73のスペースの影響を受けることなく配置することができるとともに、空調室内から透視部81を見ることでドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位を視認できるため、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位変化を確認する際の視認性を向上させることができる。
この空気調和装置1では、透視部81がドレン水受け溝73の側壁78の上端から下端まで形成されているため、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位が高い場合や水位変化が大きい場合であっても、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位変化を確認する際の視認性を確保することができる。
この空気調和装置1では、冷房運転時に熱交換器6によって冷却された空気が通過する空間11bに透視部81が配置されているため、透視部81を形成する材料として、ドレンパン本体7aのような断熱性材料を使用する必要がなくなり、透視部81を形成する材料選択の自由度が増すことができる。
この空気調和装置1では、透視部81が吹出口32cから視認可能な位置に配置されているため、化粧パネル3を取り外すことなく、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位変化を視認することができる。これにより、空気調和装置1の据付作業後やメンテナンス後の復旧作業後に、ドレンポンプ8によるドレン水の排水動作の動作確認を行うことができるようになるため、空気調和装置1の据付作業やメンテナンス後の復旧作業の作業性を向上させることができる。また、通常運転時にも、ドレンポンプ8の動作確認を行うことができる。
この空気調和装置1では、透視部81がドレンポンプ8が配置されたポンプ配置溝部77に隣り合う吹出孔72cに対応するように配置されているため、ドレンポンプ8によるドレン水の排出動作を正確に視認することができる。
この空気調和装置1では、ドレンパン7は、ドレン水受け溝73を有し不透明の断熱性材料からなるドレンパン本体7aと、ドレン水受け溝73の内面、すなわち、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水が接触する溝の底面や両側壁78、79に重ね合わされた透明又は半透明の防水性材料からなる防水部材7bを利用して透視部81を構成しているため、ドレンパン7に透視部81を形成するために必要な部品点数を少なくすることができる。
前記実施形態において、透視部81は、防水部材7bによって構成されているが、図6に示されるように、透視部81を防水部材7bとは別のアクリル樹脂等からなる板状部材7cを用いて構成してもよい。この場合には、前記実施形態のように防水部材7bの透視部81を構成する部分のシート厚みを大きくする必要がなくなり、防水部材7bとしてシート厚みが一定のものを使用することができるため、防水部材7bのコスト増加を極力抑えることができる。このような本変形例においても、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位の変化を透視部81から視認することができる。
前記実施形態において、透視部81は、外側側壁78の吹出孔72cに対応する部分78aを防水部材7bのみで構成することによって形成されているが、図7に示されるように、吹出孔72cの周縁部を形成する部分だけでなく、外側側壁78の全周を防水部材7bのみで構成することによって、他の3つの吹出孔72a、72b、72dの周縁部に対応する部分にも透視部82、83、84を設けるようにしてもよい。この場合、透視部82、83、84は、それぞれ、空調室内から吹出口32d、32a、32bを通じて視認可能な位置であるため、化粧パネル3が取り付けられた状態のままで、ドレン水受け溝73に溜まったドレン水の水位の変化を4つの吹出口32a〜32dのいずれからも視認することができる。
(1)空気調和装置の全体構成
第1実施形態にかかる空気調和装置1は、平面視が略4角形状の化粧パネル3の各辺に対応するように4つの吹出口32a、32b、32c、32dを有しているが、図8に示される本実施形態の空気調和装置101では、空調室内に吹き出される空気の気流分布を良好にするために、化粧パネル103の平面視における角部に補助吹出口を設けている。このような補助吹出口をさらに備えた空気調和装置101に本発明を適用した実施形態について、図8〜図10を用いて説明する。
次に、本実施形態の空気調和装置101におけるドレン水を排出するための構成について説明する。
次に、空気調和装置101の動作について、図9、図10及び図11を用いて説明する。
本実施形態の空気調和装置101のように、化粧パネル103のパネル角部136a〜136cに対応するように補助吹出口132e〜132gを形成した空気調和装置においては、ドレン水受け溝173の外側側壁178の吹出孔172g(補助吹出口136gに対応)の周縁部を形成する部分178aに透視部181を形成することができて、第1実施形態の空気調和装置1と同様、ドレン水受け溝173に溜まったドレン水の水位の変化を透視部181から視認することができる。
前記実施形態において、透視部181は、外側側壁178の吹出孔172gに対応する部分178aを防水部材107bのみで構成することによって形成されているが、図13に示されるように、吹出孔172gに対応する部分だけでなく、外側側壁178の全周を防水部材107bのみで構成することによって、他の6つの吹出孔172a、172b、172c、172d、172e、172fの周縁部に対応する部分をにも透視部182、183、184、185、186、187をさらに設けるようにしてもよい。この場合、透視部182、183、184、185、186、187については、それぞれ、空調室内から吹出口132d、吹出口132a、補助吹出口132e、吹出口132b、補助吹出口132f、吹出口132cを通じて視認可能な位置であるため、化粧パネル103が取り付けられた状態のままで、ドレン水受け溝173に溜まったドレン水の水位の変化を7つの吹出口132a〜132gのいずれからも視認することができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
2、102 ケーシング
3、103 化粧パネル
6、106 熱交換器
7、107 ドレンパン
7a、107a ドレンパン本体
7b、107b 防水部材
8、108 ドレンポンプ
11b、111b 空間
31、131 吸入口
32a〜32d、132a〜132g 吹出口、補助吹出口(吹出口)
73、173 ドレン水受け溝(溝部)
78、79、178、179 内側側壁、外側側壁(側壁)
81〜84、181〜187 透視部
Claims (6)
- 空調室の天井に埋め込まれるように装着された空気調和装置であって、
前記空調室の天井裏空間に配置されたケーシング(2、102)と、
前記ケーシングの下側に配置され、前記空調室内の空気を前記ケーシング内に吸入する吸入口(31、131)と、前記ケーシング内から前記空調室内に空気を吹き出す吹出口(32a〜32d、132a〜132g)とを有する化粧パネル(3、103)と、
前記ケーシング内に配置され、前記吸入口から前記ケーシング内に吸入された空気と熱交換を行う熱交換器(6、106)と、
前記ケーシングの下部に装着され、前記熱交換器において空気中の水分が凝縮されることによって発生したドレン水を受ける溝部(73、173)と、前記溝部の側壁(78、79、178、179)の少なくとも一部を透明又は半透明にした透視部(81〜84、181〜187)とを有するドレンパン(7、107)と、
前記溝部で受けられたドレン水を前記ケーシング外に排出するドレンポンプ(8、108)とを備え、
前記透視部は、前記吹出口から視認可能な位置に配置されている、
空気調和装置(1、101)。 - 前記透視部(81〜84、181〜187)は、前記溝部(73、173)の側壁(78、79、178、179)の上端から下端まで延びている、請求項1に記載の空気調和装置(1、101)。
- 前記透視部(81〜84、181〜187)は、冷房運転時に、前記熱交換器(6、106)によって冷却された空気が通過する空間(11b、111b)に配置されている、請求項1又は2に記載の空気調和装置(1、101)。
- 前記透視部(81〜84、181〜187)は、前記ドレンポンプ(8、108)付近に配置されている、請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置(1、101)。
- 前記透視部(81〜84、181〜187)は、前記溝部(73、173)の側壁(78、178)の全周に形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置(1、101)。
- 前記ドレンパン(7、107)は、前記溝部(73、173)を有し不透明の断熱性材料からなるドレンパン本体(7a、107a)と、前記溝部の内面に重ね合わされた透明又は半透明の防水性材料からなる防水部材(7b、107b)とから構成されており、
前記防水部材の一部は、前記透視部(81〜84、181〜187)を構成している、
請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和装置(1、101)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378920A JP4305136B2 (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378920A JP4305136B2 (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005140452A JP2005140452A (ja) | 2005-06-02 |
JP4305136B2 true JP4305136B2 (ja) | 2009-07-29 |
Family
ID=34689159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378920A Expired - Fee Related JP4305136B2 (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4305136B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5096693B2 (ja) * | 2006-05-17 | 2012-12-12 | 東芝キヤリア株式会社 | 天井埋込型空気調和機 |
JP2008206341A (ja) | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Daikin Ind Ltd | 液体搬送装置及び空気調和装置 |
JP5463000B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2014-04-02 | 三菱重工業株式会社 | 空調用室内ユニット |
JP4827899B2 (ja) * | 2008-08-07 | 2011-11-30 | 三菱電機株式会社 | 天井埋込形空気調和機 |
JP5402076B2 (ja) * | 2009-02-24 | 2014-01-29 | パナソニック株式会社 | 換気扇取付装置 |
JP5494551B2 (ja) * | 2011-04-15 | 2014-05-14 | ダイキン工業株式会社 | 室内機 |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378920A patent/JP4305136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005140452A (ja) | 2005-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3972894B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3700718B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2007292328A (ja) | 空気調和装置 | |
JP4305136B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2008175456A (ja) | 床置き式空気調和機 | |
JP2011158108A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
KR100452899B1 (ko) | 공기 조화기 | |
JP4013963B2 (ja) | 空気調和装置 | |
KR101198577B1 (ko) | 외기도입장치의 개폐구조 | |
JP4617777B2 (ja) | 換気装置 | |
KR101271060B1 (ko) | 천장형 공기조화기 | |
JP4739893B2 (ja) | 空気調和装置 | |
WO2009133909A1 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP2008175457A (ja) | 床置き式空気調和機 | |
JP3972811B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP3864978B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH07158902A (ja) | 空気調和機の室外ユニット及びその組立方法 | |
KR100525396B1 (ko) | 환기겸용 공기조화기 | |
KR100529948B1 (ko) | 공기조화기의 토출구 구조 | |
JPH10196988A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4806568B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
WO2020203987A1 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4780406B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP4450009B2 (ja) | 空気調和装置 | |
KR100757482B1 (ko) | 공기조화기의 모터 장착구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090407 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090420 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4305136 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |