JP2013167410A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

空気調和機の室内機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013167410A
JP2013167410A JP2012031365A JP2012031365A JP2013167410A JP 2013167410 A JP2013167410 A JP 2013167410A JP 2012031365 A JP2012031365 A JP 2012031365A JP 2012031365 A JP2012031365 A JP 2012031365A JP 2013167410 A JP2013167410 A JP 2013167410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
lid
indoor unit
air conditioner
cylindrical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012031365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5840021B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Takada
博之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012031365A priority Critical patent/JP5840021B2/ja
Publication of JP2013167410A publication Critical patent/JP2013167410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5840021B2 publication Critical patent/JP5840021B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】ドレンパン排水口を塞ぐ透明なドレンプラグの視認性を高めることができる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】ドレンポンプ6の真下の部分にドレン排出口10aを具備するドレンソケット10が成形され、ドレン排出口10aにドレンプラグ11が着脱自在に設置され、ドレンプラグ11の抜け防止の目的で、ドレンキャップ12が化粧パネル14に設置されている。ドレンプラグ11は、筒状部11dと、筒状部11dの上端側に設置され、筒状部11dの上端側を密閉する点検窓11fと、筒状部11dの下端側に設置され、外周方向に突出したフランジ部11bと、フランジ部11bの一部にヒンジ部11cを介して一体形成された蓋11eとを具備し、蓋11eをヒンジ部11cにおいて折り畳むことによって、蓋11eは筒状部11dの下端側を閉じ、蓋11eと点検窓11fとの間に空気層が形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は空気調和機の室内機、特に、天井埋込形の空気調和機の室内機に関するものである。
従来の天井埋込カセット形等の空気調和機の室内機には、熱交換器より発生する凝縮水を貯留するドレンパンと、凝縮水を機外に排出するドレンポンプが取り付けられているが、一定期間運転を続けると、空気中のゴミや細菌から成るヘドロやスライムがドレンパンに溜まる。そうすると、ドレンポンプの吸込口に汚れが詰まり、ドレンポンプが故障してドレンパンからの排水が不能になり、凝縮水がオーバーフローする。
このため、ヘドロやスライムがドレンパンに溜まっているかどうかを定期的に点検し、溜まっている場合には、ドレンパン内部とドレンポンプを清掃する必要がある。
そのため、定期的に内部の汚れ具合を点検する際に、ドレンパン自体を空気調和機の室内機本体から取り外す手間を省くため、例えば、ドレンパンの底部の一部に透明若しくは半透明の「膨出部」を設け、室内側からドレンパン内での水位の変化等を視認可能にした空気調和装置のドレン排水確認構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に開示された膨出部に代えて、ドレンパンの排水口を塞ぐドレンプラグを透明または半透明にした空気調和機の室内機が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−53837号公報(第4−5頁、図4) 特許第4265800号公報(第4−5頁、図3)
特許文献1に開示されたドレン排水確認構造は、ドレンの水位が低下し、膨出部の一部がドレンの水面上にあらわれたときに視認される気層部分と水層部分との境界線を観察するものである。そのため、ドレンの量(水位)の変化を知ることはできるものの、ドレンパン内部の汚れ状況、特に、ドレンポンプの周辺の汚れ状況を点検することができないという問題があった。
特許文献2に開示された空気調和機の室内機は、ドレンパンの定期的な点検の際、ドレンパンを空気調和機の室内機本体から取り外す手間を省くことができると共に、ドレンパンに別途覗き窓を設けなくても、ドレンパン内部の汚れを点検することができるという優れた効果が得られる。
しかしながら、特許文献2に開示された空気調和機の室内機のドレンパンは、ドレンポンプの真下付近に自然排水を行う予備排水口(以下「ドレン排出口」と称す)と、このドレン排出口を塞ぐ「透明な材料からなるドレンプラグ」とが備えられるため、ドレンプラグの上面は貯溜している凝縮水に触れ、ドレンプラグの下面は室内空気に晒されている。このため、ドレンプラグの内外(上下)の温度差によって、ドレンプラグに結露が生じ、ドレンパン内部の視認性が劣るという問題があった。
また、ドレンプラグが中空成形による多層構成(透明樹脂+空気層+透明樹脂)であるため、ドレンポンプ取水口までの距離と2層の透明樹脂とを通して目視するため、視認性が劣るという問題があった。
本発明は、前記問題を解決するためになされたもので、ドレンパン内部の視認性を高めることができる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、一面が開放された箱体である外箱と、前記外箱の前記開放された一面を塞ぐように着脱自在に設置されたパネルと、前記外箱内に設けられ、前記パネルに形成された空気の吸込口から前記パネルに形成された空気の吹出口に至る空気の通路となる風路と、前記風路内に設けられた送風手段および熱交換器と、前記熱交換器の下方に配置され、前記熱交換器で発生したドレン水を受けるドレンパンと、前記ドレンパンの上方に配置され、前記ドレンパンに溜まったドレン水を前記外箱の外に排出するドレンポンプと、前記ドレンポンプの下方で、前記ドレンパンに設けられたドレン排出口と、前記ドレン排出口を塞ぎ、透明な材料からなる点検窓を具備するドレンプラグと、前記ドレンプラグの前記点検窓に対向する位置に装着され、前記点検窓との間に空気層を形成する蓋と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、ドレンプラグの透明な点検窓と蓋との間に空気層が形成されるため、点検窓の結露が抑制され、また、ドレンプラグの蓋を開閉可能としているため、蓋を開いた状態において、より近い距離でドレンポンプの汚れ具合を確認することができるため、ドレンパン内の点検の際の視認性を高めることができる。よって、点検作業を容易で迅速に行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る天井埋込カセット形空気調和機の室内機を説明する外観斜視図。 図1に示す室内機の縦断面の一部を拡大して示す断面図。 図1に示す室内機の一部(ドレンパン排水口付近)を拡大して示す断面図。 図1に示す室内機の一部(ドレンパン排水口付近)の部材を分解して示す断面図。 図1に示す室内機のドレンパン内部の点検清掃作業の手順を示すフローチャート。 図1に示す室内機の一部(ドレンプラグ)の実施例を示す断面図。 図1に示す室内機の一部(ドレンプラグ)の実施例を示す断面図。
[実施の形態1:天井埋込カセット形空気調和機の室内機]
図1〜図6は本発明の実施の形態1に係る天井埋込カセット形空気調和機の室内機を説明するものであって、図1は外観斜視図、図2は縦断面(図1のA−A断面)の一部を拡大して示す断面図、図3は一部(ドレンパン排水口付近)を拡大して示す断面図、図4は一部(ドレンパン排水口付近)の部材を分解して示す断面図、図5はドレンパン内部の点検清掃作業の手順を示すフローチャート、図6および図7は一部(ドレンプラグ)の実施例を示す断面図である。
なお、各図において同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、以下、天井埋込カセット形空気調和機の室内機について説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、その他の天井埋込形(ダクト式)や天吊形(天井面に設置され、天井面から突出している)の空気調和機の室内機であってもよい。
(天井埋込カセット形空気調和機の室内機)
図1において、天井埋込カセット形空気調和機の室内機(以下「室内機」と称す)20は、一面が開口した外箱1と、外箱1の開口した一面側に樹脂からなる化粧パネル14が当接接合されている。化粧パネル14の中央付近に空気を吸い込む吸込口21があり、その周囲の4箇所(四辺)に空気を吹き出す吹出口22が形成されている。
化粧パネル14の四隅(コーナー部)には、化粧パネル14とは別部品のコーナーパネル13が配置され、化粧パネル14に嵌め込み(上下方向と水平方向)と、ネジ(図示せず)とによって取り付けられている。
(全体構成)
図2において、室内機20の全体構成を簡単に説明する。室内機20は断熱材4が内面に施された外箱1(下方の一面が開口している、室内機本体に相当する)に、化粧パネル14が当接接合され、固定ボルト3により据付金具9を介して天壁30に固定されている。
外箱1の内部中央付近に、ファン2bをファンモータ2aで駆動する室内送風機2が設置され、その周囲を取り囲むように熱交換器5が配設されている。すなわち、室内送風機2によって吸込口21から吹出口22に至る風路8が外箱1内に形成され、風路8内に熱交換器5が配置されている。
(ドレンポンプ)
熱交換器5の下方に、熱交換器5で発生する凝縮水を一時貯留するドレンパン7が設置されている。ドレンパン7の材質は、例えば、発泡スチロールで、表面に合成樹脂からなるスキン層7aが設置されている。
ドレンパン7の一つの隅の上方にはドレンポンプ6が配置され、ドレンポンプ6は断熱材4を貫通し、ドレンポンプ取付金具6bにより断熱材4に固定される。ドレンポンプ6には凝縮水を外部に排出するドレンホース6aが取付けられている。そして、ドレンポンプ6に接続されたドレンホース6aが外箱1の側壁23から外部に延びている(図1参照)。
そして、ドレンパン7に溜まった凝縮水は、ドレンポンプ6で室内機20の外に排出される。なお、図2中の符号「10、11、12」については、図3および図4において詳細に説明する。
(ドレン排出口付近の構成)
図3および図4において、ドレンパン7のドレン排出口付近の構成を詳細に説明する。
熱交換器5は平面視で略矩形状であって、熱交換器5の下方にドレンパン7が配置されるため、ドレンパン7も平面視で略矩形状を呈した樋になっている。
そして、ドレンパン7の四隅のうちの特定の隅の直上にドレンポンプ6が配置され、ドレンポンプ6の真下の部分に、ドレンポンプ6の取水口6aの外径より大きく開口したドレン排出口10aを具備するドレンソケット10が、ドレンパン7にインサート成形されている。
そして、ドレン排出口10aにドレンプラグ11が着脱自在に設置されている。すなわち、ドレンポンプ6の故障時やドレンパン7の清掃作業などメンテナンスが必要性となる場合以外は、常時、ドレン排出口10aはドレンプラグ11によって塞がれている。
(ドレンプラグ)
ドレンプラグ11は、筒状部11dと、筒状部11dの上端側に設置され、筒状部11dの上端側を密閉する点検窓11fと、筒状部11dの下端側に設置され、外周方向に突出したフランジ部11bと、フランジ部11bの一部にヒンジ部11cを介して一体形成された蓋11eとを具備している。
そして、点検窓11fは硬質透明樹脂によって形成され、筒状部11dは点検窓11fの外周を覆うように軟質系樹脂または合成ゴムによって形成されている。
ドレンプラグ11の筒状部11dの外周面には、ドレン排出口10aの内径より大きい外径の複数本のリング状の凸筋11aが形成され、ドレンプラグ11(筒状部11d)がドレン排出口10aに設置された際、凸筋11aは弾性変形して圧入され、「シール部」として機能している。
(蓋)
蓋11eはヒンジ部11cにおいて折り畳まれ、筒状部11dの下端側を閉じた状態で、ドレンプラグ11はドレンソケット10(ドレン排出口10a)に取り付けられている。
このとき、筒状部11dの内周面と、点検窓11fの下面と、蓋11eの上面とによって、密閉空間が形成されているから、点検窓11fと蓋11eとの間に空気層が形成される。かかる空気層による断熱効果によって、点検窓11fの上面と下面との温度差が緩和されるため、点検窓11fに生じる結露の発生が抑制されている。
また、蓋11eが筒状部11dにヒンジ部11cを介して一体成形されているため、主機能である止水や、二次機能である点検や断熱(前記空気層が断熱機能を発揮する)という複数の機能を1部品に集約した構成にすることができるため、低コスト化を図ることができる。
なお、本発明は前記一体成形に限定するものではなく、蓋11eと筒状部11d(点検窓11fが一体形成されている)とを別々に成形し、蓋11eを筒状部11dの下端に設置した際、前記空気層が形成されるようにしてもよい。
また、蓋11eは軟質系樹脂または合成ゴムによって形成されているが、本発明はこれに限定するものではなく、硬質透明樹脂によって形成してもよい。
(ドレンキャップ)
また、ドレンプラグ11の抜け防止の目的で、ドレンプラグ11の底面に当接させ、化粧パネル14に設置(締結)されるドレンキャップ12が設けられている。
ドレンキャップ12は、内部中央付近にドレンソケット10のドレン排出口10aの内径よりも大きい内径を具備する水受け部12aが形成され、水受け部12aにおいてドレンプラグ11を抜けないように押さえている。
ドレンキャップ12は、水受け部12aの外周の一部に外周方向に突出した引っ掛け足12dが形成され、引っ掛け足12dに対向する位置に外周方向(引っ掛け足12dとは反対の方向)に突出したネジ孔を具備する固定部12fが形成されている。そして、引っ掛け足12dを化粧パネル14に形成された引っ掛け部14bに引っ掛け、更にネジ17によって固定部12fを化粧パネル14のボス部14aに固定している。したがって、ドレンキャップ12を、化粧パネル14にドライバーのみで容易に取り付けることができ、化粧パネル14からドライバーのみで容易に取り外すことができる。
ドレンキャップ12の外面には下方に突出したホース接続口12eが形成され、ホース接続口12eの外周部には、環状に突出した「カエシ12c」が設けられている。したがって、ドレンポンプ6の故障時、ホース接続口12eにホースを接続することによって、ドレン水を排出することができ、このとき、ホースはカエシ12cによって抜け難くなっている。
(ドレンパン内部の点検・清掃作業)
ドレンポンプ6は、既に述べたように一定期間運転を続けると、空気中のゴミや細菌から成るヘドロやスライムにより、ドレンポンプ6の取水口6cに汚れが詰まり、ドレンポンプ6が故障し、ドレン水がドレンパン7からオーバーフローする。このため、ドレンパン7の内部を点検して、汚れ具合がひどく清掃作業が必要と判断した場合には、ドレンパン7を外箱1から取り外して、ドレンパン7の内部とドレンポンプ6を定期的に清掃する必要がある。
図5において、ドレンパン7の内部の汚れを点検する作業手順を説明する。
先ず、ドレンソケット10の下方のコーナーパネル13(4枚のうちの1枚のみ)を化粧パネル14から取り外す(S1)。
次に、ドレンキャップ12のネジ17と引っ掛け足12dを外して、化粧パネル14からドレンキャップ12を取り外す(S2)。
そうすると、ドレンプラグ11が剥き出しになって見えるため、ドレンプラグ11の筒状部11d下端を塞いでいた蓋11eの一端を指でつまみながら引き下げ、筒状部11d下端を開放する(S3)。
そうすると、透明の点検窓11fを透過して、ドレンパン7の内部を視認することが可能になるから、ドレンパン7の内部とドレンポンプ6の取水口6cの汚れ状態を点検する(S4)。
そして、汚れ具合がひどく清掃作業が必要と判断した場合には、清掃作業に移行し、清掃作業が不要と判断した場合には、終了作業に移行する(S5)。
(清掃作業)
清掃作業が必要と判断した場合、まず、ドレンプラグ11をドレンソケット10から取り外す(S6)。
そうすると、ドレン排出口10aが開放されるから、ドレンパン7の内部に溜まっていたドレン水を排出する(S7)。
そして、ドレン水を抜いた状態で、ドレンパン7を外箱1より取外し、ドレンパン7の内部やドレンポンプ6の取水口6cなどに付着した汚れを落とす(S8)。
(終了作業)
付着した汚れが除去されたドレンパン7を外箱1に取り付ける(S11)。
次に、ドレンプラグ11をドレンソケット10に設置(圧入)する(S12)。
そこで、ドレンプラグ11の筒状部11dの下端を蓋11eによって塞ぐ(S13)。
ドレンキャップ12の引っ掛け足12dを引っ掛け、ネジ17を設置して、化粧パネル14にドレンキャップ12を取り付ける(S14)。
最後に、取り外していたコーナーパネル13を化粧パネル14に取り付ける(S15)。
なお、予め、筒状部11dの下端を蓋11eによって塞いだ状態のドレンプラグをドレンソケット10に設置してもよい(S12よりもS13が先行してもよい)。
また、清掃作業が不要と判断した場合には、S11およびS12の工程が不要であるから、S13の工程から終了作業が開示されることになる。
以上のように、室内機20は構成されているため、ドレンパン7の内部の点検作業を実施する際、ドレンパン7を取り外す必要がなく、ドレンプラグ11の点検窓11fを透過して、ドレンパン7の内部や、ドレンポンプ6の取水口6cの汚れ、詰まり、動作確認などを容易に点検することができる。
このとき、常時(点検時を除く時間)、点検窓11fと蓋11eとの間には空気層が形成され、点検窓11fの上面と下面との温度差が緩和されているため、点検窓11fへの結露が抑制されるから、点検窓11fを透過したドレンパン7の内部の視認性が向上している。
また、ドレン排水口10aの開口面積(内径)を、ドレンポンプ6の取水口6cの面積(外径)より大きくしたことにより、ドレンパン7の内部のより広範囲の状態を点検することができる。
なお、ドレンポンプ6の羽根の色を白などの明るい色にすれば、回転確認がし易くなる。
(ドレンプラグの実施例1)
図6の(a)において、ドレンプラグ110は、点検窓11fが、窓平面部111fと、窓平面部111fの周囲に一体形成された窓筒状部112fとを有し、窓筒状部112fの外周を包囲(把持)するように筒状部11dが設けられている(インサート成形されている)。
また、蓋11eは、蓋本体部111eと、蓋本体部111eの周囲に一体形成され、ヒンジ部11cにおいてフランジ部11bに接続されて板状の蓋フランジ部112eと、蓋本体部111eの周囲に蓋フランジ部112eに対して垂直に突出した蓋突起部113eと、を具備している。
図6の(b)において、ドレンプラグ110は、蓋11eがヒンジ部11cにおいて折り畳まれ、筒状部11dの下端側が閉じられている。
すなわち、フランジ部11bと蓋フランジ部112eが当接し、蓋本体部111eは筒状部11dに押し込められ(嵌入され)、蓋本体部111eの外周は筒状部11dの内周に嵌め込まれている。また、蓋突起部113eは窓筒状部112fに押し込まれ(嵌入され)、蓋突起部113eの外周は窓筒状部112fの内周に嵌め込まれている。
なお、ヒンジ部11cにおいて、フランジ部11bと蓋フランジ部112eとを分離し、フランジ部11bと蓋フランジ部112eとを別個に形成してもよい。また、点検窓11fは硬質透明樹脂によって形成され、筒状部11dおよび蓋11eは軟質系樹脂または合成ゴムによって形成されている。
(ドレンプラグの実施例2)
図7の(a)において、ドレンプラグ120は、ドレンプラグ110における蓋11eの蓋本体部111eを、硬質透明樹脂によって形成された蓋本体部111gに置き換えた透明蓋11gにしたものである。したがって、ドレンプラグ120によると、点検作業において、透明な蓋本体部111gおよび点検窓11fの両方を透過してドレンパン7の内部を点検することができるから、筒状部11d下端を開放する工程(S3)が不要になる。すなわち、作業がさらに容易で迅速になる。
(ドレンプラグの実施例3)
図7の(b)において、ドレンプラグ130は、ドレンプラグ120におけるヒンジ部11cを撤去して、フランジ部11bと蓋フランジ部112eを一体にしたものに相当する。すなわち、透明な点検窓11fおよび透明な蓋本体部111gの外周を取り囲むように筒状部11dが設けられている。
したがって、ドレンプラグ130によると、ドレンプラグ120と同様に、筒状部11d下端を開放する工程(S3)が不要になる。すなわち、作業がさらに容易で迅速になる。
さらに、以上は、ドレンキャップ12が不透明な材料によって形成されたものを示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、透明材料によって形成してもよい。そうすると、ドレンプラグ120またはドレンプラグ130が設置された場合、点検作業において、透明なドレンキャップ12、蓋11eおよび点検窓11fの全てを透過してドレンパン7の内部を点検することができるから、化粧パネル14からドレンキャップ12を取り外す工程(S2)および筒状部11dの下端を開放する工程(S3)の両方が不要になる。すなわち、作業がさらに容易で迅速になる。
1 外箱、2 室内送風機、2a ファンモータ、2b ファン、3 固定ボルト、4 断熱材、5 熱交換器、6 ドレンポンプ、6a ドレンホース、6b ドレンポンプ取付金具、6c 取水口、7 ドレンパン、7a スキン層、8 風路、9 据付金具、10 ドレンソケット、10a ドレン排出口、11 ドレンプラグ、11a 凸筋、11b フランジ部、11c ヒンジ部、11d 筒状部、11e 蓋、11f 点検窓、11g 透明蓋、12 ドレンキャップ、12a 水受け部、12c カエシ、12d 引っ掛け足、12e ホース接続口、12f 固定部、13 コーナーパネル、14 化粧パネル、14a ボス部、14b 引っ掛け部、17 ネジ、20 室内機、21 吸込口、22 吹出口、23 側壁、30 天壁、110 ドレンプラグ(実施例1)、111e 蓋本体部、111f 窓平面部、111g 蓋本体部、112e 蓋フランジ部、112f 窓筒状部、113e 蓋突起部、120 ドレンプラグ(実施例2)、130 ドレンプラグ(実施例3)。

Claims (6)

  1. 一面が開放された箱体である外箱と、
    前記外箱の前記開放された一面を塞ぐように着脱自在に設置されたパネルと、
    前記外箱内に設けられ、前記パネルに形成された空気の吸込口から前記パネルに形成された空気の吹出口に至る空気の通路となる風路と、
    前記風路内に設けられた送風手段および熱交換器と、
    前記熱交換器の下方に配置され、前記熱交換器で発生したドレン水を受けるドレンパンと、
    前記ドレンパンの上方に配置され、前記ドレンパンに溜まったドレン水を前記外箱の外に排出するドレンポンプと、
    前記ドレンポンプの下方で、前記ドレンパンに設けられたドレン排出口と、
    前記ドレン排出口を塞ぎ、透明な材料からなる点検窓を具備するドレンプラグと、
    前記ドレンプラグの前記点検窓に対向する位置に装着され、前記点検窓との間に空気層を形成する蓋と、
    を備えたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記ドレンプラグは筒状部を具備し、前記点検窓は前記筒状部の上端側に設けられ、前記蓋は前記筒状部の下端側を開閉自在であって、
    前記蓋が前記筒状部の下端側を閉じた際、前記空気層が形成されることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記蓋は、前記筒状部の下端側にヒンジ部を介して一体的に形成されていることを特徴とする請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記点検窓は硬質透明樹脂によって形成され、前記筒状部は軟質系樹脂または合成ゴムによって形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記蓋は軟質系樹脂または合成ゴムによって形成されていることを特徴とする請求項4記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記ドレン排出口が、前記ドレンパンにインサート成形されたドレンソケットに形成され、前記ドレンプラグは前記ドレンソケットに着脱自在に設置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
JP2012031365A 2012-02-16 2012-02-16 空気調和機の室内機 Active JP5840021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031365A JP5840021B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 空気調和機の室内機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031365A JP5840021B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 空気調和機の室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013167410A true JP2013167410A (ja) 2013-08-29
JP5840021B2 JP5840021B2 (ja) 2016-01-06

Family

ID=49177942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012031365A Active JP5840021B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 空気調和機の室内機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5840021B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3104096A1 (en) 2015-06-12 2016-12-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drain pan and air conditioner
CN106403063A (zh) * 2016-10-31 2017-02-15 广东美的制冷设备有限公司 窗式空调器
KR20200067402A (ko) * 2018-12-04 2020-06-12 엘지전자 주식회사 공기조화기

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219529U (ja) * 1985-07-19 1987-02-05
JPS63129227A (ja) * 1986-11-19 1988-06-01 Matsushita Seiko Co Ltd 空気調和機の点検窓
JPH0488799U (ja) * 1990-06-04 1992-07-31
JPH0912054A (ja) * 1995-06-28 1997-01-14 Yoshino Kogyosho Co Ltd 不正開封防止用ヒンジ付キャップ
JPH09206370A (ja) * 1995-12-01 1997-08-12 Tsukada Medical Res:Kk 人体留置医療器具用キャップ
JP2003161994A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Sony Corp 防水ハウジング
JP2007024454A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2008309468A (ja) * 2008-08-29 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2009127983A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調用室内ユニット
JP5128605B2 (ja) * 2007-09-07 2013-01-23 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内ユニット

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6219529U (ja) * 1985-07-19 1987-02-05
JPS63129227A (ja) * 1986-11-19 1988-06-01 Matsushita Seiko Co Ltd 空気調和機の点検窓
JPH0488799U (ja) * 1990-06-04 1992-07-31
JPH0912054A (ja) * 1995-06-28 1997-01-14 Yoshino Kogyosho Co Ltd 不正開封防止用ヒンジ付キャップ
JPH09206370A (ja) * 1995-12-01 1997-08-12 Tsukada Medical Res:Kk 人体留置医療器具用キャップ
JP2003161994A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Sony Corp 防水ハウジング
JP2007024454A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP5128605B2 (ja) * 2007-09-07 2013-01-23 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内ユニット
JP2009127983A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調用室内ユニット
JP2008309468A (ja) * 2008-08-29 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3104096A1 (en) 2015-06-12 2016-12-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drain pan and air conditioner
JP2017003213A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 三菱重工業株式会社 ドレンパン、及び空気調和機
CN106403063A (zh) * 2016-10-31 2017-02-15 广东美的制冷设备有限公司 窗式空调器
KR20200067402A (ko) * 2018-12-04 2020-06-12 엘지전자 주식회사 공기조화기
KR102170316B1 (ko) * 2018-12-04 2020-10-26 엘지전자 주식회사 공기조화기

Also Published As

Publication number Publication date
JP5840021B2 (ja) 2016-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6450880B1 (en) Ceiling embedded-type air conditioner
JP5128605B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP4265800B2 (ja) 空気調和機
JP5453982B2 (ja) ガイド部材
JP5840021B2 (ja) 空気調和機の室内機
US6598413B2 (en) Ceiling embedded-type air conditioner
JP4888435B2 (ja) 空気調和機
JP4790529B2 (ja) 窓用換気扇装置
CN104654737A (zh) 防水显控组件和冰箱
JP6638166B2 (ja) ドレンパン、及び空気調和機
JP4787299B2 (ja) 空気調和機
JP5148240B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2017089951A (ja) 送風装置
JP2012163330A (ja) 空気調和機の室内機
JPH0861690A (ja) 空気調和機の化粧パネル
JP4407763B2 (ja) 浴室乾燥機
JPH03168551A (ja) 天井用換気扇
WO2018076603A1 (zh) 控制面板的集成结构及洗碗机
JP4385965B2 (ja) 浴室ユニットの床パン構造
KR100514914B1 (ko) 공기조화기
CN213015558U (zh) 带卫生间的组装式浴室单元
JP2013189786A (ja) 換気框および建具
JP5506768B2 (ja) 天井埋込型空気調和機の据付装置
JP2006266564A (ja) 換気装置
KR100512732B1 (ko) 빌트인 냉장고

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5840021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250