JP4407763B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の天井に埋め込んだ状態で取り付けられる浴室乾燥機に関する。
2009年から施行される長期使用製品安全点検制度に係る法律には、製品の製造番号や製造月などが記載された製品ラベルを当該製品の使用者が目視確認できる位置に貼着すべきことが規定されている。このため、浴室に設置される浴室乾燥機においても、外部から目視できる位置に製品ラベルを貼着する必要が生じている。しかしながら、浴室乾燥機は、天井に埋め込んだ状態で乾燥機本体を固定し、その下面となる浴室側に化粧カバーとなるグリルカバーを着脱可能に装着するのが一般的である。このため、製品ラベルを貼り付ける必要のある乾燥機本体はグリルカバーで覆われてしまうことになることから、浴室内にいる使用者からは乾燥機本体に貼り付けた製品ラベルを視認できない状況になってしまう。従って、法律に適合させるためには、乾燥機本体に貼り付けられた製品ラベルと同内容の製品ラベルをグリルカバーにも貼着することが求められる。
この点について、一般的な浴室乾燥機の構造が開示された特許文献1の図10を参照しながら詳細に説明する。図10に示すように、天井を構成する階上のフロアにアンカーボルト95によって本体ケース91が固定され、浴室BRを構成する天井93に設けられた開口部に臨む本体ケース91の下面を覆うようにグリルカバー92が設けられている。このため、長期使用製品安全点検制度に基づく製品ラベルを貼り付ける必要のある本体ケース91は、グリルカバー92の存在によって浴室BR側からは目視できない状態となる。従って、長期使用製品安全点検制度の法律に対応するためには、浴室BR側から製品ラベルが目視できるように、本体ケース91に貼り付けた製品ラベルと同じ製品情報が記載された製品ラベルを別途グリルカバー92にも貼り付ける必要が生じている。
ところで、新築住宅の建設工事における浴室乾燥機の設置作業は、まず、グリルカバーを乾燥機本体から取り外してグリルカバーを別途保管し、グリルカバーが装着されていない乾燥機本体だけを、天井を構成する階上のフロアなどに取り付け、その後、浴室内の施工や浴室の天井裏などの配管や電気工事などが行なわれ、浴室が実質的に完成した後、乾燥機本体にグリルカバーを装着するのが一般的である。このように、乾燥機本体の取り付け時期とグリルカバーの取り付け時期が大きくずれてしまうのは、グリルカバーを先に取り付けてしまうと、各種の施工ができなかったり、化粧カバーであるグリルカバーを傷つけたりしてしまうなどの問題を発生させるおそれがあるためである。
特開2004−150717号公報
2009年度から施行される長期使用製品安全点検制度に浴室乾燥機を適応させるにあたり、新築の集合住宅の建設に際して実用面で大幅に施工性を低下させてしまうような新たな課題が発見され、この課題を解決すべく本発明を行ったものである。
具体的には、浴室乾燥機の乾燥機本体に貼着される製品ラベルの記載項目は、乾燥機本体毎に同じであるが、製品番号などは乾燥機本体毎に異なっているため、製品ラベル毎の記載内容は全て異なっている。従って、各戸に取付けられる乾燥機本体の製品ラベルとその乾燥機本体に装着されるグリルカバーの製品ラベルとは完全にペアをなしていないといけない。
ここで、前述したように、乾燥機本体の取り付け時期とグリルカバーの装着時期とは施工などの関係で大きくずれている。一戸建て住宅であれば、そもそも一つの浴室乾燥機しか存在しないため、乾燥機本体とペアをなすようにグリルカバーを取り付ける際に何ら問題は生じない。しかしながら、戸数が100戸を超えるようなことも多い集合住宅では、先に各戸の浴室に取り付けられた乾燥機本体に、浴室完成後、一斉にグリルカバーを装着していく際に、100個を超える膨大なグリルカバーの中から、乾燥機本体に貼着された製品ラベルと同内容の製品ラベルが貼着されたグリルカバーを探し出し、完全にペアとなるようにグリルカバーを装着しなければならないので、乾燥機本体の製品ラベルとグリルカバーの製品ラベルとの照合作業に多大な労力と時間が費やされている。また、乾燥機本体とペアとなっていないグリルカバーを誤装着してしまうと、長期点検法に基づく点検を行うことができない、という問題が生じ、これが新たな課題となっている。
本発明は、このような新たな浴室乾燥機特有の課題に対して、長期使用製品安全点検制度に係る法律に適合するとともに、集合住宅の施工作業の効率化及びペア違いとなるような装着ミスを絶対に生じさせることのない、極めて実用性の高い浴室乾燥機を提供できるように工夫されたものである。
請求項1に係る発明は、浴室を構成する天井に乾燥機本体が固定され、当該浴室の室内側に前記乾燥機本体を覆うグリルカバーが着脱可能に装着された浴室乾燥機において、
前記乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に製品ラベルが固定された取付ベースを備え、前記グリルカバーに、前記取付ベースと少なくとも一部が対応する形状の開口を設け、
前記開口は透明カバーのない貫通口として構成され、
前記グリルカバーを前記乾燥機本体に装着した状態で、前記取付ベースは前記開口を貫通し前記グリルカバー表面と略同一面となる先端形状を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、浴室を構成する天井に乾燥機本体が固定され、当該浴室の室内側に前記乾燥機本体を覆うグリルカバーが着脱可能に装着された浴室乾燥機において、
前記乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に、製品ラベルが固定された取付ベースを備え、前記グリルカバーに、前記取付ベースと少なくとも一部が対応する形状の開口を設け、
前記開口は透明カバーのない貫通口として構成され、
前記グリルカバーを前記乾燥機本体に装着した状態で、前記取付ベースは前記開口を貫通し前記乾燥機本体と前記グリルカバーの水平方向の位置を規制していることを特徴とする。
請求項1の構成または請求項2の構成とすれば、乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に固定された製品ラベルが、グリルカバーに設けられた開口を通して浴室側から視認可能となるため、長期使用製品安全点検制度に係る法律に適合することができる。また、グリルカバーには製品ラベルが無く、乾燥機本体のみに製品ラベルが固定されたことにより、乾燥機本体にグリルカバーを装着する際の製品ラベルの照合作業が不要となるため、集合住宅の施工において乾燥機本体とグリルカバーとの組み合わせに特別な配慮を必要とせず、施工作業の効率化を図ることができ、装着ミスによる問題も絶対に発生しない。
請求項1に係る発明または請求項2に係る発明によれば、前記グリルカバーに設けられた開口は透明カバーのない単純な貫通口として構成しているため、長期使用製品安全点検制度に係る法律に規定された10年後の点検に際して10年間という長い期間に渡って製品ラベルに対する汚れ付着を抑制して視認不良が生じないように工夫したものである。
具体的には、浴室乾燥機においては、内蔵された送風ファンの吸引によって乾燥機本体内に大きな負圧が発生するが、特に送風ファンの吸気口に設けられるフィルタが汚れたような場合、空気が、フィルタを通過しない形で、吸気口以外のグリルカバーに存在する色々な部位の隙間や開口から汚れとともに強烈に内部空間に吸引されてしまい、隙間や開口のみならず内部を汚してしまうという問題が避けられない状態が生じる。そこで、今回設けた製品ラベルの視認口であるグリルカバーの開口に透明カバーを取り付けた場合、この透明カバーを内部から汚してしまって製品ラベルを10年間に渡って確実に視認させ続けることができなくなるので、製品ラベルを視認するためには、この透明カバーを頻繁に清掃しなくてはいけないという問題が生じる。
そこで、請求項1に係る発明または請求項2に係る発明では、グリルカバーの開口に透明カバーを設けない構成としているので、製品ラベルの視認性が確保され、仮に製品ラベルが汚れたとしてもグリルカバーを取り外して清掃するなどの対応を必要とせず、視認性を確保することができるものである。
請求項1に係る発明または請求項2に係る発明では、前記開口と対応する形状の取付ベースを前記乾燥機本体側に固定し、当該取付ベースに前記製品ラベルを固定するようにしている。このような構成とすれば、グリルカバーの開口と製品ラベルの位置を簡単に対応させることができるとともに、製品ラベルがグリルカバーから奥まった部分に位置して、製品ラベルの視認性が悪くなってしまうという問題を解決できる。
また、乾燥機本体にグリルカバーを取付ける際に乾燥機本体とグリルカバーの位置がこの取付ベースで規制されるため施工ずれなどによって製品ラベルが視認できなくなるという問題を生じることがなく、施工者も製品ラベルの位置を意識する必要がないという極めて実用性の高い効果を奏することができる。
請求項1に係る発明若しくは請求項3の態様によれば、前記取付ベースは、前記グリルカバー表面と略同一面となる先端形状を備えているため、グリルカバーに設けた開口を見かけ上なくすことができるため、意匠性の向上を図ることができる。また、製品ラベルが10年の月日の中で汚れたとしても、グリルカバーの清掃時に同時に製品ラベルを綺麗な状態とすることができる。さらに、先の送風ファンの吸引によって開口から空気が吸引されることがあっても、空気は製品ラベルの周縁から吸引されるような状態となるため、フィルタ汚れに起因する吸引により、製品ラベルの情報記載面を汚してしまうという問題を確実に解決できる。
請求項の態様によれば、前記取付ベースは、前記グリルカバーと同色に形成されているため、さらなる外観性の向上を図ることができるとともに、製品ラベルの取付ベースに対する固定も神経質になる必要がない。
請求項5に係る発明によれば、前記乾燥機本体の前記開口と対応する位置に前記製品ラベルを固定し、前記開口に対応する形状の透明部材からなるカバー部材を乾燥機本体に固定して前記製品ラベルを覆うため、製品ラベルの損傷や汚れの付着を確実に防止することができ、請求項4同様に、施工性が向上し、汚れの除去も簡単に行うことができる。また、透明部材による光の屈折を利用すれば製品ラベルの表示を拡大して視認性の向上を図ることも可能となる。さらに、外観の向上にも有効である。
請求項6に係る発明によれば、前記グリルカバーと一体成型された縦壁リブを前記開口の少なくとも循環吸引口側に設けたので、フィルタ汚れにより、フィルタを通過しない形で空気が吸引されることがあっても、グリルカバーと一体成型された縦壁リブが開口の少なくとも循環吸引口側に設けているので、製品ラベルを汚すような状態で空気が吸引される事態を回避することができ、簡単な構成で製品ラベルの視認性を維持できる。
請求項の態様によれば、前記縦壁リブと嵌合する溝部を前記乾燥機本体に形成しているので、縦壁リブと溝部との嵌合によって空気の遮断機能が一層高まり、空気吸引作用に伴って製品ラベルを汚してしまうという問題を確実に解決できる。
本発明により、長期使用製品安全点検制度に係る法律に適合するとともに、集合住宅の施工作業の効率化を図り、グリルカバーの装着ミスに伴うペア違いの問題を絶対に生じさせることのない極めて実用性の高い浴室乾燥機を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態である浴室乾燥機を示す斜視図、図2は図1に示す浴室乾燥機を構成する乾燥機本体の斜視図、図3は図2に示す乾燥機本体に固定された製品ラベルを示す図、図4(a)は図1のA−A線における断面図、図4(b)は図4(a)における矢線X部分の拡大図である。
図1,図2に示すように、本実施形態の浴室乾燥機10は、浴室を構成する天井(図示せず)に固定される乾燥機本体20と、当該浴室の室内側に乾燥機本体20の下面を覆うように着脱可能に装着されたグリルカバー11とを備えている。グリルカバー11には、通気グリル14、ネジ挿通孔(図示せず)を備えた複数のネジ取付部11c、着脱式の目隠し部材27などが設けられ、乾燥機本体20には、送風ファン21、フィルタF、可動ルーバ15及び排気口22、吸気口26などが設けられている。また、乾燥機本体20を構成するグリル取付部材24の周縁部分には、グリルカバー11のネジ取付部11cと同じ配列で複数の雌ネジ孔29が設けられている。
乾燥機本体20の下面に装着されたグリルカバー11は、グリルカバー11のネジ取付部11cのネジ挿通孔(図示せず)に挿入したネジ28をグリル取付部材24の雌ネジ孔29に螺着することによって乾燥機本体20に固定されている。なお、ネジ取付部11cから雌ネジ孔29に螺着した後のネジ28の頭部を隠すため、ネジ取付部11cにはそれぞれ目隠し部材27が取り付けられる。
さらに、乾燥機本体20の浴室側へ臨む部分に固定された製品ラベル13がグリルカバー11を乾燥機本体20に装着した状態で当該浴室側から視認可能となるようにグリルカバー11の製品ラベル13と対応する位置に開口12が設けられている。
図3に示すように、製品ラベル13には、浴室乾燥機10の「製造事業者・住所」、「製造年月」、「設計標準使用期間」、「点検期間」、「お問い合わせ連絡先」及び「製品品番」など、長期使用製品安全点検制度に係る法律に規定された事項が表示されている。
このような構成とすれば、図1に示すように、乾燥機本体20の浴室側へ臨む部分に固定された製品ラベル13が、グリルカバー11に設けられた開口12を通して浴室側から視認可能となるため、長期使用製品安全点検制度に係る法律に適合するものとなる。また、グリルカバー11には製品ラベルが無く、乾燥機本体20のみに製品ラベル13が固定されているため、乾燥機本体20にグリルカバー11を装着する際の製品ラベル13の照合作業が不要となる。従って、戸数の多い集合住宅の施工においても、乾燥機本体20とグリルカバー11との組み合わせに特別な配慮を必要とせず、施工作業の効率化を図ることができ、装着ミスによる問題も絶対に発生しない。
浴室乾燥機10の場合、図2,図4(a)に示すように、乾燥機本体20を構成するグリル取付部材24にネジ25を介して固定された取付ベース23に製品ラベル13が固定されている。これにより、グリルカバー11及び製品ラベル13は同一のグリル取付部材24に固定されるため、製品ラベル13とグリルカバー11の開口12との位置合わせ精度が高まる。また、位置合わせ精度が高まれば、グリルカバー11の開口12を必要以上に大きくすることを抑制することができるため、化粧部材であるグリルカバー11の意匠性の低下、製品としての外観性の低下を抑制することができる。
前述したように、開口12と対応する形状の取付ベース23を乾燥機本体20側のグリル取付部材24に固定し、当該取付ベース23に製品ラベル13を固定しているため、グリルカバー11に製品ラベル13を貼る必要がなくなり、施工性が向上する。また、図4に示すように、取付ベース23には、グリルカバー11表面と略同一面をなす先端面23aが設けられているため、グリルカバー11の位置決めが容易であり、誤装着を防止することができる。さらに、取付ベース23はグリルカバー11と同色及び同材質の素材で形成しているため、意匠性及び外観性の低下を抑制することができる
また、開口12には透明カバーがなく、グリルカバー11を貫通するように設けられているため、製品ラベル13の視認性を確保することができ、仮に製品ラベル13が汚れても、グリルカバー11を取り外すことなく、表側から指を入れて汚れを払拭するだけで、視認性を復活させることができる。従って、長期使用製品安全点検制度に係る法律に規定された10年後の点検確認表示に対して汚れ付着による確認不良を防止することができる。
一方、図4に示すように、取付ベース23の先端面23aの外周縁に沿って縦壁リブ23bが設けられ、グリルカバー11の開口12の内周縁に沿って、縦壁リブ23bを挟むように2列の縦壁リブ11a,11bを設けることにより溝部11dが形成されている。そして、縦壁リブ23bと溝部11dとの嵌合部分にシール材16が挟持されている。このような構成とすれば、取付ベース23の先端面23aの外周縁と、グリルカバー11の開口12の内周縁との隙間が遮蔽され、フィルタFが目詰まりしたときに発生する送風ファン21(図2参照)による空気吸引作用を抑制することができるため、塵埃の集積による汚損を防止することができる。
次に、図5〜図9に基づいて、本発明の第2〜第4実施形態について説明する。なお、図5〜図9において図1〜図4と同符号を付している部分は浴室乾燥機10の構成部分と同じ構造、機能を有する部分であり、説明を省略する。
図5は本発明の第2実施形態である浴室乾燥機を示す斜視図、図6は図5に示す浴室乾燥機を構成する乾燥機本体の斜視図である。図5,図6に示すように、本実施形態の浴室乾燥機30においては、乾燥機本体40内の通気経路44を形成する隔壁部材42に固定された取付ベース43の正面部に製品ラベル13が固定され、グリルカバー31を乾燥機本体40に装着した状態で浴室側から製品ラベル13が視認可能となるように、グリルカバー31の製品ラベル13と対応する位置に開口32が設けられている。
浴室乾燥機30の場合、グリルカバー31の中央寄りの目に付き易い部分に製品ラベル13及び開口32が配置されているため、浴室側から比較的容易に製品ラベル13を目視確認することができる。なお、本発明の浴室乾燥機において、製品ラベル及び開口の位置は特に限定しないので、その他の位置に設けることもできる。
図7は本発明の第3実施形態である浴室乾燥機の製品ラベル付近を示す断面図である。図7に示すように、乾燥機本体の隔壁部材42においてグリルカバー31の開口32と対応する位置に製品ラベル13を固定し、開口32に対応する形状の透明部材からなるカバー部材45で製品ラベル13を覆うこともできる。このような構造とすれば、製品ラベル13の損傷や汚れの付着を防止することができ、汚れも簡単に除去することができる。また、透明なカバー部材45における光の屈折により製品ラベル13の表示が拡大されるため、視認性の向上を図ることができ、外観性の向上にも有効である。
図8は本発明の第4実施形態である浴室乾燥機を示す斜視図、図9は図8のB−B線における断面図である。図8,図9に示すように、本実施形態の浴室乾燥機50においては、グリルカバー51の開口54の内周縁に沿って当該グリルカバー51と一体成型された縦壁リブ51aを設けるとともに、縦壁リブ51aを挟むように2列の縦壁リブ52a,52bを乾燥機本体52に立設することにより、縦壁リブ51aと嵌合する溝部55が乾燥機本体52に形成されている。また、縦壁リブ51aと溝部55との嵌合部分にはシール材53が挟持されている。このような構成とすれば、縦壁リブ51aと溝部55との嵌合構造及びシール材53の気密作用によって空気遮蔽性を高めることができる。
従って、乾燥機本体の循環吸引口に取り付けられているフィルタF(図2参照)に、浴室特有の高湿度で粘着性のダストが付着して圧力損失が高まり、乾燥機本体内に送風ファンによる負圧が発生することがあっても、グリルカバー51の開口54の周縁部分に空気吸引作用が生じ難くなるため、空気吸引作用に伴って製品ラベル13が汚損することもない。
本発明の浴室乾燥機は集合住宅などの浴室乾燥設備として広く利用することができる。
本発明の第1実施形態である浴室乾燥機を示す斜視図である。 図1に示す浴室乾燥機を構成する乾燥機本体の斜視図である。 図2に示す乾燥機本体に固定された製品ラベルを示す図である。 (a)は図1のA−A線における断面図、(b)は前記(a)における矢線X部分の拡大図である。 本発明の第2実施形態である浴室乾燥機を示す斜視図である。 図5に示す浴室乾燥機を構成する乾燥機本体の斜視図である。 本発明の第3実施形態である浴室乾燥機の製品ラベル付近を示す断面図である。 本発明の第4実施形態である浴室乾燥機を示す斜視図である。 図8のB−B線における断面図である。 従来の浴室乾燥機を示す縦断面図である。
符号の説明
10,30,50 浴室乾燥機
11,31,51 グリルカバー
11a,11b,23b,51a,52a,52b 縦壁リブ
11c ネジ取付部
12,32,54 開口
13 製品ラベル
14 通気グリル
15 可動ルーバ
16,53 シール材
20,40 乾燥機本体
21 送風ファン
22 排気口
23,43 取付ベース
23a 先端面
24 グリル取付部材
25 ネジ
26 吸気口
27 目隠し部材
29 雌ネジ孔
42 隔壁部材
44 通気経路
45 カバー部材
55 溝部
F フィルタ

Claims (7)

  1. 浴室を構成する天井に乾燥機本体が固定され、当該浴室の室内側に前記乾燥機本体を覆うグリルカバーが着脱可能に装着された浴室乾燥機において、
    前記乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に製品ラベルが固定された取付ベースを備え、前記グリルカバーに、前記取付ベースと少なくとも一部が対応する形状の開口を設け、
    前記開口は透明カバーのない貫通口として構成され、
    前記グリルカバーを前記乾燥機本体に装着した状態で、前記取付ベースは前記開口を貫通し前記グリルカバー表面と略同一面となる先端形状を備えていることを特徴とする浴室乾燥機。
  2. 浴室を構成する天井に乾燥機本体が固定され、当該浴室の室内側に前記乾燥機本体を覆うグリルカバーが着脱可能に装着された浴室乾燥機において、
    前記乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に、製品ラベルが固定された取付ベースを備え、前記グリルカバーに、前記取付ベースと少なくとも一部が対応する形状の開口を設け、
    前記開口は透明カバーのない貫通口として構成され、
    前記グリルカバーを前記乾燥機本体に装着した状態で、前記取付ベースは前記開口を貫通し前記乾燥機本体と前記グリルカバーの水平方向の位置を規制していることを特徴とする浴室乾燥機。
  3. 前記取付ベースは、前記グリルカバー表面と略同一面となる先端形状を備えている請求項記載の浴室乾燥機。
  4. 前記取付ベースは、前記グリルカバーと同色に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の浴室乾燥機。
  5. 浴室を構成する天井に乾燥機本体が固定され、当該浴室の室内側に前記乾燥機本体を覆うグリルカバーが着脱可能に装着された浴室乾燥機において、
    前記乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に固定された製品ラベルが前記グリルカバーを前記乾燥機本体に装着した状態で当該浴室側から視認可能となるように前記グリルカバーの前記製品ラベルと対応する位置に開口を設け、
    前記グリルカバーに設けられた開口は透明カバーのない貫通口として構成され、
    前記乾燥機本体の前記開口と対応する位置に前記製品ラベルを固定し、前記開口に対応する形状の透明部材からなるカバー部材を乾燥機本体に固定して前記製品ラベルを覆ったことを特徴とする浴室乾燥機。
  6. 浴室を構成する天井に乾燥機本体が固定され、当該浴室の室内側に前記乾燥機本体を覆うグリルカバーが着脱可能に装着された浴室乾燥機において、
    前記乾燥機本体の浴室側へ臨む部分に固定された製品ラベルが前記グリルカバーを前記乾燥機本体に装着した状態で当該浴室側から視認可能となるように前記グリルカバーの前記製品ラベルと対応する位置に開口を設け、
    前記グリルカバーに設けられた開口は透明カバーのない貫通口として構成され、
    前記グリルカバーと一体成型された縦壁リブを前記開口の少なくとも循環吸引口側に設けたことを特徴とする浴室乾燥機。
  7. 前記縦壁リブと嵌合する溝部を前記乾燥機本体に形成した請求項記載の浴室乾燥機。
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