JP2009123949A - 乾式変圧器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
乾式変圧器装置において、保護用ケースの天井部から侵入した水が変圧器本体の上に落下しないようにする。
【解決手段】
保護用ケースが、複数の部材が平面的に結合され該保護用ケースの天井部を形成する天井部材と、該保護用ケースの内部において該天井部材に取付けられ、該複数の部材の結合部から変圧器本体側に落下する水を集め該保護用ケースの外部に導く溝を形成する溝用部材とを備えた構成とする。該溝用部材としては、上記保護用ケース内において上記結合部の下方に配され、底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材と、該保護用ケース内において上記第1の溝が交差して結合され、底面が、該第1の溝の底面よりも低位置に形成されかつ保護用ケースの外部側に向かって下方に傾斜した第2の溝を形成する第2の溝用部材とを備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、変圧器本体が保護用ケース内に収納された乾式変圧器装置に係り、特に、複数の部材が平面的に結合されて成る天井部材を備えた保護用ケースの構成に関する。
従来、乾式変圧器装置においては、変圧器本体が収納される保護用ケースは、ほとんどの場合、装置が設置される現地で組み立てられる。このため、保護用ケースは、少なくとも天井部材が、輸送や組立て作業などをし易いように、複数の部材に分割されている場合が多い。図8は、従来の乾式変圧器装置1'の構成例であり、(a)はその上面図、(b)は正面図である。図8において、乾式変圧器装置1'は、変圧器本体30'が収納される保護用ケース10'は、天井部を構成する天井部材11'が、3個の平板状の天井部材11a'、11b'、11c'の平面的に結合により構成されている。天井部材11a'、11b'間は、結合部材111a'、111b'を介して結合され、天井部材11b'、11c'間は、結合部材111c'、111d'を介して結合されている。天井部材11a'、11b'間の結合部には、結合部材111a'、111b'の合せ目200a'が形成され、天井部材11b'、11c'間の結合部には、結合部材111c'、111d'の合せ目200b'が形成されている。なお、301a'、301b'、301c'は、変圧器本体30'のコイル部、302'は、変圧器本体30'のヨーク部である。図9は、乾式変圧器装置1'における保護用ケース10'の天井部の天井部材11b'、11c'間の結合部のc'−c'断面の構成を示す図である。結合部材111c'は、ボルト500b'、ナット501b'により天井部材11b'に固定され、結合部材111d'は、ボルト500c'、ナット501c'により天井部材11c'に固定され、さらに、該結合部材111c'と該結合部材111d'は互いに、ボルト500d'、ナット501d'により固定されている。合せ目200b'は、該結合部材111c'と該結合部材111d'との間に±Z軸方向に形成されている。天井部材11a'、11b'間の結合部の断面構成もこれと同様である。かかる構成の乾式変圧器装置1'は、建物内において地下室などに空調用ダクト等といっしょに設置される場合が多い。
また、本発明に関連した従来技術で、特許文献に記載されたものとしては、例えば、特開平10−313511号公報(特許文献1)や特開2003−164020号公報(特許文献2)に記載された技術がある。特開平10−313511号公報には、高圧受電設備において、各機能別ユニット101〜104の連結部115に雨水排水用溝117を設けるとした構成が記載され(段落0039、図8)、特開2003−164020号公報には、屋外用閉鎖型変圧器盤において、本体ケース10内に収納された変圧器9の上方に取付金具12を介して吊下げ金具13を固定し、該吊下げ金具13の下部に屋根板17を固定し、さらに該屋根板17の内面側に、断面コ字状のレール板20を、その開口側を上に向けて傾斜状態で取付け、吊下げ金具13の取付部から雨水などが侵入した場合にも、該雨水を該レール板20で受けて本体ケース10の内側面に流下させ、変圧器9に対して直接に流れ落ちないようにするとした構成が記載されている(段落0032〜0035、図5、図6)。
特開平10−313511号公報 特開2003−164020号公報
上記従来の乾式変圧器装置1'では、保護用ケース10'の天井部材11'上に水が落ちてきたり溜まったりした場合には、該水が、天井部材11a'、11b'間の結合部における結合部材111a'、111b'の合せ目200a'や、天井部材11b'、11c'間の結合部における結合部材111c'、111d'の合せ目200b'を通って、保護用ケース10'内に侵入し、図9に示すように、水滴700として変圧器本体30'上に落下する。該落下した水は、変圧器本体30'のコイル部301a'、301b'、301c'やヨーク部302'に流れ込んで、コイルの絶縁劣化や各部の腐食等の原因になる。また、保護用ケース10'内で結露してできた水が、結合部材111a'、111b'の下端部や、結合部材111c'、111d'の下端部から、水滴700として変圧器本体30'上に落下する場合なども同様である。
また、特開平10−313511号公報記載の技術は、高圧受電設備の各機能別ユニット101〜104の連結部115に雨水排水用溝117を設けるとしたものであり、機能別ユニット内で、その天井部から内部の変圧器等に直接落下してくる水を排除する技術ではないし、特開2003−164020号公報記載の技術は、屋外用閉鎖型変圧器盤において、吊下げ金具13の取付部から侵入した雨水などが変圧器9に直接に流れ落ちないようにするためのものであり、保護用ケースの複数の天井部材の結合部から落下する水が変圧器本体上に落下するのを防ぐための技術ではない。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、乾式変圧器装置において、保護用ケースの天井部の複数の天井部材の結合部から該保護用ケース内に侵入した水や、該保護用ケース内で結露などにより発生した水が、該ケース内の変圧器本体の上に落下しないようにすることである。
本発明の目的は、上記課題点を解決し、コイルの絶縁劣化や各部の腐食等を改善した乾式変圧器装置を提供することにある。
上記課題点を解決するために、本発明では、乾式変圧器装置として、保護用ケースが、複数の部材が平面的に結合され該保護用ケースの天井部を形成する天井部材と、該保護用ケースの内部において該天井部材に取付けられ、該複数の部材の結合部から落下する水を集め該保護用ケースの外部に導く溝を形成する溝用部材とを備えた構成とする。該溝用部材としては、上記保護用ケース内において上記結合部の下方に配され、底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材と、該保護用ケース内において上記第1の溝が交差して結合され、底面が、該第1の溝の底面よりも低位置に形成されかつ保護用ケースの外部側に向かって下方に傾斜した第2の溝を形成する第2の溝用部材とを備えた構成とする。
本発明によれば、乾式変圧器装置において、保護用ケースの複数の天井部材の結合部から該保護用ケース内に侵入した水が変圧器本体の上に落下しないようにすることができ、変圧器本体のコイルの絶縁劣化や各部の腐食の進行などを抑えて装置の信頼性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図4は、本発明の第1の実施例としての乾式変圧器装置の構成図である。図1は乾式変圧器装置の構成図、図2は、図1の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部及び第1の溝用部材の断面を示す図、図3は、図1の乾式変圧器装置における保護用ケースの第2の溝用部材の断面を示す図、図4は、図1の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部の他の構成例を示す図である。本第1の実施例は、保護用ケースの天井部を、3個の天井部材を平面的に結合して構成した場合の例である。
図1において、(a)は、第1の実施例としての乾式変圧器装置の上面図、(b)は、同じく正面図、(c)は、同じく側面図である。図中、1は乾式変圧器装置、30は変圧器本体、10は、変圧器本体30を収納して保護する保護用ケース、11は、保護用ケース10の天井部に設けられる天井部材、11a、11b、11cは、互いに平面的に結合されて1個の天井部材11を構成する3個の平板状の天井部材、12a、12bは、保護用ケース10の側面を構成する側面部材、21a、21b、21c、21d、22は、保護用ケース10の内部において天井部材11に取付けられ、変圧器本体側に落下する水を集めて保護用ケース10の外部に導くための溝を形成する溝用部材、111a、111bは、天井部材11a、11b間を結合する結合部材、111c、111dは、天井部材11b、11c間を結合する結合部材、200aは、結合部材111aと結合部材111bとの合せ目、200bは、結合部材111cと結合部材111dとの合せ目、301a、301b、301cは、変圧器本体30のコイル部、302は、変圧器本体30のヨーク部である。結合部材111a、111bは、合せ目200aを含む該合せ目200aの周辺領域に天井部材11a、11bの結合部を形成し、結合部材111c、111dは、合せ目200bを含む該合せ目200bの周辺領域に天井部材11b、11cの結合部を形成する。溝用部材21a、21bは、保護用ケース10内において結合部材111a、111bを介して天井部材11a、11bに取付けられ、該天井部材11a、11bの結合部の下方すなわち合せ目200aを含む該合せ目200aの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材、溝用部材21c、21dは、保護用ケース10内において結合部材111c、111dを介して天井部材11b、11cに取付けられ、該天井部材11b、11cの結合部の下方すなわち合せ目200bを含む該合せ目200bの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材、22は、保護用ケース10内において上記第1の溝用部材21a、21b、21c、21dそれぞれが形成している第1の溝が直角に交差して結合され、底面が、該第1の溝の底面よりも低位置(−Z軸方向位置)に形成されかつ保護用ケース10のY軸方向の外部側に向かって下方(−Z軸方向)に傾斜した構成の第2の溝を形成する第2の溝用部材である。22fは、保護用ケース10の外部に突出した第2の溝用部材22の突出部である。第1の溝用部材21a、21b、21c、21dは、第2の溝用部材22の両側に分けて配されている。すなわち、第1の溝用部材21a、21cは第2の溝用部材22に対して−X軸方向側に、第1の溝用部材21b、21dは第2の溝用部材22に対してX軸方向側に配され、4個の第1の溝用部材21a、21b、21c、21dにおける第1の溝が、1個の第2の溝用部材22における第2の溝の両側において結合された構成である。第1の溝用部材21a、21cは、それぞれの底面がX軸方向に向かって下方(−Z軸方向)に傾斜し、第2の溝用部材22との結合位置において底面のZ軸方向高さが最も低くされ、第1の溝用部材21b、21dは、それぞれの底面が−X軸方向に向かって下方(−Z軸方向)に傾斜し、第2の溝用部材22との結合位置において底面のZ軸方向高さが最も低くされている。傾斜した第2の溝用部材22の底面は、これら第1の溝用部材21a、21c、21b、21dの、第2の溝用部材22との結合位置における底面のZ軸方向位置よりも低位置に形成されている。
かかる図1の構成において、天井部材11a、11bの結合部である結合部材111a、111bの合せ目200aから保護用ケース10内に水が浸入した場合、該水は、該合せ目200aの下端すなわち結合部材111a、111bの下端からから下方に落下する。該落下した水は、第1の溝用部材21a、21bの溝(第1の溝)内に落下し、該溝中を流れて第2の溝用部材22の溝(第2の溝)に流れ込む。該第2の溝用部材22に流れ込んだ水は、該溝中をY軸方向に流れ、保護用ケース10の外部に導かれて、突出部22fから流れ出る。同様に、天井部材11b、11cの結合部である結合部材111c、111dの合せ目200bから、保護用ケース10内に水が浸入した場合、該水は、結合部材111c、111dの下端から下方(−Z軸方向)に落下する。該落下した水は、第1の溝用部材21c、21dの溝(第1の溝)内に落下し、該溝中を流れて第2の溝用部材22内に流れ込む。該第2の溝用部材22に流れ込んだ水は、該溝中をY軸方向に流れ、保護用ケース10の外部に導かれて、突出部22fから流れ出る。合せ目200aや合せ目200b以外の部分から保護用ケース10内に侵入した水や、保護用ケース10内での結露によってできた水のうち、結合部材111a、111bの下端や、結合部材111c、111dの下端から下方(−Z軸方向)に落下する水についても同様である。
以下、説明中で用いる図1の構成要素には、図1の場合と同じ符号を付して用いる。
図2は、図1の乾式変圧器装置1における保護用ケース10の天井部の結合部及び第1の溝用部材21dのc−c断面すなわちA部(図1)の構成を示す図である。
図2において、112a、112bは、第1の溝用部材21dを天井部材11b、11cに結合するための結合部材、500a〜500eはボルト、501b、501c、501dはナット、bは、第1の溝用部材21dの底面、bは、第2の溝用部材22の底面である。結合部材111cは、ボルト500bとナット501bによって天井部材11bに固定され、結合部材111dは、ボルト500cとナット501cによって天井部材11cに固定され、結合部材111cと結合部材111dは、ボルト500dとナット501dによって互いに固定され、合せ目200aを形成している。また、結合部材112aは天井部材11bに、結合部材112bは天井部材11cに、それぞれ溶接によって固定され、該結合部材112aと該結合部材112bには、第2の溝用部材22がボルト500a、500eによって固定されている。第1の溝用部材21dと第2の溝用部材22との結合位置において、第2の溝用部材22の底面bは、第1の溝用部材21dの底面bのZ軸方向位置よりも距離hだけ低い位置に形成されている。これによって、合せ目200b等から侵入し結合部材111c、111dの下端から下方に落下した水を、第1の溝用部材21dの溝(第1の溝)で受け、該溝中を流して第2の溝用部材22の溝(第2の溝)内に流れ込ませ、さらに、該溝中を流して、保護用ケース10の外部に導くことができる。他の第1の溝用部材21a、21b、21cについても同様である。
図3は、図1の乾式変圧器装置1における保護用ケース10の第2の溝用部材22のc−c断面すなわちB部(図1)の構成を示す図である。
図3において、113a、113bは、第2の溝用部材22を天井部材11cに結合するための結合部材、500f、500gは、第2の溝用部材22を結合部材113a、113bに固定するためのボルト、bは、第1の溝用部材21c、21dの底面、bは、第2の溝用部材22の底面である。結合部材113a、113bはそれぞれ、溶接によって天井部材11cに固定されている。第1の溝用部材21c、21dと第2の溝用部材22との結合位置において、第2の溝用部材22の底面bは、第1の溝用部材21c、21dの底面bのZ軸方向位置よりも距離hだけ低い位置に形成されている。
図4は、図1の乾式変圧器装置1における保護用ケース10の天井部の結合部の他の構成例を示す図である。図2の場合の構成に比べて、結合部材111cが、ボルト500bとナット501bによって天井部材11bに固定されている部分と、結合部材111dが、ボルト500cとナット501cによって天井部材11cに固定されている部分と、天井部材11b、11cの結合部である結合部材111c、111dの合せ目200bの上下両部とに、保護用ケース10の内部への水の浸入を防ぐために、それぞれ、シール用部材600b、600c、600a、600dを設けている点が異なる。かかる構成において、保護用ケース10内に侵入したりまたは保護用ケース10内で結露したりして結合部材111c、111dの下端から下方に落下する水は、第1の溝用部材21dの第1の溝内に落下する。落下した水は、該第1の溝内を流れて、第2の溝用部材22の第2の溝に流れ込み、該第2の溝中を流れて保護用ケース10外に出る。
上記第1の実施例の乾式変圧器装置1によれば、結合部材111a、111bの下端や、結合部材111c、111dの下端から下方に落下する水を、第1の溝用部材21a、21c、21b、21dにより集め、第2の溝用部材22により保護用ケース10外に出すことができるため、変圧器本体30にこれらの水がかかることが阻止され、変圧器本体30のコイル301a、301b、301cの絶縁劣化や各部の腐食等による劣化などを改善することが可能となり、乾式変圧器装置1の信頼性向上を図ることができる。
図5〜図8は、本発明の第2の実施例としての乾式変圧器装置の構成図である。図5は乾式変圧器装置の構成図、図6は、図5の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部及び第1の溝用部材の断面を示す図、図7は、図5の乾式変圧器装置における保護用ケースの第2の溝用部材の断面を示す図である。本第2の実施例は、保護用ケースの天井部を、6個の天井部材を平面的に結合して構成した場合の例である。
図5において、(a)は、第2の実施例としての乾式変圧器装置の上面図、(b)は、同じく正面図、(c)は、同じく側面図である。図中、1は乾式変圧器装置、30は変圧器本体、10は、変圧器本体30を収納して保護する保護用ケース、11は、保護用ケース10の天井部に設けられる天井部材、11a、11a、11b、11b、11c、11cは、互いに平面的に結合されて1個の天井部材11を構成する6個の平板状の天井部材、12a、12bは、保護用ケース10の側面を構成する側面部材、21a、21b、21c、21d、23は、保護用ケース10の内部において天井部材11に取付けられ、変圧器本体側に落下する水を集めて保護用ケース10の外部に導くための溝を形成する溝用部材、111a、111bは、天井部材11a、11b間及び天井部材11a、11b間を結合する結合部材、111c、111dは、天井部材11b、11c間及び天井部材11b、11c間を結合する結合部材、200aは、結合部材111aと結合部材111bとの合せ目、200bは、結合部材111cと結合部材111dとの合せ目、200cは、結合部材111eと結合部材111fとの合せ目、301a、301b、301cは、変圧器本体30のコイル部、302は、変圧器本体30のヨーク部である。結合部材111a、111bは、合せ目200aを含む該合せ目200aの周辺領域に、天井部材11a、11bの結合部及び天井部材11a、11bの結合部を形成し、結合部材111c、111dは、合せ目200bを含む該合せ目200bの周辺領域に、天井部材11b、11cの結合部及び天井部材11b、11cの結合部を形成し、結合部材111e、111fは、合せ目200cを含む該合せ目200cの周辺領域に、天井部材11a、11aの結合部、天井部材11b、11bの結合部及び天井部材11c、11cの結合部を形成する。溝用部材21aは、保護用ケース10内において結合部材111a、111bを介して天井部材11a、11bに取付けられ、該天井部材11a、11bの結合部の下方すなわち合せ目200aを含む該合せ目200aの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材、溝用部材21bは、保護用ケース10内において結合部材111a、111bを介して天井部材11a、11bに取付けられ、該天井部材11a、11bの結合部の下方すなわち合せ目200aを含む該合せ目200aの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材、溝用部材21cは、保護用ケース10内において結合部材111c、111dを介して天井部材11b、11cに取付けられ、該天井部材11b、11cの結合部の下方すなわち合せ目200bを含む該合せ目200bの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材、溝用部材21dは、保護用ケース10内において結合部材111c、111dを介して天井部材11b、11cに取付けられ、該天井部材11b、11cの結合部の下方すなわち合せ目200bを含む該合せ目200bの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材、23は、保護用ケース10内において上記第1の溝用部材21a、21b、21c、21dそれぞれが形成している第1の溝が直角に交差して結合され、底面が、該第1の溝の底面よりも低位置(−Z軸方向位置)に形成されかつ保護用ケース10のY軸方向の外部側に向かって下方(−Z軸方向)に傾斜した構成の第2の溝を形成する第2の溝用部材である。23fは、保護用ケース10の外部に突出した第2の溝用部材22の突出部である。該第2の溝用部材23は、保護用ケース10内において結合部材111e、111fを介して天井部材11a、11a、11b、11b、11c、11cに取付けられ、該天井部材11a、11a、11b、11b、11c、11cの結合部の下方すなわち合せ目200cを含む該合せ目200cの周辺領域の下方に配され、その底面を該結合部に対向させた第2の溝を形成する。4個の第1の溝用部材21a、21b、21c、21dは、1個の第2の溝用部材23の両側に分けられ該第2の溝用部材23に直交して結合するようにされている。すなわち、第1の溝用部材21a、21cは第2の溝用部材23に対して−X軸方向側に、第1の溝用部材21b、21dは第2の溝用部材23に対してX軸方向側に配され、4個の第1の溝用部材21a、21b、21c、21dそれぞれにおける第1の溝が、1個の第2の溝用部材23における第2の溝の両側において該第2の溝に直交して結合された構成である。第1の溝用部材21a、21cは、それぞれの底面がX軸方向に向かって下方(−Z軸方向)に傾斜し、第2の溝用部材23との結合位置において底面のZ軸方向高さが最も低くされ、第1の溝用部材21b、21dは、それぞれの底面が−X軸方向に向かって下方(−Z軸方向)に傾斜し、第2の溝用部材22との結合位置において底面のZ軸方向高さが最も低くされている。傾斜した第2の溝用部材23の底面は、これら第1の溝用部材21a、21c、21b、21dの、第2の溝用部材23との結合位置における底面のZ軸方向位置よりも低位置に形成されている。
かかる図5の構成において、天井部材11a、11bの結合部及び天井部材11a、11bの結合部である結合部材111a、111bの合せ目200aから、保護用ケース10内に水が浸入した場合、該水は、該合せ目200aの下端すなわち結合部材111a、111bの下端から下方(−Z軸方向)に落下する。該落下した水は、第1の溝用部材21a、21bの溝(第1の溝)内に落下し、該溝中を流れて第2の溝用部材23の溝(第2の溝)に流れ込む。該第2の溝用部材23に流れ込んだ水は、該溝中をY軸方向に流れ、保護用ケース10の外部に導かれ、突出部23fから流れ出る。同様に、天井部材11b、11cの結合部及び天井部材11b、11cの結合部である結合部材111c、111dの合せ目200bから、保護用ケース10内に水が浸入した場合、該水は、該合せ目200bの下端すなわち結合部材111c、111dの下端から下方(−Z軸方向)に落下する。該落下した水は、第1の溝用部材21c、21dの溝(第1の溝)内に落下し、該溝中を流れて第2の溝用部材23の溝(第2の溝)に流れ込む。該第2の溝用部材23に流れ込んだ水は、該溝中をY軸方向に流れ、保護用ケース10の外部に導かれ、突出部23fから流れ出る。天井部材11a、11aの結合部、天井部材11b、11bの結合部及び天井部材11c、11cの結合部である結合部材111e、111fの合せ目200cから、保護用ケース10内に水が浸入した場合は、該水は、該合せ目200cの下端すなわち結合部材111e、111fの下端からから下方(−Z軸方向)に落下する。該落下した水は、第2の溝用部材23の溝(第2の溝)中に落下する。該第2の溝用部材23に落下した水は、上記第1の溝用部材21a、21b、21c、21dから流れ込んだ水とともに該溝中をY軸方向に流れ、保護用ケース10の外部に導かれ、突出部23fから流れ出る。合せ目200aや合せ目200bや合せ目200c以外の部分から保護用ケース10内に侵入した水や、保護用ケース10内での結露によってできた水のうち、結合部材111a、111bの下端や、結合部材111c、111dの下端や、結合部材111e、111fの下端から下方(−Z軸方向)に落下する水についても同様である。
以下、説明中で用いる図5の構成要素には、図5の場合と同じ符号を付して用いる。
図6は、図5の乾式変圧器装置1における保護用ケース10の天井部の結合部及び第1の溝用部材21dのc−c断面すなわちC部(図5)の構成を示す図である。
図6において、112a、112bは、第1の溝用部材21dを天井部材11b、11cに結合するための結合部材、500a〜500eはボルト、501b、501c、501dはナット、bは、第1の溝用部材21dの底面、bは、第2の溝用部材23の底面である。結合部材111cは、ボルト500bとナット501bによって天井部材11bに固定され、結合部材111dは、ボルト500cとナット501cによって天井部材11cに固定され、結合部材111cと結合部材111dは、ボルト500dとナット501dによって互いに固定され、合せ目200bを形成している。また、結合部材112aは天井部材11bに、結合部材112bは天井部材11cに、それぞれ溶接によって固定され、該結合部材112aと該結合部材112bには、第2の溝用部材23がボルト500a、500eによって固定されている。第1の溝用部材21dと第2の溝用部材23との結合位置において、第2の溝用部材23の底面bは、第1の溝用部材21dの底面bのZ軸方向位置よりも距離hだけ低い位置に形成されている。これによって、合せ目200b等から保護用ケース10内に侵入し結合部材111c、111dの下端から下方に落下した水を、第1の溝用部材21dの溝(第1の溝)で受け、該溝中を流して第2の溝用部材23の溝(第2の溝)内に流れ込ませ、さらに、該溝中を流して、保護用ケース10の外部に導くことができる。他の第1の溝用部材21a、21b、21cの場合も同様である。
図7は、図5の乾式変圧器装置1における保護用ケース10の第2の溝用部材23のc−c断面すなわちD部(図5)の構成を示す図である。
図7において、113a、113bは、第2の溝用部材23を天井部材11c、11cに結合するための結合部材、500f、500gは、第2の溝用部材23を結合部材113a、113bに固定するためのボルト、bは、第1の溝用部材21d、21cの底面、bは、第2の溝用部材23の底面である。結合部材113a、113bはそれぞれ、溶接によって天井部材11c、11cに固定されている。第1の溝用部材21d、21cと第2の溝用部材23との結合位置において、第2の溝用部材23の底面bは、第1の溝用部材21d、21cの底面bのZ軸方向位置よりも距離hだけ低い位置に形成されている。これによって、合せ目200c等から保護用ケース10内に侵入し結合部材111f、111eの下端から下方に落下した水を、第2の溝用部材23の溝(第2の溝)で受け、該溝中を流して保護用ケース10の外部に導くことができる。
上記第2の実施例の乾式変圧器装置1によれば、結合部材111a、111bの下端や、結合部材111c、111dの下端から下方に落下する水を、第1の溝用部材21a、21b、21c、21dにより集め、第2の溝用部材23により保護用ケース10外に出すことができるし、また、結合部材111e、111fの下端から下方に落下する水を、第2の溝用部材23により集めて保護用ケース10外に排出することができる。このため、変圧器本体30にこれらの水がかかることが阻止され、変圧器本体30のコイル301a、301b、301cの絶縁劣化や各部の腐食等による劣化などを改善することが可能となり、乾式変圧器装置1の信頼性向上を図ることができる。
なお、上記第1の実施例、第2の実施例では、保護用ケースにおいて1個の第2の溝用部材を設ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、複数個の第2の溝用部材を設ける構成としてもよい。また、第2の溝用部材は、1個の溝用部材中に複数本の第2の溝が形成された構成であってもよい。さらに、第2の溝用部材は、複数の溝用部材が長さ方向に連結された構成であってもよい。
本発明の第1の実施例としての乾式変圧器装置の構成図である。 図1の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部及び第1の溝用部材の断面を示す図である。 図1の乾式変圧器装置における保護用ケースの第2の溝用部材の断面を示す図である。 図1の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部の他の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例としての乾式変圧器装置の構成図である。 図5の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部及び第1の溝用部材の断面を示す図である。 図5の乾式変圧器装置における保護用ケースの第2の溝用部材の断面を示す図である。 従来の乾式変圧器装置の構成例を示す図である。 図8の乾式変圧器装置における保護用ケースの天井部の結合部の構成を示す図である。
符号の説明
、1…乾式変圧器装置、
30…変圧器本体、
301a、301b、301c…コイル部、
302…ヨーク部、
10、10…保護用ケース、
11、11a、11b、11c、11、11a、11a、11b、11b、11c、11c…天井部材、
12a、12b…側面部材、
21a、21b、21c、21d、21a、21b、21c、21d…第1の溝用部材、
22、23…第2の溝用部材、
111a、111b、111c、111d、111a、111b、111c、111d、111e、111f、112a、112b、112a、112b、113a、113b、113a、113b…結合部材、
200a、200b、200a、200b、200c…合せ目、
500a、500b、500c、500d、500e、500f、500g…ボルト、
501b、501c、501d…ナット、
600a、600b、600c、600d…シール用部材。

Claims (4)

  1. 変圧器本体が保護用ケース内に収納された乾式変圧器装置であって、
    上記保護用ケースは、
    複数の部材が平面的に結合され該保護用ケースの天井部を形成する天井部材と、
    該保護用ケースの内部において該天井部材に取付けられ、該複数の部材の結合部から上記変圧器本体側に向かって落下する水を集めて該保護用ケースの外部に導く溝が形成された溝用部材と、
    を備えた構成であることを特徴とする乾式変圧器装置。
  2. 上記溝用部材は、
    上記保護用ケース内において上記結合部の下方に配され、底面を該結合部に対向させた第1の溝を形成する第1の溝用部材と、
    上記保護用ケース内において上記第1の溝が交差して結合され、底面が、該第1の溝の底面よりも低位置に形成されかつ保護用ケースの外部側に向かって下方に傾斜した第2の溝を形成する第2の溝用部材と、
    を備え、上記落下する水を、上記第1の溝から上記第2の溝を通して保護用ケースの外部に導く構成である請求項1に記載の乾式変圧器装置。
  3. 上記天井部材は、上記複数の部材が、互いに平行にされた第1の結合部と、該第1の結合部に交差する第2の結合部とにより結合され、
    上記溝用部材は、上記第1の溝用部材が上記第1の結合部の下方に配され、上記第2の溝用部材が上記第2の結合部の下方に配される構成である請求項2に記載の乾式変圧器装置。
  4. 上記溝用部材は、第1の溝が、第2の溝の両側に結合された構成である請求項2または請求項3に記載の乾式変圧器装置。
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