JP2003164020A - 屋外用閉鎖型変圧器盤 - Google Patents
屋外用閉鎖型変圧器盤Info
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- JP2003164020A JP2003164020A JP2001363044A JP2001363044A JP2003164020A JP 2003164020 A JP2003164020 A JP 2003164020A JP 2001363044 A JP2001363044 A JP 2001363044A JP 2001363044 A JP2001363044 A JP 2001363044A JP 2003164020 A JP2003164020 A JP 2003164020A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋根板に取り付けた吊下げ金具で、屋根板及
び本体ケースを介し全荷重を受けて吊り下げる閉鎖型変
圧器盤において、屋根板や本体ケースに吊下げ時に強度
を大きくするためコストが高くなり、吊下げ時の荷重で
ケースに歪みが発生して防水パッキングの防水機能を損
なう問題を解決する。 【解決手段】 変圧器9の上部に設けた取付金具12
に、屋根板11を挟んで吊下げ金具13を固定すること
により屋根板11を取り付け、変圧器9の吊下げ荷重が
屋根板11及び本体ケース10に加わらないようにす
る。
び本体ケースを介し全荷重を受けて吊り下げる閉鎖型変
圧器盤において、屋根板や本体ケースに吊下げ時に強度
を大きくするためコストが高くなり、吊下げ時の荷重で
ケースに歪みが発生して防水パッキングの防水機能を損
なう問題を解決する。 【解決手段】 変圧器9の上部に設けた取付金具12
に、屋根板11を挟んで吊下げ金具13を固定すること
により屋根板11を取り付け、変圧器9の吊下げ荷重が
屋根板11及び本体ケース10に加わらないようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水性を持たせて
変圧器をケース内に収納した屋外用閉鎖型変圧器盤に関
する。
変圧器をケース内に収納した屋外用閉鎖型変圧器盤に関
する。
【0002】
【従来の技術】屋外に設置される受変電設備や耐雷変圧
器は、内部の変圧器1に雨水が流入しないように、例え
ば、図9に示すように底面にベース板2を取付けた有底
筒状の本体ケース3に変圧器1を収容し、本体ケース3
の上部開口を屋根板4で覆う閉鎖型変圧器盤構造を採用
する。なお、本体ケース3へのベース板2の取付けは、
例えば、図10に示すように枠状のベース板2を本体ケ
ース3の底板にボルト2aとナット2bで固定すること
により行われ、ベース板2の周側面に形成された複数の
ベース換気孔2cと、本体ケース3の底板に形成した底
板換気孔3aを通過して外気が流れ込むようにしてい
る。
器は、内部の変圧器1に雨水が流入しないように、例え
ば、図9に示すように底面にベース板2を取付けた有底
筒状の本体ケース3に変圧器1を収容し、本体ケース3
の上部開口を屋根板4で覆う閉鎖型変圧器盤構造を採用
する。なお、本体ケース3へのベース板2の取付けは、
例えば、図10に示すように枠状のベース板2を本体ケ
ース3の底板にボルト2aとナット2bで固定すること
により行われ、ベース板2の周側面に形成された複数の
ベース換気孔2cと、本体ケース3の底板に形成した底
板換気孔3aを通過して外気が流れ込むようにしてい
る。
【0003】この種の閉鎖型変圧器盤は、重量が大きい
ので、運搬及び現場設置のためにアイボルト等の吊下げ
金具5を屋根板4に設け、この吊下げ金具5で屋根板4
と本体ケース3を介して、全荷重を支持するように構成
されていた。
ので、運搬及び現場設置のためにアイボルト等の吊下げ
金具5を屋根板4に設け、この吊下げ金具5で屋根板4
と本体ケース3を介して、全荷重を支持するように構成
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造は、屋根板
4と本体ケース3で全荷重を支えるため、必然的に屋根
板4と本体ケース3の強度を相当に強くしなければなら
ない。したがって、補強用の骨材を多く必要とし、溶接
箇所が多くなり、コストが高くなる問題があった。ま
た、このように屋根板4や本体ケース3の強度を大きく
することは、全体の重量の増加につながり、輸送コスト
の上昇と取り扱いの困難さを招く原因となる。
4と本体ケース3で全荷重を支えるため、必然的に屋根
板4と本体ケース3の強度を相当に強くしなければなら
ない。したがって、補強用の骨材を多く必要とし、溶接
箇所が多くなり、コストが高くなる問題があった。ま
た、このように屋根板4や本体ケース3の強度を大きく
することは、全体の重量の増加につながり、輸送コスト
の上昇と取り扱いの困難さを招く原因となる。
【0005】また、吊下げ時に加わる大きな荷重によっ
て本体ケース3に歪みが発生し、保守、点検用に設けら
れた扉6や吊下げ金具5の取付け部等に隙間ができ、防
水機能が損なわれるという問題を有していた。
て本体ケース3に歪みが発生し、保守、点検用に設けら
れた扉6や吊下げ金具5の取付け部等に隙間ができ、防
水機能が損なわれるという問題を有していた。
【0006】さらに、このように強度を大きくする設計
は、輸送時や設置時に一時的に必要なものであるが、設
置後の使用には不必要となり、このために掛かるコスト
は不合理なものとなっていた。
は、輸送時や設置時に一時的に必要なものであるが、設
置後の使用には不必要となり、このために掛かるコスト
は不合理なものとなっていた。
【0007】そこで、本発明は、前記問題を解決し、軽
量化による輸送時や設置時の取り扱いを容易にし、歪み
によって防水機能を損なわない閉鎖型変圧器盤を低コス
トに提供することを目的とする。
量化による輸送時や設置時の取り扱いを容易にし、歪み
によって防水機能を損なわない閉鎖型変圧器盤を低コス
トに提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る屋外用閉鎖型変圧器盤は、吊下げ金具を、屋根板の吊
下げ金具挿通孔を通して、本体ケース内に収容された変
圧器の上部に設けた取付金具に固定することにより、屋
根板を本体ケースの上部開口を覆うように取り付けたこ
とを特徴とする。
る屋外用閉鎖型変圧器盤は、吊下げ金具を、屋根板の吊
下げ金具挿通孔を通して、本体ケース内に収容された変
圧器の上部に設けた取付金具に固定することにより、屋
根板を本体ケースの上部開口を覆うように取り付けたこ
とを特徴とする。
【0009】この構造は、吊下げ金具を、屋根板を挟ん
で大重量の変圧器に設けられた取付金具に直接取り付け
るので、屋根板や本体ケースに荷重をかけない構造とす
ることができる。
で大重量の変圧器に設けられた取付金具に直接取り付け
るので、屋根板や本体ケースに荷重をかけない構造とす
ることができる。
【0010】また、本体ケースは吊下げ時の荷重に耐え
る必要がないので、軽量化された構造となり、低コスト
化が図れ、吊下げ時の荷重が加わらないので歪みの発生
がなく防水機能も損なわれない。また、本体ケースの上
端部は屋根板と結合する必要がないため、簡単な構造と
することができる。
る必要がないので、軽量化された構造となり、低コスト
化が図れ、吊下げ時の荷重が加わらないので歪みの発生
がなく防水機能も損なわれない。また、本体ケースの上
端部は屋根板と結合する必要がないため、簡単な構造と
することができる。
【0011】さらに、屋根板は吊下げ金具のみによって
取り付けられるので、その屋根板の取り付けを簡単に行
えると共に、屋根板を最後に取り付けることができ、屋
根板のない状態で他の部分の組み立てができることから
組み立てが容易となる効果をも有する。
取り付けられるので、その屋根板の取り付けを簡単に行
えると共に、屋根板を最後に取り付けることができ、屋
根板のない状態で他の部分の組み立てができることから
組み立てが容易となる効果をも有する。
【0012】特に、本組立構造の屋根板は、変圧器の取
付金具に吊下げ金具のみで取り付けられ、吊下げ金具に
よる締め付け応力は、屋根板だけに加わり、本体ケース
との力の干渉を起こさない。したがって、設置場所の平
面度の違いにより、ベース板から本体ケースに加わる歪
みは、屋根板に影響しない。つまり、吊下げ金具による
屋根板の締め付け部分に設けられた防水パッキングに、
この締め付け応力以外の応力が加わることがない。この
点からも防水パッキングの防水機能が損なわれないとい
う効果を有する。
付金具に吊下げ金具のみで取り付けられ、吊下げ金具に
よる締め付け応力は、屋根板だけに加わり、本体ケース
との力の干渉を起こさない。したがって、設置場所の平
面度の違いにより、ベース板から本体ケースに加わる歪
みは、屋根板に影響しない。つまり、吊下げ金具による
屋根板の締め付け部分に設けられた防水パッキングに、
この締め付け応力以外の応力が加わることがない。この
点からも防水パッキングの防水機能が損なわれないとい
う効果を有する。
【0013】本発明の屋外用閉鎖型変圧器盤は、屋根板
の周縁に下方に向けて形成した折り曲げ部が、本体ケー
スの上部開口の外側に位置し、かつ、少なくとも左右後
側面の二面の折り曲げ部と本体ケースの上端部側面の間
に放熱用の隙間が形成されるように、屋根板を取り付け
る構造を採用できる。
の周縁に下方に向けて形成した折り曲げ部が、本体ケー
スの上部開口の外側に位置し、かつ、少なくとも左右後
側面の二面の折り曲げ部と本体ケースの上端部側面の間
に放熱用の隙間が形成されるように、屋根板を取り付け
る構造を採用できる。
【0014】この構造の場合、屋根板周縁に形成した折
り曲げ部を、本体ケースの上端部の外側に配置すること
で防水効果を確保しながら、少なくとも左右後側面の二
面に設けた隙間を、煙突効果による放熱効果が期待でき
る放熱用換気孔とすることができる。
り曲げ部を、本体ケースの上端部の外側に配置すること
で防水効果を確保しながら、少なくとも左右後側面の二
面に設けた隙間を、煙突効果による放熱効果が期待でき
る放熱用換気孔とすることができる。
【0015】本発明の屋外用閉鎖型変圧器盤は、傾斜し
た屋根板で本体ケースの上部開口を覆う場合は、屋根板
の吊下げ金具挿通孔の周辺部に部分的に形成した水平面
を、取付金具に設けた水平面に重ねた状態で吊下げ金具
により固定する。
た屋根板で本体ケースの上部開口を覆う場合は、屋根板
の吊下げ金具挿通孔の周辺部に部分的に形成した水平面
を、取付金具に設けた水平面に重ねた状態で吊下げ金具
により固定する。
【0016】この構造は、吊下げ金具を垂直にして取付
けることにより、変圧器の取付金具と防水パッキングに
垂直荷重のみが加わり、傾斜方向の荷重が加わらないよ
うにして、応力歪みによる防水機能の低下を防止する。
けることにより、変圧器の取付金具と防水パッキングに
垂直荷重のみが加わり、傾斜方向の荷重が加わらないよ
うにして、応力歪みによる防水機能の低下を防止する。
【0017】本発明の屋外用閉鎖型変圧器盤は、屋根板
の下面側で、屋根板の吊下げ金具挿通孔と、これを貫通
する吊下げ金具の隙間から内部に漏れる水を受ける位置
に、断面コ字状のレール板を、その開口側を上に向け傾
斜させて配置した構造とすることができる。
の下面側で、屋根板の吊下げ金具挿通孔と、これを貫通
する吊下げ金具の隙間から内部に漏れる水を受ける位置
に、断面コ字状のレール板を、その開口側を上に向け傾
斜させて配置した構造とすることができる。
【0018】この構造は、吊下げ金具の取付け部の防水
機能を二重化したものである。万一、屋根板の防水パッ
キングの防水効果が損なわれて浸水した場合は、その雨
水をレール板によって本体ケース内側面に逃がし、変圧
器に流下するのを防止して、その絶縁性の低下を防止す
る。
機能を二重化したものである。万一、屋根板の防水パッ
キングの防水効果が損なわれて浸水した場合は、その雨
水をレール板によって本体ケース内側面に逃がし、変圧
器に流下するのを防止して、その絶縁性の低下を防止す
る。
【0019】上記屋外用閉鎖型変圧器盤は、変圧器の載
置台となるベース板の周縁に下方に向けて形成した折り
曲げ部が、本体ケースの下端部側面の内側に位置し、前
後左右の少なくとも二面の折り曲げ部と、本体ケース下
端部側面の間に、換気用の空気吸入口となる隙間が形成
されるように本体ケースを取り付けることができる。
置台となるベース板の周縁に下方に向けて形成した折り
曲げ部が、本体ケースの下端部側面の内側に位置し、前
後左右の少なくとも二面の折り曲げ部と、本体ケース下
端部側面の間に、換気用の空気吸入口となる隙間が形成
されるように本体ケースを取り付けることができる。
【0020】この構造では、本体ケースの下端部底板は
不要となり、また、ベ−ス板の側面及びケース本体底板
に設けていた換気孔を別途設けることを要しない簡単な
構成で、内部の変圧器を冷却する外気を下方から取り入
れることができる。
不要となり、また、ベ−ス板の側面及びケース本体底板
に設けていた換気孔を別途設けることを要しない簡単な
構成で、内部の変圧器を冷却する外気を下方から取り入
れることができる。
【0021】この構造は、上述したように屋根板の折り
曲げ部と本体ケース上端部側面の間に隙間を設ける構造
と併用することにより、その冷却作用を効果的なものと
することができる。
曲げ部と本体ケース上端部側面の間に隙間を設ける構造
と併用することにより、その冷却作用を効果的なものと
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各種の実施の形態
について、図1乃至図5を参照して順に説明する。
について、図1乃至図5を参照して順に説明する。
【0023】図1において、7は本発明の一実施形態で
ある屋外用閉鎖型変圧器盤を示すもので、8は変圧器9
を載置固定するベース板である。10は変圧器9を囲む
角筒形の本体ケースで、この内側に溶接固定された取付
金具10aを、ボルトとナットを用いてベース板8に固
定することにより、ベース板8の外側面を外側から覆う
ように取り付けられている。11は本体ケース10の上
部開口を覆う屋根板、12は変圧器9の上部に設けた取
付金具、13は吊下げ金具であるアイボルトである。
ある屋外用閉鎖型変圧器盤を示すもので、8は変圧器9
を載置固定するベース板である。10は変圧器9を囲む
角筒形の本体ケースで、この内側に溶接固定された取付
金具10aを、ボルトとナットを用いてベース板8に固
定することにより、ベース板8の外側面を外側から覆う
ように取り付けられている。11は本体ケース10の上
部開口を覆う屋根板、12は変圧器9の上部に設けた取
付金具、13は吊下げ金具であるアイボルトである。
【0024】この構造において、屋根板11は、その周
縁部全体に下方に向く折り曲げ部11aを形成したもの
で、この折り曲げ部11aを本体ケース10の上端側面
の外側に位置させることにより、本体ケース10の内部
に雨水が侵入しない防水効果を得ている。さらに、この
折り曲げ部11aの内で、少なくとも左右後側面の二面
と、本体ケース10の上端部側面との間に、放熱用換気
孔となる隙間14を形成して、煙突効果による放熱効果
を得ている。
縁部全体に下方に向く折り曲げ部11aを形成したもの
で、この折り曲げ部11aを本体ケース10の上端側面
の外側に位置させることにより、本体ケース10の内部
に雨水が侵入しない防水効果を得ている。さらに、この
折り曲げ部11aの内で、少なくとも左右後側面の二面
と、本体ケース10の上端部側面との間に、放熱用換気
孔となる隙間14を形成して、煙突効果による放熱効果
を得ている。
【0025】アイボルト13は、防水パッキング15を
挟み、屋根板11に形成した吊下げ金具挿通孔を貫通し
て取付金具12に固定される。この固定は、取付金具1
2の上端平面部12aに、溶接、その他の方法で一体に
設けたナット16にアイボルト13を締め付けることに
より行われる。
挟み、屋根板11に形成した吊下げ金具挿通孔を貫通し
て取付金具12に固定される。この固定は、取付金具1
2の上端平面部12aに、溶接、その他の方法で一体に
設けたナット16にアイボルト13を締め付けることに
より行われる。
【0026】このアイボルト13は、取付金具12に固
定されて、変圧器9の荷重を直接に支持する。したがっ
て、この荷重が屋根板11や本体ケース10に加わるこ
とがなく、本体ケース10及び屋根板11を軽量化され
た低コストな構造とすることができ、歪みの発生がなく
防水機能も損なわれない。
定されて、変圧器9の荷重を直接に支持する。したがっ
て、この荷重が屋根板11や本体ケース10に加わるこ
とがなく、本体ケース10及び屋根板11を軽量化され
た低コストな構造とすることができ、歪みの発生がなく
防水機能も損なわれない。
【0027】また、屋根板11はアイボルト13によっ
て、取付金具12に組立の最後に取り付けられるので、
他の部分の組立が容易であり、屋根板11の取り付けも
簡単に行える。
て、取付金具12に組立の最後に取り付けられるので、
他の部分の組立が容易であり、屋根板11の取り付けも
簡単に行える。
【0028】このように屋根板11が本体ケース10か
ら独立して取付けられることは、設置場所の平面度の違
いにより、ベース板8から本体ケース10に加わる歪み
が屋根板11に伝わらないことになる。これは、屋根板
11の防水パッキング15に歪みを与えず、その防水機
能を損なわせないという効果も得られる。
ら独立して取付けられることは、設置場所の平面度の違
いにより、ベース板8から本体ケース10に加わる歪み
が屋根板11に伝わらないことになる。これは、屋根板
11の防水パッキング15に歪みを与えず、その防水機
能を損なわせないという効果も得られる。
【0029】屋根板11の周辺の折り曲げ部11aと重
ねられる本体ケース10の上端部側面は、図2に示すよ
うに屈曲した形状とすることにより、屋外用閉鎖型変圧
器盤7の外側面を平坦化して、美観を向上すると同時
に、雨水が侵入し難い構造とすることができる。図2の
側面上端部垂直面10bは、90°の折り曲げを3回行
うことにより、本体ケース10の内側に形成され、上縁
に短い長さの水平折り曲げ部10cを形成している。
ねられる本体ケース10の上端部側面は、図2に示すよ
うに屈曲した形状とすることにより、屋外用閉鎖型変圧
器盤7の外側面を平坦化して、美観を向上すると同時
に、雨水が侵入し難い構造とすることができる。図2の
側面上端部垂直面10bは、90°の折り曲げを3回行
うことにより、本体ケース10の内側に形成され、上縁
に短い長さの水平折り曲げ部10cを形成している。
【0030】傾斜した屋根板17を用いる実施形態を、
図3に示して説明する。屋根板17を傾斜させると雨水
を流下させ易い。しかし、アイボルト等の吊下げ金具を
傾斜した屋根板17に直接に当接させると、吊下げ金具
が傾斜して吊下げの支障となり、傾斜方向の荷重が屋根
板17及び取付金具に加わって防水パッキング15の防
水能力を損なわせる。
図3に示して説明する。屋根板17を傾斜させると雨水
を流下させ易い。しかし、アイボルト等の吊下げ金具を
傾斜した屋根板17に直接に当接させると、吊下げ金具
が傾斜して吊下げの支障となり、傾斜方向の荷重が屋根
板17及び取付金具に加わって防水パッキング15の防
水能力を損なわせる。
【0031】これを回避するため、屋根板17の吊下げ
金具取付位置に、プレス加工により図4に示すように吊
下げ金具挿通孔17aを有する部分的な水平面17bを
形成し、この水平面17bを、取付金具18の上端折り
曲げ面18aに重ね、吊下げ金具であるアイボルト13
を、防水パッキング15を挟み、吊下げ金具挿通孔17
aを通し、取付金具18の上端折り曲げ面18aの裏面
に固定されたナット19に締付けて、屋根板17の取付
けを行う。取付金具18は、傾斜した屋根板17の形状
に合わせ、屋根板17を取り付けたとき、屋根板17が
本体ケース10の上縁から、少し浮くように製作され
る。
金具取付位置に、プレス加工により図4に示すように吊
下げ金具挿通孔17aを有する部分的な水平面17bを
形成し、この水平面17bを、取付金具18の上端折り
曲げ面18aに重ね、吊下げ金具であるアイボルト13
を、防水パッキング15を挟み、吊下げ金具挿通孔17
aを通し、取付金具18の上端折り曲げ面18aの裏面
に固定されたナット19に締付けて、屋根板17の取付
けを行う。取付金具18は、傾斜した屋根板17の形状
に合わせ、屋根板17を取り付けたとき、屋根板17が
本体ケース10の上縁から、少し浮くように製作され
る。
【0032】また、屋根板17には、図5に示すような
断面コ字状のレール板20を、その開口側を上に向け屋
根板17の傾斜方向に沿って取り付けることにより、ア
イボルト13の取付部の防水機能を二重化できる。
断面コ字状のレール板20を、その開口側を上に向け屋
根板17の傾斜方向に沿って取り付けることにより、ア
イボルト13の取付部の防水機能を二重化できる。
【0033】このレール板20の取付けは、図6に示す
ように底面の所定位置に設けた取付金具貫通孔20aに
取付金具18を通し、溶接固定して防水処理することに
より行う。このレール板20は、図5に示すように屋根
板17に対して平行になるように設けられる。
ように底面の所定位置に設けた取付金具貫通孔20aに
取付金具18を通し、溶接固定して防水処理することに
より行う。このレール板20は、図5に示すように屋根
板17に対して平行になるように設けられる。
【0034】この構造では、若し、屋根板の防水パッキ
ング15の防水効果が損なわれて浸水した場合は、その
雨水をレール板20によって本体ケース10の内側面に
流下させるので、変圧器に雨水が直接に流れ落ちるのを
防止できる。
ング15の防水効果が損なわれて浸水した場合は、その
雨水をレール板20によって本体ケース10の内側面に
流下させるので、変圧器に雨水が直接に流れ落ちるのを
防止できる。
【0035】なお、図5のアイボルト13は傾斜した屋
根板17に沿って傾斜させて取付けているが、図3に示
したように水平姿勢で取付けてもよい。また、レール板
20は、図1に示すように水平姿勢を取る屋根板11に
取付けることもできる。この場合は、レール板20を屋
根板11に対して傾斜させ、水が流れるように取付け
る。
根板17に沿って傾斜させて取付けているが、図3に示
したように水平姿勢で取付けてもよい。また、レール板
20は、図1に示すように水平姿勢を取る屋根板11に
取付けることもできる。この場合は、レール板20を屋
根板11に対して傾斜させ、水が流れるように取付け
る。
【0036】また、本発明の屋外用閉鎖型変圧器盤は、
図7に示すようなベース板21を採用することにより、
底板のない筒形の本体ケース22を用いると共に、変圧
器9を冷却するための外気を簡単な構造で下方から取り
入れることができる。このベース板21は、変圧器の載
置板の周縁を下方に向けて折り曲げ、この折り曲げ部2
1aを支持脚としたものである。この折り曲げ部21a
の外側に、本体ケース22の下端部側面が外側から被さ
るように取付けることにより、防水効果を得る。さら
に、折り曲げ部21aの前後左右の少なくとも二面と、
本体ケース22の下端部側面の間に隙間23が形成され
るように本体ケース22を取り付け、これを換気用の空
気吸入口とする。
図7に示すようなベース板21を採用することにより、
底板のない筒形の本体ケース22を用いると共に、変圧
器9を冷却するための外気を簡単な構造で下方から取り
入れることができる。このベース板21は、変圧器の載
置板の周縁を下方に向けて折り曲げ、この折り曲げ部2
1aを支持脚としたものである。この折り曲げ部21a
の外側に、本体ケース22の下端部側面が外側から被さ
るように取付けることにより、防水効果を得る。さら
に、折り曲げ部21aの前後左右の少なくとも二面と、
本体ケース22の下端部側面の間に隙間23が形成され
るように本体ケース22を取り付け、これを換気用の空
気吸入口とする。
【0037】本体ケース22のベース板21への取付け
は、例えば、本体ケース22の下端部内側面に溶接固定
した、例えば図8に示すようなL型金具24を用い、L
型金具24の取付孔24aを、ベース板21にボルト2
5とナット26によって締め付け固定する。
は、例えば、本体ケース22の下端部内側面に溶接固定
した、例えば図8に示すようなL型金具24を用い、L
型金具24の取付孔24aを、ベース板21にボルト2
5とナット26によって締め付け固定する。
【0038】このL型金具24は隙間23を形成するた
めのもので、折り曲げ部21aの前後左右の二面に設け
られる場合と、四面に分散配置される場合がある。分散
配置すると、各四面で、L型金具24のない部分から外
気が流れ込むことになる。
めのもので、折り曲げ部21aの前後左右の二面に設け
られる場合と、四面に分散配置される場合がある。分散
配置すると、各四面で、L型金具24のない部分から外
気が流れ込むことになる。
【0039】この構造は、図1に示した屋根板の折り曲
げ部11aと本体ケース上端側側面の間に隙間14を設
ける構造と併用することにより、相乗された効果を得ら
れるものである。
げ部11aと本体ケース上端側側面の間に隙間14を設
ける構造と併用することにより、相乗された効果を得ら
れるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1にかかる発明は、吊下
げ金具を屋根板を介して大重量の変圧器に設けられた取
付金具に直接取り付けるので、本体ケースに荷重がかか
らず、本体ケースを軽量化してコスト低減を図ると共
に、吊下げ時の歪みによって防水パッキングの防水機能
を損なわないという効果を有する。さらに、屋根板は吊
下げ金具の締着のみによって取り付けられるので、組み
立ても容易になる。
げ金具を屋根板を介して大重量の変圧器に設けられた取
付金具に直接取り付けるので、本体ケースに荷重がかか
らず、本体ケースを軽量化してコスト低減を図ると共
に、吊下げ時の歪みによって防水パッキングの防水機能
を損なわないという効果を有する。さらに、屋根板は吊
下げ金具の締着のみによって取り付けられるので、組み
立ても容易になる。
【0041】本発明の請求項2にかかる発明は、本体ケ
ース上端部側面と屋根板の折り曲げ部との間に換気孔と
なる隙間を設けたから、特別な換気孔を設けることなく
煙突効果が期待でき、防水効果を兼ね備えた放熱用換気
孔が簡単な構成で実現できる。
ース上端部側面と屋根板の折り曲げ部との間に換気孔と
なる隙間を設けたから、特別な換気孔を設けることなく
煙突効果が期待でき、防水効果を兼ね備えた放熱用換気
孔が簡単な構成で実現できる。
【0042】本発明の請求項3にかかる発明は、屋根板
に傾斜を設けた構造において、屋根板の所定位置に形成
した部分的な水平面を取付金具の水平面と重ね、吊下げ
金具で締付け固定するから、吊下げ時に、この締付け部
に垂直荷重以外の荷重が加わることを防止する。これに
よって、吊り下げが容易になり、防水パッキングの応力
歪みによる防水機能の低下を防止できる。
に傾斜を設けた構造において、屋根板の所定位置に形成
した部分的な水平面を取付金具の水平面と重ね、吊下げ
金具で締付け固定するから、吊下げ時に、この締付け部
に垂直荷重以外の荷重が加わることを防止する。これに
よって、吊り下げが容易になり、防水パッキングの応力
歪みによる防水機能の低下を防止できる。
【0043】本発明の請求項4にかかる発明は、変圧器
上部の取付金具と屋根板の間にレール板を設けること
で、吊下げ金具の取り付け部の防水機能を二重化して、
変圧器の絶縁低下を防止できる。
上部の取付金具と屋根板の間にレール板を設けること
で、吊下げ金具の取り付け部の防水機能を二重化して、
変圧器の絶縁低下を防止できる。
【0044】本発明の請求項5にかかる発明は、変圧器
の載置台となるベース板との間に、換気用の空気吸入口
となる隙間が形成されるように、筒形の本体ケースを取
り付けたので、本体ケースの下端部底板は不要となり、
また、ベ−ス板の側面及びケース本体底板に設けていた
換気孔を別途設けることを要しない簡単な構成で、内部
の変圧器を冷却する外気を下方から取り入れることがで
きる。
の載置台となるベース板との間に、換気用の空気吸入口
となる隙間が形成されるように、筒形の本体ケースを取
り付けたので、本体ケースの下端部底板は不要となり、
また、ベ−ス板の側面及びケース本体底板に設けていた
換気孔を別途設けることを要しない簡単な構成で、内部
の変圧器を冷却する外気を下方から取り入れることがで
きる。
【図1】本発明の一実施形態である屋外用閉鎖型変圧器
盤の構造を示す断面図である。
盤の構造を示す断面図である。
【図2】図1の屋外用閉鎖型変圧器盤の屋根板と本体ケ
ースの重ね合せ部の変形例を示す断面図である。
ースの重ね合せ部の変形例を示す断面図である。
【図3】傾斜した屋根板を用いる屋外用閉鎖型変圧器盤
の実施形態を示す断面図である。
の実施形態を示す断面図である。
【図4】図3の屋根板にプレス加工により設けられる水
平面の形状を示す斜視図である。
平面の形状を示す斜視図である。
【図5】傾斜した屋根板を用いる屋外用閉鎖型変圧器盤
において使用されるレール板の取付構造を示す断面図で
ある。
において使用されるレール板の取付構造を示す断面図で
ある。
【図6】図5のレールに形成される水平面の形状を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】ベース板と本体ケースの間に外気取り込み用の
隙間を設けた構造を示す断面図である。
隙間を設けた構造を示す断面図である。
【図8】図7で隙間を形成するために用いられているL
型金具の斜視図である。
型金具の斜視図である。
【図9】従来の屋外用閉鎖型変圧器盤の構造を示す側面
図である。
図である。
【図10】図9の屋外用閉鎖型変圧器盤におけるベース
板と本体ケースの取付構造を示す断面図である。
板と本体ケースの取付構造を示す断面図である。
7 屋外用閉鎖型変圧器盤
8 ベース板
9 変圧器
10 本体ケース
11 屋根板
11a 折り曲げ部
12 取付金具
12a 上端平面部
13 アイボルト(吊下げ金具)
14 隙間
16 ナット
17 屋根板
17b 水平面
17a 金具挿通孔
18 取付金具
20 レール板
20a 取付金具貫通孔
21 ベース板
22 本体ケース
23 隙間
24a 取付孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 正木 俊充
兵庫県尼崎市名神町3丁目7番18号 音羽
電機工業株式会社本社事業所内
Fターム(参考) 5G016 CB01 CG21
Claims (5)
- 【請求項1】 吊下げ金具を、屋根板の吊下げ金具挿通
孔を通して、本体ケース内に収容された変圧器の上部に
設けた取付金具に固定することにより、屋根板を本体ケ
ースの上部開口を覆うように取り付けたことを特徴とす
る屋外用閉鎖型変圧器盤。 - 【請求項2】 屋根板の周縁に下方に向けて形成した折
り曲げ部が、本体ケースの上部開口の外側に位置し、か
つ、少なくとも左右後側面の二面の折り曲げ部と本体ケ
ースの上端部側面の間に放熱用の隙間が形成されるよう
に、屋根板を取り付けたことを特徴とする請求項1記載
の屋外用閉鎖型変圧器盤。 - 【請求項3】 本体ケースの上部開口を傾斜した屋根板
で覆う構造であって、屋根板の吊下げ金具挿通孔の周辺
部に部分的に形成した水平面を、取付金具に設けた水平
面に重ねた状態で吊下げ金具により固定したことを特徴
とする請求項1又は2記載の屋外用閉鎖型変圧器盤。 - 【請求項4】 屋根板の下面側で、屋根板の吊下げ金具
挿通孔と、これを貫通する吊下げ金具の隙間から内部に
漏れる水を受ける位置に、断面コ字状のレール板を、そ
の開口側を上に向け傾斜させて配置したことを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載した屋外用閉鎖型変
圧器盤。 - 【請求項5】 変圧器の載置台となるベース板の周縁に
下方に向けて形成した折り曲げ部が、筒形の本体ケース
の下端部側面の内側に位置し、前後左右の少なくとも二
面の折り曲げ部と、本体ケース下端部側面の間に、換気
用の空気吸入口となる隙間が形成されるように、本体ケ
ースを取り付けたことを特徴とする請求項1乃至4のい
ずれかに記載した屋外用閉鎖型変圧器盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001363044A JP2003164020A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 屋外用閉鎖型変圧器盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001363044A JP2003164020A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 屋外用閉鎖型変圧器盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164020A true JP2003164020A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19173455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001363044A Withdrawn JP2003164020A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | 屋外用閉鎖型変圧器盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003164020A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009123949A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 乾式変圧器装置 |
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KR101041771B1 (ko) * | 2010-11-12 | 2011-06-17 | 쌍용전력 주식회사 | 수배전반 |
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CN104617499A (zh) * | 2015-02-05 | 2015-05-13 | 陶杰 | 具有防水散热防尘性能的高压配电柜 |
CN104617496A (zh) * | 2015-02-05 | 2015-05-13 | 愈先梅 | 高压配电柜 |
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CN112071556A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-12-11 | 廖颖 | 一种电力箱式变压器 |
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KR102326959B1 (ko) * | 2020-12-14 | 2021-11-16 | 사단법인 행복드림복지회 | Ip65 방수 및 방진 등급의 구조를 갖는 배전반 |
-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001363044A patent/JP2003164020A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |