JP2009123763A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つのパッケージにASICとメモリを内蔵する半導体装置のパッケージ面積の増大を抑制
【解決手段】半導体装置1は、ASIC11と、メモリ12と、ASIC11とメモリ12とを接続するシリコンインタポーザ(以下、SIPという)13と、ASIC11に電源を供給するASIC用電源回路14と、メモリ12に電源を供給するメモリ用電源回路15と、電源回路14を制御する電源制御回路16と、ASIC・メモリ間を伝達する電気信号を遅延させる遅延回路20と、遅延回路20により遅延させる遅延時間を調整する遅延調整回路21とを備える。ASIC11とSIP13との間には複数のバンプB1及びバンプB2が配置され、メモリ12とSIP13との間にはバンプB3及びバンプB4が配置される。またASIC用電源回路14、メモリ用電源回路15、電源制御回路16、遅延回路20、及び遅延調整回路21はSIP13の表面に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、システム・オン・チップ(以下、SOCという)の開発工数の増大や、主にSOCで使用するメモリをチップ内に内蔵するプロセスの困難さから、ASICとメモリを1パッケージにスタックするシステム・イン・パッケージ(以下、SIPという)という技術が発達しつつある。
また、SIPにおけるASICとメモリとの間を結合する基板としてシリコンのインタポーザを使用するシステム・イン・シリコン(以下、SISという)という技術が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。
日経エレクトロニクス,2006.2.13号,p34−p35
現行のSIPでは、メモリI/Fの高速化からASICとメモリとの間の遅延時間の調整が非常に困難であるため、微細プロセスの製造バラツキなど考慮すると基板インタポーザに遅延調整する機能があること望ましい。またASICとメモリを動作させるためには電源を供給する機能を有する回路を必要とする。
しかし、SIPにおける基板インタポーザはビルドアップであるので、遅延調整機能や電源供給機能を有する回路を基板インタポーザに形成することができない。このため、遅延調整機能や電源供給機能を有するチップを基板インタポーザに搭載する必要があり、これにより、実装面積が大きくなり、パッケージ面積の増大を招くという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、1つのパッケージにASICとメモリを内蔵する半導体装置のパッケージ面積の増大を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の半導体装置は、1つのパッケージにASICとメモリを内蔵する半導体装置であって、ASICとメモリを搭載するシリコンインタポーザと、シリコンインタポーザ上に形成され、ASICからメモリに入力される信号及びメモリからASICに入力される信号の少なくとも一方の信号を遅延させる遅延回路とを備えることを特徴とする。
このように構成された半導体装置によれば、ASICとメモリを搭載するシリコンインタポーザはシリコンを材料として形成されているため、シリコンインタポーザに配線を形成するプロセスと同時にトランジスタを形成することができる。このため、シリコンインタポーザ上に遅延回路を形成することができる。従って、遅延調整機能を有するチップをインタポーザに搭載することが不要になり、実装面積の増大を抑制できる。これにより、遅延調整機能を追加することによるパッケージ面積の増大を抑制することができる。
また請求項1に記載の半導体装置では、請求項2に記載のように、シリコンインタポーザ上に形成され、遅延時間を指示するための遅延時間指示信号を入力し、この遅延時間指示信号に基づいて遅延回路の遅延時間を調整する遅延調整回路を備えるようにしてもよい。
このように構成された半導体装置によれば、ASICとメモリをシリコンインタポーザに搭載した半導体装置を製造した後に、この半導体装置をテストすることにより遅延時間を決定し、決定した遅延時間を指示するための遅延時間指示信号を遅延調整回路に入力することにより、遅延回路の遅延時間を調整することができる。つまり、ASICとメモリをシリコンインタポーザに搭載する前に遅延時間を予め決定しておく必要がなくなる。
また請求項3に記載の半導体装置は、1つのパッケージにASICとメモリを内蔵する半導体装置であって、ASICとメモリを搭載するシリコンインタポーザと、シリコンインタポーザ上に形成され、ASIC及びメモリに電源を供給する電源回路とを備えることを特徴とする。
このように構成された半導体装置によれば、ASICとメモリを搭載するシリコンインタポーザはシリコンを材料として形成されているため、シリコンインタポーザに配線を形成するプロセスと同時にトランジスタを形成することができる。このため、シリコンインタポーザ上に電源回路を形成することができる。従って、電源供給機能を有するチップをインタポーザに搭載することが不要になり、実装面積の増大を抑制できる。これにより、電源供給機能を追加することによるパッケージ面積の増大を抑制することができる。
ところで、ASICとメモリの電力消費は大きく、ASICとメモリに流れる電流値が大きいため、ASICとメモリ内での電圧ドロップが大きく、これによりタイミング設計が困難になり、場合によってはASICとメモリのチップ面積の増大を招くという問題があった。
そこで請求項3に記載の半導体装置では、請求項4に記載のように、ASIC及びメモリの少なくとも一方は、ASIC及びメモリが有する複数の機能に応じて分割された複数のブロックで構成されており、電源回路は、ブロック毎に電源を供給するようにしてもよい。
このように構成された半導体装置によれば、ASIC及びメモリ全体に対して一括して電圧を供給する場合と比較して1ブロック当たりに流れる電流値を小さくすることができるので、ASIC及びメモリの少なくとも一方の電圧ドロップを小さくすることができる。これにより、タイミング設計が容易になり、場合によってはASIC及びメモリの少なくとも一方のチップ面積の増大を抑制することができる。
また請求項4に記載の半導体装置では、請求項5に記載のように、電源回路は、ブロック毎に電源の供給及び非供給を切り替えることが可能に構成されているようにしてもよい。
このように構成された半導体装置によれば、電源供給が不要なブロックに対しては電源を非供給とすることができるため、当該半導体装置の省電力化を図ることができる。
また請求項1に記載の半導体装置は、請求項6に記載のように、シリコンインタポーザ、及びシリコンインタポーザ上に形成された遅延回路から構成された第1マスタスライスに、ASIC及びメモリを搭載し、遅延回路とASIC及びメモリとを配線することを特徴とする製造方法により製造するようにしてもよい。
このように構成された半導体装置の製造方法によれば、同一の第1マスタスライスについて配線を変更することによって、異なる種類のASIC及びメモリを搭載することができる。即ち、異なる種類のASIC及びメモリに対して第1マスタスライスの共通化を図ることができ、複数種類の半導体装置を製造する工程を簡略化することができる。
また請求項3〜請求項5の何れかに記載の半導体装置は、請求項7に記載のように、シリコンインタポーザ及び、シリコンインタポーザ上に形成された電源回路と電源回路を制御する電源制御回路から構成された第2マスタスライスに、ASIC及びメモリを搭載し、電源回路とASIC及びメモリとを配線することを特徴とする製造方法により製造するようにしてもよい。
このように構成された半導体装置の製造方法によれば、同一の第2マスタスライスについて配線を変更することによって、異なる種類のASIC及びメモリを搭載することができる。即ち、異なる種類のASIC及びメモリに対して第2マスタスライスの共通化を図ることができ、複数種類の半導体装置を製造する工程を簡略化することができる。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態について図面とともに説明する。
図1は本発明が適用された実施形態の半導体装置1の構成を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は遅延回路20の構成を示す回路図である。
半導体装置1は、図1に示すように、ASIC11と、メモリ12と、ASIC11とメモリ12とを搭載するシリコンインタポーザ13と、ASIC11に電源を供給する複数(本実施形態では4個)のASIC用電源回路14と、メモリ12に電源を供給する複数(本実施形態では2個)のメモリ用電源回路15と、電源回路14を制御する電源制御回路16と、ASIC11とASIC用電源回路14とを接続するASIC用電源配線17と、メモリ12とメモリ用電源回路15とを接続するメモリ用電源配線18と、ASIC11とメモリ12とを接続するASIC・メモリ間配線19と、ASIC・メモリ間配線19を伝達する電気信号を遅延させる遅延回路20と、遅延回路20により遅延させる遅延時間を調整する遅延調整回路21とを備える。
また図2に示すように、ASIC11とシリコンインタポーザ13との間には複数のバンプB1及びバンプB2が配置され、メモリ12とシリコンインタポーザ13との間にはバンプB3及びバンプB4が配置される(図2では、バンプB4は不図示)。
また図1に示すように、バンプB1とASIC用電源回路14とがASIC用電源配線17を介して接続されることにより、ASIC用電源回路14からASIC11へ電源が供給される。また、バンプB4とメモリ用電源回路15とがメモリ用電源配線18を介して接続されることにより、メモリ用電源回路15からメモリ12へ電源が供給される。また、バンプB2とバンプB3とがASIC・メモリ間配線19を介して接続されることにより、ASIC11とメモリ12との間での電気信号の入出力が可能とされる。
また、ASIC用電源回路14、メモリ用電源回路15、電源制御回路16、ASIC用電源配線17、メモリ用電源配線18、ASIC・メモリ間配線19、遅延回路20、及び遅延調整回路21は、シリコンインタポーザ13の表面に形成される(ASIC用電源回路14、遅延回路20、ASIC用電源配線17、及びASIC・メモリ間配線19については図2を参照)。
また遅延回路20は、図3に示すように、1対のバンプB2,B3毎に、スイッチ31,32,33と遅延段34,35,36とを備えている。遅延段34,35,36は直列に接続されており、バンプB2から入力した信号は、遅延段34→遅延段35→遅延段36の順に伝達される。そしてスイッチ31,32,33はそれぞれ、遅延段34,35,36からバンプB3へ至る経路を開閉する。
したがって、スイッチ31,32,33のうちスイッチ31のみがオン状態である場合には遅延段34を通過した電気信号のみがバンプB3から出力される。また、スイッチ32のみがオン状態である場合には遅延段34と遅延段35を通過した電気信号のみがバンプB3から出力される。また、スイッチ33のみがオン状態である場合には遅延段34と遅延段35と遅延段36を通過した電気信号のみがバンプB3から出力される。
そして遅延調整回路21は、シリコンインタポーザ13に設置された入力端子38を介して入力した選択信号に基づいて、スイッチ31,32,33のオン/オフの切り換えを行う。尚、選択信号はオン状態にするスイッチを指示するものであり、例えば外部端子やメカヒューズを用いて、どのスイッチをオン状態するかを設定する。
次に、半導体装置1の遅延調整の手順を説明する。図4は、遅延調整の手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、ASIC11とメモリ12のそれぞれをウエハ工程により製造し(S10)、シリコンインタポーザ13に搭載するASIC11とメモリ12のそれぞれについて単体でチップテストを行う(S20)。その後、シリコンインタポーザ13にASIC11とメモリ12を搭載して半導体装置1を製造する(S30)。そして半導体装置1をテストすることにより遅延調整を行い(S40)、遅延値を設定する(S50)。その後に半導体装置1の最終テストを行う(S60)。
次に、半導体装置1の製造方法を説明する。図5は、マスタスライス40の構成を示す平面図である。
まず、図5に示すように、シリコンインタポーザ13上にASIC用電源回路14とメモリ用電源回路15と電源制御回路16と遅延回路20と遅延調整回路21とを形成したマスタスライス40を製造する。
その後、マスタスライス40のシリコンインタポーザ13上に、ASIC用電源配線17とメモリ用電源配線18とASIC・メモリ間配線19とバンプB1,B2,B3,B4を形成する。そして、バンプB1,B2上にASIC11を配置するとともに、バンプB3,B4上にメモリ12を配置して、ASIC11及びメモリ12とシリコンインタポーザ13とを多点接続する。このようにして、図1に示す半導体装置1が製造される。
このように構成された半導体装置1によれば、ASIC11とメモリ12を搭載するシリコンインタポーザ13はシリコンを材料として形成されているため、シリコンインタポーザ13に配線を形成するプロセスと同時にトランジスタを形成することができる。このため、シリコンインタポーザ13上にASIC用電源回路14とメモリ用電源回路15と遅延回路20を形成することができる。従って、遅延調整機能を有するチップと電源供給機能を有するチップをインタポーザに搭載することが不要になり、実装面積の増大を抑制できる。これにより、遅延調整機能と電源供給機能を追加することによるパッケージ面積の増大を抑制することができる。
また遅延調整回路21は、入力端子38を介して入力した選択信号に基づいて、スイッチ31,32,33のオン/オフの切り換えを行う。このため、ASIC11とメモリ12をシリコンインタポーザ13に搭載した半導体装置1を製造した後に、この半導体装置1をテストすることにより遅延時間を決定し、決定した遅延時間を指示するための選択信号を遅延調整回路21に入力することにより、遅延回路20の遅延時間を調整することができる。つまり、ASIC11とメモリ12をシリコンインタポーザ13に搭載する前に遅延時間を予め決定しておく必要がなくなる。
また、シリコンインタポーザ13上にASIC用電源回路14とメモリ用電源回路15と電源制御回路16と遅延回路20と遅延調整回路21とを形成したマスタスライス40に、ASIC11及びメモリ12を搭載し、電源回路14,15及び遅延回路20とASIC11及びメモリ12とを配線することにより半導体装置1が製造される。
このため、同一のマスタスライス40について配線を変更することによって、異なる種類のASIC及びメモリを搭載することができる。例えば、図6に示すように、半導体装置1よりもASIC用電源配線17及びASIC・メモリ間配線19の数を減らすことにより、ASIC11及びメモリ12と異なるASIC43及びメモリ44をマスタスライス40に搭載した半導体装置41が製造される。
これにより、異なる種類のASIC及びメモリに対してマスタスライス40の共通化を図ることができ、複数種類の半導体装置(本実施形態では、半導体装置1,41)を製造する工程を簡略化することができる。
以上説明した実施形態において、選択信号は本発明における遅延時間指示信号、マスタスライス40は本発明における第1マスタスライス及び第2マスタスライスである。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態について図面とともに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態における半導体装置1は、ASIC11の構成が変更された点と、複数(第1実施形態では4個)のASIC用電源回路14の代わりに1個のASIC用電源回路60が設けられた点以外は第1実施形態と同じである。
図7(a)は第2実施形態のASIC11の構成を示す平面図、図7(b)は第2実施形態のASIC用電源回路60の構成を示す平面図である。
まず第2実施形態のASIC11は、図7(a)に示すように、メモリとして機能するメモリブロック51と、CPUとして機能するCPUブロック52と、MPEGエンコーダ/デコーダとして機能するMPEGブロック53と、グラフィックコントローラ(GC)として機能するGCブロック54と、入出力部として機能するI/Oブロック55から構成される。
また第2実施形態のASIC用電源回路60は、図7(b)に示すように、メモリブロック51に電源を供給するメモリ用電源回路61と、CPUブロック52に電源を供給するCPU用電源回路62と、MPEGブロック53に電源を供給するMPEG用電源回路63と、GCブロック54に電源を供給するGC用電源回路64と、I/Oブロック55に電源を供給するI/O用電源回路65から構成される。
また電源回路61〜65にはそれぞれ、ブロック51〜55に電源を供給するための電源線71〜75と、ASIC11から電源回路61〜65の電源のオン/オフの切り替えを制御するための制御線81〜85が接続されている。
またASIC11は、ブロック51〜55の中で一定時間使用していないブロックを検出し、検出したブロックについて電源を切る電源切断指令信号を電源回路61〜65へ出力するように構成されている。また電源回路61〜65は、制御線81〜85を介して電源切断指令信号を入力すると電源供給を停止するように構成されている。例えば、MPEGブロック53の電源を切る場合には、ASIC11は、制御線83を介してMPEG用電源回路63に電源切断指令信号を出力する。そしてMPEG用電源回路63は、制御線83を介して電源切断指令信号を入力すると、MPEGブロック53への電源供給を停止する。
このように構成された半導体装置1によれば、ブロック51〜55毎に電源を供給するため、ASIC11全体に対して一括して電圧を供給する場合と比較して1ブロック当たりに流れる電流値を小さくすることができるので、ASIC11の電圧ドロップを小さくすることができる。これにより、タイミング設計が容易になり、場合によってはASICのチップ面積の増大を抑制することができる。
またASIC用電源回路60は、ブロック毎に電源の供給及び非供給を切り替えることが可能に構成されている。これにより、電源供給が不要なブロックに対しては電源を非供給とすることができるため、半導体装置1の省電力化を図ることができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記第1実施形態においては、遅延回路20がASIC11からメモリ12へ伝達される電気信号を遅延させるものを示したが、メモリ12からASIC11へ伝達される電気信号を遅延させるようにしてもよい。
また上記第2実施形態においては、ASIC11が複数の機能に応じて分割された複数のブロック51〜55で構成されており、ASIC用電源回路60がブロック51〜55毎に電源を供給するものを示したが、メモリ12が複数の機能に応じて分割された複数のブロックで構成されており、メモリ用電源回路がこのブロック毎に電源を供給するようにしてもよい。
また上記第2実施形態においては、一定時間使用していないブロックの電源供給を停止するものを示した。しかし、例えば、第2実施形態の半導体装置1が複数のシステムで使用可能であるときに、あるシステムAではブロック51〜55の中でMPEGブロック53を全く使用しないがその他のブロックを使用し、あるシステムBではGCブロック54を全く使用しないがその他のブロックを使用するというように、システムに応じて全く使用しないブロックがある場合がある。このような場合に、ASIC用電源回路60は、使用するシステムに応じて、全く使用しないブロックへの電源供給を停止するように設定されるようにしてもよい。
半導体装置1の構成を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 遅延回路20の構成を示す回路図である。 遅延調整の手順を示すフローチャートである。 マスタスライス40の構成を示す平面図である。 半導体装置41の構成を示す平面図である。 第2実施形態のASIC11及びASIC用電源回路60の構成を示す平面図である。
符号の説明
1,41…半導体装置、11,43…ASIC、12,44…メモリ、13…シリコンインタポーザ、14…ASIC用電源回路、15…メモリ用電源回路、16…電源制御回路、17…ASIC用電源配線、18…メモリ用電源配線、19…ASIC・メモリ間配線、20…遅延回路、21…遅延調整回路、31〜33…スイッチ、34〜36…遅延段、38…入力端子、40…マスタスライス、51…メモリブロック、52…CPUブロック、53…MPEGブロック、54…GCブロック、55…I/Oブロック、60…ASIC用電源回路、61…メモリ用電源回路、62…CPU用電源回路、63…MPEG用電源回路、64…GC用電源回路、65…I/O用電源回路、71〜75…電源線、81〜85…制御線、B1〜B4…バンプ

Claims (7)

  1. 1つのパッケージにASICとメモリを内蔵する半導体装置であって、
    前記ASICと前記メモリを搭載するシリコンインタポーザと、
    前記シリコンインタポーザ上に形成され、前記ASICから前記メモリに入力される信号及び前記メモリから前記ASICに入力される信号の少なくとも一方の信号を遅延させる遅延回路と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記シリコンインタポーザ上に形成され、遅延時間を指示するための遅延時間指示信号を入力し、この遅延時間指示信号に基づいて前記遅延回路の遅延時間を調整する遅延調整回路を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 1つのパッケージにASICとメモリを内蔵する半導体装置であって、
    前記ASICと前記メモリを搭載するシリコンインタポーザと、
    前記シリコンインタポーザ上に形成され、前記ASIC及び前記メモリに電源を供給する電源回路と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  4. 前記ASIC及び前記メモリの少なくとも一方は、該ASIC及び該メモリが有する複数の機能に応じて分割された複数のブロックで構成されており、
    前記電源回路は、前記ブロック毎に電源を供給する
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記電源回路は、
    前記ブロック毎に電源の供給及び非供給を切り替えることが可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記シリコンインタポーザ、及び該シリコンインタポーザ上に形成された前記遅延回路から構成された第1マスタスライスに、前記ASIC及び前記メモリを搭載し、前記遅延回路と前記ASIC及び前記メモリとを配線する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記シリコンインタポーザ、該シリコンインタポーザ上に形成された前記電源回路、及び該電源回路を制御する電源制御回路から構成された第2マスタスライスに、前記ASIC及び前記メモリを搭載し、前記電源回路と前記ASIC及び前記メモリとを配線する
    ことを特徴とする請求項3〜請求項5の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
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