JP2009122666A - 基板貼り合わせ装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板貼り合わせ装置及び方法において、貼り合わされた2枚の基板を下ステージから取り出すときに、基板が帯電することを防止し、品質の向上を図ること。
【解決手段】 基板貼り合わせ装置10において、上基板1と下基板2を貼り合わせた後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す前に、上下の基板1、2と上下のステージ21、22との接触面積を少なくする手段を有するもの。
【選択図】 図8

Description

本発明は基板貼り合わせ装置及び方法に関する。
従来、特許文献1に記載の如く、真空チャンバ内に搬入した上下の基板のそれぞれを上下のステージに支持し、真空チャンバ内を大気圧から減圧した状態で貼り合わせる基板貼り合わせ装置が知られている。上下の基板を貼り合わせたら、真空チャンバ内を大気圧に戻し、上ステージを上方に離隔させるとともに、これら2つの基板を下ステージから取り出して真空チャンバ外に搬出する。
特開2000-66163号公報
従来技術において、基板貼り合わせ装置で貼り合わされた2枚の基板の下ステージからの取り出しは、下ステージに内蔵されたリフトピンによって貼り合わされた2枚の基板を下ステージのステージ面から持ち上げ、ロボットアームを基板の下に差し込んですくい上げるようにしている。
しかしながら、貼り合わされた2枚の基板がリフトピンによって持ち上げられて下ステージのステージ面から剥離されるとき、ステージ面と基板との間に空気が流れ込む。このとき、流れ込む空気と基板との間に生じる摩擦によって静電気が発生し、基板が帯電(剥離帯電という)するという問題がある。例えば液晶表示パネルの製造に用いられる基板の場合、基板には微細な電気回路が形成されているので、帯電するとその電気回路が破壊されるおそれがある。
本発明の課題は、基板貼り合わせ装置及び方法において、貼り合わされた2枚の基板を下ステージから取り出すときに、基板が帯電することを防止し、品質の向上を図ることにある。
請求項1の発明は、上ステージに支持された上基板と下ステージに支持された下基板とを減圧雰囲気下で貼り合わせる基板貼り合わせ装置において、前記上基板と前記下基板を貼り合わせた後、前記減圧雰囲気を大気圧に戻す前に、前記上基板と前記下基板との貼り合わせ時よりも上下の基板と上下のステージとの接触面積を少なくする手段を有するようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記接触面積を少なくする手段は、前記下ステージ上で下基板の一部を支持するリフトピンを有し、このリフトピンで下基板を下ステージのステージ面から上昇させることにより、下基板と下ステージとの接触面積を少なくするようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において更に、前記接触面積を少なくする手段は、前記下ステージと協働して下基板を支持する基板支持面を備えた支持ピンを有し、この支持ピンを下降させて前記基板支持面を下ステージのステージ面から陥没させることにより、下基板と下ステージとの接触面積を少なくするようにしたものである。
請求項4の発明は、上ステージに支持された上基板と下ステージに支持された下基板とを減圧雰囲気下で貼り合わせる基板貼り合わせ方法において、前記上基板と前記下基板を貼り合わせた後、前記減圧雰囲気を大気圧に戻す前に、前記上基板と前記下基板との貼り合わせ時よりも上下の基板と上下のステージとの接触面積を少なくするようにしたものである。
上下の基板が上下のステージから剥離されたとしても、減圧雰囲気下では、空気等の気体分子が極めて少なく、上下の基板と上下のステージとの間に空気等の気体の巻き込みを殆んど生じない。従って、上下の基板と空気等の気体との摩擦による静電気の発生も殆んどない。このため、上下の基板の帯電が防止され、基板に形成された電気回路が帯電によって破壊されることも防止できる。
図1は実施例1の上基板搬入工程を示す模式図、図2は実施例1の下基板搬入工程を示す模式図、図3は実施例1の下基板持ち上げ工程を示す模式図、図4は実施例1の下基板移載工程を示す模式図、図5は実施例1の減圧工程を示す模式図、図6は実施例1の基板貼り合わせ工程を示す模式図、図7は実施例1の上ステージ離隔工程を示す模式図、図8は実施例1の基板離隔工程を示す模式図、図9は実施例1の大気圧開放工程を示す模式図、図10は実施例1の基板搬出工程を示す模式図、図11は実施例2の上ステージ離隔工程を示す模式図、図12は実施例2の基板離隔工程を示す模式図、図13は実施例2の大気圧開放工程を示す模式図、図14は実施例3の上ステージ離隔工程を示す模式図、図15は実施例3の基板離隔工程を示す模式図、図16は実施例3の大気圧開放工程を示す模式図である。
(実施例1)(図1〜図10)
基板貼り合わせ装置10は、図1〜図10に示す如く、上下に開閉される真空チャンバ11(上チャンバ11Aと下チャンバ11B)を有し、上下の基板1、2を搬入、搬出するための搬入搬出口12を有する。真空チャンバ11の搬入搬出口12から、ロボットハンド13に吸着保持された基板1、2が真空チャンバ11内に搬入搬出される。
真空チャンバ11内には上下のステージ21、22が設けられる。上下のステージ21、22はアルミニウム合金からなる矩形盤状をなす。上下の基板1、2は矩形状のガラス基板からなる。
上ステージ21は上昇降装置31により下ステージ22に対し昇降され、その下面に静電吸着盤や真空吸着盤等の上基板吸着手段を備える。下ステージ22はその上面に真空吸着盤等の下基板吸着手段を備える。また、下ステージ22には複数の貫通孔が形成されており、この貫通孔には下昇降装置32により下ステージ22に対し昇降される複数本のリフトピン32Bが挿通されている。本実施例の下昇降手段32は、モータ(流体シリンダでも可)からなる昇降アクチュエータ32Aと、昇降アクチュエータ32Aにより昇降される昇降板32Cを備え、複数本のリフトピン32Bはこの昇降板32Cに立設される。尚、下チャンバ11Bには、昇降板32Cに立設されたリフトピン32Bが気密に挿通される。リフトピン32Bは上下の基板1、2の貼り合わせ工程ではその上端が下ステージ22のステージ面と一致する高さとなる下降端に設定されていて下ステージ22上に供給された基板2の一部を支持し、下基板2をロボットハンド13と下ステージ22の間で移載するときには、図3や図9に示すように、このリフトピン32Bを下ステージ22のステージ面から大ストローク上昇させた受け渡し位置に位置付けることにより、下基板2をロボットハンド13や下ステージ22に対して持ち上げる。
基板貼り合わせ装置10は、真空ポンプからなる減圧装置(不図示)を備え、真空チャンバ11内の雰囲気を真空状態に減圧する。基板貼り合わせ装置10は、窒素ガス又はドライエア等を供給するガス供給装置(不図示)を備え、真空状態とされた真空チャンバ11内の雰囲気を大気圧に戻す。
尚、基板貼り合わせ装置10は、下ステージ22を下昇降装置32と一体的に水平動、旋回動させるためのXYテーブル、θ回転部からなる水平方向移動装置(不図示)を備える。また、基板貼り合わせ装置10は、CCDカメラからなる撮像装置(不図示)と、撮像装置が撮像した画像を処理するための画像処理装置(不図示)を備え、上下の基板1、2の互いに対向する貼り合わせ面の4隅に設けてある位置合わせマークを撮像可能にする。画像処理装置は撮像装置が撮像した上基板1の位置合わせマークと下基板2の位置合わせマークの位置ずれを検出する。制御装置(不図示)は、この位置ずれをなくすように水平方向移動装置を駆動し、上基板1に対して下基板2を移動させ、上基板1と下基板2を位置合わせする。基板貼り合わせ装置10は、制御装置により、上昇降装置31、下昇降装置32、水平方向移動装置、減圧装置、ガス供給装置、撮像装置、画像処理装置等を制御し、上基板1と下基板2を後述する手順で貼り合わせる。
しかるに、基板貼り合わせ装置10は、貼り合わされた2枚の基板1、2を下ステージ22から取り出すときに、基板1、2が帯電することを防止するため、以下の構成を具備する。即ち、上基板1と下基板2を貼り合わせた後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す前に、上下の基板1、2と上下のステージ21、22との接触面積を少なくする。
ここで、下基板2と下ステージ22の接触面積を少なくする手段としては、下昇降装置32のリフトピン32Bを2段動作(下基板2をロボットハンド13と下ステージ22の間で移載する受け渡し位置に位置付けるための大ストロークと、下基板2を下ステージ22から減圧雰囲気下で剥離だけする剥離位置に位置付けるための小ストロークの2段ストローク)させることによる。即ち、上基板1と下基板2を貼り合わせた後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す前に、下ステージ22上で下基板2の一部を支持しているリフトピン32Bを下ステージ22のステージ面から小ストローク上昇させて剥離位置に位置付けることにより、下基板2と下ステージ22との接触面積を少なくし、下基板2を下ステージ22から減圧雰囲気下で剥離する。
従って、本実施例において、基板貼り合わせ装置10は以下の手順で動作する。
(1)上基板1が、ロボットハンド13によって、上下に開放された真空チャンバ11(上チャンバ11Aと下チャンバ11B)内に搬入される(図1)。
搬入された上基板1は、不図示の受け渡し手段によって、ロボットハンド13から上ステージ21のステージ面に受け渡される。
(2)下基板2が、ロボットハンド13によって、上下に開放された真空チャンバ11(上チャンバ11Aと下チャンバ11B)内に搬入される(図2)。
下基板2にはシール剤3が矩形枠状に塗布され、シール剤3の枠内には所定量の液晶が滴下されている。
(3)下昇降装置32の昇降アクチュエータ32Aの駆動により、リフトピン32Bが大ストローク上昇し、下基板2をロボットハンド13から持ち上げる(図3)。
(4)ロボットハンド13が真空チャンバ11内から退避し、リフトピン32Bが大ストローク下降し、下ステージ22のステージ面に下基板2が受け渡される(図4)。
(5)真空チャンバ11が閉じ、真空チャンバ11内の減圧が開始される(図5)。
(6)真空チャンバ11内が所定の減圧雰囲気に達したら、上下の基板1、2の位置合わせ後、上ステージ21が下降し、シール剤3を介して上下の基板1、2を貼り合わせる(図6)。
(7)上ステージ21による上基板1の吸着が解除され、上ステージ21が上基板1から離隔して上昇し、上基板1と上ステージ21との接触面積を0(零)とする(図7)。
(8)下ステージ22による下基板2の吸着を解除した後、リフトピン32Bを小ストローク上昇させ、下基板2と下ステージ22との接触面積を0(零)にする。それによって、貼り合わされた上下の基板1、2を下ステージ22のステージ面から離隔させる(図8)。
この後、真空チャンバ11内にガスを導入し、真空チャンバ11内を大気圧に戻す。
(9)真空チャンバ11を開放するとともに、下昇降装置32のリフトピン32Bを、下基板2と下ステージ22との間にロボットハンド13が侵入できる隙間を形成する受け渡し位置まで上昇させる。次いで、ロボットハンド13が下基板2の下に侵入する(図9)。
(10)リフトピン32Bが大ストローク下降し、基板1、2をロボットハンド13に受け渡し、ロボットハンド13が真空チャンバ11外に退避して基板1、2を搬出する(図10)。
本実施例によれば、下ステージ22から取り出される予定の上下の基板1、2が、真空チャンバ11を大気圧に戻す前の減圧雰囲気(例えば1Pa前後)下で、上下のステージ21、22との接触面積を、貼り合わせ時の接触面積よりも予め少なくされる。この実施例では、上下の基板1、2と上下のステージ21、22との接触面積を0(零)にする。上下の基板1、2が上下のステージ21、22から剥離されたとしても、減圧雰囲気下では、空気等の気体分子が極めて少なく、上下の基板1、2と上下のステージ21、22との間に空気等の気体の巻き込みを殆んど生じない。従って、上下の基板1、2と空気等の気体との摩擦による静電気の発生も殆んどない。このため、上下の基板1、2の帯電が防止され、基板1、2に形成された電気回路が帯電によって破壊されることも防止できる。この結果、これらの基板1、2から製造される液晶表示パネルの品質を向上させることができる。
(実施例2)(図11〜図13)
実施例2が実施例1と異なる点は、上基板1と下基板2を貼り合わせた後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す前に、上下の基板1、2を上下のステージ21、22との接触面積を少なくする手段として、基板離隔専用装置40を用いたことにある。基板離隔専用装置40は、流体シリンダ(モータでも可)からなる昇降アクチュエータ41と、下ステージ22に設けられ、昇降アクチュエータ41により昇降する複数本のリフトピン42からなる。リフトピン42は、下チャンバ11Bを気密に貫通し、更に下ステージ22に形成された貫通孔に挿通される。このリフトピン42は、上下の基板1、2の貼り合わせ工程では下降端に設定されていて下ステージ22上で下基板2の一部を支持し、このリフトピン42を下ステージ22のステージ面から小ストローク上昇させて剥離位置に位置付けることにより、下基板2と下ステージ22の接触面積を少なくし、下基板2を下ステージ22から減圧雰囲気下で剥離する。尚、この場合、昇降アクチュエータ32Aは、リフトピン32Bを大ストロークで昇降させることができれば良い。
従って、基板貼り合わせ装置10は、実施例2において、実施例1の前述(7)〜(9)の工程を以下の如くにする。
(7)上下の基板1、2の貼り合わせ後、上ステージ21による上基板1の吸着が解除され、上ステージ21が上基板1から離隔して上昇し、上基板1と上ステージ21との接触面積を0(零)とする(図11)。
(8)下ステージ22による下基板2の吸着を解除した後、基板離隔専用装置40のリフトピン42により、貼り合わされた上下の基板1、2を下ステージ22のステージ面から離隔させ、下基板2と下ステージ22との接触面積を0(零)とする(図12)。この後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す。
(9)真空チャンバ11を開放するとともに、下昇降装置32のリフトピン32Bを受け渡し位置まで上昇させる(図13)。また、リフトピン32が上昇した後、リフトピン42を下降させる。これにより、下基板2と下ステージ22との間にはロボットハンド13が侵入できる隙間が形成され、貼り合わされた上下の基板1、2をロボットハンド13に受け渡すことが可能となる。
(実施例3)(図14〜図16)
実施例3が実施例1と異なる点は、上基板1と下基板2を貼り合わせた後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す前に、上下の基板1、2と上下のステージ21、22との接触面積を少なくする手段として、基板離隔専用装置50を用いたことにある。基板離隔専用装置50は、流体シリンダ(モータでも可)からなる昇降アクチュエータ51と、下ステージ22に設けられ、昇降アクチュエータ51により昇降する複数本の支持ピン52からなる。支持ピン52は下チャンバを気密に貫通し、更に下ステージ22に形成された貫通孔に挿通させる。この支持ピン52の上端には基板支持面を備えた支持ヘッド52Aを有する。支持ヘッド52Aは、上下の基板1、2の貼り合わせ工程では、下ステージ22のステージ面の一部を構成する上昇端に設定されていて、下ステージ22のステージ面と協働して下ステージ22上に供給された下基板2を支持する。尚、下ステージ22には支持ヘッド52Aが入り込む凹部がその上面に形成されており、支持ヘッド52Aはこの凹部内で昇降し、上昇時にはその上端が下ステージ22のステージ面と同じ高さに位置付けられて下基板2をステージ面とで支持する。また、支持ピン52の支持ヘッド52Aを下ステージ22のステージ面から凹部内に陥没させることにより、下基板2と下ステージ22の接触面積を少なくし、下基板2を下ステージ22から減圧雰囲気下で剥離する。
従って、基板貼り合わせ装置10は、実施例3において、実施例1の前述(7)〜(9)の工程を以下の如くにする。
(7)上下の基板1、2の貼り合わせ後、上ステージ21による上基板1の吸着が解除され、上ステージ21が上基板1から離隔して上昇し、上基板1と上ステージ21との接触面積を0(零)とする(図14)。
(8)下ステージ22による下基板2の吸着を解除した後、基板離隔専用装置50の支持ピン52の支持ヘッド52Aを下ステージ22のステージ面から凹部内に陥没させ、支持ヘッド52Aの基板支持面を下基板2の下面から離隔させる。それによって、下基板2と下ステージ22との接触面積を減少させる(図15)。この後、真空チャンバ11内を大気圧に戻す。
(9)真空チャンバ11を開放するとともに、下昇降装置32のリフトピン32Bを受け渡し位置まで上昇させる(図16)。これにより、下基板2と下ステージ22との間にはロボットハンド13が侵入できる隙間が形成され、貼り合わされた上下の基板1、2をロボットハンド13に受け渡すことが可能となる。
上述したような実施例2、3の場合においても、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
尚、上記実施例において、真空チャンバ11内にガスを導入する前のタイミングで、即ち、上下の基板1、2を貼り合わせた減圧雰囲気を昇圧させる前のタイミングで上下の基板1、2と上下のステージ21、22との接触面積を少なくしたものとしたが、これに限られるものではなく、減圧雰囲気が大気圧に戻るまでの過程で接触面積を少なくするようにしても良い。このようにした場合でも、大気圧に比べて気体分子が少ない分だけ、大気圧で下基板2を下ステージ22から剥離する場合に比べれば剥離による帯電を防止することが可能である。
また、真空チャンバ11が、上下に2分割に構成されているものとしたが、一体的に形成されており、上下の基板1、2を搬入搬出する扉を有する構成であっても良い。
図1は実施例1の上基板搬入工程を示す模式図である。 図2は実施例1の下基板搬入工程を示す模式図である。 図3は実施例1の下基板持ち上げ工程を示す模式図である。 図4は実施例1の下基板移載工程を示す模式図である。 図5は実施例1の減圧工程を示す模式図である。 図6は実施例1の基板貼り合わせ工程を示す模式図である。 図7は実施例1の上ステージ離隔工程を示す模式図である。 図8は実施例1の基板離隔工程を示す模式図である。 図9は実施例1の大気圧開放工程を示す模式図である。 図10は実施例1の基板搬出工程を示す模式図である。 図11は実施例2の上ステージ離隔工程を示す模式図である。 図12は実施例2の基板離隔工程を示す模式図である。 図13は実施例2の大気圧開放工程を示す模式図である。 図14は実施例3の上ステージ離隔工程を示す模式図である。 図15は実施例3の基板離隔工程を示す模式図である。 図16は実施例3の大気圧開放工程を示す模式図である。
符号の説明
1 上基板
2 下基板
10 基板貼り合わせ装置
11 真空チャンバ
12 搬入搬出口
21 上ステージ
22 下ステージ
31 上昇降装置
32 下昇降装置
32A 昇降アクチュエータ
32B リフトピン
40 基板離隔専用装置
41 昇降アクチュエータ
42 リフトピン
50 基板離隔専用装置
51 昇降アクチュエータ
52 支持ピン

Claims (4)

  1. 上ステージに支持された上基板と下ステージに支持された下基板とを減圧雰囲気下で貼り合わせる基板貼り合わせ装置において、
    前記上基板と前記下基板を貼り合わせた後、前記減圧雰囲気を大気圧に戻す前に、前記上基板と前記下基板との貼り合わせ時よりも上下の基板と上下のステージとの接触面積を少なくする手段を有することを特徴とする基板貼り合わせ装置。
  2. 前記接触面積を少なくする手段は、前記下ステージ上で下基板の一部を支持するリフトピンを有し、このリフトピンで下基板を下ステージのステージ面から上昇させることにより、下基板と下ステージとの接触面積を少なくする請求項1に記載の基板貼り合わせ装置。
  3. 前記接触面積を少なくする手段は、前記下ステージと協働して下基板を支持する基板支持面を備えた支持ピンを有し、この支持ピンを下降させて前記基板支持面を下ステージのステージ面から陥没させることにより、下基板と下ステージとの接触面積を少なくする請求項1に記載の基板貼り合わせ装置。
  4. 上ステージに支持された上基板と下ステージに支持された下基板とを減圧雰囲気下で貼り合わせる基板貼り合わせ方法において、
    前記上基板と前記下基板を貼り合わせた後、前記減圧雰囲気を大気圧に戻す前に、前記上基板と前記下基板との貼り合わせ時よりも上下の基板と上下のステージとの接触面積を少なくすることを特徴とする基板貼り合わせ方法。
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