JP2009120957A - 原油油槽用鋼およびその製造方法、原油油槽およびその防食方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基本成分として、質量%で、C:0.001〜0.2%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.1〜2%、P:0.03%以下、S:0.007%以下、Cu:0.01〜1.5%、Al:0.001〜0.3%、N :0.001〜0.01%を含有し、さらに、Mo:0.01〜0.08%、W:0.01〜0.5%の1種または2種を含有し、原油油槽環境における耐全面腐食性および耐局部腐食性を示し、さらに固体Sを含む腐食生成物(スラッジ)の生成を抑制し得る原油油槽用鋼。
【選択図】図1
Description
原油油槽内面における鋼板の腐食、特に局部腐食を軽減するためにこれまで提案された技術につい述べる。原油油槽では原油タンカー、地上または地下タンクともに溶接構造用普通鋼が裸使用されるのが一般的である。従来、最も一般的な防食方法は塗装であり、エポキシ系樹脂および/またはジンクリッチプライマーによる防食塗装やガラスフレーク入りエポキシ樹脂による重防食塗装などが提案されている。また、溶融亜鉛めっきが海水と原油とに交互に接する環境で耐食性に優れていることから塗装した上でタンカーの手摺、配管などで使用されている。さらに、普通鋼よりも耐食性に優れ、原油油槽内面用途で適した耐食鋼材としては以下の技術が提案されている。
鋼の防食と固体Sを主体としたスラッジの低減を同時に図る技術としては、塗装・ライニング防食が一般的であり、亜鉛やアルミニウムの溶射による防食も提案されている(非特許文献1)。しかし、腐食低減対策の場合と同様に、施工コストがかかるという経済的な問題点に加えて、防食層の施工時のミクロな欠陥や、経年劣化で腐食が不可避的に進展するため、塗装・ライニングをしても定期的な検査と補修とが不可欠であり、その寿命も5〜10年に限られるといった課題があった。
〔1〕原油油槽底板における局部腐食進展の抑制手段
原油油槽底板上には、原油中に含まれる大量の岩塩水が分離、滞留する。前記岩塩水の濃度は原油の産出地および油井深度に依存するが、NaCl換算でおよそ1〜60質量%の濃厚塩水であることを、まず知見した。このような濃厚塩水、すなわち濃厚ハロゲン水溶液に鋼板が曝されると、腐食生成物、スラッジ、灰などの付着物により鋼板表面は不均一な状態となり、優先的に地鉄が溶解するサイトが急速に形成・固定され、されらのサイトを起点に局部腐食が進展することを見出した。さらに、濃厚塩水溶液のpH緩衝能力が極めて弱いため、地鉄が優先的に溶解するサイトでは、溶出した鉄イオンや合金イオンの加水分解によりpHが急激に2以下に低下し、これらのサイトを起点に局部腐食が触媒加速的に進展するとの機構を提案した。
〔2〕スラッジの原因となる原油油槽上甲板裏で気相から析出する固体硫黄の軽減対策の手段
本発明者らが、原油油槽上甲板の鋼板表面における固体硫黄の気相からの析出挙動を鋭意研究した結果、下記の知見を得た。(1)固体Sは油槽気相中の硫化水素と酸素が鉄さび表面を触媒として反応・析出する。(2)固体Sの析出速度は、温度、気相中硫化水素および酸素濃度に依存するほか、鉄さびに極微量含まれる合金に依存する。(3)鉄さびにCuとMoが同時に含まれると固体Sの析出速度が抑制される。(4)CuとMoが同時含まれると、当該環境での全面腐食速度も同時に低減する。前記知見を基に、一般的な溶接構造用鋼の化学組成を基本として、Crを無添加とし、特定量のCuとMoとを複合添加し、不純物であるP、Sの添加量を限定することにより、当該環境での耐食性、すなわち耐全面腐食性を向上させることが可能であるという知見を得た。
(1)質量%で、C:0.001〜0.2%、Si:0.01〜2.5%、Mn:0.1〜2%、P:0.03%以下、S:0.007%以下、Cu:0.01〜1.5%、Al:0.001〜0.3%、N:0.001〜0.01%を含有し、さらに、Mo:0.01〜0.08%、W:0.01〜0.5%の1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする原油油槽用鋼。
(2)質量%で、式(1)で示される炭素当量(Ceq.)が0.4%以下であることを特徴とする上記(1)に記載の原油油槽用鋼。
(3)質量%で、Crが0.1%未満であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の原油油槽用鋼。
(4)質量%で、さらに、Ni:0.1〜3%、Co:0.1〜3%の1種または2種を含有することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の原油油槽用鋼。
(5)質量%で、さらに、Sb:0.01〜0.3%、Sn:0.01〜0.3%、Pb:0.01〜0.3%、As:0.01〜0.3%、Bi:0.01〜0.3%の1種または2種以上を含有することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の原油油槽用鋼。
(6)質量%で、さらに、Nb:0.002〜0.023%、V:0.005〜0.5%、Ti:0.002〜0.2%、Ta:0.005〜0.5%、Zr:0.005〜0.5%、B:0.0002〜0.005%の1種または2種以上を含有することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の原油油槽用鋼。
(7)質量%で、さらに、Mg:0.0001〜0.0015%、Ca:0.0005〜0.01%、Y:0.0001〜0.1%、La:0.005〜0.1%、Ce:0.005〜0.1%の1種または2種以上を含有することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の原油油槽用鋼。
(8)鋼の平均Mn%よりもMnが1.2倍以上濃化しているミクロ偏析部分の面積率が10%以下であることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の原油油槽用鋼。
(9)上記(1)〜(8)のいずれかに記載の原油油槽用鋼を製造する方法であって、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の成分からなる鋼片を熱間圧延後に加速冷却を行うに際して、加速冷却の平均冷却速度:5〜100℃/s、加速冷却停止温度:600℃〜300℃、加速冷却停止後〜100℃までの冷却速度:0.1〜4℃/sとすることを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
(10)上記(9)記載の方法により製造した鋼を500℃以下で焼戻しまたは焼鈍を施すことを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
(11)上記(1)〜(8)のいずれかに記載の原油油槽用鋼を製造する方法であって、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の成分からなる鋼片を熱間圧延後、焼きならしにより製造するに際して、焼きならしの加熱温度:Ac3変態点〜1000℃、700〜300℃の平均冷却速度:0.5〜4℃/sとすることを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
(12)上記(11)記載の焼きならし後、500℃以下で焼戻しまたは焼鈍を施すことを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
(13)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の成分からなる鋼片を熱間圧延前に、加熱温度:1200〜1350℃、保持時間:2〜100hの拡散熱処理を施すことを特徴とする上記(10)〜(12)のいずれかに記載の原油油槽用鋼の製造方法。
(14)底板、デッキプレート、側板および骨材の一部または全部が、上記(1)〜(8)のいずれかに記載の原油油槽用鋼からなることを特徴とする原油油槽。
(15)上記(14)記載の原油油槽の表面における熱延スケールを機械的または化学的に除去し、地鉄素地を露出したことを特徴とする原油油槽の防食方法。
(16)熱延スケールを機械的または化学的に除去した後、厚さ10μm以上の塗膜を1層以上形成することを特徴とする上記(15)記載の原油油槽の防食方法。
Ceq.=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+W+V)/5・・・(1)
式(1)は、本発明鋼における重要な元素であるWも含んだ炭素当量式で、式(1)の炭素当量が0.4%以下であれば、溶接による熱影響部の硬化が抑制され、耐低温割れ性や溶接熱影響部(HAZ)靭性が確実に向上するため0.4%以下が好ましい。式(1)の炭素当量が0.4%を超えて過大となると、成分の組み合わせによっては、耐低温割れ性やHAZ靭性の劣化、さらにはHAZの対応力腐食割れ特性の劣化も招く恐れがある。炭素当量の下限は特に定めることなく本発明の効果を得ることができるが、0〜−40℃の低温域で優れた靭性を得るためには、炭素当量の下限は0.36%とすることが好ましい。
2 露点調整水槽
3 試験チャンバー
4 試験片
5 恒温ヒーター板
6 ヒーター制御部
Claims (16)
- 質量%で、
C:0.001〜0.2%、
Si:0.01〜2.5%、
Mn:0.1〜2%、
P:0.03%以下、
S:0.007%以下、
Cu:0.01〜1.5%、
Al:0.001〜0.3%、
N:0.001〜0.01%、
を含有し、さらに、
Mo:0.01〜0.08%、
W:0.01〜0.5%、
の1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする原油油槽用鋼。 - 質量%で、
式(1)で示される炭素当量(Ceq.)が0.4%以下であることを特徴とする請求項1に記載の原油油槽用鋼。
Ceq.=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+W+V)/5・・・(1) - 質量%で、Cr:0.1%未満を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の原油油槽用鋼。
- 質量%で、さらに、
Ni:0.1〜3%、
Co:0.1〜3%、
の1種または2種を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼。 - 質量%で、さらに、
Sb:0.01〜0.3%、
Sn:0.01〜0.3%、
Pb:0.01〜0.3%、
As:0.01〜0.3%、
Bi:0.01〜0.3%、
の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼。 - 質量%で、さらに、
Nb:0.002〜0.023%、
V:0.005〜0.5%、
Ti:0.002〜0.2%、
Ta:0.005〜0.5%、
Zr:0.005〜0.5%、
B:0.0002〜0.005%、
の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼。 - 質量%で、さらに、
Mg:0.0001〜0.0015%、
Ca:0.0005〜0.01%、
Y:0.0001〜0.1%、
La:0.005〜0.1%、
Ce:0.005〜0.1%、
の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼。 - 鋼の平均Mn%よりもMnが1.2倍以上濃化しているミクロ偏析部分の面積率が10%以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼を製造する方法であって、請求項1〜7のいずれか1項に記載の成分からなる鋼片を熱間圧延後に加速冷却を行うに際して、平均冷却速度:5〜100℃/s、加速冷却停止温度:600℃〜300℃、加速冷却停止後〜100℃までの冷却速度:0.1〜4℃/sとすることを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
- 請求項9に記載の方法により製造した鋼を500℃以下で焼戻しまたは焼鈍を施すことを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼を製造する方法であって、請求項1〜8のいずれか1項に記載の成分からなる鋼片を熱間圧延後、焼きならしにより製造するに際して、焼きならしの加熱温度:Ac3変態点〜1000℃、700〜300℃の平均冷却速度:0.5〜4℃/sとすることを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
- 請求項11記載の焼きならし後、500℃以下で焼戻しまたは焼鈍を施すことを特徴とする原油油槽用鋼の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の成分からなる鋼片を熱間圧延前に、加熱温度:1200〜1350℃、保持時間:2〜100hの拡散熱処理を施すことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼の製造方法。
- 底板、デッキプレート、側板および骨材の一部または全部が、請求項1〜8のいずれか1項に記載の原油油槽用鋼からなることを特徴とする原油油槽。
- 請求項14記載の原油油槽の表面における熱延スケールを機械的または化学的に除去し、地鉄素地を露出したことを特徴とする原油油槽の防食方法。
- 熱延スケールを機械的または化学的に除去した後、厚さ10μm以上の塗膜を1層以上形成することを特徴とする請求項15記載の原油油槽の防食方法。
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