JP2009120953A - 圧縮工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼結構成部品、特に焼結歯車ないし歯切りを有する焼結構成部品を、粉末により安価に形成する圧縮方法を提供する。
【解決手段】締付け部材10と、その寸法に関して径方向に可変の、焼結構成部品ないし粉末のための添接面を備えた圧縮部材11を有し、その添接面に、形成すべき焼結構成部品の表面に対して相補的な表面が形成されている、焼結構成部品または焼結構成部品のための粉末を圧縮する工具3に関し、締付け部材が、斜めの第1の面12を、そして圧縮部材が、それに対して相補的な、斜めの第2の面13を有しており、かつ、第1と第2の斜面が、圧縮部材を押し広げ、あるいは拡幅あるいは縮小するために協働し、かつ締付け部材および/または圧縮部材が、軸方向に摺動可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、焼結構成部品または焼結構成部品用の粉末を圧縮する工具、圧縮圧力をもたらすための少なくとも1つのプレス部材と焼結構成部品を圧縮するための工具を有し、その工具内へ焼結構成部品が挿入可能であり、かつその工具が上雄型と下雄型の間に配置されている、焼結構成部品または焼結構成部品用の粉末を圧縮するプレス装置および工具内へ粉末が充填されて、その中でプレスされた後に、工具内で粉末を焼結構成部品に圧縮する方法並びに焼結構成部品が工具内へ挿入されて、その中で圧縮された後に、プレス装置の工具によって焼結構成部品を圧縮する方法に関する。
焼結構成部品、特に焼結歯車−本発明の主旨において、歯車とは歯車自体も歯付きベルトホィールまたはチェーンホィールも指す−の形成は、現在では通常次のように、すなわち粉末、たとえば金属粉末または合金からなる粉末からプレスによっていわゆる圧粉体が形成され、続いてそれが場合によっては、予備焼結され、圧粉体の表面近傍の層内の密度を増大させるために、さらにプレスされ、場合によっては焼結構成部品の寸法精度を向上させるためにそれが、校正へ供給され、その校正が同様に圧力下で実施され、次に圧粉体が焼結されて、場合によっては焼結後にさらなる校正へ供給されるようにして、行われる。
本発明の課題は、焼結構成部品、特に焼結歯車ないし歯切りを有する焼結構成部品を、安価に形成することができるようにすることである。
この課題は、締付け部材と、その寸法に関して径方向に可変の、焼結構成部品ないし粉末のための添接面を備えた圧縮部材と、場合によっては支持部材を有し、その添接面に、添接領域において、形成すべき焼結構成部品の表面に対して相補的な表面が形成されており、締付け部材が斜めの第1の面を有し、圧縮部材がそれに対して相補的な、斜めの第2の面を有しており、かつ第1と第2の斜めの面が、圧縮部材を押し広げ、あるいは拡幅または縮小するために協働し、かつ締付け部材が軸方向に摺動可能である、冒頭で挙げた工具によって、それに関係なく、工具が本発明に従って形成されている、冒頭で挙げたプレス装置によって、かつ粉末を焼結構成部品に圧縮する方法によって、あるいは焼結構成部品を圧縮する方法によって、解決され、本発明に従って形成された工具が使用され、かつ焼結構成部品の輪郭が、粉末の充填の前ないし後に、少なくとも1つの第1と少なくとも1つの第2の斜面を介しての圧縮部材の押し広げないし拡幅または縮小によって、締付け部材の少なくとも一部が軸方向に摺動することによって、あるいは焼結構成部品の輪郭が、焼結構成部品の挿入の前または後に、少なくとも1つの第1と少なくとも1つの第2の斜面を介しての圧縮部材の押広げないし拡幅または縮小により、締付け部材の少なくとも一部が軸方向に摺動することによって、定められる。
その場合の利点は、この工具によって、あるいはこの方法に従って、極めて精度の高い輪郭を有する焼結構成部品を形成できることであって、1つの作業工程において焼結粉末ないし焼結構成部品の圧縮も校正も行われ、それによって従来技術に比較して、少なくとも1つの作業工程、すなわち、たとえば圧延による、圧縮された焼結構成部品の校正が省かれ、従って、作業シーケンスの短縮と、必要な工具の減少による工具コストに関する節約とによって、それに応じたコスト減を達成することができる。ホィール上に複数の異なる歯切りを有する、いわゆるマルチ歯車においては、本発明に基づく工具によって、複数の作業工程を省くことが可能である。というのは、通常は、各歯切りを別々に校正しなければならないからである。従って、本方法によって、特に、極めて高い程度の回転精度を有する歯車を形成することができる。他方では、もちろん、工具の然るべき幾何学配置によって、たとえばトランスミッションとエンジン内の、種々の適用のために必要な、複雑な幾何学配置を有する、いわゆる丸くない歯車ないしチェーンホィールないし焼結構成部品を形成することも、可能である。同様に、この工具によって、圧縮部材を然るべく適合させることにより、アンダーカットを有する焼結構成部品ないし歯車も、いわゆるフランジによって個々の歯切りが互いに分離されている、マルチ歯車も、形成することができる。焼結構成部品の形成は、プレス工具のストローク数の減少なしで行うことができるので、すでにある設備においては、単に工具を交換するだけでよく、形成方法にその他の制限が設けられない。さらに、工具は、安価に交換することができ、従って交換が必要な場合には迅速かつ安価に代用工具を調達することができる。工具の構造に基づいて、圧縮部材のみを交換すれば済むことにより、この工具は、焼結構成部品の種々の幾何学配置に関して、極めて可変である。従って、工具は、すでにある校正プロセスに完全に組み込むことができる。焼結構成部品の校正と同時に表面圧縮も行うことができる。従って、工具の単純性により、工具はわずかな装着の手間としか結びつかないので、停止時間を減少させることができる。しかし、工具を用いて、工具寿命の増大により、再現性に関するプロセス改良も可能である。さらに、それによって少なくともほぼ均衡したプレスを実施することができ、それによって粉末ないし焼結構成部品の圧縮も、より均質に行うことができ、それによって焼結構成部品の特性プロフィールも、同様に、より均質になる。
焼結構成部品に、あるいはその中に、少なくとも1つのガイド部材を配置することができ、そのガイド部材は、締付け部材の内ねじ内へ嵌入する外ねじを有している。従って簡単かつ極めて正確な方法で、圧縮部材の付勢を調節することができる。
締付け部材は、少なくとも1つの第1の締付け部材部分と少なくとも1つの第2の締付け部材部分とを有しており、それらが軸方向に重ねて配置されており、第2の締付け部材部分は、第1の斜面に対して逆に傾斜した、他の斜面を有しており、圧縮部材は第2の斜面とそれとは逆に傾斜した、他の斜面とを有しており、締付け部材の第1の斜面が圧縮部材の第2の斜面と、そして締付け部材の他の斜面が圧縮部材の他の斜面と協働する。それによって、特に、圧縮部材を二重円錐部材として形成することが、可能である。このようにして、一方で、圧縮部材の内側面の、すなわち型表面の、垂直に対する傾きが回避され、あるいは補償できる限りにおいて、焼結構成部品の精度をさらに改良することが可能である。しかしさらに、まさに逆に、個々の斜面を異なるようにあてがうことによって、まさに、圧縮すべき焼結構成部品ないし粉末に添接する、圧縮部材の表面のこの種の傾きをもたらすことが可能であって、それによってたとえば、歯切りの領域に−軸方向に見て−円錐台形状の外表面を有する歯車ないし焼結構成部品が形成される。従って、形成すべき焼結構成部品に関する工具の可変性がさらに増大する。斜面は、同じ数値の傾斜角度を有することができ、同様に、傾斜角度の絶対値が互いに異なる形態も、可能である。
第1の締付け部材部分と第2の締付け部材部分との間に、少なくとも1つのばね部材、従ってたとえば、ばね、あるいは特に、本発明の実施形態に従って、特にエラストマーからなる、ばねじゃばらを配置することができる。それによって、ガイド部材に加えて、プレス内で圧力が供給される場合でも、2つの締付け部材部分がその全周面にわたって互いに対して少なくともほぼ等しく隔たっていることが保証され、それによって圧縮部材の引っかかりないし傾きを、より良く回避することができ、かつ焼結構成部品内の密度ないし密度推移を均一化することができる。
第1の締付け部材部分は、外側円錐を有する円錐部材によって、そして第2の締付け部材部分は、内側円錐を有する少なくとも1つのくさびディスクによって形成することができ、圧縮部材は、円錐部材の外側円錐と係合するための内側円錐と、1つまたは複数のくさびディスクと係合するための外側円錐とを有しており、それによって簡単な、保守を余り必要としない工具によって、内側の引っ込み、たとえば内歯切り、も形成することができる。
圧縮部材の伸張を支援するために、圧縮部材内に少なくとも1つのくさび溝を配置することができる。
形成すべき焼結構成部品に関する圧縮部材の正しい調節を支援し、あるいは容易にするために、圧縮部材内に径方向に延びるスリット形状の隙間が配置されており、その隙間が、場合によっては少なくともその一方の端部に、軸方向において、スリット形状の隙間の幅よりも大きい直径を有する孔ないし凹部を有することが、可能である。
焼結歯車を形成する、本発明の実施形態のために、圧縮部材はその、焼結構成部品ないし粉末のための添接面に、歯先とその間に配置された歯元とを備えた歯切りを有することができ、その歯切りが、焼結構成部品の歯切りに対して相補的である。
スリット形状の隙間が、圧縮部材の歯切りに径方向に対向する、圧縮部材の境界面から圧縮部材の歯切りの歯先円および/または歯元円の領域内まで延びるように配置されていること、あるいは他の実施形態に従って、スリット形状の隙間が圧縮部材の歯先円の領域内で、径方向に、圧縮部材の歯切りに径方向に対向する、圧縮部材の境界面から始まって、最大で歯元円の領域内までしか延びていないことが、可能である。ここでもそれによって、形成すべき焼結構成部品にとって重要な、圧縮部材の内側の直径ないし内側の寸法の調節の精度を、それに応じて細かく調節することができ、あるいは調節可能性の可変性を増大させることができる。
締付け部材を介してあてがうことに基づく圧縮部材内の応力を崩壊させるために、圧縮部材の歯切りの歯元円に最も近い、スリット形状の隙間の端部に、軸方向に孔または凹部が形成されていると、効果的である。
さらに、スリット形状の隙間が、歯元円の領域内で、圧縮部材の歯切りに径方向に対向する、圧縮部材の境界面の前で終了していることが、可能であって、それによって個々のスリット形状の隙間の互いに対する協働を改良することができる。
特に、このスリット形状の隙間によって、歯側面圧縮も調節可能であることを、述べておく。
径方向に歯元円の領域内まで延びる、軸方向におけるスリット形状の隙間の深さは、軸方向における圧縮部材の全体高さの10%の上限までの領域から選択することができる。それによって特に、形成すべき歯車の歯先円直径の、より良好な調節可能性ないし歯幾何学配置のより良好な調節可能性が得られる。このスリット形状の隙間は、圧縮部材の側方の外側面内まで延びる必要はない。
スリット形状の隙間の少なくとも個々のものは、その表面に少なくとも領域的に、付着防止コーティングを有することができ、その付着防止コーティングは、好ましくはゴム引きによって、あるいは、たとえば校正オイル、ポリテトラフルオロエチレンなどのような、滑り手段によって形成されている。従って焼結粉末がプレス圧に基づいて開放したスリット形状の隙間内へ侵入できることを、少なくとも大部分阻止することができ、あるいは、それでもそれが発生した場合には、たとえば圧縮空気によって、あるいはたとえば洗浄媒体によって洗い流すことにより、隙間からのこの粉末の除去を容易にすることができる。
同様に、このスリット形状の隙間をカバーして、それによって焼結粉末の侵入を回避するために、圧縮部材の添接面の上方に、場合によっては歯切りを模した、挿入部材、たとえばジャケットが配置されることが可能である。この挿入部材にも、もちろん付着防止コーティングを設けることができる。
挿入部材および/または圧縮部材内に、焼結構成部品にアンダーカットを形成するための工具挿入片を配置するための、少なくとも1つの凹部を配置することができる。それによって、形成可能な焼結構成部品の様々な幾何学配置に関する可変性が増大する。
圧縮部材の歯切りの歯先に、プレスの間材料の流出のためにバッファ容積を提供し、それによって歯の成長を回避するために、切欠きないし凹部を形成することができる。もちろん、この種の切欠きないし凹部は、同じ理由から、他の焼結構成部品、たとえば歯切りのない焼結構成部品を形成するために、配置することもできる。
圧縮部材が個々の、並べて配置された薄板ないしセグメントから形成されることが、可能であって、それによって一方で、この圧縮部材を構成セットの形式で極めて多様に構築することが可能であって、あるいは他方で、これらの薄板ないしセグメントの個々のものだけが、本発明に基づく工具の駆動の経過において損傷され、あるいは消耗された場合に、圧縮部材それ自体を全部交換する必要はなく、個々の薄板ないしセグメントのみを交換すれば済むことが、可能である。
薄板ないしセグメントをさらに良好に位置決めして保持するために、薄板またはセグメントに、たとえば蟻溝の形式の、溝状の凹部とそれに対して相補的な隆起部とを配置することができ、これらは、圧縮部材を組み立てた状態においてある薄板ないしセグメントの隆起部が、その隣りに配置された他の薄板ないしその隣りに配置された他のセグメントの凹部内へ嵌入するように、配置されており、あるいは、他の実施形態によれば、薄板ないしセグメントが凹部を有しており、その中へガイド部材を挿入することができる。それによって、本発明の枠内において、薄板またはセグメントが外部からそれを把持するクリップによってまとめられる、実施形態も可能であるが、圧縮部材の組立てが、簡略化される。この場合において、薄板またはセグメント内に、あるいは締付け部材内に、このクリップを収容するための凹部を設けることができ、それによって圧縮部材が締付け部材に少なくともほぼ全面で添接することが可能になる。
それぞれ、本発明に基づく工具によって焼結構成部品の内歯切りが形成されるか、あるいは外歯切りが形成されるか、に従って、締付け部材が支持部材と圧縮部材の間に、あるいは圧縮部材が支持部材と締付け部材の間に−径方向に見て−配置されることが、可能であって、それによって本発明に基づく工具の使用の多様性がさらに増大する。
工具の斜面は、法線に対して軸方向に、下限10°と上限30°の範囲から選択される傾斜を有することができ、それによって、焼結粉末ないし焼結構成部品をプレスするために必要な力を、変化させることができる。従って、より短い距離に基づく、よりフラットな傾斜によって、より大きい力を使用することができ、あるいは傾斜が大きい場合には、それに応じて、より小さい力をもたらすことができる。このようにして、プレス圧を変化させることが、可能である。
本発明に基づく工具内で圧縮部材を正確に調節できることに基づいて、この工具内で複数の部品を同時にそれに応じた高い精度で形成することが可能であって、そのために圧縮部材は、軸方向にそれに応じた高さを有することができる。
他方では、本発明に基づくプレス装置内に、複数の本発明に基づく工具を相前後して、あるいは重ねて配置することが可能であって、それによって圧縮を歩進的に実施することができ、従って形成すべき焼結構成部品の密度をさらに高めることができ、一般に、工具それ自体によってすでに、焼結構成部品自体内に、従って従来技術から知られているように、この種の焼結構成部品の外側の領域内だけでなく、ほぼフル密度を形成することが可能である。本発明に基づくプレス装置内に複数の工具を配置することにより、あるいは種々の状況において、焼結構成部品のフル密度にさらに近づけることができる。それによって、複数の重ねて配置された工具を介して、複数の焼結構成部品を同時に形成し、あるいはプレスすることが、可能である。
ここで注意すべきことは、本発明の枠内で圧縮を、焼結構成部品が、場合によっては歯切りが配置されている、その外側の表面から、あるいは内歯切りの場合には内側の表面から始まって、対向する表面の方向に密度勾配を有することができるように、実施することが、もちろん可能なことであって、それによってたとえば、歯切り表面においてはそれに応じた硬度を有し、他方の表面においては、より高い柔軟性を有する焼結構成部品を形成することができる。
さらに、本発明に基づくプレス装置において、下雄型がくさびウェブを有しており、そのくさびウェブが工具のくさび溝内へ嵌入することが、可能であって、それによって圧縮部材の伸張が自動化される。
そして、工具の上方および/または下方にガイド部材、特に母型プレートが配置されることが、可能である。それによって、圧縮部材の直径が変化する場合の、より良好な水平のガイドが可能であり、それによって、場合によっては締付け部材内のガイド部材を省くことができる。
さらに、本発明は、外歯切りおよび/または内歯切りを有する焼結構成部品を形成するたの工具の使用に関する。
本発明をさらによく理解するために、図面を用いて本発明を詳細に説明する。図は、それぞれ著しく図式的に簡略化された表示である。
初めに確認しておくが、異なるように説明される実施形態において、同一の部分には同一の参照符号ないし同一の構成部品名称が設けられており、説明全体に含まれる開示は、意味に従って、同一の参照符号ないし同一の構成部品名称を有する同一の部分へ移し替えることができる。説明内で選択されている、たとえば、上、下、側方などのような、位置記載は、直接説明され、かつ示されている図に関するものであり、位置が変化した場合には、意味に従って新しい位置へ移し替えられる。さらに、図示され、かつ説明される様々な実施例の個別特徴または特徴の組合せも、それ自体自立した解決、進歩的な解決または発明に基づく解決を表すことができる。
図1には、圧縮圧をもたらすためのプレス部材2と焼結構成部品または焼結粉末の少なくとも歯切りを圧縮するための工具3とを有する、プレス装置1が示されている。プレス部材2は、下雄型を有する下雄型収容部4、上雄型を有する上雄型収容部5および工具収容部6を有している。下雄型収容部4および/または上雄型収容部5および/または工具収容部6は、支柱7、8によって保持されており、かつそれに沿って垂直に走行可能に形成することができる。工具3の収容部を有する、この種のプレス装置1は、従来技術からすでに知られているので、ここでこれ以上説明することは不要であり、当業者にはそれについての文献を参照するように、指示される。
図2は、工具3の第1の実施形態を横断面で示している。この工具3は、支持部材9、締付け部材10および圧縮部材11を有している。支持部材9は、工具収容部6によって移動不能に保持されている。締付け部材10は、第1の斜面12を有しており、その斜面が、圧縮部材11の第2の斜面13と協働し、この第2の斜面13は、第1の斜面12に対して相補的な傾斜を有しているので、従って2つの部材、すなわち圧縮部材11と締付け部材12は、この2つの斜面12、13に沿って互いに対して変位することができる。
この実施形態においては、別体の支持部材9が示されているが、これは、工具のために必ずしも必要ではない。というのは、支持は、たとえば工具収容部6のみを介しても行うこともでき、あるいは場合によっては別体の支持は不要であり、すなわち工具自体によって、支持が行われる。
圧縮部材11は、内側の開口部14を有しており、その開口部の表面15に、歯切り16が形成されている。この歯切り16は、焼結構成部品に設けられた歯切りに対して相補的に形成されているので、圧縮部材11を用いて、焼結構成部品の歯切りが圧縮され、あるいは一般に、焼結構成部品それ自体が圧縮され、あるいは、焼結粉末が使用されて、圧縮される場合に、この歯切り16を介して焼結構成部品の幾何学配置を定めることができる。
焼結粉末として、たとえば、焼結鋼、鉄、銅ないし一般に金属または金属合金からなる粉末を使用することができ、ここで、本発明は所定の材料に限定されないことが、指摘される。
2つの斜面12、13およびそれによって達成される、締付け部材10に対する圧縮部材11の軸方向の相対移動可能性を介して、開口部14の直径17を調節することができ、従って形成すべき焼結構成部品の精度を向上させることができる。斜面12、13を用いて、さらに、それぞれどのような焼結構成部品を形成しようとしているかに従って、圧縮部材10が法線に対して軸方向に傾くことを補償し、あるいは、それを意識してもたらすことが可能である。
ここで述べておくが、焼結構成部品として、主として歯切りを有する焼結構成部品が考えられ、この歯切りは、焼結構成部品の内側にも、外側にも配置することができ、従って内歯切りまたは外歯切りを形成することができる。その例は、歯車、歯付きベルトホィール、チェーンホィール、スライドスリーブ、カップリングボディ、挿入片、すなわち焼結構成部品とは異なる材料からなり、この焼結構成部品内に保持される構成部品、を有する焼結構成部品、同期ハブ、駆動軸への結合であり、本発明に基づく工具によって、あるいは本発明に基づく方法に従って、焼結構成部品内で達成される高い密度に基づいて、剛性向上も可能である。また、歯切りクラウニング(crowning)、すなわち幅クラウニングを有する歯車も、形成することができる。同様に、本発明に基づく工具3を用いて、アンダーカットを有する焼結構成部品、従ってたとえば、フランジを有する歯車またはいわゆる一体的なマルチ歯車(この歯車は、互いに異なる複数の歯切りを有している)を形成することも、可能である。
本発明に基づく工具3は、金属からなる粉末も、金属合金からなる粉末も、場合によっては、焼結構成部品を形成する際に一般的な、他の添加物と共に、直接プレスするために使用する他に、特に、すでにプレスされている焼結構成部品半製品を唯一のステップで再圧縮して校正するためにも、使用することができる。場合によっては、この半製品を、すでに予備焼結しておくことができる。
図3と4は、図1に示すプレス装置1内に配置されている工具3を、切断して側面ないし上面で示している。工具3のこの実施形態において、圧縮部材11は、二重円錐部材として形成されており、これは、斜面13の他に、法線に対して軸方向に、第1の斜面13の傾斜とは逆の傾斜を有する、他の斜面18を有している。特に、この2つの傾斜は、絶対値的に等しくすることができ、従ってこの数値に関して等しい角度を有することができるが、しかし、この角度がその絶対値に関しても、すなわち数値に関して、互いに異なる形態も、可能である。
この実施形態において、付属の締付け部材10は、第1の下方の締付け部材部分19と第2の上方の締付け部材部分20を備えて、2部材で形成されている。第1の下方の締付け部材部分19は、その傾斜に関して圧縮部材11の斜面13に対して相補的に形成されている、第1の斜面12を有しており、第2の締付け部材部分20は、同様に、圧縮部材11の斜面18に対して相補的に形成されてそれと協働する、斜面21を有している。
2つの締付け部材部分19、20は、工具3の軸方向に互いに対して変位することができ、それによって圧縮部材11の調節を、より正確に行うことができ、特に、圧縮部材11の、歯切り16を有する内側の表面15が、法線に対して軸方向に傾くことを、より良好に補償し、あるいは補正することができる。従って、歯切りを有する焼結構成部品、特に歯車の、回転精度をさらに向上させることができ、あるいは−本発明に基づく工具3によって、いわゆる丸くない歯車も形成することができるので−、丸くない輪郭の調節も、ずっと高い精度で可能である。
すでに予備プレスされている焼結構成部品半製品を圧縮部材11内へ導入しやすくするために、図3に示すように、収容領域22内で圧縮部材11の開口部14の直径17を、少なくともほぼ円錐状に拡幅して形成することができる。しかし、この特徴は、本発明に基づく工具3において、必ずしも設ける必要はないことを、指摘しておく。
図3に示す工具3の形態において、支持部材10も、下方の支持部材部分23と、たとえばボルト24を介して、下方の支持部材部分23と移動不能に結合することができる、上方の支持部材部分24とを有して、2部材で形成されている。上方の支持部材部分24は、下方の支持部材部分23に対して、締付け部材10の方向に突出するように形成されており、下方の締付け部材部分19は、支持部材9の方向に、それに応じた突出部を有しているので、下方の締付け部材部分19を2つの支持部材部分23、24の間に領域的に移動不能に挟持することができ、従って上方の締付け部材部分20のみが、下方の締付け部材部分19に対して垂直に変位することができる。
図4と5から明らかなように、この実施形態において、締付け部材10は、ボルトの形状の4つのガイド部材26を有しており、そのボルトは、締付け部材10の、特に下方の締付け部材部分19の、内ねじ内へ嵌入する、外ねじを有している。このガイド部材26を介して、下方の締付け部材部分19に関して上方の締付け部材部分20の高さ位置を定めることができ、それによって圧縮部材11の調節を定めることができる。
なお、図3から5に示す実施形態においては、4つのガイド部材26が設けられているが、もちろん、それとは異なる数の、たとえば3、5、6などの、ガイド部材26を設けることも、可能である。
下方の締付け部材部分19に関する上方の締付け部材部分20の相対位置を、より良く固定することができるようにするために、図3に示すように、これらの間に少なくとも1つのばね部材27、たとえば従来のばね、あるいは好ましくは、特に少なくとも部分的にエラストマーから形成されている、ばねじゃばら、が形成され、あるいは配置されていると、効果的である。後者の変形例を介して、ガイド部材26を介しての上方の締付け部材部分20のあてがいに、このばね部材27を介して拮抗作用する力を、少なくとも所定の限界内で調節することが、可能である。
ここでもまた、特に4つのばね部材27を配置することができ、それらは、図4に示すように、ガイド部材26の間に(周方向に見て)配置されている。ここでも、これらのばね部材27よりも少ない、あるいは多い、たとえば3、4、5などのばね部材を設けることが可能である。
図3に破線で示すように、圧縮部材11の下方の領域内に、特に一周するくさび溝28を設けることが可能であって、それによってこの圧縮部材11の伸張を簡単にし、あるいは容易にすることができる。特に、それに対応してくさび状に形成された、プレス装置1(図1)の工具収容部6の一周するウェブを、このくさび溝28内へ嵌入するように形成することができる。特に、このくさび溝28を介して、斜面12、13を介しての調節の他に、開口部14の下方の伸張面を同様に変化させ、あるいは調節することができる。
図5には、工具3の一部が示されており、特に、外ねじを介して下方の締付け部材部分19の内ねじ内へ嵌入する、ガイド部材26が明らかであって、上方の締付け部材部分20は、ガイド部材26の垂直の変位可能性を制限するために、好ましくはストッパ29を有しており、このストッパ29は、ガイド部材26の水平の摺動によって上方の締付け部材部分20を下方の締付け部材19にあてがうためにも、用いられる。
図6と7には、圧縮部材11が、斜視図と上面図で示されている。特に、この2つの図から、スリット形状の隙間30が明らかであって、その隙間を介して変位とそれに伴って開口部14の適合を、より簡単ないし、より正確に実施することができる。この図6と7には、複数の異なるスリット形状の隙間30が示されており、特に、圧縮部材11の歯先円31に対して間隔をおいて始まって、径方向に圧縮部材11の対向する境界面32へ延びるように形成された、スリット形状の隙間30が示されている。さらに、これらの隙間30は、図7から明らかなように、歯先円31の領域内で最大で歯元円33の領域内まで延びるように形成することができる。その他、スリット形状の隙間30が、歯元円33から始まって径方向に境界面33へ延びるように形成することが、可能であって、隙間30は、圧縮部材11の開口部14の方向に開放して形成されている。
歯切り16の歯先円の方向へ延びるように形成されている、各隙間30は、図6に示すように、圧縮部材11の高さ全体にわたって延びている。
さらに、図6から明らかなように、歯元円33の領域内で始まって径方向に境界面32へ延びるように形成された、各隙間30は、圧縮部材11の高さ全体にわたって延びておらず、たとえば軸方向に、圧縮部材11の外側の端面34から始まって、軸方向における圧縮部材11の全体高さの10%を上限を有する領域から選択された、高さないし深さにわたって延びている。従って、この深さは、0%〜10%の範囲とすることができる。
少なくとも個々の、これらのスリット形状の隙間30は、その終端領域に孔35を有しており、それによってより良好な応力分散が得られる。この孔35は、圧縮部材11を貫通して形成することができ、あるいは、圧縮部材11の一方または両方の端面から始まって、圧縮部材11の高さの一部にわたって形成することができる。
ここで、注意を促すと、隙間30は、−径方向に見て−外側の端部に、応力分散のための孔を有することができる。
もちろん、これらの隙間30の、図6および7とは異なる幾何学的配置を設けることも、可能である。たとえば、隙間30を歯切り16の歯先または歯元の領域のみに配置することができる。他方で、スリット形状の隙間30を、他の幾何学的形状、たとえばくさび形状とすることもできる。これらの隙間30の形成は、好ましくは、いわゆるワイヤ腐食によって行われるが、他の機械的加工方法を介して行うこともできる。
圧縮部材11は、個別薄板ないし個別セグメントから形成することもでき、たとえば薄板ないしセグメントは、歯切り16の歯の幅にほぼ相当し、かつ径方向にくさび状に−上面で見て−形成することができる(図示せず)。この場合において、隙間30が配置されている限りにおいて、それをアンダーカットの形状で、たとえばエッジ領域に形成することが可能である。しかし、薄板ないしセグメントは、1つより多い、たとえば2、3または4つの歯を有することもできる。
本発明に基づく工具3によって、焼結粉末がプレスされる場合に、隙間30が設けられている限りにおいて、その隙間内へ粉末粒子が侵入し、それによってこの隙間を介して圧縮部材11を変位させ、あるいは調節することが、もはや不可能になり、あるいは困難になる危険がある。この場合のために、本発明の枠内において、これらの隙間30に付着防止コーティング、たとえばゴム引き、または、たとえば適切なオイルまたはポリテトラフルオロエチレンあるいは滑りラッカーのような、滑り手段を設けることが可能である。このようにして、侵入した粉末をこれらの隙間30からずっと容易に、たとえば圧縮部材11に空気を吹き付けることによって、再び除去することが可能であって、吹付けは、場合によっては自動化することができるので、各圧縮ステップの後に、あるいは複数の圧縮ステップの後に、プレス装置1内で自動的に圧縮部材11が吹き払われ、そのためにプレス装置1にそれに応じた手段を、たとえば、圧縮部材11へ向けられ、あるいは向けることができる、然るべきノズルを有する圧縮空気接続端を設けることができる。他の流体、たとえば洗浄液による洗浄も、可能である。
同様に、これらのスリット形状の隙間30内へ焼結粉末が侵入することを回避するため、かつ/または圧縮部材11の歯切り16を保護するために、図3から明らかなように、歯切り16の上方に挿入部材36を配置することができる。この挿入部材36は、たとえば2mmの材厚を有することができ、この材厚は、そのために使用される材料の強度に合わせることができ、この挿入部材36は、支持機能を持たず、従って極めて薄く形成することができ、あるいはこの挿入部材36が歯側面に適合され、かつ、形成すべき焼結構成部品ないし焼結半製品の所望の幾何学配置への適合を可能にするために、工具3の調節の間側面運動が一緒に実施される。
くさび溝28を用いて、開口部14の開口寸法をより大きくすることもできるので、より大きい焼結構成部品を挿入することができる。
示されてはいないが、プレスの間に流出する材料を収容して、歯の成長を回避することができるようにするために、歯先に少なくとも1つの凹部ないし切欠きを形成することができる。
図1から7に示す工具3は、形成すべき焼結構成部品に外歯切りを形成するのに適している。しかし、原理的に、いわゆる内歯切りを形成することも可能であるので、本発明の枠内において、締付け部材10が支持部材9と圧縮部材11の間に配置されるのではなく、圧縮部材11が支持部材9と締付け部材10の間に配置される(径方向に)ことも、もちろん可能である。
さらに、軸方向における圧縮部材11ないし工具3全体の長さないし高さを、複数の焼結構成部品、すなわち焼結半製品が、工具3内へ、すなわち圧縮部材11の開口部14内へ、挿入することができ、同時に圧縮して校正することができる寸法にすることが、可能である。場合によっては、個々の焼結構成部品の間に、分離手段、たとえば分離シート、分離ディスクなどを配置することもできる。
斜面12、13、18、21の角度の絶対値は、たとえば、下限2°と上限30°の範囲から、選択することができる。従って、変位距離の長さにわたって、もたらすべき力を変化させることが可能である。
特に、二重円錐挿入片の実施形態において、斜面12、13、18、21を介して円筒状の輪郭を極めて高い精度で形成することが可能であり、あるいはそれによって、円錐台形状に形成された焼結構成部品、たとえば傘歯車を形成することも、可能である。
本発明に基づく工具によって、たとえば、従来技術から知られているような、圧延によって表面を圧縮する場合のように、端縁ゾーンの圧縮が得られるだけでなく、それによって、焼結構成部品内で少なくともほぼフルに近い密度を得ることも可能であり、すなわち焼結構成部品内の孔の割合が、ほぼゼロになる。
他方で、歯切り16の領域におけるフル密度から始まって、焼結構成部品内部の、より小さい密度へ、密度勾配を調節することも可能であって、この密度勾配は、特にフラットな推移を有することができる。
ばね部材27の配置は、特に、斜面12、13、18、21のために比較的フラットな角度、すなわち法線に対して軸方向に、たとえば10°〜15°の間の範囲の、フラットな傾斜が選択されると、効果的である。というのは、それによって圧縮部材1の伸張が支援されるからである。
さらに、本発明の枠内で、焼結構成部品の所望の密度をフル密度に近づけるために、本発明に基づくこれらの工具3の複数を、1つのプレス装置1内ないし相前後して配置された複数のプレス装置1内に設けることが可能であるので、徐々に圧縮が行われる。
本発明に基づく工具3を用いて、たとえば、歯切り16の歯の側面ないし工具の内側の開放した直径を20%まで調節することが、可能である。
圧縮部材11をあてがい、あるいは調節する間に、個々のスリット形状の隙間30が少なくとも圧縮部材11の開口部14の領域内で、先細りになることが、可能である。他の場合には、締付けによって間隙の幅を変化させないことが、可能である。
本発明を逸脱しない範囲において、変位部材が1つまたは複数の型面の領域において、軸方向に、突出部を備えた焼結構成部品を形成するための、少なくとも1つの隙間、またはアンダーカットを有する焼結構成部品を形成するための、型中空室の方向に少なくとも1つの突出部を、有することができる。この1つまたは複数の隙間ないし1つ/複数の突出部は、端面34から始まって、圧縮部材11の対向する端面の方向に延びており、かつ圧縮部材11の高さの一部だけにわたって、あるいは高さ全体にわたって延びることができる。
図8には、本発明に基づく工具3の他の実施形態が、部分的に示されている。工具は、ここでも、支持部材9、たとえば支持リング、2つの逆方向の斜面12、13を備えた締付け部材10およびそれに連続する−径方向に外側から内側へ向かって−、二重円錐形状の圧縮部材11を有している。この実施形態において、圧縮部材11に、型中空室37の方向へ向かって、ジャケットの形式の挿入部材36が配置されている。原理を説明するためだけに、このジャケットは、平坦な、まっすぐな表面で、すなわち複雑な幾何学配置なしで、示されている。もちろん、形成すべき構成部品に対して相補的に形成されている、表面幾何学配置をほぼ任意に選択して、それに応じた型を、あるいは一般的には図として示して、設けることも可能であるので、焼結構成部品は、単純なリングの形状で形成できるだけではない。この挿入部材36は、圧縮部材11に対する締付け部材10の相対位置の変化に基づき直径変化を共に行い、あるいは阻止するように、材厚の寸法を定められ、あるいはそれに応じたフレキシブルな材料から形成されている。そのために図8において、変位領域の幅38が示されている。
上述した実施形態とは異なり、特に直径調節ないしプレスの間に、工具3を案内するために、図8の変形例において、上方と下方のガイドプレート39、40が、たとえば母型プレートの形状で、設けられており、それらは、圧縮部材11、締付け部材10および支持部材9の少なくとも一部を径方向に覆うように、配置されている。付加的に、下方のガイドプレート40を支持部材部分23によって収容することができる。
この図8によって、本発明が、工具3の特別な利点を説明するものであっても、歯切りを有する焼結構成部品、たとえばトランスミッションの切替えホィールとスライドスリーブ、同期リング、巻付きドライブないし歯車ドライブの歯車、従って一般に、たとえば斜め歯切り、直線歯切り、前歯切り、傘歯切りの形成に、限定されるものではなく、任意の形状の焼結構成部品を高い精度と場合によっては高い密度で形成できることも、明らかにしようとしている。
より複雑な表面幾何学配置、たとえば焼結構成部品のアンダーカット、を形成するために、少なくとも部分的に挿入部材36に、あるいはそれが設けられていない場合には、圧縮部材11に進入する、工具挿入片を設けることができる。
図9は、圧縮部材11の変形例を上面図で示している。これは、4つのセグメント41からなり、それらがまとまって円錐状に推移する内側表面42を有するくさびディスクを形成する。これらのセグメント41の少なくとも2つが、凹部43を有しており、それが−上面で見て−少なくともほぼ、蟻溝状の凹部の半分を形成するので、セグメント41を組み合わせた状態において、2つの隣接するセグメント41のこれらの凹部43が、蟻溝状の凹部を形成し、その中に、凹部に応じた横断面を有するガイド部材を配置することができる。もちろん、すべてのセグメント41が−示されてはいないが−この凹部を有することができる。
それとは異なる形態において、セグメント41に突出部とそれに対して相補的な凹部とを形成することができるので、セグメント41を組み合わせた場合に、隣接して配置すべきセグメント41の凹部内へ突出部が嵌入する。ここでも、また、蟻溝状の形態も、可能である。
この形態は、上述した薄板ないしセグメントに適用することができる。
圧縮部材11をセグメント状または薄板状に形成することによって、一体的な圧縮部材11に比較して、変位領域を増大させることができる。
凹部43は、必ずしも、−上面で見て−蟻溝状の横断面が生じるように形成される必要はなく、他の横断面を選択することもできる。
図10は、内歯切りを有する焼結構成部品を形成するための工具3の変形例を示している。この工具は、たとえばリング状の支持部材9、二重円錐挿入片の形状の圧縮部材11および、圧縮部材11と作用結合される、2つの斜面12、13を備えた締付け部材10を有している。支持部材9と圧縮部材11の間に、型中空室37が形成されており、内歯切りを形成するための相補的な歯切り16が、圧縮部材11の、二重円錐状の表面と対向する表面に配置されている。従って、この変形例において、締付け部材10は、工具の中央に配置されている。
この変形例の他の形態に関して、上述した説明の繰返しを避けるために、たとえば母型プレートの配置などを、参照することができる。
この変形例における利点は、たとえばカップリングボディを形成するための、アンダーカットを、支持部材9内に切欠き44が設けられることにより、比較的簡単にもたらすことができることであって、その切欠きを通してアンダーカットを形成するための工具挿入片45、たとえば、変位可能なセグメント状のリング部材を案内することができ、それらは、図10に破線で示すように、工具3から焼結構成部品を押し出すために少なくとも部分的に、少なくともしかし型中空室37から−双方向矢印46で示すように−非作動位置へ引き出すことができる。これらのアンダーカットないし焼結構成部品の表面の凹部ないし焼結構成部品の切欠きは、自動車適用のためのスライドスリーブの場合のように、焼結構成部品全体にわたって一周して設ける必要はなく、工具挿入片をそれなりに適合させる場合には、それらを、焼結構成部品の離散した領域内に配置することもできる。
図10に対する変形例において、図11は、工具3によって内歯切りないし他の幾何学配置の内側形状を有する焼結構成部品を形成する、他の可能性を示している。この変形例において、圧縮部材11は、同様に二重円錐部材として形成されているが、もちろんその斜面は、締付け部材10の方向を向いた、一周するエッジ47を形成しながら、図10に示す実施形態に比較して、逆に延びている。少なくとも2つに分かれた締付け部材10は、圧縮部材11の斜面に対して相補的な斜面12、13を有している。垂直の双方向矢印48に示すように、締付け部材10の部分が逆に移動することによって、水平の双方向矢印49に示すように、圧縮部材11の移動がもたらされ、従って本発明のすべての実施形態におけるように、軸方向の機械運動により径方向のプレス運動が発生される。
図12には、スライドスリーブを形成するための工具3の可能な形態が示されている。中央に、波形の形状付与部材50が配置されており、その形状付与部材は、その外側の表面に、スライドスリーブの歯切りを形成するための歯切り16を有している。ここでも二重円錐形状に形成されている圧縮部材11に添接する挿入部材36とこの形状付与部材50との間に、型中空室37が形成される。圧縮部材11と挿入部材36に、凹部51、52が形成されており、その凹部の中に、スライドスリーブの外側の端面に一周する溝を形成するための工具挿入片45が、双方向矢印46に示すように変位可能に配置されている。形状付与部材50は、上方および/または下方のガイドプレート39、40によって案内することができ、あるいは場合によって、上方または下方のガイドプレート39、40に形成することができる。
工具3の他の形成は、上述した説明と同様に設けることができる。本発明の枠内において、さらに、個々の上方ないし下方のガイドプレート30、40の代わりに、複数の上方および/または下方のガイドプレート39、40を設けることが、可能である。
内側の隙間を有する焼結構成部材、たとえばトランスミッションのカップリングボディを形成するための、図12に示す形態に対する変形例が、図13から15に示されている。見やすくするために、工具3全体は示されておらず、内側の隙間を形成するために重要な部分のみが、示されている。−示されていないが−それ自体、焼結構成部品の表面幾何学配置を形成するための、然るべき表面幾何学配置を有することができる。ジャケット形状の挿入部材36内において、変位部材56に、挿入部材36に進入する、双方向矢印54に示すように走行可能な、少なくとも1つの雄型55が配置されている。変位部材56自体は、ホルダ57、たとえばコアピンに、垂直方向に変位可能に配置されている。挿入部材36をジャケットホルダ57に保持するために、ジャケットホルダは、図14の上方部分に示すように−断面拡幅を有することができ、かつ挿入部材35の内側の凹部(その中にホルダ57が配置されている)を、それに応じて相補的に形成することができる。
雄型54は、ほぼL字状に形成されている。変位部材56は、円錐ストリップとして形成されている。雄型55が変位部材56と協働する領域内で、変位部材に、雄型55のためのガイド58、たとえば蟻溝状の横断面を有するウェブが配置されており、それが、雄型55の後ろ側に配置された、対応する溝内へ嵌入し、あるいはその逆が行われる。このガイド58は、雄型55の対応する脚と同様に、長手中心軸に対して、この長手中心軸に対して鋭角で傾斜して形成されているので、変位部材56の上昇ないし下降運動が、雄型55の径方向運動に変換され、雄型が、挿入部材36から退出し、あるいは焼結構成部品を離型するために、挿入部材内へ進入する。変位部材57を軸方向に移動させるために、変位部材とホルダ57の間に、同様にそれに応じたガイドを配置することができる。
もちろん、複数の内側の隙間を同時に形成するために、挿入部材36内に複数のこの種の雄型55を配置することもでき、それらを、場合によってはグループにまとめ、あるいは全部を、この場合にはホルダ57をとえばジャケット形状に包囲することができる、唯一の変位部材56上で操作することができる。
図16から19には、内側からの引っ込みを有する焼結構成部品を形成するための工具4の変形例が示されている。この工具3は、この形態において円錐雄型として形成されている、圧縮部材11および円錐部材59とくさびディスク60とを備えた、2つに分かれた締付け部材10を有している。見やすくする理由から、工具ホルダの表示は、省かれている。同様に、工作物ホルダも示されておらず、その工作物ホルダは、たとえばジャケットによって形成することができ、そのジャケットは、くさびディスク60の上方に、型中空室37(図示せず)を形成しながら、圧縮部材11の回りに沿って配置することができる。
図19には、さらに、形成すべき工作物61、従って焼結構成部品が、破線で示されている。
工具3は、たとえば、焼結構成部品に内歯切りを形成するために用いることができるが、工作物61に添接する圧縮部材11の表面形態に従って、他の焼結構成部品を形成することもできる。
実質的に、この実施形態においても、締付け部材10は、2つ合わせて上述した締付け部材(19、20)を形成する、2つの構成部品である円錐部材59とくさびディスク60とに2つの円錐が分割されてはいるが、「二重円錐部材」として形成されている。円錐部材59は、圧縮部材11内へ嵌入する領域において、斜面12を形成する外側円錐を有している。圧縮部材11は、円錐部材59へ向いた、上方の領域において、斜面13を形成する内側円錐を有しており、斜面13は、円錐部材59の外側円錐の斜面12に対して相補的である。この領域の下方において、圧縮部材11に、外側円錐が形成されており、その斜面21は、くさびディスク60の内側円錐の斜面18に対して相補的であり、そのくさびディスクがこの領域において圧縮部材11と作用結合しているので、くさびディスク60が圧縮部材11の外側円錐上で軸方向に摺動することができる。
図17に破線で示唆するように、ここでも圧縮部材11は、隙間30、いわゆる、径方向に弛緩させるための弛緩切込みを有している。従って、圧縮部材11の径方向の移動が可能である。
工作物61、すなわち焼結構成部品ないし焼結構成部品のための粉末、の圧縮は次のように、すなわち円錐部材59を介して、それが軸方向に摺動することによって、圧縮部材11が少なくとも工作物61の領域内で広がって、保持されている工作物61に対して押圧されるように、行われる。1つないし複数の(設けられている場合)くさびディスク60は、その間「持ち上げられる」ので、圧縮部材11の径方向移動が妨げられることはない。工作物61を離型させるために、円錐部材59が圧縮部材11との係合から外され、そのために1つまたは複数のくさびディスク60の軸方向移動を介して圧縮部材11の直径が再び減少され、それによってこの圧縮部材が工作物61との係合から外される。
工具3のこの変形例においても、圧縮部材11は、1つまたは複数のくさびディスク60によってまとめられる、個々の薄板ないしセグメントからなることができる。
場合によっては、この実施形態においても、形成すべき焼結構成部品と圧縮部材11との間に、場合によっては雄型55を有する、挿入部材36を設けることができる。
この説明の値領域に関するすべての記載は、それらがその任意の部分領域およびすべての部分領域を含むものであり、たとえば1〜10という記載は、下限の1と上限の10から始まって、すべての部分領域を含むものであり、すなわち下限の1以上から始まって、上限の10以下で終わるものであり、たとえば1〜1.7、または3.2〜から8.1あるいは5.5〜10である。
実施例は、工具3の可能な実施形態を示しており、ここで注意すべきことは、本発明は具体的に示されている、その実施形態に限定されるものではなく、むしろ、個々の実施形態を互いにの様々に組み合わせることも可能であって、これらの変形例の組合せは、本発明による、技術的に取り扱うための教示に基づいて、この技術的分野で活動する当業者の裁量内にある、ということである。従って、図示され、かつ説明された実施形態の個々の詳細を組み合わせることによって可能な、すべての考えられる実施形態も、保護範囲に含まれる。
念のために、最後に、工具3の構造を理解しやすくするために、工具ないしその構成部分は、部分的に寸法通りでなく、かつ/または拡大および/または縮小して示されていることを、述べておく。
自立した発明的な解決の基礎となる課題は、説明から理解することができる。
特に、図1;2;3、4、5;6、7;8;9;10;11;12;13、14、15;16、17、18、19に示される個々の形態は、自立した、発明に基づく解決を形成することができる。これに関する発明的な課題と解決は、これらの図面の詳細な説明から明らかにされる。
本発明に基づく工具を有するプレス装置を開放位置で示している。 工具の実施形態を切断して示す側面図である。 工具の他の実施形態を、切断して示す側面図である。 図3に示す工具の上面図である。 図3に示す工具の詳細を、切断して示す側面図である。 二重円錐形状の圧縮部材の形成を示す斜視図である。 図6に示す圧縮部材を上面で示している。 本発明に基づく工具の実施形態の詳細を、切断して示す側面図である。 セグメント化された工具を示す上面図である。 内歯切りを形成するための工具の実施形態を示している。 図10に示す、内歯切りを形成するための工具の実施形態を、切断して示す側面図である。 スライドスリーブを形成するための、本発明の実施形態を示している。 内側隙間を有する、焼結構成部品を形成するための雄型を示している。 図13に示す雄型を、切断して示す側面図である。 図13に示す雄型を、切断して示す上面図である。 内側からの引っ込みを有する焼結構成部品を形成する工具の実施形態を示す斜視図である。 図16に示す工具の側面図である。 図16に示す工具の上面図である。 図16に示す工具の断面図である。
符号の説明
1 プレス装置
2 プレス部材
3 工具
4 下雄型収容部
5 上雄型収容部
6 工具収容部
7 支柱
8 支柱
9 支持部材
10 締付け部材
11 圧縮部材
12 面
13 面
14 開口部
15 表面
16 歯切り
17 直径
18 面
19 締付け部材
20 締付け部材
21 面
22 収容領域
23 支持部材
24 支持部材
25 ボルト
26 ガイド部材
27 ばね部材
28 くさび溝
29 ガイド部材
30 ばね部材
31 歯先円
32 境界面
33 歯元円
34 端面
35 孔
36 挿入部材
37 型中空室
38 幅
39 ガイドプレート
40 ガイドプレート
41 セグメント
42 表面
43 凹部
44 切欠き
45 工具挿入片
46 双方向矢印
47 エッジ
48 双方向矢印
49 双方向矢印
50 形状付与部材
51 凹部
52 凹部
54 双方向矢印
55 雄型
56 変位部材
57 ジャケットホルダ
58 ガイド
59 円錐部材
60 くさびディスク
61 工作物

Claims (34)

  1. 焼結構成部品または焼結構成部品のための粉末を圧縮するための工具(3)であって、 締付け部材(10)と、その寸法に関して可変の、焼結構成部品ないし粉末のための添接面を備えた圧縮部材(11)と、場合によっては支持部材(9)を有し、
    前記添接面に、形成すべき焼結構成部品の表面に対して相補的な表面が形成されているものであって、
    締付け部材(10)が第1の斜面(12)を有し、
    圧縮部材(11)が、それに対して相補的な第2の斜面(13)を有しており、かつ、 第1と第2の斜面(12、13)が、圧縮部材(11)を広げ、あるいは拡幅し、あるいは縮小するために協働し、かつ、
    締付け部材(10)および/または圧縮部材(11)が、軸方向に摺動可能である、
    ことを特徴とする工具。
  2. 締付け部材(10)に、あるいはその中に、少なくとも1つのガイド部材(26)が配置されており、前記ガイド部材が、締付け部材(10)の内ねじ内へ嵌入する、外ねじを有している、ことを特徴とする請求項1に記載の工具(3)。
  3. 締付け部材(10)が、少なくとも1つの第1の締付け部材部分(19)と少なくとも1つの第2の締付け部材部分(20)を有し、それらが軸方向に互いに重なり合って配置されており、
    第2の締付け部材部分(20)が、第1の斜面(12)に対して逆に傾斜した、他の斜面(18)を有しており、
    圧縮部材(11)が、第2の斜面(13)とそれとは逆に傾斜した他の斜面(21)とを有しており、
    締付け部材(10)の第1の斜面(12)が圧縮部材(11)の第2の斜面(13)と協働し、
    締付け部材(10)の他の斜面(18)が圧縮部材(11)の他の斜面(21)と協働する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の工具(3)。
  4. 圧縮部材(11)が、二重円錐部材として形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の工具(3)。
  5. 第1の締付け部材部分(19)と第2の締付け部材部分(20)の間に、少なくとも1つのばね部材(27)が配置されている、ことを特徴とする請求項3または4に記載の工具(3)。
  6. ばね部材(27)が、特にエラストマーからなる、ばねじゃばらとして形成されている、ことを特徴とする請求項5に記載の工具(3)。
  7. 第1の締付け部材部分(19)が、外側円錐を有する円錐部材(59)によって形成されており、
    第2の締付け部材部分(20)が、内側円錐を有する少なくとも1つのくさびディスク(60)によって形成されており、
    圧縮部材(11)が、円錐部材(59)の外側円錐と係合するための内側円錐、および、1つまたは複数の、くさびディスク(60)と係合するための外側円錐を有している、 ことを特徴とする請求項3に記載の工具(3)。
  8. 圧縮部材(11)内に、少なくとも1つのくさび溝(28)が配置されている、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の工具(3)。
  9. 圧縮部材(11)内に、径方向に延びる、スリット形状の隙間(30)が配置されており、
    前記隙間の、場合によっては少なくとも個々のものが、少なくともその一方の端部に、軸方向においてスリット形状の隙間(30)の幅よりも大きい直径を有する孔(35)ないし凹部を有している、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の工具(3)。
  10. 圧縮部材(11)がその、焼結構成部品ないし粉末のための添接面に、歯先とその間に配置された歯元とを備えた歯切り(16)を有しており、
    前記歯切りが、焼結構成部品の歯切りに対して相補的である、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の工具(3)。
  11. スリット形状の隙間(30)が、圧縮部材(11)の歯切り(16)に径方向に対向する、圧縮部材(11)の境界面(32)から、圧縮部材(11)の歯切り(16)の歯先円(31)および/または歯元円(33)内まで延びるように配置されている、
    ことを特徴とする請求項10に記載の工具(3)。
  12. スリット形状の隙間(30)が、圧縮部材(11)の歯先円(31)の領域内で、圧縮部材(11)の歯切り(16)に径方向に対向する、圧縮部材(11)の境界面(32)から始まって、径方向に、最大で歯元円(33)の領域内までしか延びていない、
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の工具(3)。
  13. 孔(35)ないし凹部が、スリット形状の隙間(30)の端部に、軸方向に形成されており、
    前記孔ないし凹部が、圧縮部材(11)の歯切り(16)の歯元円(33)の最も近くに位置している、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の工具(3)。
  14. スリット形状の隙間(30)が、歯元円(33)の領域内で、圧縮部材(11)の歯切り(16)に径方向に対向する、圧縮部材(11)の境界面(32)の前で終了している、ことを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の工具(3)。
  15. 歯元円の領域内へ延びる、径方向におけるスリット形状の隙間(30)の深さが、軸方向における圧縮部材(11)の全高さの10%の上限までの領域から選択されている、ことを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載の工具(3)。
  16. スリット形状の隙間(30)の少なくとも個々のものが、その表面に、少なくとも領域的に付着防止コーティングを有している、ことを特徴とする請求項9から15のいずれか1項に記載の工具。
  17. 付着防止コーティングが、ゴム引きとして形成されており、あるいは滑り手段、たとえばPTFEによって形成されている、ことを特徴とする請求項16に記載の工具(3)。
  18. 焼結構成部品ないし粉末のための、圧縮部材(11)の添接面の上方に、挿入部材(35)、たとえばジャケット、が配置されている、ことを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の工具(3)。
  19. 挿入部材(36)および/または圧縮部材(11)内に、焼結構成部品にアンダーカットを形成するための工具挿入片(45)を配置するための少なくとも1つの凹部(48、49)が配置されている、ことを特徴とする請求項18に記載の工具(3)。
  20. 圧縮部材(11)の歯切り(16)の歯先に、凹部が形成されている、ことを特徴とする請求項10から19のいずれか1項に記載の工具(3)。
  21. 圧縮部材(11)が、個々の並べて配置された薄板ないしセグメント(41)から形成されている、ことを特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の工具(3)。
  22. 薄板またはセグメント(41)に、たとえば蟻溝形状の、溝状の凹部とそれに対して相補的な隆起部とが配置されている、ことを特徴とする請求項21に記載の工具(3)。
  23. 薄板またはセグメント(41)が、凹部(43)を有しており、前記凹部内へガイド部材が挿入可能である、ことを特徴とする請求項21に記載の工具(3)。
  24. −径方向に見て−締付け部材(10)が、支持部材(9)と圧縮部材(11)の間に、あるいは圧縮部材(11)が、支持部材(9)と締付け部材(10)の間に配置されている、ことを特徴とする請求項1から23のいずれか1項に記載の工具(3)。
  25. 斜面(11、13、18、21)が、法線に対して軸方向に傾斜を有しており、前記傾斜の絶対値が、2°の下限と30°の上限とを有する領域から選択されている、ことを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に記載の工具(3)。
  26. 圧縮部材(11)が、複数の焼結構成部品を同時に挿入することを可能にする、軸方向の高さを有している、ことを特徴とする請求項1から25のいずれか1項に記載の工具(3)。
  27. 焼結構成部品または焼結構成部品のための粉末を圧縮するプレス装置(1)において、
    圧縮圧をもたらすための少なくとも1つのプレス部材(2)と焼結構成部品または焼結粉末を圧縮するための工具(3)とを有し、
    前記工具内へ焼結構成部品が挿入可能または粉末が充填可能であり、かつ、
    前記工具が上雄型と下雄型の間に配置されている、ものにおいて、
    工具(3)が、請求項1から26のいずれか1項に従って形成されている、ことを特徴とする、プレス装置。
  28. 複数の工具(3)が相前後して、あるいは互いに重なり合って配置されている、ことを特徴とする請求項27に記載のプレス装置(1)。
  29. 下雄型が、くさびウェブを有しており、前記くさびウェブが、工具(3)の表面に形成されたくさび溝(28)内へ嵌入する、ことを特徴とする請求項27または28に記載のプレス装置(1)。
  30. 工具の上方および/または下方に、ガイド部材、特に母型プレート、が配置されている、ことを特徴とする請求項27から29のいずれか1項に記載のプレス装置(1)。
  31. 特に請求項27から30のいずれか1項に記載の、プレス装置(1)の、特に請求項1から26のいずれか1項に記載の、工具(3)内で粉末を焼結構成部品に圧縮する方法であって、同方法に従って、工具(3)内へ粉末が充填されて、その中でプレスされる、前記方法において、
    締付け部材(10)と、その寸法に関して径方向に可変の、粉末のための添接面を備えた圧縮部材(11)とを有する工具(3)が使用され、
    締付け部材(10)が少なくとも1つの第1の斜面(12)を有し、
    圧縮部材(11)がそれに対して相補的な、少なくとも1つの第2の斜面(13)を有しており、かつ、
    焼結構成部品の輪郭が、粉末の充填前または後に、少なくとも1つの第1と少なくとも1つの第2の斜面(12、13)を介しての圧縮部材(11)の押広げないし拡幅または縮小によって、締付け部材(10)および/または圧縮部材(11)の少なくとも一部が軸方向に摺動することにより、定められる、
    ことを特徴とする方法。
  32. 特に請求項27から30のいずれか1項に記載の、プレス装置(1)の、特に請求項1から26のいずれか1項に記載の、工具(3)内で焼結構成部品を圧縮する方法であって、同方法に従って、焼結構成部品が工具(3)内へ挿入されて、その中でプレスされる、前記方法において、
    締付け部材(10)と、その寸法に関して径方向に可変の、焼結構成部品のための添接面を備えた圧縮部材(11)とを有する工具(3)が使用され、
    締付け部材(10)が、少なくとも1つの斜めの第1の面(12)を有し、
    圧縮部材(11)が、それに対して相補的な、少なくとも1つの斜めの第2の面(13)を有しており、かつ、
    焼結構成部品の輪郭が、焼結構成部品の挿入の前または後に、少なくとも1つの第1と少なくとも2つの第2の斜めの面(12、13)を介しての圧縮部材(11)の押広げないし拡幅または縮小により、締付け部材(10)および/または圧縮部材(11)の少なくとも一部が軸方向に摺動することによって定められる、
    ことを特徴とする工具内で焼結構成部品を圧縮する方法。
  33. 外歯切りを備えた焼結構成部品を形成するための、請求項1から26のいずれか1項に記載の工具(3)の使用。
  34. 内歯切りを備えた焼結構成部品を形成するための、請求項1から26のいずれか1項に記載の工具(3)の使用。
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