JP2009114100A - 微粒子シリカ被覆板状粉体およびそれを含有する化粧料 - Google Patents

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正樹 木本
Ayako Hioki
亜也子 日置
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巧 田中
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久稔 野田
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Abstract

【課題】比較的設備投資の少ない湿式法による手法で、板状粉体表面に球状の微粒子シリカを被覆することにより、ソフトフォーカス機能および光学異方性機能を有する微粒子シリカ被覆板状粉体を提供し、併せてその微粒子シリカ被覆板状粉体を含有する化粧料を提供する。
【解決手段】板状粉体の存在下で、アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に溶解する高分子化合物の溶液中に揮発性のアルカリ物質を添加し、一般式Si(OR2)(式中、R2は炭素数が1以上の飽和炭化水素基を示す。)にて示される化合物の1種または2種以上を加え、アルコキシシランを加水分解、重縮合することにより、球状の微粒子シリカを板状粉体表面に被覆させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、球状の微粒子シリカを被覆してなる微粒子シリカ被覆板状粉体およびその板状粉体を含有する化粧料に関するものである。
近年、メイクアップ化粧品においては、人の肌と同じような質感や、滑らかな使用感、艶などの高度な機能が求められる傾向にある。このうちパウダーファンデーションに配合される粉体においては、肌の凹凸や小じわ、しみを補正するソフトフォーカス機能を有する球状粉体や、艶を強調するためのパール顔料の開発が行われている。
従来、ソフトフォーカス効果を発現させる技術として、板状粉体に酸化チタンやシリカで順次被覆された複合粉体に関わるものが提案されている。これらの技術は、バインダーを含む水溶液中で市販のシリカ微粒子を被覆させる手法(特許文献1参照)や、あるいは水溶液中で硫酸チタニルやケイ酸エチルを加水分解させて被覆させる手法(特許文献2参照)であり、湿式法において複合粉体を調製する方法については、未だ十分確立されていないのが実状である。
特開平10−87433号公報 特開2002−29930号公報
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、比較的設備投資の少ない湿式法による手法で、板状粉体表面に球状の微粒子シリカを被覆することにより、ソフトフォーカス機能および光学異方性機能を有する微粒子シリカ被覆板状粉体を提供し、併せてその微粒子シリカ被覆板状粉体を含有する化粧料を提供することを目的とするものである。
前記課題を達成するために、第1発明による微粒子シリカ被覆板状粉体は、
板状粉体の存在下で、アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に溶解する高分子化合物の溶液中に揮発性のアルカリ物質を添加し、一般式Si(OR2)(式中、R2は炭素数が1以上の飽和炭化水素基を示す。)にて示される化合物の1種または2種以上を加え、アルコキシシランを加水分解、重縮合することにより、球状の微粒子シリカを板状粉体表面に被覆させてなることを特徴とするものである。
第1発明において、前記アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に溶解する高分子化合物は、下記一般式(1)にて示されるヒドロキシプロピルセルロースまたはポリエチレングリコールであるのが好適である(第2発明)。
Figure 2009114100
また、第3発明による化粧料は、前記第1発明または第2発明による微粒子シリカ被覆板状粉体を含有してなることを特徴とするものである。
第1,2発明によれば、板状粉体の存在下で、アルコール溶液中で高分子化合物が吸着され、さらに揮発性アルカリ下でアルコキシシランが添加されることにより、加水分解と重縮合が起こり、サブミクロンサイズの粒径の揃った球状の微粒子シリカを板状粉体表面に被覆させることが可能となる。この結果、比較的簡便な設備で、板状粉体表面に球状の微粒子シリカを被覆することができる。
第3発明によれば、化粧料に微粒子シリカ被覆板状粉体が配合されているので、透明感があり、感触が良く、かつソフトフォーカス感のある化粧料を得ることができる。
次に、本発明による微粒子シリカ被覆板状粉体およびそれを含有する化粧料の具体的な実施の形態について説明する。
本発明の微粒子シリカ被覆板状粉体は次の手順によって作製される。
1)アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に板状粉体を分散させる。
2)下記一般式(1)にて示されるヒドロキシプロピルセルロースまたはポリエチレングリコールを加えて溶解させ、板状粉体に吸着させる。
Figure 2009114100
3)揮発性のアルカリと、一般式Si(OR2)(式中、R2は炭素数が1以上の飽和炭化水素基を示す。)にて示されるアルコキシシランを加えて撹拌し、加水分解、重縮合させることで、板状粉体表面を球状微粒子シリカで被覆する。
4)必要に応じて水洗、ろ過する。
本発明で用いられる板状粉体としては、天然もしくは人工粘土鉱物からなる板状粉体であって、例えばセリサイト、タルク、マイカ、板状硫酸バリウム、雲母チタン等が挙げられる。
また、前記一般式(1)にて示されるヒドロキシプロピルセルロースの例としては、信越化学工業からL−HPCの名称で、日本曹達から日曹HPCの名称で、三晶からクルーセルの名称でそれぞれ市販されているヒドロキシプロピルセルロースを挙げることができる。また、ポリエチレングリコールの例としては、大東産業からPEG#6000、PEG#20000の名称で市販されているポリエチレングリコールを挙げることができる。
また、上述のヒドロキシプロピルセルロース以外に、アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に溶解する高分子化合物として、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸、キトサン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、アクリルシリコーン、ポリエチレングリコールなどを挙げることができる。
アルコキシシランの加水分解、重合により化粧料用板状粉体にシリカを被覆させる方法は、例えば特開2002−29930号公報(前記特許文献2)により公知である。また、高分子量化合物の存在下で、アルコキシシランの加水分解、重縮合により、比較的粒子の揃った球状のシリカ微粒子を製造する方法については特開2003−342017号公報により公知である。本発明においては、板状粉体と高分子量化合物の存在下で、アルコキシシランを加水分解、重縮合させるもので、このような手法によって板状粉体に高分子が吸着し、さらに高分子と複合化しながら球状のシリカ微粒子を被覆させることが可能となる。板状粉体に吸着されている高分子量化合物の吸着量は、熱重量分析計を用いて分析するのが好ましい。
また、本発明において、板状粉体に被覆される球状のシリカ微粒子の粒子径は、溶媒の種類によって制御することが可能であり、溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、水などが挙げられ、単独あるいは2種以上併用することもできる。例えば、極性の高い水を溶媒に混合した場合、アルコキシシランの加水分解、重縮合が早く進み粒子径が大きくなるため、直径30nm〜500nm程度の球状または半球状のシリカ微粒子が粉体表面に被覆される。また、アルコールを溶媒にした場合、直径20nm〜300nm程度の球状または半球状のシリカ微粒子が粉体表面に被覆される。なお、板状粉体に被覆されたシリカ微粒子の粒子サイズの確認は、電子顕微鏡により観察するのが好適である。
本発明において使用できるアルカリ物質としては、アルカリ性を示す揮発性のものなら何でも良く、典型例を挙げるとアンモニアや揮発性アミンがある。揮発性アミンの例としては、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどが挙げられる。なお、これらアンモニア、揮発性アミンは単独あるいは2種以上を併用することもできる。
前記一般式Si(OR2)にて示されるアルコキシシランの例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等が挙げられる。
本発明において、前記一般式(1)にて示されるヒドロキシプロピルセルロースと、前記一般式Si(OR2)にて示されるアルコキシシランの1種または2種以上との質量比は、0.1:9.9〜9:1の範囲が好ましいが、より好ましいのは、1:9〜4:6の範囲である。一般式(1)にて示される高分子量化合物の割合が多くなると、粉体表面に被覆される球状シリカ微粒子が少なくなるため、ソフトフォーカス効果が劣る懸念がある。また、球状シリカ微粒子の被覆量は、母体の板状粉体に対して、1〜100%の範囲が好ましいが、より好ましくは1〜30%の範囲である。シリカ微粒子の被覆量を多くした場合には、母体の板状粉体に被覆されず、シリカ微粒子が遊離の状態で存在するため、生産性が悪くなる。
本発明において、微粒子シリカ被覆板状粉体のソフトフォーカス機能の評価方法として、へーズ・透過率計、変角分光測色システム、三次元変角光度計を用いて評価する方法があるが、このうちへーズ・透過率計により透過光率、拡散透過光率を測定する方法を用いるのが好ましい。
本発明において、微粒子シリカ被覆板状粉体には、さらにそれ自体公知の各種の表面処理を施すことができる。この表面処理の例としては、以下の処理が挙げられる。なお、これらの処理を複数組み合わせて用いることも可能である。
a)フッ素化合物処理・・・パーフルオロアルキルリン酸エステル処理やパーフルオロアルキルシラン処理、パーフルオロポリエーテル処理、フルオロシリコーン処理、フッ素化シリコーン樹脂処理など。
b)シリコーン処理・・・メチルハイドロジェンポリシロキサン処理、ジメチルポリシロキサン処理、気相法テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン処理など。
c)ペンダント処理・・・気相法シリコーン処理後にアルキル鎖などを付加する方法。
d)シランカップリング剤処理
e)チタンカップリング剤処理
f)アルミニウムカップリング剤処理
g)油剤処理
h)N−アシル化リジン処理
i)ポリアクリル酸処理
j)金属石鹸処理・・・ステアリン酸塩処理やミスチリン酸塩処理など
k)アクリル樹脂処理
l)金属酸化物処理
本発明の微粒子シリカ被覆板状粉体は、化粧料に配合することにより、使用感が良く、透明感や肌と同じような質感があり、肌の凹凸、小じわ、しみを目立たなくする効果のある化粧料を得ることができる。この場合、配合量としては、0.1〜100質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜60質量%である。化粧料の剤型としては、二層状、油中水型エマルジョン、水中油型エマルジョン、ジェル状、スプレー、ムース状、油性、固形状等の従来公知の剤型を使用することができる。勿論、本発明の化粧料を得るのに、他の公知の着色顔料、体質顔料、樹脂粉体、光輝性粉体、またはそれらの粉体の表面処理粉体と、界面活性剤、油剤を組み合わせることができるのは言うまでもない。
次に、本発明による微粒子シリカ被覆板状粉体およびそれを含有する化粧料の具体的な実施例について説明する。なお、本発明は、以下に述べる実施例に限定されるものではない。
(粉体調製実施例1)
50mlのイソプロピルアルコールに、アクロス社から市販されているヒドロキシプロピルセルロース(平均分子量10万)1gを溶解させた後、三信鉱工社からセリサイトFSEの名称で市販されているセリサイト5gを分散させ、1時間撹拌する。得られたスラリーに28質量%アンモニア水溶液4mlと、テトラエトキシシラン4mlを溶解させ、5時間撹拌する。得られたスラリーに6000rpm、10分間遠心分離を行い、上澄み液を除去した後、減圧下35℃で乾燥させ、微粒子シリカ被覆粉体を得た。
(粉体調製実施例2)
50mlのイソプロピルアルコール:水=3:2(容積比)混合溶媒に、三信鉱工社からセリサイトFSEの名称で市販されているセリサイト5gを分散させた後、和光純薬工業社からポリエチレングリコール6,000の名称で市販されているポリエチレングリコール(平均分子量7,500)1gを溶解させ、1時間撹拌する。得られたスラリーに28質量%アンモニア水溶液4mlと、テトラエトキシシラン2mlを溶解させ、5時間撹拌する。得られたスラリーに6000rpm、10分間遠心分離を行い、上澄み液を除去した後、減圧下35℃で乾燥させ、微粒子シリカ被覆粉体を得た。
(粉体調製比較例1)
50mlのイソプロピルアルコールに、三信鉱工社からセリサイトFSEの名称で市販されているセリサイト5gを分散させた後、28質量%アンモニア水溶液4mlと、テトラエトキシシラン4mlを溶解させ、5時間撹拌する。得られたスラリーに6000rpm、10分間遠心分離を行い、上澄み液を除去した後、減圧下35℃で乾燥させ、微粒子シリカ被覆粉体を得た。
表1には、上記粉体調製実施例1,2および粉体調製比較例1について、全透過光率Tt(%)、拡散透過光率Td(%)およびへーズ値H(%)の各値を比較した結果が示されている。
ここで、ヘーズ値は、次のようにして測定した。すなわち、得られた粉体0.4gを、東レ・ダウコーニング社からSF8417の名称で市販されているシリコーン1.6gに分散させ、フーバーマーラ(100rpm×3回)を用いてペーストを作製する。そして、ガラス板にペーストの膜厚が25μmになるように塗布した試料をヘーズ・透過率計を用いて測定する。ヘーズ値は、次式
ヘーズ値(H)=拡散透過光率(Td)/全透過光率(Tt)×100
で表わされ、全透過光率(Tt)の値が大きいほど透過光の量が多いため、透明感があることを示し、拡散透過光率(Td)の値が大きいほど散乱光が多いため、ぼかし効果が高いことを示し、ヘーズ値(H)の値が大きいほどソフトフォーカス効果があることを示す。
Figure 2009114100
表1の結果から、ヒドロキシプロピルセルロースを含む粉体調製実施例1およびポリエチレングリコールを含む粉体調製実施例2の全透過光率Ttの値は、それぞれ95.5%、95.3%であり、粉体調製比較例1の92.5%と比較して高い値になっており、透明感に優れていることがわかる。また、粉体調製実施例1および粉体調製実施例2の拡散透過光率Tdの値についても、それぞれ54.9%、54.2%であり、粉体調製比較例1の46.0%と比較して高い値になっており、小じわやしみをぼかす効果に優れていることがわかる。さらに、粉体調製実施例1および粉体調製実施例2のへーズ値Hの値についても、それぞれ57.5%、56.8%であり、粉体調製比較例1の48.5%と比較して高い値になっており、ソフトフォーカス感に優れていることがわかる。これは、粉体調製比較例1では、シリカの皮膜が板状粉体表面に被覆されるのに対し、粉体調製実施例1および粉体調製実施例2では、比較的粒子の揃った球状のシリカ微粒子が粉体表面に被覆されるため、ソフトフォーカス効果に優れているものと考えられる。
(化粧料調製実施例1)
表2に示す処方にしたがってパウダーファンデーションを得た。製造に際しては、成分Aを粗混合した後、均一に溶解した成分Bを加えて良く撹拌し、容器に充填して製品を得た。
Figure 2009114100
(化粧料調製実施例2)
上記化粧料調製実施例1において、粉体調製実施例1で作製した微粒子シリカ被覆セリサイトFSEを、粉体調製実施例2で作製した微粒子シリカ被覆セリサイトFSEに変更した以外は、化粧料調製実施例1と同様にしてパウダーファンデーションを得た。
(化粧料調製比較例1)
上記化粧料調製実施例1において、粉体調製実施例1で作製した微粒子シリカ被覆セリサイトFSEを、粉体調製比較例1で作製したシリカ被覆セリサイトFSEに変更した以外は、化粧料調製実施例1と同様にしてパウダーファンデーションを得た。
(化粧料調製比較例2)
上記化粧料調製実施例1において、粉体調製実施例1で作製した微粒子シリカ被覆セリサイトFSEを、55質量%セリサイトFSE、5質量%球状シリカに変更した以外は、化粧料調製実施例1と同様にしてパウダーファンデーションを得た。
(パウダーファンデーションの評価)
上記化粧料調製実施例1,2および化粧料調製比較例1,2の各パウダーファンデーションを、女性パネラー10名に使用してもらい、透明感、ソフトフォーカス感をアンケート形式で回答してもらった。評価が悪い場合を0点、評価が良い場合を5点とし、パネラーの平均点数で評価結果を得た。この評価結果が表3に示されている。表において、点数が高いほど評価が優れていることを示している。
Figure 2009114100
表3の結果から、微粒子シリカ被覆セリサイトFSEをパウダーファンデーションに配合した化粧料調製実施例1,2は、化粧料調製比較例1,2と比較して、透明感、ソフトフォーカス効果共に優れていることがわかる。化粧料調製実施例1,2は、肌と同じような自然な化粧仕上がりになり、小じわ、しみを目立たなくする効果に優れていた。

Claims (3)

  1. 板状粉体の存在下で、アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に溶解する高分子化合物の溶液中に揮発性のアルカリ物質を添加し、一般式Si(OR2)(式中、R2は炭素数が1以上の飽和炭化水素基を示す。)にて示される化合物の1種または2種以上を加え、アルコキシシランを加水分解、重縮合することにより、球状の微粒子シリカを板状粉体表面に被覆させてなることを特徴とする微粒子シリカ被覆板状粉体。
  2. 前記アルコールまたはアルコールと水との混合溶媒に溶解する高分子化合物が、下記一般式(1)にて示されるヒドロキシプロピルセルロースまたはポリエチレングリコールである請求項1に記載の微粒子シリカ被覆板状粉体。
    Figure 2009114100
  3. 前記請求項1または2に記載の微粒子シリカ被覆板状粉体を含有してなることを特徴とする化粧料。
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