JP2002029930A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2002029930A JP2000214484A JP2000214484A JP2002029930A JP 2002029930 A JP2002029930 A JP 2002029930A JP 2000214484 A JP2000214484 A JP 2000214484A JP 2000214484 A JP2000214484 A JP 2000214484A JP 2002029930 A JP2002029930 A JP 2002029930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過光および反射光の拡散効果に優れて
いるためにソフトフォーカス機能を有している。 【解決手段】 粉体(A)において、全光線透過率が8
0%未満の場合は、透明感が低いために化粧料に配合し
た場合自然な仕上がりが得られにくく、全光線透過率は
90%以上であることが好ましい。ヘーズが65%未満
の場合は、透過の光散乱効果が低く、皮膚の欠点を暈す
効果が不充分となるので、ヘーズは70%以上であるこ
とが好ましい。粉体(B)において、明度L(0)が8
0を越えると、隠蔽性が高すぎて自然な仕上がりが得ら
れにくく、明度L(0)は75以下であることが好まし
い。反射光拡散率が1.3を越えると、反射光の散乱効
果が低いために皮膚の欠点を暈す効果が不充分となるの
で、反射光拡散率は1.2以下であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、特定の光学特性を有す
る2種類の粉体を配合した化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パウダーファンデーション等
のメークアップ用化粧料には、マイカ、タルク、セリサ
イト等の鱗片状粉体が配合されている。この鱗片状粉体
の配合効果は皮膚上での延展性の良さと、着色顔料の皮
膚上での分散性向上、さらに皮膚への付着力が高いこと
であり、メークアップ用化粧料には欠かせない性質であ
る。上記鱗片状粉体は屈折率が1.7以下と低く、化粧
料に配合した場合、化粧料中に含まれるオイル分で濡れ
ることにより、下地となる皮膚をカバーする効果が低下
すると同時に、過度の光沢があるという欠点がある。下
地をカバーする効果を持たせるために酸化チタン等の顔
料が使用されることもあるが、このような顔料を多く配
合すると、「白浮き」と呼ばれる壁塗り状態の仕上がり
となり、自然な仕上がりが得られ難くなる。
【0003】このような問題を解決するために、本発明
者らは国際公開WO99/49834公報において、鱗
片状基材上に屈折率が互いに異なる2種以上の無機酸化
物が屈折率の高いものから順次積層した、充分なカバー
力と透明感のある無機複合粉体を提案し、この無機複合
粉体を配合する事により、自然な外観を有しながら皮膚
の皺、シミ、ソバカス等の欠点をカバーすることのでき
る化粧料が得られることを開示している。当該無機複合
粉体を用いると、ある程度のカバー力を持ちながら表面
反射光の反射強度が弱いため透明に見えることと、この
粉体を透過する光(透過光)の拡散効果により皮膚の欠
点を暈すことができるものである。しかしながら、この
無機複合粉体は反射光の拡散効果が不充分なために、シ
ミ等の陰影を暈すことができず、ソフトフォーカス効果
が充分には得られないという課題を残している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ソフトフォーカス
効果を発現させるには、透過光の拡散効果に加え、反射
光の拡散効果が要求される。つまり透過光の拡散効果に
よって皺等の形状を暈す効果に加えて、反射光の拡散効
果によってシミ等の陰影を暈す効果の両方が必要とな
る。本発明は上記課題を解決するものであり、透過光お
よび反射光の拡散効果に優れているためにソフトフォー
カス機能を有し、このため自然な外観を有しながら皮膚
の皺、シミ、ソバカス等の欠点をカバーし、かつ暈すこ
とで美しい均一な仕上がりを得ることのできる化粧品を
提供する事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧料は、下記
の条件(1)で測定した全光線透過率が80%以上、ヘ
ーズが65%以上の粉体(A)と、下記の条件(2)で
測定した明度L(0)が80以下、反射光拡散率が1.
3以下の粉体(B)を含有することを特徴とする。 条件(1):塗膜中の粉体(A)の含有量が25重量%
となるように粉体(A)をクリアラッカーに分散させた
後、この塗料を透明ポリエステルフィルムに塗布乾燥し
て得た膜厚が5μmの塗膜に関する全光線透過率とヘー
ズの値。 条件(2):黒色紙に透明両面テープをはり、その一方
の粘着面に粉体(B)を均一に塗布したものを試料と
し、入射角10°の際の反射角0°と30°におけるL
* * * 表色系の明度をそれぞれL(0)とL(30)
で表したときの、L(0)および反射光拡散率(L
(0)/L(30))の値。 前記粉体(A)の全光線透過率は90%以上、ヘーズは
70%以上であることが好ましい。前記粉体(B)の明
度L(0)は75以下、反射光拡散率は1.2以下であ
ることが好ましい。化粧料中の粉体(A)と粉体(B)
との合計割合は、2〜90重量%であり、粉体(A)/
粉体(B)〔重量比〕は0. 5〜5であることが好まし
い。前記粉体(A)は、鱗片状粒子表面に少なくとも2
層以上の無機酸化物被覆層を屈折率の高いものから順次
被覆した粉体であることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
説明する。粉体(A) 本発明に用いる粉体(A)は、下記の条件(1)で測定
した全光線透過率が80%以上、ヘーズが65%以上で
あることが必要である。 条件(1):塗膜中の粉体(A)の含有量が25重量%
となるように粉体(A)をクリアラッカーに分散させた
後、この塗料を透明ポリエステルフィルムに塗布乾燥し
て得た膜厚が5μmの塗膜に関する全光線透過率とヘー
ズの値。全光線透過率とは、JIS K7105(プラ
スチックの光学的特性試験方法)に規定されるT
t (%)であり、本発明では、5.5.2に記載された
測定法Aにより測定する。また、ヘーズとは、上記JI
S K7105に規定される曇価H(%)であり、 H=100×Td /Tt (但し、Td :拡散透過率(%)、Tt :全光線透過率
(%)である。)により、計算される。
【0007】クリアラッカーとしては、例えば、遠藤化
学製作所製の樹脂固形分濃度30重量%のものを使用す
ることができる。また、全光線透過率とヘーズは、ヘー
ズメーターにより求めることができる。全光線透過率が
80%未満の場合は、透明感が低いために化粧料に配合
した場合自然な仕上がりが得られないことがある。全光
線透過率は90%以上であることが好ましい。ヘーズが
65%未満の場合は、透過の光散乱効果が低く、皮膚の
欠点を暈す効果が不充分となることがある。ヘーズは7
0%以上であることが好ましい。
【0008】上記粉体(A)は鱗片状基材上に被覆層を
形成することにより得ることができる。鱗片状基材とし
てはマイカ、タルク、セリサイト等の天然鉱物、合成マ
イカ、合成セリサイト、板状酸化チタン、板状シリカ、
板状酸化アルミニウム、ボロンナイトライド、硫酸バリ
ウム、板状チタニア・シリカ複合酸化物等を挙げること
ができ、これらの1種または2種以上を用いる。上記鱗
片状基材は、平均粒子径が概ね1〜100μm、特に5
〜30μmの範囲にあることが好ましい。鱗片状基材の
平均粒子径が1μm未満では、得られる鱗片状複合粉体
(粉体(A))の平均粒子径が1μm未満となり、鱗片
状基材の特徴である付着性が不充分となる。鱗片状基材
の平均粒子径が100μmを超えると、得られる鱗片状
複合粉体の平均粒子径が100μmを超えるため、光沢
が強すぎてギラついた外観となることがある。なお、鱗
片状基材の平均粒子径とは鱗片状の平面の最大長さの平
均値をいい、レーザー散乱式粒度分布測定装置により求
めることができる。また、鱗片状複合粉体の厚みは0.
05〜1μmの範囲にあることが好ましい。厚みが0.
05μm未満の場合は、化粧料に配合する際の分散工程
で粉体が破壊されやすくなり、鱗片状が損なわれて延展
性や分散性が低下することがある。他方、厚みが1μm
を越えると、付着性が低下したり、化粧料に滑らかな感
触が損なわれることがある。
【0009】前記被覆層としては、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化スズ、酸化
タリウム、チタン酸バリウム、酸化鉄等の屈折率が2以
上のもの、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化
イットリウム等の屈折率が1.5〜2.0のもの、シリ
カ、フッ化マグネシウム、炭酸マグネシウム、フッ化カ
ルシウム等の屈折率が1.5未満のもの、あるいはこれ
らの混合物等から選択される1種または2種以上の無機
化合物を被覆して用いることができる。被覆する無機化
合物の種類が2種以上で層の数が2層形成される場合
は、屈折率の高い物を第1層として被覆し、その上に第
1層よりも屈折率の低いものを第2層として被覆する事
が好ましい。3層以上の場合も屈折率が高いものから順
に被覆していく事が好ましい。上記鱗片状基材または鱗
片状基材に無機化合物を被覆したものに、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリオレフィン、PM
MA等の樹脂を被覆することによっても、粉体(A)を
得ることができる。
【0010】粉体(A)が、鱗片状基材上に被覆層を1
層あるいは2層以上積層した鱗片状複合粉体の場合、被
覆すべき酸化物の屈折率や、膜厚を調節することによっ
て上記光学特性を得ることができる。即ち、各被覆層の
屈折率の差が小さく屈折率が順次低下して屈折率がなだ
らかに低下した膜、即ち屈折率傾斜膜に近い場合は、被
覆膜厚によらず、非常に反射光が少なく外観上透明であ
るがカバー力の高い鱗片状の複合粉体(粉体(A))を
得ることができる。上記粉体(A)に形成される各被覆
層の厚さは通常1〜100nmの範囲にあることが好ま
しく、さらに好ましくは5〜80nmの範囲である。各
被覆層の厚さが1nm未満の場合は透過光の散乱効果が
不充分となり、各被覆層の厚さが100nmを越えると
粉体(A)の厚みが厚くなりすぎて付着性が低下した
り、ザラついた感触となることがある。
【0011】上記粉体(A)の調製方法には、前記光学
特性を有する粉体が得られれば特に制限はなく、例えば
以下のような方法が例示される。先ず、鱗片状基材を水
に分散させ、これに被覆層を形成する無機酸化物の前駆
物質である硫酸チタニルなどの金属塩水溶液あるいは金
属アルコキシドのアルコール溶液を所定量添加し、アル
カリ雰囲気で加水分解し、鱗片状基材上に金属塩の加水
分解物を析出させ、これを洗浄し、必要に応じて乾燥お
よび/または焼成する事により所定の厚みの第1被覆層
を形成することができる。次いで第1被覆層よりも屈折
率の低い無機酸化物の前駆物質を用い、第1被覆層の形
成と同様にして第2被覆層、第3被覆層等を順次形成す
ることによって粉体(A)を得ることができる。
【0012】また、必要に応じて最外層としてシリカを
被覆する場合には、被覆層を形成した鱗片状基材の分散
液に所定量のアルカリ金属ケイ酸塩水溶液、アルカリ金
属ケイ酸塩を脱アルカリして得られる珪酸液あるいは有
機ケイ素化合物を添加し、必要に応じて酸またはアルカ
リを加えて被覆層形成鱗片状基材表面にシリカの加水分
解縮重合物を析出させる等の方法により、所定の厚みの
シリカ被覆層を形成する事ができる。また、被覆層とし
て樹脂を被覆する場合は、樹脂モノマー液に鱗片状の基
材を混合して樹脂を重合させたり、樹脂微粒子と鱗片状
基材の存在下に静電気やメカノケミカル効果を利用して
鱗片状基材表面に樹脂微粒子を付着させる方法等従来公
知の方法を採用することができる。
【0013】粉体(B) 本発明に用いる粉体(B)は、下記の条件(2)で測定
した明度L(0)が80以下であって、反射光拡散率
(L(0)/L(30))が1.3以下であることが必要
である。 条件(2):黒色紙に透明両面テープをはり、その一方
の粘着面に粉体(B)を均一に塗布したものを試料と
し、入射角10°の際の反射角0°と30°におけるL
* * * 表色系の明度をそれぞれL(0)とL(30)
で表したときの、L(0)および反射光拡散率(L
(0)/L(30))の値。L* * * 表色系は197
6年に国際照明委員会(CIE)で規格化され、我が国
ではJIS Z8792において採用されている。明度
L(0)が80を越えると、隠蔽性が高すぎて自然な仕
上がりが得られないことがある。明度L(0)は75以
下であることが好ましい。反射光拡散率が1.3を越え
ると、反射光の散乱効果が低いために皮膚の欠点を暈す
効果が不充分となることがある。反射光拡散率は1.2
以下であることが好ましい。
【0014】上記光学特性を有する粉体(B)は、鱗片
状、球状等の粒子として得られ、例えば、(1)鱗片状
粉体であって、粒子径が1〜30μmの範囲にあり、厚
みが0. 05〜2μmの範囲にある粉体、またはこの粉
体に無機酸化物被覆層を形成した鱗片状粉体、または
(2)前記鱗片状以外の球状等の粒子であって、屈折率
が2未満で平均粒子径が0. 1〜20μmの範囲にある
か、屈折率が2以上で平均粒子径が1〜20μmの範囲
にある粉体を挙げることができる。より具体的には、
(1)鱗片状基材上にサブミクロンの球状シリカを付着
させた無機複合粉体(本願出願人による国際公開WO9
2/03119公報参照)、(2)この無機複合粉体
(1)の表面に酸化チタン、酸化アルミニウム、シリカ
等の無機化合物を被覆した無機複合粉体、(3)板状酸
化チタン、板状シリカ、板状酸化アルミニウム、ボロン
ナイトライド、板状硫酸バリウム、板状チタニア・シリ
カ複合酸化物等の鱗片状粉体、(4)シリカ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等無機酸化物
の1種又は2種以上からなる球状あるいは不定形の粒
子、(5)前記(3)、(4)の粒子表面に前記無機酸
化物、あるいは粉体(A)で用いたポリエステル等の樹
脂の1種または2種以上を被覆した粒子、を用いること
ができる。
【0015】化粧料 本発明の化粧料には、前記粉体(A)と粉体(B)が後
述する通常の化粧料に配合される各種成分と共に配合さ
れる。粉体(A)の配合量は1〜90重量%、好ましく
は3〜40重量%の範囲にあることが好ましい。粉体
(A)の配合量が1重量%未満の場合は、透明感を維持
しつつある程度のカバー力と透過光の散乱効果による皮
膚の欠点を暈す効果が得られないことがある。粉体
(A)の配合量が90重量%を越えると本来化粧料に求
められる着色性、油分感等が失われることがある。粉体
(B)の配合量は1〜90重量%、好ましくは2〜30
重量%の範囲にあることが好ましい。粉体(B)の配合
量が1重量%未満の場合は、反射光拡散効果による透明
な素肌感の高い仕上がりが得られないことがある。粉体
(B)の配合量が90重量%を越えると本来化粧料に求
められる着色性、油分感等が失われることがある。
【0016】化粧料中の粉体(A)と粉体(B)との合
計割合は2〜90重量%、特に5〜60重量%の範囲に
あることが好ましい。また、粉体(A)と粉体(B)の
配合比率は、粉体(A)/粉体(B)の重量比で0. 5
〜5、特に2〜5の範囲にあることが好ましい。粉体
(A)と粉体(B)との合計割合が前記範囲にあり、配
合比率が前記範囲にあれば、自然な外観を有しながら皮
膚の皺、シミ、ソバカス等の欠点をカバーし、かつ暈す
ことで美しい仕上がりを得ることのできる化粧料を得る
ことができる。なお、本発明に用いる粉体(A)および
粉体(B)は、化粧料に配合するに際し、撥水性、撥油
性を付与するなどのために表面をシリコーンやフッ素化
合物等で処理して用いることもできる。
【0017】本発明の化粧料は、通常の化粧料に配合さ
れている各種成分、例えば、高級脂肪族アルコール、高
級脂肪酸、エステル油、パラフィン油、ワックス等の油
分、エチルアルコール、プロピレングリコール、ソルビ
トール、グリセリンなどのアルコール類、ムコ多糖類、
コラーゲン類、PCA塩、乳酸塩などの保湿剤、ノニオ
ン系、カチオン系アニオン系または両性の各種界面活性
剤、アラビアガム、キサンタンガム、ポリビニルピロリ
ドン、エチルセルローズ、カルボキシメチルセルロー
ズ、カルボキシビニルポリマー、変性又は未変性の粘土
鉱物などの増粘剤、酢酸エチル、アセトン、トルエンな
どの溶剤、無機顔染料、有機顔染料、BHT、トコフェ
ロールなどの酸化防止剤、水、薬剤、紫外線吸収剤、p
H緩衝剤、キレート化剤、防腐剤、香料などの少なくと
も1種を含んでいる。また、シリカ、タルク、カオリ
ン、マイカなどの無機系充填剤、体質顔料、各種有機樹
脂などの少なくとも一種以上を含んでもよい。本発明の
化粧料は常法により製造することができ、粉末状、ケー
キ状、ペンシル状、スティック状、液状、クリーム状な
どの各種形態で使用され、具体的には、ファンデーショ
ン、クリーム、乳液、アイシャドウ、化粧下地、ネイル
エナメル、アイライナー、マスカラー、口紅、パック、
頭髪化粧料などを包含する。
【0018】
【実施例】以下に示す実施例により、本発明をさらに具
体的に説明する。製造例1 平均粒子径7μmのセリサイト100gを純水1Lに添
加して充分に分散し、これに二酸化チタン(TiO2
として濃度が20重量%の硫酸チタニル水溶液88.3
gを加え攪拌しながら加熱し5時間沸騰させた。これを
室温まで冷却し、濾過水洗し、110℃で乾燥させて、
二酸化チタンの水和物が被覆されたセリサイトをえた。
これを更に100g計量し750mLの純水中に添加し
よく分散させたものを、酸化アルミニウム(Al
2 3 )として濃度が10重量%の塩化アルミニウム水
溶液250g及び尿素180gを水570mLに溶かし
た溶液に加えてよく混合し90℃で5時間加熱し、室温
まで冷却した。これを濾過水洗し、110℃で乾燥後、
更に600℃で5時間加熱し、酸化チタン、酸化アルミ
ニウムで順次被覆されたセリサイトを得た。更にこれを
100g計量しエタノールと水の混合溶剤(7:3の比
率)1Lに加えよく分散させる。これにシリカ(SiO
2 )として濃度が4重量%の正ケイ酸エチルを含むエタ
ノール溶液250gを加えて、50℃に加熱し約10時
間保持した。次にこれを冷却後濾過し、エタノールにて
洗浄後、更に純水で充分に洗浄し110℃で乾燥し、酸
化チタン、酸化アルミニウム、シリカで順次被覆された
セリサイト(粉体A-1 )を得た。
【0019】製造例2 製造例1でシリカを被覆しなかった以外は同様な方法
で、酸化チタン、酸化アルミニウムで順次被覆したセリ
サイト(粉体A-2 )を得た。
【0020】製造例3 平均粒子径13μmのマイカ100gを純水1Lに添加
して充分に分散し、これに二酸化チタンとして濃度20
%の硫酸チタニル水溶液26.3gを加え攪拌しながら
加熱し5時間沸騰させた。これを室温まで冷却し、濾過
水洗し、110℃で乾燥させて、二酸化チタンの水和物
が被覆されたマイカをえた。これを更に100g計量し
750mLの純水中に添加しよく分散させたものを、酸
化アルミニウムとして10%の塩化アルミニウム水溶液
250g及び尿素180gを水570mLに溶かした溶
液に加えてよく混合し90℃で5時間加熱し、室温まで
冷却した。これを濾過水洗し、110℃で乾燥後、更に
600℃で5時間加熱し、酸化チタン、酸化アルミニウ
ムで順次被覆されたマイカ(粉体A-3 )を得た。
【0021】製造例4 平均粒子径9μmのタルク100gを750mLの純水
中に添加しよく分散させたものを、酸化アルミニウムと
して10%の塩化アルミニウム水溶液250g及び尿素
180gを水570mLに溶かした溶液に加えてよく混
合し90℃で5時間加熱し、室温まで冷却した。これを
濾過水洗し、110℃で乾燥後、更に600℃で5時間
加熱し、酸化アルミニウムで被覆されたマイカ(粉体A-
4 )を得た。
【0022】製造例5 平均粒子径9μmのタルク100gを1Lの純水中に添
加しよく分散させて、70℃に加熱し、酸化ジルコニウ
ムとして10重量%のオルト硫酸ジルコニウム水溶液1
11gを5重量%の水酸化ナトリウム水溶液でpH5を
維持しながら徐々に加える。約2時間で添加を終了した
後、更に5重量%の水酸化ナトリウム水溶液を加えpH
を7〜8に調整して冷却し、濾過水洗し、110℃で乾
燥することで、酸化ジルコニウムの水和物で被覆された
タルクを得た。これを更に100g計量し750mLの
純水中に添加しよく分散させたものを、酸化アルミニウ
ムとして10%の塩化アルミニウム水溶液250g及び
尿素180gを水570mLに溶かした溶液に加えてよ
く混合し90℃で5時間加熱し、室温まで冷却した。こ
れを濾過水洗し、110℃で乾燥後、更に600℃で5
時間加熱し、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムで順
次被覆されたタルク(粉体A-5 )を得た。
【0023】光学特性(全光線透過率およびヘーズ)の
測定 製造例1で得られた粉体(粉体A-1 )3.6gをクリア
ラッカー(遠藤化学製造所製、樹脂固形分濃度30重量
%)36gに加え、超音波分散機を使用して均一に分散
させた。これをバーコーターNo.18にてPETフィ
ルム(東レ製:ルミラーT−60)に塗布し、室温で乾
燥させた。この塗膜の膜厚は5μmであった。全く同様
にして塗膜付PETフィルムシートを3枚作成した。ヘ
ーズメーター(スガ試験機製、ヘーズコンピューター)
を使用し、各シート毎に2点の全光線透過率およびヘー
ズの測定を行い、各々のデータ6点の平均値を測定結果
として表1に示した。同様に製造例2から製造例5で得
られた粉体(粉体A-2 〜A-5 )の全光線透過率、ヘーズ
を測定し、結果を表1に示した。
【0024】
【表1】
【0025】また、上記製造例で使用したセリサイト、
マイカ、タルク及び製造例1で得られた酸化チタンの水
和物で被覆されたセリサイトを600℃で焼成した酸化
チタン被覆セリサイトの全光線透過率、ヘーズの測定結
果を表2に示した。
【0026】
【表2】 全光線透過率(%ヘーズ(%) セリサイト 89.9 44.9 マイカ 88.3 19.0 タルク 88.6 23.3 酸化チタン被覆セリサイト 89.3 61.7
【0027】粉体(B)の準備 以下に示す粉体を準備した。 粉体(B-1 ):マイカに0.55μm球状シリカを単層
均一に固着した複合粉体(触媒化成工業製、ベルベット
ベールH6400) 粉体(B-2 ):セリサイトに0.55μm球状シリカを
単層均一に固着し、更に酸化チタンを被覆した複合粉体
(触媒化成工業製、SOFT−VISION05855
Z) 粉体(B-3 ):平均粒子径5μmの球状酸化チタン(触
媒化成工業製、チタンマイクロビードAA−1514) 粉体(B-4 ):平均粒子径5μmの球状シリカ(触媒化
成工業製、シリカマイクロビードP−1500) 粉体(B-5 ):板状酸化チタン(住友化学製、ルクセレ
ンシルクUV)
【0028】光学特性(L(0)、L(30))の測定 上記各粉体(B-1 〜B-5 )のL(0)とL(30)を次の
ようにして測定した。黒色紙(大祐機材製)に透明両面
テープ(ニチバン製、TW−24)を空気をかまないよ
うに貼り付ける。その片面の粘着面側に柔軟なリス毛製
の絵画用筆にて粉体を均一に伸ばし塗布する。余分な粉
体は筆を使用して充分はき落とす。これを試料として三
次元分光光度計(村上色彩研究所製、GCMS−4(ダ
ブルビーム方式、光源D65、視野角10°))にて、
入射角10°の際の反射角0°と反射角30°における
* * * 表色系の明度(それぞれをL(0)、L
(30)とする)を測定する。反射光拡散率としてこの比
(L(0)/L(30))を計算する。結果を表3に示し
た。また、実施例、後述する比較例で使用したセリサイ
ト、マイカ、タルクのL(0)、L(30)、L(0)/
L(30)の測定結果を表4に示す。
【0029】
【表3】 L(0L(30L(0)/L(30) 粉体(B-1 ) 52.5 50.3 1.04 粉体(B-2 ) 65.0 61.7 1.05 粉体(B-3 ) 72.2 66.1 1.09 粉体(B-4 ) 33.3 28.3 1.18 粉体(B-5 ) 75.0 70.6 1.06
【0030】
【表4】 L(0L(30L(0)/L(30) セリサイト 72.0 45.3 1.59 マイカ 97.4 61.4 1.59 タルク 91.7 55.7 1.65
【0031】実施例1 粉体(A-1 )と粉体(B-1 )とを使用し、次の組成から
なるパウダーファンデーションを調製した。 (1)粉体(A-1 ) 33(重量部) (2)粉体(B-1 ) 7 (3)セリサイト 10 (4)マイカ 26 (5)顔料酸化チタン 5 (6)べンガラ 0.4 (7)酸化鉄(黄) 1.6 (8)酸化鉄(黒) 0.05 (9)ソルビタン脂肪酸エステル 2.5 (10)ステアリルアルコール 6.0 (11)ラノリン 5.0 (12)流動パラフィン 2.0 (13)トリエタノールアミン 1.0 (14)メチルパラベン 0.45 (15)香料 適量 まず(1)から(8)の混合物を調製する。また(9)
から(15)を70℃に加熱しながら十分に混合し、こ
れを上記の混合物に加えて均一に混合する。次いで、こ
れを乾燥後粉砕して粒度をそろえた後、圧縮成形しパウ
ダーファンデーション(F-1 )を調製した。
【0032】実施例2 実施例1において、粉体(A-1 )を17.8重量部用
い、粉体(B-1 )を22.2重量部用いた以外は実施例
1と同様にしてパウダーファンデーション(F-2)を調
製した。
【0033】実施例3 粉体(B-1 )の代わりに粉体(B-2 )を使用した以外は
実施例1と同様にしてパウダーファンデーション(F-3
)を調製した。
【0034】実施例4 粉体(B-1 )の代わりに粉体(B-3 )を使用した以外は
実施例1と同様にしてパウダーファンデーション(F-4
)を調製した。
【0035】実施例5 粉体(A-1 )の代わりに粉体(A-2 )を使用し、粉体
(B-1 )の代わりに粉体(B-4 )を使用した以外は実施
例1と同様にしてパウダーファンデーション(F-5 )を
調製した。
【0036】実施例6 粉体(A-1 )の代わりに粉体(A-3 )を使用した以外は
実施例1と同様にしてパウダーファンデーション(F-6
)を調製した。
【0037】実施例7 粉体(A-4 )と粉体(B-2 )とを使用し、次の組成から
なる乳液状ファンデーション(MF-1)を調製した。 (1)純水 63.1(重量部) (2)1,3−ブチレングリコール 6.5 (3)トリエタノールアミン 1.5 (4)カルボキシメチルセルロース 0.2 (5)ベントナイト 0.5 (6)粉体(A-4 ) 5.5 (7)粉体(B-2 ) 2.0 (8)顔料酸化チタン 1.0 (9)着色顔料 適量 (10)ステアリン酸 4.0 (11)モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0 (12)セトステアリルアルコール 0.2 (13)流動パラフィン 3.0 (14)液状ラノリン 2.0 (15)ミリスチン酸イソプロピル 8.5 (16)メチルパラベン 適量 (17)香料 適量 まず純水(1)に、(2)から(9)を分散させ75℃
に加熱する。また(10)から(15)および(17)
を80℃に加熱しながら十分に混合し、これを上記の分
散液に加えて均一に混合する。これを冷却した後、(1
6)を加えて乳液状ファンデーション(MF-1)を調製し
た。
【0038】実施例8 実施例7において、粉体(A-4 )を3.3重量部用い、
粉体(B-2 )を4.2重量部用いた以外は実施例7と同
様にして乳液状ファンデーション(MF-2)を調製した。
【0039】実施例9 粉体(A-5 )と粉体(B-5 )とを使用した以外は、実施
例7と同様にして乳液状ファンデーション(MF-3)を調
製した。
【0040】比較例1 粉体(A-1 )を用いることなく、代わりにセリサイトを
30重量部、新たにタルクを13重量部使用した以外は
実施例1と同様にして、パウダーファンデーション(F-
7 )を調製した。 (1)粉体(B-1 ) 7(重量部) (2)セリサイト 30 (3)タルク 13 (4)マイカ 26 (5)顔料酸化チタン 5 (6)べンガラ 0.4 (7)酸化鉄(黄) 1.6 (8)酸化鉄(黒) 0.05 (9)ソルビタン脂肪酸エステル 2.5 (10)ステアリルアルコール 6.0 (11)ラノリン 5.0 (12)流動パラフィン 2.0 (13)トリエタノールアミン 1.0 (14)メチルパラベン 0.45 (15)香料 適量
【0041】比較例2 粉体(B-1 )の代わりにセリサイトを使用した以外は実
施例1と同様にして、パウダーファンデーション(F-8
)を調製した。
【0042】比較例3 粉体(A-1 )を用いることなく、代わりにセリサイトを
30重量部、新たにタルクを13重量部使用した以外は
実施例3と同様にして、パウダーファンデーション(F-
9 )を調製した。 (1)粉体(B-2 ) 7(重量部) (2)セリサイト 30 (3)タルク 13 (4)マイカ 26 (5)顔料酸化チタン 5 (6)べンガラ 0.4 (7)酸化鉄(黄) 1.6 (8)酸化鉄(黒) 0.05 (9)ソルビタン脂肪酸エステル 2.5 (10)ステアリルアルコール 6.0 (11)ラノリン 5.0 (12)流動パラフィン 2.0 (13)トリエタノールアミン 1.0 (14)メチルパラベン 0.45 (15)香料 適量
【0043】比較例4 粉体(B-4 )の代わりにセリサイトを使用した以外は実
施例5と同様にして、パウダーファンデーション(F-1
0)を調製した。
【0044】比較例5 粉体(A-4 )の代わりにタルクを使用した以外は実施例
7と同様にして、乳液状ファンデーション(MF-4)を調
製した。
【0045】比較例6 粉体(B-2 )の代わりにタルクを使用した以外は実施例
7と同様にして、乳液状ファンデーション(MF-5)を調
製した。
【0046】比較例7 粉体(A-5 )の代わりにタルクを使用した以外は実施例
9と同様にして、乳液状ファンデーション(MF-6)を調
製した。
【0047】上記実施例と比較例で調製したパウダーフ
ァンデーションと乳液状ファンデーションについて、1
0人のパネラーによる実使用テストを行った。本テスト
では、その仕上がり評価項目として、透明で自然な仕上
がりを意味する素肌感と、皺、シミを暈す効果を意味す
るソフトフォーカス感(SF感)と、毛穴、シミ、皺等
をカバー効果を意味するカバー感の3点に関して5段階
評価を行った。その結果を表5に示した。5段階評価の
数字は、数字が大きいほど優れている事を表している。
【0048】
【表5】
【0049】
【発明の効果】本発明の化粧料には、特定の光学特性を
有する粉体(A)と粉体(B)が配合されているので、
反射光の拡散効果が促進される結果、当該化粧料はソフ
トフォーカス効果が大幅に向上する。さらに、本発明の
化粧料によれば、優れた素肌感とカバー感と相俟って、
自然で美しい仕上がりが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB232 AB242 AB432 AB442 AC022 AC072 AC122 AC242 AC352 AC392 AC442 AC482 AC542 AD272 AD512 BB25 CC05 CC12 DD17 DD21 EE06 EE07 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の条件(1)で測定した全光線透過
    率が80%以上、ヘーズが65%以上の粉体(A)と、
    下記の条件(2)で測定した明度L(0)が80以下、
    反射光拡散率が1.3以下の粉体(B)を含有する化粧
    料。 条件(1):塗膜中の粉体(A)の含有量が25重量%
    となるように粉体(A)をクリアラッカーに分散させた
    後、この塗料を透明ポリエステルフィルムに塗布乾燥し
    て得た膜厚が5μmの塗膜に関する全光線透過率とヘー
    ズの値。 条件(2):黒色紙に透明両面テープをはり、その一方
    の粘着面に粉体(B)を均一に塗布したものを試料と
    し、入射角10°の際の反射角0°と30°におけるL
    * * * 表色系の明度をそれぞれL(0)とL(30)
    で表したときの、L(0)および反射光拡散率(L
    (0)/L(30))の値。
  2. 【請求項2】 前記粉体(A)の全光線透過率が90%
    以上、ヘーズが70%以上であり、前記粉体(B)の明
    度L(0)が75以下、反射光拡散率が1.2以下であ
    る請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 化粧料中の粉体(A)と粉体(B)との
    合計割合が2〜90重量%であり、粉体(A)/粉体
    (B)〔重量比〕が0. 5〜5である請求項1または請
    求項2記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 前記粉体(A)が鱗片状粒子表面に少な
    くとも2層以上の無機酸化物被覆層を屈折率の高いもの
    から順次被覆した粉体である請求項1〜請求項3に記載
    の化粧料。
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