JP2005053908A - 揮発性溶剤、有機フィラーおよび無機フィラーを含む組成物とその使用 - Google Patents

揮発性溶剤、有機フィラーおよび無機フィラーを含む組成物とその使用 Download PDF

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Abstract

【課題】一様で均一で、自然な、明るい、生き生きした外観をもつ、肌の色、唇、唇の輪郭、より均一な皮膚を獲得することを可能にし、皮膚に付けた後に非常に快適である化粧品組成物が依然として求められている。
【解決手段】本発明は、少なくとも1種の揮発性オイル、少なくとも1種の有機フィラーおよび少なくとも1種の無機フィラーを含む、少なくとも1種の脂肪相を含む化粧品組成物、特に皮膚のメイクアップまたはケア組成物に関し、前記組成物が、
- 40%以上のヘーズ値、(Th-Td)/Th*100、および
- 70%以上の透明度Th、
をもつことに特徴があり、Thは前記組成物の半球透過率であり、Tdは前記組成物の直接透過率である。
この組成物は、唇の輪郭の皺および他の欠陥を隠すのに特に有用である。それはまた、それが付けられた身体部分の見た目のボリューム感をある程度変えることを可能にする。
【選択図】
なし

Description

本発明は、入射光を様々な方向に散乱させることによって、光の効果により、皮膚の欠陥を少なくする、あるいは消し去るのに特に効果的である化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物に関する。
これらの組成物は、特に、リップスティックまたはファンデーションの形態をとり得る。それらは、特に、唇の輪郭の皺(wrinkle)および他の欠陥を隠すことを可能にする。それらはまた、それらが付けられた身体部分の見た目のボリューム感をある程度変えることを可能にする。
ファンデーション組成物の目的は、一般に、肌の色(complexion)を一様にすることである。このために、「マッティング(matting)」組成物が使用され、これは、小さな凹凸(microrelief)、皺、小孔(pore)または皮膚の色のバラツキのような皮膚の欠点を分かり難くする助けとなり得る。これらのマッティング組成物は、皮膚の表面で光を散乱させることによって、皮膚に光沢の無い外観(mat appearance)を与える。
通常のマッティング組成物は、一般に、比較的少量の脂肪物質を含む。それらは通常、大きな割合の皮脂を吸着する粉末と、皮膚によって吸着されない、組成物中の過剰なオイルとからなる。天然または合成由来のマッティング粉末の中で特に、タルク、デンプン、マイカ、シリカ、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリ-β-アラニンおよびポリ(メチルメタクリレート)のようなフィラーを挙げることができる。この種のフィラーは、高含量では、それが、粉状、あるいはプラスター状でさえある白色の付着物となるために、皮膚に自然な外観を付与しないという不都合がある。さらに、この種のフィラーを含む組成物は通常、長い期間の間には、完全に乾いてしまい、塗り広げるのが困難である。
本発明は、皮膚の欠陥、例えば、皺、小孔、マーク(mark)、肌荒れ(irregular texture)、トーン(tone)またはシミ(spot)の差異を見た目に隠すことを可能にするメイクアップまたはケア組成物に関する。本発明の組成物は、皮膚に透明な薄膜(film)を形成し、こうしてメイクアップされた皮膚に自然な外観を与える。
従来技術の特定の組成物と異なり、本発明の組成物は、白色の、または薄く着色された目に見える痕跡を皮膚に全く残さない。本発明の組成物は、どのようなタイプの皮膚にも適合し、欠点を隠すことによって、皮膚の一様性を向上させる効果が目に見えて直ちに現れるので、消費者は、彼または彼女の肌の色に最も近い、製品の色合いを選ぶ必要が無い。
米国特許第6,511,672号には、小皺(line)、皺、皮膚の色の崩れと欠陥を、肉眼にとって、より見え難くするスクリーンを生成するように、微視的なレベルで色のモザイクを作り出し、光を散乱させるために、酸化鉄で処理されたアルミナの小板(platelet)と、シリカビーズで被覆されたマイカの小板とを組み合わせることが提案されている。
同様に、米国特許第6,174,533号は、皺と、他の一様でない皮膚の表面のきめを隠すために、粒径が100と300nmの間で、屈折率が少なくとも2に等しい、二酸化チタン、酸化亜鉛または二酸化ジルコニウムの使用を記載している。
米国特許第6,511,672号 米国特許第6,174,533号 EP-A-0295886 米国特許第5,266,321号 PCT/FR98/01077
一様で均一であって、自然な、明るい(radiant)、生き生きした外観をもつ、肌の色、唇、唇の輪郭、また、より均一な皮膚を獲得することを可能にし、さらに、皮膚に付けた後に非常に快適である化粧品組成物が依然として求められている。皮膚の小さな凹凸と肌の色の差異をより効果的にカムフラージュするために、見た目の効果をより柔らかくする化粧品組成物もまた求められている。
出願人は、驚くべきことに、揮発性オイル、有機フィラーおよび無機(mineral)フィラーを組み合わせることにより、皮膚の不完全さをより効果的に隠す化粧品組成物を得ることが可能となり、また、それらが付けられた身体部分のボリューム感をある程度変えることが可能となり、同時に、それらが付けられた皮膚の自然な外観は維持されるということを見出した。
本発明の一態様によれば、本発明の主題は、少なくとも1種の揮発性オイル、少なくとも1種の有機フィラーおよび少なくとも1種の無機フィラーを含む、少なくとも1種の脂肪相を含む化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物であり、前記組成物は、
- 40%以上のヘーズ値、(Th-Td)/Th*100、および
- 70%以上の透明度Th、
をもつことに特徴があり、Thは前記組成物の半球透過率(hemisphere transmittance)であり、Tdは前記組成物の直接透過率(direct transmittance)である。
このような組成物は、肌の色、唇、さらに一般的に皮膚を、見た目により一様に、より均一に、より透明に、より明るくする。唇に付けられた時、本発明の組成物は、光の効果により唇を滑らかにし、唇および唇の輪郭の皺および欠陥を隠すことができる。
別の態様によれば、本発明の主題は、水酸化アルミニウムで表面処理されたマイカ粒子を含む化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物であり、前記組成物は、
- 40%以上のヘーズ値、(Th-Td)/Th*100、および
- 70%以上の透明度Th、
を有し、Thは前記組成物の半球透過率であり、Tdは前記組成物の直接透過率である。
マイカ粒子は、要求を満たすヘーズ値と透明度を得るのに十分な量で存在すると有利である。
別の態様によれば、本発明の主題は、被覆または無被覆のマイカ粒子と、変性または無変性のデンプンとを含む化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物である。
「フィラー」という用語は、室温(25℃)、大気圧で固体であり、組成物中の他の成分と化学的に相互作用せず、また特に、これらの成分が室温を超える温度になった時でさえ、これらの成分に溶解しない、白色または有色で、無機または有機の、層状(lamellar)または非層状粒子を意味すると理解されるべきである。EP-A-0295886および米国特許第5,266,321号に記載されるもののような、架橋されたエラストマー性オルガノシロキサンは、本発明ではフィラーであると考えられていない。
「有機フィラー」という用語は、単一の有機化合物からなるフィラー、あるいは別の有機または無機化合物で被覆された有機基材(substrate)からなるフィラーを意味する。
「無機フィラー」という用語は、単一の無機化合物からなるフィラー、あるいは別の有機または無機化合物で被覆された無機基材からなるフィラーを意味する。
後に記載される標準法(protocol)に従って、分光光度計と、例えば試料の後ろに置かれた積分球を用いて、ヘーズ値、(Th-Td)/Th*100を測定することができる。
Thは前記組成物の半球透過率であり、組成物の受光強度と、あらゆる方向への組成物による再放出光の強度との間の比として定義される。
Tdは前記組成物の直接透過率であり、組成物の受光強度と、入射光と同じ方向への組成物による再放出光の強度との間の比として定義される。
一実施形態によれば、ThおよびTdは、Varian Cary 300分光光度計と、試料の後ろに置かれたLabsphereブランドの積分球を用いて、以下の標準法に従って測定される。20μmの厚さの本発明による組成物の薄膜が、石英るつぼの滑り面上に広げられ、次いで、37℃で5分間置かれる。
Thを測定するために、分光光度計は、400から700nmの範囲の波長で、拡散透過モードで使用される。装置は、「ダブルリバース(double reverse)」モードで、240nm/分のスキャン速度で、%T透過モードに設定される。ベースライン校正が、空の参照スライドを測定することにより行われる。これは、透過し得る最大強度の値を与える。組成物の薄膜を含む石英スライドが測定部に置かれ、Thが測定される。
Tdは同じ分光光度計を用いて、以下の標準法に従って測定される。分光光度計は、400から700nmの範囲の波長で、直接透過モードで使用される。装置は、ダブルモードで、240nm/分のスキャン速度で、%T透過モードに設定される。空の石英スライドが参照部に置かれ、試料を含む石英スライドが測定部に置かれる。Tdが測定される。
ThおよびTdの値は、測定される個々の分光値の平均である。
(Th-Td)/Th*100の値が大きい程、ヘーズの効果はより大きくなる。Tdの値が大きい程、組成物はより透明である。
ヘーズ値は、40%以上であり、50%であると好ましい。
透明度は、85%以上、好ましくは95%以上であると有利である。
好ましくは、本発明の有機フィラーおよび無機フィラーは、互いに独立に、50ミクロン、好ましくは30ミクロン、より好ましくは15ミクロン以下、さらに好ましくは10ミクロン以下、例えば、5または3ミクロン程度の平均粒径をもつ。
こうして、わずかな種類の顔料しか含まないか、あるいは全く顔料を含んでさえいないが、皮膚の小さな凹凸および他の欠陥を非常によくカムフラージュする組成物を得ることが可能である。一実施形態によれば、本発明の組成物は顔料または真珠光沢剤を含んでいない。
無機フィラーは、例えば、タルク、マイカ、シリカ、カオリン、シリカ中空マイクロスフィア、ガラスマイクロカプセル、酸化チタン、酸化鉄および酸化亜鉛から選択される材料からなる、あるいはその材料を含む。任意に、無機フィラーは被覆されていてもよく、特に、無機フィラーは、アルミナ、二酸化チタン、シリカ、酸化アルミニウムおよび/または硫酸バリウムで被覆されたマイカ基材、例えばマイカ/TiO2複合物(compound)、TiO2/シリカ複合物、シリカ/TiO2複合物、シリカとTiO2/TiO2との複合体(complex)からなり得る。層状フィラーは層状または非層状であり得る。
無機フィラーは、好ましくは、シリカ、タルク、マイカおよびマイカを含む複合体(composites)、シリカと二酸化チタンの複合体、シリカと酸化亜鉛の複合体、ならびにこれらの混合物から選択される。
本発明に特に適する無機フィラーの中で特に、以下のものを挙げることができる:
- シリカで被覆された酸化チタン、例えば、Eckartにより販売されるFlonac TS 40 C、
- 3と15ミクロンの間の平均粒径をもつシリカマイクロビーズ、例えば、Miyoshi製のシリカビーズSB 150、あるいは、旭硝子製で粒径が3ミクロンに等しいSunsphere H31シリカマイクロビーズ、
- 平均粒径が1.5ミクロンに等しいシリカ小板、例えば住友により販売されるChemicelerまたはFinesil F-80、
- 60/40または65/35の重量比で、水酸化アルミニウムマイクロビーズにより被覆されたマイカ小板、特に、Miyoshiにより販売される製品、Excel Mica JP-1または製品、Excel Mica JP-2、
- 二酸化チタンと多孔性シリカで被覆され、平均粒径が例えば0.6ミクロンに等しいシリカ、例えば、シリカ/二酸化チタン/多孔性シリカの比率が85/5/10に等しい、Catalysts and Chemicalsの製品ACS-0050510、
- 硫酸バリウムと酸化チタンで被覆されたマイカ、例えば、マイカ/硫酸バリウム/酸化チタンの比率が66/22/12に等しい、Merckの製品Naturaleaf、
- シリカと、非晶質シリカで被覆された酸化セリウムとの複合物で、平均粒径が1と10ミクロンの間のもの、例えば、製品Ceriguard SC、
- シリカと、ポリハイドロジェンメチルシロキサンで被覆された酸化チタンとの複合物で、例えば93/5/2の比率のもの、
- 酸化チタン、アルミナおよびシリカで被覆された絹雲母(sericite)小板、例えば、Catalysts and Chemicalsにより販売され、平均粒径が5と10μmの間で、絹雲母/酸化チタン/アルミナ/シリカの比率が67/5/18/10に等しいCoverleaf AF-20121M。
本発明の特に利点のある実施形態では、無機フィラーは、マイカと金属水酸化物の複合体から選択される。無機フィラーは水酸化アルミニウムマイクロビーズで被覆されたマイカからなり、このフィラーの平均粒径は10ミクロン(±2ミクロン)に等しいことが好ましい。本出願を通して、この平均粒径は、統計的な平均の粒径分布により(すなわち粒度測定)、D50と呼ばれる、積算値50%の粒径として定義される。
好ましくは、無機フィラーは、組成物の全重量に対して0.1重量%から40重量%、好ましくは3重量%から15重量%,より好ましくは2重量%から8重量%の範囲で、優先的には約5重量%の含量で、組成物中に存在すると有利である。
本発明に適する有機フィラーの中では特に、ポリアミド粉末、例えばNylon(登録商標)粉末、ポリ-β-アラニン粉末、ポリエチレン粉末、ポリテトラフルオロエチレン粉末、ラウロイルリシン、デンプン、ポリ塩化ビニリデン/-アクリロニトリルからなるもののような中空ポリマーマイクロスフィア、例えばExpancel(登録商標)、アクリル酸コポリマー、例えばPolytrap(登録商標)、ならびにシリコーン樹脂マイクロビーズ、例えばTospearlを挙げることができる。
好ましい一実施形態によれば、有機フィラーはデンプン、特に変性デンプン、例えば、National StarchによりDry Flo Plus(28-1160)の呼称で販売される、オクテニルコハク酸無水物で架橋されたデンプンである。
好ましくは、有機フィラーは、組成物の全重量に対して0.1%から40重量%、好ましくは3重量%から15重量%,より好ましくは2重量%から8重量%の範囲で、優先的には約5重量%の含量で、組成物中に存在すると有利である。
有機フィラーおよび無機フィラーは、好ましくは、1より大きく、好ましくは1.25から1.9の範囲、より好ましくは1.45から1.55の範囲の屈折率をもつ。
有機フィラーと無機フィラーの質量比は、好ましくは、1:1と1:3の間である。
一実施形態によれば、有機フィラーが球状である場合に、無機フィラーは層状であり、この逆もある。「層状」という表現は、板状であることを意味し、その最大寸法と厚さの比が、5、もしくは10以上、さらに好ましくは20以上である粒子を意味する。「球状」という表現は、本質的に球状で、特に、好ましくは平均粒径が1と15ミクロンの間で、好ましくは10ミクロン程度のビーズ状であることを意味する。
本発明による組成物は、30%未満のフィラー、好ましくは20%未満のフィラーを含むと有利である。
本発明の別の態様によれば、本発明の主題は、無機(inorganic)シリケートと金属水酸化物の複合体から選択される無機フィラーを含む化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物である。
この実施形態では、組成物は、
- 40%以上のヘーズ値、(Th-Td)/Th*100、および
- 70%以上の透明度Th、
を有し、Thは前記組成物の半球透過率であり、Tdは前記組成物の直接透過率である。
無機シリケートは、好ましくは、天然または合成のマイカである。マイカは、白雲母、金雲母、黒雲母、絹雲母、シリア雲母(lepidolite)およびパラゴナイトマイカ、合成マイカ、ならびにこれらの混合物から選択され得る。
金属水酸化物は、Ag、Au、Cu、Al、Ni、Sn、Mg、Cr、Mo、Ti、Pt、Va、Rb、W、Zn、Ge、TeおよびSe、ならびにこれらの合金から選択される金属の水酸化物である。水酸化アルミニウムが金属水酸化物として好ましい。
一実施形態によれば、無機フィラーは、金属水酸化物で表面被覆された無機シリケート粒子からなる複合体である。無機シリケートは、層状または小板状になっていると有利である。「小板状」という表現は、最大寸法と厚さの比が、5以上、もしくは10以上、さらに好ましくは20以上である粒子を表す。
金属水酸化物は、本質的に球状で、特に、好ましくは、平均粒径が1と15ミクロンの間、好ましくは10ミクロン程度のビーズ状であると有利である。
無機シリケートと金属水酸化物の間の質量比率は、好ましくは50/50と80/20の間、好ましくは60/40と70/30の間、好ましくは約65/35に等しい。
金属水酸化物のビーズは、水酸化アルミニウムのビーズであると有利である。本発明のこの態様によれば、本発明の組成物は、デンプンを含み、デンプンは変性されたものであり得ると有利である。
一実施形態によれば、本発明の組成物は揮発性オイルを含む。
「揮発性オイル」という用語は、室温(25℃)、大気圧(760mmHg)で、皮膚との接触で蒸発可能な非水媒体(medium)を意味する。揮発性化粧オイルは、室温で液体であり、特に、室温、大気圧で測定して、10-3から300mmHg(0.266Paから40,000Pa)の範囲、好ましくは0.02から300mmHg(2.66Paから40,000Pa)の範囲、より好ましくは0.1から90mmHg(13Paから12,000Pa)の範囲の蒸気圧をもつ。
本発明によれば、これらの揮発性オイルは、炭化水素オイル、ペンダント状にまたはシリコーン鎖の末端にアルキルまたはアリコキシ基を任意に含むシリコーンオイル、あるいはこれらのオイルの混合物であり得る。
揮発性オイルは、それらが使用し易いように、引火点をもたないオイル、40℃から100℃の範囲の引火点をもつオイル、ならびにこれらの混合物から選択される化粧品用のオイルであることが好ましい。さらに、揮発性オイルは、大気圧で、220℃未満、さらに好ましくは210℃未満、特に110と210℃の範囲の沸点をもつと有利である。これらの揮発性オイルは少なくとも7個の炭素原子を含む1価アルコールではないことが好ましい。
本発明で使用され得る揮発性オイルとして、室温での粘度が8cSt未満で、特に2から7個のケイ素原子をもち、任意に、1から10個の炭素原子をもつアルキルまたはアルコキシ基を含む、直鎖状または環状のシリコーンオイルを挙げることができる。本発明で使用され得る揮発性シリコーンオイルとして、特に、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ペプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、ならびにこれらの混合物を挙げることができる。
本発明で使用され得る他の揮発性オイルとして、8から16個の炭素原子をもつ揮発性炭化水素系オイル、およびこれらの混合物、特に分岐状C8-C16アルカン、例えば、C8-C16イソアルカン(イソパラフィンとも呼ばれる)、イソドデカン、イソデカンまたはイソヘキサデカン、例えば、IsoparsまたはPermetylsの商品名で販売されているオイル、分枝状C8-C16エステル、例えばネオペンタン酸イソヘキシル、ならびにこれらの混合物を挙げることができる。
イソドデカン(Permetyls 99A)、Isopars L、E、GまたはHのようなC8-C16イソパラフィン、ならびにこれらの混合物が、任意に、デカメチルテトラシロキサンまたはシクロペンタシロキサンと混合されて用いられることが好ましい。
揮発性フッ素オイルもまた使用され得る。
これらの揮発性オイルは、特に、組成物の全重量の5から80重量%、より好ましくは10から30重量%を占める。
本発明による組成物は少なくとも1種の非揮発性オイルを含み得る。
「非揮発性オイル」という用語は、室温(20℃)で液体であり、室温では蒸発しない脂肪物質を意味する。
特に挙げることができる非揮発性オイルは以下のものである:
- ポリ(C1-C20)アルキルシロキサン、特にトリメチルシリル末端基を含むもの、好ましくは粘度が0.06m2/s未満のもの、これらの中で特に、直鎖状ポリジメチルシロキサンと、セチルジメチコーン(CTFA名)のようなアルキルメチルポリシロキサン、
- 任意選択でフッ素化された脂肪族および/または芳香族基、あるいはヒドロキシ、チオールおよび/またはアミン基のような官能基で変性されたシリコーンが挙げられる。
- フェニルシリコーンオイル、特にフェニルトリメチコーン、
- 植物または鉱物(mineral)由来のオイル、例えば流動パラフィン、流動ワセリン、パーヒドロスクアレン、ラノリン、アプリコットオイル、小麦胚芽油、スイートアーモンドオイル、テリハボク(beauty-leaf)オイル、ごま油、マカデミアオイル、ぶどう種油、ナタネ油、ココナッツオイル、落花生油、ひまわり油、パーム油、ひまし油、アボカドオイル、ホホバ油、オリーブ油または穀物の胚芽油およびシア(shea)バターの液状成分;ポリオールの脂肪酸エステル、特に、液体トリグリセリド、ミリスチン酸イソプロピル、ミグリオール(miglyol)油、ネオペンタン酸イソステアリル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ひまし油、アセチルクエン酸トリブチル;アルコール、特に2-オクチルドデカノール;アセチルグリセリド;アルコールまたは多価アルコールの、オクタン酸、デカン酸またはリシノール酸エステル;脂肪酸トリグリセリド;グリセリド、ならびにフルオロオイルまたはパーフルオロオイル、
- アミド化合物、特に、特許出願PCT/FR98/01077に記載されているもの、例えば、N-ネオペンタノイル-2-オクチルドデシルアミン、N-ネオペンタノイル-2-ブチルオクチルアミン、N-(3,5,5-トリメチルヘキサノイル)-2-オクチルドデシルアミンまたはN-(3,5,5-トリメチルヘキサノイル)-2-ブチルオクチルアミン、
- これらの混合物。
好ましくは、本発明による組成物の脂肪相の非揮発性オイルは、水添ポリイソブテン、プロピオン酸アラキジル(arachidyl)、ネオペンタン酸オクチルドデシル、ポリブテン、ジメチコーンおよびオクチルドデカノール、ならびにこれらの混合物から選択される1種以上のオイルを含む。
好ましくは、非揮発性オイルは、組成物の全重量に対して1重量%から85重量%、より好ましくは5重量%から60重量%、一層好ましくは10重量%から50重量%、さらに好ましくは20重量%から40重量%を占める。
本発明の組成物は、特にそれがスティックの形態である場合に、ワックスおよび/またはペースト状化合物(compound)を含み得る。
本発明では、「ペースト状化合物」という用語は、固体状態で異方性結晶組織をもち、温度23℃で液体部分と固体部分を含む、可逆的な固体/液体の状態変化をする親油性脂肪化合物を意味する。本発明では、ペースト状化合物は、20℃で、0.001から0.5MPa、好ましくは0.002から0.4MPaの範囲の硬度をもつと有利である。
硬度は、プローブを化合物試料に押し込む方法に従って、さらに言えば、直径2mmのステンレス鋼シリンダを装備した硬度分析器(例えば、RheoのTA-XT2i)を用いて測定される。硬度測定は、5個の試料の中央で、20℃で行われる。シリンダは、1mm/sの先行速度で、次に0.1mm/sの測定速度で各試料に導入され、挿入深さは0.3mmである。硬度として採用される値は最大ピーク値である。
このペースト状化合物はまた、23℃の温度で、液体部分と固体部分からなる形態で存在する。別の言い方をすると、ペースト状化合物の初期の融解温度は、23℃未満である。ペースト状化合物の液体部分は、23℃で測定して、化合物の9重量%から97重量%を占める。23℃でのこの液体部分は、好ましくは15重量%と85重量%の間、より好ましくは40重量%と85重量%の間を占める。
23℃でのペースト状化合物の液体の重量分率は、23℃で費やされる融解熱と、ペースト状化合物の融解熱の比に等しい。
ペースト状化合物の融解熱は、固体状態から液体状態に移る際に化合物により奪われる熱である。ペースト状化合物は、その質量の全てが結晶性固体の形態である時に、固体状態にあると言われる。ペースト状化合物は、その質量の全てが液体の形態である時に、液体状態にあると言われる。
ペースト状化合物の融解熱は、TA Instrument社によりMDSC 2920(登録商標)の名称で市販される熱量計のような、示差走査熱量計(DSC)を用いて、ISO 11357-3:1999標準に従って、5℃/分または10℃/分の昇温で得られるサーモグラム曲線の下の面積に等しい。ペースト状化合物の融解熱は、化合物を固体から液体状態にするのに必要なエネルギーの量である。それは、J/gで表される。
23℃で費やされる融解熱は、固体状態から、液体部分と固体部分からなる、23℃の試料の状態に移行する際に、試料により吸収されるエネルギーの量である。
ペースト状化合物の液体部分は、32℃で測定して、化合物の30重量%から100重量%、好ましくは、化合物の80重量%から100重量%、より好ましくは、化合物の90重量%から100重量%を占めることが好ましい。ペースト状化合物の液体部分が、32℃で測定して100%である時、ペースト状化合物の融解範囲の終端温度は32℃以下である。
ペースト状化合物の液体分率は、32℃で測定して、32℃で費やされる融解熱と、ペースト状化合物の融解熱の比に等しい。32℃で費やされる融解熱は、23℃で費やされる融解熱と同じ方法で計算される。
ペースト状化合物は、好ましくは、合成化合物および植物由来の化合物から選択される。ペースト状化合物は、植物由来の出発原料から合成によって得られ得る。
ペースト状化合物は、以下のものから選択されると有利である:
- ラノリンおよびその誘導体、
- ポリマーまたは非ポリマーのシリコーン化合物、
- ポリマーまたは非ポリマーのフルオロ化合物、
- ビニルポリマー、特に、
・ オレフィンホモポリマー、
・ オレフィンコポリマー、
・ 水素化ジエンホモポリマーおよびコポリマー、
・ 好ましくはC8〜C30のアルキル基を含む(メタ)アクリル酸アルキルのホモポリマーまたはコポリマーである、直鎖状もしくは分枝状オリゴマー、
・ C8〜C30のアルキル基を含むビニルエステルのホモポリマーおよびコポリマーであるオリゴマー、
・ C8〜C30のアルキル基を含むビニルエーテルのホモポリマーおよびコポリマーであるオリゴマー、
- 1種以上のC2〜C100のジオール、好ましくはC2〜C50のジオール間のポリエーテル化により得られる脂溶性ポリエーテル、
- エステル
ならびにこれらの混合物。
ペースト状化合物は、組成物の、好ましくは1重量%から99重量%、より好ましくは1重量%から60重量%、より好ましくは2重量%から30重量%、より一層好ましくは5重量%から15重量%を占める。
特に挙げることができるワックスは以下のものである:
- 動物、植物、鉱物ワックス(mineral)または合成由来のワックス、例えば、マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、ペトロラタム、ワセリン、オゾケライトまたはモンタンワックス;蜜蝋とラノリンおよびその誘導体; カンデリラワックス、オーリキュリーワックス、カルナバワックス、木蝋(Japan wax)、ココアバター、コルク繊維ワックスまたはサトウキビワックス;25℃で固体の水素化オイル、オゾケライト、脂肪エステルと、25℃で固体のグリセリド; ポリエチレンワックスおよびフィッシャー-トロプシュ合成により得られるワックス; 25℃で固体の水素化オイル;ラノリン;25℃で固体の脂肪エステル;シリコーンワックス;フルオロワックス;これらの混合物。
本発明による組成物は、すでに記載されたもの以外のフィラーを含み得る。
これらのフィラーは、組成物の全重量に対して、0〜20重量%、好ましくは2〜15重量%の割合で、組成物に存在し得る。本発明の組成物は、このようなフィラーを含まないことが好ましい。
本発明による組成物は、染料、例えば、当分野で通常使用される染料から選択される水溶性または脂溶性染料、例えば、ポンソーの二ナトリウム塩、アリザリングリーンの二ナトリウム塩、キノリンイエロー、アマランスの三ナトリウム塩、タルトラジンの二ナトリウム塩、ローダミンの一ナトリウム塩、フクシンの二ナトリウム塩、キサントフィル、スーダンレッドIII(CTFA名 R&D red 17)、ルテイン、キニザリングリーン(CTFA名 DC green 6)、アリズロールSSバイレット(CTFA名 DC Violet No. 2)、リコペン、β-カロテン、ビキシン、カプサンチンのようなカロテノイド誘導体、および/またはこれらの混合物もまた含み得る。
本発明の組成物は、化粧品として、また/または生理学的に許容される媒体、すなわち、皮膚に適合性のある、即ち、身体および顔の皮膚の如何なる部分にも適合性のある媒体を含む。
このような組成物は、一般に、液体または固体状であり、したがって、このような組成物は、液体状、ペースト状、半固体状および固体状であり得る。このような組成物は、例えば液体状で、容器に入れて、もしくはスティックとして、ファンデーションの形態で、通常ペースト状のリップペイントの形態で、あるいは、通常半固体状(グロス)のリップスティックの形態で、あるいは、スティックとして固体状のリップスティックの形態であり得、一般的にはスティックとして存在する。
本発明の組成物は、メイクアップスティック、例えば、アイシャドウスティック、ファンデーションスティック、目の下のたるみ(ring)を隠すためのスティック、あるいはリップスティックの形態をとることが好ましい。
本発明による組成物は、任意に、水、コーンフラワーウォーターのようなフローラル(floral)ウォーター、および/または、eau de Vittel、eau de Lucas、eau de La Roche Posayのようなミネラルウォーター、および/または、湧き水(spring water)を含み得る水性相を含んでいてもよい。
このように、本発明の組成物は、無水の組成物、あるいは水中油型(O/W)エマルジョン、油中水型(W/O)エマルジョン、複相(multiple)エマルジョンまたは多相溶液の形態であり得る。本発明の組成物は、小胞(vesicular)分散体の形態、例えば、水性相に分散し、リポソームにより安定化された油相の形態でもあり得る。
本発明による組成物がエマルジョンである場合、それは両性化合物、すなわち、親油性成分(非極性成分)と親水性成分(極性成分)とを含み、表面または界面に吸着し得る化合物を含み得る。このような化合物は、例えば、界面活性剤と共界面活性剤である。
O/W界面活性剤として、特に(CTFA)、トリエタノールアミンと組み合わせたステアリン酸、モノステアリン酸グリセリルとジステアリン酸グリセリルの混合物、ラウロイルサルコシンナトリウム、セテアリルグルコシド、ステアリン酸PEG-40、トリステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、ステアリン酸ソルビタン/ヤシ脂肪酸スクロースの混合物、ステアリン酸グリセリル/ステアリン酸PEG-100の混合物、PEG-400、ステアリン酸グリセリル、ならびにPEG-6/ PEG-32/ステアリン酸グリセリルの混合物を挙げることができる。W/O界面活性剤として、特に、イソステアリン酸ポリグリセリル-4/セチルジメチコーンコポリオール/ラウリン酸ヘキシルの混合物、および、鉱油/ペトロラタム/オゾケライト/オレイン酸グリセリル/ラノリンアルコールの混合物を挙げることができる。
本発明による組成物が界面活性剤を含む場合、これらは脂肪相の非揮発部分の一部であり、従ってn1の計算では考慮に入れられる。
本発明による組成物はW/Oエマルジョンの形態をとることが好ましい。
本発明による組成物は、化粧品の分野で通常用いられる添加剤、例えば、抗酸化剤、UV遮蔽剤、染料、香料、エッセンシャルオイル、保存剤、美容活性剤、保湿剤、ビタミン、スフィンゴリピド、脂溶性ポリマー、特に、ポリブテン、ポリアルケン、ポリアルキレンのような炭化水素系ポリマー、ポリアクリレート、および、脂肪物質と相溶するシリコーンポリマー、ならびに/あるいは、これらの混合物もまた含み得る。
これらの添加剤は、組成物の全重量に対して0〜15重量%の割合で、組成物に存在し得る。
一実施形態によれば、本発明の組成物は無水である。すなわち、それは、調製過程の間に加えられたか、不純物として組成物に存在するか、あるいは組成物に吸着された、5%未満の水を含む。無水の組成物に含まれる水は、3%より少なく、あるいは1%にさえ満たないことが好ましい。
言うまでも無く、当業者は、本発明による組成物の有利な特性が、想定される添加により悪影響を受けないか、実質的に受けないような仕方で、これまたはこれらの任意の補助的な(複数の)添加剤および/またはその量を選択するように注意を払うであろう。
本発明による組成物は、化粧製品の形態、特にメイクアップ製品の形態、殊に、ファンデーション、目の下のたるみを隠すための製品、唇のための製品、身体のメイクアップ製品あるいは他には身体および/または顔のケア製品であり得る。
当業者に知られている通常の調製方法に従って、本発明による組成物を製造することができる。
本発明の主題は、化粧品組成物における、組成物が付けられた皮膚の自然な外観が保たれたままで皮膚の不完全さを隠し及び/または組成物が付けられた身体部分のボリューム感をある程度変えるための、少なくとも1種の無機フィラー、少なくとも1種の有機フィラーおよび少なくとも1種の揮発性オイルの使用でもある。
以下の実施例は本発明を例示する。この実施例では割合は重量パーセントで示されている。
(実施例1)
唇を滑らかにする(smoothing)組成物
水添ポリイソブテン(日本油脂) 10%
プロピオン酸アラキジル(Alzo) 1.8%
ネオペンタン酸オクチルドデシル(Bernel) 1.3%
ジステアルジモニウム(disteardimonium)ヘクトライト(Elementis) 0.3%
水酸化アルミニウムマイクロビーズ被覆マイカ
(MiyoshiのExcel Mica JP-2(登録商標)) 5%
オクテニルコハク酸無水物架橋デンプン
(National StarchのDry Flo Plus(28-1160)(登録商標)) 10%
ポリブテン 4.7%
ポリエチレンワックス 15.8%
ジメチコーン(DC 200-ScSt) 17.3%
デカメチルテトラシロキサン(DC 200-1.5cSt) 22%
オクチルドデカノール 3.2%
オキシプロピル化ラノリンワックス(5 PO)(Cognis) 8.4%

Claims (32)

  1. 少なくとも1種の揮発性オイル、少なくとも1種の有機フィラーおよび少なくとも1種の無機フィラーを含む、少なくとも1種の脂肪相を含む化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物であって、Thが前記組成物の半球透過率、Tdが前記組成物の直接透過率であるとして、
    40%以上のヘーズ値、(Th-Td)/Th*100、および
    70%以上の透明度Th、
    をもつことを特徴とする組成物。
  2. 無水であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. メイクアップスティック、例えばアイシャドウスティック、ファンデーションスティック、目の下のたるみを隠すためのスティックまたはリップスティックの形態であることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記ヘーズ値が50%以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記透明度が85%以上、好ましくは95%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
  6. 少なくとも1種の非揮発性オイルを含む前記脂肪相を含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  7. 前記無機フィラーおよび前記有機フィラーが、互いに独立に、50ミクロン以下、好ましくは30ミクロン以下、より好ましくは15ミクロン以下、さらに好ましくは10ミクロン以下の平均粒径をもつことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記有機フィラーが球状である場合、前記無機フィラーが層状であり、またこの逆であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記無機フィラーが、シリカ、タルク、マイカおよびマイカを含む複合体、シリカと二酸化チタンの複合体、シリカとニ酸化亜鉛の複合体、ならびにこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記無機フィラーが、
    シリカで被覆された酸化チタン、
    3と15ミクロンの間の平均粒径をもつシリカマイクロビーズ、
    平均粒径が1.5ミクロンに等しいシリカの小板、
    二酸化チタンと多孔性シリカで被覆され、平均粒径が例えば0.6ミクロンに等しいシリカ、例えば、シリカ/二酸化チタン/多孔性シリカの比率が85/5/10に等しいもの、
    硫酸バリウムと酸化チタンで被覆されたマイカ、例えば、マイカ/硫酸バリウム/酸化チタンの比率が66/22/12に等しいもの、
    シリカと、非晶質シリカで被覆された酸化セリウムとの複合物で、平均粒径が1と10ミクロンの間のもの、
    シリカと、ポリハイドロジェンメチルシロキサンで被覆された酸化セリウムとの複合物、
    酸化チタン、アルミナおよびシリカで被覆された絹雲母小板、
    及びこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記無機フィラーが、マイカと、水酸化アルミニウムのような金属水酸化物との複合体から選択されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記有機フィラーが、ポリエチレン粉末、デンプン粉末、変性デンプン粉末、例えばオクテニルコハク酸無水物で架橋されたデンプン、ナイロン(登録商標)粉末およびスチレン/アクリルコポリマー粉末、及びこれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 前記無機フィラーが、50ミクロン以下、好ましくは10ミクロン未満、より好ましくは5ミクロン未満の平均粒径をもつ、マイカまたはマイカの複合体である請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 前記有機フィラーが、50ミクロン以下、好ましくは10ミクロン未満、より好ましくは5ミクロン未満の平均粒径をもつデンプンである請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 前記有機フィラーが、組成物の全重量に対して0.1重量%から20重量%、より好ましくは8重量%から15重量%を占める請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記無機フィラーが、組成物の全重量に対して0.1重量%から15重量%、より好ましくは1重量%から10重量%を占める請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 前記非揮発性オイルが、水添ポリイソブテン、プロピオン酸アラキジル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、ポリブテン、ジメチコーン、オクチルドデカノール、ならびにこれらの混合物から選択される請求項6に記載の組成物。
  18. 前記非揮発性オイルが、組成物の全重量に対して1重量%から85重量%、より好ましくは5重量%から60重量%、一層好ましくは10重量%から50重量%、さらに好ましくは20重量%から40重量%を占める請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 水性相もまた含む請求項1に記載の組成物。
  20. 化粧製品の形態、特にメイクアップ製品の形態、殊に、ファンデーション、目の下のたるみを隠すための製品、身体のメイクアップ製品あるいは別法として身体および/または顔のケア製品であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  21. 流体または固体状である請求項1から20のいずれか一項に記載の組成物。
  22. 流体状、ペースト状、半固体状、あるいは固体状である請求項1から21のいずれか一項に記載の組成物。
  23. 少なくとも1種の揮発性オイルを含む組成物に、少なくとも1種の無機フィラーおよび少なくとも1種の有機フィラーを、a)顔の皮膚または唇の輪郭の皺および他の欠点を隠し、および/またはb)前記組成物が付けられた身体部分の見た目のボリューム感をある程度変えるという目的のための使用。
  24. 無機フィラーを含み、前記無機フィラーが、無機シリケートと金属水酸化物との複合体から選択されることを特徴とする化粧品組成物、特にメイクアップおよび/またはケア組成物。
  25. 前記無機シリケートが、天然または合成マイカであることを特徴とする請求項24に記載の組成物。
  26. 前記金属水酸化物が水酸化アルミニウムであることを特徴とする請求項24または25に記載の組成物。
  27. 前記無機フィラーが、金属水酸化物で表面を被覆された無機シリケート粒子からなることを特徴とする請求項24から26のいずれか一項に記載の組成物。
  28. 前記無機シリケートが層状であることを特徴とする請求項1から27のいずれか一項に記載の組成物。
  29. 前記金属水酸化物が、ビーズ状であり、好ましくは1と15ミクロンの間、好ましくは10ミクロン程度の平均粒径をもつことを特徴とする請求項24から28のいずれか一項に記載の組成物。
  30. 前記無機シリケートと前記金属水酸化物の間の質量比率が、50/50と80/20の間、好ましくは60/40と70/30の間、好ましくは約65/35に等しい請求項24から29のいずれか一項に記載の組成物。
  31. Thが前記組成物の半球透過率、Tdが前記組成物の直接透過率であるとして、前記組成物が、
    40%以上のヘーズ値、(Th-Td)/Th*100、および
    70%以上の透明度Th、
    をもつことを特徴とする請求項24に記載の組成物。
  32. デンプンも含み、それが変性されたものであり得ることを特徴とする請求項24に記載の組成物。

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