JPH11116441A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH11116441A JPH11116441A JP27457297A JP27457297A JPH11116441A JP H11116441 A JPH11116441 A JP H11116441A JP 27457297 A JP27457297 A JP 27457297A JP 27457297 A JP27457297 A JP 27457297A JP H11116441 A JPH11116441 A JP H11116441A
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Abstract
を黒色の合成皮革上に8mg/100cm2均一塗布し、こ
れを入射光角45°、受光角−45°及び−20°で測
色したとき、CIE1976L*a *b*表色系により規定
される2つの干渉色(L45,45 *, a45,45 *, b45,45 *)
及び(L45,20 *, a45,20 *, b45,20 *)について、下記
式: ΔE=〔(L45,45 *−L45,20 *)2+(a45,45 *−a
45,20 *)2+(b45,45 *−b45,20 *)2〕0.5により求め
た色差(ΔE)が7〜40である粉体 0.1〜
80重量% (B):内部に酸化チタン又は酸化亜鉛の粉末が分散さ
れ、表面に酸化ジルコニウム又は酸化アルミニウムを担
持した樹脂及び酸化ケイ素から選ばれる1種又は2種以
上の球状複合粉体 0.05
〜50重量% を含有する化粧料。 【効果】 観測方向による色の変化がなく、透明感を持
たせつつ肌の色相を変化させることができ、かつ毛穴を
目立たなくし、自然できめ細かな美しい仕上がりが得ら
れる。
Description
つ、肌の色相を変化させることができ、かつ毛穴が目立
たず、自然で素肌感があり、非常にきめ細かい仕上りが
得られる化粧料に関する。
布して肌の質感を変化させるため、拡散反射の強い粉体
を配合してマットな仕上がりを得たり、マイカ等の鏡面
反射の強い粉体を配合してつやのある仕上がりを得たり
している。また、血行不良や加齢等による肌のくすみ
(肌が暗く、黄色くなる状態)をカバーするため、酸化
チタン、酸化鉄等の隠蔽力の高い顔料を配合したり、ベ
ンガラ、レーキ顔料、有機顔料等の赤色を加えて肌の色
相を変化させることが行われている。
赤の補色である緑色の顔料を使用したり、透明感を与え
るために青色や紫色の顔料を使用して、肌の色相感覚を
変化させることが行われている。
場合には、透明感がなく不自然な仕上りになってしまう
という問題がある。また、補色の原理を利用した場合に
は、色相のカバーはできるものの彩度が低下し、反対に
肌色がくすんでしまうという問題がある。
いられるが、これらを配合した場合には、シミ・ソバカ
ス、シワ、肌のくすみ、毛穴等の欠点がカバーされマッ
トな仕上がりは得られるものの、きめ細かな素肌感のあ
る美しい仕上がりは得られず、毛穴等をカバーする機能
と、自然で透明感があり、くすみのない仕上がりを併せ
持つ化粧料を得るのは困難であった。
は、観測方向による色の変化がなく、透明感を持たせつ
つ肌の色相を変化させることができ、かつ毛穴が目立た
ず、自然な仕上がりが得られる化粧料を提供することに
ある。
発明者らは鋭意検討を行い、従来のメークアップ化粧料
では透明感がなく、また肌色がくすんでしまうのは、そ
の色相コントロール方法が減法混色に基づくものである
ために、色を重ねれば重ねるほど彩度が低下して灰色に
近づいてしまうことが原因であることに思い至り、加法
混色の原理、すなわち光を利用しての混色を使用すれ
ば、この問題を解決できると考えた。そして、特定の色
差を有する粉体(A)と球状複合粉体(B)を併用すれ
ば、透明感を持たせつつ、肌の色相を変化させることが
できるとともに、毛穴が目立たず、自然で素肌感があ
り、仕上りの非常にきめ細かい化粧料が得られることを
見出し、本発明を完成した。
(B) (A):粉体を黒色の合成皮革上に8mg/100cm2均
一塗布し、これを入射光角45°、受光角−45°及び
−20°で測色したとき、CIE1976L*a *b*表色
系により規定される2つの干渉色(L45,45 *,
a45,45 *, b45,45 *)及び(L45,20 *, a45,20 *, b
45,20 *)について、下記式: ΔE=〔(L45,45 *−L45,20 *)2+(a45,45 *−a45,20 *)2+(b45,45 *− b45,20 *)2〕0.5 により求めた色差(ΔE)が7〜40である粉体 0.1〜80重量% (B):内部に酸化チタン又は酸化亜鉛の粉末が分散され、表面に酸化ジルコ ニウム又は酸化アルミニウムを担持した樹脂及び酸化ケイ素から選ばれる1種又 は2種以上の球状複合粉体 0.05〜50重量% を含有することを特徴とする化粧料を提供するものであ
る。
粉体を配合することは行われているが、この場合には、
パール独特の光沢感からギラツキ感を生じてしまい、仕
上がり感が悪くなってしまったり、観測角度によってそ
のパール感や干渉による色調が変化してしまうことがあ
る。これは、従来用いられているパール粉体は、干渉色
が光の入射角に対して方向性があり、正反射近傍で強く
発現し、その他の方向ではほとんど観測できないためで
ある。
体は、観測角度による色調変化の少ない、すなわち、正
反射近傍のみで干渉色を生ずるのではなく、広範囲にお
いて干渉色を観測できるものである。
の色差(ΔE)を求めるには、まず粉体を黒色の合成皮
革上に8mg/100cm2とり、スポンジを使用し合成皮
革に軽くこするようにして均一に塗布する。これを、例
えば変角分光測定システム(村上色材技術研究所製,G
CMS−3)を用い、入射光角45°、受光角−45°
及び−20°で測色する。このときの2つの干渉色をC
IE1976L*a*b*表色系で規定し、入射光角45
°、受光角−45°のときを(L45,45 *, a45,45 *, b
45 ,45 *)、入射光角45°、受光角−20°のときを
(L45,20 *, a45,20 *, b45 ,20 *)とし、これらを用
い、前記式よりΔEを求めることができる。なお、この
ような測定に使用される黒色の合成皮革は、同様にして
求められるΔEが7以下のものである。
られるΔEが7〜40、好ましくは10〜35のもので
ある。7未満では、肌の色相は変化するものの透明感が
なくなってしまい、40を超えるものでは、肌を見る角
度によって色相が大きく変化し、異和感を生じる。
いが、平均粒径が12μm以下、特に5〜12μmのも
のが、使用感が良好で、かつギラツキ感を低減すること
ができ好ましい。
を金属酸化物粒子で被覆したものが好ましい。この母粉
体としては、金属酸化物粒子で被覆されることにより干
渉色を発するものが好ましく、例えば雲母、板状酸化チ
タン、板状酸化鉄、板状アルミナ、板状シリカ、魚鱗
箔、オキシ塩化ビスマス等が挙げられ、特に雲母が好ま
しい。また、金属酸化物としては、例えば酸化チタン、
酸化鉄、酸化ジルコニウム、アルミナ等が挙げられ、こ
れらを単独で又は2種以上を組合わせて使用することが
でき、特に酸化チタン、酸化鉄又はこれらの混合物が好
ましい。また、酸化チタンと酸化鉄の混合物を用いて被
覆する場合には、酸化チタンがルチル型であり、スズを
含まないのが好ましい。なお、母粉体を金属酸化物粒子
で被覆する方法は特に制限されず、通常の方法に従って
行うことができる。
粒子の光学的厚みをコントロールすることにより、様々
な色調をつくりだすことが可能である。そして、例えば
干渉色が青〜紫色系を示す粉体は、肌に透明感を与え、
干渉色が緑色系を示す粉体は、くすんだ色にならず、肌
の赤みを抑え、干渉色がオレンジ〜赤色系を示す粉体
は、肌を健康的に見せ、肌のくすみを隠すことが可能と
なる。
を組合わせて用いることにより、様々な色調をつくりだ
すことも可能である。なお、2種以上の粉体を組合わせ
て使用する場合には、混合後の粉体のΔEが7〜40で
あるのが好ましい。
水化処理されていることが、耐光性の面から好ましい。
なお、疎水化処理により、ΔEが変化する場合がある
が、処理後のΔEが7〜40のものであれば、好適に使
用することができる。
れ、該疎水化処理剤としては、シリコーン油、脂肪酸金
属塩、アルキルリン酸、アルキルリン酸のアルカリ金属
塩又はアミン塩、N−モノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪
族アシル塩基性アミノ酸、パーフルオロアルキル基を有
するフッ素化合物などが挙げられる。
用いられるものであれば特に制限されず、例えば、ジメ
チルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、環状メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコ
ーン、メチルポリシロキサンエマルジョン、高級脂肪酸
エステル変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコー
ン、フェノール変性シリコーン等が挙げられる。
18のものが好ましく、またそれらの塩としては、例え
ばカルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム等の
塩が挙げられ、特にアルミニウム塩が好ましい。従って
脂肪酸金属塩のうち好ましいものとしては、アルミニウ
ムモノステアレート、アルミニウムジステレート、アル
ミニウムモノオレエート、アルミニウムモノパルミテー
ト、アルミニウムモノラウレート等が例示されるが、こ
れらの例に限定されない。
しくはアミン塩としては、次の一般式(1)又は(2)
で表されるものが挙げられる。
45の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の炭化水素基を
示し、X1 、X2 及びX3 は水素原子、アルカリ金属原
子又はアンモニウムを示す。〕
3 で示される炭化水素基は、炭素数1〜45のものであ
るが、特に炭素数8以上のものが望ましい。炭素数8未
満であると、そのアルキルリン酸金属塩が粘着性を示
し、滑沢性、延展性が低下するおそれがある。かかる炭
化水素基としては、例えば、オクチル、ノニル、デシ
ル、ドデシル、ウンデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイコシル、
ドコシル、トリコシル、テトラコシル、ペンタコシル、
ヘキサコシル、ヘプタコシル、オクタコシル、ノナコシ
ル、トリアコンチル、ヘントリアコンチル、ドトリアコ
ンチル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ドデセニ
ル、ウンデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペ
ンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オク
タデセニル、ノナデセニル、エイコセニル、ヘンエイコ
セニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニル、
ペンタコセニル、ヘキサコセニル、ヘプタコセニル、オ
クタコセニル、ノナコセニル、トリアコンテニル、ヘン
トリアコンテニル、ドトリアコンテニル、オクタジエニ
ル、ノナジエニル、デカジエニル、ドデカジエニル、ウ
ンデカジエニル、トリデカジエニル、テトラデカジエニ
ル、ペンタデカジエニル、ヘキサデカジエニル、ヘプタ
デカジエニル、オクタデカジエニル、ノナデカジエニ
ル、エイコサジエニル、ヘンエイコサジエニル、ドコサ
ジエニル、トリコサジエニル、テトラコサジエニル、ペ
ンタコサジエニル、ヘキサコサジエニル、ヘプタコサジ
エニル、オクタコサジエニル、ノナコサジエニル、トリ
アコンタジエニル、ヘントリアコンタジエニル、ドトリ
アコンタジエニル、2−ヘキシルデシル、2−オクチル
ウンデシル、2−デシルテトラデシル、2−ウンデシル
ヘキサデシル、2−テトラデシルオクタデシル基等が挙
げられる。また、上記一般式(1)及び(2)中、X1
〜X3 で示されるアルカリ金属としては、カリウム、ナ
トリウム等が挙げられ、X1 〜X3 で示されるアンモニ
ウムとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールア
ミン、モルホリン、アルギニン等のアミンから導かれる
ものが挙げられる。
ルリン酸又はその塩の具体例としては、ジセチルリン
酸、モノラウリルリン酸、モノラウリルリン酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩又はアミン塩、ジセチルリン酸のナ
トリウム塩、カリウム塩又はアミン塩等が挙げられる。
シル塩基性アミノ酸を構成する塩基性アミノ酸として
は、α,γ−ジアミノ酪酸、オルニチン、リジン、アル
ギニン、ヒスチジン等が挙げられる。これらは光学活性
体であってもラセミ体であってもよい。長鎖脂肪族アシ
ル基としては炭素数8〜22の飽和又は不飽和の直鎖又
は分岐鎖の脂肪族アシル基が挙げられ、単一鎖長のもの
であっても混合鎖長のものであってもよい。具体的に
は、2−エチルヘキサノイル、カプリロイル、カプロイ
ル、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、ステア
ロイル、イソステアロイル、オレオイル、ベヘノイル、
ココイル、牛脂脂肪酸アシル、硬化牛脂脂肪酸アシル等
が挙げられる。長鎖アシル基の塩基性アミノ酸ヘの結合
部位は、α位のアミノ基あるいはω位のアミノ基である
が、アルギニン及びヒスチジンにおいてはα位のアミノ
基に限定される。具体例としては、Nε−2−エチルヘ
キサノイルリジン、Nε−ラウロイルリジン、Nε−コ
コイルリジン、Nε−パルミトイルリジン、Nε−イソ
ステアロイルリジン、Nε−硬化牛脂脂肪酸アシルリジ
ン、Nα−カプリロイルリジン、Nα−ラウロイルリジ
ン、Nα−ミリストイルリジン、Nα−オレオイルリジ
ン、Nα−ベヘノイルリジン、Nδ−ココイルオルニチ
ン、Nδ−ステアロイルオルニチン、Nδ−牛脂脂肪酸
アシルオルニチン、Nα−エチルヘキサノイルオルニチ
ン、Nα−ラウロイルオルニチン、Nα−イソステアロ
イルオルニチン、Nγ−パルミトイル−α,γ−ジアミ
ノ酪酸、Nα−牛脂脂肪酸アシル−α,γ−ジアミノ酪
酸、Nα−カプロイルアルギニン、Nα−ラウロイルア
ルギニン、Nα−パルミトイルアルギニン、Nα−硬化
牛脂脂肪酸アシルアルギニン、Nα−ココイルヒスチジ
ン、Nα−イソステアロイルヒスチジン等が挙げられる
が、これらの例に限定されない。
合物としては、例えば次の一般式(3)
数を示し、yは1〜3の整数を示す。〕
(米国特許第3632744号明細書)、フルオロアルキルジ
(オキシエチル)アミンリン酸エステル(特開昭62-250
074号公報)、パーフルオロアルキル基を有する樹脂
(特開昭55-167209号公報)、四フッ化エチレン樹脂、
パーフルオロアルコール、パーフルオロエポキシ化合
物、スルホアミド型フルオロリン酸、パーフルオロ硫酸
塩、パーフルオロカルボン酸塩、パーフルオロアルキル
シラン(特開平2-218603号公報)等が挙げられる。
限定されるものではないが、例えば以下に示す方法が挙
げられる。
シリコーン油の一種又は二種以上を適量のヘキサン等に
溶解したものに粉体を分散させ、溶剤留去後100〜2
00℃で2〜10時間処理し、その後乾燥することによ
り行うことができる。
理は、一般式(1)又は(2)中のX1 とX2 、又はX
3 が水素である場合、例えばアルキルリン酸をイソプロ
ピルアルコール、ヘキサン等の溶剤で溶解したものに粉
体を分散させ、50℃〜70℃で1〜3時間処理し、溶
剤留去後乾燥することにより行うことができる。また一
般式(1)又は(2)中のX1 、又はX2 とX3 が水素
以外である場合(アルカリ金属又はアンモニウムである
場合)は、例えばアルキルリン酸のアルカリ金属塩又は
アミン塩を水に溶解したものに粉体を分散させ、50〜
70℃で1〜3時間処理し、その後適当な酸で中和した
後、熱時濾過し、エタノール水溶液で洗浄後、乾燥する
ことにより行うことができる。
基性アミノ酸で処理する方法としては乾式法及び湿式法
のいずれの方法も用いることができる。乾式法は簡便か
つ効果的であって、N−モノ長鎖脂肪族アシル塩基性ア
ミノ酸の微細粉末を粉体と撹拌混合するか、もしくはN
−モノ長鎖脂肪族アシル塩基性アミノ酸と粉体を混合し
た後、共粉砕することによって、粉体の表面を容易に処
理できる。湿式法は、N−モノ長鎖脂肪族アシル塩基性
アミノ酸が中性付近の水及び通常の油にほとんど溶解し
ないため、塩化カルシウムを可溶化剤として用いてN−
モノ長鎖脂肪族アシル塩基性アミノ酸を有機溶剤に溶解
した後、粉体を接触させ、更に水洗して塩化カルシウム
を除去して乾燥することにより、粉体の表面を処理でき
る。あるいは酸性もしくはアルカリ性の水又は水性溶媒
中にN−モノ長鎖脂肪族アシル塩基性アミノ酸を溶解し
て粉体を接触させた後、中性付近まで中和して粉体表面
にN−モノ長鎖脂肪族アシル塩基性アミノ酸を析出付着
させ、中和によって生じた塩を水洗により除去し、乾燥
することによっても同様の表面処理ができる(特開昭61
-7202号公報、特開昭61-10503号公報)。
0.05〜20重量%、特に2〜10重量%が、十分な
疎水性、良好な感触及び耐光性が得られ好ましい。
種又は2種以上を組合わせて用いることができ、全組成
中に0.1〜80重量%配合されるが、0.5〜50重
量%、特に1.0〜40重量%配合されるのが好まし
い。
及び酸化ケイ素(以下、「母材粒子」と言うことがあ
る)は、特に制限されないが、これらのうち、樹脂とし
ては、ナイロン6樹脂、ナイロン12樹脂、ナイロン6
とナイロン12との共重合樹脂等のナイロン樹脂;ポリ
エチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、シ
リコーン樹脂の粉末が挙げられ、なかでも、ナイロン樹
脂やシリコーン樹脂の粉末が好ましい。
球状、柱状、棒状あるいは板状等のいずれをも用いるこ
とができ、特に球状が好ましい。平均粒子径は、特に制
限されないが形状が球状の場合は0.5〜100μmが
好ましく、特に好ましくは2〜20μmの範囲であり、
柱状、棒状、板状の場合は、球状換算で1〜100μm
が好ましく、特に好ましくは5〜20μmの範囲であ
る。母材粒子の平均粒子径が上記範囲内であれば、球状
複合粉体を化粧料に配合したとき、使用者に違和感を与
えることが少なくなる。
部に分散する酸化チタン又は酸化亜鉛の粉末は、単独で
使用しても、混合して使用してもよい。平均粒子径は特
に制限されないが、母材粒子の内部での分散性をよくす
るため0.005〜2μmが好ましく、特に0.01〜
0.5μmが好ましい。酸化チタンや酸化亜鉛の粉末の
形状は、特に制限されず球状、柱状、棒状、板状又は不
定形等いずれでもよい。また、配合量は、母材粒子に対
して5〜60重量%が好ましく、特に8〜50重量%が
好ましく、この範囲内であると、十分な紫外線吸収効果
が得られ、しかも母材粒子内部での分散性も良好であ
る。
分散させる方法は特に制限されないが、例えば、母材粒
子がナイロン樹脂の場合には、パラフィン等に環状ラク
タムを加熱、溶解し、これに所望量の酸化チタンや酸化
亜鉛の粉末を添加し、かき混ぜながら、重合促進剤、例
えば三塩化リンを添加してアルカリ重合を行わせ、粒子
とし、更に、粒子をろ別し、有機溶材、例えばベンゼン
やイソプロピルアルコールで洗浄し、乾燥する方法;母
材粒子がシリコーン樹脂の場合には、アンモニアやアミ
ン等の水溶液に酸化チタンや酸化亜鉛の粉末を添加、混
合し、更に、加水分解性シラン、例えばクロロシラン、
ハイドロジェンシラン、アルコキシシラン、アセトキシ
シランを加えて加水分解、縮合反応を行わせ、粒子と
し、更に、粒子をろ別し、水洗し、乾燥する方法;母材
粒子が酸化ケイ素の場合には、まず、ケイ酸ナトリウム
に酸化チタンや酸化亜鉛の粉末を添加して懸濁液を調製
し、更に界面活性剤とベンゼン等の油性分散剤との混合
液を調製し、この混合液に上述した懸濁液を加え、乳化
させて油中水分散型エマルジョンを得た後、それを硫酸
アンモニウムや塩化アンモン等の塩を添加してケイ酸ナ
トリウムと反応させ、粒子とし、当該粒子をろ別、水洗
し、メタノール等の有機溶剤で洗浄し、乾燥する方法が
挙げられる。
に担持される酸化ジルコニウム又は酸化アルミニウムの
粉末の平均粒子径は特に制限されないが、例えば0.0
05〜2μmが好ましく、特に0.01〜0.5μmが
母材粒子への担持性及び球状複合粉体のすべり性が向上
するため好ましい。酸化ジルコニウム又は酸化アルミニ
ウムの粉末の形状は特に制限されないが、球状が好まし
く、母材粒子の表面に半没状態で担持され、その表面を
一重に覆っていることが好ましい。配合量は、酸化チタ
ンや酸化亜鉛を含む母材粒子に対し、好ましくは10〜
60重量%、特に好ましくは20〜40重量%とするの
が母材粒子表面を均一に被覆し、従ってすべり性が良く
なることから好ましい。また、酸化ジルコニウム又は酸
化アルミニウムの粉末は、単独でも、混合して使用して
もよい。
酸化亜鉛の粉末を分散した母材粒子の表面に酸化ジルコ
ニウム又は酸化アルミニウムの粉末を担持させる方法は
特に制限されないが、例えば、母材粒子がナイロン樹脂
やシリコーン樹脂の場合には、それらの樹脂の荷電性を
利用して表面に酸化ジルコニウム又は酸化アルミニウム
の粉末を付着させ、更に自動乳鉢やハイブリダイザー等
を用いて物理的な力を加え、このとき、摩擦熱が発生し
て母材粒子の表層部においてナイロン樹脂やシリコーン
樹脂が軟化し、同時に物理力で表面に酸化ジルコニウム
又は酸化アルミニウムの粉末がめり込み、担持する方
法;母材粒子が酸化ケイ素の場合には、酸化ジルコニウ
ム又は酸化アルミニウムの粉末の懸濁液や、酸化ジルコ
ニウム又は酸化アルミニウムのゾルに、内部に酸化チタ
ンや酸化亜鉛を分散させた母材粒子を添加、混合後、7
0〜100℃で加熱し、上記粒子の表面に酸化ジルコニ
ウム又は酸化アルミニウムを付着させ、これをろ別し、
水洗した後、400〜500℃で焼成する方法が挙げら
れる。
体は、更に疎水化処理することができる。内部に酸化チ
タン又は酸化亜鉛が分散され、表面に酸化ジルコニウム
を担持した球状複合粉体の場合は、疎水化処理の前工程
として、表面を酸化アルミニウムで表面処理することが
後の疎水化処理に種々の方法が適用でき好ましい。
状複合粉体の表面を酸化アルミニウムで表面処理する方
法としては、母材粒子と硫酸アルミニウム、アルミン酸
ソーダ、塩化アルミニウム等の1種以上の水溶液とを混
合し、これに1種以上の酸性又は塩基性沈殿剤溶液を添
加し、金属塩の加水分解反応により水酸化アルミニウム
を担持母材粒子表面に析出させ、中和によって生じた塩
を水洗により除去し、乾燥することによって表面処理す
る方法;水酸化アルミニウムを担持母材粒子表面に析出
させたものを500〜1000℃で焼成することによ
り、表面を酸化アルミニウムとする方法;担持母材粒子
表面に酸化アルミニウムの粉末をハイブリダイザー等で
攪拌混合することにより酸化アルミニウム処理する方法
等が挙げられる。
は水酸化アルミニウムの処理量は、当該球状複合粉体に
対して好ましくは0.05〜20重量%、より好ましく
は0.5〜15重量%である。
面を通常用いられる疎水化処理剤を用いて疎水化処理す
ることが好ましい。疎水化処理剤及び疎水化方法として
は、(A)成分と同様のものが挙げられ、中でもシリコ
ーン油又はパーフルオロアルキル基を有するリン酸エス
テルで処理するのが好ましい。
量は、0.01〜30重量%であり、特に0.5〜15
重量%が好ましい。この範囲内であると十分な耐水性及
び耐油性が得られ、また使用感触も良好である。
チタン又は酸化亜鉛の粉末が分散され、表面に酸化ジル
コニウム又は酸化アルミニウムを担持した樹脂又は酸化
ケイ素であり、更に必要に応じて、疎水化処理されたも
のであって、これらは、単独でも、2種以上を混合して
使用してもよい。
5〜50重量%配合されるが、0.07〜40重量%、
特に0.1〜20重量%配合されるのが好ましい。
(B)成分の配合割合は特に制限されないが、重量比で
1:99〜99:1が好ましく、特に1:50〜50:
1であるのが好ましい。
る(A)成分及び(B)成分のほかに、本発明の効果を
損なわない範囲で必要に応じて、通常の化粧料に配合さ
れる成分、例えば各種オイル、界面活性剤、水溶性高分
子、他の粉体、保湿剤、防腐剤、薬剤、紫外線吸収剤、
色素、無機塩又は有機酸塩、香料、キレート剤、pH調整
剤、水等を配合することができる。
ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン、ミツロ
ウ、カルナウバロウ、オリーブ油、ラノリン、高級アル
コール、脂肪酸、高級脂肪酸、エステル油、セレシン、
マイクロクリスタリンワックス、キャンデリラロウ、ジ
グリセライド、トリグリセライド、シリコーン油、パー
フルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフ
ルオロオクタン、ホホバ油、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等の化粧品
に汎用される油分が用いられる。
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン性界面活
性剤;ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタ
ノールアミン等の脂肪酸石鹸で代表されるアニオン性界
面活性剤;及びカチオン性界面活性剤、両性界面活性剤
等の化粧品に汎用される界面活性剤が用いられる。
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、トラガントガム、カラギーナン、ローカストビ
ーンガム、デキストリン、デキストリン脂肪酸エステ
ル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、ゼラ
チン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等の化粧品
に汎用される水溶性高分子が用いられる。
カ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、珪酸マグ
ネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸バ
リウム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、
ヒドロキシアパタイト、含水珪酸、無水珪酸、酸化マグ
ネシウム、ベントナイト、ゼオライト、セラミクスパウ
ダー、水酸化アルミニウム等の無機粉体;ナイロンパウ
ダー、ポリエチレンパウダー、ポリメチルベンゾグアナ
ミンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、四
フッ化エチレンパウダー、微結晶性セルロース、コメデ
ンプン、ラウロイルリジン等の有機粉体;ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシ
ウム、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸カルシ
ウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等の界面活性剤金属
塩粉体;酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸
化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄、水酸化鉄、黄土、黒酸
化鉄、カーボンブラック、マンゴバイオレット、コバル
トバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、コバルト
チタン、群青、紺青等の無機着色粉体;酸化チタンコー
ティング雲母、酸化チタンコーティングオキシ塩化ビス
マス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーティングタ
ルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコーティング雲母等のパ
ール顔料;アルミニウムパウダー、ステンレスパウダ
ー、カッパーパウダー等の金属粉末等の化粧品に汎用さ
れる粉体:特開平9-67232号公報記載の板状粉体及びこ
れらをシリコーン又はフッ素化合物で処理した粉体が用
いられる。
シリトール、グリセリン、マルチトール、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチ
レングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳
酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等の化粧
品に汎用される保湿剤が用いられる。
酸アルキルエステル、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸
カリウム等の化粧品に汎用される防腐剤が用いられる。
消炎剤、殺菌剤等の化粧品に汎用される薬剤が用いられ
る。
安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル系紫外線吸収
剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収
剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤等の化粧品に汎用さ
れる紫外線吸収剤が用いられる。
4号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤
色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226
号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色2
02号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、
青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑
色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、
橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色20
6号、橙色207号等のタール色素;カルミン酸、ラッ
カイン酸、ブラジリン、クロシン等の天然色素等の化粧
品に汎用される色素が用いられる。
酸、硝酸等の無機酸;クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ
酸等のオキシカルボン酸;ギ酸、酢酸、ソルビン酸等の
カルボン酸;又はサリチル酸、安息香酸等の芳香族カル
ボン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアル
ミニウム塩が挙げられる。好ましい無機塩又は有機酸塩
の具体例としては、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫
酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、硝酸カリウム、硝
酸ナトリウム、硝酸マグネシウム、硝酸アルミニウム、
硝酸カルシウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩
化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化アルミニウム、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸アルミニウム、酢酸
カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム、酢酸マグ
ネシウム、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリウム、ギ酸マグネ
シウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、ソル
ビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、サリチル酸ナ
トリウム、安息香酸カリウム、安息香酸ナトリウム等が
挙げられ、特に硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化
カリウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、クエ
ン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、ソルビン酸カリウ
ム、サリチル酸ナトリウム及び安息香酸ナトリウムが好
ましい。これらの無機塩又は有機酸塩は、塩の状態で化
粧料組成中に配合してもよいが、化粧料製造時に対応す
る酸物質及び塩基物質を、塩を形成するのに必要な化学
量論的量加えることにより生成せしめてもよい。
る。
ことができ、例えば油中水型ファンデーション、二層分
散型ファンデーション、水中油型ファンデーション、ス
ティック状ファンデーション、粉白粉、固形白粉、フェ
イスパウダー、パウダーファンデーション、頬紅、アイ
シャドウ、アイブロウ等のメークアップ化粧料などとす
ることができる。
配合量は前述の通りであるが、通常、配合する全粉体の
0.1重量%以上、特に2〜80重量%であるのが好ま
しい。更に、化粧水の場合は全組成中に0.1〜10重
量%、特に0.5〜5重量%配合するのが好ましく、乳
液及びクリームの場合は0.1〜10重量%、特に0.
5〜7重量%、粉白粉、固形白粉及びフェイスパウダー
の場合は0.1〜80重量%、特に1〜50重量%、パ
ウダーファンデーションの場合は0.1〜80重量%、
特に1〜25重量%、頬紅及びアイシャドウの場合は
0.1〜40重量%、特に0.5〜25重量%、アイブ
ロウの場合は0.1〜30重量%、特に0.5〜20重
量%配合するのが好ましい。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、以下の実施例において、平均粒径はSK Laser Mic
ron Sizer(セイシン企業製)で湿式にて測定した値で
ある。
均一塗布し、これを変角分光測定システム(村上色材技
術研究所製,GCMS−3)を用い、入射光角45°、
受光角−45°及び−20°で測色した。この測定値か
ら、2つの干渉色(L45,45 *, a45,45 *, b45,45 *)及
び(L45,20 *, a45,20 *, b45,20 *)の色差(ΔE)を
前記式より求めた。この結果を表1に示す。
法に従って製造し、これらのファンデーションを使用し
た際の仕上りを下記評価方法に従って評価した。この結
果を表2に併せて示す。
砕機を通して粉砕する。これを高速ブレンダーに移し、
更に成分(14)〜(18)を80℃に混合溶解したも
のを加えて均一混合する。この混合物に成分(19)を
加え、混合した後再び粉砕しふるいを通す。これを金皿
に圧縮成型する。
顔にファンデーションを塗布したときの仕上り(透明感
のある仕上り、鏡で見る角度による肌色の違い、血色の
良さ、ギラツキ感のなさ、カバー力、毛穴の見えにく
さ、仕上りのきめ細かさ)について官能評価し、以下の
基準で判定した。判定基準: ◎:7名以上が良好と回答 ○:4〜6名が良好と回答 △:2〜3名が良好と回答 ×:1名以下が良好と回答
これらの粉白粉を使用した際の仕上り実施例1と同様に
評価した。この結果を表2に併せて示す。
砕し、ふるいを通して製品とする。
載の方法に準じて製造したもの。 *2:特開昭9-67232号公報の製造例2に記載の方法に準
じて製造したもの。 *3:マール社製,Flamenco SATIN Orange *4:メルク社製,Timiron Super Red *5:マール社製, Flamenco SATIN Violet *6:メルク社製,Timiron Super Violet
びFlamenco SATIN Greenをそれぞれジメチルポリシロキ
サンで処理したものの等量混合物*2:特開平9-67232号
公報の製造例1に記載の方法に準じて製造したもの
砕機を通して粉砕する。これを高速ブレンダーに移し、
更に成分(9)〜(11)を80℃で混合溶解したもの
を加えて均一に混合する。この混合物に成分(12)を
加え混合した後再び粉砕しふるいを通す。これを金皿に
圧縮成型する。
amenco SATIN OrangeをそれぞれN−ラウロイルリジン
で処理したものの等量混合物*2:特開平9-67232号公報
の製造例1に記載の方法に準じて製造したもの
色する。次に、混合機の中で成分(9)〜(11)を噴
霧して加え、均一に混合し、ふるいを通した後プレス機
を使って金皿の中に圧縮し固める。
amenco SATIN Orangeをそれぞれジメチルシロキサンに
て4%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したもの及びこれをメチルハイドロジェンポリ
シロキサンにて5%処理したものの等量混合物 *3:メチルハイドロジェンポリシロキサンにて7%処理
したもの
一に粉体(1)〜(6)を分散させた後、予め溶解して
おいた(12)〜(14)を徐々に添加して乳化させ、
これを室温まで冷却する。
びFlamenco SATIN Greenをそれぞれジメチルシロキサン
にて6%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したもの及びこれをジメチルハイドロジェンポ
リシロキサンにて6%処理したものの等量混合物 *3〜6:メチルハイドロジェンポリシロキサンにて6%
処理したもの
均一に粉体(8)〜(15)を分散させた後、予め溶解
しておいた(16)〜(18)を徐々に添加して乳化さ
せ、これを室温まで冷却する。
びFlamenco SATIN Greenをそれぞれフッ素化合物で処理
舌ものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したもの及びこれをフッ素化合物で処理したも
のの等量混合物 *3〜6:フッ素化合物にて7%被覆したもの
均一に粉体(8)〜(14)を分散させた後、予め溶解
しておいた(15)〜(18)を徐々に添加して乳化さ
せ、これを室温まで冷却する。
amenco SATIN Orange をそれぞれメチルハイドロジェン
ポリシロキサンにて8%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したもの及びこれをメチルハイドロジェンポリ
シロキサンにて6%処理したものの等量混合物 *3〜5:メチルハイドロジェンポリシロキサンにて7%
処理したもの
均一に粉体(9)〜(13)を分散させた後、予め溶解
しておいた(14)〜(15)を徐々に添加して乳化さ
せ、これを室温まで冷却する。
amenco SATIN Orange をそれぞれジメチルシロキサンに
て8%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したものをジメチルシロキサンにて18%処理
したもの *3〜6:フッ素化合物にて7%処理したもの
均一に粉体(8)〜(13)を分散させた後、予め溶解
しておいた(14)〜(18)を徐々に添加して乳化さ
せ、これを室温まで冷却する。
Flamenco SATIN Violet をそれぞれメチルハイドロポリ
シロキサンにて6%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したものをジメチルシロキサンにて15%処理
したもの *3,4:メチルハイドロジェンポリシロキサンにて7%処
理したもの
均一に粉体(9)〜(14)を分散させた後、予め溶解
しておいた成分(15)〜(16)を徐々に添加して乳
化させ、これを室温まで冷却する。
Flamenco SATIN Violet をそれぞれフッ素化合物にて5
%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したものをフッ素化合物にて4%処理したもの *3〜7:フッ素化合物にて7%処理したもの
混合機の中でさらに成分(9)〜(11)を噴霧して加
え、均一に混合し、ふるいを通した後、プレス機を使っ
て、これを金皿に圧縮成型する。
Flamenco SATIN Violet をそれぞれジメチルシロキサン
にて6%処理したものの等量混合物 *2:特開平9-67232号公報の製造例1に記載の方法に準
じて製造したものをジメチルシロキサンにて10%処理
したもの *3〜7:メチルハイドロジェンポリシロキサンにて7%
処理したもの
合しておいた成分(10)〜(15)を徐々に攪拌しな
がら添加する。
れも透明感が高く自然な仕上がりで、観測方向による色
の変化がなく、肌の色相を変化させることができ、しか
も毛穴が見えにくく均一な仕上がりで極めて良好なもの
であった。
変化がなく、自然な仕上がりで、透明感を持たせつつ、
肌の色相を変化させることができ、かつ毛穴を目立たな
くし、きめ細かな美しい仕上がりの得られるものであっ
た。
Claims (9)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B) (A):粉体を黒色の合成皮革上に8mg/100cm2均
一塗布し、これを入射光角45°、受光角−45°及び
−20°で測色したとき、CIE1976L*a *b*表色
系により規定される2つの干渉色(L45,45 *,
a45,45 *, b45,45 *)及び(L45,20 *, a45,20 *, b
45,20 *)について、下記式: ΔE=〔(L45,45 *−L45,20 *)2+(a45,45 *−a45,20 *)2+(b45,45 *− b45,20 *)2〕0.5 により求めた色差(ΔE)が7〜40である粉体 0.1〜80重量% (B):内部に酸化チタン又は酸化亜鉛の粉末が分散され、表面に酸化ジルコ ニウム又は酸化アルミニウムを担持した樹脂及び酸化ケイ素から選ばれる1種又 は2種以上の球状複合粉体 0.05〜50重量% を含有することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】 (A)成分の粉体の平均粒径が12μm
以下である請求項1記載の化粧料。 - 【請求項3】 (A)成分の粉体が、金属酸化物粒子で
被覆されたものである請求項1又は2記載の化粧料。 - 【請求項4】 (A)成分の粉体が、雲母の表面を金属
酸化物粒子で被覆したものである請求項1又は2記載の
化粧料。 - 【請求項5】 金属酸化物が、酸化チタン、酸化鉄又は
これらの混合物である請求項3又は4記載の化粧料。 - 【請求項6】 (A)成分の粉体が、表面が疎水化処理
されたものである請求項1〜5のいずれかに記載の化粧
料。 - 【請求項7】 (B)成分の球状複合粉体が、表面が疎
水化処理されたものである請求項1〜6のいずれかに記
載の化粧料。 - 【請求項8】 (B)成分の樹脂が、ナイロン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂及
びシリコーン樹脂から選ばれる1種又は2種以上である
請求項1〜7のいずれかに記載の化粧料。 - 【請求項9】 (A)成分と(B)成分の配合割合が、
重量比で1:99〜99:1である請求項1〜8のいず
れかに記載の化粧料。
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