JP2007119410A - 非乳化型水系二層メーキャップ化粧料 - Google Patents

非乳化型水系二層メーキャップ化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】静置時には粉体層が速やかに沈降し、振とう時には粉体層が速やか且つ均一に分散し、また粉体の凝集・ケーキングもなく、また使用性においても、水系二層型の特徴であるみずみずしさや発色性を損なわずに非常に密着性の高い化粧膜を形成することで、化粧持ちに優れ、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感を有する非乳化型水系二層メーキャップ化粧料を提供すること。
【解決手段】(A)親水性煙霧状無水ケイ酸、(B)セルロース系水溶性高分子、(C)被膜形成剤、(D)水溶性塩、(E)疎水化処理板状粉体を配合することを特徴とする非乳化型水系二層メーキャップ化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に関し、更に詳しくは、静置時には粉体層が速やかに沈降し、振とう時には粉体層が速やか且つ均一に分散し、また粉体の凝集・ケーキング(粉体層が固くなり分散しづらくなること)もなく、また使用性においても、水系二層型の特徴であるみずみずしさや発色性を損なわずに非常に密着性の高い化粧膜を形成することで、化粧持ちに優れ、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感を有する非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に関するものである。
一般的に非乳化型水系二層メーキャップ化粧料とは、分散媒となる水層とメーキャップ効果を付与する顔料を含有し、静置時には透明な分散媒層と顔料層との二層に分離し、使用時には振とうして顔料を分散させて使われるのが特徴であるが、これらの製剤化においては、静置時に顔料等のケーキングが起こる、振とう時に顔料が均一に分散しない、使用時になめらかでみずみずしい使用感が得られない、といった問題があった。
このため、再分散性や感触を向上させるものとして、寒天やジェランガムを配合する技術が検討されてきた(例えば特許文献1、2参照)。また、感触を改良するため、粉体をシリコーン等で疎水化して用いる技術があるが、水性化粧料では再分散性が悪化することが知られていた。そこで、特定のポリエーテル変性シリコーンや水膨潤性粉体を用いることにより、感触と再分散性を向上させる検討が行われてきた(例えば特許文献3、4参照)。
特開平11−116432号公報 特開2002−249417号公報 特開平6−116120号公報 特開平8−259434号公報
しかしながら、これらの方法においては、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感が十分得られない場合があり、静置時に二層に分離するまでに多くの時間を要し、また振とう時の粉体の再分散性が十分ではない場合があった。またメーキャップ効果においても、化粧もちが悪化したり、また発色が低下する場合があった。
従って、静置時には粉体がケーキングを起こすことなく速やかに二層に分離し、振とう時には粉体が速やか且つ均一に分散し、また、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感を有する非乳化型水系二層メーキャップ化粧料の開発が望まれていた。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、親水性煙霧状無水ケイ酸、セルロース系水溶性高分子、被膜形成剤、水溶性塩、疎水化処理板状粉体を配合することにより、静置時には粉体がケーキングを起こすことなく速やかに二層に分離し、振とう時には粉体が速やか且つ均一に分散し、またきしみやべたつきがない、なめらかでみずみずしい使用感を有する非乳化型水系二層メーキャップ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(A)〜(E);
(A) 親水性煙霧状無水ケイ酸
(B) セルロース系水溶性高分子
(C) 被膜形成剤
(D) 水溶性塩
(E) 疎水化処理板状粉体
を配合することを特徴とする非乳化型水系二層メーキャップ化粧料である。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料は、静置時には粉体がケーキングを起こすことなく速やかに二層に分離し、振とう時には粉体が速やか且つ均一に分散し、発色の良い密着性の高い化粧膜を形成し、また、きしみやべたつきがなく、なめらかでみずみずしい使用感を有するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に用いられる成分(A)である親水性煙霧状無水ケイ酸は、成分(E)の疎水化処理板状粉体のケーキングを防止することができる。成分(A)は化粧料に一般に用いられる親水性煙霧状無水ケイ酸であれば形状や粒径は、特に限定されないが、粒径は5nm〜5μmが好ましい。市販品としては、例えばAEROSIL 380S(日本アエロジル社製、平均粒子径:5〜7nm)、AEROSIL 200(日本アエロジル社製、平均粒子径:10〜15nm)、AEROSIL 300(日本アエロジル社製、平均粒子径:5〜10nm)、ニップシール E−220(日本シリカ工業社製、平均粒子径1〜2.5μm)等の市販品が挙げられ、これらを必要に応じて一種又は二種以上用いることができる。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料における成分(A)の配合量は、特に限定されないが0.01〜10質量%(以下、単に「%」で示す)が好ましく、0.1〜5%がより好ましい。配合量がこの範囲であれば、ケーキング防止効果に優れたものが得られる。また、成分(E)との配合比は、特に限定されないが、成分(A):成分(E)=1:200〜10:1が好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に用いられる成分(B)のセルロース系水溶性高分子は、成分(E)の疎水化処理板状粉体の沈降剤として働き、成分(E)の速やかな沈降に寄与することができる。成分(B)は化粧料に一般に用いられるものであればいずれのものも使用することができる。具体的には、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース等が挙げられ、これらを必要に応じて一種又は二種以上用いることができる。成分(B)の市販品としては、例えばヒドロキシエチルセルロースとしては、CELLOSIZE HEC QP−4400H(ユニオンカーバイト社製)、ヒドロキシプロピルセルロースとしては、HPC−M(日本曹達社製)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースとしては、メトローズ60SH−10000(信越化学工業社製)等が挙げられる。これらの中でも、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースが、粉体の沈降剤としての効果に加え、なめらかな使用感を十分に与えることができ好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料における成分(B)の配合量は特に限定されないが、0.001〜10%が好ましく、0.01〜1%がより好ましい。配合量がこの範囲であれば、なめらかな使用感を損なうことなく、粉体の沈降剤として優れた効果が得られる。また、成分(E)との配合比は、特に限定されないが、成分(B):成分(E)=1:2000〜1:1が好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に用いられる成分(C)の被膜形成剤は、密着性の高い化粧膜を持続させることができ、化粧料に一般に用いられる被膜形成剤であれば特に制限はない。具体的には、アクリル酸重合体、酢酸ビニル重合体、ビニルアルコール重合体、ビニルピロリドン重合体、(メタ)アクリル酸アルキル重合体、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体、酢酸ビニル含有共重合体、ビニルピロリドン・スチレン共重合体等の(共)重合体類が挙げられる。これらの被膜形成剤は、本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に水性成分と混合して配合することができ、水性溶媒に分散させたエマルションの状態で配合することもでき、これらを一種又は二種以上用いることができる。エマルションにしたものとしては、(メタ)アクリル酸アルキル重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、酢酸ビニル含有共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、シリコーン含有重合体エマルション、シリコーン含有共重合体エマルション等が挙げられるが、中でも、(メタ)アクリル酸アルキル重合体、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸・(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体、スチレン・ビニルピロリドン共重合体を水性媒体に分散させたポリマーエマルションが、密着性の高い化粧膜を持続させる効果に優れていて好ましい。市販品としては、アクリル酸重合体である、ロハギットSNV(Rohm GmbH社製)、ビニルアルコール重合体である、クラレポバール 224C(クラレ社製)、ビニルピロリドン重合体である、LUVISKOL K90(BASF社製)等が挙げられる。また、エマルション形態の市販品としては、アクリル酸アルキル共重合体エマルションである、PLEXTOL B500(ポリマーラテックス社製)、YODOSOL GH800、GH810、GH41(以上、日本NSC社製)、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルションである、ANTARA 430(ISP社製)、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルションである、リカボンドET−F527(中央理化工業社製)、酢酸ビニル重合体エマルションである、ビニブラン GV−5651(日信化学工業社製)等が挙げられる。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料における成分(C)配合量は特に限定されないが、0.001〜10%が好ましく、0.01〜1%がより好ましい。配合量がこの範囲であれば密着性の高い化粧膜を持続させる効果に優れるものが得られる。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に用いられる成分(D)の水溶性塩は、成分(E)の疎水化処理板状粉体の軟凝集剤として働き、成分(E)の速やかな沈降に寄与することができる。成分(D)は化粧料に一般に用いられる水溶性塩であれば特に制限はなく、いずれのものも使用することができる。具体的には、例えば塩化アルミニウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化アンモニウム、エデト酸二ナトリウム、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、リン酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム四水塩、DL−リンゴ酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、エデト酸四ナトリウム二水塩、エデト酸三ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等が挙げられ、これらを必要に応じて一種又は二種以上用いることができ、この中でも、皮膚に対する刺激が低く、また化粧料に対する汎用性も高い点において、塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどが好ましい。成分(D)の市販品としては、例えば、エデト酸二ナトリウムである、EDTA(クレワットN)(ナガセケムテック社製)、クエン酸ナトリウムである、クエン酸ナトリウム(小松屋化学社製)、硫酸ナトリウムである、無水硫酸ソーダ(日本化学工業社製)、リン酸三ナトリウムである、リン酸三ナトリウム(特級)(和光純薬工業社製)、DL−リンゴ酸ナトリウムである、DL−リンゴ酸ナトリウム(扶桑化学工業社製)、塩化ナトリウムである、塩化ナトリウム(鳴門塩業社製)等が挙げられる。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料における成分(D)の配合量は、特に限定されないが、0.001〜5%が好ましく、0.01〜1%がより好ましい。配合量がこの範囲であれば、振とう時には成分(E)の分散性に優れ、静置時には速やかに沈降するため好ましい。また、成分(E)との配合比は、特に限定されないが、成分(D):成分(E)=1:2000〜0.5:1が好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料に用いられる成分(E)の疎水化処理板状粉体は、メーキャップ効果を演出するために配合されており、化粧料に一般に用いられるものであれば特に限定されないが、粒径が1〜100μm、アスペクト比が10〜100のものが好ましく、板状粉体を通常公知の技術により疎水化処理を施したものである。
成分(E)の板状粉体としては、例えば、マイカ、合成マイカ、セリサイト、合成金雲母、雲母チタン、硫酸バリウム、無水ケイ酸、魚鱗箔、アルミ、アルミナ、オキシ塩化ビスマス、窒化ホウ素、ガラス末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、N−アシルリジン等、若しくはこれらを母体とした複合粉体、例えば、酸化鉄処理雲母チタン、黒酸化鉄雲母チタン、酸化鉄・黒酸化鉄処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、カルミン・コンジョウ処理雲母チタン、酸化鉄・カルミン処理雲母チタン、コンジョウ処理雲母チタン、酸化鉄・コンジョウ処理雲母チタン、酸化クロム処理雲母チタン、黒酸化チタン処理雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、シリカ被覆雲母チタン等のパール剤、干渉光を持つパール剤や母粉体が雲母やシリカ、アルミ等であるシリカ・酸化チタン被覆シリカ、シリカ・酸化チタン被覆アルミ、酸化鉄被覆雲母等が挙げられ、一種又は二種以上を用いることができる。
これらの板状粉体の市販例としては、雲母チタンである、チミロンスーパーレッド(メルク社製)、セリサイトである、サンシンセリサイト FSE(三信鉱工業社製)、ベンガラ被覆雲母チタンである、クロイゾネコッパー(エンゲルハード社製)、酸化チタン被覆ガラス末である、メタシャイン1080RC−Y(日本板硝子社製)、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末である、イリデッセントグリッター IF−4101#0.1メッキン(ダイヤケムコ社製)、雲母チタンである、チミロンスーパーゴールド(メルク社製)などが挙げられる。
前記板状粉体の疎水化処理を行うために用いる処理剤としては、粉体に疎水性を与えるものであれば特に制限されない。この疎水化処理により得られる疎水性とは、例えば、処理された粉体が、水に浮く状態を意味する。
このような疎水化処理に用いられる処理剤としては、例えば、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、N−ラウロイル−L−リジン等や、これらと金属石鹸、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等とを組み合わせた複合処理等が挙げられる。なかでも特にフッ素系化合物である、パーフルオロアルキル基含有エステルやシリコーン系化合物であるオルガノポリシロキサンが好適に用いられる。
このうち、パーフルオロアルキル基含有リン酸エステルとしては、例えば下記一般式
(RfC2mO)PO(OM)3−y
(但し、式中Rfは炭素数3〜21のパーフルオロアルキル基又はパーフルオロオキシアルキル基を示し、直鎖状あるいは分岐状であって、単一鎖長のものであっても、混合鎖長のものであってもよい。mは1〜12の整数を示し、yは1〜3の数を示す。Mは同一又は異なっても良く、水素、アルカリ金属、アンモニウム又は置換アンモニウム等を示す)で表される化合物が挙げられ、その具体例としては、ジトリデカフルオロオクチルリン酸、ヘプタデカフルオロデシルリン酸、ジヘプタデカフルオロデシルリン酸等やこれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、ジエタノールアミン塩(例えば、アサヒガードAG−530(旭硝子株式会社製))等が挙げられる。
一方、オルガノポリシロキサンとしては、混合や加熱吹き付け処理等により粉体に吸着するものであれば特に制限されないが、特に分子内に水素、アミノ水素基、ハロゲン原子、水酸基またはアルコキシ基を有する反応性アルキルポリシロキサンや低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキサン基又はナフチル基を有する直鎖状のオルガノポリシロキサンが好適に用いられる。
上記板状粉体に対する疎水化処理は、常法に従って、混合や加熱、焼き付け、気相重合法等により行うことができ、処理剤の一種又は二種以上を用いて処理すれば良く、また、光輝性粉体に対する疎水化処理剤の処理量としては、特に制限はないが、一般には0.05〜15%程度が好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料における成分(E)の配合量は、0.1〜30%が好ましく、1〜20%がより好ましい。配合量がこの範囲であれば、メーキャップ効果や使用感に優れたものを得ることができ好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料には、上記成分(A)〜(E)に加えて、成分(F)として低級アルコール及び/又は多価アルコールを配合することにより、粉体の分散性をより高めることができる。
成分(F)の低級アルコールとしては、特に限定されないが、エチルアルコール、ブチルアルコール等が挙げられる。
成分(F)の多価アルコールとしては、水に可溶なものであれば、飽和又は不飽和の直鎖状或いは分岐鎖を有する多価アルコールのいずれのものも用いることができ、具体的には1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,2−ペンチレングリコール、1,6−ヘキサメチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等が例示され、これらを1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、アルコールが使用感の点で好ましい。
成分(F)の配合量は特に限定されないがは0.1〜20%が好ましく、更に好ましくは、1〜10%である。配合量がこの範囲であれば、粉体の分散性がより向上し、使用感に優れたものを得ることができ好ましい。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料は、基剤として水を配合するが、成分(C)がポリマーエマルションの場合は、その溶媒である水を基剤として使用することができる。また、上記必須成分の他に、通常化粧料に使用する成分、例えば、界面活性剤、成分(A)、(E)以外の粉体、成分(F)以外の水性成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、染料、清涼剤、色素、香料等を本発明の効果を妨げない範囲で適宜配合することができる。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。
粉体成分は化粧効果の付与や経時安定性を確保する目的で配合される。成分(A)、(E)以外の粉体成分としては、化粧料に一般に使用される粉体であれば、球状、針状等の形状、煙霧状、微粒子状、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、タルク、カオリン、炭化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト等の白色体質粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン―アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体及びこれらの粉体を複合化した複合粉体、更にアルミニウム粉、金紛、銀紛、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等の金属粉体、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等の天然色素、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられ、これら粉体はその一種又は二種以上を用いることができ、更に複合化したものや、一般油剤やシリコーン油、又はフッ素化合物等で表面処理を行った粉体を用いても良い。
成分(F)以外の水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。また保湿剤として、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、パラアミノ安息香酸系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4´−メトキシベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料の製造方法は特に限定されるものではないが、例えば成分(A)の親水性煙霧状無水ケイ酸、成分(B)のセルロース系水溶性高分子、成分(D)の水溶性塩、成分(F)の低級アルコール及び/又は多価アルコール及び水を混合した後、成分(C)を添加し、成分(E)の疎水化処理板状粉体を分散することにより得ることができる。
本発明の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料は、静置時には水層と粉体層が分離し振とう時には水層に粉体が分散するもので、アイシャドウ、ファンデーション、下地、ほほ紅、口紅、アイライナー、ボディペイント等に応用することができる。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
実施例1〜9及び比較例1〜9:アイシャドウ
下記表1に示す処方のアイシャドウを調製し、なめらかな使用感、化粧膜の密着性及びその持続性、振とう時の再分散性、及び粉体の速やかな沈降性について下記の方法により評価した。その結果も併せて表1に示す。
*1:AEROSIL 200(日本アエロジル社製)
*2:ナトロゾール 250HHR(ヒドロキシエチルセルロース)(ハークレス社製)
*3:ケルコゲル LT100(大日本住友製薬社製)
*4:SH3746 FLUID(東レ・ダウコーニング社製)
*5:プライマル ASE−60(固形分28%)(ポリマーラテックス社製)
*6:チミロンスーパーレッド(雲母チタン)(メルク社製)のジメチコン2%処理
*7:チミロンスーパーレッド(雲母チタン)(メルク社製)
(製造方法)
A:成分11〜13及び成分17に成分1〜8を順次添加し高速で攪拌し、混合させる。
B:Aに成分9、10及び成分14〜16を加えて均一に分散させる。
C:Bを容器に充填し、アイシャドウを得る。
(評価方法)
下記評価項目について各々下記方法により評価を行った。
(評価項目)
イ.なめらかな使用感(きしみ、べたつきのなさ)
ロ.化粧膜の密着性及びその持続性
ハ.振とう時の再分散性
ニ.粉体の速やかな沈降性
イについては、各試料について専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し評点を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
ロの化粧膜の密着性及びその持続性については、塗布直後の状態と塗布後パネルに通常の生活をしてもらい、6時間後の化粧膜の状態を評価した。
ハの振とう時の再分散性については、各試料を室温にて一週間静置した後、20回振とうし、粉体の容器内での分散状態を下記4段階判定基準にて判定した。
二の粉体の速やかな沈降性については、各試料2つずつを室温にて一週間静置した後、それぞれ1つの試料を20回ずつ振とうし、5分間室温にて静置した後の状態を、振とうしていないもう一つの試料の状態と比較し、外観が近いほど良好であるとし、下記4段階判定基準にてそれぞれ判定を行った。
<なめらかな使用感(きしみ、べたつきのなさ)、化粧膜の密着性及びその持続性>
絶対評価基準
(評点):(評価)
6点:非常に良好
5点:良好
4点:やや良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎:5点を超える
○:3点を超える5点未満
△:1点を超える3点未満
×:1点以下
<振とう時の再分散性、粉体の速やかな沈降>
4段階判定基準
(判定):(評価)
◎: 非常に良好
○: 良好
△: やや不良
×: 不良
表1の結果から明らかな如く、本発明の実施例1〜9のアイシャドウは、比較例1〜9のアイシャドウに比べ、なめらかな使用感(きしみ、べたつきのなさ)、化粧膜の密着性及びその持続性、振とう時の再分散性、粉体の速やかな沈降性の全てにおいて優れたものであった。これに対して、成分(A)を配合しない比較例5においては、振とう時の再分散性の点で満足のいくものが得られなかった。また成分(B)を配合しない比較例6、及び成分(B)の代わりに、寒天、ジェランガム、ポリエーテル変性シリコーン、水膨潤性粉体をそれぞれ用いた比較例1〜4においては、特に粉体の速やかな沈降性の点で満足のいくものが得られなかった。また成分(C)を配合しない比較例7においては、化粧膜の密着性及びその持続性の点で満足のいくものが得られなかった。また成分(D)を配合しない比較例8においても、粉体の速やかな沈降性の点で満足のいくものが得られなかった。また成分(E)の代わりに、未処理の酸化チタン被覆板状粉体を用いた比較例9においても、振とう時の再分散性の点で満足のいくものが得られなかった。
実施例10:化粧用下地
(成分) (%)
1.親水性煙霧状無水ケイ酸 *8 1
2.ヒドロキシプロピルセルロース *9 0.1
3.アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション *10 0.1
4.塩化ナトリウム 0.5
5.疎水化処理板状粉体 *11 5
6.タルク 3
7.黄酸化鉄 0.2
8.黒酸化鉄 0.1
9.ベンガラ 0.1
10.青404号 0.01
11.エチルアルコール 3
12.香料 0.05
13.精製水 残量
*8:ニップシール E−220(日本シリカ工業社製)
*9:HPC−M(日本曹達社製)
*10:リカボンド ET−F 527(固形分45%)(中央理化工業社製)
*11:チミロンスーパーゴールド(雲母チタン)(メルク社製)の5%流動パラフィン処理
(製造方法)
A:成分1〜4及び11〜13を均一に分散する。
B:Aに成分5〜10を順次添加し均一に混合する。
C:Bを容器に充填し、非乳化型水系二層化粧用下地を得る。
実施例10の非乳化型水系二層化粧用下地は、静置時には粉体相が速やかに沈降し、振とう時には粉体相が速やか且つ均一に分散し、また粉体の凝集・ケーキングもなく、また使用性においても、水系二層型の特徴であるみずみずしさや発色性を損なわずに非常に密着性の高い化粧膜を形成することで、化粧もちに優れ、きしみやべたつきのないなめらかな使用感を有する非乳化型水系二層化粧用下地であった。
実施例11:口紅
(成分) (%)
1.親水性煙霧状無水ケイ酸 *12 1
2.ヒドロキシプロピルメチルセルロース *13 0.1
3.アクリル酸アルキル共重合体エマルション *14 0.1
4.塩化カルシウム 0.5
5.疎水化処理板状粉体 *15 5
6.疎水化処理板状粉体 *16 5
7.タルク 1
8.黄酸化鉄 1
9.黒酸化鉄 0.1
10.ベンガラ 0.5
11.赤色202号 0.2
12.青404号 0.1
13.エチルアルコール 3
14.香料 0.1
15.精製水 残量
*12:AEROSIL 300(日本アエロジル社製)
*13:メトローズ 65SH4000(信越化学工業社製)
*14:YODOSOL GH810(固形分46%)(日本NSC社製)
*15:メタシャイン1080RC−Y(酸化チタン被覆ガラス末)(日本板硝子社製)のパーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミン塩5%処理
*16:クロイゾネコッパー(ベンガラ被覆雲母チタン)(エンゲルハード社製)のパーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミン塩5%処理
(製造方法)
A:成分1〜4及び13〜15を均一に分散する。
B:Aに成分5〜12を順次添加し均一に混合する。
C:Bを容器に充填し非乳化型水系二層口紅を得る。
実施例11の非乳化型水系二層口紅は、静置時には粉体相が速やかに沈降し、振とう時には粉体相が速やか且つ均一に分散し、また粉体の凝集・ケーキングもなく、また使用性においても、水系二層型の特徴であるみずみずしさや発色性を損なわずに非常に密着性の高い化粧膜を形成することで、化粧もちに優れ、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感を有する非乳化型水系二層口紅であった。
実施例12:ファンデーション
(成分) (%)
1.親水性煙霧状無水ケイ酸 *12 1.5
2.ヒドロキシプロピルメチルセルロース *13 0.3
3.アクリル酸アルキル共重合体エマルション *14 0.2
4.塩化カルシウム 0.5
5.疎水化処理板状粉体 *16 3
6.疎水化処理板状粉体 *17 3
7.タルク 3
8.黄酸化鉄 2
9.黒酸化鉄 0.2
10.ベンガラ 1
11.赤色202号 0.3
12.青404号 0.1
13.エチルアルコール 3
14.香料 0.1
15.精製水 残量
*17:XIRONA INDIAN SUMMER(ベンガラ処理無水ケイ酸)(メルク社製)のジメチコン2%処理
(製造方法)
A:成分1〜4及び13〜15を均一に分散する。
B:Aに成分5〜12を添加し均一に混合する。
C:Bを容器に充填し非乳化型水系二層ファンデーションを得る。
実施例12の非乳化型水系二層ファンデーションは、静置時には粉体相が速やかに沈降し、振とう時には粉体相が速やか且つ均一に分散し、また粉体の凝集・ケーキングもなく、また使用性においても、水系二層型の特徴であるみずみずしさや発色性を損なわずに非常に密着性の高い化粧膜を形成することで、化粧もちに優れ、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感を有する非乳化型水系二層ファンデーションであった。
実施例13:ほほ紅
(成分) (%)
1.親水性煙霧状無水ケイ酸 *12 0.8
2.ヒドロキシプロピルメチルセルロース *13 0.05
3.ポリビニルピロリドン *18 0.1
4.塩化カルシウム 0.3
5.疎水化処理板状粉体 *19 2
6.疎水化処理板状粉体 *20 3
7.タルク 0.5
7.黄酸化鉄 0.05
8.黒酸化鉄 0.02
9.ベンガラ 0.1
10.赤色202号 0.2
11.青404号 0.05
12.エチルアルコール 5
13.香料 0.1
14.精製水 残量
*18:LUVISKOL K90(BASF社製)
*19:サンシンセリサイト FSE(セリサイト)(三信鉱工業)のジメチコン2%処理
*20:プロミネンスGF(酸化チタン処理合成金雲母)(日本光研工業社製)のジメチコン・メチコン5%処理
(製造方法)
A:成分1〜4及び12〜14を均一に分散する。
B:Aに成分5〜11を添加し均一に混合する。
C:Bを容器に充填し非乳化型水系二層ほほ紅を得る。
実施例13の非乳化型水系二層ほほ紅は、静置時には粉体相が速やかに沈降し、振とう時には粉体相が速やか且つ均一に分散し、また粉体の凝集・ケーキングもなく、また使用性においても、水系二層型の特徴であるみずみずしさや発色性を損なわずに非常に密着性の高い化粧膜を形成することで、化粧もちに優れ、きしみやべたつきのない、なめらかな使用感を有する非乳化型水系二層ほほ紅であった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(E);
    (A)親水性煙霧状無水ケイ酸
    (B)セルロース系水溶性高分子
    (C)被膜形成剤
    (D)水溶性塩
    (E)疎水化処理板状粉体
    を配合することを特徴とする非乳化型水系二層メーキャップ化粧料。
  2. 成分(B)の水溶性高分子が、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースから選ばれる一種又は二種以上である請求項1記載の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料。
  3. 更に成分(F)として低級アルコール及び/又は多価アルコールを配合することを特徴とする請求項1又は2に記載の非乳化型水系二層メーキャップ化粧料。
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