JP2009110874A - 電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
電池の取り出し操作を容易にした信頼性の高いカメラを提供する。
【解決手段】
カメラ本体1は、電池15を収納するための電池収納部と、電池収納部に収納された電池15を係止するための電池ロック27と、電池収納部を覆う電池ふた20と、電池ロック27の動作を電池ふた20の動作に連動させるカム部とを有し、カム部は、電池収納部を覆った電池ふた20が開いて第1の開度に至るまで電池ロック27の係止状態を維持し、電池ふた20が第1の開度を超えたとき電池ロック27の係止状態を解除する機構を備える。
【選択図】 図2
電池の取り出し操作を容易にした信頼性の高いカメラを提供する。
【解決手段】
カメラ本体1は、電池15を収納するための電池収納部と、電池収納部に収納された電池15を係止するための電池ロック27と、電池収納部を覆う電池ふた20と、電池ロック27の動作を電池ふた20の動作に連動させるカム部とを有し、カム部は、電池収納部を覆った電池ふた20が開いて第1の開度に至るまで電池ロック27の係止状態を維持し、電池ふた20が第1の開度を超えたとき電池ロック27の係止状態を解除する機構を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は電子装置に関し、特に、電池収納部を備えた小型の電子装置に関する。
デジタルカメラなどの小型携帯式の電子装置に使用される電池の収納部の構造については、従来から種々の方式が提案されている。
例えば、特許文献1には、角型の専用充電池を用いたカメラが記載されている。このカメラを図16に示す。図16は、カメラの電池ふたを開けた状態において、カメラ背面の下側から見た外観図である。
本図において、101はカメラ本体、102は電池の入口を閉塞する電池ふたである。電池ふた102は、閉じた状態からカメラ本体101の手前に摺動させてから放すと、回転軸103に巻きつけられた開きバネ104のバネ力で回転して開く。
105は略長方体形状のリチウムイオン電池、106はメモリカード、107は電池ロックである。電池ロック107は不図示の軸を中心に回動し、リチウムイオン電池105が不図示の排出バネに押されて排出されるのを係止するように設けられている。これは、電池フタ102を開いたときにリチウムイオン電池105が不用意に飛び出し、本体への電源供給が急に切れないようにするためである。リチウムイオン電池105を取り出す際は、電池ロック107を指で本体外側に回動させることで係止が外れ、排出バネの力によりリチウムイオン電池105が取り出される。
また、特許文献2に示すデジタルカメラにおいては、電池ロック部材が電池ふたの外に配置される。ユーザの手で電池ふたを開けた後に電池ロック部材をスライドさせると、電池が取り出される。
また、従来、2段階にスライド可能な電池ふたと電池ふたの2段階目のスライドに連動してロックが解除される電池ロックを有するデジタルカメラがある。このデジタルカメラは、電池ふたの1段目のスライドで記録メディアの取り出しが可能になり、2段目のスライドで電池ふたが回動可能となるとともに電池ロックが解除されて電池が取り出される。
特開2006−210251号公報
特開2006−186491号公報
しかしながら、近年、機器の小型化が進み、電池も小型化されている。このため、特許文献1に記載される構造では、電池ロック部材も小型化されることにより、電池の取り出し操作が困難になる。
また、特許文献2に記載される構造では、電池操作部材が電池ふたの外に設けられている。しかし、電池ふたのロックが設けられていないため、電池ふたが不用意に開いてしまう恐れがある。電池ふたにロック部材が設けられていたとしても、操作が煩わしくなり、また、少ないスペースに操作部材が2つ配置されることで外観的にも煩わしくなる場合がある。さらに、電池を取り出しやすくすると、不用意な操作で電池を取り出してしまい、記録中の電源断による画像ファイルの破壊などに結びつく恐れがある。
また、2段階にスライド可能な電池ふたを有する上記デジタルカメラでは、電池カバーのスライド動作のみで記録メディアの取り出しと電池の取り出しが可能である。このため、電池ロックを解除するための部材を小型化する必要がなく、機器を小型化しても電池の取り出し操作を保つことができる。しかし、記録メディアを取り出す際、電池カバーを1段目までスライドさせるが、スライド動作が多すぎると電池カバーが開いてしまうことがある。そのため、予期せずに電源が切れてしまい、例えば記録中の画像ファイルが破壊される可能性がある。
本発明は、電池の取り出し操作を容易にした信頼性の高い電子装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の電子装置のうち代表的な一つは、電池を収納するための電池収納部と、前記電池収納部に収納された電池に係止するための係止部材と、前記電池収納部を覆うふた部材と、前記係止部材の動作を前記ふた部材の動作に連動させる連動部材とを有し、前記連動部材は、前記電池収納部を覆った前記ふた部材が開いて第1の開度に至るまで前記係止部材の係止状態を維持し、該ふた部材が該第1の開度を超えたとき該係止部材の該係止状態を解除する機構を備える。
本発明のその他の特徴は、以下の実施例の中で説明される。
本発明の電子装置によれば、電池の取り出し操作を容易にした信頼性の高い電子装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本発明の実施例1における電子装置の外観図を示す。本実施例では、電子装置としてカメラを用い、このカメラに本発明を適用した一例を示している。
1はカメラ本体であり、1aはグリップ部である。20は、電池を収納するための電池収納部の入口を閉塞する電池ふたである。電池ふた20は、電池収納部を覆うふた部材として用いられる。電池を入れてカメラを使用する際には、電池収納部に電池を挿入した上で電池ふた20を閉じる。一方、例えば電池の充電の際には、電池ふた20を開けることにより電池が取り出される。電池ふた20は、カメラ本体1の背面方向に摺動させてから放されることにより、バネの力により回転して開く。
次に、図2にカメラ本体1の電池収納部周辺の分解斜視図を、また、図3に電池ふた周辺の分解斜視図を示す。
11は第一シャーシ、12は第二シャーシ、13は電池収納口、14は電池ホルダーである。電池収納部はこれらの要素より構成される。15は略直方体形状をした電池である。電池15としては、例えばリチウムイオン電池が用いられる。16はメモリカードである。メモリカード16は、例えばフラッシュメモリなどの半導体記憶装置からなる。電池収納口13には、電池挿入口13a、メモリカード挿入口13b、電池ふた20の爪部20aをかけるための爪受け部13cが設けられている。メモリカード16は、メモリカード挿入口13bを介して、メモリカード収納部に収納される。
17は背面にメモリカード16のコネクタを実装した基板である。基板17には、電池ふた20の開閉を検知するための検知スイッチ18が実装されている。検知スイッチ18は、電池ふた20が開いたことを検知する検知手段として機能する。基板17は、電池収納口13に嵌め込むとともに、第一シャーシ11及び第二シャーシ12にねじ止めされる。その際、検知スイッチ18の検知レバー18aは、電池収納口13の爪受け部13cに設けられた開口部13dに挿入される。
検知レバー18aは、電池ふた20を閉じた状態では、電池ふた20の爪部20aに押されるように配置されている。このため、電池ふた20をカメラ本体1の背面側にスライドさせると、電池ふた20の爪部20aが検知レバー18aを押した状態が解除される。この結果、電池ふた20が開けられようとしていることが、検知スイッチ18により検知される。
電池ふた20が開けられようとしていることを検知スイッチ18が検知すると、カメラが作動状態の場合、鏡筒が沈胴しているかどうかや、再生しているファイルなど、カメラの状態を不揮発性のメモリに記録する。また、メモリカード16へ記録中の場合は、記録を中止した上でカメラ各部の電源を遮断するシャットダウン動作が行われる。シャットダウン動作は、カメラ内部に設けられた制御手段により行われる。このとき、カメラ本体1の電池ふた20が開いても電池15はまだ係止状態である。このため、電源が突然に切れることはなく、安全にシャットダウン動作を行うことができる。
またカメラが非作動状態の場合は電池ふた20が開いた状態では、電源ボタンを押してもカメラを起動しない。
電池ホルダー14には電池を排出するための排出バネ19が取り付けられている。排出バネ19は、電池15を電池収納部から排出する方向に付勢している。
電池ふたユニットは、電池ふた20、第一プレート21、及び、第二プレート22により構成されている。
第一プレート21は、ステンレス板をプレス加工して形成される。第一プレート21の摺動部21c、21dを電池ふた20の内側に設けられた爪部20b、20cに嵌めることにより、電池ふた20が摺動可能になる。また、第一プレート21の軸受部21a、21bには回転軸23が貫通する。回転軸23は、第一シャーシ11の軸受11a及び電池収納口13の軸受13eに取り付けられる。電池ふた20は、回転軸23に支えられることにより、開閉動作が可能になる。
第二プレート22は、第一プレート21より薄い板バネ材をプレス加工して形成される。また第二プレート22は、電池ふた20にビス25、26を用いて締結される。第二プレート22は、電池ふた20と一体的に摺動するとともに、第一プレート21が電池ふた20から外れないように構成されている。また、第二プレート22にはクリック凸部22aが設けられている。クリック凸部22aを第一プレート21に設けたクリック穴21gに係合させることで、摺動動作時にクリック感が得られる。
24は回転バネである。回転バネ24は、電池ふた20を開く方向に付勢する第1の付勢部材として機能する。回転バネ24は、回転軸23に貫通して取り付けられ、電池ふた20を閉じた状態から開いた状態へ回転するように、常に付勢している。
以上の構成により、電池ふた20を閉じてカメラ本体1の正面側にスライドさせた状態では、電池ふた20の爪部20aが電池収納口13の爪受け部13cに係合する。このため、電池ふた20が開かないようになる。また、電池ふた20をカメラ背面側にスライドさせると電池ふた20の爪部20aと電池収納口13の爪受け部13cの係合が外れる。このため、回転バネ24の付勢力により、電池ふた20が回動する。
27は電池ロックである。電池ロック27は、電池収納部に収納された電池15を係止するための係止部材として用いられる。電池ロック27は、電池ふた20の開度が所定の開度より小さいとき、電池15の端面に当接して電池15を固定し、電池ふた20が開いて所定の開度を超えると電池15の端面から離れて電池15への係止が解除される。
電池ロック27は、軸穴27a、電池係止部27bを持つ。軸穴27aは、回転軸23にスライド可能に嵌合している。そして、電池ロック27は、電池ロックバネ28により、電池15の方向に付勢されている。電池ロックバネ28は、電池ロック27を電池15に当接させる方向に付勢力を与える第2の付勢部材として機能する。このため、電池ロック27は、電池15が挿入されている場合、電池係止部27bが電池15に係止することにより電池15の排出を防止する。
また、電池ロック27は、カム面を有するカム部27cを有する。カム部27cは、第一プレート21のカム部21fに対向して配置されている。カム部21fは、第一プレート21の軸受け部21bの一端に一体として形成されている。第一プレート21の軸受け部21bは、回転軸23を回転を支える軸受け部である。第一プレート21のカム部21fは、係止部材としての電池ロック27の動作を電池ふた20の動作に連動させる連動部材として用いられる。連動部材としてのカム部21fは、電池ふた20を開いて回動させると、電池ロック27のカム部27cと当接する。ただし、このときカム部27cは、カム部21fと当接しているだけであり、カム部21fとの距離は変わらない。このため、カム部21fは、まだ、電池ロック27による電池15の係止状態を維持している。
カム部21f及びカム部27cが当接する面は、互いにカム面になっている。このため、カム部21fは、電池ふた20がさらに開いて第1の開度を超えると、カム部27cをカム部21fから離す方向に移動させ始める。カム部27cは電池係止部27bを有する電池ロック27と一体に構成されているため、カム部21fは、電池ふた20が第1の開度を超えたとき、電池ロック27による電池15の係止状態を解除する。このため、電池15は、排出バネ19により電池収納部から外部へ取り出される。
上記のとおり、連動部材としてのカム部21fは、電池ふた20が開いて第1の開度に至るまで電池ロック27の係止状態を維持する。一方、カム部21fは、電池ふた20の開度が第1の開度を超えたとき、電池ロック27の係止状態を解除する。このように、カム部21fは、電池ふた20の開度に応じて、電池ロック27の係止状態を維持又は解除する機構を備えている。
ここで、電池ロック27の係止状態とは、カム部27cがカム部21fにより電池15から離れる方向に移動するための力を受けていない状態をいう。電池ロック27は、電池15が取り出されるときに移動する方向とは垂直な方向から電池15を固定するための力を加える。このため、電池ロック27が係止状態のとき、電池収納部に収納された電池15は、外部に取り出されない。したがって、電池ふた20が第1の開度に至るまでは、電池ロック27の係止状態は維持されるため、電池15は外部に取り出されない。
一方、電池ふた20が第1の開度を超えると、電池ロック27の係止状態が解除される。このとき、カム部27cはカム部21fに押され、電池ロック27は、電池15に当接するために与えられる力の方向とは反対方向に移動する。この結果、電池15を固定するための電池15は排出バネ19により外部に取り出される。
回転バネ24は、電池ふた20を開く方向に付勢力を与える第1の付勢部材である。電池ロックバネ28は、電池ロック27の係止状態を維持するために、回転バネ24の付勢力より強い付勢力を与える第2の付勢部材である。
本実施例では、電池ふた20を開く方向に付勢する回転バネ24の付勢力と、電池ロック27を電池15に当接させる方向に付勢力を与える電池ロックバネ28の付勢力との関係が重要となる。第2の付勢部材としての電池ロックバネ28の付勢力は、第1の付勢部材としての回転バネ24の付勢力より強い。
この関係を満たすことにより、電池収納部を覆った電池ふた20が開いたとき、電池ふた20は回転バネ24の付勢力により第1の開度に至るまで回動する。
一方、電池ふた20が第1の開度に至ると、カム部21fがカム部27cと当接する。このとき、カム部27cを設けた電池ロック27は、電池ロックバネ28により電池15に当接する方向に付勢力を受けている。電池ロックバネ28による付勢力は、カム部21fがカム部27cを移動させようとする力の対抗力となる。上記のとおり、電池ロックバネ28の付勢力は、回転バネ24の付勢力より強い。このため、電池ふた20が第1の開度に至ると、カム部27cはカム部21fによる回動を妨げられる。この結果、電池ロックバネ28の付勢力を回転バネ24の付勢力より強いことにより電池収納部を覆った電池ふた20が開いたとき、電池ふた20は第1の開度に保持される。
ユーザが電池15を取り出す場合には、第1の開度に保持された電池ふた20を、第1の開度を超える方向に力を加え、電池ふた20をさらに回動させる。電池ロックバネ28に対抗する力を外部から加えて電池ふた20が第1の開度を超えたとき、電池15は排出バネ19により外部へ取り出される。
電池ロックバネ28の付勢力が回転バネ24の付勢力より弱いと、電池ふた20が開いたときに、第1の付勢部材の付勢力により電池ロック27もそのまま外れてしまう。この構成では、突然に電池15が取り出されてしまい、予期せずに電源が切れる可能性がある。一方、本実施例のように、電池ロックバネ28の付勢力を回転バネ24の付勢力より強くすることにより、突然に電池15が取り出されることはない。
本実施例では、連動部材としてのカム部21fは、カメラの制御手段がシャットダウン動作を完了してから電池ロック27の係止状態を解除する。すなわち、電池収納部を覆った電池ふた20が開いたときには、電池ふた20が第1の開度に至るまでに、検知スイッチ18が電池ふた20が開いたことを検知し、制御手段がシャットダウン動作を完了する。
電池ふた20は、電池収納部のほかに、メモリカード収納部を覆う。メモリカード収納部は、メモリカード16を収納するために設けられている。また、電池ふた20が開いて第1の開度を保持しているとき、メモリカード収納部に収納されているメモリカード16を取り出す取出機構が設けられている。本実施例の構成によれば、電池15が電池収納部より排出されることなく、メモリカード16を容易に交換することができる。
次に、電池ロック27の動作について、図4乃至図6を参照しながら詳細に説明する。
図4は、電池ふたユニット周辺をカメラ本体1の背面下側より見た外観図である。電池ふたユニットの開閉状態により(a)乃至(c)の三状態を示している。すなわち、図4(a)は電池ふた20を閉じた状態、図4(b)は電池ふた20をカメラ本体1の手前にスライドさせて手を放した状態、図4(c)は電池ふた20をさらに開けた状態である。
図5は、電池ロック27周辺を電池ふた2を外してカメラ本体1の下から見た図である。図5(a)乃至図5(c)の状態は、図4(a)乃至図4(c)と対応している。
図6は、第一プレート21のカム面21f及び電池ロック27のカム部27cの関係を示した断面図である。図6(a)乃至図6(c)の状態は、図4(a)乃至図4(c)と対応している。
電池ふた20を閉じた状態では、図6(a)に示すように、第一プレート21のカム面21f及び電池ロック27のカム部27cは、互いに離れた状態にある。このため、電池ロック27は電池ロックバネ28によって電池15の係止位置に保持される。この結果、電池15は電池ロック27により固定される。
この状態で、電池ふた20をカメラ本体1の背面側にスライドさせて手を離す。すると、回転バネ24の付勢力により、電池ふた20は開こうとする。そして、図6(b)に示すように、第一プレート21のカム面21f及び電池ロック27のカム部27cが互いに接する。上述のとおり、電池ロックバネ28の付勢力は、回転バネ24の付勢力により電池ロック27が移動しない程度に設定されている。このため、図4(b)に示すように、第1の開度で開いた電池ふた20は係止状態を維持する。すなわち、電池15は、電池ロックバネ28の付勢力により、電池ロック27により固定されたままとなる。電池15は係止状態が維持されるため、排出バネ19によって電池収納部より外部へ取り出されることはない。
このとき、メモリカード16が取り出せるように、電池ふた20の第1の開度は適切な大きさに設定されている。このため、電池15が電池収納部より排出されることなく、取出機構によりメモリカード16を容易に交換することができる。本実施例のメモリカード16は、電池ふた20が第1の開度にあるとき、取出機構によりメモリカード収納部から取り出される。なお、メモリカード16は、少なくとも、電池ふた20が第1の開度にあるときに取り出せればよい。このため、電池ふた20が第1の開度を超えたときにも取り出すことは可能である。また、電池ふた20が第1の開度より小さい場合にも、第1の開度に近い大きさであれば取り出すことは可能である。
次に、図4(b)の状態から図4(c)の状態に電池ふた20を回動させると、第一プレート21のカム面21f及び電池ロック27のカム部27cにより、電池ロック27が図5(c)に示す位置に移動し、電池15の係止が解除される。すなわち、電池ロック27は電池15から離れる。このため、電池15は、排出バネ19の力によって電池収納部から外部へ取り出される。
このように、電池ふた20は回転軸23に軸支されている。また、電池ロック27は電池ふた20を軸支するための回転軸23に、スライド可能に嵌合している。
以上のとおり、本実施例では、電池ふた20はカム面21fを有する。また、電池ロック27はカム面21fに当接する当接部となるカム部27cを有する。電池ふた20が開いて第1の開度に至るまで、カム面21fと当接部であるカム部27cとは離れている。一方、電池ふた20が開くことにより電池ふた20が第1の開度を超えたとき、カム面21fは電池ロック27の当接部であるカム部27cに当接し、電池ロック27が電池15から離れる動作を開始する。このため、ユーザは、電池ふた20を操作するだけで電池を取り出すことができるため、電池の取り出し操作が容易になる。
また、電池ふた20が係止状態を維持する第1の開度に至るまでに、電池ふたが開いたことを検知手段により検知され、制御手段がシャットダウン動作を完了する。よって、信頼性の高いカメラを提供することができる。
さらには、電池ふたの回動軸と電池の係止部材のスライドの軸とを同一にしている。このため、簡単な構造で電池ふたと電池の係止部材の組み付け精度が向上し、部品点数の削減も図れる。
なお、本実施例においては、電池ふたのスライド動作によってふたの係合を外し、電池ふたが開動作するように構成した。ただしこれに限られず、スライドレバーのスライド動作、又は、押しボタン等により電池ふたの係合をはずして、電池ふたが開動作するように構成することもできる。
次に、図7乃至10を参照しながら本発明の実施例2について詳細に説明する。
図7に、本発明の実施例2におけるカメラ本体10の電池収納部周辺の分解斜視図を示す。
本図において、51は電池収納部、52は電池の入口を閉塞する電池ふたである。電池ふた52は、図8にも示されるように、軸52a及び軸52bを持つ。軸52a及び52bは、電池収納部51の長穴51a及び対面にある不図示の長穴によってスライド及び回転可能に保持されている。電池ふた52を図7中の右側に押し込んだ状態では、電池ふた52の爪部52e及び52fが電池収納部51内の不図示の爪部に係合して、電池ふた52が回動しないようになっている。
53は略直方体形状をした電池である。電池53は、電池収納部51内に設けられた不図示の電池排出バネにより、電池収納部51から外部へ排出する方向に付勢されている。54はメモリカードであり、55は背面にメモリカード54のコネクタ56を実装した基板である。基板55には、電池ふた52の開閉を検知するための検知スイッチ57が実装されている。
基板55は、ねじ58,59により電池収納部51に固定される。検知スイッチ57の検知レバー57aは、電池収納部51に設けられた開口部51bに挿入される。検知レバー57aは、電池ふた52を押し込んだ状態では、電池ふた52の凸部52cによって押された状態になるように配置されている。このため、電池ふた52を図7中の左側に引き出すと、爪部52cが検知レバー57aを押した状態が解除される。このようにして、電池ふた52が開けられようとしていることが検知スイッチ57により検知される。
このとき、実施例1と同様に、カメラが作動状態の場合、メモリカードへの記録を中止するなどのシャットダウン動作が行われる。このとき、電池ふた52が開いても電池53はまだ係止状態を保持しているため、電源が突然切れることは無い。したがって、シャットダウン動作が完全に行われる。
60は電池コネクタ61を実装した電源基板である。電源基板60は、基板55とはフレキ部60aによって接続される。電池コネクタ61は不図示の端子部が電池53に設けられた出力端子53a、53b、53cに接触する様に電池収納部51に組み込まれる。
62は電池ロックである。電池ロック62は、電池53を係止するための係止部材として用いられる。電池ロック62は、図9に示すように軸穴62a、電池係止部62bを有し、回転軸63によって軸支されている。電池ロック62は、回転軸63に支えられた電池ロックバネ64により、電池53の方向に付勢されている。電池ロックバネ64は、第2の付勢部材である。
なお、本実施例のカメラは、電池ふた52を回動させるための第1の付勢部材を有しない。このため、電池ふた52はユーザの手動操作により回動される。ただし、第1の付勢部材を設けることも可能である。このとき、実施例1と同様に、電池ふた52は第1の付勢部材により第1の開度に至るまで回動する。
電池53が挿入されている場合、電池係止部62bにより電池53を係止する。このため、電池53を外部へ取り出すことはできない。また、電池ロック62は電池ふた52に設けられたカム部52dに係合可能な位置に軸62cを持つ。カム部52dは、電池ロック62の動作を電池ふた52の動作に連動させる連動部材として用いられる。これにより、電池ふた52の回動によってカム部52dと軸62cが当接し、さらなる回動によって電池ロック62を電池ロックバネ64の力に抗して電池53から遠ざかる方向に回転させる。そのため、電池ロック62の係止状態が解除され、電池53が不図示の排出バネより電池収納部51より排出される。
電池ふた52及び電池ロック62の動作について、図10を用いて詳しく説明する。
図10は電池ふた52のカム部52dと電池ロック62に設けられている軸62cの関係を示した断面図であり、電池収納部51及び電池ふた52の一部をカットして表示している。図中(a)は電池ふた52を閉じた状態、(b)は電池ふた52を矢印方向にスライドした状態、(c)は電池ふた52を回動させた状態、(d)は(c)の状態からさらに回動した状態を示している。
電池ふた52を閉じた状態では、電池ふた52の爪部52e及び52fが電池収納部51内の不図示の爪部に係合して、電池ふた52が回動しない構成となっている。また、図10(a)に示すように、電池ふた52のカム部52dと電池ロックの軸62cは離れた状態にあるので、電池ロック62は電池ロックバネ64によって電池53の係止位置に保持される。
この状態で、電池ふた52を図10(b)に示す矢印の方向に引き出すと、電池ふた52の爪部52eおよび52fと電池収納部51内の不図示の爪部の係合が外れて、電池ふた52が回動可能となる。また、前記したように、電池ふた52の爪部52aが検知レバー57aから離れ、電池ふた52が開けられようとしていることが検知される。
図10(b)の状態からふたを略90度回動させると、図10(c)に示すように、電池ふた52のカム部52dと電池ロック62の軸62cが係合する。この状態で、メモリカード54が取り出せるため、電池53を取り出すことなくメモリカード54を交換することができる。
しかし、電池ふた52が第1の開度まで開いても、電池ロック62の係止状態は維持されている。なお、本実施例では、略90度回動させたときの電池ふた52の開度を第1の開度としている。ただし、これに限らず他の開度を第1の開度とすることもできる。
次に、図10(d)に示されるように、電池ふた52の突き当て面52gが電池収納部51に突き当たるまで電池ふた20を回動させると、電池ロック62の軸62cは、電池ふた52のカム部52dにより押される。このように、電池ふた52が第1の開度を超えると、電池ロック62が回動して電池53に対する電池ロック62の係止状態が解除される。この結果、電池53が不図示の排出バネによって電池収納部51から外部へ取り出される。
上述のとおり、連動部材としてのカム部52dは、電池収納部51を覆った電池ふた52が開いて第1の開度に至るまで電池ロック62の係止状態を維持し、電池ふた52が第1の開度を超えたとき電池ロック62の係止状態を解除する。このように、カム部52dは、電池ふた52の開度に応じて、電池ロック62の係止状態を維持又は解除する機構を備えている。ユーザは、電池ふた52の先端を押すだけで電池53を取り出すことができるため、従来のように小さな電池ロック部材を操作するのに比べて操作がしやすい。
以上のとおり、本発明の実施例によれば、連動部材は、電池を係止するための係止部材の動作を電池ふたの動作に連動させる。このため、電池ふたという比較的大きな部材を直接的に動作させるだけで電池の取り出しが可能になり、操作性が向上する。
また、本実施例のカメラによれば、電池を係止するための係止部材を移動させる前に、電池ふたの開動作が検知される。この結果、カメラのシステムのシャットダウン動作を行わせる時間を確保することができる。したがって、カメラシステムの安全性を確保することができる。
特に、本実施例の連動部材は、電池ふたが第1の開度に至るまで係止部材の係止状態を維持し、電池ふたが第1の開度を超えたとき係止状態を解除する機構を備える。このため、電源が突然に切れることはなく、安全にシャットダウン動作を行うことができる。
次に、図11乃至図15を参照しながら本発明の実施例3について詳細に説明する。
図11は、実施例3におけるカメラの外観図である。また、図12及び図13は、本実施例におけるカメラの電池収納部周辺の分解斜視図である。図14は、カメラの電池ふた200を開いた状態を示した図である。
100はカメラ本体、200は電池収納部を覆う電池ふたである。電池ふた200は、回転軸200a、200bを中心に回動する。また、電池ふた200は、不図示のバネ部材によって、電池ふた200が開く方向に付勢されている。300はカメラ本体100の前カバーであり、400はカメラ本体100の後カバーである。
110はシャーシであり、130は電池収納部である。電池収納部130は電池を収納する。140は略直方体形状をした電池である。電池140としては、例えばリチウムイオン電池が用いられる。150は電池排出バネである。電池排出バネ150は、電池収納部130に組み込まれている。また電池排出バネ150は、電池140を電池収納部130から外部へ排出する方向に付勢している。160はメモリカードである。
電池収納部130には電池挿入口130a、メモリカード挿入口130b、電池ふた200の回転軸200a、200bをはめるための軸穴130c及び130dが設けられている。170はメモリカード160のコネクタ170aを実装した基板であり、その一部に電池ふた200の開閉を検知するための検知スイッチ180が実装されている。
基板170は、ビス300c,300dにより、電池収納部130にねじ止めされる。その際、検知スイッチ180の検知レバー180aは、電池収納部130に設けられた開口部130eに挿入される。このため、検知レバー180aは、電池ふた200を閉じた状態において、電池ふた200に設けられた凸部200cにより押し込まれる。
210はロック部材である。ロック部材210は、電池収納部130にスライド可能に組み込まれた係止部材である。ロック部材210周辺の詳細な構造を図15に示す。
210aは、電池ふた200の係止爪部(ふた係止部)である。係止爪部210aは、電池ふた200が開かないように、電池ふた200の端部に設けられた爪部200dにおいて、電池ふた200に係止する。また、210bは電池の係止爪部(電池係止部)である。係止爪部210bは、電池140が排出バネ150により排出されないように、電池140に係止している。係止爪部210a、210bは、ロック部材210の一部を構成している。このように、係止部材としてのロック部材210は、電池収納部130を覆った電池ふた200を係止するための係止爪部210a、及び、電池収納部130に収納された電池140を係止するための係止爪部210bを備えている。
220はロックスプリングである。ロックスプリング220は、電池収納部130において摺動可能に設けられているロック部材210の位置を、スライド範囲の略中央に保持している。ロック部材210がスライド範囲の略中央に保持されている場合には、電池140が係止爪部210bによって係止されるとともに、電池ふた200も電池ふた係止爪210aによって係止される。
230は操作部材である。操作部材230は、前カバー300の凹部300aに設けられた溝部300b、及び、後カバー400の凹部400aに設けられた溝部400bに嵌め込まれる。溝部300b、400bに嵌め込まれた操作部材230は、カメラ本体100の底面において、カメラ本体100の前後方向に摺動可能に保持される。操作部材230は嵌合部230aを備える。嵌合部230aは、ロック部材210の嵌合部210dに嵌め込まれる。このため、操作部材230は、外力が加わらない状態では、摺動範囲の略中央に位置する。この位置をロック部材の基準位置とする。
電池ふた200を閉じた状態において、操作部材230をカメラ本体100の前方(図14のA方向)へスライドさせると、ロック部材210もカメラ本体100の前方へスライドする。この結果、電池ふた200を係止するための係止爪部210aと電池ふた200の爪部200dとの間の係止状態が解除される。すなわち、係止爪部210aは、電池ふた200の爪部200dから離れる。
このように、係止爪部210aと電池ふた200の爪部200dの係止状態が解除されると、電池ふた200が不図示のバネによって開けられる。また同時に、検知スイッチ180によって電池ふた200が開けられたことが検知される。このとき、カメラ本体100が作動状態であった場合には、メモリカード160への記録を中止するなどのシャットダウン動作が行われる。シャットダウン動作中、カメラ本体100の電池ふた200が開いても電池140は係止状態を保持している。このため、シャットダウン動作中に電源が切れることはなく、安全にシャットダウン動作を行うことができる。また、電池ふた200が開けられると、メモリカード160を取り出すことが可能になる。なお、この状態で操作部材230を離すと、操作部材230及びロック部材210は、ロックスプリング220のバネ力により、スライド範囲の略中央部に戻される。
次に、電池ふた200が開いた状態で操作部材230をカメラ本体100の後方(図4のB方向)へスライドさせると、電池140を押さえていた係止爪部210bは電池140から離れる。この結果、電池140は、排出バネ150により電池収納部130から外部へ押し出される。
この状態で操作部材230を離すと、操作部材230及びロック部材210は、ロックスプリング220のバネ力により、再びスライド範囲の略中央部(基準位置)に戻る。
電池140を収納する際には、操作部材230をカメラ本体100の後方(図4のB方向)へスライドさせる。または、電池140により電池の係止爪部210bを非係止位置へ移動させ、電池140を電池挿入口130aに入れる。電池140をそのまま電池収納部130へ挿入して排出バネ150の力に逆らって押し込むと、電池の係止爪210bはロックスプリング220のバネ力により電池非係止位置から係止位置へと移動し、電池140が係止される。このときには、操作部材230もロック部材210とともにスライド範囲の略中央(基準位置)へ戻される。
この状態で電池ふた200を閉じると、電池ふた200の爪部200dに設けられた斜面200eとロック部材210の係止爪部210aに設けられた斜面210fが当接する。電池ふた200をさらに押し込むと、ロック部材210がカメラ本体100の前方(図4のA方向)へスライドする。電池ふた200を押し切ると、斜面の当接が終了し、ロック部材210がロックスプリング220のバネ力でスライド範囲の略中央へ戻される。このようにして、ロック部材210の係止爪部210aと電池ふた200の爪部200dが係合して、電池ふた200が開かないようになる。
電池ふた200が閉じた状態では、ロック部材210の係止爪部210aの端部210eは、電池ふた200の当接部としての壁部200fに当接している。このため、操作部材230の動きは制限され操作部材230をカメラ本体100の後方(図4のB方向に移動させることが出来ない。このように、電池ふた200は、電池ふた200が係止爪部210aにより係止されているとき、ロック部材210が第2の方向(図4のB方向)に摺動するのを防ぐための壁部200fを有する。このため、電池の係止爪210bが電池係止位置から非係止位置へ移動することもない。よって、電池ふた200が閉じた状態では、誤操作で電池140の係止が外れて突然に電源が切れることはない。
このように、操作部材230は、ロック部材210を基準位置から第1の方向及び第1の方向とは反対の第2の方向に摺動可能である。電池140及び電池ふた200は、ロック部材210が基準位置に位置するとき、電池ふたの係止爪部210a及び電池の係止爪部210bによりそれぞれ係止される。操作部材230によりロック部材210を第1の方向(図14のA方向)に摺動させたとき、電池ふたの係止爪部210aによる電池ふた210の係止が解除されて電池ふた200が開く。この状態で、操作部材230によりロック部材210を第2の方向(図14のB方向)に摺動させたとき、電池の係止爪部210bによる電池140の係止が解除されて電池が取り出される。
なお、本実施例では、構造の簡略化のために、電池ふた200を係止するためのふた係止部と電池140を係止するための電池係止部を同一の部材としている。ただし特にこれに限られず、別部材にて構成してもよい。同様に、ふた係止部と操作部材、又は、電池係止部と操作部材を一体で構成してもよい。
以上のとおり、本発明の実施例1乃至3によれば、電池の取り出し操作を容易にした信頼性の高いカメラを提供することができる。また、小型化した電池係止部材の操作性を向上させるとともに、電源の意図しない遮断を防止して、システム及び記録した画像の安全性を確保することが可能になる。
1、10、100‥‥カメラ本体
11‥‥第一シャーシ
12‥‥第二シャーシ
13‥‥電池収納口
14‥‥電池ホルダー
15、53‥‥電池
16、54‥‥メモリカード
17、55‥‥基板
18、57‥‥検知スイッチ
19‥‥電池排出バネ
20、52、200‥‥電池ふた
21‥‥第一プレート
22‥‥第二プレート
23、63‥‥回転軸
24‥‥回転バネ
25、26‥‥ビス
27、62‥‥電池ロック
28、64‥‥電池ロックバネ
51‥‥電池収納部
56‥‥メモリカードコネクタ
58、59‥‥ビス
60‥‥電源基板
61‥‥電源コネクタ
11‥‥第一シャーシ
12‥‥第二シャーシ
13‥‥電池収納口
14‥‥電池ホルダー
15、53‥‥電池
16、54‥‥メモリカード
17、55‥‥基板
18、57‥‥検知スイッチ
19‥‥電池排出バネ
20、52、200‥‥電池ふた
21‥‥第一プレート
22‥‥第二プレート
23、63‥‥回転軸
24‥‥回転バネ
25、26‥‥ビス
27、62‥‥電池ロック
28、64‥‥電池ロックバネ
51‥‥電池収納部
56‥‥メモリカードコネクタ
58、59‥‥ビス
60‥‥電源基板
61‥‥電源コネクタ
Claims (6)
- 電池を収納するための電池収納部と、
前記電池収納部に収納された電池を係止するための係止部材と、
前記電池収納部を覆うふた部材と、
前記係止部材の動作を前記ふた部材の動作に連動させる連動部材と、を有し、
前記連動部材は、前記電池収納部を覆った前記ふた部材が開いて第1の開度に至るまで前記係止部材の係止状態を維持し、該ふた部材が該第1の開度を超えたとき該係止部材の該係止状態を解除する機構を備えることを特徴とする電子装置。 - 前記電子装置は、前記ふた部材を開く方向に付勢力を与える第1の付勢部材と、
前記係止部材の前記係止状態を維持するために、前記第1の付勢部材の付勢力より強い付勢力を与える第2の付勢部材と、を有し、
前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材は、前記ふた部材が開いたとき、該ふた部材の開度を前記第1の開度に保持することを特徴とする請求項1記載の電子装置。 - 前記電子装置は、前記ふた部材が開いたことを検知する検知手段と、
前記ふた部材が開いたことを前記検知手段が検知したときにシャットダウン動作を行う制御手段と、を有し、
前記連動部材は、前記制御手段が前記シャットダウン動作を完了してから前記係止部材の前記係止状態を解除することを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。 - 前記電子装置は、メモリカードを収納するために、前記ふた部材に覆われるメモリカード収納部と、
前記ふた部材が開いて前記第1の開度を保持しているときに、前記メモリカード収納部に収納されている前記メモリカードを取り出すための取出機構と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の電子装置。 - 電池を収納するための電池収納部と、
前記電池収納部を覆うふた部材と、
前記電池収納部に収納された前記電池を係止するための電池係止部、及び、前記電池収納部を覆った前記ふた部材を係止するためのふた係止部を備えた係止部材と、
前記係止部材を基準位置から第1の方向及び該第1の方向とは反対の第2の方向に摺動させるための操作部材と、を有し、
前記電池及び前記ふた部材は、前記係止部材が前記基準位置に位置するとき、前記電池係止部及び前記ふた係止部によりそれぞれ係止され、
前記操作部材は、前記係止部材を前記第1の方向に摺動させたとき、前記ふた係止部による前記ふた部材の係止が解除されて該ふた部材が開き、
前記ふた部材が開いた状態で前記係止部材を前記第2の方向に摺動させたとき、前記電池係止部による前記電池の係止が解除されて該電池が取り出されることを特徴とする電子装置。 - 前記ふた部材は、該ふた部材が前記ふた係止部により係止されているとき、前記係止部材が前記第2の方向に摺動するのを妨ぐための当接部を有することを特徴とする請求項5記載の電子装置。
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