JP2009110618A - ヘッドスライダ - Google Patents

ヘッドスライダ Download PDF

Info

Publication number
JP2009110618A
JP2009110618A JP2007283646A JP2007283646A JP2009110618A JP 2009110618 A JP2009110618 A JP 2009110618A JP 2007283646 A JP2007283646 A JP 2007283646A JP 2007283646 A JP2007283646 A JP 2007283646A JP 2009110618 A JP2009110618 A JP 2009110618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top surface
head slider
main top
magnetic disk
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007283646A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Watanabe
渡邊  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007283646A priority Critical patent/JP2009110618A/ja
Priority to US12/209,868 priority patent/US20090109572A1/en
Publication of JP2009110618A publication Critical patent/JP2009110618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • G11B5/6082Design of the air bearing surface
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • G11B5/6011Control of flying height
    • G11B5/6064Control of flying height using air pressure

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、ロード動作時にディスクに接触し難く、通常使用状態において塵埃が空気流入側から入り込み難いヘッドスライダを提供することを目的とする。
【解決手段】ヘッドスライダ8Aは、記録媒体3に対向するよう構成され、前記空気流入前縁の一部を形成する主トップ面21と、主トップ面21を上にしたときに主トップ面21より低い位置において、空気流入前縁から下流側に向かって延在する2つのステップ面26−1,26−2とを有する。ステップ面26−1,26−2は空気流に対して左右に一つづつ設けられる。2つのステップ面の間に主トップ面21の一部が延在し、且つ2つのステップ面の後方に主トップ面21の他の部分が延在する。
【選択図】図3

Description

本発明はヘッドスライダに係り、特にディスク装置に用いられるヘッドスライダに関する。
例えばハードディスク駆動装置(HDD)などの磁気ディスク駆動装置では、磁気ディスクの回転により発生する空気流によりヘッドスライダ全体あるいは一部を磁気ディスク上に浮上させることが一般的である。そこで、磁気ディスクの静止時に、ヘッドスライダが磁気ディスクに接触しないようにヘッドスライダを支持するサスペンションを支持するロード/アンロード機構が知られている。
ロード/アンロード機構は磁気ディスクの近傍に配置されたランプを有し、サスペンションの先端がランプに摺動しながら乗り上げるようにすることで、ヘッドスライダを磁気ディスク上から退避させる。このような動作をアンロードと称し、反対にヘッドスライダを磁気ディスク上に載せることをロードと称する。通常、ロード及びアンロード動作は磁気ディスクを回転させながら行われる。
ロード動作においては、ヘッドスライダが磁気ディスクに接触するおそれがある。磁気ディスクにヘッドスライダが接触すると、磁気ディスクが損傷し、磁気ディスク上の記録情報が消失するおそれがある。また、接触にともなう摩耗や傷つき等によりに塵埃が発生してしまう。
近年の磁気ディスク装置においては、その記録密度を向上させるため、ヘッドスライダと磁気ディスクとの隙間は10nm程度にまで狭まっている。上述のように塵埃が発生すると、10nm程度の隙間が保てなくなり、磁気ディスクのロード領域以外でヘッドスライダが磁気ディスクに接触して磁気ディスクを傷つけることがある。このような場合、磁気ディスク装置の信頼性を大きく損なうこととなる。
そこで、ヘッドスライダは、ロード時に極力磁気ディスクと接触しないように設計されている。例えば、ヘッドスライダの流入前縁部にベース面を設け、その下流側にステップ面、及びトップ面を設け、磁気ディスクとヘッドスライダとの間の隙間において、下流に行くに従って流路が狭まる構造とすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような構造をとると、トップ面で発生する圧力を大きくすることができる。そのためヘッドスライダの空気流入側ではヘッドスライダを磁気ディスクから遠ざける大きな力を発生させることができるので、ロード時に特に問題となるヘッドスライダの空気流入側部分と磁気ディスクとの接触を抑制することができる。
また、ヘッドスライダの空気流入前縁部近傍に浅い凹部を設け、この凹部からトップ面に流れる空気流により正圧力を発生させることでヘッドスライダの空気流入前縁部での浮上力を高めることが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−344724号公報 特開2004−71140号公報
上述の特許文献1に開示されたような構成をとると、空気流入側の発生圧力が大きくなるが故、ヘッドスライダの空気流入側部分と磁気ディスクとの隙間が増大してしまう。上述したように磁気ディスク装置内で塵埃が発生、もしくは混入していると、ヘッドスライダの空気流入側からヘッドスライダと磁気ディスクの間に塵埃が入り込むおそれがある。ヘッドスライダと磁気ディスクの間に挟まった塵埃は、磁気ディスクを傷つけたり、磁気ヘッドを損傷するおそれがあるため、空気流入側におけるヘッドスライダと磁気ディスクとの隙間をできるだけ狭めることが望まれている。ところが、ヘッドスライダの空気流入側での圧力を下げるように空気流入前縁部における段差を小さくすると、ロード時に発生する圧力も小さくなり、ヘッドスライダの空気流入側が磁気ディスクに接触しやすくなってしまう。従って、ロード時に磁気ディスクに接触し難く、かつ、空気流入側の隙間を狭めることができるヘッドスライダが要望されている。
また、上述の特許文献2に開示されたような構成をとると、凹部を形成するためにトップ面が狭くなり、トップ面を流れる空気流により発生するヘッドスライダの中央部分での正圧を十分に発生させることができないおそれがある。
本発明は上述の問題に鑑みなされたものであり、ロード動作時にディスクに接触し難く、且つ通常使用状態において塵埃が空気流入側から入り込み難いヘッドスライダを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、移動する記録媒体上に配置された際に、該記録媒体の移動に伴う空気流により少なくとも一部が該記録媒体上で浮上するように構成され、該空気流の上流側の空気流入前縁と下流側の空気流出後縁とを有するヘッドスライダであって、前記記録媒体に対向するよう構成され、前記空気流入前縁の一部を形成する主トップ面と、該主トップ面を上にしたときに前記主トップ面より低い位置において、前記空気流入前縁から下流側に向かって延在する2つのステップ面とを有し、前記ステップ面は前記空気流に対して左右に一つづつ設けられ、前記2つのステップ面の間に前記主トップ面の一部が延在し、且つ前記2つのステップ面の後方に前記主トップ面の他の部分が延在していることを特徴とするヘッドスライダが提供される。
本発明によれば、ロード動作時に、トップ面による正圧力の発生とスクイーズ効果を利用して記録媒体に接触し難いヘッドスライダを提供することができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明が適用されるヘッドスライダの一例として磁気ヘッドスライダを備えたハードディスク駆動装置について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は記録媒体駆動装置としてのハードディスク駆動装置の内部を概略的に示す平面図である。図2は図1におけるヘッドスライダの近傍を拡大して示す平面図である。
ハードディスク駆動装置1は、平たい直方体の内部空間を区画する箱形の筐体本体2を備える。筐体本体2の内部には、記録媒体として1枚以上の磁気ディスク3が収容される。磁気ディスク3はスピンドルモータ4の回転軸に装着される。スピンドルモータ4は、例えば7200rpmや10000rpmといった高速度で磁気ディスク3を回転させることができる。筐体本体2には、筐体本体2との間で内部空間を密閉する蓋体すなわちカバー(図示せず)が結合される。
筐体本体2の内部空間には、先端で磁気ディスク3の表面に向き合うキャリッジ5が設けられる。キャリッジ5は、支軸6を中心に揺動する揺動アーム7と、揺動アーム7の先端に固定されて先端で個別にヘッドスライダ8を支持するヘッドサスペンション9とを備える。揺動アーム7の揺動は、例えばボイスコイルモータ(VCM)といった電磁アクチュエータ10の働きを通じて達成される。揺動アーム7の揺動によれば、ヘッドスライダ8は半径方向に磁気ディスク3を横切ることができる。この移動によってヘッドスライダ8は磁気ディスク3上の所望の記録トラックに位置決めされる。周知の通り、複数枚の磁気ディスクが筐体本体2内に組み込まれる場合には、隣接する磁気ディスク3同士の間で1本の揺動アーム7に対して2個のヘッドスライダ8及びヘッドサスペンション9が搭載される。
キャリッジ5のヘッドサスペンション9の先端には、ヘッドサスペンション9から前方に延びるロードビーム11が取り付けられる。ロードビーム11は、揺動アーム7の揺動に応じてヘッドスライダ8とともに磁気ディスク3の半径方向に移動する。
ロードビーム11の移動経路上に沿った位置において、磁気ディスク3の周囲にランプ部材12が配置される。ロードビーム11の先端部11aは、ヘッドスライダ8が磁気ディスク3の外周部に移動したときに、ランプ部材12の傾斜面12aに乗り上げる。ロードビーム11が更に磁気ディスクから離れる方向に移動すると、ロードビーム11の先端部11aは、傾斜面12aを摺動しながら移動する。この際、傾斜面12aに沿ってロードビーム11が徐々に持ち上げられ、その結果ヘッドスライダ8は磁気ディスク3から遠ざかる。ロードビーム11の先端部11aが傾斜面12aを完全に登り切ってから凹部12bに入り込むと、ロードビーム11の半径方向内側への移動は停止する。このようにしてヘッドスライダ8は、磁気ディスク3の静止中、磁気ディスク3と非接触の状態で保持される。ヘッドスライダ8を磁気ディスク3上に移動する際は、ロードビーム11が磁気ディスク3の半径方向内側に移動する。これにより、ロードビーム11の先端部11aは傾斜面12aを下っていく。最終的に、ロードビーム11の先端部11aは傾斜面12aから離脱し、ヘッドスライダ8は磁気ディスク3上に配置される。このとき、磁気ディスク3は既に高速で回転しており、ヘッドスライダ8は磁気ディスク3の回転に伴う空気流により磁気ディスク3上で浮上する。以上のように、ロードビーム11及びびランプ部材12は協働でロード/アンロード機構を構成する。
上述の構成のハードディスク駆動装置において、ロード動作時にヘッドスライダ8を磁気ディスク3上に浮上させる際に、ヘッドスライダ8は空気流入側が上になるように僅かに傾斜した状態で磁気ディスク3上に移動することが好ましい。このため、ヘッドスライダ8の取り付け部分は、ヘッドスライダ8が自由に支持された状態で空気流入側が上になるように僅かに傾斜するように設計されている。しかし、取り付け部分に関連する部品の寸法公差により、そのようなヘッドスライダ8の傾斜が得られないことがある。ヘッドスライダ8が反対に傾斜した状態(前のめりの状態)で磁気ディスク3上に移動すると、適切な浮上力が得られずにヘッドスライダ8の空気流入側が磁気ディスク3に接触してしまうおそれがある。
そこで、本発明の第1実施形態によるヘッドスライダでは、ヘッドスライダが磁気ディスク3上に配置される際に、空気流入側に正圧が作用して空気流入側を磁気ディスク3から遠ざける方向の力が作用するように、ヘッドスライダの表面形状を構成している。
図3は本発明の第1実施形態によるヘッドスライダ8Aの斜視図である。図3において、ヘッドスライダ8Aの磁気ディスク3に対向する面が上に向いた状態が示されている。本実施形態では、ヘッドスライダ8Aは幅0.7mm、長さ1.25mmの長方形状としている。なお、図3において、高さ方向の寸法は形状を示すために拡大されており、ヘッドスライダ8Aの表面の凹凸は実際は数μm程度の高さ(深さ)である。
図3において、ヘッドスライダ8Aの磁気ディスク3に対向する面は、最も低い部分であるベース面20と、最も高い部分であるトップ面21を含んでいる。本実施形態では、主トップ面21からベース面20までの深さ(距離)は約3μmである。基本的に、主トップ面21は空気流の静圧及び動圧を受けて浮上力を発生させる部分である。また、主トップ面21からベース面20に向かって深く掘り下げられた溝部又は凹部は空気流による負圧を発生させる部分である。この負圧によりヘッドスライダ8Aを磁気ディスク装置3に引きつけることで、過度の浮上力でヘッドスライダ8Aが磁気ディスク3から離れすぎないようにし、ヘッドスライダ8Aの浮上量を調節している。また、主トップ面21に繋がる浅い凹部は、そこから主トップ面21に流れる空気流により正圧力を発生させる部分である。
図3において、主トップ面21の右下側の端部が前縁22であり、空気流に対するヘッドスライダ8Aの空気流入前縁に相当する。したがって、前縁22の反対側は、ヘッドスライダ8Aから空気流が出て行く空気流出後縁23となる。主トップ面21の前縁22と空気流出後縁23のほぼ中間に、ベース面20まで至る深い溝又は凹部24が形成されている。凹部24の後ろ側で空気流出後縁23の近傍に磁気ヘッド(図示せず)が設けられる。磁気ヘッドが設けられる部分、の周囲には負圧発生用凹部25が形成されている。本実施形態は凹部24の前側の形状に関連しており、凹部24の後ろ側の部分に関する詳細な説明は省略する。
本実施形態では、凹部24より前側の主トップ面21の左右の部分にステップ面26−1,26−2が形成されている。左右のステップ面26−1,26−2の前縁26aは、ヘッドスライダ8Aの空気流入前縁を形成し、ヘッドスライダ8Aの後縁に向けて延在する。したがって、主トップ面21の前縁22と左右のステップ面26−1,26−2の前縁26aとが、ヘッドスライダ8Aの空気流入前縁に相当する。本実施形態では、ステップ面26−1,26−2は、主トップ面21から約0.1μm下がった面である。左右のステップ面26−1,26−2の間には主トップ面21が残されており、その幅はヘッドスライダ8Aの幅の1/4程度であることが好ましい。ステップ面26−1,26−2は、その後方で正圧力を発生するために設けられる。
すなわち、ステップ面26−1,26−2を通過した空気流が主トップ面21に至るときに、ヘッドスライダ8Aと磁気ディスク3との間の間隙が狭まるため(本実施形態では、ステップ面の深さである0.1μmだけ狭まる)、それに応じてステップ面26−1,26−2の後方における空気圧が上昇し、正圧力が発生する。この正圧力はヘッドスライダ8Aと磁気ディスク3との間の間隙が大きいときには小さく、間隙が小さくなるほど大きくなる。したがって、ヘッドスライダ8Aが安定した状態で浮上しているときには大きな正圧力は発生せず、例えばヘッドスライダ8Aのロード時にヘッドスライダ8Aが磁気ディスク3上に降りてきて間隙が通常より小さくなったような場合に正圧力が大きくなり、ヘッドスライダ8Aの前側部分の下方への動きを効率的に抑制することができる。
図4はステップ面の深さと発生する正圧力の関係を示すグラフである。図4のグラフにおいて、横軸はステップ面の規格化深さを表している。規格化深さとは、深さを所定の深さで除して得られる無次元数である。ステップ面の深さと発生する正圧力の関係は、ヘッドスライダのサイズ等で変化するため、深さを無次元数としている。図4のグラフの縦軸は正圧力の規格化した大きさを表している。すなわち、発生する正圧力の最大値を1とし、その最大値に対する正圧力の割合により正圧力の大きさを示している。
ステップ面26−1,26−2のトップ面21からの深さは、図4に示すグラフから適度な値となるように決定することができる。例えば、正圧力を大きくとりたい時には、正圧力が最大値になるような規格化深さとして0.1を採用する。本実施形態では、規格化深さが1となる場合は5μmを表しており(すなわち、実際の深さを5μmで除した値を規格化深さとしている)、ステップ26−1,26−2を0.5μmとすることでほぼ最大の正圧力を得ることができる。上述のように図3に示すヘッドスライダ8Aでは、ステップ面26−1,26−2の主トップ面21からの深さは0.1μmであり、規格化深さとして0.02における正圧力が得られるように設計されている。
また、ステップ面26−1,26−2が設けられた部分では、ステップ面26−1,26−2が無い場合に比較して、ヘッドスライダ8Aと磁気ディスク3との間の間隙の容積が大きくなる。ヘッドスライダ8Aが磁気ディスク3に向かって下降してきた際に、ヘッドスライダ8Aと磁気ディスク3との間の空間の空気が排出されるときの空気の抵抗に応じて正圧力が発生する。このように、ある空間から空気を排出する際に正圧力が発生する作用は、一般にスクイーズ効果と称される。スクイーズ効果は空気が排出される空間の容積が大きいほど大きくなる。本実施形態では、ステップ面26−1,26−2の部分でのスクイーズ効果が、ステップ面26−1,26−2が無い場合のスクイーズ効果より大きいことを利用して、ヘッドスライダ8Aの前側が磁気ディスク3に向けて移動する際に、その移動を抑制することができる。したがって、例えばヘッドスライダ8Aのロード時にヘッドスライダ8Aが磁気ディスク3上に勢いよく降りてきたような場合にスクイーズ効果が大きくなり、ヘッドスライダ8Aの前側部分の下方への動きを効率的に抑制することができる。
図5は図3に示すヘッドスライダ8Aの変形例であるヘッドスライダ8Bの斜視図である。図5において、図3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すヘッドスライダ8Bは、主トップ面21の中央付近に負圧発生面27が形成されている以外は、図3に示すヘッドスライダ8Aと同じ構成を有する。負圧発生面27はそこを通過する空気流により負圧を発生させるための凹部の底面に相当する。負圧発生面27で発生した負圧により、ヘッドスライダ8Bの浮上時の姿勢を安定させることができる。本実施形態では、負圧発生面27の深さは1μmとされており、ステップ面26−1,26−2の深さ0.1μmよりはるかに深くなっている。
図6は負圧発生面の深さと発生する負圧力との関係を示すグラフである。図4に示すグラフと同様に、図6のグラフの横軸は規格化深さを表し、縦軸は負圧力の規格化値を表す。図6に示すグラフに基づいて、適度な負圧を発生させることのできる深さを決定する。本実施形態の場合、負圧発生面の深さは1μmであるから、5μmで除した値である0.2が本実施形態における負圧発生面27の深さに相当する。負圧発生面の規格化深さ0.2における負圧力は最大値の0.7程度である。最大値であるピーク値の近傍は、曲線が大きく変化している部分であり、深さが僅かに変化すると発生する負圧力が大きく変化することを意味する。したがって、最大値付近の深さとすると、深さの加工誤差により所望の負圧力から大きくずれてしまうおそれがある。このような問題を回避するために、本実施形態では、ある程度の大きさの負圧が得られる点でなおかつ曲線の傾きが比較的緩やかな部分である、0.2を採用している。なお、ベース面20の主トップ面21からの深さは、負圧力が最大値の1/2以下となるような深さとすることが好ましい。本実施形態では、ベース面20の深さは3μmであるから、規格化深さの0.6に相当し、そのときの負圧力の規格化値は約0.12となる。
図7は、ヘッドスライダ8Bにおける圧力分布をコンピュータシミュレーションで求めた結果を示す図である。図7において、色の濃い部分は負圧力を表し、色の薄い部分で周囲より隆起した部分は正圧力を表す。図7により、左右のステップ面26−1,26−2の後ろ側のトップ面21において正圧力が発生しており、また、正圧力が発生している部分の間の負圧発生面27の部分で負圧が発生していることがわかる。
次に、本発明の第2実施形態によるヘッドスライダについて、図8を参照しながら説明する。図8は本発明の第2実施形態によるヘッドスライダ8Cの斜視図である。図8において、図3に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。図8において、ヘッドスライダ8Cの磁気ディスク3に対向する面が上に向いた状態が示されている。
図8に示すヘッドスライダ8Cは基本的に図3に示すヘッドスライダ8Aと同じ構成を有しており、主トップ面21及びステップ面26−1,26−2の前方に前側トップ面28が設けられた点が異なる。前側トップ面28はトップ面21と同じ面内に延在する面である。
前側トップ面28と、主トップ面21及びステップ面26−1,26−2との間には所定の幅の間隙が設けられる。したがって、図3に示すヘッドスライダ8Aにおいて、主トップ面が形成される部分の前方(空気流の上流側)に、前側トップ面28が形成される部分が設けられた構成となる。ただし、ヘッドスライダ8Cの全体寸法をヘッドスライダ8Aの全体寸法と同じとする場合、ヘッドスライダ8Cの主トップ面21及びステップ面26−1,26−2は、ヘッドスライダ8Aのトップ面21及びステップ面26−1,26−2を前後方向(空気流の方向)に縮めた形状となる。
前側トップ面28が形成される部分はベース面20から起立しており、前側トップ面28と、主トップ面21及びステップ面26−1,26−2との間に深い溝又は凹部29が形成されている。この凹部29は上述の所定の幅の間隙を形成するためのもので、前側トップ面28に沿って流れた空気がその後方に延在するステップ面26−1,26−2に直接流れないようにするために設けられる。凹部29が無いと、前側トップ面28に沿って流れた空気が段差のあるステップ面26−1,26−2にそのまま流れるため、ステップ面26−1,26−2において負圧が発生してしまう。比較的深い凹部29が前側トップ面28とステップ面26−1,26−2との間にあると、前側トップ面28に沿って流れて凹部29に入った空気は、一旦負圧になってから大気圧近傍の圧力にもどされたうえで、ステップ面26−1,26−2に流入する。したがって、ステップ面26−1,26−2において負圧の発生は抑制され、ステップ面26−1,26−2の後方の主トップ面21において適切な正圧力を発生させることができる。
なお、本実施形態では、凹部29の底部はベース面20と同じ面となっているが、凹部29の深さは空気が大気圧付近に戻される深さであれば、ベース面20までの深さ以上でも以下であってもよい。本実施形態では、ベース面20を加工する際に同時に凹部29を形成するため、凹部の底面とベース面20が同じ面となっている。
以上のように、本実施形態では、ステップ面26−1,26−2の前方に、ステップ面26−1,26−2より高い位置にある主トップ面21と同じ高さの前側トップ面28が形成されている。前側トップ面28が形成された部分は、ヘッドスライダ8Cの最前部に相当し、塵埃が空気流に乗ってヘッドスライダ8Cに衝突した際にその塵埃をはねのける、いわばバンパーとして作用する。本実施形態では、前側トップ面28が形成された部分の厚み寸法は20〜30μmであり、加工上の最小寸法である。また、前側トップ面28は主トップ面21及びステップ面26−1,26−2の前方に設けられるため、前側トップ面28の前縁28aがヘッドスライダ8Cの空気流入前縁に相当することとなる。
ヘッドスライダ8Cが磁気ディスク3上で浮上している際に、ヘッドスライダ8Cの前縁から磁気ディスク3の表面までの距離は、前側トップ面28の前縁から磁気ディスク3の表面までの距離となる。すなわち、前側トップ面28が無い場合は、ステップ面26−1,26−2の前縁がヘッドスライダ8Cの前縁となるので、ヘッドスライダ8Cの前縁から磁気ディスクまでの距離は、前側トップ面28が在る場合の距離より大きくなる。言い換えれば、前側トップ面28を設けることで、ヘッドスライダ8Cの前縁と磁気ディスク3の表面との距離を小さくすることができる。したがって、空気流に乗って流れてきてヘッドスライダ8Cと磁気ディスク3との間に入り込む塵埃があったとしても、その塵埃のサイズは前側トップ面28が設けられた分だけ小さくなる。これにより、大きな塵埃がヘッドスライダ8Cと磁気ディスク3との間に挟み込まれて、ヘッドスライダ8Cや磁気ディスク3の表面が損傷することを防止することができる。
図9は図8に示すヘッドスライダ8Cの変形例であるヘッドスライダ8Dの斜視図である。図9において、図8に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すヘッドスライダ8Dは、主トップ面21の中央付近に負圧発生面27が形成されている以外は、図9に示すヘッドスライダ8Cと同じ構成を有する。負圧発生面27はそこを通過する空気流により負圧を発生させるための凹部の底面に相当する。負圧発生面27で発生した負圧により、ヘッドスライダ8Dの浮上時の姿勢を安定させることができる。本実施形態では、負圧発生面27の深さは1μmとされている。
図10は、ヘッドスライダ8Dにおける圧力分布をコンピュータシミュレーションで求めた結果を示す図である。図10において、色の濃い部分は負圧力を表し、色の薄い部分で周囲より隆起した部分は正圧力を表す。図10により、左右のステップ面26−1,26−2の後ろ側のトップ面21において正圧力が発生しており、また、正圧力が発生している部分の間の負圧発生面27の部分で負圧が発生していることがわかる。
次に、本発明の第3実施形態によるヘッドスライダについて、図11を参照しながら説明する。図11は本発明の第3実施形態によるヘッドスライダ8Eの斜視図である。図8において、図8に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。図11において、ヘッドスライダ8Eの磁気ディスク3に対向する面が上に向いた状態が示されている。
図11に示すヘッドスライダ8Eは基本的に図8に示すヘッドスライダ8Aと同じ構成を有しており、主トップ面21及びステップ面26−1,26−2の前方に前側トップ面28が設けられているが、前側トップ面と主トップ面21と接続トップ面30により繋がっている点が異なる。接続トップ面30は、前側トップ面28及び主トップ面21と同じ面内に延在する面である。すなわち、接続トップ面30、前側トップ面28及び主トップ面21は連続した面である。
接続トップ面30を設けるために、凹部29の中央で主トップ面21の前縁22の前方に接続トップ面30が形成された部分が設けられる。したがって、凹部29は、接続トップ面30が形成された部分により分断された状態となる。言い換えれば、主トップ面21が形成された部分と前側トップ面28が形成された部分とは、接続トップ面30が形成された部分により接続される。
前側トップ面28が形成された部分の厚みはなるべく小さくすることが好ましいが、あまり小さいと前側トップ面28が形成された部分の強度が不足する。そこで、本実施形態では、接続トップ面30が形成された部分を設けることにより、前側トップ面28が形成された部分の中央部分を主トップ面21が形成された部分と一体とし、強度を上げている。
図12は図11に示すヘッドスライダ8Eの変形例であるヘッドスライダ8Fの斜視図である。図12において、図11に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図12に示すヘッドスライダ8Fは、主トップ面21の中央付近に負圧発生面27が形成されている以外は、図12に示すヘッドスライダ8Eと同じ構成を有する。負圧発生面27はそこを通過する空気流により負圧を発生させるための凹部の底面に相当する。負圧発生面27で発生した負圧により、ヘッドスライダ8Fの浮上時の姿勢を安定させることができる。本実施形態では、負圧発生面27の深さは1μmとされている。
図13は、ヘッドスライダ8Eにおける圧力分布をコンピュータシミュレーションで求めた結果を示す図である。図13において、色の濃い部分は負圧力を表し、色の薄い部分で周囲より隆起した部分は正圧力を表す。図13により、左右のステップ面26−1,26−2の後ろ側のトップ面21において正圧力が発生しており、また、正圧力が発生している部分の間の負圧発生面27の部分で負圧が発生していることがわかる。
なお、本願の実施形態は磁気ヘッドスライダを例とし記載したが、磁気ヘッドスライダに限定されるものではなく、光ヘッド、光磁気ヘッドを搭載したスライダであってもよい。
ハードディスク駆動装置の内部を概略的に示す平面図である。 図1におけるヘッドスライダの近傍を拡大して示す平面図である。 本発明の第1実施形態によるヘッドスライダの斜視図である。 ステップ面の深さと発生する正圧力の関係を示すグラフである。 図3に示すヘッドスライダの変形例であるヘッドスライダの斜視図である。 負圧発生面の深さと発生する負圧力との関係を示すグラフである。 図5に示すヘッドスライダにおける圧力分布をコンピュータシミュレーションで求めた結果を示す図である。 本発明の第2実施形態によるヘッドスライダの斜視図である。 図8に示すヘッドスライダの変形例であるヘッドスライダの斜視図である。 図9に示すヘッドスライダにおける圧力分布をコンピュータシミュレーションで求めた結果を示す図である。 本発明の第3実施形態によるヘッドスライダの斜視図である。 図11に示すヘッドスライダの変形例であるヘッドスライダの斜視図である。 図12に示すヘッドスライダにおける圧力分布をコンピュータシミュレーションで求めた結果を示す図である。
符号の説明
1 ハードディスク駆動装置
2 筐体本体
3 磁気ディスク
4 スピンドルモータ
5 キャリッジ
6 支軸
7 揺動アーム
8,8A,8B,8C,8D,8E,8F ヘッドスライダ
9 サスペンションアーム
10 電動アクチュエータ
11 ロードビーム
11a 先端部
12 ランプ部材
12a 傾斜面
12b 凹部
20 ベース面
21 トップ面
22,26a 前縁
23 空気流出後縁
24 凹部
25 負圧発生用凹部
26−1,26−2 ステップ面
27 負圧発生面
28 前側トップ面
28a 前縁
29 凹部
30 接続トップ面

Claims (10)

  1. 移動する記録媒体上に配置された際に、該記録媒体の移動に伴う空気流により少なくとも一部が該記録媒体上で浮上するように構成され、該空気流の上流側の空気流入前縁と下流側の空気流出後縁とを有するヘッドスライダであって、
    前記記録媒体に対向するよう構成され、前記空気流入前縁の一部を形成する主トップ面と、
    該主トップ面を上にしたときに前記主トップ面より低い位置において、前記空気流入前縁から下流側に向かって延在する2つのステップ面と
    を有し、
    前記ステップ面は前記空気流に対して左右に一つづつ設けられ、
    前記2つのステップ面の間に前記主トップ面の一部が延在し、且つ前記2つのステップ面の後方に前記主トップ面の他の部分が延在している
    ことを特徴とするヘッドスライダ。
  2. 請求項1記載のヘッドスライダであって、
    前記主トップ面及び前記ステップ面の前方に前側トップ面が設けられ、該前側トップ面は前記主トップ面と同一面内に延在することを特徴とするヘッドスライダ。
  3. 請求項2記載のヘッドスライダであて、
    前記前側トップ面と、前記主トップ面及び前記ステップ面との間に、所定の深さの凹部が設けられたことを特徴とするヘッドスライダ。
  4. 請求項1記載のヘッドスライダであって、
    前記主トップ面から所定の距離だけ低いベース面を有し、
    前記主トップ面及び前記ステップ面の前方に前側トップ面が設けられ、
    該前側トップ面と前記主トップ面との前記ベース面からの高さは等しいことを特徴とするヘッドスライダ。
  5. 請求項4記載のヘッドスライダであって、
    前記ステップ面は、前記ベース面からの高さ方向において、前記ベース面と前記主トップ面の間にあることを特徴とするヘッドスライダ。
  6. 請求項4記載のヘッドスライダであって、
    前記ベース面と前記凹部の底面は同じ面内に延在することを特徴とするヘッドスライダ。
  7. 請求項4記載のヘッドスライダであって、
    前記ベース面の前記主トップ面からの前記所定の距離は、前記主トップ面から前記ベース面に流れる空気流により発生する負圧が、最大値の1/2以下となるような距離であることを特徴とするヘッドスライダ。
  8. 請求項3記載のヘッドスライダであって、
    前記前側トップ面と前記主トップ面との間に接続トップ面が設けられ、前記接続トップ面は前記主トップ面及び前記前側トップ面と同じ面内に延在し、前記前側トップ面と前記接続トップ面と前記主トップ面は連続した面であることを特徴とするヘッドスライダ。
  9. 請求項1乃至8のうちいずれか一項記載のヘッドスライダであって、
    前記2つのステップ面の後方の前記主トップ面の領域の間の部分に凹部が設けられ、該凹部の底面は負圧発生面であることを特徴とするヘッドスライダ。
  10. 請求項9記載のヘッドスライダであって、
    前記負圧発生面は前記ステップ面より低い位置に延在することを特徴とするヘッドスライダ。
JP2007283646A 2007-10-31 2007-10-31 ヘッドスライダ Pending JP2009110618A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283646A JP2009110618A (ja) 2007-10-31 2007-10-31 ヘッドスライダ
US12/209,868 US20090109572A1 (en) 2007-10-31 2008-09-12 HEAD SLIDER, HEAD GIMBAL ASSEMBLY and STORAGE APPARATUS

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283646A JP2009110618A (ja) 2007-10-31 2007-10-31 ヘッドスライダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009110618A true JP2009110618A (ja) 2009-05-21

Family

ID=40582493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007283646A Pending JP2009110618A (ja) 2007-10-31 2007-10-31 ヘッドスライダ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090109572A1 (ja)
JP (1) JP2009110618A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123975A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダ
US8611051B1 (en) 2013-02-25 2013-12-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic head, head gimbal assembly with the same, and disk drive
JP2014026692A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Toshiba Corp 磁気ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
US10475479B2 (en) 2018-02-22 2019-11-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Head gimbal assembly and magnetic disk device with the same with slider having intermittent capture grooves
US10748576B2 (en) 2018-02-23 2020-08-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Head gimbal assembly and magnetic disk device having the same

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8089729B2 (en) * 2008-10-14 2012-01-03 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Slider with an air bearing surface and related topography
US9431044B1 (en) * 2014-05-07 2016-08-30 Western Digital (Fremont), Llc Slider having shock and particle resistance

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0765344A (ja) * 1993-08-25 1995-03-10 Tdk Corp 磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気ディスク装置
JP2000090617A (ja) * 1998-09-09 2000-03-31 Hitachi Ltd 磁気ヘッドスライダ
JP2002184148A (ja) * 2001-11-05 2002-06-28 Hitachi Ltd スライダ及び回転型円板記憶装置
JP2004055127A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Seagate Technology Llc 側部に開放部を備えた収斂溝を有するヘッドスライダ
JP2004071140A (ja) * 2002-08-06 2004-03-04 Seagate Technology Llc ベアリング・パッドを設けたディスク・ヘッド・スライダ
JP2006164346A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダおよび磁気ディスク装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5796551A (en) * 1996-10-16 1998-08-18 International Business Machines Corporation Landing pads for air bearing sliders and method for making the same
US5872685A (en) * 1997-08-22 1999-02-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Flying-type negative pressure air bearing slider
US6304418B1 (en) * 1999-02-11 2001-10-16 Seagate Technology Llc Enhanced durability ultra-low-flying-height sliders
JP2001035113A (ja) * 1999-06-30 2001-02-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 磁気ヘッド
JP2001344724A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Fujitsu Ltd 浮上ヘッドスライダ
US6999282B2 (en) * 2001-08-22 2006-02-14 Seagate Technology Llc Slider with cavity dam angled leading edge and further displaced recessed surface positioned outside angled rails
JP2007048343A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置
US7616405B2 (en) * 2006-11-15 2009-11-10 Western Digital (Fremont), Llc Slider with an air bearing surface having a inter-cavity dam with OD and ID dam surfaces of different heights

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0765344A (ja) * 1993-08-25 1995-03-10 Tdk Corp 磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気ディスク装置
JP2000090617A (ja) * 1998-09-09 2000-03-31 Hitachi Ltd 磁気ヘッドスライダ
JP2002184148A (ja) * 2001-11-05 2002-06-28 Hitachi Ltd スライダ及び回転型円板記憶装置
JP2004055127A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Seagate Technology Llc 側部に開放部を備えた収斂溝を有するヘッドスライダ
JP2004071140A (ja) * 2002-08-06 2004-03-04 Seagate Technology Llc ベアリング・パッドを設けたディスク・ヘッド・スライダ
JP2006164346A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダおよび磁気ディスク装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123975A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッドスライダ
JP2014026692A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Toshiba Corp 磁気ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
USRE46121E1 (en) 2012-07-25 2016-08-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic head and head gimbal assembly maintaining stable flying height in a disk drive
US8611051B1 (en) 2013-02-25 2013-12-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic head, head gimbal assembly with the same, and disk drive
US10475479B2 (en) 2018-02-22 2019-11-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Head gimbal assembly and magnetic disk device with the same with slider having intermittent capture grooves
US10748576B2 (en) 2018-02-23 2020-08-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Head gimbal assembly and magnetic disk device having the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20090109572A1 (en) 2009-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4377947B1 (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
US8493688B2 (en) Head slider and hard disk drive
JP2009110618A (ja) ヘッドスライダ
JP2006302452A (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
JP2001344724A (ja) 浮上ヘッドスライダ
JP2007220188A (ja) 記録ディスク駆動装置および浮上ヘッドスライダ
US7564650B2 (en) Head apparatus having a slider with first and second positive pressure parts and a negative pressure part and disc drive having the same
JP2010140588A (ja) ヘッドスライダおよび記憶装置
JP5060634B1 (ja) ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
JP4937383B2 (ja) ヘッドおよびこれを備えたディスク装置
JP4247290B1 (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
JP3971392B2 (ja) ディスクドライブの空気軸受スライダ
JP5687334B2 (ja) 磁気ヘッドスライダ装置、及び、磁気ディスク装置
JP2007115352A (ja) 磁気ディスク装置
JP4818090B2 (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
JP2007149205A (ja) 磁気ヘッド装置
JP4643115B2 (ja) ヘッドスライダ、記録媒体駆動装置およびヘッドサスペンションアセンブリ
JP2008016069A (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
US9431044B1 (en) Slider having shock and particle resistance
US7961432B2 (en) Head, head suspension assembly, and disk drive provided with the same
JP4153490B2 (ja) ヘッドスライダおよび記録媒体駆動装置
JP4834762B2 (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
JP2006120198A (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置
JP2009223954A (ja) ヘッドスライダ、ヘッドアッセンブリ及び情報記憶装置
JP2006048747A (ja) ヘッド、ヘッドサスペンションアッセンブリ、およびこれを備えたディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091022

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111115