JP2006164346A - 磁気ヘッドスライダおよび磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ヘッドスライダおよび磁気ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型スライダは軸受面の面積が減少し、空気軸受特性によって得られる浮上力が大幅に減少する。
【解決手段】スライダ1の軸受面8の流入側に浅溝面4aと浮上面2a,2bが設けられ、浮上面2a,2bは接続浮上面7により接続されている。浮上面2a,2bの後方には、流出端近くまで伸びたサイド浅溝面4bが設けられる。一方スライダ1の流出端にはセンター浮上面2cが設けられ、磁気ヘッド3を搭載している。センター浮上面2cの流入側にセンター浅溝面4cが設けられ、軸受面8の中央には深溝面5が設けられる。スライダの両サイドには切断代はなく、流入側浮上面2a,2bはスライダ幅方向の端面まで達した構成となっている。また、流入側浅溝面4aおよびサイド浅溝面4bもスライダ幅方向の端面まで達した構成となっている。軸受面8はスライダ幅方向になめらかな平面あるいは凸面形状である。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行する記録媒体面上を微小な隙間で浮上もしくは間歇接触する磁気ヘッドスライダおよび磁気ディスク装置に係り、特に直径が45.7mm(1.8インチ)以下の小径ディスクを用いた磁気ディスク装置に対して好適な磁気ヘッドスライダに関する。
磁気ヘッドスライダは、サスペンションに取り付けられたフレクシャに支持され、磁気ディスク上を僅かな間隙で浮上し、あるいは間歇接触しながらデータの記録および再生を行う。特許文献1に現在広く使われている磁気ヘッドスライダが記載されている。図13にその構成を示す。スライダ101の媒体対向面(軸受面)108は、浮上面102(102a,102b,102c)と、浮上面102より僅かな深さの段差を持たせた浅溝面104(104a,104b,104c)と、浅溝面104よりさらに浮上面から深く掘られた深溝面105より構成されている。浮上面102は空気流入側で浅溝面104の後方に左右一対の流入側浮上面102a,102bと、空気流出端で磁気ヘッド103を搭載するセンターパッド102cよりなる。浅溝面104は空気流入側の浅溝面104aと、サイドの浅溝レール104bと、センターパッド102cの空気流入側のセンターパッド浅溝面104cよりなる。深溝面105は空気流入側の浅溝面104aと、流入側浮上面102a,102bと、サイドの浅溝レール104bで囲まれている。本構成では、浅溝面104aと浮上面102a,102bによるステップ空気軸受作用により、磁気ディスクからスライダを浮上させる浮上力が発生し、同時に深溝面105で負圧が発生し、適切な空気軸受剛性を確保し安定に浮上する。スライダのサイズは、長さLx=1.25mm、幅Ly=1.0mm、高さLz=0.3mmである。
近年、磁気ディスク装置は、高密度化と共に、小型ディジタル機器への適用を目指し、小径ディスクを使用した小型磁気ディスク装置にシフトする傾向にある。それに伴って円板面上の有効データエリアの減少が問題となっている。この問題を解決する一方法として、スライダを小型化する方法がある。そこで現在広く使用されている上記のスライダに対し寸法を約70%縮小した小型スライダが開発されている。図14に小型スライダの平面図を示す。スライダ101のサイズは、長さLx=0.85mm、幅Ly=0.7mm、高さLz=0.23mmである。この小型スライダ101により、ディスクの有効データエリアは0.3mm広くなる。これは、ディスクサイズが25.4mm(1インチ)、20.3mm(0.8インチ)の小型磁気ディスク装置では、大幅な改善となる。
また、スライダの小型化、特にスライダ幅とスライダ高さの縮小は、同一の磁気ヘッド製造装置を使って同じウエハサイズから取れるスライダ数を約2倍に増加することができ、スライダコストを低減するメリットもある。
従来のスライダ加工プロセスは、上記スライダが横一列に約40個集合したバーの状態で軸受面をラップした後、イオンミリング等のドライプロセスによって軸受面形状を形成し、その後チップ切断によって個々のスライダに分割していた。したがって、スライダのサイドはチップ切断のバリ、欠けが発生し、その部分では浮上面側に0.2μmを越える高さの突出部も発生し、浮上面をスライダ幅方向の両端まで伸ばすことは、上記バリ、欠けによる安定浮上の阻害や、ディスク損傷を引き起こし信頼性を大幅に低下させる問題があった。
また、チップ切断時に応力緩和が発生し、軸受面108のチップ切断部分に局所変形が発生する。プロファイルは両端が記録媒体側に飛び出す凹形状であり、スライダの両サイドで特に局所変形が観察される。この局所変形は浮上特性の変動の元となり、低浮上化と安定浮上を阻害し、また、ロード/アンロード時の接触により円板へのダメージを引き起こすことになる。したがって、従来のプロセスでは浮上面をサイドの端まで拡大することはできず、流入側の浮上面102aと102bの両側端には幅30μmの浅溝面109と、その外側に深溝面105と同じ深さの幅30μmの切断代部110を設けている。浮上面端からスライダ端までの長さL2は60μm、浮上面端から浅溝面までの長さL1は30μmである。
特開2003−123422号公報
小型スライダはサイズの縮小に伴い軸受面の面積が減少し、空気軸受特性による浮上力が大幅に減少する。スライダに印加するサスペンション荷重も減少した浮上力とバランスさせるために小さくせざるを得ない。この傾向は軸受特性による浮上力が速度に比例することから、ディスク速度の小さい、低速度の2.5型磁気ディスク装置や、直径45.7mm(1.8インチ)以下の磁気ディスクを使った装置で顕著である。空気軸受特性に基づく浮上力不足の問題は、従来の3.5型磁気ディスク装置や、磁気ディスクの回転数が5400rpm、7200rpm等の高速回転型の2.5型磁気ディスク装置では発生しない。浮上力低下の問題は、ディスクサイズが25.4mm(1インチ)、45.7mm(1.8インチ)等の小径ディスクの磁気ディスク装置の実用化によって生まれた新しい問題である。浮上力が大幅に低下することによる問題として以下が挙げられる。
(1)空気軸受剛性が低下し、スライダの浮上特性が劣化する。特にピッチ剛性(スライダ長手方向の空気軸受剛性)は長さの約2乗で比例するため、スライダ長の減少によりピッチ剛性が大幅に低下するため、外乱振動に対しピッチ方向浮上量変動が大きく発生し、最悪の場合スライダの一部が媒体に接触する。
(2)サスペンション荷重を小さくする必要があるため、動作時の装置の耐衝撃性が低下する。
(3)正圧負圧併用型スライダでは、負圧エリアで負圧が発生する安定領域と、負圧エリアでも正圧が発生し1μm以上の浮上量で浮上する高浮上モードと本来の浮上量で浮上する低浮上モードの両方の状態をとるBi-Stable領域がある。サスペンション荷重が小さい系では、このBi-Stable領域に入り、リードライト不能となる。
(4)前述の外乱振動や、雰囲気圧力が低下して浮上量が低下した場合や、スライダのロード時に、スライダが流入端でディスクに接触した場合(以下ピッチダウンと称する)、サスペンション荷重が小さく、スライダ長さが短いスライダでは、そこから脱出することができず、その姿勢を維持し、接触が続くことにより、ディスクの接触部分を傷つけ情報を消失することになる。さらにはクラッシュしてしまうこともある。
(5)軸受面積の減少は浮上力の低下と同時に負圧力も低下するため、雰囲気圧力の減少に対する浮上量の低下が大きくなり、浮上マージンがなくなる。
(6)磁気ディスクにサーボ情報を記録する際、ディスク回転数を通常の回転数に対し1/2から1/3に下げて行うが、従来の小型スライダでは速度に対する浮上量低下が大きく、浮上姿勢も安定せず、ディスク面との接触振動によって、サーボ情報を精度良く書くことができない。酷い場合には、前述したピッチダウンが起こりクラッシュに至ることもある。
本発明の目的は、浮上力低下を軽減できる磁気ヘッドスライダを提供することである。
本発明の他の目的は、耐衝撃特性を向上した磁気ディスク装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ヘッドスライダは、媒体対向面の空気流入側の両端に接して設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面を空気流入側で接続する接続浮上面と、前記2個の浮上面および接続浮上面と前記媒体対向面の空気流入端の間に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して設けられ前記媒体対向面の空気流出端近傍まで延びるサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記2個の浮上面と前記接続浮上面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする。
前記スライダは、長さが約0.85mm、幅が約0.7mm、高さが約0.23mmである。
前記2個の浮上面から前記浅溝面までの深さと、前記センター浮上面から前記センター浅溝面までの深さが160nm以下であり、前記2個の浮上面およびセンター浮上面から前記深溝面までの深さが900nm以下である。
前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有する。
前記コーナー深溝面の深さは前記深溝面の深さと同じである。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ヘッドスライダは、媒体対向面の空気流入側の両端に接して設けられた2個の浮上面と、前記2個の浮上面の周囲に前記媒体対向面の空気流入端および両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して前記媒体対向面の空気流出端近傍まで設けられたサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記浅溝面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする。
前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有する。
前記コーナー深溝面の深さは前記深溝面の深さと同じである。
前記2個の浮上面から互いの方向に突出して設けられた半島部を有する。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ヘッドスライダは、媒体対向面の空気流入側の両側に設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面を空気流入側で接続する接続浮上面と、前記2個の浮上面および接続浮上面と前記媒体対向面の空気流入端の間に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の両側に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浮上面横浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して前記媒体対向面の空気流出端近傍まで設けられたサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記2個の浮上面と前記接続浮上面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする。
前記空気流入端の両端に設けられた流入端パッドを有する。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ヘッドスライダは、媒体対向面の空気流入側の両側に設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面の周囲に前記媒体対向面の空気流入端と両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して前記媒体対向面の空気流出端近傍まで設けられたサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記浅溝面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有する。
前記コーナー深溝面の深さは前記深溝面の深さと同じである。
前記空気流入端の両端に面取りが施されている。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置は、媒体対向面の空気流入側の両端に接して設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面を空気流入側で接続する接続浮上面と、前記2個の浮上面および接続浮上面と前記媒体対向面の空気流入端の間に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して設けられ前記媒体対向面の空気流出端近傍まで延びるサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記2個の浮上面と前記接続浮上面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状である磁気ヘッドスライダと、
前記磁気ヘッドスライダによりデータの記録および再生が行われる磁気ディスクと、
を具備することを特徴とする。
前記磁気ディスクは、直径が45.7mm以下である。
本発明によれば、小型スライダへの押し付け荷重を従来に比べ約1.5倍以上に増加でき、その結果、動作時耐衝撃特性を約1.5倍以上に高めることができる。
以下本発明の好適な実施例を図1から図12を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲はこれらの実施例に限られるものではない。
図1は第1の実施例による磁気ヘッドスライダの斜視図、図2は平面図である。本実施例による磁気ヘッドスライダは、図1及び図2に示すごとく、空気軸受の効果を利用して浮上力を発生させるため、スライダ1の媒体対向面(軸受面)8の流入側に流入側浅溝面4aが設けられ、その後方に浅溝面4aに隣接して1対の流入側浮上面2a,2bが設けられている。流入側浮上面2a,2bはその流入側で接続浮上面7により接続され同一浮上面となっている。流入側浮上面2a,2bの後方の両サイドには、流出端近くまで伸びたサイド浅溝面4bが設けられている。一方スライダ1の流出端の幅方向中央にはセンター浮上面2cが設けられ、磁気ヘッド3を搭載している。センター浮上面2cの流入側にセンター浅溝面4cが設けられている。流入側浮上面2a,2bと接続浮上面7とサイド浅溝面4bとセンター浅溝面4cとで囲まれた軸受面8の中央に深溝面5が設けられている。また、流入側の両サイドのコーナーにのみ深溝面5と同じ深さのコーナー深溝面6が設けられている。
本実施例のスライダ長さLxは0.85mm、スライダ幅Lyは0.7mmであり、浮上面2a,2b,2c,7から浅溝面4a,4b,4cまでの深さd1は約160nm、浮上面2a,2b,2c,7から深溝面5までの深さd2は約900nmである。スライダの両サイドには切断代は設けておらず、流入側浮上面2a,2bはスライダ幅方向の端面まで達した構成となっている。また、流入側浅溝面4aおよびサイド浅溝面4bもスライダの幅方向の端面まで達した構成となっている。流入側浅溝面4aは流入端から流入側浮上面2a,2bまでの長さがスライダの両サイド側で長くなるように構成されている。
本実施例による磁気ヘッドスライダ1を記録媒体に対向させると、浮上浅溝面4aと浮上面2a,2b,7の構成により、記録媒体の回転による空気流を圧縮して空気軸受の効果により浮上力が発生する。一方、深溝面5では、逆に空気流が拡大して、負圧力が発生する。この空気軸受による力と図示しない磁気ヘッドを支持するサスペンションから印加されるサスペンション荷重とがつりあったところで磁気ヘッドスライダ1は浮上する。浮上量は磁気ヘッド3の部分で15nm以下である。
上記実施例を実現するための加工プロセスを図6に示す。約60スライダが横一列に並んだバー状態からチップ切断により、個々のスライダに切断する。次に切断したスライダの軸受面をラップし、軸受面側に突出した部分や、チップ切断により発生したスライダ端部の局所変形を除去し、スライダ幅方向の平面度を0(平面)もしくは媒体面側に凸の形状にする。その後、イオンミリング等で軸受面の形状形成を行なう。本加工プロセスで加工したスライダの軸受面8の幅方向平面度の例を図5に示す。従来、両サイドに5nm程度まで達する局所変形があったが、本加工プロセスによる加工により、端部の突出やサイドの局所変形は除去され、なめらかな平面あるいは凸面形状となる。その結果、スライダの幅方向量端まで浮上面を形成することが可能となる。
本実施例による磁気ヘッドスライダ1は、図2に示すように流入側浮上面2a,2bをスライダ幅方向両端まで配置することが可能となる。空気軸受によって発生する浮上力(荷重)は浮上面幅の約3乗に比例する。図3に浮上面幅と発生する荷重の関係を、従来を1とした割合で示す。この結果、図14に示す同じスライダ寸法の従来スライダに対し、浮上面幅を両サイドにそれぞれ60μm広げることが可能となり、発生する荷重を約2倍に高めることができる。拡大幅が30μmの場合でも約1.5倍に高めることができる。
磁気ヘッドスライダ1は上記の浮上力と図示しないサスペンションから印加されるサスペンション荷重とのつりあいで浮上する。したがって、浮上力が大きくできれば、サスペンション荷重も増加することができる。磁気ディスク装置の動作時耐衝撃性は、外部から加わる加速度αと質量mとサスペンション荷重Wの関係がW=mαで表され、同じサイズのスライダでサスペンション荷重を増加させることは耐衝撃性を比例的に高めることになる。したがって、従来に比べ、本発明の実施例では荷重の増加分(約2倍)だけ、耐衝撃性を高めることができる。また、流入側浮上面2a,2bを両サイドに広げることにより、幅方向の空気軸受剛性が増加し、低浮上での安定浮上性を高めることができる。
本実施例では接続浮上面7により流入側浮上面2a,2bを接続している。これによって、この部分で発生する浮上力を大きく増加させることができる。接続浮上面7の長さを流入側浮上面2a,2bの長さに較べて小さくすることにより、両サイドに正の圧力ピークを分布させ、横方向の空気軸受剛性を確保することができる。また、浮上面の接続によって、深溝面5への空気の拡大を増加できるため、負圧力を大きくすることもでき、低浮上で安定に浮上させることが可能となる。
また、空気軸受によって発生する浮上力(荷重)はディスク速度にほぼ比例する。従って、上記実施例は、ディスク径が小さくかつ、ディスク回転数が小さく、結果としてディスク速度が小さい直径が45.7mm(1.8インチ)以下のディスク装置で大きな効果を発揮する。
また、流入側のコーナーに設けられたコーナー深溝面6はロード/アンロード時、スライダの振動でコーナー部が接触したときの媒体の接触ダメージを大幅に軽減し、ヘッドクラッシュを回避することができる。
図4にBi-stable現象の説明図を示す。負圧利用スライダでは、深溝面5に負圧力が発生し、本来の安定浮上を実現する安定領域と、深溝面5にも正の圧力が発生し1μm以上の浮上量で浮上する高浮上モードと本来の浮上量で浮上する低浮上モードの両方の状態をとるBi-stable領域がある。この現象のパラメータとしてサスペンション荷重があり、サスペンション荷重を増加させることによって、Bi-stable領域への突入を回避するマージンを増やすことができる。したがって、荷重を現状の約1.5倍以上に増加させることにより、Bi-stable領域への突入を回避するマージンを大きく増加させることができる。
図7に第2の実施例の平面図を示す。流入側浮上面2a,2bは接続されていないが、半島部11a,11bが設けられ、距離を近づけた例である。上記第1の実施例の効果に加え、負圧力の増加と、スライダ幅方向の空気磁気受剛性をさらに高める効果がある。
図8に第3の実施例の平面図を示す。流入側浅溝面4a、浮上面横浅溝面9、サイド浅溝面4bがスライダ1の両サイドの端面に接し、流入側の両サイドにイオンミリング等で形成した流入側パッド12を設けた例である。流入側パッド12は切断代を設けていないので流入側コーナーに最近接している。本実施例では浮上面の幅の増加による浮上力の増加は従来に比べ約1.5倍である。ドライエッチングで形成した流入側パッド12は角部がなめらかになる。これにより、ロード/アンロード時、スライダの流入端が接触した場合、接触面積が小さくかつソフト接触となり、ディスクダメージを低減することができる。また、流入側全体が媒体に接触しても浅溝深さ分だけ開口部があり、そこから、空気が流入するためすぐに安定浮上に回復することができる。
図9に第4の実施例の平面図を示す。流入側浮上面2a,2bは左右に離して設けられ、両サイドを除いて流入側浮上面2a,2bの周囲に浅溝面4aが設けられている。また、上記第1の実施例と同様に流入側の両サイドのコーナーにのみ深溝面5と同じ深さのコーナー深溝面6が設けられている。本実施例では浮上面の幅の増加による浮上力の増加は従来に比べ約1.5倍である。
図10に第5の実施例の平面図を示す。流入側浅溝面4a、浮上面横浅溝面9、サイド浅溝面4bがスライダ1の両サイドの端面に接している。また、流入側の両サイドのコーナーにのみ深溝面5と同じ深さのコーナー深溝面6が設けられている。本実施形態でも浮上面の幅の増加による浮上力の増加は従来に比べ約1.5倍となる。
図11Aに第6の実施例の平面図を示す。図11Bは図11Aの流入端の拡大断面形状を示す。磁気ヘッドスライダの基本構成は上記第5の実施例と同じであるが、流入側端面に面取り13が施されている。ロード/アンロード時、スライダの振動でコーナー部が接触したときの媒体の接触ダメージを大幅に軽減し、ヘッドクラッシュを回避することができる。
図12に上記第1乃至第6の実施例による磁気ヘッドスライダを組み込んだ磁気ディスク装置を示す。回転する磁気ディスク18上に磁気ヘッドスライダ1が浮上する。磁気ヘッドスライダ1はサスペンション14に取り付けられたフレクシャ15により支持され、アクチュエータ17により、磁気ディスク18の所定の位置に位置決めされ、情報の記録、再生を行なう。磁気ディスク18の回転停止時、磁気ヘッドスライダ1はロード/アンロード用ランプ19によって磁気ディスク外へ退避する。この磁気ディスク装置は、磁気ヘッドスライダ1のサスペンション荷重を高めることができるので、装置動作時の耐衝撃特性を向上することが可能となる。
本発明の第1の実施例による磁気ヘッドスライダの浮上面の斜視図である。 図1に示される磁気ヘッドスライダの浮上面を示す平面図である。 磁気ヘッドスライダの浮上面と空気軸受作用で発生する荷重との関係を示す図である。 磁気ヘッドスライダのBi-stableに対するマージンを説明するための図である。 磁気ヘッドスライダの浮上面横方向平面度を示す図である。 本発明で適用した磁気ヘッドスライダの加工プロセスを示す図である。 本発明の第2の実施例による磁気ヘッドスライダの浮上面を示す平面図である。 本発明の第3の実施例による磁気ヘッドスライダの浮上面を示す平面図である。 本発明の第4の実施例による磁気ヘッドスライダの浮上面を示す平面図である。 本発明の第5の実施例による磁気ヘッドスライダの浮上面を示す平面図である。 本発明の第6の実施例による磁気ヘッドスライダの浮上面を示す平面図である。 図11Aの部分拡大断面図である。 実施例1〜6の磁気ヘッドスライダを搭載する磁気ディスク装置の斜視図である。 従来の正圧負圧併用形磁気ヘッドスライダの浮上面の斜視図である。 従来の小型磁気ヘッドスライダの浮上面を示すの平面図である。
符号の説明
1…磁気ヘッドスライダ、2a、2b…流入側浮上面、2c…センター浮上面、3…磁気ヘッド、4a…流入側浅溝面、4b…サイド浅溝面、4c…センター浅溝面、5…深溝面、6…コーナー深溝面、7…接続浮上面、8…媒体対向面(軸受面)、9…浮上面横浅溝面、11a,11b…浮上面半島部、12…流入端パッド、13…面取り。

Claims (18)

  1. 媒体対向面の空気流入側の両端に接して設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面を空気流入側で接続する接続浮上面と、前記2個の浮上面および接続浮上面と前記媒体対向面の空気流入端の間に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して設けられ前記媒体対向面の空気流出端近傍まで延びるサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記2個の浮上面と前記接続浮上面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
    前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
    前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  2. 前記スライダは、長さが約0.85mm、幅が約0.7mm、高さが約0.23mmであることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドスライダ。
  3. 前記2個の浮上面から前記浅溝面までの深さと、前記センター浮上面から前記センター浅溝面までの深さが160nm以下であり、前記2個の浮上面およびセンター浮上面から前記深溝面までの深さが900nm以下であることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドスライダ。
  4. 前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有することを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドスライダ。
  5. 前記コーナー深溝面の深さは前記深溝面の深さと同じであることを特徴とする請求項4記載の磁気ヘッドスライダ。
  6. 媒体対向面の空気流入側の両端に接して設けられた2個の浮上面と、前記2個の浮上面の周囲に前記媒体対向面の空気流入端および両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して前記媒体対向面の空気流出端近傍まで設けられたサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記浅溝面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
    前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
    前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  7. 前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有することを特徴とする請求項6記載の磁気ヘッドスライダ。
  8. 前記コーナー深溝面の深さは前記深溝面の深さと同じであることを特徴とする請求項7記載の磁気ヘッドスライダ。
  9. 前記2個の浮上面から互いの方向に突出して設けられた半島部を有することを特徴とする請求項6記載の磁気ヘッドスライダ。
  10. 前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有することを特徴とする請求項9記載の磁気ヘッドスライダ。
  11. 媒体対向面の空気流入側の両側に設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面を空気流入側で接続する接続浮上面と、前記2個の浮上面および接続浮上面と前記媒体対向面の空気流入端の間に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の両側に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浮上面横浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して前記媒体対向面の空気流出端近傍まで設けられたサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記2個の浮上面と前記接続浮上面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
    前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
    前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  12. 前記空気流入端の両端に設けられた流入端パッドを有することを特徴とする請求項11記載の磁気ヘッドスライダ。
  13. 媒体対向面の空気流入側の両側に設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面の周囲に前記媒体対向面の空気流入端と両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して前記媒体対向面の空気流出端近傍まで設けられたサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記浅溝面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
    前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
    前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。
  14. 前記空気流入端の両端に前記浅溝面より深いコーナー深溝面を有することを特徴とする請求項13記載の磁気ヘッドスライダ。
  15. 前記コーナー深溝面の深さは前記深溝面の深さと同じであることを特徴とする請求項14記載の磁気ヘッドスライダ。
  16. 前記空気流入端の両端に面取りが施されていることを特徴とする請求項15記載の磁気ヘッドスライダ。
  17. 媒体対向面の空気流入側の両端に接して設けられた2個の浮上面と、該2個の浮上面を空気流入側で接続する接続浮上面と、前記2個の浮上面および接続浮上面と前記媒体対向面の空気流入端の間に前記媒体対向面の両端に接して設けられた浅溝面と、前記2個の浮上面の後方に前記媒体対向面の両端に接して設けられ前記媒体対向面の空気流出端近傍まで延びるサイド浅溝面と、前記媒体対向面の空気流出端の幅方向中央部に設けられたセンター浮上面と、該センター浮上面の空気流入側に設けられたセンター浅溝面と、前記2個の浮上面と前記接続浮上面と前記サイド浅溝面と前記センター浮上面に囲まれた深溝面とを有するスライダと、
    前記センター浮上面に設けられた磁気ヘッドと、を有し、
    前記スライダは、幅が0.8mm以下であり、前記媒体対向面が幅方向に平面もしくは凸面形状である磁気ヘッドスライダと、
    前記磁気ヘッドスライダによりデータの記録および再生が行われる磁気ディスクと、
    を具備することを特徴とする磁気ディスク装置。
  18. 前記磁気ディスクは、直径が45.7mm以下であることを特徴とする請求項17記載の磁気ディスク装置。
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