JP2009108494A - 面付錠のラッチ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】扉面に固定された錠ケース21bから進退するラッチ25の先端を扉開閉端から突出させて被係止体に係止することで扉を開扉規制する面付錠100のラッチ構造であって、錠ケース21bを軸部35が貫通して回動自在となる開閉操作部材と、開閉操作部材の回転操作に伴う軸部35の回転に従動してラッチ25を錠ケース21b内に引き込む引込み杆59とを備え、ラッチ25を、水平且つ扉面に垂直な方向の連結軸201回りで引込み杆59に回動自在に連結するとともに、連結軸201の軸線方向に沿って衝撃緩衝相当量分だけ変位自在な間隙を有して引込み杆59に挟持させた。
【選択図】 図1
Description
ところが、施錠装置を設けるために金属枠部分を付設するのでは、折角の全面ガラス扉の意匠性を低下させることがあり、好ましくはこれら金属枠部分が設けられない方が良い。
このドア錠によれば、全面ガラス扉に施錠装置を設けるための金属枠部を付設せずに、全面ガラス扉の開閉端にドア錠のみを取り付けでき、全面ガラス扉の意匠性を損ねず、見栄えを向上させることができた。
本発明の請求項1記載の面付錠100のラッチ構造は、扉面37に固定された錠ケース21bから進退するラッチ25の先端を扉開閉端32から突出させて被係止体17に係止することで扉11を開扉規制する面付錠100のラッチ構造であって、
前記錠ケース21bを軸部35が貫通して回動自在となる開閉操作部材23A,23Bと、
該開閉操作部材23A,23Bの回転操作に伴う前記軸部35の回転に従動して前記ラッチ25を前記錠ケース21b内に引き込む引込み杆59と、
を備え、
前記ラッチ25が、水平且つ扉面37に垂直な方向の連結軸201回りで前記引込み杆59に回動自在に連結されるとともに、該連結軸201の軸線方向に沿って衝撃緩衝相当量分だけ変位自在な間隙を有して前記引込み杆59に挟持されたことを特徴とする。
該結合方向に前記連結軸201が貫通されたことを特徴とする。
前記ラッチ本体209が前記上下片225a,225bの間に収容され且つ該脱落規制ピン221と前記側片223との間に脱落不能に保持され、
前記脱落規制ピン221と前記ラッチ本体209とには、該ラッチ本体209を前記側片223に対して接近離反動可能にする間隙が設けられたことを特徴とする。
図1は本発明に係るラッチ構造を備えた面付錠の室内側から視た斜視図、図2は図1に示した面付錠の取り付けられた全面ガラス扉を室外側から視た正面図、図3は図1に示した面付錠を室外側から視た斜視図である。
本実施の形態による面付錠のラッチ構造は、開閉体である例えば両開きの全面ガラス扉に好適に用いることができる。この他、当該ラッチ構造は、片開きの全面ガラス扉、両開き・片開きのスチール扉等に用いても好適なものである。本実施の形態では、当該ラッチ構造を備えた図1に示す面付錠100が両開きの全面ガラス扉11(11a,11b)に設けられる例を説明する。
室内側ケース21b内には開口53(図1参照)を介して軸部35が挿通され、挿通された軸部35にはカムボス55が外挿される。カムボス55の外周にはカム板41の貫通穴43が外挿される。カム板41は、後述する増幅揺動アーム77と連結アーム83とで連動機構部40を構成している。このカム板41は、板金材よりなる一対の板材を平行に折り曲げて形成される。また、カム板41には捩りバネ57が内設され、捩りバネ57はカム板41を図5の時計回りに付勢している。カム板41の外周には凹所を挟んで回転規制突起45とストッパ47とが形成され、回転規制突起45とストッパ47とはカム板41が正逆回転することで、室内側ケース21bの内壁49に立設された起立ピン51にそれぞれが当接してカム板41の所定回転角度範囲外の回転を阻止するようになっている。また、起立ピン51には図5に示す消音カラー63が外挿され、消音カラー63はカム板41との接触音を軽減可能としている。
ラッチ25は、水平且つ扉面37に垂直な方向の連結軸201回りで引込み杆59に回動自在に連結される。引込み杆59は、平行な両側板203a,203bを上板205で接続した下向きコ字形状に形成される。
図7は図3に示した面付錠の閉扉解錠状態における内部構成を表す正面図、図8は閉扉状態における被係止体及びラッチボルト近傍の水平断面図、図9は閉扉施錠状態における内部構成を表す正面図、図10はラッチボルトの衝撃緩衝動作を説明する要部斜視図、図11は閉扉における開閉操作部材回転(開放操作)状態における内部構成を表す正面図である。
図7に示すように、面付錠100は、全面ガラス扉11bの閉止状態において、ラッチ25が扉開閉端32から突出され、図8に示す被係止体17のストライク65に係止して、全面ガラス扉11bを開扉規制状態とする。また、トリガー31は、室内側ケース21b内に後退された状態となる。
17…被係止体
21…錠ケース
23A,23B…開閉操作部材(レバーハンドル)
25…ラッチ
32…扉開閉端
35…軸部
37…扉面
59…引込み杆
100…面付錠
201…連結軸
209…ラッチ本体
211…バックライニング板
223…側片
225a,225b…上下片
221…脱落規制ピン
Claims (3)
- 扉面に固定された錠ケースから進退するラッチの先端を扉開閉端から突出させて被係止体に係止することで扉を開扉規制する面付錠のラッチ構造であって、
前記錠ケースを軸部が貫通して回動自在となる開閉操作部材と、
該開閉操作部材の回転操作に伴う前記軸部の回転に従動して前記ラッチを前記錠ケース内に引き込む引込み杆と、
を備え、
前記ラッチが、水平且つ扉面に垂直な方向の連結軸回りで前記引込み杆に回動自在に連結されるとともに、該連結軸の軸線方向に沿って衝撃緩衝相当量分だけ変位自在な間隙を有して前記引込み杆に挟持されたことを特徴とする面付錠のラッチ構造。 - 前記ラッチが、樹脂製ブロックのラッチ本体と金属製のバックライニング板とを結合してなり、
該結合方向に前記連結軸が貫通されたことを特徴とする請求項1記載の面付錠のラッチ構造。 - 側片に上下片を折曲して断面コ字状に形成した前記バックライニング板の前記上下片同士に渡って脱落規制ピンが貫通固定され、
前記ラッチ本体が前記上下片の間に収容され且つ該脱落規制ピンと前記側片との間に脱落不能に保持され、
前記脱落規制ピンと前記ラッチ本体とには、該ラッチ本体を前記側片に対して接近離反動可能にする間隙が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の面付錠のラッチ構造。
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2007
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