JP2009108314A - 防水用両面粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄いテープ厚さであっても被着体との良好な接着性を示し、防水機能に優れた両面粘着テープを提供する。
【解決手段】 発泡体基材と粘着剤層とを有する両面粘着テープにおいて、発泡体基材として、25%圧縮強度が40〜160kPa、引張強度が300〜1500N/cmを使用することにより、剛体同士の貼り合わせに際しても両面粘着テープと被着体との間の優れた密着性を有し、水の浸入を効果的に防止する防水性の両面粘着テープを実現できる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、発泡体基材を中芯とする防水性の両面粘着テープに関する。
電子手帳、携帯電話、PHS、カメラ、音楽プレーヤー等の携帯電子機器においては、情報表示部の保護パネルと筐体との貼り合わせをはじめ、各種部材やモジュールの固定に両面粘着テープが使用されている。市場での競争優位性を確保するために多様な機能が求められており、その一つに防水性の機能付与が求められている。
電子機器の部品固定用に使用される粘着テープとしては、例えば、−40〜−15℃の温度域に損失正接(tanδ)の極大値を持ち、特定の被着体に対する面接着強度が19N/cm以上の粘着剤層が支持体の両面に設けられた両面粘着シートが開示されている(特許文献1参照)。当該両面粘着シートは、特定の粘着剤層を有することにより、良好な接着力を有し、物体の落下時の衝撃による部品の脱落が生じにくいという優れた耐衝撃性を有するものである。しかし、保護パネルと筐体との接着のように、剛体同士の接合においては、当該両面粘着シートでは、被着体との接合面で完全な密着が得にくいため、わずかな隙間があると浸水が生じる場合があった。
密着性に優れる両面接着テープとして、発泡体を基材とし、損失正接(tanδ)の極大値を示す温度が、−25℃以下、0℃での保持試験における保持時間が、24時間以上のアクリル系粘着剤層を有する両面接着テープが開示されている(特許文献2参照)。当該両面接着テープは、被着体への密着に優れるものであり、部材同士の接着に際して部材間を好適に接合できる。しかし、単に発泡体を基材として使用するのみでは、部材と接着剤層界面にわずかな隙間まで抑制することは難しく、当該界面の一部にでも水の浸入できる隙間や浮きがあると、そこから水の侵入路が拡大するため、防水性の実現は困難であった。特に、携帯電子機器用途においては近年の画面の大画面化に伴う狭額縁化、更には薄型化の要請により、狭いテープ幅や薄いテープ厚さが求められる場合には、充分な防水性の付与は困難であった。
特開2005−187513号公報 特開2005−281360号公報
本発明が解決しようとする課題は、薄いテープ厚さであっても被着体との良好な接着性を示し、防水機能に優れた両面粘着テープを提供することにある。
さらには、上記課題に加え、優れた耐衝撃性を有し、携帯電子機器用途に適した防水用の両面粘着テープを提供することにある。
本発明者らは鋭意研究した結果、基材として特定の柔軟性と強度を有する発泡体基材を使用することにより、剛体同士の貼り合わせに際しても両面粘着テープと被着体との間の優れた密着性を実現でき、水の浸漬を効果的に防止できることを見出し、上記課題を解決した。
すなわち本発明は、発泡体基材と粘着剤層とを有する両面粘着テープであって、前記発泡体基材の25%圧縮強度が40〜160kPa、引張強度が300〜1500N/cmである防水用両面粘着テープを提供するものである。
本発明の防水用両面粘着テープは、被着体との好適な密着性を示し、密着間隙からの水の浸入を効果的に防止でき、優れた防水機能を有する。このため、薄型化が進み、筐体内での容積制限が厳しく、別途の水封止手段を設けることが困難な携帯電子機器等においても効果的に防水機能を付与できる。
本発明の防水用両面粘着テープは、発泡体基材と粘着剤層とを有し、前記発泡体基材の25%圧縮強度が40〜160kPa、引張強度が300〜1500N/cmの両面粘着テープである。
[発泡体基材]
本発明に使用する発泡体基材は、25%圧縮強度が40〜160kPa、好ましくは50〜140kPa、より好ましくは60〜130kPaの発泡体基材である。25%圧縮強度が当該範囲の発泡体基材を使用することにより、被着体との優れた密着性を有し、特に凹凸形状や粗面を有する被着体に対しても好適に追従して優れた密着性を有する。また、当該圧縮強度の発泡体基材は、適度なクッション性を有するため、貼付の際の圧力が接合部に集中して接着界面に存在する空気を押し出しやすいため、剛体同士の接合においても、水が入り込む隙間を生じさせない優れた密着性を実現できる。
本発明で使用する発泡体基材の発泡構造は独立気泡構造とすることにより、発泡体基材の切断面からの浸水を効果的に防ぐことができるため好ましい。独立気泡構造を形成する気泡形状は特に限定されないが、発泡体の厚さ方向の平均気泡径より、流れ方向や幅方向、もしくはその両方の平均気泡径が長い形状の独立気泡が適度なクッション性を有するので好ましい。
発泡体基材の厚さ方向の平均気泡径は、好ましくは1〜100μm、より好ましくは10〜50μmであり、発泡体基材の流れ方向および幅方向の平均気泡径が好ましくは1.2〜700μm、より好ましくは10〜500μm、さらに好ましくは50〜300μmである。平均気泡径を当該範囲とすることで、両面テープの幅を狭くした場合にも独立気泡を形成しやすく、発泡体基材断面からの浸水経路を好適に遮断できる。
平均気泡径の比率は特に限定されないが、発泡体基材の厚さ方向における平均気泡径に対する、発泡体基材の流れ方向における平均気泡径の比(流れ方向における平均気泡径/厚さ方向における平均気泡径)が1.2〜15が好ましく、より好ましくは3〜8である。また、発泡体基材の厚さ方向における平均気泡径に対する、発泡体基材の幅方向における平均気泡径の比(幅方向における平均気泡径/厚さ方向における平均気泡径)が1.2〜15が好ましく、より好ましくは3〜8である。また流れ方向及び幅方向共に、上記比率範囲であることが更に好ましい。当該比率が1.2以上であると厚さ方向の柔軟性を確保しやすいため追従性が向上する。また、15倍以下であると、発泡体基材の流れ方向と幅方向の柔軟性や引張強さのばらつきが生じにくい。
さらに、流れ方向と幅方向の平均気泡径の比率は、流れ方向を1とした場合0.25〜4倍が好ましく、より好ましくは0.33〜3倍である。上記比率範囲であると発泡体基材の流れ方向と幅方向の柔軟性や引張強さのばらつきが生じにくい。
発泡体基材の幅方向と流れ方向の平均気泡径は、下記の要領で測定する。まず、発泡体基材を幅方法、流れ方向とも1cmに切断する。次に、切断した発泡体基材の切断面中央部分を走査型電子顕微鏡(SEM)で50倍に拡大したのち、発泡体基材の切断面がその基材厚さ方向の全長に亘って写真に納まるように、発泡体基材の幅方向または流れ方向の断面を写真撮影する。得られた写真において、流れ方向または幅方向の拡大前の実際の長さが2mm分の切断面に存在する気泡径を全て測定し、その平均値から平均気泡径を算出する。
発泡体基材の厚さ方向の平均気泡径は、下記の要領で測定する。まず、SEMで写真撮影する発泡体基材の厚みを測定する。次に、発泡体基材の流れ方向の平均気泡径測定と同じ条件でSEM写真撮影を行う。次に、得られた写真において、発泡体基材の任意の箇所に存在する厚さ方向の気泡数を目視で数えて、以下の式より厚さ方向の平均気泡径を算出する。
厚さ方向の平均気泡径(μm)=発泡体基材の厚さ(μm)/気泡の個数
これを、任意の3箇所で測定行い、その平均値を厚さ方向における平均気泡径とする。
発泡体基材の発泡構造は、圧縮強度や引張強度を上記範囲に調整し、被着体との優れた密着性を実現しやすいことから、その発泡倍率を2〜5倍とすることが好ましく、2.4〜4倍とすることがより好ましい。
なお、25%圧縮強度は、50mm角に切断した試料を厚さ約10mmになるまで重ね合わせる。試料より大きな面積の板で試料をはさみ、23℃下で10mm/分の速度で試料を約2.5mm(もとの厚さの25%分)圧縮させ停止し、20秒経過後の強度を測定する。
発泡体基材の圧縮強度や引張強さは、使用する基材の素材や発泡構造により適宜調整できる。本発明に使用する発泡体基材の種類は、上記圧縮強度、引張強さを有するものであれば特に制限されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合ポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合ポリマー等からなるポリオレフィン系発泡体やポリウレタン系発泡体、アクリル系ゴムやその他のエラストマー等からなるゴム系発泡体等を使用でき、なかでも被着体表面の凹凸への追従性や緩衝吸収性等に優れた薄い発泡体基材を作製しやすいため、ポリオレフィン系発泡体を好ましく使用できる。
発泡体基材の厚さは使用する態様によって適宜調整すれば良いが、50〜1200μmである。電子機器の部品固定用、特に小型、薄型の携帯電子機器の場合には、薄いテープ厚さが求められるため、基材厚さは50〜250μmであることが好ましく、75〜150μmであることが好ましい。
また、発泡体基材の引張強さが300〜1500N/cm、好ましくは500〜1300N/cm、より好ましくは700〜1200N/cmである。切断伸度は、100〜1000%、好ましくは300〜700%である。引張強さや切断が当該範囲の発泡体基材により、発泡した柔軟な基材であっても両面粘着テープの加工性の悪化やチギレ、貼付作業性の低下を抑制できる。
なお、前述の引張強さは、標線長さ2cm、幅1cmのサンプルを、テンシロン引張試験機を用い、23℃・50%RHの環境下において、引張速度300mm/minの測定条件で測定した最大強度である。
このような発泡体基材は、ポリオレフィン系樹脂および熱分解型発泡剤を押出し機に供給して溶融混練し、押出し機からシート状に押し出すことによって形成された発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを電子線で架橋させた後に発泡、延伸、薄肉化させることにより得られる、架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体が挙げられる。ポリオレフィン系樹脂は、従来公知のものが使用できるが、四価の遷移金属を含むメタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂を40質量%以上含有するものが好ましい。また、該発泡体を発泡させた後、該発泡シートを厚さ方向にスライスした後に熱ロールで延伸し皮つけして製造してもよい。
発泡体基材は、粘着剤層や他の層との密着性を向上させるため、コロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理、易接着処理剤の塗布等の表面処理がなされていてもよい。表面処理は、ぬれ試薬によるぬれ指数が36mN/m以上、好ましくは40mN/mとすることで、粘着剤との良好な密着性が得られる。
[粘着剤層]
本発明の防水用両面粘着テープの粘着剤層を構成する粘着剤組成物は、上記特性を有する粘着剤層を形成できればよく、通常の両面粘着テープに使用される粘着剤組成物を用いることができる。当該粘着剤組成物としては、(メタ)アクリレート単独又は(メタ)アクリレートと他のモノマーとの共重合体からなるアクリル系共重合体をベースポリマーとし、これに必要に応じて粘着付与樹脂や架橋剤等の添加剤が配合されたアクリル系粘着剤組成物を好ましく使用できる。
(メタ)アクリレートとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等のモノマーがあげられ、これらの1種または2種以上が用いられる。なかでも、アルキル基の炭素数が1〜8の(メタ)アクリレート、特にn−ブチルアクリレートは被着体との密着性を確保しやすく、凝集力に優れるため好ましい。
アクリル系共重合体中の(メタ)アクリレートの含有量は、アクリル系共重合体を構成するモノマー成分中の80〜98.5質量%であることが好ましく、90〜98.5質量%であることがより好ましい。
また、本発明に使用するアクリル系共重合体は高極性ビニルモノマーを共重合してもよく、高極性ビニルモノマーとしては、水酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、アミド基を有するモノマー等が挙げられる。
水酸基を有するモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等などの水酸基含有(メタ)アクリレートを使用できる。
カルボキシル基を有するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、(メタ)アクリル酸2量体、クロトン酸等を使用でき、なかでもアクリル酸を共重合成分として使用することが好ましい。
また、アミド基を有するモノマーとしては、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロイルモルホリン、アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、等が挙げられる。
その他の高極性ビニルモノマーとして、酢酸ビニル、エチレンオキサイド変性琥珀酸アクリレート、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸等のスルホン酸基含有モノマー等があげられる。
高極性ビニルモノマーの含有量は、アクリル系共重合体を構成するモノマー成分中の1.5〜20質量%であることが好ましく、1.5〜10質量%であることがより好ましく、2〜8質量%であることが更に好ましい。当該範囲で含有することにより、粘着剤の凝集力や保持力、接着性を好適な範囲に調整しやすい。
なお、架橋剤としてイソシアネート系架橋剤を用いる場合は、これと反応する官能基を有するビニルモノマーとしては水酸基含有ビニルモノマーが好ましく、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレートが特に好ましい。イソシアネート系架橋剤と反応する水酸基含有ビニルモノマーの含有量は、アクリル系共重合体を構成するモノマー成分の0.01〜1.0質量%であることが好ましく、0.03〜0.3質量%が特に好ましい。
アクリル系共重合体は、溶液重合法、隗状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等の公知の重合方法で共重合させることにより得ることができるが、粘着剤の耐水性から溶液重合法や塊状重合法が好ましい。重合の開始方法も、過酸化ベンゾイルや過酸化ラウロイル等の過酸化物系、アゾビスイソブチルニトリル等のアゾ系の熱重合開始剤を用いた熱による開始方法や、アセトフェノン系、ベンゾインエーテル系、ベンジルケタール系、アシルフォスフィンオキシド系、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系の光重合開始剤を用いた紫外線照射による開始方法や、電子線照射による方法を任意に選択できる。
上記アクリル系共重合体の分子量は、ゲルパーミエッションクロマトグラフ(GPC)で測定される標準ポリスチレン換算での重量平均分子量が、40〜160万、好ましくは60〜100万である。
本発明に使用するアクリル系粘着剤組成物中には、被着体との密着性を向上させるため、粘着付与樹脂を使用することが好ましい。粘着付与樹脂としては、ロジン系、重合ロジン系、重合ロジンエステル系、ロジンフェノール系、安定化ロジンエステル系、不均化ロジンエステル系、水添ロジンエステル系、テルペン系、テルペンフェノール系、石油樹脂系、(メタ)アクリレート系樹脂等が例示できる。エマルジョン型の粘着剤組成物に使用する場合には、エマルジョン型の粘着付与樹脂を使用することが好ましい。
なかでも、不均化ロジンエステル系粘着付与樹脂、重合ロジンエステル系粘着付与樹脂、ロジンフェノール系粘着付与樹脂、水添ロジンエステル系粘着付与樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂が好ましい。
粘着付与樹脂の軟化点は、特に規定されないが30〜180℃、好ましくは70℃〜140℃である。また、粘着付与樹脂は1種または2種類以上を使用してもよい。軟化点の高い粘着付与樹脂を配合することで、高い接着性能が期待できる。
アクリル系共重合体と粘着付与樹脂とを使用する際の配合比は、アクリル系共重合体100質量部に対する粘着付与樹脂の含有量が、5〜40質量部であることが好ましく、10〜30質量部であることが好ましい。両者の比率を当該範囲とすることで、被着体との密着性を確保しやすくなる。
アクリル系粘着剤組成物中には、粘着剤層の凝集力を上げるために粘着剤を架橋することが好ましい。このような架橋剤としては、イシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、アジリジン系架橋剤等が挙げられる。そのなかでも、重合終了後に添加し、架橋反応を進行させるタイプの架橋剤が好ましく、(メタ)アクリル系共重合体との反応性に富むイソシアネート系架橋剤及びエポキシ系架橋剤が好ましい。イソシアネート系架橋剤としては、トリレンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリメチロールプロパン変性トリレンジイソシアネート等が挙げられる。特に好ましいのは、3官能のポリイソシアネート系化合物である。3官能のイソシアネート系化合物としては、トリレンジイソシアネート及びこれらのトリメチロールプロパン付加体、トリフェニルメタンイソシアネート等が挙げられる。
架橋度合いの指標として、粘着剤層をトルエンに24時間浸漬した後の不溶分を測定するゲル分率の値が用いられる。ゲル分率は、好ましくは25〜70質量%である。より好ましくは30〜60質量%、更に好ましくは35〜55質量%の範囲であれば、凝集性と接着性がともに良好である。
なお、ゲル分率の測定は下記による。剥離シート上に、乾燥後の厚さが65μmになるように粘着剤組成物を塗工し、100℃で5分間乾燥し、40℃2日エージングしたものを50mm角に切り取り、これを試料とする。次に、予め上記試料のトルエン浸漬前の重量(G1)を測定しておき、トルエン溶液中に23℃で24時間浸漬した後の試料のトルエン不溶解分を300メッシュ金網で濾過することにより分離し、110℃で1時間乾燥した後の残渣の重量(G2)を測定し、以下の式に従ってゲル分率が求められる。
ゲル分率(質量%)=(G2/G1)×100
添加剤として、必要に応じて、可塑剤、軟化剤、酸化防止剤、ガラスやプラスチック製の繊維・バルーン・ビーズ・金属粉末等の充填剤、顔料・染料等の着色剤、レベリング剤、増粘剤、撥水剤、消泡剤等の公知のものを粘着剤組成物に任意で添加することができる。
本発明の防水用両面粘着テープに使用する粘着剤層は、周波数1Hzにおける損失正接(tanδ)のピーク値が好ましくは−30℃〜0℃であり、より好ましくは−20℃〜−5℃である。粘着剤層の損失正接のピーク値を当該範囲とすることで、常温下での被着体との良好な密着性を付与しやすくなる。
損失正接(tanδ)は、温度分散による動的粘弾性測定で得られた貯蔵弾性率(G’)、損失弾性率(G’’)から、tanδ=G’’/G’の式より求められる。温度分散による動的粘弾性測定から、ある周波数での損失正接(tanδ)のピーク値が得られる。
動的粘弾性特性は、粘着剤を構成する共重合体に用いるモノマーの種類やその比率、重合開始剤の種類やその使用量、架橋剤や粘着付与樹脂の種類や使用量、重合方法等を適宜選択することにより調整できる。
なお、前述の粘着剤層の動的粘弾性特性は、特定周波数、及び特定温度における、動的粘弾性スペクトルの損失正接、又は損失正接及び貯蔵弾性率により規定し、さらに、特定周波数における動的粘弾性スペクトルの損失正接のピークを示す温度、または損失正接のピーク値により規定する。動的粘弾性の測定においては、粘弾性試験機(レオメトリックス社製、商品名:アレス2KSTD)を用いて、同試験機の測定部である平行円盤の間に試験片を挟み込み、周波数1Hzで−50℃から150℃までの貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G’’)を測定する。試験片は厚さ約2mmの粘着剤層を形成して、平行円盤の間に挟んで測定する。
本発明に使用する粘着剤層の厚さは、薄型のテープとした場合にも被着体との密着性が確保し易いことから、片面の厚みで10〜100μmが好ましく、30〜80μmであることがより好ましい。
[防水用両面粘着テープ]
本発明の両面テープは、上記発泡体基材と粘着剤層とを使用することにより、被着体との好適な密着性を示し、密着間隙からの水の浸入を効果的に防止でき、優れた防水機能を有する。
本発明の防水用両面粘着テープの実施形態としては、発泡体基材を中芯とし、当該基材の両面に粘着剤層が設けられた構成を基本構成とする。基材と粘着剤層との間は直接積層されていても、他の層を有していても良い。これら態様は使用用途によって適宜選択すればよく、テープにさらに寸法安定性や引張強さを付与する場合には、ポリエステルフィルムなどのラミネート層を、テープに遮光性を付与する場合には遮光層を、光反射性を確保する際には光反射層を設けても良い。これら他の層を設ける場合には、当該他の層として防水性の層を使用する。
遮光層としては、顔料等の着色剤を含有するインキから形成されるものが簡便に用いられ、黒インキからなる層が、遮光性に優れるため好ましく用いられる。反射層としては、白色インキから形成される層を簡便に使用できる。これら層の厚みとしては2〜20μmが好ましく、なかでも4〜6μmがより好ましい。厚みを当該範囲とすることで、インキの硬化収縮による基材のカールが発生しにくく、テープの加工性が良好となる。
本発明の防水用両面粘着テープは、公知慣用の方法により製造できる。例えば、発泡体基材に直接、あるいは、発泡体基材上に積層された他の層の表面に、アクリル系粘着剤組成物を塗布して乾燥させる直写法や、剥離シートにアクリル系粘着剤組成物を塗布して乾燥させた後、発泡体基材や他の層表面に貼り合せる転写法が挙げられる。
本発明の防水用両面粘着テープの厚さは使用する態様によって適宜調整すれば良いが、70〜1400μmである。電子機器の部品固定用、特に小型、薄型の携帯電子機器の場合には、薄いテープ厚さが求められるため、100〜300μmであることが好ましく、150μm〜250μmであることが特に好ましい。テープ厚さを当該厚さとすることで、薄型・小型の携帯電子機器に対しても好適に適用でき、また良好な防水機能を実現できる。
本発明の防水用両面粘着テープは、下記測定条件により測定される面接着強度1が、100〜200N/4cmであることが好ましく、120〜180N/4cmであることがより好ましい。
上記面接着強度1の測定条件は以下のとおりである。
1)23℃で、厚さ2mmで5cm角のアクリル板に、幅5mm長さ4cmの2枚の両面粘着テープを平行に貼付する。
2)次に、中心部に直径1cmの穴を設けた厚さ2mm、10×15cmの長方形の平滑なABS板に、1)で作成した両面粘着テープつきアクリル板を、アクリル板の中心とABS板の中心が一致する様に貼付して、2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で1時間放置して試験片とする。
3)試験片のABS側からABS板の穴を通して、直径8mmのステンレス製プローブを取り付けた引張試験機でアクリル板を10mm/分で押し、アクリル板が剥がれる強度を測定する。
また、本発明の防水用両面粘着テープは、下記測定条件により測定される面接着強度2が、250〜600mJであることが好ましく、350〜600mJであることが好ましい。
上記面接着強度2の測定条件は以下のとおりである。
1)両面粘着テープを2cm角に切断したのち、厚さ2mm、2cm角のアクリル板に貼付する。
2)両面粘着テープつきアクリル板を、中心部に直径1cmの穴がある、厚さ2mm、4cm角のポリアミド板(40質量%ガラス繊維添加)に、アクリル板の中心部とポリアミド板の中心部が一致する様に貼付して、2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で24時間放置して試験片とする。
3)試験片を外形4cm角、長さ3cm、厚さ5mmのステンレス製の台座に、ポリアミド側を上にして設置する。
4)ポリアミド側の穴を通じてアクリル板に、先端に直径5mm、長さ1cmの突起を有する重さ100gの真鍮製円錐を高さ10cmから10cm間隔で連続落下(1段階につき3回)させ、試験片にテープの剥がれや破壊が認められたときの高さを測定する。
5)測定結果から落下エネルギーmJ(=9.8×高さ(m)×100g)を算出する。
本発明の防水用両面粘着テープは、被着体との好適な密着性を示し、密着間隙からの水の浸入を効果的に防止でき、優れた防水機能を有する。このため、薄型化が進み、筐体内での容積制限が厳しく、別途の水封止手段を設けることが困難な携帯電子機器等においても効果的に防水機能を付与できる。具体的な使用態様としては、例えば、電子手帳、携帯電話、PHS、カメラ、音楽プレーヤー等の携帯電子機器において、情報表示部の保護パネルと筐体との貼合わせ、筐体同士の貼合わせ、筐体とシート状テンキーやタッチパネル等の入力装置の貼合わせ、筐体と装飾用シートとの貼合わせ、その他各種部材やモジュールの固定等に好適に使用できる。
(粘着剤溶液Aの調整)
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートおよび窒素ガス導入口を備えた反応容器に、ブチルアクリレート96.4質量部、アクリル酸3.5質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1質量部、重合開始剤として2、2’−アゾビスイソブチロニトリル0.1質量部とを、酢酸エチル100質量部からなる溶剤に溶解し、70℃で12時間重合して、重量平均分子量が80万(ポリスチレン換算)のアクリル系共重合体を得た。次に、アクリル系共重合体100質量部に対し、荒川化学社製ペンセルD135(重合ロジンのペンタエリスリトールエステル)10質量部と、荒川化学社製スーパーエステルA100(不均化ロジンのグリセリンエステル)10質量部を添加、酢酸エチルを加えて均一に混合し、不揮発分40%の粘着剤溶液Aを得た。
(粘着剤溶液Bの調整)
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートおよび窒素ガス導入口を備えた反応容器に、ブチルアクリレート44.9質量部、2−エチルヘキシルアクリレート50質量部、アクリル酸2質量部、酢酸ビニル3質量部、4−ヒドロキシブチルアクリレート0.1質量部、重合開始剤として2、2’−アゾビスイソブチロニトリル0.1質量部とを、酢酸エチル100質量部からなる溶剤に溶解し、70℃で12時間重合して、重量平均分子量が70万(ポリスチレン換算)のアクリル系共重合体を得た。次に、アクリル系共重合体100質量部に対し、荒川化学社製ペンセルD135(重合ロジンのペンタエリスリトールエステル)10質量部を添加、酢酸エチルを加えて均一に混合し、不揮発分45%の粘着剤溶液Bを得た。
[実施例1]
(両面粘着テープの調整)
上記粘着剤溶液A100質量部に対し、日本ポリウレタン社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤、固形分45%)を1.1質量部添加し15分攪拌後、剥離処理した厚さ75μmのPETフィルム上に乾燥後の厚さが50μmとなるように塗工して、80℃3分間乾燥し粘着剤層を形成した。
次に、黒色ポリオレフィン系発泡体(厚さ:100μm、発泡倍率3倍、25%圧縮強度:70kPa、引張強度:1010N/cm)表面をコロナ処理でぬれ指数60mN/mとした)の両面に、前記粘着剤層を1枚ずつ貼り合わせたのち、線圧5kg/cmのロールでラミネートした。その後、40℃で48時間熟成し、厚さ200μmの両面粘着テープを得た。
[実施例2〜8,比較例1,2]
黒色ポリオレフィン系発泡体の代わりに、表1〜3に記載の発泡体基材を用いたこと以外は、実施例1と同一の方法で両面粘着テープを得た。
[実施例9]
粘着剤溶液Aの代わりに粘着剤溶液Bを用いたこと以外は、実施例1と同一の方法で両面粘着テープを得た。
[比較例3]
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入口を備えたステンレス製反応容器に、2−エチルヘキシルアクリレート90質量部、アクリル酸10質量部、チバスペシャリティケミカル社製「ダロキュア1173」0.2質量部を混合したのち、蛍光ケミカルランプで紫外線を照射して重合率5質量%のアクリルシロップを得た。このアクリルシロップ100質量部に対し、ポリプロピレングリコールジアクリレート(新中村化学社製「APG700」)0.3質量部、BASF社製「ルシリンTPO」0.1質量部、ガラスマイクロバルーン(富士シリシア社製「H−40」、密度0.4g/cm、平均粒径50μm)8.55質量部を添加して均一に混合し、真空脱泡して活性エネルギー線硬化性組成物を調整した。
この組成物を、剥離処理した厚さ75μmのPETフィルム上に紫外線硬化後の厚さが200μmとなるように塗工し、剥離処理した厚さ75μmのPETフィルムを貼り合わせた後、蛍光ケミカルランプ(波長300〜400nm、350nm中心)を用いて、片側の照射強度0.32mW/cmで両側から6分間紫外線を照射して、厚さ200μmの両面粘着テープを得た。
[比較例4]
攪拌機、還流冷却器、温度計および窒素ガス導入口を備えたステンレス製反応容器に、イソオクチルアクリレート90質量部、アクリル酸10質量部、チバスペシャリティケミカル社製「イルガキュア651」0.2質量部を混合したのち、蛍光ケミカルランプで紫外線を照射して重合率5質量%のアクリルシロップを得た。このアクリルシロップ100質量部に対し、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート0.3質量部、チバスペシャリティケミカル社製「イルガキュア651」0.1質量部、ガラスマイクロバルーン(富士シリシア社製「H−40」、密度0.4g/cm、平均粒径50μm)8.55質量部、フッ素系界面活性剤(ダイキン工業社製「TG−656」)0.2質量部を添加して均一に混合し真空脱泡する。この混合物を振動式撹拌混合機に供給し、窒素を約15%体積%で混合分散させ、平均直径400μm以下の微細な気泡を含んだ塗工液を得た。
この塗工液を、剥離処理した厚さ75μmのPETフィルム上に紫外線硬化後の厚さが200μmとなるように塗工し、剥離処理した厚さ75μmのPETフィルムを貼り合わせた後、蛍光ケミカルランプ(波長300〜400nm、350nm中心)を用いて、片側の照射強度0.32mW/cmで両側から6分間紫外線を照射して、厚さ200μmの両面粘着テープを得た。
上記実施例及び比較例にて使用した発泡体基材、上記実施例及び比較例で得られた両面粘着テープについて、以下の評価を行った。得られた結果を表1〜3に示す。
[発泡体基材の流れ方向及び幅方向の平均気泡径]
発泡体基材を幅方法、流れ方向とも1cmに切断し、切断した発泡体基材の切断面中央部分を走査型電子顕微鏡(SEM)(日立製作所製、S−2380N)で50倍に拡大したのち、発泡体基材の切断面がその基材厚さ方向の全長に亘って写真に納まるように、発泡体基材の幅方向または流れ方向の断面を写真撮影した。得られた写真において、流れ方向または幅方向の拡大前の実際の長さが2mm分の切断面に存在する気泡径を全て測定し、その平均値から平均気泡径を算出した。
[発泡体基材の厚さ方向の平均気泡径]
SEMで写真撮影する発泡体基材の厚みを測定し、発泡体基材の流れ方向の平均気泡径測定と同じ条件でSEM写真撮影を行った。得られた写真において、発泡体基材の任意の箇所に存在する厚さ方向の気泡数を目視で数えて、以下の式より厚さ方向の平均気泡径を算出した。
厚さ方向の平均気泡径(μm)=発泡体基材の厚さ(μm)/気泡の個数
これを、任意の3箇所で測定し、その平均値を厚さ方向における平均気泡径とした。
[両面粘着テープ厚み]
両面粘着テープから剥離フィルムを剥がしたのち、尾崎製作所製ダイヤルシクネスゲージG型にて測定した。
[両面粘着テープの引張強度]
標線間隔2cm(ポリオレフィン系発泡体の流れ方向)、幅1cmの試験片に加工した両面接着シート(剥離フィルムは剥がす)を、引張速度300mm/分で切断した際の強度を測定した。
[面接着強度1]
1)23℃で、厚さ2mmで5cm角のアクリル板(三菱レイヨン(株)アクリライトMR200「商標名」、色相:透明)に、幅5mm長さ4cmの2枚の両面粘着テープを平行に貼付する。
2)次に、中心部に直径1cmの穴がある、厚さ2mm、10×15cmの長方形のABS板(タキロン社製、色相:ナチュラル、シボなし)に、1)で作成した両面粘着テープつきアクリル板を、アクリル板の中心とABS板の中心が一致する様に貼付して、2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で1時間放置して試験片とする。
3)試験片のABS側からABS板の穴を通して、直径8mmのステンレス製プローブを取り付けた引張試験機でアクリル板を10mm/分で押し、アクリル板が剥がれる強度を測定した。
[面接着強度2]
1)両面粘着テープを2cm角に切断したのち、厚さ2mm、2cm角のアクリル板に貼付する。
2)両面粘着テープつきアクリル板を、中心部に直径1cmの穴がある、厚さ2mm、4cm角のポリアミド板(三井化学(株)レニー「商標名」、40wt%ガラス繊維添加)に、アクリル板の中心部とポリアミド板の中心部が一致する様に貼付して、2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で24時間放置して試験片とする。
3)試験片を外形4cm角、長さ3cm、厚さ5mmのステンレス製の台座に、ポリアミド側を上にして設置する。
4)ポリアミド側の穴を通じてアクリル板に、先端に直径5mm、長さ1cmの突起を有する重さ100gの真鍮製円錐を高さ10cmから10cm間隔で連続落下(1段階につき3回)させ、試験片にテープの剥がれや破壊が認められたときの高さを測定する。
5)測定結果から落下エネルギーmJ(=9.8×高さ(m)×100g)を算出した。
[防水性試験1]
1)両面粘着テープを、外形65mm×45mm、幅2mmの額縁状サンプルを作成し、厚さ2mm、外形65mm×45mmのアクリル板に貼付したのち、厚さ2mm、外形65mm×45mmのABS板に貼付し、2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で24時間放置して試験片とする。
2)試験片を、23℃の5質量%界面活性剤溶液(P&G社製ジョイを水道水で希釈して作成)に10分間浸漬した後、試験片を取り出して10分間放置する工程を30サイクル実施したのち、再び溶液に浸漬した際の額縁内への浸水の有無を評価した。
○:浸水なし ×:浸水あり
[防水性試験2]
1)両面粘着テープを、外形65mm×45mm、幅2mmの額縁状サンプルを作成し、厚さ2mm、外形65mm×45mmのアクリル板に貼付したのち、厚さ2mm、外形150mm×100mmの長方形のABS板の中央部に貼付する(図1)。2kgローラーで1往復加圧したのち、23℃で24時間放置して試験片とする。
2)デュポン式衝撃試験機(テスター産業株式会社製)の台座の上に、長さ150mm、幅100mm、高さ45mmのコの字型測定台(厚さ5mmのアルミ製)を設置し、その上に試験片、アクリル板側を下向きにして乗せた(図2)。ABS板側から直径25mm、質量300gのステンレス製の撃芯を高さ50cm位置から落下させ、ABS板の中心部分に衝撃を10秒間隔で5回加える(図3)。なお、衝撃を与えてアクリル板が脱落した場合は、そこで試験を終了した。
3)衝撃を与えた試験片を、23℃の5質量%界面活性剤溶液(P&G社製ジョイを水道水で希釈して作成)に10分間浸漬した後、試験片を取り出して10分間放置する工程を30サイクル実施したのち、再び溶液に浸漬した際の額縁内への浸水の有無を評価した。
◎:浸水はなく、発泡体の外観に変化はなかった、 ○:浸水はないが、発泡体層の一部に微小な裂傷が確認された ×:浸水あり、または落下衝撃の段階でアクリル板が脱落した。
Figure 2009108314
Figure 2009108314
Figure 2009108314
上記実施例1〜9のとおり、本発明の防水用両面粘着テープは、被着体との優れた密着性と防水性とを有することが明らかであった。一方、比較例1の両面粘着テープは面接着強度2が低く、落下衝撃時に発泡体の裂けにより防水性試験2に耐えられないものであった。また比較例2〜4の両面粘着テープは防水性試験1において浸水が確認され、防水性を実現できなかった。また、比較例3〜4の両面粘着テープは防水性試験2の落下衝撃時にもテープの脱落が生じるものであった。
防水性試験2用の試験片を示す概念図である。 コの字形測定台6(厚さ5mmのアルミ製)に防水性試験2用の試験片を、アクリル板を下に向けて乗せた状態で固定した状態を、測定台6の底面側から見た概念図である。 落下衝撃を与える操作を示す概念図である。
符号の説明
1 両面粘着テープ
2 アクリル板
3 ABS板
4 撃芯をあてる場所
5 落下衝撃用撃芯
6 コの字形測定台

Claims (8)

  1. 発泡体基材と粘着剤層とを有する両面粘着テープであって、前記発泡体基材の25%圧縮強度が40〜160kPa、引張強度が300〜1500N/cmであることを特徴とする防水用両面粘着テープ
  2. 前記発泡体基材の厚さ方向の平均気泡径が1〜100μmであり、流れ方向および幅方向の平均気泡径が1.2〜700μmである請求項1に記載の防水用両面粘着テープ。
  3. 前記発泡体基材の厚さ方向における平均気泡径に対する流れ方向の平均気泡径の比が1.2〜15である請求項1又は2に記載の防水用両面粘着テープ。
  4. 前記発泡体基材の厚さ方向における平均気泡径に対する幅方向の平均気泡径の比が1.2〜15である請求項1〜3のいずれかに記載の防水用両面粘着テープ。
  5. 前記発泡体基材が、ポリオレフィン系の発泡体基材である請求項1〜4のいずれかに記載の防水用両面粘着テープ。
  6. 前記発泡体基材の発泡倍率が2〜5倍である請求項1〜5のいずれかに記載の防水用両面粘着テープ。
  7. 前記粘着剤層が、アクリル系共重合体と粘着付与樹脂とを含有し、アクリル系共重合体100質量部に対する粘着付与樹脂の含有量が、5〜40質量部である請求項1〜6のいずれかに記載の防水用両面粘着テープ。
  8. 前記粘着剤層のゲル分率が25〜70%である請求項1〜7のいずれかに記載の防水用両面粘着テープ。
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