JP2009105178A - パワー半導体ユニット - Google Patents

パワー半導体ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2009105178A
JP2009105178A JP2007274683A JP2007274683A JP2009105178A JP 2009105178 A JP2009105178 A JP 2009105178A JP 2007274683 A JP2007274683 A JP 2007274683A JP 2007274683 A JP2007274683 A JP 2007274683A JP 2009105178 A JP2009105178 A JP 2009105178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power semiconductor
control board
power
bus bar
facing surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007274683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4936466B2 (ja
Inventor
Raita Nakanishi
雷太 中西
Toshiaki Kawamura
俊明 川村
Hirosuke Mori
啓輔 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichicon Corp
Original Assignee
Nichicon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichicon Corp filed Critical Nichicon Corp
Priority to JP2007274683A priority Critical patent/JP4936466B2/ja
Publication of JP2009105178A publication Critical patent/JP2009105178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4936466B2 publication Critical patent/JP4936466B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】パワー半導体ユニットの小形化を図りながらも、パワー半導体モジュールから制御基板へのノイズの影響を大幅に低減する。
【解決手段】パワー半導体ユニット5は、パワー半導体モジュール10と制御基板モジュール20からなる。パワー半導体モジュール10は、表面側に複数のパワー半導体素子が備えられたパワー半導体基板と、その表面側に所定の間隔を空けて平行に配置され、パワー半導体素子を駆動するドライバ基板11とからなる。制御基板モジュール20は、パワー半導体モジュール10の直上にドライバ基板11と対向して配置される、少なくとも1つのGND層を有する多層配線基板であって、ドライバ基板11に対向しない非対向面に制御信号を生成する信号生成回路が備えられた制御基板21と、非対向面側の空間を覆うシールドプレート23とからなる。
【選択図】図9

Description

本発明は、大電流を扱うインバータあるいはコンバータとして使用されるパワー半導体ユニットに関し、特に耐ノイズ性を向上させつつ小形化することができるパワー半導体ユニットに関する。
ハイブリッド電気自動車および電気自動車には、大容量の走行モータを駆動するための電力変換装置が使用されている。電力変換装置は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等のパワー半導体素子が備えられ、直流電力を三相交流電力に変換して走行モータを駆動するインバータ動作、または三相交流電力を直流電力に変換してエネルギーを回生するコンバータ動作を行う。
電力変換装置の一例として、図1に、バッテリから直流電力の供給を受けてモータを駆動するインバータユニットを示す。
インバータユニット1は平滑コンデンサ4およびパワー半導体ユニット5からなり、さらに、パワー半導体ユニット5は、パワー半導体モジュール10および制御基板モジュール20からなる。
主バッテリ2は複数の二次電池を直列に接続した直流電源であり、高圧ケーブルを介して平滑コンデンサ4のP端子8P1とN端子8N1に接続される。平滑コンデンサ4は、リプル電流を吸収して入力電圧を安定化させるものである。
パワー半導体モジュール10には、IGBT等のパワー半導体素子14〜14、およびフライホイールダイオード(FWD)15〜15が備えられる。パワー半導体素子14〜14とFWD15〜15の逆並列接続体はブリッジ接続されて、三相インバータ回路を構成する。U、V、W各相の出力端子18〜18は、出力バスバ29〜29および高圧ケーブルを介して走行モータ6に接続される。
制御基板21は、上位の電子制御ユニット(ECU:Electrical Control Unit)から、走行モータ6を駆動するためのトルク指令値を受け取る。そして、制御基板21は、主バッテリ2の電圧値、およびモータ位置検出用レゾルバ7から出力される位置情報を取り込みながら、U相電流センサ22およびW相電流センサ22によって検出されたU相およびW相の出力電流の瞬時値から、トルク指令値に基づいた電流値を逐次算出し、これをPWM信号に変換する。
生成されたPWM信号は、制御基板21からドライバ基板11に出力される。そして、ドライバ基板11は、当該信号に基づいてパワー半導体モジュール10の各相のパワー半導体素子14〜14を駆動する。なお、制御基板21およびドライバ基板11は、いずれも補機バッテリ3から電圧(+14[V])の供給を受けて動作する。
また、インバータユニット1は、インバータ回路を備えたパワー半導体モジュール10と、平滑コンデンサ4と、制御基板モジュール20とを、冷却機能を有するインバータケースに格納して使用される。
他の電力変換装置の例として、図2に示す三相式AC−DC−AC変換器がある。この三相式AC−DC−AC変換器には2つのパワー半導体モジュール10、10が備えられており、このうち10はコンバータとして動作する三相PWM整流器、10はインバータとして動作する三相インバータである。
図2に示す三相式AC−DC−AC変換器では、三相入力側に配置されたリアクトル52によって瞬時電力が蓄積およびフィルタリングされた三相交流電力が、パワー半導体モジュール10によって直流電力に変換される。得られた直流電力は、平滑コンデンサ4で安定化された後に、パワー半導体モジュール10で所定の振幅、周波数に変換され、リアクトル53を介して接続される三相負荷に供給される。
三相PWM整流器として使用されるパワー半導体モジュール10と三相インバータとして使用するパワー半導体モジュール10は、いずれも図1に示すパワー半導体モジュール10と同じものが使用可能であり、モータ駆動用、三相インバータ用、三相PWM整流器用等の用途に応じて、組み合わせて使用する制御基板21の回路構成が変更される。
したがって、開発・評価期間の短縮、および信頼性評価コストの観点から、通常、パワー半導体モジュール10のドライバ基板11と制御基板21は独立した部品となっている。
図3は、図1に示すインバータユニット1の従来の構造を示すブロック図である。
インバータユニット1は、主に、パワー半導体モジュール10と、その上部に配置される平滑コンデンサ4と、さらにその上部に配置される制御基板21とからなる。すなわち、従来のインバータユニット1では、パワー半導体モジュール10と制御基板21の間に平滑コンデンサ4が配置されている。これにより、パワー半導体モジュール10内のパワー半導体素子14〜14から放射されるノイズが平滑コンデンサ4によって遮蔽され、制御基板21上を伝送される各種信号にノイズが重畳するのを極力防ぐような構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、図3に示すように、パワー半導体モジュール10の出力側には通常、U相電流センサ22およびW相電流センサ22が接続されており、これらによってセンシングされた信号(U相およびW相の出力電流の瞬時値に対応した信号)が、制御基板21に送られるようになっている。
特開2003−199363号公報
[課題1]パワー半導体ユニットの大形化
図3に示すように、従来のインバータユニット1は、パワー半導体モジュール10と制御基板21の間に平滑コンデンサ4を挟み込んだ構成となっているので、パワー半導体モジュール10−制御基板21間の配線、および電流センサ22、22−制御基板21間の配線が必然的に長くなっていた。このため、配線が肥大化し、パワー半導体ユニット(パワー半導体モジュール10、制御基板21および電流センサ22、22)が大形化してしまうという問題があった。
また、配線が長くなると、一方の配線が他方の配線に対するノイズ源となり得るとともに、前述のパワー半導体素子14〜14によるノイズが重畳され易くなるという問題があった。つまり、図3に示す従来のインバータユニット1では、パワー半導体モジュール10から制御基板21への直接的なノイズの重畳は防げても、上記配線へのノイズの重畳を防ぐことはできなかった。
この問題を解決するため、従来のインバータユニット1では、各配線を絶縁性の材料で被覆し、その外側を接地された導電性の材料で被覆し、さらにその外側を絶縁性の材料で被覆することによって、配線のシールド処理を施すことが別途必要となる。しかしながら、このシールド処理は配線の肥大化を招き、パワー半導体ユニットを含むインバータユニット1が全体として大形化してしまうという問題があった。
[課題2]放射ノイズによる誤動作
図4は、上記パワー半導体ユニットの大形化の問題を解決するべく、制御基板21をパワー半導体モジュール10の近傍に配置してなるパワー半導体ユニット5と、平滑コンデンサ4とからなるインバータユニット1である。
しかしながら、単純に制御基板21をパワー半導体モジュール10の近傍に配置しただけの構成では、やはり制御基板21へのノイズの重畳が問題となる。例えば、パワー半導体ユニット5のスイッチング動作による輻射ノイズが制御基板21上の信号ラインに重畳した場合には、パワー半導体ユニット5の動作が正常であるにもかかわらず異常であるとして誤った判断がなされ、パワー半導体ユニット5の動作が緊急停止されるおそれがあった。
そこで、本発明は、パワー半導体ユニットの小形化を図りながらも、パワー半導体モジュールから制御基板へのノイズの影響を大幅に低減することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1のパワー半導体ユニットは、
パワー半導体素子を用いて直流電力を交流電力に変換し、駆動すべき負荷に出力するパワー半導体ユニットであって、前記直流電力が給電される入力端子と、前記負荷に接続される出力端子と、前記パワー半導体素子が表面に設けられたパワー半導体基板と、該パワー半導体基板の表面側に所定の間隔を隔てて平行に配置され、入力された制御信号に基づいて前記パワー半導体素子を駆動するドライバ回路が設けられたドライバ基板と、を有するパワー半導体モジュールと、前記パワー半導体モジュールから前記負荷に対して出力される電流の電流値を検出する電流センサと、前記パワー半導体モジュールの直上に前記ドライバ基板と略平行に配置され、前記パワー半導体モジュールと対向する対向面と、該対向面の裏面である非対向面とを有し、前記電流センサによって検出された前記電流値に基づいて、前記制御信号を生成する信号生成回路が設けられた制御基板と、前記制御基板の前記非対向面側の空間を覆うシールドプレートと、を備え、前記信号生成回路が、前記制御基板の前記非対向面に設けられるとともに、前記電流センサが、前記制御基板の前記対向面に設けられたことを特徴とする。
上記第1のパワー半導体ユニットは、好ましくは、前記出力端子と前記負荷は出力バスバによって接続され、前記電流センサは、前記パワー半導体基板の法線方向に延びる中空口を有し、前記出力バスバが、前記中空口を通って前記法線方向に延設されていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記直流電力は入力バスバを介して前記入力端子に給電され、前記入力バスバが、前記出力バスバと互いに向かい合うように配置されるとともに、前記法線方向に延設されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第2のパワー半導体ユニットは、
パワー半導体素子を用いて、交流電源から入力される交流電力を直流電力に変換して、出力するパワー半導体ユニットであって、前記交流電力が給電される入力端子と、前記直流電力を出力する出力端子と、前記パワー半導体素子が表面に設けられたパワー半導体基板と、該パワー半導体基板の表面側に所定の間隔を隔てて平行に配置され、入力された制御信号に基づいて前記パワー半導体素子を駆動するドライバ回路が設けられたドライバ基板と、を有するパワー半導体モジュールと、前記交流電源から前記パワー半導体モジュールに対して入力される電流の電流値を検出する電流センサと、前記パワー半導体モジュールの直上に前記ドライバ基板と略平行に配置され、前記パワー半導体モジュールと対向する対向面と、該対向面の裏面である非対向面とを有し、前記電流センサによって検出された前記電流値に基づいて、前記制御信号を生成する信号生成回路が設けられた制御基板と、前記制御基板の前記非対向面側の空間を覆うシールドプレートと、を備え、前記信号生成回路が、前記制御基板の前記非対向面に設けられるとともに、前記電流センサが、前記制御基板の前記対向面に設けられたことを特徴とする。
上記第2のパワー半導体ユニットは、好ましくは、前記交流電力は入力バスバを介して前記入力端子に給電され、前記電流センサは、前記パワー半導体基板の法線方向に延びる中空口を有し、前記入力バスバが、前記中空口を通って前記法線方向に延設されていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記直流電力は出力バスバを介して前記出力端子から出力され、前記出力バスバが、前記入力バスバと互いに向かい合うように配置されるとともに、前記法線方向に延設されていることを特徴とする。
さらに、上記第1および第2のパワー半導体ユニットは、好ましくは、前記制御基板は、少なくとも1つのGND層を有する多層配線基板であり、前記シールドプレートと前記GND層によって、前記パワー半導体モジュールから前記信号生成回路に向けて発せられるノイズが遮蔽されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記シールドプレートは端部が折り曲げられており、前記制御基板と前記ドライバ基板の間に形成された空間の少なくとも一部が、前記シールドプレートの折り曲げられた端部によって覆われていることを特徴とする。
また、好ましくは、前記制御基板の前記対向面、および前記ドライバ基板の前記制御基板に対向する面に、それぞれ、前記信号生成回路および前記ドライバ回路に給電するためのトランスが設けられ、前記トランスが、前記パワー半導体基板の面方向に互いにずらして前記トランス同士が干渉しないように配置されることを特徴とする。
さらに、好ましくは、前記制御基板の前記対向面には、外部電源と接続するためのコネクタが1個設けられ、前記コネクタを介して外部から供給される電圧によって、前記ドライバ回路および前記信号生成回路が駆動されることを特徴とする。
なお、図1に示すように、本明細書では、直流電力の供給を受けて、ECUからの指令に基づきモータ等の負荷を駆動する装置全体を「インバータユニット」と称し、この「インバータユニット」から平滑コンデンサを除いた他の部分を「パワー半導体ユニット」と称する。
また、本明細書では、「パワー半導体ユニット」のうち、ECUからの指令に基づいてPWM信号等の制御信号を生成する信号生成回路が設けられた制御基板とその周辺部品とからなる部分を「制御基板モジュール」と称し、生成された制御信号に基づいてパワー半導体素子を駆動するドライバ回路が設けられたドライバ基板とパワー半導体素子が備えられたパワー半導体基板とその周辺部品とからなる部分を「パワー半導体モジュール」と称する。
本発明によれば、パワー半導体ユニットの小形化を図りながらも、パワー半導体モジュールから制御基板へのノイズの影響を大幅に低減することができる。
すなわち、上記[課題1]に対しては、
(1)パワー半導体モジュールの直上に制御基板を配置することで、これらの間の配線を放射ノイズの影響をほとんど受けない程度に短くすることができ、配線の肥大化を防止しつつ、配線のシールド処理を省略することができる。
(2)さらに、電流センサを制御基板の対向面に設けることにより、制御基板−電流センサ間の配線を省略することができる。
また、上記[課題2]に対しては、
(3)制御基板に設けられた信号生成回路を、ドライバ基板と対向する対向面の反対側(対向面の裏面側)の非対向面に配置することにより、ノイズ源となるパワー半導体モジュールとの距離を大きくすることができるとともに、パワー半導体モジュールから発せられるノイズが制御基板に遮られ、信号生成回路に重畳するのを防止することができる。
(4)また、制御基板の非対向面側の空間を覆うシールドプレートにより、信号生成回路(およびその周辺回路)に向けて発せられるノイズを遮蔽することができる。これにより、パワー半導体ユニットの誤動作を防止することができる。
(5)さらに、制御基板を、少なくとも1つのGND層を有する多層配線基板とすることにより、制御基板に設けられた信号生成回路(およびその周辺回路)をシールドプレートとGND層とで挟み込むことができ、信号生成回路に向けて発せられるノイズを効果的に遮蔽することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るパワー半導体ユニットの好ましい実施形態について説明する。なお、以下では、一例として三相インバータとして動作するパワー半導体ユニットについて説明する。より具体的には、直流電力を三相交流電力に変換して負荷である走行モータに出力するパワー半導体ユニットについて説明する。
本発明に係るパワー半導体ユニット5と、平滑コンデンサ4とからなるインバータユニット1を図5に示す。ここでは、インバータユニット1の構成について、図1を参照しつつ図5を用いて説明する。
平滑コンデンサ4は、主バッテリ2(図1参照)に接続されるP端子8P1およびN端子8N1と、パワー半導体ユニット5に接続される各3つのP端子8P2およびN端子8N2(本願発明の「入力端子」に相当)とを備える。P端子8P1および3つのP端子8P2は各々が互いに平滑コンデンサ4の内部で接続されている。同様に、N端子8N1および3つのP端子8N2も各々が互いに平滑コンデンサ4の内部で接続されている。
パワー半導体ユニット5は、パワー半導体モジュール10と、その直上に備えられる制御基板モジュール20とからなる。制御基板モジュール20は、制御基板21、電流センサ22、22、入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WN、および出力バスバ29〜29等を一体化したものである(図1参照)。
図6(A)は、本発明に係るパワー半導体ユニット5の外観斜視図、図6(B)はその分解斜視図である。図6(B)に示すように、パワー半導体モジュール10と制御基板モジュール20は、ネジ留めによって固定される。
図7(A)は、パワー半導体モジュール10の外観斜視図、図7(B)はその分解斜視図である。
パワー半導体モジュール10は、主にパワー半導体基板12と、その表面側に配置されるシールドプレート13と、そのさらに表面側に配置されるドライバ基板11とからなる。パワー半導体基板12は、IGBT14〜14(本発明の「パワー半導体素子」に相当)とFWD15〜15からなる複数の逆並列接続体をブリッジ接続して構成された三相インバータ回路を表面に設けて、放熱器32(図11(B)参照)の表面側に搭載したものである。放熱器32の裏面側には、複数の放熱フィン33が備えられ、冷却媒体で直接冷却されている。
ドライバ基板11は、パワー半導体基板12の表面側に、パワー半導体基板12に対して所定の間隔を隔てて平行に配置される。また、ドライバ基板11にはドライバ回路が設けられ、入力される制御信号に基づいてパワー半導体基板12に備えられたU、V、W各相のIGBT14〜14を駆動する。シールドプレート13は、ドライバ基板11とパワー半導体基板12の間に配置され、IGBT14〜14のスイッチングによって発生するノイズを電磁・静電遮蔽する。
ドライバ基板11は、コネクタ17、17および後述する制御基板21を介して補機バッテリ3から供給される電圧(以下「補機バッテリ電圧」という、例えば+14[V])に基づいて三相インバータ回路に供給される絶縁電圧を生成するトランス16を備えている。トランス16は、制御基板21に対向するドライバ基板11の表面に実装されている。
さらに、ドライバ基板11は、過電流、過熱、過電圧等の異常状態を検出し、必要に応じてIGBT14〜14の駆動を停止等する保護回路を備えている。異常状態であることを示す信号(以下「フェイル信号」という)は、コネクタ17、17を介して制御基板21に伝達される。また、制御基板21で生成された制御信号(例えば、PWM信号)は、コネクタ17、17を介してドライバ基板11に伝達される。
なお、本発明において、補機バッテリ電圧は、コネクタ17、17を介して他の信号とともに制御基板21側から供給されるので、ドライバ基板11と補機バッテリ3を直接接続するためのコネクタは不要である。
図8(A)は、図6(B)に示す制御基板モジュール20を裏面側から見た外観斜視図、図8(B)はその分解斜視図である。
制御基板モジュール20は、主に、ドライバ基板11と対向する対向面(裏面)に電流センサ22、22が表面実装された制御基板21と、対向面の反対側の非対向面側(表面側)の空間を覆うシールドプレート23と、ユニットカバー24とからなる。制御基板21は、パワー半導体モジュール10の直上にドライバ基板11と対向して配置され、シールドプレート23とともにユニットカバー24にネジ留めによって固定される。
このように、本発明に係るパワー半導体ユニットでは、パワー半導体モジュール10の直上に制御基板21が配置されることにより、これらの間の配線を放射ノイズの影響をほとんど受けない程度に短くすることができ、配線の肥大化を防止しつつ、配線に対するシールド処理を省略することができる。
なお、ドライバ基板11と制御基板21とは、パワー半導体モジュール10から発せられるノイズから制御基板21を保護するため、パワー半導体ユニット5の小形化を阻害しない範囲で一定の距離だけ離間して配置される。
ユニットカバー24の入力端子側には、平滑コンデンサ4およびパワー半導体モジュール10の入力端子に接続される入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNが相毎に備えられる。入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNはパワー半導体モジュール10の側方に突設されるとともに、パワー半導体基板12の表面の法線方向に延設されている。また、入力端子側と反対の出力端子側には、パワー半導体モジュール10の各相の出力端子18〜18と当該パワー半導体モジュール10によって駆動される走行モータ6とを接続するための出力バスバ29〜29が備えられる。入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNと出力バスバ29〜29とは互いに向かい合うように配置されている。
図8(B)に示すように、制御基板21の対向面側(裏面側)の出力端子側端部には、オンボードタイプの電流センサ22、22が表面実装されている。これにより、制御基板21−電流センサ22、22間の配線を省略することができる。電流センサ22、22の内部にはそれぞれ、パワー半導体基板12の表面の法線方向に延びる中空口が形成されている。そして、U相の電流センサ22の中空口には、U相出力バスバ29が挿入され、W相の電流センサ22の中空口には、W相出力バスバ29が挿入されることにより、U相出力電流IおよびW相出力電流Iが検出される。
なお、電流センサは、U相とW相にのみ配置されており、V相には配置されない。V相出力電流Iは、式I=−I−Iを用いて算出できるからである。
この他、制御基板21の対向面側(裏面側)には、ECU、モータ位置検出用レゾルバ7および補機バッテリ3と接続するためのコネクタ27、補機バッテリ電圧に基づいて制御基板21の各部に供給するための電圧を生成するトランス25、およびドライバ基板11のコネクタ17、17に接続される中継ハーネス26、26が備えられる。
ドライバ基板11に備えられるトランス16と制御基板21に備えられるトランス25とは、パワー半導体基板12の面方向にずらして配置される。これにより、トランス同士が互いに物理的・電磁気的に干渉するのを防止しながら、パワー半導体ユニット5の小形化を図ることができる。
また、前記の通り、本発明に係るパワー半導体ユニットでは、コネクタ27を介して供給される補機バッテリ電圧によって、ドライバ回路および信号生成回路が駆動される。したがって、コネクタ27は1個だけでよく、複数のコネクタが干渉するのを防止するために、パワー半導体ユニット5を大形化する必要がない。
制御基板21で生成されたPWM信号、および補機バッテリ3から供給された補機バッテリ電圧は、中継ハーネス26、26を介してドライバ基板11に伝達される。また、ドライバ基板11からは、中継ハーネス26、26を介してフェイル信号が伝達される。
図9(A)は、ユニットカバー24を取り除いたパワー半導体ユニット5を出力端子側から見た外観斜視図である。
パワー半導体モジュール10の側面に備えられた各相の出力端子18〜18には、それぞれ出力バスバ29〜29が接続される。出力バスバ29〜29は、当該バスバによって形成される電流経路が、互いに平行に配置されたドライバ基板11および制御基板21と直交するような形状となっている。
シールドプレート23は、端部が折り曲げられており、制御基板21の対向面側(裏面側)の空間の少なくとも一部がシールドプレート23の折り曲げられた端部によって覆われている。具体的には、制御基板21とV相出力バスバ29の間を遮るように折り曲げられている。これにより、V相出力電流に応じてV相出力バスバ29から放射されるノイズが、制御基板21に重畳するのを防いでいる。その結果、制御基板21の表面に搭載されたCPU30の誤動作を防止することができる。
電流センサ22、22が備えられたU相、W相については、上記シールドプレート23の折り曲げを行っていない。これは、中空口の周りに巻回された電磁鋼板によって、出力バスバ29、29の周囲に発生する磁界が封じ込められるからである。
なお、シールドプレート23の折り曲げられた端部が延設される長さは、パワー半導体モジュール10の各相の出力端子18〜18、各相の入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WN、および各相の出力バスバ29〜29との距離が、IEC規格等で要求される空間絶縁距離だけ離せるように決定されるのが望ましい。
図9(B)は、ユニットカバー24を取り除いたパワー半導体ユニット5を入力端子側から見た外観斜視図である。
パワー半導体モジュール10と制御基板モジュール20は、入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNで接続される。各相の入力バスバ(例えば、U相入力バスバ19UPと19UN)は、それぞれ、一部分が重なり合うように備えられている。入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNの形状については、後で詳細に説明を行う。
入力端子側においても、シールドプレート23は折り曲げられ、制御基板21と各相の入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNの間が遮られている。これにより、各相の入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WNから放射されるノイズが、制御基板21に重畳するのを防いでいる。
このように、本発明に係るパワー半導体ユニットでは、シールドプレート23が入力側および出力側で折り曲げられた逆U字状に形成されることにより、シールド効果が高められている。
図10(A)は、表面側から見た制御基板21およびシールドプレート23の分解斜視図である。
制御基板21の表面側(非対向面側)には、演算回路(例えば、CPU30)、およびレゾルバ信号処理IC等の数十MHzのクロックで動作する信号処理回路(例えば、信号処理IC31)が備えられる。CPU30は、裏面側の電流センサ22、22によって得られたU相およびW相の出力電流の瞬時値を参照して、コネクタ27を介して外部より入力される負荷の出力設定値、つまりECUより入力されたトルク指令値(負荷に出力させるトルク値)に基づいて、ドライバ回路に対する制御信号(PWM信号)を生成する。なお、本明細書では、CPU30、信号処理IC31および制御基板21の表面側に形成された配線を、総称して「信号生成回路」とする。
本発明に係るパワー半導体ユニットにおいて、信号生成回路は、パワー半導体モジュール10の非対向面側(表面側)に設けられているので、パワー半導体モジュール10との距離を大きくすることができるとともに、パワー半導体モジュール10から発せられるノイズが制御基板21に遮られ、信号生成回路に重畳するのを防止することができる。
CPU30および信号処理IC31は、制御基板21の表面側に配置されるシールドプレート23によって覆われている。シールドプレート23には、適宜、補強のためのプレス加工が施される。また、シールドプレート23と制御基板21の間に形成される空間の高さは、約5[mm]である。
図10(B)は、図10(A)の制御基板21およびシールドプレート23を重ね合わせた状態の、線B−Bにおける断面模式図である。
制御基板21は、L1層〜L4層の4つの配線層を備えた多層配線基板である。最上層であるL1層には、CPU30および信号処理IC31に関連したディジタル信号およびアナログ信号のための配線が形成される。L2層は、主に、制御基板21のほぼ全面にわたって形成されたGND層である。GND層は、制御基板モジュール20の下側に位置するパワー半導体モジュール10からのノイズを遮蔽するとともに、L1層に形成された配線のインピーダンスを低減して耐ノイズ性を向上させることができる。
L3層には、主に電源に関連した配線が形成される。また、L4層には、主にトランス25、コネクタ27および電流センサ22、22に関連した配線が形成される。
結局、制御基板21の表面側(非対向面側)に備えられた信号生成回路は、表面側および側面側を覆うシールドプレート23とGND層とによって挟み込まれ、電磁・静電的に遮蔽される。
これにより、本発明に係るパワー半導体ユニットでは、パワー半導体モジュール10のスイッチングによるノイズ、および各相の入力バスバ19UP〜19WP、19UN〜19WN、出力バスバ29〜29を流れる大電流によって誘導されるノイズが、制御基板21の表面側(非対向面側)に備えられた信号生成回路に重畳されるのを防ぐことができる。
図11(B)は、図11(A)に示すパワー半導体ユニット5の線B−Bにおける断面図である。
図11(B)に示すように、パワー半導体モジュール10のドライバ基板11と制御基板モジュール20の制御基板21は互いに一定の距離をおいて略平行に配置される。ドライバ基板11と制御基板21の間の距離は、制御基板21およびドライバ基板11に備えられる各種部品の中で、最も背が高い電流センサ22、22の高さに基づいて決定される。電流センサ22、22は、制御基板21の端部に設けられるため、ドライバ基板11と制御基板21との間の空間領域にはトランス16、25が配置され、当該空間領域が有効的に活用される。
続いて、図12〜図14を参照して、本発明に係るパワー半導体ユニットに使用される入力バスバ、および出力バスバの形状について、詳細に説明する。
図12(A)は、本発明に係るパワー半導体ユニット5で使用される“ストレート構造”の入力バスバ19UPおよび19UNを示した斜視図である。図12(B)は、比較実験のために用意した“クロス構造”の入力バスバ19’UP、19’UNである。なお、図12(A)および(B)は、一例としてU相の入力バスバの構造を示したものであるが、以下に示す比較実験では、V相およびW相の入力バスバも同一の構造とした。
入力バスバ19UP、19UN、19’UP、19’UNは、それぞれ幅15[mm]、厚さ1.5[mm]、高さ35[mm]であり、f=1[kHz]での配線インダクタンスは、それぞれ約16[nH](ストレート構造)、約20[nH](クロス構造)である。
ストレート構造の入力バスバを使用したインバータユニット1(図5参照)、およびクロス構造の入力バスバを使用したインバータユニット1において、走行モータ6の実効電流を0から150[Arms]まで連続的に変化させた際に、サーミスタによって得られたモータ温度に関するアナログ信号の配線にノイズが重畳されるか否かについて実験を行った。
なお、本実験では、主バッテリ2の電圧は365[V]とした。また、入力バスバから放射されるノイズの影響をより明確にするため、制御基板21の表面側を覆うシールドプレート23を取り除いて実験を行った。
図13(A)は、ストレート構造の入力バスバ19UP、19UNを使用したインバータユニット1の実験結果、図13(B)は、クロス構造の入力バスバ19’UP、19’UNを使用したインバータユニット1の実験結果を示すグラフである。各グラフの縦軸は、サーミスタによって得られたモータ温度に関するアナログ信号をCPU30に取り込んでディジタルデータに変換したものである。本実験では、モータ温度の検出にサーミスタを使用しているので、温度上昇(時間経過)に伴って、各グラフのディジタルデータは減少する。
図13(A)に示すように、ストレート構造の入力バスバ19UP、19UNでは、L1層に設けられたモータ温度に関するアナログ信号の配線にノイズの重畳は見られない。これに対して、図13(B)に示すように、クロス構造の入力バスバ19’UP、19’UNでは、不規則なノイズが重畳している。
この実験結果について、図14を参照して検討する。図14(A)は、ストレート構造の入力バスバによって形成される電流経路を示す図である。
主バッテリ2から供給された電流は、平滑コンデンサ4のP端子8P2、8P1を経由して入力バスバ19UPの上部からの下部に向かって流れ、U相のパワー半導体素子14のコレクタに入力される。そして、この電流は、U相のパワー半導体素子14のエミッタから出力され、入力バスバ19UNを下部から上部に向かって流れ、平滑コンデンサ4のN端子8N2、8N1を経由して主バッテリ2に戻って行く。
図14(A)から明らかなように、ストレート構造において、入力バスバ19UPに流れる電流、および入力バスバ19UNに流れる電流はx方向、y方向ともに逆方向なので、これらの電流によって発生する磁界の磁束は、完全に相殺されるか、または弱められる。
また、ストレート構造では、x方向の電流成分が少ないので、x方向の電流による磁束が制御基板21の配線に鎖交するのを低減し、ノイズを重畳させることはほとんどないと思われる。
一方、クロス構造の入力バスバによって形成される電流経路は、図14(B)に示す通りである。
図14(B)から明らかなように、クロス構造では、入力バスバ19UPに流れるx方向の電流と、入力バスバ19UNに流れるx方向の電流が同一方向に流れ、これらの電流による磁束が強め合う部分が存在する。x方向の電流による磁束は、制御基板21の配線に鎖交し、当該配線によって伝送される信号に多大な影響を与える。
すなわち、クロス構造の入力バスバでは、インバータに流れる瞬間的な大電流に応じて鎖交磁束が変化し、制御基板21の配線にノイズが重畳することにより、図13(B)に示すような温度データの異常が起こったものと思われる。
なお、図12〜図14では、入力バスバの構造について比較を行ったが、出力バスバについても同様のことがいえる。すなわち、出力バスバ29〜29は、制御基板21の配線にノイズが重畳するのを防ぐべく、平行に配置されたドライバ基板11および制御基板21と直交する方向(=y方向)に電流経路が形成されるような形状とするのが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではない。
例えば、本発明に係るパワー半導体ユニットは、モータ等の負荷を駆動するインバータだけでなく、コンバータにも適用することができる。この場合、パワー半導体ユニットには、入力側に接続された多相交流電源から交流電力が入力バスバを介して入力端子に給電される。そして、パワー半導体ユニットは、電流センサによって得られた各相の入力電流値を参照しつつ、出力側に接続された平滑コンデンサに直流電力を出力する。また、信号生成回路は電流センサによって得られた入力電流値に基づいて制御信号を生成する。
電流センサには、インバータユニット1で説明したのと同様に、パワー半導体基板の法線方向に延びる中空口が形成され、入力バスバが、該中空口を通って法線方向に延設されている。なお、パワー半導体ユニットの構成は、図5〜図11に示す構成とほぼ同等であるので、ここでは説明を省略する。
また、本発明に係るパワー半導体ユニットは、インバータとして動作するパワー半導体ユニットと、コンバータとして動作するパワー半導体ユニットとを組み合わせて構成される三相式AC−DC−AC変換器(図2参照)に適用することもできる。
図15に示す三相式AC−DC−AC変換器50では、平滑コンデンサ4に三相PWM整流器として動作するパワー半導体ユニット5と、三相インバータとして動作するパワー半導体ユニット5が接続される。
交流電力は、三相ケーブル51およびリアクトル52を介してパワー半導体ユニット5の出力端子29〜29に入力される。交流電圧(AC100Vまたは200V、50Hzまたは60Hz)はリアクトル52に磁気エネルギーを蓄えつつ、パワー半導体ユニット5(具体的には、パワー半導体ユニット5に含まれるパワー半導体モジュール10)によって直流電圧に変換され、平滑コンデンサ4に蓄電される。
図15に示す三相式AC−DC−AC変換器50において、平滑コンデンサ4は複数の電解コンデンサを並列接続して構成され、静電容量は数千〜数万μFである。このような平滑コンデンサ4によれば、瞬時停電あるいは負荷変動によって、DCバス電圧が変動した場合においても、三相インバータとして動作するパワー半導体ユニット5の制御を安定させることができる。
安定化されたDCバス電圧は、パワー半導体モジュール10によって、所定振幅、所定周波数の三相交流波形に変換され、リアクトル53を介して負荷に給電される。
なお、図15に示す三相式AC−DC−AC変換器では、各構成要素を一直線状に配置したが、U字型に折り返したりするなど自由にレイアウトすることができる。
また、本発明に係るパワー半導体ユニットは、三相のインバータおよびコンバータだけでなく、単相または三相を超える多相のインバータおよびコンバータにも容易に適用することができる。
インバータユニットの回路構成を示す図である。 三相式AC−DC−AC変換器の回路構成を示す図である。 従来のインバータユニットの構造を示すブロック図である。 従来のインバータユニットの構造を示すブロック図である。 本発明に係るパワー半導体ユニットを備えたインバータユニットの外観斜視図である。 本発明に係るパワー半導体ユニットであって、(A)は外観斜視図、(B)は分解斜視図である。 本発明に係るパワー半導体モジュールであって、(A)は外観斜視図、(B)は分解斜視図である。 本発明に係る制御基板モジュールであって、(A)は外観斜視図、(B)は分解斜視図である。 ユニットカバーを取り除いた本発明に係るパワー半導体ユニットであって、(A)は出力端子側から見た外観斜視図、(B)は入力端子側から見た外観斜視図である。 本発明に係る制御基板およびシールドプレートの位置関係を示す図であって、(A)は分解斜視図、(B)は線B−Bにおける断面図である。 本発明に係るパワー半導体ユニットであって、(A)は上面図、(B)は線B−Bにおける断面図である。 各相の入力バスバの斜視図であって、(A)は本発明に係るストレート構造の入力バスバ、(B)は比較のためのクロス構造の入力バスバである。 ノイズが重畳するか否かについての実験結果のグラフであって、(A)はストレート構造の入力バスバを適用した場合のグラフ、(B)はクロス構造の入力バスバを適用した場合のグラフである。 入力バスバの電流経路を示す図であって、(A)はストレート構造の入力バスバの電流経路、(B)はクロス構造の入力バスバの電流経路である。 本発明に係るパワー半導体ユニットを適用した三相式AC−DC−AC変換器の外観斜視図である。
符号の説明
1 インバータユニット
2 主バッテリ
3 補機バッテリ
4 平滑コンデンサ
5、5、5 パワー半導体ユニット
6 走行モータ
7 モータ位置検出用レゾルバ
P1、8P2 P端子
N1、8N2 N端子
10 パワー半導体モジュール
10 パワー半導体モジュール(三相PWM整流器)
10 パワー半導体モジュール(三相インバータ)
11 ドライバ基板
12 パワー半導体基板
13 シールドプレート
14、14、14 パワー半導体素子(IGBT)
15、15、15 FWD素子
16 トランス
17、17 コネクタ
18 U相出力端子
18 V相出力端子
18 W相出力端子
19UP、19UN U相入力バスバ
19VP、19VN V相入力バスバ
19WP、19WN W相入力バスバ
20 制御基板モジュール
21 制御基板
22 U相電流センサ
22 W相電流センサ
23 シールドプレート
24 ユニットカバー
25 トランス
26、26 中継ハーネス
27 コネクタ
28 IC
29 U相出力バスバ
29 V相出力バスバ
29 W相出力バスバ
30 演算回路
31 信号処理IC
32 放熱器
33 放熱フィン
50 三相式AC−DC−AC変換器
51 三相ケーブル
52 リアクトル
53 リアクトル

Claims (10)

  1. パワー半導体素子を用いて直流電力を交流電力に変換し、駆動すべき負荷に出力するパワー半導体ユニットであって、
    前記直流電力が給電される入力端子と、
    前記負荷に接続される出力端子と、
    前記パワー半導体素子が表面に設けられたパワー半導体基板と、該パワー半導体基板の表面側に所定の間隔を隔てて平行に配置され、入力された制御信号に基づいて前記パワー半導体素子を駆動するドライバ回路が設けられたドライバ基板と、を有するパワー半導体モジュールと、
    前記パワー半導体モジュールから前記負荷に対して出力される電流の電流値を検出する電流センサと、
    前記パワー半導体モジュールの直上に前記ドライバ基板と略平行に配置され、前記パワー半導体モジュールと対向する対向面と、該対向面の裏面である非対向面とを有し、前記電流センサによって検出された前記電流値に基づいて、前記制御信号を生成する信号生成回路が設けられた制御基板と、
    前記制御基板の前記非対向面側の空間を覆うシールドプレートと、
    を備え、
    前記信号生成回路が、前記制御基板の前記非対向面に設けられるとともに、前記電流センサが、前記制御基板の前記対向面に設けられたことを特徴とするパワー半導体ユニット。
  2. 前記出力端子と前記負荷は出力バスバによって接続され、
    前記電流センサは、前記パワー半導体基板の法線方向に延びる中空口を有し、
    前記出力バスバが、前記中空口を通って前記法線方向に延設されていることを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体ユニット。
  3. 前記直流電力は入力バスバを介して前記入力端子に給電され、
    前記入力バスバが、前記出力バスバと互いに向かい合うように配置されるとともに、前記法線方向に延設されていることを特徴とする請求項2に記載のパワー半導体ユニット。
  4. パワー半導体素子を用いて、交流電源から入力される交流電力を直流電力に変換して、出力するパワー半導体ユニットであって、
    前記交流電力が給電される入力端子と、
    前記直流電力を出力する出力端子と、
    前記パワー半導体素子が表面に設けられたパワー半導体基板と、該パワー半導体基板の表面側に所定の間隔を隔てて平行に配置され、入力された制御信号に基づいて前記パワー半導体素子を駆動するドライバ回路が設けられたドライバ基板と、を有するパワー半導体モジュールと、
    前記交流電源から前記パワー半導体モジュールに対して入力される電流の電流値を検出する電流センサと、
    前記パワー半導体モジュールの直上に前記ドライバ基板と略平行に配置され、前記パワー半導体モジュールと対向する対向面と、該対向面の裏面である非対向面とを有し、前記電流センサによって検出された前記電流値に基づいて、前記制御信号を生成する信号生成回路が設けられた制御基板と、
    前記制御基板の前記非対向面側の空間を覆うシールドプレートと、
    を備え、
    前記信号生成回路が、前記制御基板の前記非対向面に設けられるとともに、前記電流センサが、前記制御基板の前記対向面に設けられたことを特徴とするパワー半導体ユニット。
  5. 前記交流電力は入力バスバを介して前記入力端子に給電され、
    前記電流センサは、前記パワー半導体基板の法線方向に延びる中空口を有し、
    前記入力バスバが、前記中空口を通って前記法線方向に延設されていることを特徴とする請求項4に記載のパワー半導体ユニット。
  6. 前記直流電力は出力バスバを介して前記出力端子から出力され、
    前記出力バスバが、前記入力バスバと互いに向かい合うように配置されるとともに、前記法線方向に延設されていることを特徴とする請求項5に記載のパワー半導体ユニット。
  7. 前記制御基板は、少なくとも1つのGND層を有する多層配線基板であり、
    前記シールドプレートと前記GND層によって、前記パワー半導体モジュールから前記信号生成回路に向けて発せられるノイズが遮蔽されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパワー半導体ユニット。
  8. 前記シールドプレートは端部が折り曲げられており、
    前記制御基板と前記ドライバ基板の間に形成された空間の少なくとも一部が、前記シールドプレートの折り曲げられた端部によって覆われていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のパワー半導体ユニット。
  9. 前記制御基板の前記対向面、および前記ドライバ基板の前記制御基板に対向する面に、それぞれ、前記信号生成回路および前記ドライバ回路に給電するためのトランスが設けられ、前記トランスが、前記パワー半導体基板の面方向に互いにずらして前記トランス同士が干渉しないように配置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体ユニット。
  10. 前記制御基板の前記対向面には、外部電源と接続するためのコネクタが1個設けられ、前記コネクタを介して外部から供給される電圧によって、前記ドライバ回路および前記信号生成回路が駆動されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のパワー半導体ユニット。
JP2007274683A 2007-10-23 2007-10-23 パワー半導体ユニット Active JP4936466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007274683A JP4936466B2 (ja) 2007-10-23 2007-10-23 パワー半導体ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007274683A JP4936466B2 (ja) 2007-10-23 2007-10-23 パワー半導体ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009105178A true JP2009105178A (ja) 2009-05-14
JP4936466B2 JP4936466B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=40706586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007274683A Active JP4936466B2 (ja) 2007-10-23 2007-10-23 パワー半導体ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4936466B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060797A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Diamond Electric Mfg Co Ltd ブロック型電力モジュール及び電力変換装置
WO2011077665A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
WO2011125780A1 (ja) * 2010-04-01 2011-10-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーモジュール、およびパワーモジュールを備えた電力変換装置
JP2012244741A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Omron Corp パワーコンディショナ
WO2013023931A3 (de) * 2011-08-12 2013-07-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeug mit leistungselektronik
JP2013192403A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Toyota Motor Corp 電力供給装置
WO2014174767A1 (ja) * 2013-04-24 2014-10-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力変換装置
JP2014241700A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 株式会社デンソー 電力変換装置
JP2015211600A (ja) * 2014-04-29 2015-11-24 三菱電機株式会社 電力変換装置
WO2016017363A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電力変換装置の制御基板
WO2018110071A1 (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 バスバ構造およびそれを用いた電力変換装置
CN109346457A (zh) * 2018-09-29 2019-02-15 华侨大学 一种具有电磁隔离功能的igbt功率模块

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621330A (ja) * 1992-06-30 1994-01-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体パワーモジュール
JPH08331865A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置
JPH11121690A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Denso Corp 電力用回路モジュール
JP2001250910A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Mitsubishi Electric Corp パワーモジュール
JP2002076257A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp パワーモジュール
JP2002369550A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Hitachi Ltd 電力変換装置及びそれを備えた移動体
JP2003116282A (ja) * 2001-10-09 2003-04-18 Hitachi Ltd 水冷インバータ
JP2003188344A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Toyota Motor Corp パワーモジュール
JP2005026524A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2005039118A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2005183644A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Hitachi Ltd 電気回路モジュール
JP2006140217A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Toyota Motor Corp 半導体モジュール
JP2006332291A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Keihin Corp パワードライブユニット
JP2007028785A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置および電力変換装置の製造方法
JP2007123644A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Mitsubishi Electric Corp 電力半導体装置
JP2008035951A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフボールおよびゴルフボールの製造方法

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621330A (ja) * 1992-06-30 1994-01-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体パワーモジュール
JPH08331865A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置
JPH11121690A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Denso Corp 電力用回路モジュール
JP2001250910A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Mitsubishi Electric Corp パワーモジュール
JP2002076257A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp パワーモジュール
JP2002369550A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Hitachi Ltd 電力変換装置及びそれを備えた移動体
JP2003116282A (ja) * 2001-10-09 2003-04-18 Hitachi Ltd 水冷インバータ
JP2003188344A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Toyota Motor Corp パワーモジュール
JP2005026524A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2005039118A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2005183644A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Hitachi Ltd 電気回路モジュール
JP2006140217A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Toyota Motor Corp 半導体モジュール
JP2006332291A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Keihin Corp パワードライブユニット
JP2007028785A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置および電力変換装置の製造方法
JP2007123644A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Mitsubishi Electric Corp 電力半導体装置
JP2008035951A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴルフボールおよびゴルフボールの製造方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060797A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Diamond Electric Mfg Co Ltd ブロック型電力モジュール及び電力変換装置
WO2011077665A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2011135705A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置
US9112402B2 (en) 2009-12-25 2015-08-18 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power conversion apparatus
US9000553B2 (en) 2010-04-01 2015-04-07 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Power module and power converter containing power module
WO2011125780A1 (ja) * 2010-04-01 2011-10-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーモジュール、およびパワーモジュールを備えた電力変換装置
JP2011216755A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Hitachi Automotive Systems Ltd パワーモジュール、およびパワーモジュールを備えた電力変換装置
CN102822967A (zh) * 2010-04-01 2012-12-12 日立汽车系统株式会社 功率模块、以及具备功率模块的电力变换装置
CN102822967B (zh) * 2010-04-01 2015-12-09 日立汽车系统株式会社 功率模块、以及具备功率模块的电力变换装置
JP2012244741A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Omron Corp パワーコンディショナ
WO2013023931A3 (de) * 2011-08-12 2013-07-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeug mit leistungselektronik
US9925880B2 (en) 2011-08-12 2018-03-27 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vehicle with power electronics
CN103717441A (zh) * 2011-08-12 2014-04-09 宝马股份公司 具有功率电子器件的车辆
JP2013192403A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Toyota Motor Corp 電力供給装置
WO2014174767A1 (ja) * 2013-04-24 2014-10-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力変換装置
US9401671B2 (en) 2013-06-12 2016-07-26 Denso Corporation Electric power conversion circuit
JP2014241700A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 株式会社デンソー 電力変換装置
JP2015211600A (ja) * 2014-04-29 2015-11-24 三菱電機株式会社 電力変換装置
WO2016017363A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電力変換装置の制御基板
US9806596B2 (en) 2014-07-30 2017-10-31 Aisin Aw Co., Ltd. Control board for power conversion device
WO2018110071A1 (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 バスバ構造およびそれを用いた電力変換装置
US11043906B2 (en) 2016-12-13 2021-06-22 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Bus bar structure and power conversion apparatus using the same
CN109346457A (zh) * 2018-09-29 2019-02-15 华侨大学 一种具有电磁隔离功能的igbt功率模块

Also Published As

Publication number Publication date
JP4936466B2 (ja) 2012-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4936466B2 (ja) パワー半導体ユニット
CN105957859B (zh) 半导体功率组件及使用其的电力转换装置
JP5504219B2 (ja) 電力変換装置
JP5417314B2 (ja) 電力変換装置
US9776514B2 (en) DC-DC converter
JP5846854B2 (ja) 一体型電力変換装置及びそれに用いられるdcdcコンバータ装置
US8421450B2 (en) Current detection device
JP4765017B2 (ja) Ac−ac電力変換装置
JP6815517B2 (ja) 電力変換装置および電力変換装置を搭載した車両
JP6041583B2 (ja) 電力変換装置
WO2014010061A1 (ja) 車載モータ駆動用制御基板
JP6288769B2 (ja) 半導体パワーモジュール、電力変換装置、およびこれを用いた移動体
CN107004647A (zh) 电子部件搭载用散热基板
WO2016017311A1 (ja) 電力変換装置
JP4538474B2 (ja) インバータ装置
EP2842791B1 (en) Power converter
JP2006197735A (ja) インバータ装置
JP6365362B2 (ja) 電力変換装置用の制御基板
JP2019187207A (ja) 電力変換器
JPH11136960A (ja) 三相インバータ回路モジュール
JP2008099553A (ja) 電力変換装置及びそれを備えた移動体
JP5742762B2 (ja) 電力変換装置
JP7052609B2 (ja) 電力変換装置
JP5568511B2 (ja) 電力用変換装置
JP6711141B2 (ja) バスバー構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4936466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250