JP2009105057A - 織成多接点コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】改良した多接点織成コネクタを提供する。
【解決手段】複数のテンションファイバ、及び複数のテンションファイバと織り込まれた導体を提供するように配列されたウィーブを含み、導体の長さに沿って、複数の山部及び谷部を形成する多接点織成コネクタ。導体には、導体の長さに沿って配置された複数の接触点があり、導体が、相手側コネクタ要素の導体と係合するときには、複数の接触点の少なくともいくつかが、多接点織成コネクタの導体と相手側コネクタ要素の導体との間に電気接続を提供する。ウィーブのテンションファイバは、多接点織成コネクタの導体における複数の接触点の少なくともいくつかと、相手側コネクタ要素の導体との間に所定の接触力を提供する。
【選択図】図18
【解決手段】複数のテンションファイバ、及び複数のテンションファイバと織り込まれた導体を提供するように配列されたウィーブを含み、導体の長さに沿って、複数の山部及び谷部を形成する多接点織成コネクタ。導体には、導体の長さに沿って配置された複数の接触点があり、導体が、相手側コネクタ要素の導体と係合するときには、複数の接触点の少なくともいくつかが、多接点織成コネクタの導体と相手側コネクタ要素の導体との間に電気接続を提供する。ウィーブのテンションファイバは、多接点織成コネクタの導体における複数の接触点の少なくともいくつかと、相手側コネクタ要素の導体との間に所定の接触力を提供する。
【選択図】図18
Description
発明の分野
本発明は、電気コネクタに関し、特に、織成電気コネクタに関する。
本発明は、電気コネクタに関し、特に、織成電気コネクタに関する。
関連技術の考察
電気システムの構成要素は、全体的な機能システムを提供するために、時には、電気コネクタを用いて相互接続する必要がある。これらの構成要素は、システムのタイプによって、サイズ及び複雑さが変わる可能性がある。たとえば、図1を参照すると、システムには、コネクタ34を用いて相互接続可能なバックプレーンまたはマザーボード30及び複数のドータボード32を含むバックプレーンアセンブリを含んでもよく、またコネクタ34には、基板における異なるトレース等のための、多数の個別ピン接続アレイを含んでもよい。たとえば、コネクタが、ドータボードをバックプレーンに接続する電気通信用途においては、各コネクタには、2000またはそれを超えるピンを含んでもよい。代替として、システムには、単一ピンで同軸または他のタイプのコネクタ及び中間の多くの変形を用いて接続可能な構成要素を含んでもよい。電気システムのタイプに関係なく、技術の進歩によって、電気回路及び構成要素は、ますます小さく、より強力なものとなった。しかしながら、一般的には、個別コネクタは、回路トレース及び構成要素のサイズと比べて、まだ比較的大きい。
電気システムの構成要素は、全体的な機能システムを提供するために、時には、電気コネクタを用いて相互接続する必要がある。これらの構成要素は、システムのタイプによって、サイズ及び複雑さが変わる可能性がある。たとえば、図1を参照すると、システムには、コネクタ34を用いて相互接続可能なバックプレーンまたはマザーボード30及び複数のドータボード32を含むバックプレーンアセンブリを含んでもよく、またコネクタ34には、基板における異なるトレース等のための、多数の個別ピン接続アレイを含んでもよい。たとえば、コネクタが、ドータボードをバックプレーンに接続する電気通信用途においては、各コネクタには、2000またはそれを超えるピンを含んでもよい。代替として、システムには、単一ピンで同軸または他のタイプのコネクタ及び中間の多くの変形を用いて接続可能な構成要素を含んでもよい。電気システムのタイプに関係なく、技術の進歩によって、電気回路及び構成要素は、ますます小さく、より強力なものとなった。しかしながら、一般的には、個別コネクタは、回路トレース及び構成要素のサイズと比べて、まだ比較的大きい。
図2a及び2bを参照すると、図1におけるバックプレーンアセンブリの斜視図が示されている。図2a1には、また、ハウジング36及びハウジング36内に取り付けられた複数のピン38を含む、コネクタ34における雄部の拡大部分を示す。図2b1には、ハウジング40を含むコネクタ34における雌部の拡大部分を示すが、このハウジング40は、コネクタの雄部におけるピン38を受け入れるように構成された複数の開口42を画定する。
コネクタ34の一部を図3aにより詳細に示す。コネクタにおける雌部の各接点には、1つの開口(図2b1の42)内に取り付けられた本体部44が含まれる。コネクタにおける雄部の対応するピン38は、本体部44と結合するように構成されている。各ピン38及び本体部44には、終端接点48が含まれる。図3bに示すように、本体部44には、対応するピン38に「締まりばめ」を提供するように構成されている2つの片持ちアーム46が含まれる。ピン38と本体部44との間に許容できる電気接続を提供するために、片持ちアーム46は、比較的強い型締力を提供するように組み立てられている。かくして、コネクタの雄部をコネクタの雌部とかみ合わせるためには、強い垂直力が必要とされる。これは、以下により詳細に説明するように、多くの用途において、望ましくないであろう。
従来のコネクタにおける雄部が雌部と係合するときには、ピン38は、片持ちアーム46の間をスライドしながら「ワイピング」動作を行うが、片持ちアームの型締力に打ち勝ち、ピン38を本体部44に挿入できるようにするためには、強い垂直力が必要となる。接触している2つのスライド表面(ピン及び片持ちアーム)間には、3つの摩擦要素、すなわち、凹凸の相互作用、接着及び表面のプラウイングがある。ピン38及び片持ちアーム46など、肉眼では、平坦で滑らかに見える表面は、実際には、拡大してみると、不均一でざらざらしている。凹凸の相互作用は、表面が互いの上をスライドするときに、表面の凹凸間の干渉から生じる。凹凸の相互作用は、摩擦源であり粒子の発生源でもある。同様に、接着は、ざらざらした表面における極微的な接触点の局所的な溶着を指すが、この溶着は、これらの接触点における大きな圧力の集中から生じる。表面が互いにスライドするときに、これらの溶着が壊れることが、摩擦源である。
さらに、粒子は、コネクタの接触表面間に、閉じこめられる可能性がある。たとえば、図4aを参照すると、図3bにおける従来のコネクタの拡大部分が図示され、コネクタ34のピン38及び片持ちアーム46間に閉じ込められた粒子50が示されている。片持ちアームがかける型締め力52は、図4bに示すように、粒子が、一表面または両表面に部分的に埋め込まれるほど十分であり、ピン38と片持ちアーム46との間で、電気的な接触がやはり得られるようでなければならない。型締め力52が不十分な場合には、粒子50は、ピン38と片持ちアーム46との間で、電気接続が形成されるのを妨げる可能性があり、これは、コネクタ34の故障に帰着する。しかしながら、型締め力52が強ければ強いほど、コネクタ34における雌部の本体部44に、ピン38を挿入するのに必要な垂直力は強くなければならない。ピンがアームに対してスライドするときには、粒子は、表面に溝を刻む。この現象は「表面プラウイング(plowing)」として知られ、摩擦の第3の要素である。
図5を参照すると、ピン38と1つの片持ちアーム46との間における接触点の拡大部分、及びそれらの間に閉じ込められている粒子50が示されている。矢印54で示すように、ビンが片持ちアームに対してスライドするとき、粒子50は、片持ちアームの表面58及び/またはピンの表面60に溝56を掘る。溝56によって、コネクタの磨耗が引き起こされ、金メッキしたコネクタにおいては、特に望ましくないであろう。この場合、金は比較的柔らかい金属なので、粒子が金メッキを通して溝を掘り、コネクタの下にある基板を露出する可能性がある。これは、コネクタの磨耗を加速する。というのも、たとえば銅かも知れない露出したコネクタ基板は、容易に酸化する可能性があるからである。酸化は、非常に研磨作用のある酸化粒子の存在のために、コネクタの一層の磨耗につながることもあり得る。さらに、酸化は、コネクタの引き抜き及び再挿入がない場合でも、経時的には、電気接触の劣化へとつながる。
表面間に閉じ込められた粒子の問題に対する従来の一解決法は、「粒子トラップ」を備えた一表面を設けることである。図6a〜cを参照すると、第1の表面62は、第2の表面64に対して、矢印66で示す方向に動く。表面64に粒子トラップを設けていないときには、図6a〜6cに連続して示すように、アグロメレーション(agglomeration)と呼ばれるプロセスによって、小粒子68は、表面が動くにつれて結合し、大きな凝集粒子70を形成する。これは望ましいことではない。なぜなら、より大きな粒子は、つぎのことを意味するからである。すなわち、粒子を除去するか、または粒子を一表面もしくは両表面に埋め込んで、表面62と表面64との間に電気接続を確立できるようにするために必要な型締め力が非常に大きいということである。したがって、図6d〜6gに示すように、表面64には、図示のように表面の小さな凹部ある粒子トラップ72を設けてもよい。表面62が表面64上を動くとき、粒子68は粒子トラップ72に押し込まれ、かくして、粒子68は、もはや、溝を掘ったり、表面62と表面64との間の電気接続を妨害するのには役立たない。しかしながら、これら従来の粒子トラップの欠点は、トラップのない表面64よりもトラップのある表面64を機械加工することが著しく困難であり、コネクタのコストを増加させるということである。粒子トラップはまた、圧力及び破断を増加させがちな特徴を生じ、かくして、コネクタは、粒子トラップが存在しない場合よりも、破局的な故障を被る恐れがある。
一実施形態によると、多接点織成コネクタには、ウィーブ(weave)を含んでもよく、このウィーブは、複数のテンションファイバ及び複数のテンションファイバと織り込まれた少なくとも1つの導体を提供するように配列され、少なくとも1つの導体の長さに沿って、複数の山部/谷部を形成する。少なくとも1つの導体には、少なくとも1つの導体の長さに沿って配置された複数の接触点があり、少なくとも1つの導体が、相手側コネクタ要素の導体と係合するときには、複数の接触点の少なくともいくつかが、多接点織成コネクタの少なくとも1つの導体と、相手側コネクタ要素の導体との間に、電気接続を提供するようにされている。ウィーブのテンションファイバによって、多接点織成コネクタの少なくとも1つの導体における複数の接触点の少なくともいくつかと、相手側コネクタ要素の導体との間に、接触力が提供される。
別の実施形態によると、電気コネクタには、ウィーブを含む第1のコネクタ要素が含まれ、このウィーブには、複数の非導電ファイバ及び複数の非導電ファイバと織り込まれた少なくとも1つの導体が含まれ、また少なくとも1つの導体には、少なくとも1つの導体の長さに沿って、複数の接触点がある。電気コネクタには、さらに、ロッド部材を含む相手側コネクタ要素が含まれ、この場合、第1のコネクタ要素における複数の接触点の少なくともいくつかが、相手側コネクタ要素のロッド部材と接触して、第1のコネクタ要素と相手側コネクタ要素との間に電気接続を提供するように、第1のコネクタ要素及び相手側コネクタ要素の係合は構成されている。複数の非導電ファイバは引っ張られ、第1のコネクタ要素における複数の接触点の少なくともいくつかと、相手側コネクタのロッド部材との間で接触力を提供する。
別の実施形態において、電気コネクタには、基礎部材、基礎部材に取り付けられた第1及び第2の導体、ならびに第1及び第2の導体を囲む少なくとも1つのエラストマバンドが含まれる。第1及び第2の導体には、第1及び第2の導体の長さに沿って波打ち形状があり、第1及び第2の導体の長さに沿って複数の接触点を含む。
一実施形態によると、コネクタ要素アレイには、少なくとも1つの電力コネクタ要素及び複数の信号コネクタ要素が含まれる。各信号コネクタ要素にウィーブが含まれ、このウィーブは、複数の非導電ファイバと、複数の非導電ファイバと織り込まれた第1及び第2の導体とを含んで、第1及び第2の導体のそれぞれの長さに沿って複数の山部及び谷部を形成し、この場合、第2の導体は、第1の導体と隣接して位置し、複数の非導電ファイバの第1のファイバは、第1の導体における第1の山部の下及び第2の導体における第1の谷部の上を通る。第1及び第2の導体には、第1及び第2の導体の長さに沿って配置された複数の接触点があり、これらの複数の接触点は、信号コネクタ要素の第1及び第2の導体と、相手側信号コネクタ要素の導体との間に電気接続を提供するように構成され、また信号コネクタ要素における第1及び第2の導体の複数の接触点と、相手側信号コネクタ要素の導体との間の接触力は、ウィーブの張力によって提供される。
さらに別の実施形態によると、電気コネクタには、基礎部材及び2つの対向端部壁を含むハウジングと、複数の非導電ファイバであって、その複数の非導電ファイバに所定の張力が与えられるように、ハウジングの対向端部壁に取り付けられた複数の非導電ファイバと、基礎部材に取り付けられた第1の終端接点であって、第1の終端接点の第1の端部に接続された第1の複数の導体を有する第1の終端接点とが含まれ、この場合、第1の複数の導体は、複数の非導電ファイバと織り込まれて、複数の導体の各導体が、各導体の長さに沿って複数の接触点を有するように、織成構造を形成する。
別の実施形態には、電気コネクタアレイが含まれ、このアレイには、基礎部及び2つの対向端部壁を含むハウジングと、対向端部壁間に取り付けられた複数の非導電ファイバと、複数の非導電ファイバと織り込まれて、第1の電気接点を提供する第1の導体と、複数の非導電ファイバと織り込まれて、第2の電気接点を提供する第2の導体と、複数の非導電ファイバと織り込まれ、第1及び第2の導体間に配置されて、第1の電気接点を第2の電気接点から電気的に絶縁する少なくとも1つの絶縁ストランドとが含まれる。
さらに別の実施形態によると、多接点織成コネクタには、ウィーブが含まれ、このウィーブは、複数のテンション非導電ファイバと、複数のテンション非導電ファイバと織り込まれた第1及び第2の導体とを含んで、第1及び第2の導体のそれぞれの長さに沿って、複数の山部及び谷部を形成する。第2の導体は、第1の導体と隣接して位置し、複数のテンション非導電ファイバの第1のファイバは、第1の導体における第1の山部の下及び第2の導体における第1の谷部の上を通る。第1及び第2の導体には、第1及び第2の導体の長さに沿って配置された複数の接触点があり、第1及び第2の導体が、相手側コネクタ要素の導体と係合するときには、複数の接触点の少なくともいくつかが、多接点織成コネクタの第1及び第2の導体と、相手側コネクタ要素の導体との間に電気接点を提供するようにされ、この場合、ウィーブにおける複数のテンション非導電ファイバが、第1及び第2の導体における複数の接触点の少なくともいくつかと、相手側コネクタ要素の導体との間に接触力を提供する。
本発明の前述及び他の特徴及び利点は、添付の図面に関連した、様々な実施形態及びその態様における以下の非限定的な説明から明らかになるであろう。異なる図を通して、同様な参照符号は、同様な要素を指す。図面は、例証及び説明を目的として提供するものであり、本発明の限度を画定することを意図するものではない。
本発明によって、先行技術のコネクタにおける欠点を克服する可能性のある電気コネクタが提供される。本発明には、高密集度が可能で、コネクタ要素と相手側コネクタ要素とを係合するために比較的小さな垂直力のみを使用する電気コネクタが含まれる。本発明は、その適用において、以下の説明に記載し、図面に示す、組み立ての詳細及び構成要素の配列に限定されるものではないことを理解すべきである。本発明を実施する他の実施形態及び方法も可能である。また、本明細書で使用されている語法及び術語は、説明を目的としたものであり、限定するものとしてみなすべきではないことを理解されたい。「含む(including)」、「含む(comprising)」または「有する(ある)(having)」及びそれらの変形の使用は、その後に挙げる項目及びそれらの等価物だけでなく追加的な項目も包含することを意味する。さらに、本明細書で使用する用語「コネクタ」が指すのは、プラグ及びジャックコネクタ要素のそれぞれ、ならびにプラグ及びジャックコネクタ要素の組み合わせだけでなく、任意のタイプのコネクタにおけるそれぞれの相手側コネクタ要素、及びそれらの組み合わせであることを認識すべきである。また、用語「導体」が指すのは、限定するわけではないが、電線、導電ファイバ、金属細片、金属または他の導電コアなどの導電要素であることを認識すべきである。
図7を参照すると、本発明の態様によるコネクタの一実施形態が示されている。コネクタ80にはハウジング82が含まれ、このハウジングには、基礎部材84及び2つの端部壁86を含んでもよい。複数の非導電ファイバ88を、2つの端部壁86間に配置してもよい。複数の導体90は、基礎部材84から、複数の非導電ファイバ88へほぼ垂直に延伸してもよい。複数の導体90を、複数の非導電ファイバと織り込んで、複数の導体のそれぞれの長さに沿って、複数の山部及び谷部を形成し、それによって、織成コネクタ構造を形成してもよい。ウィーブの結果として、各導体は、複数の導体のそれぞれの長さに沿って配置される複数の接触点を有するであろうが、これについては、以下でより詳細に説明する。
一実施形態において、多数の導体90a、たとえば4つの導体が、ともに1つの電気接点を形成してもよい。しかしながら、各導体が単独で別個の電気接点を形成するか、または任意の数の導体を組み合わせて単一の電気接点を形成してもよいことを認識すべきである。図7のコネクタには、終端接点91を含んでもよく、これらの終端接点は、たとえば、バックプレーンまたはドータボードに、永続的または取り外し可能に接続してもよい。図示の例において、終端接点91はプレート102に取り付けられ、このプレートは、ハウジング82の基礎部材84に取り付けてもよい。代替として、終端部は、ハウジング82の基礎部材84に直接に接続してもよい。また基礎部材84及び/または端部壁86を用いて、コネクタ80を、バックプレーンまたはドータボードに固定してもよい。以下で説明するように、図7のコネクタは、1つまたは複数の相手側コネクタ要素と係合するように構成してもよい。
図8は、コネクタ80の拡大部分の一例を図示し、4つの導体90aを含む1つの電気接点を示している。4つの導体90aは、共通の終端接点91に接続してもよい。終端接点91は、図示の形状である必要はなく、たとえば、半導体デバイス、回路基板、ケーブル等への終端のために適した任意の構成であってもよい。一例によると、複数の導体90aには、第1の導体90b、及び第1の導体90bに隣接して位置する第2の導体90cを含んでもよい。第1及び第2の導体を複数の非導電ファイバ88と織り込んで、非導電ファイバ88の第1のファイバが、第1の導体90bの谷部92の上を通過し、第2の導体90cの山部94の下を通過するようにしてもよい。かくして、接触する相手側コネクタがどこに位置しているかに従って、導体の長さに沿った複数の接触点を、谷部または山部のどちらかによって設けてもよい。図8に示すように、相手側接点96は、相手側コネクタ要素89の一部を形成してもよく、この相手側コネクタ要素は、図15bに示すように、コネクタ80と係合してもよい。図8に示すように、導体90aにおける谷部の少なくともいくつかによって、導体90aと相手側接点96との間に複数の接触点が提供される。相手側接点は、図示の形状である必要はなく、たとえば、半導体デバイス、回路基板、ケーブル等への終端のために適した任意の構成であってもよい。
一実施形態によると、コネクタ80のウィーブにおける張力によって、コネクタ80の導体と相手側コネクタ96との間の接触力を提供してもよい。一例において、複数の非導電ファイバ88には、弾性材料を含んでもよい。弾性ファイバを伸ばすことによって非導電ファイバ88に発生する可能性のある弾性張力を用いて、コネクタ80と相手側接点96との間の接触力を提供してもよい。弾性非導電ファイバは、事前に伸ばして弾性力を提供してもよいし、または以下により詳細に説明するように、テンション台に取り付けてもよい。
図9aを参照すると、図8の線9a−9aに沿った、図8のコネクタの拡大断面図が示されている。弾性非導電ファイバ88を矢印93a及び93bの方向に引っ張って、非導電ファイバに所定の張力を提供し、今度はこの張力が、導体90と相手側接点96との間で、所定の接触力を提供してもよい。図9aに示す例において、非導電ファイバ88が相手側導体96の水平面99に対して95度の角度をなすように、非導電ファイバ88を引っ張り、導体90を相手側接点96に押しつけてもよい。この実施形態では、1を超える導体90が、相手側導体96と接触してもよい。代替として、図9bに示すように、単一の導体90を、任意の単一相手側導体96と接触させ、上記で説明した電気接点を提供してもよい。前述の例と同様に、非導電ファイバ88を、矢印93a及び93bの方向に引っ張って、導体90のどちらの側でも、相手側接点96の水平面に対して97度の角度をなす。
上記で説明したように、弾性非導電ファイバ88は、テンション台に装着してもよい。たとえば、ハウジングの端部壁86が、テンション台としての働き、非導電ファイバ88に張力を提供してもよい。図10に示すように、これは、たとえば、第1または静止位置250と第2または引っ張り位置252との間で可動に端部壁86を組み立てることによって、達成してもよい。静止位置250から引っ張り位置252への端部壁86の動きによって、弾性非導電ファイバ88が伸ばされ、かくして張力をかけられる。図示のように、非導電ファイバ88の長さは、テンション台が静止位置250にあるとき(相手側コネクタが、コネクタ80と係合していないとき)の、ファイバの第1の長さ251と、テンション台が引っ張り位置252にあるとき(相手側コネクタがコネクタ80と係合しているとき)の第2の長さ253との間で変わってもよい。このように非導電ファイバ88を引き伸ばし、張力をかけることによって、今度は、相手側コネクタがコネクタ要素と係合しているときに、導電ウィーブ(はっきりさせるために図10には図示せず)と相手側接点との間で、接触力を提供してもよい。
図11に示すように、別の例によると、非導電ファイバ88の一端または両端及び端部壁86の対応する一方または両方に接続されたバネ254を設け、バネが弾性力を提供するようにしてもよい。この例において、非導電ファイバ88は、非弾性であってもよく、たとえば、ポリアミドファイバ、ポリアラミドファイバなどの非弾性材料を含んでもよい。非導電ウィーブにおける張力は、バネ254のバネ力によって提供し、今度は、張力が、導電ウィーブ(はっきりさせるために図示せず)と相手側コネクタ要素との間で接触力を提供してもよい。さらに別の例では、非導電ファイバ88は、弾性でも非弾性でもよいし、またテンションプレート256(図12を参照)に取り付けてもよく、今度は、テンションプレート256を端部壁86に取り付けるか、またはテンションプレート256を端部壁86としてもよい。テンションプレートには、複数のバネ部材262を含んでもよく、各バネ部材は開口260を画定し、また各バネ部材262は、スロット264によって、隣接するバネ部材から分離してもよい。各非導電ファイバは、テンションプレート256の対応する開口260に通してもよく、またたとえば、接着するなどしてテンションプレートに取り付けるか、または非導電ファイバの端部が、開口260を抜け出ることができないように、結びつけてもよい。スロット264によって、各バネ部材262が、隣接するバネ部材から独立して働くことができるようにし、一方で、複数のバネ部材を、共通のテンション台256に取り付けできるようにしてもよい。各バネ部材262を少し動くようにし、それによって、非導電ウィーブに張力を与えてもよい。一例において、図12に示すように、テンション台256は、弧状の構造をしていてもよい。
本発明の一態様によると、コネクタ及び相手側コネクタの長さに沿って、複数の別個の接触点を設けることは、従来のコネクタの単一で連続的な接点(図3a、3b及び4に示す)より優れたいくつかの利点を有するであろう。たとえば、図4に示すように、粒子が従来のコネクタの表面間に閉じ込められたとき、粒子は、表面間に電気接続が形成されるのを妨ぐことができ、コネクタの磨耗を加速する可能性のあるプラウイング(溝掘り)を生じることがあり得る。本願出願人は、閉じ込められた粒子によるプラウイングが、従来のコネクタにおける磨耗の大きな原因であることを発見した。プラウイングの問題、及びその結果として、正常な電気接続の形成が不十分であることは、本発明の織成コネクタによって、克服されるであろう。織成コネクタには、「局所的に対応」するという特徴があるが、これが本明細書において意味することは、コネクタが、コネクタの表面間に作られる電気接続に影響を与えることなく、小さな粒子の存在に順応することだと、理解すべきである。図13a及び13bを参照すると、図7及び8におけるコネクタの拡大断面図が図示され、相手側コネクタ要素96の長さに沿って、複数の別個の接触点を提供する複数の導体90aが示されている。粒子が存在しないときには、図13aに示すように、導体90aの各山部/谷部は、相手側接点96と接触するであろう。粒子98がコネクタの表面間に閉じ込められたときには、図13bに示すように、粒子が位置する山部/谷部100は、粒子の存在に順応し、粒子によって歪ませることができ、相手側接点96と接触しない。しかしながら、導体90aの他の山部/谷部は、相手側接点96と接触したままであり、それによって、導体と相手側接点96との間の電気接続を提供する。この配列では、粒子にほとんど力が加わらないであろうし、かくして、コネクタの織成表面が、他の表面に対して動くときには、粒子は、他の表面に溝を掘らず、むしろ、織成コネクタの各接触点は、粒子と出くわすと、歪むであろう。かくして、織成コネクタは、プラウイングの発生を防ぎ、それによって、コネクタの磨耗を低減し、コネクタの耐用寿命を伸ばす可能性がある。
再び図7を参照すると、コネクタ80には、さらに、1つまたは複数の絶縁ファイバ104を含んでもよく、この絶縁ファイバは、複数の非導電ファイバ88と織り込み、ともに電気接点を形成する導体セットの間に配置してもよい。絶縁ファイバ104は、1つの電気接点を別の電気接点から電気的に絶縁するように働き、1つの電気接点の導体が他の電気接点の導体と接触して、接点間で電気的短絡を起こすのを防ぐであろう。コネクタ80の一例における拡大部分を、図14に示す。図示のように、コネクタ80には、1つまたは複数の絶縁ファイバ104aによって分離され、複数の非導電ファイバ88と織り込まれた、第1の複数の導体110a及び第2の複数の導体110bを含んでもよい。上記で説明したように、第1の複数の導体110aを第1の終端接点112aに接続し、第1の電気接点を形成してもよい。同様に、第2の複数の導体110bを第2の終端接点112bに接続し、第2の電気接点を形成してもよい。一例において、終端接点112a及び112bは、ともに、差動信号接点対を形成してもよい。代替として、各終端接点は、単一で別個の電気信号接点を形成してもよい。別の例によると、コネクタ80には、さらに、電気シールド部材106を含んでもよく、このシールド部材は、図7に示すように、差動信号対接点を互いに分離するように配置してもよい。もちろん、電気シールド部材を、また差動信号対接点のないコネクタ80の例に含んでもよいことを、認識すべきである。
図15a及び15bに、相手側コネクタ89と組み合わせたコネクタ80を示す。相手側コネクタ89には、1つまたは複数の相手側接点96(図8参照)、及びまた相手側ハウジング116を含んでもよく、このハウジングには、スペーサ120によって分離された、上部及び下部プレート部材118a及び118bがあってもよい。相手側接点96を上部及び/または下部プレート部材118a及び118bに取り付け、コネクタ80が相手側コネクタ97と係合されるときに、複数の導体90における接触点の少なくともいくつかが相手側接点96と接触し、コネクタ80と相手側コネクタ97との間で電気接続を提供するようにしてもよい。一例において、図15bに示すように、相手側接点96は、上部及び/または下部プレート部材118a及び118bに沿って、交互に間隔をおいて配置してもよい。スペーサ120は、スペーサ120の高さが、コネクタ80における端部壁86の高さとほぼ等しいかまたはわずかに低くなるように組み立てて、コネクタ80と相手側コネクタ97との間に締まりばめを提供し、また相手側導体と複数の導体90における接触点との間に接触力を提供してもよい。上記で説明したように、一例において、スペーサは、コネクタ80の可動テンション端部壁86を収容するように組み立ててもよい。
ウィーブを構成する導体ならびに非導電及び絶縁ファイバは、極端に細く、たとえば、直径が、約0.001インチから約0.020インチの範囲であってもよく、したがって、織成構造を用いた非常に高密度のコネクタが可能であることを認識すべきである。上記で説明したように、織成導体は、局所的に対応するので、摩擦を克服するのにエネルギをほとんど消費せず、したがって、コネクタは、コネクタを相手側コネクタ要素と係合させるために、比較的小さな垂直力を必要とするだけであろう。これによって、また、コネクタの耐用寿命が延びるであろう。なぜなら、コネクタ要素を相手側コネクタ要素に係合するときに発生する、導体の破損または屈曲の可能性がより小さいからである。導体及び絶縁ファイバを非導電ファイバと織り込むことの自然の結果として、ウィーブに存在するポケットまたはスペースもまた、粒子トラップとして働いてもよい。従来の粒子トラップとは異なり、これらの粒子トラップは、製造上の特別な配慮がなにもなくても、ウィーブに存在するであろうし、従来の粒子トラップのようには、応力機構をもたらさない。
図16a及び16bを参照すると、本発明の態様による織成コネクタの別の実施形態が示されている。この実施形態において、コネクタ130には、第1のコネクタ要素132及び相手側コネクタ要素134を含んでもよい。第1のコネクタ要素には、第1及び第2の導体136a及び136bを含んでもよく、これらの導体は、絶縁ハウジングブロック138に取り付けてもよい。図示の例において、第1のコネクタ要素には、2つの導体が含まれているが、本発明はそのように限定されるわけではなく、第1のコネクタ要素には、2を超える導体を含んでもよいことを認識すべきである。第1及び第2の導体は、図示のように、第1及び第2の導体の長さに沿って、波打ち形状を有し、導体の長さに沿って、複数の接触点139を含んでもよい。この実施形態の一例において、ウィーブは、第1及び第2の導体136a及び136bを囲む弾性バンド140によって提供される。この例によると、第1の弾性バンドは、第1の導体136aの第1の山部の下及び第2の導体136bの第1の谷部の上を通り、上記でコネクタ80(図7〜15b)に関連して説明した織成構造と類似した利点及び特性を有する織成構造を提供してもよい。弾性バンド140は、エラストマを含んでもよく、または別の絶縁材料で形成してもよい。バンド140は、弾性体である必要はなく、非弾性材料を含んでもよいこともまた認識すべきである。第1のコネクタ要素の第1及び第2の導体は、対応する第1及び第2の終端接点146で終端してもよく、これらの終端接点は、たとえば、バックプレーン、回路基板、半導体デバイス、ケーブル等に、永続的または取り外し可能に接続してもよい。
上記で説明したように、コネクタ130には、さらに、相手側コネクタ要素(ロッド部材)134を含んでもよく、この相手側コネクタ要素には、絶縁部材144によって分離された第3及び第4の導体142a及び142bを含んでもよい。相手側コネクタ要素134が第1のコネクタ要素132と係合しているときには、第1及び第2の導体における接触点139の少なくともいくつかは、第3及び第4の導体と接触し、第1のコネクタ要素と相手側コネクタ要素との間で、電気接続を提供してもよい。接触力は、弾性バンド140における張力によって提供してもよい。相手側コネクタ要素134には、第1のコネクタ要素における任意の追加的な導体と接触するように構成された追加的な導体を含んでもよく、図示のように2つの導体を有することに限定されるわけではないことを認識すべきである。相手側コネクタ要素134には、同様に、終端接点148を含んでもよく、これらの終端接点は、たとえば、バックプレーン、回路基板、半導体デバイス、ケーブル等に、永続的または取り外し可能に接続してもよい。
本発明の態様による別の織成コネクタの一例を、図17a及び17bに示す。この実施形態において、コネクタ150には、第1のコネクタ要素152及び相手側コネクタ要素154を含んでもよい。第1のコネクタ要素152には、ハウジング156を含んでもよく、このハウジングには、基礎部材158及び2つの対向端部壁160を含んでもよい。第1のコネクタ要素には、複数の導体162を含んでもよく、これらの導体は、基礎部材に取り付けてもよく、上記で説明した、コネクタ130の導体136a及び136bと同様に、導体の長さに沿って波打ち形状を有してもよい。導体の波打ち形状によって、導体の長さに沿って、複数の接触点を提供してもよい。複数の非導電ファイバ164は、2つの対向端部壁160の間に配置し、複数の導体162と織り込んで、織成コネクタ構造を形成してもよい。相手側コネクタ要素154には、絶縁ブロック166に取り付けた複数の導体168を含んでもよい。図17aに示すように、相手側コネクタ要素154が、第1のコネクタ要素152と係合するときには、第1のコネクタ要素における複数の導体の長さに沿った複数の接触点の少なくともいくつかが、相手側コネクタ要素の導体と接触し、両者の間で電気接続を提供してもよい。一例において、複数の非導電ファイバ164は、弾性体であってもよく、図9a及び9bに関連して上記で説明したように、第1のコネクタ要素の導体と相手側コネクタ要素との間で接触力を提供してもよい。さらに、コネクタ150には、図10a〜12に関連して上記で説明した他のテンション構造のどれを含んでもよい。このコネクタ150には、また、織成コネクタの他の実施形態に関連して上記で説明した利点があるであろう。特に、コネクタ150は、閉じ込められた粒子が、図13に関連して説明したのと同じ仕方で、導体の表面に溝を掘るのを防ぐであろう。
図18を参照すると、本発明による織成コネクタのさらに別の実施形態が示されている。コネクタ170には、織成構造を含んでもよく、この織成構造には、複数の非導電ファイバ(バンド)172、及び複数の非導電ファイバ172と織り込まれた少なくとも1つの導体174が含まれる。一例において、コネクタには、複数の導体174を含んでもよく、これらの導体のいくつかは、1つまたは複数の絶縁ファイバ176によって互いに分離してもよい。1つまたは複数の導体174を、複数の非導電ファイバ172と織り込んで、導体の長さに沿って複数の山部及び谷部を形成し、それによって、導体の長さに沿って複数の接触点を提供してもよい。図示のように、織成構造は、チューブ形状として、ウィーブの一端をハウジング部材178に接続してもよい。しかしながら、織成構造は、チューブに限定されるわけではなく、任意の所望の形状であってもよいことを認識すべきである。ハウジング部材178には、終端接点180を含んでもよく、この終端接点は、たとえば、回路基板、バックプレーン、半導体デバイス、ケーブル等に、永続的または取り外し可能に接続してもよい。終端接点180は、図示のように丸い必要はなく、コネクタを使用することになる用途の装置に接続するのに適した任意の形状であってもよい。
コネクタ170には、さらに、織成チューブと係合すべき相手側コネクタ要素(ロッド部材)182を含んでもよい。相手側コネクタ要素182は、図示のように、円形横断面をしていてもよいが、相手側コネクタ要素は丸い必要はなく、所望の他の形状をしていてもよい。相手側コネクタ要素182には、1つまたは複数の導体184を含んでもよく、この導体は、相手側コネクタ要素182に沿って周囲に間隔を置いて配置し、相手側コネクタ要素182の長さに沿って延在してもよい。相手側コネクタ要素182が織成チューブに挿入されるときには、ウィーブの導体174は、相手側コネクタ要素182の導体184と接触し、それによって、ウィーブの導体と相手側コネクタ要素との間で電気接続を提供してもよい。一例によると、相手側コネクタ要素182及び/または織成チューブには、位置決め機構(図示せず)を含み、挿入時に、相手側コネクタ要素182を織成チューブと位置合わせしてもよい。
一例において、非導電ファイバ172は弾性体であってもよく、また相手側コネクタ要素182の円周とほぼ等しいかまたはわずかに小さな円周を有して、相手側コネクタ要素と織成チューブとの間に締まりばめを提供してもよい。図19を参照すると、コネクタ170の一部の拡大断面図が図示され、非導電ファイバ172を、矢印258の方向に引っ張ってもよいことが示されている。テンション非導電ファイバ172が接触力を提供し、この接触力によって、ウィーブにおける導体174の長さに沿った複数の接触点の少なくともいくつかを、相手側コネクタ要素の導体184と接触させてもよい。別の例において、非導電ファイバ172は、非弾性体であってもよく、またバネ部材(図示せず)を含み、このバネ部材によって、相手側コネクタ要素182が挿入されたときに、チューブの円周が拡張できるようにしてもよい。バネ部材が、このように、織成チューブに弾力/張力を提供し、今度は、この弾力/張力が、複数の接触点の少なくともいくつかと相手側コネクタ要素182の導体184との間に接触力を提供してもよい。
上記で説明したように、ウィーブは、局所的に対応するものであり、また、ウィーブファイバ間に、粒子トラップとして働くことが可能なスペースまたはポケットを含んでもよい。さらに、ウィーブの1つまたは複数の導体174をともにグループ化し(図18及び19の図示した例において、導体174が対にグループ化されている)、単一の電気接点を提供してもよい。導体をグループ化することは、電気接点当たりより多くの接触点を提供することによって、コネクタの信頼性をさらに改善し、それによって、全体的な接点抵抗を低減し、また、電気接続に影響を与えることなく、いくつかの粒子に対応する能力を提供するであろう。
図20a及び20bを参照すると、コネクタ170とともに使用可能な相手側コネクタ要素182の2つの例が、それぞれ、斜視図及び断面図で示されている。図20aに示す一例によると、相手側コネクタ要素182には、導電層190に囲まれるかまたは少なくとも部分的に囲まれた、誘電性または他の非導電性のコア188を含んでもよい。導体184は、絶縁部材192によって、導電層190から分離してもよい。絶縁部材は、図示のように、各導体184に対して別個にしても、または少なくとも部分的に導電層190を囲む絶縁層を含んでもよい。相手側コネクタ要素には、さらに、絶縁ハウジングブロック186を含んでもよい。
図20bに示す別の例によると、相手側コネクタ要素182には、内部にキャビティ196を画定可能な導電コア194を含んでもよい。光ファイバ、ロッド部材の全体的な強度及び耐久性を向上させるための強度部材、及び導体を伝わる電気信号によって、導体に蓄積される熱を消散させるように働くことが可能な熱伝達部材を任意にいずれか、または複数、キャビティ196内に配置してもよい。一例において、ドレイン線をキャビティ内に配置し、コネクタ用の接地線として働くように、導電コアに接続してもよい。図20aに示すように、ハウジングブロック186は、丸くて、相手側コネクタ要素の円周を増加させ、また1つまたは複数の切り欠き198を含んでもよく、この切り欠きは、相手側コネクタ要素を織成チューブと位置合わせするのを助けるための、コネクタ用の位置決め点として働いてもよい。代替として、図20bに示すように、ハウジングブロックには、位置決め案内として働くことが可能な平坦部200を含んでもよい。ハウジングブロックは、望み通りの別の形状をしていてもよく、当業者に周知かまたは当業者が開発した任意の形状の位置決め部を含んでもよいことをさらに認識すべきである。
図21に、コネクタ170と使用可能な相手側コネクタ要素182のさらに別の例を示す。この例において、相手側コネクタ要素には、誘電性または他の非導電性のコア202を含んでもよく、このコアは、その中に導体184を形成できるように、1つまたは複数の溝を備えて形成し、導体184の上部表面が、相手側コネクタ要素の外側表面とほぼ同一平面をなすようにしてもよい。
図22に示す別の例によると、コネクタ170には、織成チューブをほぼ囲んで配置可能な電気シールド204を、さらに含んでもよい。このシールドには、非導電内部層206を含んでもよく、この内部層は、導体174がシールドと接触し、かくしてともに短絡するのを防ぐであろう。一例において、上記で説明したように、ロッド部材には、相手側コネクタ要素のキャビティ内に位置するドレイン線を含んでもよく、またドレイン線は、電気シールド204と電気的に接続してもよい。シールド204には、たとえば、フォイル、金属ブレード、または当業者に周知の、別のタイプのシールド構造を含んでもよい。
図23を参照すると、本発明の態様による織成コネクタアレイの一例が示されている。一実施形態によると、アレイ210には、第1のタイプの、1つまたは複数の織成コネクタ212、及び第2のタイプの、1つまたは複数の織成コネクタ214を含んでもよい。一例において、織成コネクタ212は、図7〜15bに関連して上記で説明したコネクタ80であってもよく、異なる回路基板上の信号トレース及び/または構成要素を互いに接続するために用いてもよい。織成コネクタ214は、図18〜22に関連して上記で説明したコネクタ170であってもよく、異なる回路基板上の電力トレースまたは構成要素を互いに接続するために用いてもよい。電源接続を提供するためにコネクタ170を使用してもよい一例において、ロッド部材180は、ほぼ完全に導電性であってもよい。さらに、この例において、絶縁ファイバ176を含む必要はないであろうし、また非導電性であるとして前に説明したファイバ172は、織成チューブとロッド部材との間で、より大きな電気経路を提供するために、実際には、導電性であってもよい。コネクタは、図示のように、たとえば、バックプレーン、回路基板等であってもよい基板216に取り付けてもよく、またこの基板には、反対側に取り付けるか、またはコネクタ(図示せず)間に配置する電気トレース及び構成要素を含んでもよい。
このように様々な例証的実施形態及びその態様を説明してきたが、修正及び変更が、当業者には明らかであろう。たとえば、様々な実施形態に関連して説明した絶縁ファイバには、絶縁被覆物によって覆われた導電要素(たとえば電線)を含んでもよい。このような修正及び変更は、この開示に含まれるように意図されており、またこの開示は、例証のみを目的としており、限定することを意図したものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲における適切な解釈及びそれらの等価物から決定すべきである。
Claims (41)
- 多接点織成コネクタであって、
複数のテンションファイバと、前記複数のテンションファイバと織り込まれた少なくとも1つの導体とを提供するように配列され、前記少なくとも1つの導体の長さに沿って複数の山部及び谷部を形成するウィーブを含み、
前記少なくとも1つの導体が、前記少なくとも1つの導体の長さに沿って配置された複数の接触点を有し、前記少なくとも1つの導体が、相手側コネクタ要素の相手側導体と係合するときには、前記複数の接触点の少なくともいくつかが、前記多接点織成コネクタの前記少なくとも1つの導体と前記相手側コネクタ要素の前記相手側導体との間に電気接続を提供するようにし、
前記ウィーブの前記テンションファイバが、前記多接点織成コネクタの前記少なくとも1つの導体における前記複数の接触点の少なくともいくつかと、前記相手側コネクタ要素の前記相手側導体との間に接触力を提供する多接点織成コネクタ。 - 前記複数の接触点が、前記少なくとも1つの導体における前記複数の山部及び谷部によって形成される請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバが弾性体である請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバが非導電性である請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバがエラストマを含む請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記ウィーブが織成チューブを含む請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記少なくとも1つの導体が第1の導体と第2の導体とを含み、さらに、前記第1の導体を、前記第2の導体とほぼ固定した関係に保持するように構成された非導電ハウジング部材を含む請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記少なくとも1つの導体が第1の導体と第2の導体とを含み、さらに、第1のコネクタピンを含み、前記第1及び第2の導体が、前記第1のコネクタピンの端部に接続され、第1の電気接点を提供する請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記相手側コネクタ要素をさらに含み、前記相手側コネクタ要素がロッド部材を含む請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記ロッド部材が、導電コアを含み、当該導電コアが、絶縁体によって前記導電コアから分離された少なくとも1つの導体を有する請求項9に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記導電コアが、前記導電コア内の中央キャビティを画定する環状の断面を有する請求項10に記載の電気コネクタ。
- 前記導電コアに接続された電気シールドをさらに含む請求項10に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記導電コアがその中のキャビティを画定し、前記キャビティ内に位置し、前記電気シールドに接続されたドレイン線をさらに含む請求項12に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記ロッド部材が誘電材料のコアを含む請求項9に記載の電気コネクタ。
- 前記相手側コネクタ要素の前記ロッド部材が、第1の相手側導体と、第2の相手側導体と、前記第1の相手側導体と前記第2の相手側導体との間に配置された絶縁部材とを含み、前記第1の相手側導体を前記第2の相手側導体から電気的に絶縁する請求項9に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記ロッド部材が、ほぼ円形の断面を有する誘電コアと、前記誘電コアの外側表面に沿って円周に間隔をおいて配置され、前記誘電コアの長さに沿って延伸する複数の導体とを含む請求項9に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記誘電コアが内部にキャビティを画定する環状の断面を有し、さらに、前記キャビティ内に位置する光ファイバ、強度部材及び熱伝達部材のいずれかを含む請求項16記載の多接点織成コネクタ。
- 基礎部材と、第1及び第2の端部壁と、を有するハウジングをさらに含み、前記少なくとも1つの導体が、前記基礎部材に取り付けられている請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバが、前記ハウジングの前記第1及び第2の端部壁間に配置されている請求項18に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記ハウジングの前記第1及び第2の端部壁が、前記複数のテンションファイバを引っ張るテンション台を含む請求項19に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記相手側コネクタ要素をさらに含み、前記相手側コネクタ要素が、絶縁部材と、前記絶縁部材に取り付けられた相手側導体と、を含む請求項19に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記基礎部材に取り付けられた第1の終端接点をさらに含み、前記少なくとも1つの導体が、前記第1の終端接点の第1の端部に接続された第1の複数の導体を含む請求項18に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記基礎部材に取り付けられ、前記複数のテンションファイバと織り込まれた第2の複数の導体を含む第2の終端接点と、前記第1の複数の導体及び前記第2の複数の導体間に配置された絶縁ストランドと、を含み、前記第1の複数の導体を前記第2の複数の導体から電気的に絶縁する請求項22に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記第1の終端接点及び前記第2の終端接点が、差動信号接点対をともに含む請求項23に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記ハウジングの前記基礎部材に取り付けられ、前記複数のテンションファイバと織り込まれた第3の複数の導体を含む第3の終端接点と、
前記ハウジングの前記基礎部材に取り付けられ、前記複数のテンションファイバと織り込まれた第4の複数の導体を含む第4の終端接点と、
前記第3及び第4の複数の導体間に配置された第2の絶縁ストランドと、
前記ハウジングの前記基礎部材に取り付けられて、前記第1の複数の導体と前記第3の複数の導体との間に位置し、前記第1の複数の導体を前記第3の複数の導体から電気的に絶縁する電気シールドと、
をさらに含む請求項23に記載の多接点織成コネクタ。 - 基礎部材をさらに含み、前記少なくとも1つの導体が、前記基礎部材に取りつけられた第1及び第2の導体を含み、当該第1及び第2の導体は、該第1及び第2の導体の長さに沿った波打ち形状を有し、前記第1及び第2の導体の長さに沿って、前記複数の接触点を提供する請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記第1及び第2の導体のそれぞれが、前記第1及び第2の導体の長さに沿って配置されかつ前記第1及び第2の導体の前記波打ち形状によって提供される複数の山部及び谷部を有し、前記複数のエラストマバンドの第1のバンドが、前記第1の導体の第1の谷部の上及び前記第2の導体の第1の山部の下を通る請求項26に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバが、前記第1及び第2の導体を囲む複数のエラストマバンドを含む請求項26に記載の多接点織成コネクタ。
- 絶縁体によって分離された第3及び第4の導体を含む相手側コネクタ要素をさらに含、み、前記相手側コネクタ要素が、前記電気コネクタと係合するときには、前記第3及び第4の導体が、前記第1及び第2の導体の前記複数の接触点の少なくともいくつかと接触するように、前記電気コネクタ及び相手側コネクタ要素が構成されている請求項26に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記少なくとも1つの導体が、前記複数のテンションファイバと織り込まれた第1の導体と第2の導体と、を含み、前記第2の導体が、前記第1の導体と隣接して位置し、前記複数のテンションファイバの第1のファイバが、前記第1の導体の第1の山部の下及び前記第2の導体の第1の谷部の上を通る請求項1に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバと織り込まれた第3の導体と第4の導体と、をさらに含み、前記第1及び第2の導体が第1の電気接点をともに含み、前記第3及び第4の導体が、第2の電気接点をともに含む請求項30に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記複数のテンションファイバと織り込まれ、前記第1の電気接点と前記第2の電気接点との間に配置された絶縁ファイバをさらに含む請求項31に記載の多接点織成コネクタ。
- 請求項32に記載の第1及び第2の多接点織成コネクタを含む電気コネクタアレイ。
- 前記第1及び第2の多接点織成コネクタ間に配置された電気シールドをさらに含む請求項33に記載の電気コネクタアレイ。
- 前記第1の多接点織成コネクタの前記第1及び前記第2の電気接点が、差動信号接点をともに含む請求項34に記載の電気コネクタアレイ。
- 少なくとも1つの電力コネクタ要素と、
請求項1に記載の多接点織成コネクタと、
を含むコネクタ要素アレイ。 - 前記電力コネクタ要素が、複数の導電ストランドを含む織成導電ファブリックと、前記複数の導電ストランドと織り込まれた少なくとも1つの電力導体とを含み、前記少なくとも1つの電力導体が、前記少なくとも1つの電力導体の長さに沿って、複数の電力接触点を有する請求項36に記載のコネクタ要素アレイ。
- 基礎部と2つの対向端部壁とを含む第1のハウジングをさらに含み、
前記複数のテンションファイバが、前記対向端部壁間に取り付けられ、
前記少なくとも1つの導体が、第1の電気接点を提供するために、前記複数のテンションファイバと織り込まれた第1の導体と、第2の電気接点を提供するために、前記複数のテンションファイバと織り込まれた第2の導体とを含み、
前記多接点織成コネクタが、前記複数のテンションファイバと織り込まれかつ前記第1及び第2の導体間に配置された少なくとも1つの絶縁ストランドをさらに含み、前記第1の電気接点を前記第2の電気接点から電気的に絶縁する請求項1に記載の多接点織成コネクタ。 - 前記第1の導体が、第1の複数の導体を含み、前記第2の導体が、第2の複数の導体を含む請求項38に記載の多接点織成コネクタ。
- 前記第1及び第2の複数の導体間に配置された少なくとも1つの電気シールドをさらに含み、前記第1の電気接点を前記第2の電気接点からさらに電気的に絶縁する請求項39に記載の多接点織成コネクタ。
- 第2のハウジング要素と、前記第2のハウジング要素に取り付けられた第1及び第2の相手側導体とをさらに含み、前記第2のハウジング要素が、前記第1のハウジング要素と結合するように構成され、前記第1及び第2の導体を前記第1及び第2の相手側導体と接触させる請求項38に記載の多接点織成コネクタ。
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