JP2009103784A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー回収用現像剤担持体を設けたハイブリッド現像装置において、高湿環境下でもリーク電流の発生が無く、安定して高画質な画像を形成できる現像装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】トナー供給用現像剤担持体及びトナー回収用現像剤担持体がそれぞれバイアス電圧を印加される導電性基体を備え、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体の導電性基体の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されていることを特徴とする現像装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を用いて、像担持体上の潜像を現像する現像装置及び画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式を用いた画像形成装置において、像担持体上に形成された静電潜像の現像方式としては、現像剤としてトナーのみを用いる一成分現像方式およびトナーとキャリアを用いる二成分現像方式が知られている。一成分現像方式では、一般的にトナーを、トナー担持体とトナー担持体に押圧された規制板とによって形成される規制部を通過させることで、トナー担持体上にトナー薄層を形成し、トナー担持体と像担持体との間で振動電界を形成して、像担持体上の潜像を現像する方法で、非接触で現像することが出来て高画質であるという特徴を有する。また、キャリアが無いため、濃度制御の必要も無く、装置の簡略化、小型化、低コスト化の面で有利である。一方で、規制部の強いストレスによりトナーの劣化が促進され易く、トナーの電荷受容性が低下しやすい。さらに、トナーへの電荷付与部材である規制部材やトナー担持体表面がトナーや外添剤により汚染されることでトナーへの電荷付与性も低下するため、よりトナー帯電量の低下が生じ、かぶり等の問題を引き起こすため、現像装置の寿命が短い。
比較すると、二成分現像方式ではトナーを、キャリアとの混合による摩擦帯電で帯電するため、ストレスが小さいため、トナーの劣化に対して有利である。さらにトナーへの電荷付与部材であるキャリアも、その表面積が大きいため、トナーや外添剤による汚染に対しても相対的に強く、長寿命に有利である。しかしながら、像担持体上の潜像を現像する際に磁気ブラシが接触することによる画像品質への影響や、キャリア付着などの課題がある。
両方式の長所を活かしたハイブリッド現像方式が提案されている。特許文献1において、現像剤はキャリアとトナーを含む2成分現像剤で構成され、現像槽内で攪拌することでトナーを荷電させる。この現像剤を現像剤担持体(マグネットローラ)上に担持し、搬送して、対向配置されたトナー担持体の表面を電界によりトナー現像する。トナー現像により形成されたトナー担持体表面のトナー層で、像担持体上の静電潜像を現像する。このようなハイブリッド現像方式では、トナー荷電をキャリアで行い、現像はトナー層のみで行うため、1成分の高画質と2成分の耐久性を合わせて持つという特徴を持っている。
しかしながら、ハイブリッド現像方式の課題として、トナー担持体上の現像に使用されなかった残留トナーの残像が、次の現像工程において濃度差となって現れるいわゆる現像履歴(ゴースト)という問題を有している。
これは、トナー担持体上でトナーが現像に使われた領域と使われなかった領域とが発生し、この両方の領域に新たにトナー供給された場合、使われた領域と使われなかった領域でトナー担持体上のトナー量に差異が生じる。このトナー量の差によって、次の現像時に現像履歴が現れる。現像履歴は、特にベタ黒のパターを取った後に、ハーフパターンを形成する場合に現れやすく、トナー担持体の1周目に対応したベタ黒部のパターンが、ハーフパターン上でより薄いパターンとして現れる。
このようなハイブリッド現像方式における課題を解決する方法として、特許文献2では、トナー担持体上の現像残トナーを回収するトナー回収用現像剤担持体を新たに設ける方法が提案されている。この方法は、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体とは、近接して配置され、トナー供給用現像剤担持体でトナー担持体にトナー供給した後、トナー濃度の低下した現像剤をトナー回収用現像剤担持体に受け渡す構成を取っている。トナー担持体上の現像残トナーは電界によりトナー回収用現像剤担持体に回収され、その後にトナー供給用現像剤担持体からトナー担持体にトナーを供給するものである。
特開平3−113474号公報 特開平10−319708号公報
しかしながら、特許文献2においては、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体とが近接して配置されているため、両現像剤担持体間に高電界が形成され、高湿環境下でリーク電流が発生するという問題があった。このリーク電流が発生すると、トナー供給用現像剤担持体やトナー回収用現像剤担持体に接続されたバイアス電源の動作が不安定になり、トナー担持体へのトナー供給やトナー担持体の現像残トナーの回収を正常に行えず、安定した画像を形成できないという問題が生じる。
本発明は上記のような問題点に鑑み、トナー回収用現像剤担持体を設けたハイブリッド現像装置において、高湿環境下でもリーク電流の発生が無く、且つゴーストが発生しない安定して高画質な画像を形成できる現像装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.
像担持体上の潜像を現像するためのトナーを担持するトナー担持体と、
トナーとキャリアを含む現像剤を担持し、前記トナー担持体にトナーを供給するトナー供給用現像剤担持体と、
前記トナー供給用現像剤担持体と現像剤層を介して対向し、前記トナー担持体のトナー搬送方向上流側に配置され、前記トナー担持体上の現像残トナーを回収するトナー回収用現像剤担持体と、
前記トナー供給用現像剤担持体にトナー供給用の電界を形成するためのバイアス電圧を印加するトナー供給用現像剤担持体用バイアス電源と、
前記トナー回収用現像剤担持体にトナー回収用の電界を形成するためのバイアス電圧を印加するトナー回収用現像剤担持体用バイアス電源と、
を備えた現像装置において、
前記トナー供給用現像剤担持体及び前記トナー回収用現像剤担持体がそれぞれバイアス電圧を印加される導電性基体を備え、
前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体の導電性基体の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されていることを特徴とする現像装置。
2.
前記トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源と前記トナー回収用現像剤担持体用バイアス電源とにより、前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体の間の前記現像剤層を介して流れる電流値が、前記抵抗層を形成しない場合に流れる電流値の1/2以下となるように、前記抵抗層の抵抗値が設定されていることを特徴とする1に記載の現像装置。
3.
前記抵抗層の体積抵抗値が、1×104Ω・cm以上1×1013Ω・cm以下であることを特徴とする1又は2に記載の現像装置。
4.
前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体とが互いに対向する表面の移動方向が逆方向で、前記トナー供給用現像剤担持体上の現像剤が前記トナー回収用現像剤担持体に移動することを特徴とする1乃至3の何れか1項に記載の現像装置。
5.
前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体とが互いに対向する表面の移動方向が同方向で、前記トナー供給用現像剤担持体上の現像剤が前記トナー回収用現像剤担持体との間隙を通過することを特徴とする1乃至3の何れか1項に記載の現像装置。
6.
前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体との間に交番電界が形成されることを特徴とする1乃至5の何れか1項に記載の現像装置。
7.
前記像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像するための1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、ハイブリッド現像方式において、トナー供給用現像剤担持体及びトナー回収用現像剤担持体がそれぞれバイアス電圧を印加される導電性基体を備え、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体の導電性基体の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されていることを特徴とするものである。このような構成を取ることにより、高湿環境下でも、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体との間において、リーク電流の発生を抑制でき、且つゴーストが発生せず、安定した高画質な画像を形成できる現像装置および画像形成装置を提供出来る。
以下、本発明を、画像形成装置としての電子写真式レーザプリンタ(以下「プリンタ」という。)に適用した実施形態について説明する。
まず、図1を用いて、本発明に係る第1の実施形態を適用したプリンタの全体の概略構成について説明する。このプリンタは、画像を担持するための像担持体(感光体)1を有しており、像担持体1の周辺には、像担持体1を帯電するための帯電手段としての帯電部材3、像担持体1上の静電潜像を現像する現像装置2a、像担持体1上のトナー像を転写するための転写ローラ4、及び像担持体1上の残留トナー除去用のクリーニングブレード5が、像担持体1の回転方向Aに沿って順に配置されている。
像担持体1は、帯電部材3で帯電された後に、図中のE点の位置でレーザ発光器などを備えた露光装置40により露光されて、その表面上に静電潜像が形成される。現像装置2aは、この静電潜像をトナー像に現像する。転写ローラ4は、この像担持体1上のトナー像を転写媒体Pに転写した後、図中の矢印C方向に排出する。クリーニングブレード5は、転写後の像担持体1上の残留トナーを、その機械的な力で除去する。画像形成装置に用いられる像担持体1、帯電部材3、露光装置40、転写ローラ4、クリーニングブレード5等は、周知の電子写真方式の技術を任意に使用してよい。例えば、帯電手段として図中、帯電ローラが示されているが、像担持体1と非接触の帯電装置であってもよい。また例えば、クリーニングブレードはなくてもよい。
次に、本実施形態において用いられる現像装置2aの構成及び動作について詳しく説明する。
図1を用いて現像装置2aの構成について説明する。
図1に示すように、現像装置2aは、像担持体1に対向する部分に開口部50を備えており、その近傍にトナー担持体25が矢印51方向に回転自在に収容されている。トナー担持体25には、トナー担持体用バイアス電源29が接続してあり、所定の現像バイアスVbがトナー担持体25に印加できるようにしてある。トナー担持体25の材料としては、バイアス電圧を印加可能な材料であれば良く、例えば、アルミニウムやステンレスからなる金属ローラ等が挙げられ、特に表面処理を施したアルミローラなどが用いられる。そのほかアルミ等の導電性基体上に、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポルスルホン樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂コートやシリコーンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、天然ゴム、イソプレンゴム等のゴムコーティングを施したものを用いてもよい。コーティング材料としては、これに限定されるものではない。さらに上記コーティングのバルクもしくは表面に導電剤が添加されていてもよい。導電剤としては、電子導電剤もしくはイオン導電剤が挙げられる。電子導電剤として、ケッチンブラック、アセチレンブラック、ファーネスブラック等のカーボンブラックや、金属粉、金属酸化物の微粒子等が挙げられるが、これに制約されない。イオン導電剤として、四級アンモニウム塩等のカチオン性化合物や、両性化合物、その他イオン性高分子材料が挙げられるが、これにこだわらない。さらに、アルミ等の金属材料からなる導電性ローラであっても構わない。トナー担持体25は、像担持体1と所定の間隔を置いて配置されている。
トナー担持体25の後部(像担持体1の反対側)には、所定の間隔を置いてトナー供給用現像剤担持体11が配置されている。また、トナー供給用現像剤担持体11の上方には、トナー担持体25と所定の間隔を置き、トナー供給用現像剤担持体11と所定の間隔を置いてトナー回収用現像剤担持体26が配置されている。
トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の後部には、現像剤槽16が配置されている。現像剤槽16は、ケーシング19により形成されており、トナーとキャリアを含む現像剤24が収容され、攪拌搬送部材17,18が配置されている。ケーシング19には、撹拌搬送部材18の下部に対向する位置に、トナー濃度検出用のATDC(Automatic Toner Density Control)センサ20が配設されており、撹拌搬送部材18の上部に対向する位置に、補給部10が配置されている。また、トナー供給用現像剤担持体11の下部には、所定の間隔を置いて規制部材15が配置されている。
トナー供給用現像剤担持体11は、非回転状態に固定された磁石体13と、これを内包し、矢印52の方向に回転するスリーブローラ12とで構成されている。磁石体13は、スリーブローラ12の回転方向(矢印52方向)に沿って、N1、S1、N2、N3、S2の5つの磁極を有する。詳しくは、磁極N1は、トナー担持体25と対向するトナー供給領域7の位置に、磁極S1はトナー回収用現像剤担持体26との対向部に、磁極N2、N3は、攪拌搬送部材17の対向部にそれぞれ配置している。また、スリーブローラ12は、トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源30に接続され、所定の供給バイアスVsが印加されるようになっている。
トナー回収用現像剤担持体26もトナー供給用現像剤担持体11と同様に非回転状態に固定された磁石体28と、これを内包し、矢印53の方向に回転するスリーブローラ27とで構成されている。即ち、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26とが互いに対向する表面の移動方向が逆方向になっている。磁石体28は、スリーブローラ27の回転方向(矢印53方向)に沿って、S3、N5、S4、N6、N4の5つの磁極を有する。詳しくは、磁極S3は、トナー担持体25と対向するトナー回収領域8の位置に、磁極N4はトナー供給用現像剤担持体11の磁極S1との対向部に、磁極N6とN4の間が攪拌搬送部材17の対向部になるようにそれぞれ配置している。また、スリーブローラ27は、トナー回収用現像剤担持体用バイアス電源31に接続され、所定の回収バイアスVrが印加されるようになっている。
本発明の実施形態においては、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されている。また、トナー供給バイアスVsとトナー回収バイアスとにより形成されるトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間の電界により、スリーブローラ12とスリーブローラ27との間を、形成された抵抗層と、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間の現像剤層とを介して流れる電流値は、該抵抗層を形成しない場合に現像剤層のみを介して流れる電流値の1/2以下であることが好ましい。例えば、図2にトナー供給用現像剤担持体11の表面に抵抗層60を形成した断面図を示す。抵抗層60は、導電性基体としてのスリーブローラ12の表面に形成される。
スリーブローラ12及び27の基体材料は、体積抵抗値が1×103Ω・cm以下となる導電性基体の材料であれば良く、例えば、アルミニウムやステンレスからなる金属ローラ等が挙げられる。スリーブローラ12と27の少なくともどちらか一方の表面に形成される抵抗層60の材料としては、バインダー樹脂中に導電剤を分散したもの、あるいは導電性基体の表面に金属酸化皮膜(アルマイト)を形成したものでもよい。バインダー樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル、アクリル、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂などの熱可塑性樹脂、アルキド、メラミン、ウレタン、エポキシ、シリコーン、フェノール樹脂などの熱可塑性樹脂が使用できる。導電剤としては、カーボン、アンモニウム塩あるいは酸化金属粒子、金属粒子等があげられる。酸化金属粒子としては、酸化スズ、酸化チタン、酸化アルミなどが使用できる。また抵抗層60とスリーブローラ表面との接着性を向上させるためのプライマー層を先ず形成し、その上に抵抗層60を形成するようにしても良い。
抵抗層60の抵抗値の設定方法について、図3を用いて説明する。図3は、図1の現像装置2aからトナー担持体25を取り除いた状態を示している。図3の現像装置2aを用いて、まず抵抗層60を形成していないスリーブローラ12と27を取り付け、現像剤24を備えた現像装置2aを稼動させ、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間に電源61より所定の直流電圧Vdを印加して、そのときに流れるトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間の電流値を電流計62で測定し、現像剤層のみの場合の電流とする。その後、抵抗層60を形成したトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の少なくともどちらか一方を抵抗層を形成したスリーブローラに入れ替え、所定の直流電圧Vdを印加して、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間の電流値を測定し、現像剤層と抵抗層60を介して流れる電流とする。この現像剤層と抵抗層60を介して流れる電流値が、抵抗層60を形成せずに測定した現像剤層のみの場合の電流値の1/2以下となるように設定するのが好ましい。
抵抗層60の体積抵抗率は、1×104Ω・cm以上1×1013Ω・cm以下が好ましい。体積抵抗率が1×104Ω・cm未満であると、所定の抵抗値を得るための抵抗層の厚みが厚くなり好ましくない。また、体積抵抗率が1×1013Ω・cmを越えると、抵抗層60の表面に電荷が蓄積するため好ましくない。体積抵抗率を測定するには、図4に示す様に、抵抗層60を形成したスリーブローラ12の表面に円弧状の電極33を接触させ、電源34からの印加電圧(V)とそのときに電流計35に流れる電流(I)からオームの法則により抵抗を算出し、接触面積(電極面積)と抵抗層の厚さから求める事ができる。抵抗層の厚みは、Fischer製の膜厚計などで測定すればよい。
現像剤24は、トナーと該トナーを帯電するためのキャリアを含んでなる2成分現像剤である。トナーとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のトナーを使用することができ、バインダー樹脂中に着色剤や必要に応じて、荷電制御剤や離型剤等を含有させ、外添剤を処理させたものを使用できる。トナー粒径としては、3〜15μm程度が好ましい。キャリアとしては、特に限定されず、一般に使用されている公知のキャリアを使用することができ、バインダー型キャリアやコート型キャリアなどが使用できる。キャリア粒径としてはこれに限定されるものではないが、15〜100μmが好ましい。トナーとキャリアの混合比は所望のトナー帯電量が得られるよう調整されれば良く、トナー比はトナーとキャリアとの合計量に対して3〜50質量%、好ましくは6〜30質量%が適している。
ここで、トナー担持体25とトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26とに印加される現像バイアスVb、供給バイアスVs、回収バイアスVrについて説明する。なお、本実施形態において、現像剤24は、トナーはマイナス極性に、キャリアはプラス極性に帯電するものとする。また、像担持体1の外周面はマイナスに帯電(例えば−600V)され、露光により減衰した部分(例えば−100V)にトナーが付着して現像が行われるものとする。この場合、現像バイアスVbは−400V、供給バイアスVsは−450〜−750V、回収バイアスVrは−350〜−50Vに設定される。これらのバイアス値に設定するための出力制御は、画像形成動作に合わせて、所定のタイミングで制御装置32が制御する。このように現像バイアスVbと供給バイアスVsと回収バイアスVrとを設定することにより、トナー供給用現像剤担持体11とトナー担持体25との間のトナー供給領域7では、マイナス極性に帯電しているトナーは、トナー供給用現像剤担持体11からトナー担持体25に向けて移動する方向に電界が形成される。また、トナー回収用現像剤担持体26とトナー担持体25との間のトナー回収領域8では、トナーをトナー担持体25からトナー回収用現像剤担持体26に向けて移動する方向に電界が形成される。また、トナー供給用現像剤担持体11、トナー回収用現像剤担持体26に印加するバイアスとしていずれか一つまたは複数について、直流成分に加えて交流バイアスを重畳することが好ましい。交流バイアスを重畳することにより、トナーの移動を促進することができる。この際用いる交流波形としては正弦波、矩形波、三角波など各種交流波形が利用できる。交流バイアスを利用した場合には1周期の電圧の平均値が上記の大小関係を満たすようにバイアスを設定すれば良い。
以上の構成を有する現像装置2aの現像動作について説明する。
図1において、現像剤槽16の現像剤24は、攪拌搬送部材17、18により攪拌され、本実施形態においては、トナーはマイナス極性に、キャリアはプラス極性に帯電する。
帯電したトナー及びキャリアを含む現像剤24は、攪拌搬送部材17によりトナー供給用現像剤担持体11に供給される。供給された現像剤24は、磁極N3に吸引され、スリーブローラ12の表面に保持される。保持された現像剤24は、磁石体13の磁力線に沿った磁気ブラシを形成し、スリーブローラ12の矢印52の方向の回転により搬送され、規制部材15によって、搬送量が調整される。次に現像剤24は、トナー供給領域7に搬送される。トナー供給領域7における現像剤24のトナーは、トナー供給用現像剤担持体11に印加された供給バイアスVsとトナー担持体25に印加された現像バイアスVbとの電位差によって、トナー供給用現像剤担持体11からトナー担持体25に移行する。トナー担持体25に移行したトナーは、トナー担持体25の矢印51の方向に搬送され、現像領域6において、像担持体1の表面を現像する。一方、トナー供給領域7でトナーを失った現像剤24は、トナー供給用現像剤担持体11の磁極S1とトナー回収用現像剤担持体26の磁極N4の作用によって、トナー供給用現像剤担持体11からトナー回収用現像剤担持体26に移動する。トナー回収用現像剤担持体26に移動した現像剤24は、スリーブローラ27の矢印53の方向の回転により、トナー回収領域8に搬送される。トナー回収領域8においては、トナー回収用現像剤担持体26に印加された回収バイアスVrと、トナー担持体25に印加された現像バイアスVbとの電位差により、トナー担持体25上の現像残トナーは、トナー回収用現像剤担持体26の方向に移動する力を受け、トナー回収用現像剤担持体26上の現像剤24の磁気ブラシにより掻き取られ、回収される。トナー回収用現像剤担持体26に回収された現像残トナーを含む現像剤24は、磁極N6とN4の同極着磁部でトナー回収用現像剤担持体26の表面から分離し、現像剤槽16に回収される。現像剤槽16に回収された現像剤24は、攪拌搬送部材17、18で混合攪拌される。現像剤槽16のトナー濃度は、定期的にATDCセンサ20により検知され、トナー濃度が所定の値より低い場合に、補給部10より図示していないトナーホッパから新しいトナーを所定量だけ補給する。トナー濃度が適正になった現像剤槽16の現像剤は、再度、トナー供給用現像剤担持体11に供給される。
このようにして、トナー回収領域8におけるトナー担持体25上の現像残トナーが回収されることにより、トナー担持体25上にトナーの消費された現像パターンが無くなった状態で、トナー供給領域7でトナーの供給を受けることになる。よって、現像履歴のない画像を形成することができる。
また、本実施形態においては、前述のようにトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層60を形成している。この抵抗層60を形成することにより、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間で発生するリーク電流を防止することができる。リーク電流とは、画像形成動作中に、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体との間に流れる正常な状態での電流に比べ、数桁大きい電流で、急激な増減を示す非定常な電流が流れる現象である。このリーク電流が流れるとバイアス電源の出力が不安定となり、トナー担持体25へのトナー供給やトナー回収が正常に行えなくなり、画像品位が低下する。従来より、リーク電流は、高湿環境やトナー濃度の低下によって発生しやすくなることがわかっていた。このことから、本発明者等は、現像剤層のキャリアの表面抵抗が低下し、トナー供給用現像剤担持体11やトナー回収用現像剤担持体26の表面から電荷が注入しやすくなり、注入された電荷により現像剤中で局所的に高電界な部分が発生し、部分的な短絡状態が生じて、リーク電流が発生すると考えた。そこで、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層60を形成することを考えた。この抵抗層60の抵抗値を検討したところ、該抵抗層の抵抗値を、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体との間の現像剤層の抵抗値よりも大きい値とすることで、高湿環境下であっても、リーク電流を未然に防止することができ、好ましいことを見いだした。このように構成することで、常にバイアス電源の出力を安定させることができ、トナー担持体25へのトナー供給及びトナー担持体からのトナー回収を正常に行うことができる。その結果、像担持体1の現像を安定して行うことができ、常に良好な画像をプリントすることができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について図5を用いて説明する。第1の実施形態と第2の実施形態との違いは、第2の実施形態の現像装置2bにおいて、トナー供給用現像剤担持体11のスリーブローラ12の回転が矢印54の方向に回転し、規制部材55の位置が磁極S1とN2の間に配置されいることである。即ち、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26とが互いに対向する表面の移動方向が同方向になっている。また、規制部材15を通過したトナー供給用現像剤担持体11上の現像剤は、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間を通過し、一部がトナー回収用現像剤担持体26に移動する。その他の構成及び設定条件については、第1の実施形態と同様であり、同番号を付し、説明は省略する。
図3を用いて、現像装置2bの現像動作を説明する。
現像剤槽16の現像剤24は、攪拌搬送部材17、18により攪拌され、本実施形態においても、トナーはマイナス極性に、キャリアはプラス極性に帯電する。帯電したトナー及びキャリアを含む現像剤24は、攪拌搬送部材17によりトナー供給用現像剤担持体11に供給される。供給された現像剤24は、磁極N2に吸引され、スリーブローラ12の表面に保持される。保持された現像剤24は、磁石体13の磁力線に沿った磁気ブラシを形成し、スリーブローラ12の矢印54の方向の回転により搬送され、規制部材55によって、搬送量が調整される。次に現像剤24は、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間に搬送され、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間を通過する。通過時にトナー供給用現像剤担持体11上の現像剤24は、その一部が磁極N4により、トナー回収用現像剤担持体26上に移動する。一方、残りのトナー供給用現像剤担持体11上の現像剤は、トナー供給領域7に搬送される。トナー供給領域7における現像剤24のトナーは、トナー供給用現像剤担持体11に印加された供給バイアスVsとトナー担持体25に印加された現像バイアスVbとの電位差によって、トナー供給用現像剤担持体11からトナー担持体25に移行する。トナー担持体25に移行したトナーは、トナー担持体25の矢印51の方向に搬送され、現像領域6において、像担持体1の表面を現像する。一方、トナー供給領域7でトナーを失った現像剤24は、トナー供給用現像剤担持体11の磁極N3とN2の同極着磁部で、トナー供給用現像剤担持体11上から離脱し、攪拌搬送部材17により現像剤槽16に取り込まれ、混合攪拌される。また、トナー担持体25上の現像後のトナーは、トナー担持体25の回転によりトナー回収領域8に搬送される。トナー回収領域8においては、トナー回収用現像剤担持体26に印加された回収バイアスVrと、トナー担持体25に印加された現像バイアスVbとの電位差により、トナー担持体25上の現像残トナーは、トナー回収用現像剤担持体26の方向に移動する力を受け、トナー回収用現像剤担持体26上の現像剤24の磁気ブラシにより掻き取られ、回収される。トナー回収用現像剤担持体26に回収された現像残トナーを含む現像剤24は、磁極N6とN4の同極着磁部でトナー回収用現像剤担持体26の表面から分離し、現像剤槽16に回収される。現像剤槽16に回収された現像剤24は、攪拌搬送部材17、18で混合攪拌された後、また、トナー供給用現像剤担持体11に供給される。
このようにして、第1の実施形態と同様にトナー回収領域8におけるトナー担持体25上の現像残トナーが回収されることにより、トナー担持体25上にトナーの消費された現像パターンが無くなった状態で、トナー供給領域7でトナーの供給を受けることになる。よって、現像履歴のない画像を形成することができる。
以下、本発明の適用される、電子写真法を用いた画像形成装置における現像装置の実施例について説明する。
(実験例1)
図1に示した構成を有する現像装置2aを用い、コニカミノルタビジネステクノロジーズ製bizhub C350を改造した画像形成装置を用いて環境テスト(常湿環境:25℃40%、高湿環境:25℃85%)を行った。現像剤としてはコニカミノルタビジネステクノロジーズ社製bizhub C350用キャリア(体積平均粒径約33μm)とトナー(体積平均粒径約6.5μm)を使用した。キャリアの表面には、コート剤としてアクリル系樹脂を3質量%(約1μm)コートしている。現像剤中のトナー比率は8質量%とした。ただし、トナー比率は現像剤全量に対するトナーの割合である。
トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26用のスリーブローラ12と27に直径18mmの同形状のアルミ製スリーブローラを用い、表面に試料1〜10の抵抗層60を塗布した。試料1〜10の抵抗層60は、ポリビニルブチラール樹脂1質量部に対して、SnO2を0.5〜1.5質量部の範囲でTHFで混合調整し、SnO2含有量の異なる10種類の塗工液を作製し、次に、この塗工液をアルミ製スリーブローラの表面に塗工し、80℃で1時間乾燥させ、膜厚約2〜3μmで、体積抵抗率2.3×104〜5.6×1015Ω・cmの抵抗率の抵抗層60を形成した。このようにしてアルミ製スリーブローラ上に作製した試料1〜10の体積抵抗率を図4の装置で測定し、膜厚をFischer製の膜厚計で測定した。測定結果を表1に示す。
Figure 2009103784
また、試料1〜10を塗布したアルミ製スリーブローラをトナー供給用現像剤担持体11のスリーブローラ12として用い、図3の電流測定装置に設置し、トナー回収用現像剤担持体26には、抵抗層60の形成していないアルミ製スリーブローラを設置した。電源61への印加電圧をDC100Vとし、常湿環境で現像装置を駆動して、抵抗層60と現像剤層を介して流れる電流を測定した。測定結果を〈片方に抵抗層〉として、表2に示す。また、試料1〜10を塗布した同じ試料番号のアルミ製スリーブローラ2本をトナー供給用現像剤担持体11のスリーブローラ12及びトナー回収用現像剤担持体26のスリーブローラ27として用い、図3の電流測定装置に設置した。電源61への印加電圧をDC100Vとし、常湿環境で現像装置を駆動して、抵抗層60と現像剤層を介して流れる電流を測定した。測定結果を〈両方に抵抗層〉として、表2に示す。また、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の両方とも抵抗層60を設けていないアルミ製スリーブローラを用い、現像剤層のみの場合の電流も測定した。測定結果を〈抵抗層無し〉として、表2に示す。また、トナー回収用現像剤担持体26のスリーブローラ27に試料1〜10を塗布したアルミ製スリーブローラを用い、トナー供給用現像剤担持体11に抵抗層60の形成していないアルミ製スリーブローラを用いた場合の、抵抗層60と現像剤層を介して流れる電流は、表2の〈片方に抵抗層〉と同じ値と考え測定は省いた。
Figure 2009103784
次に、図1の画像形成装置を用いて、環境テストを行った。試料1〜10の抵抗層60を塗布したアルミ製スリーブローラをトナー供給用現像剤担持体11又はトナー回収用現像剤担持体26のスリーブローラとして設置する設置条件と、環境条件及びバイアス条件を変えて、表3の条件で環境テストを行った。
設置条件としては、次の3つの条件を用いた。
《供給》トナー供給用現像剤担持体のスリーブローラのみ抵抗層60を塗布したアルミ製スリーブローラを使用し、トナー回収用現像剤担持体のスリーブローラは抵抗層60の塗布していないアルミ製スリーブローラを使用。
《回収》トナー回収用現像剤担持体のスリーブローラのみ抵抗層60を塗布したアルミ製スリーブローラを使用し、トナー供給用現像剤担持体のスリーブローラは抵抗層60の塗布していないアルミ製スリーブローラを使用。
《両方》トナー供給用現像剤担持体及びトナー回収用現像剤担持体のスリーブローラ両方を抵抗層60を塗布したアルミ製スリーブローラを使用。
バイアス条件としては、次の2つの条件を用いた。
《バイアス条件1》:現像バイアスVg:DC−270VにAC1200Vp-p(3kHz、Duty50%)を重畳、供給バイアスVs:DC−420V、回収バイアスVr:DC−120V
《バイアス条件2》:現像バイアスVg:DC−270VにAC1200Vp-p(3kHz、Duty50%)を重畳、供給バイアスVs:DC−420V、回収バイアスVr:DC−120VにAC1200Vp-p(3kHz、Duty50%)を重畳
環境テストは、画像面積率5%のA4チャートを50枚(A4横通紙)コピーし、リーク電流の発生の有無を各環境下で評価した。評価は、トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源またはトナー回収用現像剤担持体用バイアス電源の出力電圧の異常が認められ、画像品質上許容できないレベルを×とした。また、トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源またはトナー回収用現像剤担持体用バイアス電源の出力電圧の異常がわずかに認められるが、画像品質上許容できるレベルを△とした。トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源またはトナー回収用現像剤担持体用バイアス電源の出力電圧の異常が認められないものを○とした。
評価結果を表3に示す。表3は、縦軸に環境条件と使用した抵抗層の試料番号、横軸に設置条件とバイアス条件をとり、結果をマトリックス表にした。
Figure 2009103784
表3の結果から、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体とがともに抵抗層の無い状態では、常湿環境下においては、画像異常は認められないが、高湿環境下においては、リーク電流が発生し、画像異常が認められる。一方、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体の少なくともどちらか一方に抵抗層を設けた場合は、高湿環境下において、試料1〜3では、設置条件及びバイアス条件にかかわらず、リーク電流がわずかに認められたが画像品質上問題は無く、試料4〜10では、設置条件、バイアス条件にかかわらず、リーク電流は認められなかった。これら表3の結果と表2の電流値の値から、トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されることによりリーク電流が抑制されることがわかる。また、トナー供給用現像剤担持体の導電性基体とトナー回収用現像剤担持体の導電性基体との間の抵抗層と現像剤層とを介して流れる電流値は、抵抗層を形成しない場合に流れる電流値の1/2以下であることにより、高湿環境下でリーク電流が発生しないことがわかる。また、表3の結果の中の○*の表記のあるものは、リーク電流は認められなかったが、画像上に目視によりやや問題のあるものを示した。表中の○*において、設置条件が《供給》では、画像濃度が目視観察でやや低く、《回収》では、画像メモリーがわずかに認められた。また、《両方》では、画像濃度がやや不足し、画像メモリーもわずかに認められた。これらは試料8〜10で認められる。表1の結果から試料8〜10の体積抵抗率は、1×1013Ω・cmを越えており、抵抗層に電荷の蓄積が生じて、トナー供給領域及びトナー回収領域の電界強度が低下したためであると考えられる。このことから抵抗層の体積抵抗率は1×1013Ω・cm以下が好ましいことがわかる。また、体積抵抗率は、低くすぎると好ましい電流値に設定するための膜厚を厚くする必要があり好ましくない。よって、上記の結果から体積抵抗率は1×104Ω・cm以上1×1013Ω・cm以下が好ましいといえる。
(実験例2)
次に、実験例2として、図5に示す現像装置2bを用いた場合について、実験例1の場合と同様にリーク電流の環境テストを行った。抵抗層の試料は、実験例1で作製した直径18mmのアルミ製スリーブローラ表面に塗布した試料1〜10を用いた。実験例1と異なるところは、規制部材の形状を三角形状とし、トナー供給用現像剤担持体の回転方向を逆にした。また、トナー供給用現像剤担持体と規制部材の間隔及びトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体との間隔を、現像装置2aの場合より広くして、現像装置2bにおいて、トナー供給領域及びトナー回収領域でトナーの供給、回収が正常に行われるように調整している。その他は、実験例1と同じようにして環境テストを行った。
また、実験例1と同様に、試料1〜10を塗布したアルミ製スリーブローラをトナー供給用現像剤担持体11のスリーブローラ12として用い、図3と同様な方法で現像装置2bからトナー担持体25を取り除き、DC100Vをトナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26との間に印加し、常湿環境で現像装置2bを駆動して、抵抗層60と現像剤層を介して流れる電流を測定した。測定結果を〈片方に抵抗層〉として、表4に示す。また、試料1〜10を塗布した同じ試料番号のアルミ製スリーブローラ2本をトナー供給用現像剤担持体11のスリーブローラ12及びトナー回収用現像剤担持体26のスリーブローラ27として用い、同様に電流値を測定した。測定結果を〈両方に抵抗層〉として、表4に示す。また、トナー供給用現像剤担持体11とトナー回収用現像剤担持体26の両方とも抵抗層60を設けていないアルミ製スリーブローラを用い、現像剤層のみの場合の電流も測定した。測定結果を〈抵抗層無し〉として、表4に示す。また、トナー回収用現像剤担持体26のスリーブローラ27に試料1〜10を塗布したアルミ製スリーブローラを用い、トナー供給用現像剤担持体11に抵抗層60の形成していないアルミ製スリーブローラを用いた場合の、抵抗層60と現像剤層を介して流れる電流は、表4の〈片方に抵抗層〉と同じ値と考え測定は省いた。
Figure 2009103784
次に、環境テストとして、実験例1と同様に、環境条件、抵抗層の設置条件、バイアス条件を用いて行い、評価も同様にした。評価結果を表5に示す。
Figure 2009103784
表5の結果から、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体とがともに抵抗層の無い状態では、常湿環境下においては、画像異常は認められないが、高湿環境下においては、リーク電流が発生し、画像異常が認められる。一方、現像装置2aの場合と同様に、トナー供給用現像剤担持体とトナー回収用現像剤担持体の少なくともどちらか一方に抵抗層を設けた場合は、高湿環境下において、試料1〜3は、設置条件及びバイアス条件にかかわらず、リーク電流がわずかに認められたが画像品質上問題は無く、試料4〜10では、設置条件、バイアス条件にかかわらず、リーク電流は認められなかった。これら表5の結果と表4の電流値の結果から、現像装置2bにおいても、トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されることによりリーク電流が抑制されることがわかる。また、トナー供給用現像剤担持体の導電性基体とトナー回収用現像剤担持体の導電性基体との間の抵抗層と現像剤層とを介して流れる電流値は、抵抗層を形成しない場合に流れる電流値の1/2以下であることにより、高湿環境下でリーク電流が発生しないことがわかる。また、現像装置2bにおいても、抵抗層の設置条件が《供給》では画像濃度が目視観察でやや低く、《回収》では、画像メモリーがわずかに認められた。また、《両方》では、画像濃度がやや不足し、画像メモリーもわずかに認められた。また、体積抵抗率が、低すぎると好ましい電流値に設定するための膜厚を厚くする必要があり好ましくない。このことから現像装置2aの場合と同様、抵抗層の体積抵抗率は1×104Ω・cm以上1×1013Ω・cm以下が好ましいことがわかる。
本発明に係る第1の実施形態による画像形成装置の主要部を示す概略構成図である。 本発明に係る表面に抵抗層を設けたトナー供給用現像剤担持体の断面を示す概略構成図である。 本発明に係る抵抗層の抵抗値の設定方法について説明するための模式図である。 本発明に係る抵抗層の体積抵抗率の測定方法について説明するための模式図である。 本発明に係る第2の実施形態による画像形成装置の主要部を示す概略構成図である。
符号の説明
1 像担持体(感光体)
2a、2b 現像装置
3 帯電部材
4 転写ローラ
5 クリーニングブレード
6 現像領域
7 トナー供給領域
8 トナー回収領域
10 補給部
11 トナー供給用現像剤担持体
12、27 スリーブローラ
13、28 磁石体
15、55 規制部材
16 現像剤槽
17、18 攪拌搬送部材
19 ケーシング
20 ATDCセンサ
24 現像剤
25 トナー担持体
26 トナー回収用現像剤担持体
29 トナー担持体用バイアス電源
30 トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源
31 トナー回収用現像剤担持体用バイアス電源
32 制御装置
33 電極
34、61 電源
35、62 電流計
40 露光装置
50 開口部
51、52、53、54 矢印
60 抵抗層
P 転写媒体

Claims (7)

  1. 像担持体上の潜像を現像するためのトナーを担持するトナー担持体と、
    トナーとキャリアを含む現像剤を担持し、前記トナー担持体にトナーを供給するトナー供給用現像剤担持体と、
    前記トナー供給用現像剤担持体と現像剤層を介して対向し、前記トナー担持体のトナー搬送方向上流側に配置され、前記トナー担持体上の現像残トナーを回収するトナー回収用現像剤担持体と、
    前記トナー供給用現像剤担持体にトナー供給用の電界を形成するためのバイアス電圧を印加するトナー供給用現像剤担持体用バイアス電源と、
    前記トナー回収用現像剤担持体にトナー回収用の電界を形成するためのバイアス電圧を印加するトナー回収用現像剤担持体用バイアス電源と、
    を備えた現像装置において、
    前記トナー供給用現像剤担持体及び前記トナー回収用現像剤担持体がそれぞれバイアス電圧を印加される導電性基体を備え、
    前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体の導電性基体の少なくともどちらか一方の表面に抵抗層が形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記トナー供給用現像剤担持体用バイアス電源と前記トナー回収用現像剤担持体用バイアス電源とにより、前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体の間の前記現像剤層を介して流れる電流値が、前記抵抗層を形成しない場合に流れる電流値の1/2以下となるように、前記抵抗層の抵抗値が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記抵抗層の体積抵抗値が、1×104Ω・cm以上1×1013Ω・cm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体とが互いに対向する表面の移動方向が逆方向で、前記トナー供給用現像剤担持体上の現像剤が前記トナー回収用現像剤担持体に移動することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の現像装置。
  5. 前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体とが互いに対向する表面の移動方向が同方向で、前記トナー供給用現像剤担持体上の現像剤が前記トナー回収用現像剤担持体との間隙を通過することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の現像装置。
  6. 前記トナー供給用現像剤担持体と前記トナー回収用現像剤担持体との間に交番電界が形成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の現像装置。
  7. 前記像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を現像するための請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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