JP2009102972A - 重量物昇降装置 - Google Patents

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吉史 岡田
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Abstract

【課題】重量物を短時間に安定して且つ昇降高さを任意に選択できる重量物昇降装置を提供する。
【解決手段】外側支柱1内に内側支柱2が入れ子式に且つ昇降手段3により昇降可能に組み立てられ、内側支柱1に重量物(W)が支持される重量物昇降装置において、昇降手段3は、内側支柱1の上下端間に張り渡されたPC鋼より線4と、外側支柱1に固定された伸縮可能なジャッキ5と、ジャッキ5の可動側に設けられる第1把持手段と、ジャッキ5の固定側に取り付けられる第2把持手段とを備え、ジャッキ5の伸張時に、前記第1把持手段は、PC鋼より線4を把持し、これと同時に前記第2把持手段は、PC鋼より線4の把持を解放し、ジャッキ5の縮小時に、前記第1把持手段は、PC鋼より線4の把持を解放し、これと同時に前記第2把持手段は、PC鋼より線4を把持し、かくして、ジャッキ5の伸縮によって内側支柱2は、外側支柱1に対して間歇的に昇降する。
【選択図】図1

Description

この発明は、重量物昇降装置、特に、大型構造物を複数個のブロックに分割して構築あるいは解体する際に、大重量のブロック、すなわち、重量物を短時間に安定して且つ昇降高さを任意に選択できる重量物昇降装置に関するものである。
例えば、工場等に設置された100m以上の大型煙突の構築あるいは解体法の1つに、煙突を複数個のブロックに分割して構築あるいは解体する工法がある。
この工法においては、大重量のブロック、すなわち、重量物を昇降させる必要があり、特開2001−55834号公報には、下記からなる重量物昇降装置が開示されている。以下、この重量物昇降装置を従来重量物昇降装置といい、図面を参照しながら説明する。
図14は、昇降させる支柱の周囲に設置された従来重量物昇降装置を示す斜視図、図15は、従来重量物昇降装置における支柱の連結部分を示す断面図である。
図14に示すように、従来重量物昇降装置は、入れ子式に垂直に構築された外側支柱31A、中間支柱31B、内側支柱31Cの周囲に構築されたガイドタワー32と、ガイドタワー32内に昇降可能に取り付けられたガイド枠33と、ガイド枠33に取り付けられたロッド34と、ガイドタワー32の上部に設置された、ロッド34を昇降させるジャッキ35とから構成されている。各支柱31A、31B、31Cには、高さ方向に間隔をあけてピン孔(O)が形成されている。
上述した従来重量物昇降装置により支柱を上昇させるには、先ず、外側支柱31Aにガイド枠33を固定する。次に、ジャッキ35を伸張してロッド34を上昇させる。これによって、外側支柱31Aは、ガイド枠33と共にジャッキ35のストローク分だけ上昇する。この後、図15に示すように、外側支柱31Aおよび中間支柱31Bのピン孔(O)にピン36を挿入して、外側支柱31Aを中間支柱31Bに固定する。この後、外側支柱31Aとガイド枠33との固定を解除し、ジャッキ35を縮小してガイド枠33を下降させ、外側支柱31Aに、再度、中間支柱31Bに固定する。そして、ジャッキ35を伸張した後、再度、外側支柱31Aをピン止めする。この操作を繰り返し行って、外側支柱31Aを所定高さまで上昇させる。この後、外側支柱31Aの場合と同様な操作を行って、中間支柱31Bと内側支柱31Cとを順次、上昇させる。
各支柱1A、1B、1Cの下降は、上昇の場合と逆の操作によって行う。
特開2001−55834号公報
上記従来重量物昇降装置によれば、内側支柱31C上に重量物を支持し、ジャッキ35の伸縮操作と支柱のピン止め操作を繰り返し行って支柱を伸縮させれば、重量物を確実に昇降させることができる。
しかしながら、ジャッキ35の伸縮操作と支柱のピン止め操作とを繰り返し行う必要があるので、重量物の昇降に時間がかかると共に、重量物の昇降高さは、ピン孔(O)が合致した高さ位置に限定されるといった問題があった。
従って、この発明の目的は、重量物を短時間に安定して且つ昇降高さを任意に選択できる重量物昇降装置を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、複数段の支柱が入れ子式に且つ昇降手段により昇降可能に組み立てられ、最内側の支柱に重量物が支持される重量物昇降装置において、前記昇降手段は、内側支柱の上下端間に張り渡された索体と、前記内側支柱に隣接する外側支柱に固定された伸縮可能なジャッキと、前記ジャッキの可動側に設けられる第1把持手段と、前記ジャッキの固定側に取り付けられる第2把持手段とを備え、前記ジャッキの伸張時に、前記第1把持手段は、前記索体を把持し、これと同時に前記第2把持手段は、前記索体の把持を解放し、前記ジャッキの縮小時に、前記第1把持手段は、前記索体の把持を解放し、これと同時に前記第2把持手段は、前記索体を把持し、かくして、前記ジャッキの伸縮によって前記内側支柱は、前記外側支柱に対して間歇的に昇降することに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記昇降手段は、前記内側支柱を昇降させる前記索体を垂直に貫通させる複数の貫通孔をもつプレッシャープレート、アンカーブロック、リリースプレート、アンカーベースプレートと、アンカーブロックにシリンダ側を固定し、リリースプレートにピストン側を固定した複数のクランピングシリンダと、アンカーブロックの貫通孔にスライド可能に嵌挿し、プレッシャープレートの貫通孔下端部にスプリングを介して接触させるグリップと、プレッシャープレートの下面に上端部を固定し、アンカーブロックを貫通し、リリースプレートの上面に下端部を固定した複数の連結棒と、アンカーブロックに上端部を固定し、リリースプレートを貫通し、アンカーベースプレートに下端部を固定したスペーサブロックとを設けたものからなるグリッピング装置を、前記索体の長手方向の2箇所に設け、下側グリッピング装置のアンカーベースプレートを固定ベースプレートとし、上側グリッピング装置のアンカーベースプレートを可動ベースプレートとして、前記固定ベースプレートに対してシリンダ側を固定し、前記可動ベースプレートに対してピストン側を固定した油圧ジャッキを設けたジャッキ装置からなることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記外側支柱と前記内側支柱との間にガイド手段が設けられていることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記ガイド手段は、前記外側支柱に設けられた車輪と、前記内側支柱の長手方向に設けられた、前記車輪が転動するガイドレールとからなることに特徴を有するものである。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記車輪は、前記ガイドレールに沿って摺動するスライド部材からなっていることに特徴を有するものである。
請求項6記載の発明は、請求項1から5の何れか1つに記載の発明において、前記外側支柱に、前記内側支柱の傾きを制御する傾き制御手段が設けられ、前記傾き制御手段は、倒れ検知センサと傾き制御ジャッキとからなることに特徴を有するものである。
請求項7記載の発明は、請求項1から6の何れか1つに記載の発明において、前記索体は、PC鋼より線またはロッドからなり、前記支柱は、多角柱からなることに特徴を有するものである。
この発明によれば、重量物を短時間に安定して昇降させることができ、しかも、重量物の昇降高さを連続的に変えることができる。
この発明の重量物昇降装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の重量物昇降装置を示す正面図、図2は、図1のA−A線拡大断面図、図3は、この発明の重量物昇降装置の内側支柱を示す平面図、図4は、この発明の重量物昇降装置における昇降手段の動作説明図、図5は、内側支柱が上昇した、この発明の重量物昇降装置を示す正面図、図6は、傾き制御手段が設けられた、この発明の重量物昇降装置を示す部分正面図、図7は、この発明の他の重量物昇降装置を示す正面図、図8は、この発明の他の重量物昇降装置を示す平面図、図9は、昇降手段の配置を変えた、この発明の他の重量物昇降装置を示す平面図である。
図1から図5において、1は、外側支柱、2は、外側支柱1内に入れ子式に組み立てられた、外側支柱1に対して昇降自在な内側支柱である。両支柱1、2は、何れも、トラス構造の四角柱からなり、内側支柱2の上部に、例えば、複数個に分割した大型煙突のブロック等の重量物(W)が支持される。外側支柱1および内側支柱2を複数個のブロックに組み立て可能に分割すれば、構築、解体時の運搬、組み立てが容易に行える。なお、両支柱1、2は、四角柱以外の多角柱であっても良い。
3は、内側支柱2を昇降させる複数台の昇降手段である。昇降手段3は、両支柱1、2の短辺間にそれぞれ2台づつ設けられている。図4に示すように、各昇降手段3は、内側支柱2の上下端間に張り渡された索体としてのPC鋼より線(撚り線)4と、シリンダ側が外側支柱1の内側に固定されたシリンダとピストンを備えたジャッキ5と、ジャッキ5のピストン側に設けられた、PC鋼より線4を把持する第1把持手段6と、ジャッキ5のシリンダ側に取り付けられた、PC鋼より線4を把持する第2把持手段7とを備えている。第1および第2把持手段6、7は、PC鋼より線4の周囲に配された開閉可能な爪(図示せず)によりPC鋼より線4の把持およびその解除が自在に行える。なお、昇降手段3については、後述する。なお、索体は、PC鋼より線以外にロッドであっても良い。
昇降手段3によれば、以下のようにして、内側支柱2が外側支柱1に対して昇降する。
図4(A)に示すように、第1把持手段6を閉としてPC鋼より線4を把持し、これと同時に第2把持手段7を開としてPC鋼より線4の把持を解放し、この状態でジャッキ5を伸張させる。これにより、内側支柱2がジャッキ5のストローク分だけ上昇する。次に、図4(B)に示すように、第1把持手段6を開としてPC鋼より線4の把持を解放し、これと同時に第2把持手段7を閉としてPC鋼より線4を把持し、この状態でジャッキ5を縮小させる。このとき第2把持手段7によりPC鋼より線4が把持されているので、内側支柱2が下降する恐れはない。次に、図4(A)の操作を再度行って、内側支柱2をさらに上昇させる。
このようにして、ジャッキ5の伸縮操作を繰り返し行うことによって内側支柱2は、外側支柱1に対して間歇的に上昇する。従って、図1に示すように、外側支柱1内に格納された内側支柱2上に支持された重量物(W)を、内側支柱2が最終的に図5に示すように外側支柱1内から伸びきるまでの間の任意の高さに上昇させることができる。
一方、ブロック(W)を下降させるには、上記操作と逆の操作を行えば良い。すなわち、図4(A)に示すように、第1把持手段6を閉としPC鋼より線4を把持し、これと同時に第2把持手段7を開としてPC鋼より線4の把持を解放し、この状態でシリンダ4を縮小させる。これにより、内側支柱2が縮んで、ジャッキ5のストローク分だけ内側支柱2が下降する。次に、図4(B)に示すように、第1把持手段6を開としてPC鋼より線4の把持を解放し、これと同時に第2把持手段7を閉としてPC鋼より線4を把持し、この状態でジャッキ5を伸張させる。このとき第2把持手段7によりPC鋼より線4が把持されているので、内側支柱2が下降する恐れはない。次に、図4(A)の操作を再度行って、内側支柱2をさらに下降させる。
このようにして、ジャッキ5の伸縮操作を繰り返し行うことによって内側支柱2は、外側支柱1に対して間歇的に下降する。従って、図5に示すように、外側支柱1内から伸びた内側支柱2上に支持された重量物(W)を、内側支柱2が最終的に図1に示すように内側支柱2内に収容されまでの間の任意の高さに下降させることができる。
このように、この発明によれば、従来重量物昇降装置のように、ピン止めにより支柱を固定する必要がないので、重量物(W)の昇降高さを任意に選択できる。
図2に示すように、ガイド手段として、外側支柱1の内側に車輪8を設け、内側支柱2の外側に長手方向に沿って、車輪8が転動するガイドレール9を設ければ、内側支柱2を安定して外側支柱1に対して昇降させることができる。なお、ガイド手段としては、車輪8をガイドレール9に沿って摺動するスライド部材に換えても良い。また、外側支柱1の内側に長手方向に沿ってガイドレール9を設け、内側支柱2の外側にガイドレール9に沿って転動する車輪8を設けても良い。
図6に示すように、傾き制御手段10を設ければ、常時、内側支柱2の垂直度を確保することができる。傾き制御手段10は、外側支柱1の内側に、先端に内側支柱2に接して回転する車輪11が取り付けられた傾き制御ジャッキ12と傾き制御ジャッキ12に取り付けられた倒れ検知センサ(図示せず)とから構成されており、前記倒れ検知センサが内側支柱2の傾きを検知し、内側支柱2を傾き制御ジャッキ12により垂直に自動的に矯正する。
以上は、支柱が外側支柱1と内側支柱2との2段の例であるが、この発明は、支柱が3段以上であっても適用できることはいうまでもない。
図7に支柱が外側支柱1、中間支柱2A、内側支柱2Bの3段の場合を示すが、中間支柱2A、内側支柱2Bの昇降の構造は、上述の2段の場合と同じである。この場合、図8に示すように、外側支柱1と中間支柱2Aとの間に配される、中間支柱2Aを内側支柱2Bと共に昇降させる昇降手段3Aと、中間支柱2Aと内側支柱2Bとの間に配される、内側支柱2Bを昇降させる昇降手段3Bとを横一列に配列しても良いが、この場合には、外側支柱1が長四角形状になる。
図9に示すように、中間支柱2Aの昇降手段3Aと、内側支柱2Bの昇降手段3Bとを内側支柱2Bを取り囲むように配すれば、外側支柱1を正方形状にすることができる。
次に、上記昇降手段の具体例について、図面を参照しながら説明する。
図10は、昇降手段を示す断面図、図11は、昇降手段を構成するグリッピング装置を示す断面図、図12は、プレッシャープレートを示す平面図、図13は、グリップを示す斜視図である。
この昇降手段3は、特開平10−59691号公報に開示されるものであり、重量物を昇降させるPC鋼より線にかかる荷重負荷を均一に維持することができる結果、特定のPC鋼より線に荷重が集中することによるPC鋼より線の切断や伸びがなくなり、確実に超重物の昇降が行え、しかも、インバーター制御により正確に同調できる。
図10に示すように、昇降手段3は、図11に示すグリッピング装置15をPC鋼より線16の垂直方向の2箇所に設けたものである。
グリッピング装置15は、垂直に複数本(この例では7本)のPC鋼より線16を貫通させる複数(7個)の貫通孔17aをもつプレッシャープレート17、アンカーブロック18、リリースプレート19、アンカーベースプレート20と、アンカーブロック19にシリンダ側を固定し、リリースプレート19にピストン側を固定した複数のクランピングシリンダ21と、アンカーブロック18の貫通孔18aにスライド可能に嵌挿され、プレッシャープレート17の貫通孔17aの下端部にスプリング22を介して接触させるグリップ23と、プレッシャープレート17の下面に上端部が固定され、アンカーブロック18を貫通し、リリースプレート19の上面に下端部が固定された複数の連結棒24と、アンカーブロック18に上端部が固定され、リリースプレート19を貫通し、アンカーベースプレート20に下端部が固定されたスペーサブロック25とからなっている。
昇降手段3は、下側グリッピング装置15Bのアンカーベースプレート20を固定ベースプレートとし、上側グリッピング装置15Aのアンカーベースプレート20を可動ベースプレートとして、前記固定ベースプレートに対してシリンダ側を固定し、前記可動ベースプレートに対してピストン側を固定した油圧ジャッキ26を設けたものからなり、油圧ジャッキ26のシリンダ側が外側支柱1の内側に固定されている。
この昇降手段3を図1の2段式の支柱に取り付けて内側支柱2を昇降させるには、PC鋼より線16を内側支柱2の上下端間に張り渡し、油圧ジャッキ26のシリンダ側を外側支柱1の内側に固定する。
内側支柱2を上昇させる場合には、下側グリッピング装置15Bのクランピングシリンダ21を縮めてグリップ23を、アンカーブロック18の貫通孔18aからスプリング22の弾性力に抗して抜き出して緩める。このとき、上側グリッピング装置15Aのクランピングシリンダ21は伸びていて、グリップ23は、アンカーブロック18の貫通孔18a内にスプリング22の弾性力により嵌挿されてPC鋼より線16を把持している。次いで、油圧ジャッキ26を伸ばすと、ストローク分だけ超重物28が吊り上げられる。次いで、上側グリッピング装置15Aのグリップ23を緩め、下側グリッピング装置15Bのグリップ23によりPC鋼より線16を把持し、油圧ジャッキ26を縮める。そして、下側グリッピング装置15Bのグリップ23を緩め、上側グリッピング装置15Aのグリップ23によりPC鋼より線16を把持し、油圧ジャッキ26を伸ばすことを繰り返し行う。これによって、内側支柱2を間歇的に上昇させることができる。
内側支柱2を下降させる場合には、上昇の場合と逆の操作をすれば良い。
上記昇降手段3によれば、プレッシャープレート17とリリースプレート19とがアンカーブロック18を貫通させた複数の連結棒24により一体的に上下動する機能を有するようにしたので、クランピングシリンダ21の伸縮によって、プレッシャープレート17とリリースプレート19とを同時に上下動させて、複数のグリップ23を強制的にアンカーブロック18の貫通孔18aに嵌挿させて、均一に各PC鋼より線16を把持させ、または、緩めることによって、内側支柱2を確実に昇降させることができる。
この発明の重量物昇降装置を示す正面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 この発明の重量物昇降装置の内側支柱を示す平面図である。 この発明の重量物昇降装置における昇降手段の動作説明図である。 内側支柱が上昇した、この発明の重量物昇降装置を示す正面図である。 傾き制御手段が設けられた、この発明の重量物昇降装置を示す部分正面図である。 この発明の他の重量物昇降装置を示す正面図である。 この発明の他の重量物昇降装置を示す平面図である。 昇降手段の配置を変えた、この発明の他の重量物昇降装置を示す平面図である。 昇降手段を示す断面図である。 昇降手段を構成するグリッピング装置を示す断面図である。 プレッシャープレートを示す平面図である。 グリップを示す斜視図である。 昇降させる支柱の周囲に設置された従来重量物昇降装置を示す斜視図である。 従来重量物昇降装置における支柱の連結部分を示す断面図である。
符号の説明
1:外側支柱
2:内側支柱
2B:中間支柱
2C:内側支柱
3、3A、3B:昇降手段
4:PC鋼より線
5:ジャッキ
6:第1把持手段
7:第2把持手段
8:車輪
9:ガイドレール
10:傾き制御手段
11:車輪
12:傾き制御ジャッキ
15:グリッピング装置
15A:下側グリッピング装置
15B:上側グリッピング装置
16:PC鋼より線
17:プレッシャープレート
17a:貫通孔
18:アンカーブロック
18a:貫通孔
19:リリースプレート
20:アンカーベースプレート
21:クランピングシリンダ
22:スプリング
23:グリップ
24:連結棒
25:スペーサブロック
26:油圧ジャッキ
31A:外側支柱
31B:中間支柱
31C:内側支柱
32:ガイドタワー
33:ガイド枠
34:ロッド
35:ジャッキ
36:ピン

Claims (7)

  1. 複数段の支柱が入れ子式に且つ昇降手段により昇降可能に組み立てられ、最内側の支柱に重量物が支持される重量物昇降装置において、
    前記昇降手段は、内側支柱の上下端間に張り渡された索体と、前記内側支柱に隣接する外側支柱に固定された伸縮可能なジャッキと、前記ジャッキの可動側に設けられる第1把持手段と、前記ジャッキの固定側に取り付けられる第2把持手段とを備え、前記ジャッキの伸張時に、前記第1把持手段は、前記索体を把持し、これと同時に前記第2把持手段は、前記索体の把持を解放し、前記ジャッキの縮小時に、前記第1把持手段は、前記索体の把持を解放し、これと同時に前記第2把持手段は、前記索体を把持し、かくして、前記ジャッキの伸縮によって前記内側支柱は、前記外側支柱に対して間歇的に昇降することを特徴とする重量物昇降装置。
  2. 前記昇降手段は、前記内側支柱を昇降させる前記索体を垂直に貫通させる複数の貫通孔をもつプレッシャープレート、アンカーブロック、リリースプレート、アンカーベースプレートと、アンカーブロックにシリンダ側を固定し、リリースプレートにピストン側を固定した複数のクランピングシリンダと、アンカーブロックの貫通孔にスライド可能に嵌挿し、プレッシャープレートの貫通孔下端部にスプリングを介して接触させるグリップと、プレッシャープレートの下面に上端部を固定し、アンカーブロックを貫通し、リリースプレートの上面に下端部を固定した複数の連結棒と、アンカーブロックに上端部を固定し、リリースプレートを貫通し、アンカーベースプレートに下端部を固定したスペーサブロックとを設けたものからなるグリッピング装置を、前記索体の長手方向の2箇所に設け、下側グリッピング装置のアンカーベースプレートを固定ベースプレートとし、上側グリッピング装置のアンカーベースプレートを可動ベースプレートとして、前記固定ベースプレートに対してシリンダ側を固定し、前記可動ベースプレートに対してピストン側を固定した油圧ジャッキを設けたジャッキ装置からなることを特徴とする、請求項1に記載の重量物昇降装置。
  3. 前記外側支柱と前記内側支柱との間にガイド手段が設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の重量物昇降装置。
  4. 前記ガイド手段は、前記外側支柱に設けられた車輪と、前記内側支柱の長手方向に設けられた、前記車輪が転動するガイドレールとからなることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の重量物昇降装置。
  5. 前記車輪は、前記ガイドレールに沿って摺動するスライド部材からなっていることを特徴とする、請求項4に記載の重量物昇降装置。
  6. 前記外側支柱に、前記内側支柱の傾きを制御する傾き制御手段が設けられ、前記傾き制御手段は、倒れ検知センサと傾き制御ジャッキとからなることを特徴とする、請求項1から5の何れか1つに記載の重量物昇降装置。
  7. 前記索体は、PC鋼より線またはロッドからなり、前記支柱は、多角柱からなることを特徴とする、請求項1から6の何れか1つに記載の重量物昇降装置。
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