JP6165504B2 - ジャッキ装置 - Google Patents

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本発明は、ジャッキ装置に関するものであり、特に、高層ビル解体工事などで使用する仮設屋根などの仮設備をジャッキダウンするのに好適なジャッキ装置に関するものである。
近年、高層ビル解体工事において安全、安心施工を目指し、上階の解体作業エリアを仮設屋根と外周養生で覆って、粉塵や騒音を防止しながら下階に向けて順次解体していく事例が増えている(例えば、特許文献1参照)。なお、これに関連して本特許出願人も特願2011−246606号に示すような技術を提案している。
図8Aおよび図8Bは、従来の仮設屋根および外周養生設備の設置例を示した図である。これらの図に示すように、仮設屋根1および外周養生設備2は、建物3の最上階を覆うように設けられ、天井クレーンの走行レール4を備える外周フレーム5を介して複数本のマスト6によって通常支持される。マスト6の上部は外周フレーム5に固定され、下部はクライミング装置7を介して建物3躯体側に支持される。
図9A〜図9Dは、このマスト6のクライミング装置7の構成例を示している。これらの図に示すように、このクライミング装置7は、円形鋼管からなるマスト6の外周に配置した上部ベース8と下部ベース9とを備え、各ベース8、9にはアウトリガー10、11が水平方向に出没自在にそれぞれ設けてある。アウトリガー10、11の先端には水平固定プレート12、13が設けてあり、躯体側の仮設受梁14などに固定可能である。上部ベース8と下部ベース9は油圧シリンダ15で連結してある。上部ベース8にはガイドローラ16が設けてあり、これに対向するマスト6外周面にはガイド17が設けてある。下部ベース9には油圧ユニット18が設けてある。本装置構成においては下部ベース9のアウトリガー11で垂直力を、上部と下部の2箇所のアウトリガー10、11で水平力を支持している。なお、本装置を、油圧シリンダ15からなる油圧ジャッキの代わりに電動ジャッキを用いて構成しても良い。
図10A〜図10Dは、このクライミング装置7によるマスト6のジャッキダウンの一例を示している。このクライミング装置7を用いたマスト6のジャッキダウンには、油圧シリンダ15からなる油圧ジャッキを用い、上部と下部のアウトリガー10、11に交互に荷重を受け替えながら尺取虫のように行うのが一般的である。
具体的には、図10Aに示すように、当該階フロアの解体が終了した後(Step0)、油圧シリンダ15を収縮して下部ベース9を僅かに引き上げて仮設受梁14との間に隙間をつくる(Step1)。この状態で下部アウトリガー11を格納する(Step2)。
次に、図10Bに示すように、油圧シリンダ15を伸長して下部ベース9を下方に降ろす(Step3)。続いて、下階の仮設受梁14の上で下部アウトリガー11を突出し(Step4)、仮設受梁14に据え付ける(Step5)。
次に、図10Cに示すように、油圧シリンダ15を伸長して上部ベース8を僅かに押し上げて仮設受梁14との間に隙間をつくり(Step6)、上部アウトリガー10を格納し(Step7)、油圧シリンダ15を収縮して上部ベース8を下方に降ろす(Step8)。
そして最後に、図10Dに示すように、下階の仮設受梁14の上で上部アウトリガー10を突出し(Step9)、仮設受梁14に据え付ける(Step10)。こうすることでマスト6の下方へのクライミングが終了する。
なお、上記のマスト6のクライミング装置7は、タワークレーンのマストのジャッキダウン機構を利用して構成することもできる。図11は、このジャッキダウン機構の動作例を示している。この図に示すように、本機構は、短いストロークのジャッキ20を採用しており、マスト6に設けた上桁21および下桁22を通じてマスト6にカンヌキ23、24を抜き差ししながら、マスト6をジャッキダウンする。なお、上桁21にはアウトリガー25が張り出しており、仮設受梁14に据え付けてある。
より具体的な動作手順としては、まず、上桁21側ではカンヌキ23が抜け、下桁22側ではカンヌキ24が入った状態とし(Step1)、ジャッキ20を伸長して下桁22をマスト6とともに下降させる(Step2)。続いて、上桁21側にカンヌキ23を入れて(Step3)、下桁22側からカンヌキ24を抜き(Step4)、ジャッキ20を収縮して下桁22だけを上方に引き上げる(Step5)。そして最後に、下桁22にカンヌキ24を入れて固定する(Step6)。
また、上記に関連する技術として、ワイヤで重量物を吊り下げて、ジャッキによりリフトアップまたはリフトダウンするようなときに使用されるジャッキ用チャック装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−69117号公報 特許第3872575号公報
しかしながら、上記の従来のマストのクライミングにおいては、以下のような課題があった。
図10A〜図10Dの例では、建物の階高に見合ったストロークを有する油圧シリンダからなる油圧ジャッキを使用することになるが、同一建物でも階によって階高が変わったり、他の建物の解体工事に転用した際に階高が異なると、ジャッキを交換しなければジャッキダウン動作ができなくなることから、ジャッキ装置としての汎用性が低い上に、ジャッキ交換に伴うコストアップが生じるおそれがある。
また、図11のタワークレーンのマストのジャッキダウン機構の例のように、短いストロークのジャッキを採用し、マストに設けた上桁、下桁にカンヌキを抜き差ししながらジャッキダウンする方式の場合には、カンヌキを抜き差しする機構の追加が生じたり、この図のStep3〜6のように、ジャッキダウン中にマストが下降しないジャッキの空動作も1サイクル毎に発生することから、装置のコストアップとジャッキダウン時間の延長にもつながるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、汎用性が高く、低コストでジャッキダウンが行えるジャッキ装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るジャッキ装置は、上下方向に延在する柱状体を昇降するジャッキ装置であって、前記柱状体の外周上側に設けた上部ベースと、前記柱状体の外周下側に設けた下部ベースと、前記上部ベースの上方の前記柱状体の外周に設けた反力ブラケットと、前記上部ベースを上下に貫通し、前記反力ブラケットと前記下部ベースとに保持された牽引索と、前記上部ベースの上側と下側とに相対して設けられた昇降機構とを備え前記昇降機構は、前記牽引索をチャッキング可能な第一チャック手段および第二チャック手段と、第一チャック手段と第二チャック手段の間に設けられ、第二チャック手段に対して第一チャック手段を昇降するジャッキ手段とからなることを特徴とする。
また、本発明に係る他のジャッキ装置は、上述した発明において、前記柱状体を下降する場合には、前記上部ベースの上側の前記昇降機構が吊り荷重を負担する一方、前記上部ベースを下層に盛り替える場合には、前記上部ベースの下側の前記昇降機構が吊り荷重を負担するように構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のジャッキ装置は、上述した発明において、前記上部ベースと前記下部ベースとの間の前記柱状体の外周に設けた中間ベースをさらに備え、前記牽引索は前記中間ベースを上下に貫通し、前記中間ベースの上側と下側の少なくとも一方に前記昇降機構を設けたことを特徴とする。
また、本発明に係る他のジャッキ装置は、上述した発明において、前記柱状体を下降する場合には、前記上部ベースと前記下部ベースと前記中間ベースのうち常にいずれか2つを介して水平荷重を負担するように構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のジャッキ装置は、上述した発明において、前記牽引索をPC鋼より線で構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る他のジャッキ装置は、上述した発明において、前記チャック手段は、一側面に円錐孔面を形成し、前記牽引索を挿通するための挿通孔を、円錐孔面に連通して穿設したチャックケースと、軸方向にすり割りを有するように複数割りした円錐形ウエッジとを有し、円錐孔面に円錐形ウエッジを嵌合して前記牽引索をチャッキングするように構成され、円錐形ウエッジを上下方向に移動させることでチャッキング状態を切換可能な解放ジャッキをさらに有し、前記ジャッキ手段は、前記牽引索が挿通された筒状のピストンロッドと、このピストンロッドを出没自在に収容するシリンダとからなることを特徴とする。
本発明によれば、上下方向に延在する柱状体を昇降するジャッキ装置であって、前記柱状体の外周上側に設けた上部ベースと、前記柱状体の外周下側に設けた下部ベースと、前記上部ベースの上方の前記柱状体の外周に設けた反力ブラケットと、前記上部ベースを上下に貫通し、前記反力ブラケットと前記下部ベースとに保持された牽引索と、前記上部ベースの上側と下側とに相対して設けられ、前記牽引索をチャッキング可能な第一チャック手段および第二チャック手段と、第一チャック手段と第二チャック手段の間に設けられ、第二チャック手段に対して第一チャック手段を昇降するジャッキ手段とからなる昇降機構とを備えるので、汎用性が高く、低コストでジャッキダウンを行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るジャッキ装置の実施例1を示す正面図である。 図2は、本発明に係るジャッキ装置に備わる昇降機構の構成を説明する図である。 図3は、本発明に係るジャッキ装置に備わる昇降機構による上昇動作を説明する図である。 図4Aは、本発明に係るジャッキ装置に備わる昇降機構による下降動作を説明する図である。 図4Bは、本発明に係るジャッキ装置に備わる昇降機構による下降動作を説明する図である。 図5Aは、本発明の実施例1のジャッキ装置によるマストのジャッキダウン動作を説明する図である。 図5Bは、本発明の実施例1のジャッキ装置によるマストのジャッキダウン動作を説明する図である。 図5Cは、本発明の実施例1のジャッキ装置によるマストのジャッキダウン動作を説明する図である。 図6は、本発明に係るジャッキ装置の実施例2を示す正面図である。 図7Aは、本発明の実施例2のジャッキ装置によるマストのジャッキダウン動作を説明する図である。 図7Bは、本発明の実施例2のジャッキ装置によるマストのジャッキダウン動作を説明する図である。 図8Aは、従来の仮設屋根および外周養生設備の設置例を示した斜視図である。 図8Bは、従来の仮設屋根および外周養生設備の設置例を示した正面断面図である。 図9Aは、従来のマストのクライミング装置の構成例を示す正面図である。 図9Bは、従来のマストのクライミング装置の構成例を示す側面図である。 図9Cは、従来のマストのクライミング装置の構成例を示す横断面図であり、図9BのA−A線に沿った図である。 図9Dは、従来のマストのクライミング装置の構成例を示す横断面図であり、図9BのB−B線に沿った図である。 図10Aは、従来のクライミング装置によるマストのジャッキダウン動作例を示す図である。 図10Bは、従来のクライミング装置によるマストのジャッキダウン動作例を示す図である。 図10Cは、従来のクライミング装置によるマストのジャッキダウン動作例を示す図である。 図10Dは、従来のクライミング装置によるマストのジャッキダウン動作例を示す図である。 図11は、従来のタワークレーンのマストのジャッキダウン機構の動作例を示す図である。
以下に、本発明に係るジャッキ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例では建物解体工事におけるマストのジャッキダウンに適用する場合を例にとり説明するが、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(実施例1)
まず、本発明の実施例1のジャッキ装置について説明する。
図1に示すように、本発明の実施例1に係るジャッキ装置100は、上下方向に延在する円形鋼管のマスト30(柱状体)を昇降するものであって、マスト30の外周上側に設けた上部ベース32と、マスト30の外周下側に設けた下部ベース34と、上部ベース32の上方のマスト30の外周に設けた反力ブラケット36と、上部ベース32の上側と下側とに相対して設けた一対の昇降機構38と、マスト30の左右両側で上下に配設された2本のPC鋼より線40(牽引索)とを備える。
PC鋼より線40は、上部ベース32に設けた昇降機構38を介して上下に貫通し、その端部は反力ブラケット36と下部ベース34とにそれぞれ設けたチャック装置42、44に保持されている。このチャック装置42、44は、周知の円錐形ウエッジを収容するチャックケース46と、チャックケース46の外側に設けられ、円錐形ウエッジを上下方向に移動させることでチャッキング状態を切換可能なチャック解放ジャッキ48とから構成されている。
上部ベース32および下部ベース34は上記の従来と同様の構成であり、水平方向に出没自在な上部アウトリガー50および下部アウトリガー52をそれぞれ格納可能に構成してある。各アウトリガー50、52の先端は、図示しない水平固定プレートを介して躯体側の仮設受梁14に据付可能にしてある。上部ベース32の内側にはガイドローラ54が設けてあり、これに対向するマスト30外周には図示しないガイドが設けてあり、昇降時にこのガイドに案内されるようになっている。なお、下部ベース34はマスト下端部56と一体化してある。
昇降機構38は、上部ベース32から遠い側に配置され、PC鋼より線40をチャッキング可能な引込側チャック装置58(第一チャック手段)と、上部ベース32に近い側に配置される盛替側チャック装置60(第二チャック手段)と、2つのチャック装置58、60の間に設けられ、盛替側チャック装置60に対して引込側チャック装置58を昇降するジャッキ手段としての中空筒状のセンターホールジャッキ(登録商標)62とを有している。
盛替側チャック装置60は、上部ベース32に固定された筒状のラムチェア64内に配置されている。ラムチェア64は、盛替側チャック装置60のチャッキング用スペースを確保するために設けてある。各チャック装置58、60は、チャックケース66と、チャック解放ジャッキ68(解放ジャッキ)とから構成されている。
図2は、昇降機構38の構成を詳細に説明したものである。なお、説明の都合上、この図に示される昇降機構38ではPC鋼より線40の下端に重量物Wが吊り下げられた状態のものが示されている。
この図に示すように、各チャック装置58、60は、一側面に円錐孔面70を形成し、PC鋼より線40を挿通するための挿通孔72を、円錐孔面70に連通して穿設したチャックケース66と、軸方向にすり割りを有するように複数割りした円錐形ウエッジ74とを有し、円錐孔面70に円錐形ウエッジ74を嵌合してPC鋼より線40をチャッキングするように構成されている。ここで、円錐形ウエッジ74は上方のコイルばね76により下方向に付勢されている。
各チャック装置58、60は、チャック解放ジャッキ68を備えており、このジャッキ68が円錐形ウエッジ74を上下方向に移動させることでチャッキング状態を強制的に切り換え可能にしてある。このチャック解放ジャッキ68は、ロッド68aとシリンダ68bとからなり、シリンダ68bには2つのオイル口68c、68dが設けてある。ロッド68aはこれらオイル口68c、68dからの油圧により上動して円錐形ウエッジ74を押し上げ、チャッキングを解除するように構成されている。シリンダ68bはその上部でチャックケース66と連結している。
センターホールジャッキ62は、内部にPC鋼より線40が挿通された筒状のピストンロッド62aと、このピストンロッド62aを出没自在に収容するシリンダ62bとからなる。シリンダ62bには2つのオイル口62c、62dが設けてある。ピストンロッド62aの上端は、チャック解放ジャッキ68のシリンダ68b下部と連結している。ピストンロッド62aはこれらオイル口からの油圧により上動して引込側チャック装置58を押し上げるようになっている。シリンダ62bはその下部でラムチェア64の上端と連結している。
[昇降機構による上昇動作]
この昇降機構38による上昇動作について図3を参照しながら説明する。図3は、この昇降機構38による上昇動作を説明する図である。
図3に示すように、まずリフトアップ開始時においては、引込側チャック装置58ではPC鋼より線40をチャッキングしており、盛替側チャック装置60ではチャッキングは解除されている(Step1)。この状態でセンターホールジャッキ62のオイル口62dにオイルを圧入してピストンロッド62aを長さLだけ上方に伸長する(Step2)。PC鋼より線40をチャッキングしている引込側チャック装置58が上昇することで、下端の重量物Wが長さLだけリフトアップされる。次に、オイルを抜き取りピストンロッド62aを収縮させる(Step3)。ピストンロッド62aとともに引込側チャック装置58が下降することで、引込側チャック装置58によるチャッキングが解除される。一方、盛替側チャック装置60はチャッキング状態となる。以後Step1〜3を繰り返すことで重量物Wがリフトアップされる。
[昇降機構による下降動作]
次に、昇降機構38による下降動作について図4Aおよび図4Bを参照しながら説明する。図4Aおよび図4Bは、昇降機構による下降動作を説明する図である。
図4Aに示すように、まず盛替側チャック装置60のチャック解放ジャッキ68のオイルを抜いて円錐形ウエッジ74を下降させ、盛替側チャック装置60側をチャッキング状態にする(Step1)。次に、センターホールジャッキ62のオイルを抜いてピストンロッド62aを僅かに収縮させる(Step2)。こうすることで、引込側チャック装置58によるチャッキングが解除され、チャッキング状態の盛替側チャック装置60側に吊り重量がかかる。
次に、引込側チャック装置58のチャック解放ジャッキ68にオイルを圧入して、引込側チャック装置58によるチャッキングを強制的に解除する(Step3)。この状態で、センターホールジャッキ62にオイルを圧入してピストンロッド62aを伸長する(Step4)。
次に、図4Bに示すように、引込側チャック装置58のチャック解放ジャッキ68からオイルを抜いて、引込側チャック装置58をチャッキング状態にする(Step5)。この状態で、センターホールジャッキ62にオイルを圧入してピストンロッド62aを僅かに伸長する(Step6)。ここで、ピストンロッド62aの最大ストロークを200mmとした場合には、図4AのStep4のストロークを175mmとし、図4BのStep6のストロークを15mmとしてもよい。このStep6のロッド伸長により、盛替側チャック装置60のチャッキングが解除されて、吊り重量がチャッキング状態の引込側チャック装置58で支持されるようになる。
次に、盛替側チャック装置60側にオイルを圧入してこの位置でのチャッキングを強制的に解除する(Step7)。そして最後に、センターホールジャッキ62からオイルを抜いてピストンロッド62aを収縮する(Step8)。この場合のストロークを165mmとしてもよい。チャッキング状態の引込側チャック装置58がピストンロッド62aとともに下降することで、PC鋼より線49が引き下げられ、重量物Wがリフトダウンする。
[本実施例1のジャッキ装置によるジャッキダウン手順]
次に、本実施例1のジャッキ装置によるジャッキダウン手順について、高層建物解体工事における仮設屋根を支持するマストのジャッキダウンを行う場合を例にとり図5A〜図5Cを参照しながら説明する。
図5Aに示すように、当該階フロアの解体工事が終了した状態において(Step0)、上側の昇降機構38による上昇動作を行い、PC鋼より線40を引き上げる(Step1)。こうすることで下部ベース34とともにマスト30が上昇する。ここで、垂直荷重は上部アウトリガー50を介して仮設受梁14に支持されている。続いて、下部アウトリガー52を収縮して下部ベース34に格納する(Step2)。次に、上側の昇降機構38による下降動作を行い、PC鋼より線40を引き下げる(Step3)。こうすることで下部ベース34とともにマスト30が下降する。
次に、図5Bに示すように、下部アウトリガー52を伸長し突出させ(Step4)、下部アウトリガー52を仮設受梁14に据え付け固定する(Step5)。
次に、下側の昇降機構38による上昇動作を行い、上部アウトリガー50を上昇させる(Step6)。ここで、上部アウトリガー50の重量はPC鋼より線40を介して反力ブラケット36に支持される。また、垂直荷重は下部アウトリガー52を介して仮設受梁14に支持される。次に、上部アウトリガー50を収縮して上部ベース32に格納する(Step7)。
次に、図5Cに示すように、下側の昇降機構38による下降動作を行い、上部ベース32を下降させた後(Step8)、上部アウトリガー50を突出させ(Step9)、上部アウトリガー50を仮設受梁14に据え付け固定する(Step10)。こうすることでマスト30をジャッキダウンすることができる。以後、解体工事の進捗に応じてStep0〜10を繰り返す。
上記のジャッキダウン手順において、マスト30を下降する場合には(Step0〜5の工程)、上部ベース32の上側の昇降機構38が吊り荷重を負担することになる。一方、上部ベース32を下層に盛り替える場合には(Step6〜10の工程)、上部ベース32の下側の昇降機構38が吊り荷重を負担することになる。
このように、本実施例1のジャッキ装置によれば、従来のようにジャッキ交換の手間が掛からず、カンヌキ等の機構を追加する必要もないので、低コストでジャッキダウンを行うことができるという効果を奏する。また、解体する建物に合わせて仮設養生設備の自重が変化しても、センターホールジャッキの能力、PC鋼より線の太さ等を変えることで容易に対応可能である。また、PC鋼より線の長さを変えることで様々な階高に柔軟に対応可能である。こうした自由度(汎用性)が高いことも、本実施例1のジャッキ装置の特長の一つである。
また、本実施例1によれば、連続的にジャッキダウン動作が行えるので、上記の従来のカンヌキ方式の装置(図11を参照)よりもジャッキダウン時間は短いものとなる。また、カンヌキ機構も不要であることから装置の低コスト化につながる。
さらに、本実施例1では、上部ベースのガイドローラーのガタ等の影響で上部アウトリガーと下部アウトリガーの芯ズレが生じた状態で躯体に設置してあっても、PC鋼より線のような牽引索を採用していることから、上記の従来のロッド型のジャッキ装置(図10A〜図10Dを参照)よりも追従動作に優れている。
さらに、本実施例1では、センターホールジャッキ等においてレンタル対応の普及型のジャッキ機器を使用可能であることから、装置コストの削減を図れる。特に、高層建物を仮設養生設備で覆って解体する従来型のシステムにおいては、機械のコスト上、ジャッキ部分の占める割合は大きい。したがって、ジャッキダウン作業を伴う建物解体システムに対して、低コストでジャッキダウンできる本実施例1のジャッキ装置を適用すれば、低コストでシステムを構築することも可能である。
以上説明したように、本実施例1によれば、上下方向に延在する柱状体を昇降するジャッキ装置であって、前記柱状体の外周上側に設けた上部ベースと、前記柱状体の外周下側に設けた下部ベースと、前記上部ベースの上方の前記柱状体の外周に設けた反力ブラケットと、前記上部ベースを上下に貫通し、前記反力ブラケットと前記下部ベースとに保持された牽引索と、前記上部ベースの上側と下側とに相対して設けられ、前記牽引索をチャッキング可能な第一チャック手段および第二チャック手段と、第一チャック手段と第二チャック手段の間に設けられ、第二チャック手段に対して第一チャック手段を昇降するジャッキ手段とからなる昇降機構とを備えるので、汎用性が高く、低コストでジャッキダウンを行うことができる。なお、マストのジャッキアップについても上記のジャッキダウン手順とは逆手順で行うことができ、上記と同様の効果を奏することができる。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2のジャッキ装置について説明する。
従来の仮設屋根1は、図8Aおよび図8Bに示されるように、外周フレーム5を介して複数本のマスト6によって支持される。マスト6の上部は外周フレーム5に固定され、下部はクライミング装置7を介して建物3躯体側に支持される。
これを上記の実施例1に置き換えた場合、マスト30(マスト6)の上部は外周フレーム5に固定され、下部はクライミング装置7の代わりにジャッキ装置100を介して建物3躯体側に支持されることになる。このジャッキ装置100ではジャッキ動作中のマスト30の反力を1段で受ける。例えば、図5A、図5BのStep1〜4では、マスト30の荷重は上部ベース32のアウトリガー50を介して仮設受梁14に支持され、図5B、図5CのStep6〜9では、下部ベース34のアウトリガー52を介して仮設受梁14に支持されるという具合に、ジャッキ動作中の各Stepにおいてマスト30の反力を1段で受けている。
このような場合において、風荷重、地震荷重等による水平荷重に抗するためには、マスト30と仮設屋根1の結合部を剛構造にする必要がある。剛構造にするにあたり、仮設屋根1をトラス構造としその上弦材、下弦材をマスト30と結合すると、鋼材量の増大等から仮設屋根1を含む仮設養生設備の自重も増し、マスト、建物躯体への荷重負担も増えるおそれがある。
そこで、本実施例2のジャッキ装置では、マスト、建物躯体への荷重負担の増大を招かぬようジャッキ昇降動作中の風荷重、地震荷重等による水平荷重に対する抵抗性能を向上させた構成を提供する。具体的には、本実施例2のジャッキ装置は、上記の実施例1のジャッキ装置100において、上部ベースと下部ベースの間に中間ベースを設け、ジャッキ昇降動作中のマストの反力が上部、下部、中間ベースのいずれか2つを介して常に上下2段で支持されるようにしている。このため本実施例2によれば、反力を1段で受ける上記の実施例1に比べてジャッキ昇降動作中の水平荷重に対する抵抗性能が向上するので、仮設屋根とマストの接合部の負担や仮設養生設備の重量の増大に起因するマスト、躯体への荷重負担の増大を招くような事態を回避することができる。
以下に、本実施例2のジャッキ装置の構成および動作についてより具体的に説明する。
図6に示すように、本発明の実施例2に係るジャッキ装置200は、上記の実施例1において、上部ベース32と下部ベース34との間のマスト30の外周に設けた中間ベース78をさらに備えている。中間ベース78の下側の左右には昇降機構38が設けてある。
PC鋼より線40は、上部ベース32および中間ベース78に設けた昇降機構38を介して上下に貫通し、その端部は反力ブラケット36と下部ベース34とにそれぞれ設けたチャック装置42、44に保持されている。このチャック装置42、44は、上記の実施例1と同様に、チャックケース46とチャック解放ジャッキ48とから構成されている。
上部ベース32および下部ベース34は上記の実施例1と同様の構成であり、水平方向に出没自在な上部アウトリガー50および下部アウトリガー52をそれぞれ格納可能に構成してある。また、中間ベース78は上部ベース32と同様の構造となっており、水平方向に出没自在な中間アウトリガー51を格納可能に構成してある。各アウトリガー50、51、52の先端は、図示しない水平固定プレートを介して躯体側の仮設受梁14に据付可能にしてある。上部ベース32、中間ベース78の内側にはガイドローラ54がそれぞれ設けてあり、これに対向するマスト30外周には図示しないガイドが設けてあり、昇降時にこのガイドに案内されるようになっている。なお、下部ベース34はマスト下端部56と一体化してある。
上部ベース32における昇降機構38は、上部ベース32から遠い側に配置された引込側チャック装置58(第一チャック手段)と、上部ベース32に近い側に配置される盛替側チャック装置60(第二チャック手段)と、2つのチャック装置58、60の間に設けたジャッキ手段としての中空筒状のセンターホールジャッキ(登録商標)62とを有している。
中間ベース78における昇降機構38も同様に、中間ベース78から遠い側に配置された引込側チャック装置58(第一チャック手段)と、中間ベース78に近い側に配置される盛替側チャック装置60(第二チャック手段)と、2つのチャック装置58、60の間に設けたジャッキ手段としての中空筒状のセンターホールジャッキ(登録商標)62とを有している。
盛替側チャック装置60は、上部ベース32に固定された筒状のラムチェア64内に配置されている。ラムチェア64は、盛替側チャック装置60のチャッキング用スペースを確保するために設けてある。各チャック装置58、60は、チャックケース66と、チャック解放ジャッキ68(解放ジャッキ)とから構成されている。
昇降機構38の構成、昇降機構による上昇動作および下降動作については、上記の実施例1で説明したものと同様であるので、詳細な説明を省略する。
[本実施例2のジャッキ装置によるジャッキダウン手順]
次に、本実施例2のジャッキ装置によるジャッキダウン手順について、高層建物解体工事における仮設屋根を支持するマストのジャッキダウンを行う場合を例にとり図7Aおよび図7Bを参照しながら説明する。なお図中、符号Vは垂直荷重の支持位置を示し、符号Hは水平荷重の支持位置を示している。
図7Aに示すように、当該階フロアの解体工事が終了した状態において(Step1)、上部ベース32上側の昇降機構38による上昇動作を行い、PC鋼より線40を僅かに引き上げる(Step2)。こうすることで下部ベース34とともにマスト30が僅かに上昇する。続いて、下部アウトリガー52を収縮して下部ベース34に格納した後、上部ベース32上側の昇降機構38による下降動作を行い、PC鋼より線40を引き下げる(Step3)。こうすることで下部ベース34とともにマスト30が下降する。次に、下部アウトリガー52を伸長し突出させ、下部アウトリガー52を仮設受梁14に据え付け固定する(Step4)。ここで、Step2〜4の昇降動作においては、符号H、Vの位置で示されるように、垂直荷重は常に上部アウトリガー50を介して仮設受梁14に支持された状態、水平荷重は常に上部アウトリガー50と中間アウトリガー51を介して仮設受梁14に支持された状態となっている。
次に、図7Bに示すように、垂直荷重の負担先を下部アウトリガー52側の仮設受梁14に移行させた後、上部ベース32下側の昇降機構38による上昇動作を行って上部ベース32を僅かに上昇させ、上部アウトリガー50を収縮して上部ベース32に格納する(Step5)。続いて、上部ベース32下側の昇降機構38による下降動作を行って上部ベース32を下降させた後(Step6)、上部アウトリガー50を突出させる(Step7)。
次に、中間ベース78を上部ベース32の場合と同様にして下層に盛り替える。より具体的には、上部アウトリガー50を仮設受梁14に据え付け固定した後、中間ベース78下側の昇降機構38による上昇動作を行って中間ベース78を僅かに上昇させ、中間アウトリガー51を収縮して中間ベース78に格納する。続いて、中間ベース78下側の昇降機構38による下降動作を行って中間ベース78を下降させた後、中間アウトリガー51を突出させ、中間アウトリガー51を仮設受梁14に据え付け固定する(Step8)。以後、解体工事の進捗に応じてStep1〜8を繰り返す。こうすることで、マスト30を上部ベース32、中間ベース34、下部ベース78のうち常にいずれか2つを介して水平荷重を支持しながらジャッキダウンすることができる。
ここで、Step5〜7の昇降動作においては、符号H、Vの位置で示されるように、垂直荷重は常に下部アウトリガー52を介して仮設受梁14に支持された状態、水平荷重は常に中間アウトリガー51と下部アウトリガー52を介して仮設受梁14に支持された状態となっている。また、Step8の昇降動作においては、垂直荷重は常に下部アウトリガー52を介して仮設受梁14に支持された状態、水平荷重は常に上部アウトリガー50と下部アウトリガー52を介して仮設受梁14に支持された状態となっている。
このように、本実施例2のジャッキ装置によれば、上記の実施例1と同様に、低コストでジャッキダウンを行うことができるといった効果に加え、反力を1段で受ける上記の実施例1に比べてジャッキ昇降動作中の風荷重、地震荷重等による水平荷重に対する抵抗性能が向上するので、仮設屋根とマストの接合部の負担や仮設養生設備の重量の増大に起因するマスト、躯体への荷重負担の増大を招くような事態を回避することができるという効果を奏する。また、解体する建物に合わせて仮設養生設備の自重が変化しても、センターホールジャッキの能力、PC鋼より線の太さ等を変えることで容易に対応可能である。また、PC鋼より線の長さを変えることで様々な階高に柔軟に対応可能である。なお、マストのジャッキアップについても上記のジャッキダウン手順とは逆手順で行うことができ、上記と同様の効果を奏することができる。
以上のように、本発明に係るジャッキ装置は、重量物を低コストでジャッキダウンするのに有用であり、特に、高層ビル解体工事などで使用する仮設屋根などの仮設備を支えるマストなどの柱状体をジャッキダウンするのに適している。
14 仮設受梁
30 マスト(柱状体)
32 上部ベース
34 下部ベース
36 反力ブラケット
38 昇降機構
40 PC鋼より線(牽引索)
42,44 チャック装置
46 チャックケース
48 チャック解放ジャッキ
50 上部アウトリガー
51 中間アウトリガー
52 下部アウトリガー
54 ガイドローラ
56 マスト下端部
58 引込側チャック装置(第一チャック手段)
60 盛替側チャック装置(第二チャック手段)
62 センターホールジャッキ(ジャッキ手段)
62a ピストンロッド
62b シリンダ
62c,62d オイル口
64 ラムチェア
66 チャックケース
68 チャック解放ジャッキ(解放ジャッキ)
70 円錐孔面
72 挿通孔
74 円錐形ウエッジ
76 コイルばね
78 中間ベース
68a ロッド
68b シリンダ
68c,68d オイル口
100,200 ジャッキ装置

Claims (6)

  1. 上下方向に延在する柱状体を昇降するジャッキ装置であって、
    前記柱状体の外周上側に設けた上部ベースと、前記柱状体の外周下側に設けた下部ベースと、前記上部ベースの上方の前記柱状体の外周に設けた反力ブラケットと、
    前記上部ベースを上下に貫通し、前記反力ブラケットと前記下部ベースとに保持された牽引索と、
    前記上部ベースの上側と下側とに相対して設けられた昇降機構とを備え
    前記昇降機構は、前記牽引索をチャッキング可能な第一チャック手段および第二チャック手段と、第一チャック手段と第二チャック手段の間に設けられ、第二チャック手段に対して第一チャック手段を昇降するジャッキ手段とからなることを特徴とするジャッキ装置。
  2. 前記柱状体を下降する場合には、前記上部ベースの上側の前記昇降機構が吊り荷重を負担する一方、
    前記上部ベースを下層に盛り替える場合には、前記上部ベースの下側の前記昇降機構が吊り荷重を負担するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のジャッキ装置。
  3. 前記上部ベースと前記下部ベースとの間の前記柱状体の外周に設けた中間ベースをさらに備え、前記牽引索は前記中間ベースを上下に貫通し、前記中間ベースの上側と下側の少なくとも一方に前記昇降機構を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のジャッキ装置。
  4. 前記柱状体を下降する場合には、前記上部ベースと前記下部ベースと前記中間ベースのうち常にいずれか2つを介して水平荷重を負担するように構成したことを特徴とする請求項3に記載のジャッキ装置。
  5. 前記牽引索をPC鋼より線で構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のジャッキ装置。
  6. 前記チャック手段は、一側面に円錐孔面を形成し、前記牽引索を挿通するための挿通孔を、円錐孔面に連通して穿設したチャックケースと、軸方向にすり割りを有するように複数割りした円錐形ウエッジとを有し、円錐孔面に円錐形ウエッジを嵌合して前記牽引索をチャッキングするように構成され、円錐形ウエッジを上下方向に移動させることでチャッキング状態を切換可能な解放ジャッキをさらに有し、
    前記ジャッキ手段は、前記牽引索が挿通された筒状のピストンロッドと、このピストンロッドを出没自在に収容するシリンダとからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のジャッキ装置。
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