JP2016045040A - 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法 - Google Patents

原子炉格納容器内の重量物の取扱方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016045040A
JP2016045040A JP2014168599A JP2014168599A JP2016045040A JP 2016045040 A JP2016045040 A JP 2016045040A JP 2014168599 A JP2014168599 A JP 2014168599A JP 2014168599 A JP2014168599 A JP 2014168599A JP 2016045040 A JP2016045040 A JP 2016045040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heavy
lifting
jack
stage
containment vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014168599A
Other languages
English (en)
Inventor
茂佳 大森
Shigeyoshi Omori
茂佳 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei Dengyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Taihei Dengyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taihei Dengyo Kaisha Ltd filed Critical Taihei Dengyo Kaisha Ltd
Priority to JP2014168599A priority Critical patent/JP2016045040A/ja
Publication of JP2016045040A publication Critical patent/JP2016045040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

【課題】原子炉格納容器内の原子炉容器等の重量物を、クレーンガーダを使用することなく撤去および据え付けることができる、重量物の取扱方法を提供する。
【解決手段】原子炉容器4の設置位置の作業床3上に、4基の伸縮式重量物昇降装置5を設置位置を取り囲むように組み立て、隣接する重量物昇降装置5の頂部間にジャッキ受け梁6を張り渡し、ジャッキ受け梁6にセンターホールジャッキ7を介して昇降ステージ8を設置し、原子炉格納容器1内に原子炉容器4を据え付ける際には、原子炉容器4を原子炉格納容器1外から作業床3上に横倒しの状態で搬入し、原子炉容器4と昇降ステージ8とを連結し、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を上昇させ、原子炉容器4を作業床3上に立て起こし、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を下降させ、原子炉容器4を設置位置に吊り下ろし、据え付ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法、特に、原子炉格納容器内に設置された重量物をポーラクレーンに補助トロリを設置することなく容易に据え付け、あるいは、撤去することができる、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法に関するものである。
原子炉格納容器内に重量物としての蒸気発生器を据え付ける方法が特許文献1に開示されている。以下、この据え付け方法を従来技術といい、図面を参照しながら説明する。
図15は、従来技術による蒸気発生器の据え付け方法を示す断面図である。
図15に示すように、従来技術は、原子炉格納容器21内に設置されたポーラクレーン22のクレーンガーダ23上に、ワイヤ巻取機24が搭載された既設トロリ25以外に、センターホールジャッキ26およびストランド巻取機27とが搭載された補助トロリ28を新たに設置し、既設トロリ25と補助トロリ28とを使用して蒸気発生器29を据え付ける方法である。
上記従来技術により蒸気発生器29を据え付けるには、先ず、図中、一点鎖線で示すように、補助トロリ28のセンターホールジャッキ26に取り付けた吊ビーム30を、原子炉格納容器21内の蒸気発生器29の上部のトラニオン31に連結するとともに、既設トロリ25の吊りフック32を蒸気発生器29の下部の吊り金具33に連結する。蒸気発生器29は、原子炉格納容器21の作業床34上に搬入された台車35上に横倒しされている。
次いで、補助トロリ28のセンターホールジャッキ26と既設トロリ25のワイヤ巻取機24とにより、台車35上に横倒しされた蒸気発生器29を水平状態で吊り上げ、この後、台車35を原子炉格納容器21外に退出させる。
次いで、蒸気発生器29をそのまま立て起こしても、蒸気発生器29の最下部が作業床34に触れない高さになるまで、補助トロリ28のセンターホールジャッキ26と既設トロリ25のワイヤ巻取機24とを操作する。
次いで、既設トロリ25を補助トロリ28側に、吊りフック32がほぼ鉛直になるまで移動させ、補助トロリ28のセンターホールジャッキ26を操作して、蒸気発生器29を立て起こす。
次いで、吊りフック32を吊り金具33から切り離し、蒸気発生器29を鉛直に吊り下げた状態でクレーンガータ23の旋回と補助トロリ28の横行とによって蒸気発生器29を据え付け位置の真上まで移動させる。
そして、補助トロリ28のセンターホールジャッキ26により蒸気発生器29を吊り下ろして、図中、一点鎖線で示すように蒸気発生器29を原子炉格納容器21内に据え付ける。
特許第3053547号公報 特開2009−102972号公報 特許第2828430号公報
上述した従来技術は、以下のような問題を有していた。
原子炉格納容器21内の重量物としての原子炉容器は、蒸気発生器29に比べて重量があるので、従来技術では取り扱うことができないおそれがある。これは、補助トロリ28の吊り上げ能力を増強しても、クレーンガーダ23自体の強度が不足するためである。
従って、この発明の目的は、原子炉格納容器内の原子炉容器等の重量物を、クレーンガーダを使用することなく撤去および据え付けることができる、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法において、前記重量物の設置位置の前記原子炉格納容器内の作業床上に、複数基の伸縮式重量物昇降装置を前記設置位置を取り囲むようにそれぞれ対向させて組み立て、隣接する前記重量物昇降装置の頂部間にジャッキ受け梁を張り渡し、前記ジャッキ受け梁にセンターホールジャッキを介して昇降ステージを設置し、前記原子炉格納容器内に前記重量物を据え付ける際には、前記重量物を前記原子炉格納容器外から前記作業床上に横倒しの状態で搬入し、次いで、前記重量物と前記昇降ステージとを連結し、次いで、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを上昇させて、前記重量物を前記作業床上に立て起こし、そして、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを下降させて、前記重量物を前記設置位置に吊り下ろし、据え付けることに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法において、前記重量物の設置位置の前記原子炉格納容器内の作業床上に、複数基の伸縮式重量物昇降装置を前記設置位置を取り囲むようにそれぞれ対向させて組み立て、隣接する前記重量物昇降装置の頂部間にジャッキ受け梁を張り渡し、前記ジャッキ受け梁にセンターホールジャッキを介して昇降ステージを設置し、前記原子炉格納容器内から前記重量物を撤去する際には、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを下降させて、前記重量物と前記昇降ステージとを連結し、次いで、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを上昇させて、前記重量物を前記作業床上に吊り上げ、次いで、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを下降させながら前記重量物を前記作業床上に横倒しし、そして、前記重量物を前記原子炉格納容器外に搬出することに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記重量物と前記昇降ステージとを吊り板を介して、前記重量物が前記吊り板との連結部を中心として自在に旋回するように取り付けることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記重量物は、原子炉容器であることに特徴を有するものである。
この発明によれば、原子炉格納容器内に設置された原子炉容器等の重量物をポーラクレーンに補助トロリを設置することなく容易に据え付け、あるいは、撤去することができる。
この発明により原子炉容器を据え付ける際の、作業床上に横倒しされた原子炉容器を立て起こすまでの状態を示す正面図である。 この発明により原子炉容器を据え付ける際の、作業床上に横倒しされた原子炉容器を立て起こすまでの状態を示す側面図である。 この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を作業床上に立て起こした状態を示す正面図である。 この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を作業床上に立て起こした状態を示す側面図である。 この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を設置位置に吊り下ろした状態を示す正面図である。 この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を設置位置に吊り下ろした状態を示す側面図である。 重量物昇降装置を示す正面図である。 重量物昇降装置を示す平面図である。 この発明により原子炉容器を撤去する際の、原子炉容器と昇降ステージとを連結した状態を示す正面図である。 この発明により原子炉容器を撤去する際の、原子炉容器と昇降ステージとを連結した状態を示す側面図である。 この発明により原子炉容器を撤去する際の、原子炉容器を作業床上に吊り上げた状態を示す正面図である。 この発明により原子炉容器を撤去する際の、原子炉容器を作業床上に吊り上げた状態を示す側面図である。。 この発明により原子炉容器を撤去する際の、原子炉容器を作業床上に横倒しする状態を示す正面図である。 この発明により原子炉容器を撤去する際の、原子炉容器を作業床上に横倒しする状態を示す側面図である。 従来技術による蒸気発生器の据え付け方法を示す断面図である。
この発明の、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法の一実施態様を、重量物として原子炉容器を例に挙げて、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明により原子炉容器を据え付ける際の、作業床上に横倒しされた原子炉容器を立て起こすまでの状態を示す正面図、図2は、この発明により原子炉容器を据え付ける際の、作業床上に横倒しされた原子炉容器を立て起こすまでの状態を示す側面図、図3は、この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を作業床上に立て起こした状態を示す正面図、図4は、この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を作業床上に立て起こした状態を示す側面図、図5は、この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を設置位置に吊り下ろした状態を示す正面図、図6は、この発明により原子炉容器を据え付ける際の、原子炉容器を設置位置に吊り下ろした状態を示す側面図である。
図1から図6において、1は、原子炉格納容器、2は、原子炉格納容器1内に設置されたポーラクレーン、3は、原子炉格納容器1内の作業床、4は、原子炉容器、5は、伸縮式重量物昇降装置である。重量物昇降装置5は、原子炉容器4の設置位置の周囲の作業床3上にそれぞれ対向させて4基、組み立てられている。なお、重量物昇降装置5の設置台数は、4基に限定されない。6は、隣接する重量物昇降装置5の頂部間に張り渡された一対のジャッキ受け梁、7は、ジャッキ受け梁6に設置されたセンターホールジャッキである。センターホールジャッキ7は、各ジャッキ受け梁6の内側に2台、計4台設置されている。8は、センターホールジャッキ7により間欠的に昇降する昇降ステージである。
重量物昇降装置2としては、例えば、特許文献2に開示されている重量物昇降装置を使用する。以下、重量物昇降装置2を、図面を参照しながら説明する。
図7は、重量物昇降装置を示す正面図、図8は、重量物昇降装置を示す平面図である。
図7および図8に示すように、重量物昇降装置5は、外側支柱9A、中間支柱9B、内側支柱9Cが入れ子式に且つそれぞれ複数台の外側昇降手段10A、内側昇降手段10Bにより昇降可能に組み立てられ、内側支柱9Cの頂部間に上述したジャッキ受け梁6が張り渡されている。
外側昇降手段10Aおよび内側昇降手段10Bは、例えば、特許文献3に開示されたセンターホールジャッキからなっている。このジャッキについては、後述する。
外側昇降手段10Aは、中間支柱9Bの上下端間に張り渡された外側ストランド11Aと、外側支柱9Aに固定された、油圧ポンプにより伸縮可能な外側ジャッキ本体12Aとからなっている。外側ジャッキ本体12Aは、可動側に設けられる第1把持手段と、外側ジャッキ本体12Aの固定側に取り付けられる第2把持手段とを備え、外側ジャッキ本体12Aの伸張時に、前記第1把持手段は、外側ストランド11Aを把持し、これと同時に前記第2把持手段は、外側ストランド11Aの把持を解放し、一方、外側ジャッキ本体12Aの縮小時に、前記第1把持手段は、外側ストランド11Aの把持を解放し、これと同時に前記第2把持手段は、外側ストランド11Aを把持し、かくして、外側ジャッキ本体12Aの伸縮によって内側支柱9Bは、外側支柱9Aに対して内側支柱9Cと共に間歇的に昇降する。
内側昇降手段10Bは、内側支柱9Cの上下端間に張り渡された内側ストランド11Bと、中間支柱9Bに固定された、油圧ポンプにより伸縮可能な内側ジャッキ本体12Bとからなっている。内側ジャッキ本体12Bは、可動側に設けられる第1把持手段と、内側ジャッキ本体12Bの固定側に取り付けられる第2把持手段とを備え、内側ジャッキ本体12Bの伸張時に、前記第1把持手段は、内側ストランド11Bを把持し、これと同時に前記第2把持手段は、内側ストランド11Bの把持を解放し、一方、内側ジャッキ本体12Bの縮小時に、前記第1把持手段は、内側ストランド11Bの把持を解放し、これと同時に前記第2把持手段は、内側ストランド11Bを把持し、かくして、内側ジャッキ本体12Bの伸縮によって内側支柱9Cは、中間支柱9Bに対して間歇的に昇降する。これらの昇降は、各支柱9A、9B、9C間に取り付けられたチルタンク等からなるガイド部材13によって円滑に行われる。
このようにして、中間支柱9Bは、外側支柱9Aに対して内側支柱9Cと共に昇降し、内側支柱9Cは、中間支柱9Bに対して昇降する。
センターホールジャッキ7は、上述した外側昇降手段10Aおよび内側昇降手段10Bと同様な構造のものである。すなわち、ジャッキ受け梁6の下面に上端を固定したストランド14と、ストランド14に沿って間欠的に昇降するジャッキ本体15とからなり、ジャッキ本体15に昇降ステージ8が取り付けられている。従って、4台のセンターホールジャッキ7を同期させて操作することによって、昇降ステージ8は、水平状態を維持しながら昇降する。
次に、この発明により原子炉格納容器内に原子炉容器を据え付ける方法について、説明する。
先ず、図1および図2に示すように、原子炉容器4の設置位置の原子炉格納容器1内の作業床3上に、4基の伸縮式重量物昇降装置5を前記設置位置を取り囲むように組み立てる。
次いで、隣接する重量物昇降装置5の頂部間、すなわち、重量物昇降装置5の内側支柱9Cの頂部間にジャッキ受け梁6を張り渡し、ジャッキ受け梁6にセンターホールジャッキ7を設置し、センターホールジャッキ7のジャッキ本体15に昇降ステージ8を設置する(図1、図2参照)。
次いで、原子炉容器4を原子炉格納容器1外から作業床3上に横倒しの状態で搬入する(図1、図2参照)。
次いで、原子炉容器4と昇降ステージ8とを吊り板16を介して連結する。すなわち、原子炉容器4と吊り板16とを原子炉容器4が吊り板16との連結部を中心として自在に旋回するように取り付ける(図1、図2参照)。
次いで、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を上昇させて、原子炉容器4を原子炉容器4の設置位置の作業床3上に立て起こす(図1から図4参照)。
そして、図5および図6に示すように、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を下降させて、原子炉容器4を前記設置位置に吊り下ろし、据え付ける。
以上のようにして、この発明により原子炉格納容器1内に原子炉容器4を据え付けることができる。
次に、この発明により原子炉格納容器内から原子炉容器を撤去する方法について、説明する。なお、図1から図6における番号と同一番号は、同一物を示す。
先ず、図9および図10に示すように、原子炉容器4の設置位置の原子炉格納容器1内の作業床3上に、4基の伸縮式重量物昇降装置5を前記設置位置を取り囲むように組み立てる。
次いで、隣接する重量物昇降装置5の頂部間、すなわち、重量物昇降装置5の内側支柱9Cの頂部間にジャッキ受け梁6を張り渡し、ジャッキ受け梁6にセンターホールジャッキ7を設置し、センターホールジャッキ7のジャッキ本体15に昇降ステージ8を設置する(図9、図10参照)。
次いで、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を下降させて、原子炉容器4と昇降ステージ8とを吊り板16を介して連結する。すなわち、原子炉容器4と吊り板16とを原子炉容器4が吊り板16との連結部を中心として自在に旋回するように取り付ける(図9、図10参照)。
次いで、図11および図12に示すように、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を上昇させて、原子炉容器4を作業床3上に吊り上げる。
次いで、図13および図14に示すように、重量物昇降装置5とセンターホールジャッキ7とにより昇降ステージ8を下降させながら原子炉容器4を作業床3上に横倒しする。
そして、原子炉容器4を原子炉格納容器1外に搬出する。なお、原子炉容器4を原子炉格納容器1外に搬出するには、例えば、原子炉容器4を作業床3に搬入した台車(図示せず)に乗せて搬出する。
以上のようにして、この発明により原子炉格納容器1内から原子炉容器4を撤去することができる。
以上説明したように、この発明によれば、重量物としての原子炉容器4の設置位置の原子炉格納容器1内の作業床3上に、複数基の伸縮式重量物昇降装置5を前記設置位置を取り囲むようにそれぞれ対向させて組み立て、隣接する重量物昇降装置5の頂部間にジャッキ受け梁6を張り渡し、ジャッキ受け梁6にセンターホールジャッキ7を介して昇降ステージ8を設置し、原子炉容器4と昇降ステージ8とを吊り板16を介して連結する。すなわち、原子炉容器4と吊り板16とを原子炉容器4が吊り板16との連結部を中心として自在に旋回するように取り付けることによって、原子炉格納容器1内に設置された原子炉容器4をポーラクレーンに補助トロリを設置することなく容易に据え付け、あるいは、撤去することができる。
なお、この発明により取り扱う重量物は、原子炉容器4以外の重量物であっても良いことは勿論である。
1:原子炉格納容器
2:ポーラクレーン
3:作業床
4:原子炉容器
5:重量物昇降装置
6:ジャッキ受け梁
7:センターホールジャッキ
8:昇降ステージ
9A:外側支柱
9B:中間支柱
9C:内側支柱
10A:外側昇降手段
10B:外側昇降手段
11A:外側ストランド
11B:内側ストランド
12A:外側ジャッキ本体
12B:内側ジャッキ本体
13:ガイド部材
14:ストランド
15:ジャッキ本体
16:吊り板
21:原子炉格納容器
22:ポーラクレーン
23:クレーンガータ
24:ワイヤ巻取機
25:既設トロリ
26:センターホールジャッキ
27:ストランド巻取機
28:補助トロリ
29:蒸気発生器
30:吊りビーム
31:トラニオン
32:吊りフック
33:吊り金具
34:作業床
35:台車

Claims (4)

  1. 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法において、
    前記重量物の設置位置の前記原子炉格納容器内の作業床上に、複数基の伸縮式重量物昇降装置を前記設置位置を取り囲むようにそれぞれ対向させて組み立て、隣接する前記重量物昇降装置の頂部間にジャッキ受け梁を張り渡し、前記ジャッキ受け梁にセンターホールジャッキを介して昇降ステージを設置し、前記原子炉格納容器内に前記重量物を据え付ける際には、前記重量物を前記原子炉格納容器外から前記作業床上に横倒しの状態で搬入し、次いで、前記重量物と前記昇降ステージとを連結し、次いで、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを上昇させて、前記重量物を前記作業床上に立て起こし、そして、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを下降させて、前記重量物を前記設置位置に吊り下ろし、据え付けることを特徴とする、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法。
  2. 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法において、
    前記重量物の設置位置の前記原子炉格納容器内の作業床上に、複数基の伸縮式重量物昇降装置を前記設置位置を取り囲むようにそれぞれ対向させて組み立て、隣接する前記重量物昇降装置の頂部間にジャッキ受け梁を張り渡し、前記ジャッキ受け梁にセンターホールジャッキを介して昇降ステージを設置し、前記原子炉格納容器内から前記重量物を撤去する際には、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを下降させて、前記重量物と前記昇降ステージとを連結し、次いで、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを上昇させて、前記重量物を前記作業床上に吊り上げ、次いで、前記重量物昇降装置と前記センターホールジャッキとにより前記昇降ステージを下降させながら前記重量物を前記作業床上に横倒しし、そして、前記重量物を前記原子炉格納容器外に搬出することを特徴とする、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法。
  3. 前記重量物と前記昇降ステージとを吊り板を介して、前記重量物が前記吊り板との連結部を中心として自在に旋回するように取り付けることを特徴とする、請求項1または2に記載の、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法。
  4. 前記重量物は、原子炉容器であることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の、原子炉格納容器内の重量物の取扱方法。
JP2014168599A 2014-08-21 2014-08-21 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法 Pending JP2016045040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014168599A JP2016045040A (ja) 2014-08-21 2014-08-21 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014168599A JP2016045040A (ja) 2014-08-21 2014-08-21 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016045040A true JP2016045040A (ja) 2016-04-04

Family

ID=55635743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014168599A Pending JP2016045040A (ja) 2014-08-21 2014-08-21 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016045040A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673395A (en) * 1979-11-20 1981-06-18 Tokyo Shibaura Electric Co Device for standing up and tumbling atomic power plant
JP2006071323A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toshiba Corp 原子炉圧力容器搬出方法および原子炉圧力容器搬入方法
JP2009102972A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Taihei Dengyo Kaisha Ltd 重量物昇降装置
JP2012117288A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Taihei Dengyo Kaisha Ltd 多層建築物の解体工法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5673395A (en) * 1979-11-20 1981-06-18 Tokyo Shibaura Electric Co Device for standing up and tumbling atomic power plant
JP2006071323A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Toshiba Corp 原子炉圧力容器搬出方法および原子炉圧力容器搬入方法
JP2009102972A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Taihei Dengyo Kaisha Ltd 重量物昇降装置
JP2012117288A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Taihei Dengyo Kaisha Ltd 多層建築物の解体工法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6012578B2 (ja) 重量物運搬方法、及び重量物運搬装置
CN104495632A (zh) 一种扩大型悬索式起重吊装系统
CN103774857A (zh) 框架内固定液压提升大型设备吊装施工方法
CN105417397B (zh) 一种移动式起重吊装运输设备及方法
CN211169600U (zh) 一种造船用起吊装置
CN208700406U (zh) 一种吊装货叉
JP2016045040A (ja) 原子炉格納容器内の重量物の取扱方法
KR20140004732U (ko) 선장 작업용 대차
JP6186383B2 (ja) 原子炉格納容器内ポーラクレーンへの補助トロリの据付方法
CN205312917U (zh) 一种移动式起重吊装运输设备
JP6185007B2 (ja) 原子炉格納容器内ポーラクレーンの解体方法
JP6726144B2 (ja) 燃料取扱装置、燃料取扱装置を備える原子炉
CN103508319B (zh) 翻转大型工件时使用的支撑装置和抬起大型工件的一端的方法
JPH0891770A (ja) 長尺材吊上げ装置
TWM516592U (zh) 鋼索懸吊式起重裝置
CN112777484A (zh) 一种货架的吊装方法
CN206447496U (zh) 限位固定吊
CN206203716U (zh) 限位气动垃圾吊
JP6798277B2 (ja) 段積み装置及び段積み方法
CN205634695U (zh) 一种高炉碳砖砌筑小车
CN108100857A (zh) 一种核电厂混凝土桶型处置容器的专用吊具
CN213771026U (zh) 一种用于吊装、地面搬运光电缆盘的支架装置
CN211769996U (zh) 一种移动龙门吊架
CN108773764A (zh) 一种吊装货叉
CN102029329B (zh) 一种电动控制的大型冲压件下料装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170328