JP2009102298A - メラニン生成抑制剤及び化粧料並びにメラニン生成抑制のための経口用組成物 - Google Patents

メラニン生成抑制剤及び化粧料並びにメラニン生成抑制のための経口用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2009102298A
JP2009102298A JP2008192102A JP2008192102A JP2009102298A JP 2009102298 A JP2009102298 A JP 2009102298A JP 2008192102 A JP2008192102 A JP 2008192102A JP 2008192102 A JP2008192102 A JP 2008192102A JP 2009102298 A JP2009102298 A JP 2009102298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passion fruit
seed extract
extract
melanin production
melanogenesis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008192102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5430891B2 (ja
Inventor
Yuko Matsui
悠子 松井
Masanori Kamei
優徳 亀井
Kenkichi Sugiyama
謙吉 杉山
Yotaro Kataho
陽太郎 片方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morinaga and Co Ltd filed Critical Morinaga and Co Ltd
Priority to JP2008192102A priority Critical patent/JP5430891B2/ja
Publication of JP2009102298A publication Critical patent/JP2009102298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5430891B2 publication Critical patent/JP5430891B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

【課題】シミ、ソバカス、日焼けなどによる色素沈着の原因となるメラニンの合成を抑え、しかも肌に優しい植物由来の成分からなるメラニン生成抑制剤、化粧料、メラニン生成抑制のための経口用組成物を提供する。
【解決手段】パッションフルーツの種子抽出物をメラニン生成抑制のための有効成分とする。本発明においては、前記パッションフルーツの種子抽出物が、熱水又はエタノール含有水で抽出されたものであることが好ましい。また、本発明は、パッションフルーツの種子抽出物を含有する化粧料や、メラニン生成抑制のための経口用組成物として製品化することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、パッションフルーツの種子抽出物を有効成分とするメラニン生成抑制剤及び化粧料並びにメラニン生成抑制のための経口用組成物に関する。
日焼けの予防、回復や、シミ、ソバカス等色素沈着を抑えることは美容術の重要な要素であり、肌の色素沈着の原因となるメラニンの合成を抑える技術に対する関心は高い。
一方、パッションフルーツは、パッシフローラ属トケイソウ科の植物であり、別名:クダモノトケイソウ(果物時計草)とよばれ、その実は甘酸っぱく果物として実をそのまま食したり、その果汁をジュースにして飲んだり、ゼリー、ケーキ等の飲食品に配合して、風味付けに用いられたりされている。
パッションフルーツ又はその類縁植物に由来する植物成分を美容のための有効成分とする技術に関しては、例えば、下記特許文献1には、パッシフローラ属植物抽出物には、メラノサイトに直接作用してメラニン産生を抑制させる作用効果のあることが記載されている。また、下記特許文献2には、トケイソウ、パッションフルーツなどのトケイソウ科植物の水蒸気蒸留水を含有することを特徴とする化粧料組成物が記載されている。
特開2001−48773号公報 特開2001−226219号公報
パッションフルーツの種子は硬く、ジュースなどにする場合には果実から取り除かれ、果実を種ごと飲食した場合であってもその外皮は硬く消化を受けにくいのでそのまま排泄されてしまう。このような背景のなか、従来、パッションフルーツの種子中の成分に着目した技術はなかった。
したがって、本発明の目的は、パッションフルーツの種子を有効利用するとともに、シミ、ソバカス、日焼けなどによる色素沈着の原因となるメラニンの合成を抑え、しかも肌に優しい植物由来の成分からなるメラニン生成抑制剤を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究した結果、パッションフルーツの種子抽出物に、メラニン産生細胞によるメラニンの生成を抑制する作用効果があることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のメラニン生成抑制剤は、パッションフルーツの種子抽出物を有効成分とすることを特徴とする。本発明においては、前記パッションフルーツの種子抽出物が、熱水又はエタノール含有水で抽出されたものであることが好ましい。また、パッションフルーツの種子抽出物由来のポリフェノールを有効成分とすることが好ましい。
一方、本発明のもう一つは、パッションフルーツの種子抽出物をその固形分換算で0.001〜99質量%含有することを特徴とする化粧料である。また、本発明の更にもう一つは、パッションフルーツの種子抽出物をその固形分換算で0.001〜99質量%含有することを特徴とするメラニン生成抑制のための経口用組成物である。
本発明のメラニン生成抑制剤によれば、日焼けや、シミ、ソバカス等、肌の色素沈着の原因となるメラニンの合成を抑えることができるので、化粧料の有効成分などとして有用である。
本発明に用いられるパッションフルーツの種子抽出物の調製方法は特に限定されが、例えば、種子を細断、破砕、又は磨砕等し、種々の溶媒を用いて抽出する方法があげられる。抽出温度は適宜設定することができる。また、上記種子は、抽出効率をよくするため、適宜、酸又はアルカリ分解、酵素分解等の化学的処理を施してから抽出することもできる。
抽出溶媒としては、水、エタノール等の低級アルコール、酢酸エチル等の低級アルキルエステル、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が例示され、これらの一種又は二種以上の混合溶媒を用いることができる。これらの中で、熱水又はエタノール含有水は、後述するポリフェノール関連化合物を含む有効成分を効率よく抽出することができるので好ましい。
本発明に用いられるパッションフルーツの種子抽出物は、上記の方法で得られた抽出液を、そのまま又は濃縮して液体のまま用いてもよく、更に上記抽出液を凍結乾燥又は噴霧乾燥により粉末化して用いることもできる。抽出物中に含まれる不溶物は、適宜、濾過などで除くことができる。不溶物はさらに粉砕し、微細粒子状にしてもよい。
本発明に用いられるパッションフルーツの種子抽出物は、上記のようにして得られる一次抽出物をそのまま用いてもよいが、これをイオン交換、サイズ排除カラムクロマト法、HPLC法、ゲルろ過、膜分離等により、分画、精製して用いることもできる。特に、後述する実施例で示されるように、ポリフェノール関連化合物が有効成分であることが推測されることから、HPLC等のその通常の方法でその有効活性成分を高度に精製し、これを用いることができる。
本発明のメラニン生成抑制剤の有効成分とされる種子抽出物は、パッションフルーツの食経験からも裏付けられるように、安全性には問題がないものである。
本発明のメラニン生成抑制剤の使用形態としては、日焼けの予防、回復や、シミ、ソバカス等色素沈着の予防、改善したい肌の部位に塗布することができる。あるいは、経口的に摂取して、体の中から作用させるようにしてもよい。
本発明のメラニン生成抑制剤の有効投与量は、皮膚に塗布する場合には、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物の固形物換算で、単位面積あたり一回およそ0.025〜50mg/cmである。また、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物から有効活性成分を高度に精製する場合には、有効活性成分の質量換算で、単位面積あたり一回およそ0.005〜10mg/cmである。経口摂取する場合には、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物の固形物換算で、成人1日当りおよそ2.5〜5,000mgである。また、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物から有効活性成分を高度に精製する場合には、有効活性成分の質量換算で、成人1日当りおよそ0.5〜1,000mgである。
本発明のメラニン生成抑制剤は、液剤、軟膏剤、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、ゼリー状剤等に製剤化することができる。これらの製剤化は常法に従って行なえばよい。
本発明のメラニン生成抑制剤は、メラニン生成抑制のための経口用組成物とすることができ、皮膚に適用される化粧料、医薬部外品等の製品形態とすることもできる、また、本発明のメラニン生成抑制剤を、各種飲食品に添加して、メラニン生成抑制効果が期待できる飲食品とすることもできる。各製品形態とした場合におけるパッションフルーツの種子抽出物の含有量は、その製品が使用される量と有効投与量との関係を勘案して適宜定めればよく、特に制限されるものではないが、通常、固形状の製品の場合には、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物の固形物換算で、0.001〜99質量%含有させることが好ましく、0.001〜20質量%含有させることがより好ましい。また、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物から有効活性成分を高度に精製する場合には、その有効活性成分の質量換算で、0.0002〜20質量%含有させることが好ましく、0.0002〜4質量%含有させることがより好ましい。そして、液状又はゼリー状の製品の場合には、上記パッションフルーツの種子の一次抽出物の固形物換算で、0.001〜99質量%含有させることが好ましく、0.001〜20質量%含有させることがより好ましい。また、液状又はゼリー状の製品の場合であって上記パッションフルーツの種子の一次抽出物から有効活性成分を高度に精製する場合には、その有効活性成分の質量換算で、0.0002〜20質量%含有させることが好ましく、0.0002〜4質量%含有させることがより好ましい。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
<試験例1>
パッションフルーツの部位ごとに抽出物を調製し、そのメラニン生成抑制効果を検討した。
[サンプル調整方法]
パッションフルーツは果皮・果肉・種子の3つの部位に分け、それぞれをフリーズドライして粉砕し、各部位を80%エタノールで抽出した。遠心後その上清をとりエバポレートで濃縮後、フリーズドライして粉末にした。この粉末を水に溶かして抽出物とした。
[メラニンアッセイ方法]
12−ウェルプレートにヒトメラノーマ細胞(MNT-1)を7×104/well播種し、DMEM(10%FBS)培地で24時間培養した。24時間後、培地を吸引除去し、固形分濃度換算で0〜1000μg/mlの抽出物濃度となるように上記抽出物をDMEM(10%FBS)に添加して調製した培地を、各1ウェル中に2mlずつ添加した。3日間培養後、培地を吸引除去し、PBSで1回洗い、トリプシンで細胞を剥離した。細胞は1500rpm、4℃で5分遠心分離し、上清を吸引除去し、PBSで洗い、さらに遠心を行いこれを2回繰り返した。細胞のペレットに1NのNaOHを加え、メラニンを415nmで測定した。そしてあらかじめメラニンの標品から求められた検量線に基づいて、細胞数あたりのメラニン生成量を求めた。図1には、抽出物を添加しない対照(コントロール)に対するメラニン生成量の比を示す。
図1(a)及び図1(b)に示すように、パッションフルーツの果皮又は果肉からの抽出物においては、最大濃度1000μg/mlでも、ヒトメラノーマ細胞(MNT-1)からのメラニン生成を抑制する効果は認められなかった。これに対し、図1(c)に示すように、パッションフルーツの種子抽出物には、メラニン生成抑制効果が認められた。なお、上記の試験における抽出物の濃度範囲で、ヒトメラノーマ細胞(MNT-1)に対する細胞毒性がないことは別途確認した。
なお、上記の試験はヒト由来のメラノーマ細胞を用いたが、当該研究分野で汎用されているマウス由来のメラノーマ細胞B16を用いて同様の試験を行うことができる。
<試験例2>
パッションフルーツの種子抽出物の活性成分を探るため、以下のような実験を行った。
すなわち、活性のあった種子抽出物を、ポリフェノールを吸着する樹脂であるポリビニルポリピロリドン(PVPP:Polyvinylpolypyrrolidone)を水で膨潤させたものとともに30分間攪拌し、15000rpmで15分遠心分離し、上清を種子抽出物のPVPP処理サンプルとした。なお、サンプル中のポリフェノール濃度をFolin-Ciocalteu法で測定した結果、このPVPP処理によりポリフェノール濃度は95%以上低下していた。したがって、PVPP処理により大部分のポリフェノールは除かれたことが確認された。
図2に示すように、PVPP処理を行った結果、種子抽出物にメラニン生成抑制効果が見られなくなった。したがって、種子抽出物中のポリフェノールが主な活性成分であることが示唆された。
<試験例3>
パッションフルーツの種子抽出物の活性成分の同定を、以下のようにして行った。
まず、試験例1と同様にして調製されたパッションフルーツの種子抽出物(4ml)を、ODSカラムを用いたHPLCによって分画した。
HPLC条件は、以下のとおりとした。
・ カラム:Mightysil RP-18 GP250-10 径10mm、長さ250mm(関東化学株式会社製)
・ カラム温度:40℃
・ 溶出条件:流速3ml/min、0%メタノール→30%メタノール(10min)
・ UV検出:280nm
ODSカラムからの溶出フラクションを図3に示すように、フラクション1、フラクション2、フラクション3の3つに分け、得られたフラクションの溶媒をエバポレート後に凍結乾燥し、水によってもとの粗抽出物の体積に戻した。そして、試験例1、2と同様にして、ヒトメラノーマ細胞(MNT-1)によるメラニン生成に与える影響を調べた。
具体的には、12−ウェルプレートにヒトメラノーマ細胞(MNT-1)を7×104/well播種し、DMEM(10%FBS)培地で24時間培養した。24時間後、培地を吸引除去し、もとの粗抽出液の固形分濃度換算で50μg/ml相当の濃度となるように、上記フラクションからの溶出フラクション組成物をDMEM(10%FBS)に添加して培地を調製し、各1ウェル中に2mlずつ添加した。3日間培養後、培地を吸引除去し、PBSで1回洗い、トリプシンで細胞を剥離し、試験例1と同様にして、細胞数あたりのメラニン生成量を求めた。図4には、抽出物を添加しない対照(コントロール)に対するメラニン生成量の比を示す。
図4に明らかなように、フラクション1とフラクション3からの溶出フラクション組成物にはメラニン生成抑制効果は認められなかった。一方、フラクション2からの溶出フラクション組成物には粗抽出物とほぼ同等の活性が認められた。したがって、上記HPLCにおいて保持時間20.6分に溶出する成分が、パッションフルーツの種子抽出物によるメラニン生成抑制効果の活性成分であると考えられた。
そこで、上記保持時間20.6分に溶出する成分について、HPLC/質量分析装置(サーモエレクトロン株式会社製、装置名「Thermo-LCQ-MS/MS」)を用いて、そのマススペクトルを測定した(図5A)。なお、ポジティブ、ネガティブの両イオンモードで検討したがネガティブに良好なイオンが見出されたので、そのデータを用いた。その結果、主要シグナルm/z243は、(M−H)であり、その他のピークm/z279は(M+2HO−H)と帰属され、m/z487は(M×2−H)と帰属できた。したがって、分子量が244と決定できた。また、UVスペクトルを取ると、λmaxとして、220nm、304nm、322nmが観察された(図5B)。
これらのマススペクトルやUVスペクトルの結果は、ピーナッツ果皮に含まれるポリフェノールであるレスベラトロール(Resveratrol、分子量228)に類似していた(図6A,B参照)。また、上記HPLC条件でのレスベラトロールの保持時間が24.5分であり、未知化合物はレスベラトロールよりも逆相カラムでの保持時間が小さいことから、水酸基1個分の分子量が大きい、下記式(1)で表されるピセアタンノール(Piceatannol、分子量244)であることが推定された。
そこで、ピセアタンノールの純化合物(シグマ社製)について、上記と同じ条件でのHPLC分析を行ない(図7)、さらにマススペクトルやUVスペクトルを得た(図8A,B)。その結果、HPLCにおける保持時間や、マススペクトルやUVスペクトルの帰属が全て一致した。よって、パッションフルーツの種子抽出物の活性成分が、ピセアタンノールであることが明らかとなった。
<試験例4>
試験例1と同様にして調製されたパッションフルーツの種子抽出物について、そのピセアタンノール含量を、上記HPLC分析によるピーク面積を利用した標準濃度の検量線から求めた。その含有量は約1.9μg/100μg粗抽出物(1.9質量%)であった。また、パッションフルーツの種子抽出物中の含有量から原料とされたパッションフルーツの種子のフリーズドライ乾燥物中の含有量を算出すると、約1mg/gであった。そこで、ピセアタンノール換算で0、4.5、9、18μMの濃度となるように培養液に添加した以外は、試験例3と同様にして、ヒトメラノーマ細胞(MNT-1)によるメラニン生成に与える影響を調べた。また、ピセアタンノールの純化合物についても同様にメラニン生成に与える影響を調べた。その結果を図9に示す。
図9に明らかなように、パッションフルーツの種子抽出物と、ピセアタンノールの純化合物の両者は、ヒトメラノーマ細胞(MNT-1)によるメラニン生成抑制効果ついて、ピセアタンノール換算で0〜18μMの濃度範囲において、ほぼ同等の濃度依存性を示した。よって、パッションフルーツの種子抽出物の活性成分がピセアタンノールであることが明らかであった。
果皮(a)、果肉(b)及び種子(c)からの抽出物のメラニン生成抑制効果を示す図表である。 種子抽出物及びポリフェノールを除いた種子抽出物のメラニン生成抑制効果を示す図表である。 種子抽出物のHPLC溶出プロファイルを示す図表である。 HPLCで分画された種子抽出物の各溶出フラクション組成物によるメラニン生成抑制効果を示す図表である。 種子抽出物中の未知化合物のマススペクトル(A)及びUVスペクトル(B)を示す図表である。 レスベラトロール(Resveratrol、分子量228)のマススペクトル(A)及びUVスペクトル(B)を示す図表である。 ピセアタンノール(Piceatannol、分子量244)のHPLC溶出プロファイルを示す図表である。 ピセアタンノール(Piceatannol、分子量244)のマススペクトル(A)及びUVスペクトル(B)を示す図表である。 パッションフルーツの種子抽出物によるメラニン生成抑制効果とピセアタンノールの純化合物によるメラニン生成抑制効果とを比較した図表である。

Claims (5)

  1. パッションフルーツの種子抽出物を有効成分とすることを特徴とするメラニン生成抑制剤。
  2. 前記パッションフルーツの種子抽出物が、熱水又はエタノール含有水で抽出されたものである請求項1記載のメラニン生成抑制剤。
  3. パッションフルーツの種子抽出物由来のポリフェノールを有効成分とする請求項1又は2に記載のメラニン生成抑制剤。
  4. パッションフルーツの種子抽出物をその固形分換算で0.001〜99質量%含有することを特徴とする化粧料。
  5. パッションフルーツの種子抽出物をその固形分換算で0.001〜99質量%含有することを特徴とするメラニン生成抑制のための経口用組成物。
JP2008192102A 2007-10-04 2008-07-25 メラニン生成抑制剤 Active JP5430891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008192102A JP5430891B2 (ja) 2007-10-04 2008-07-25 メラニン生成抑制剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260918 2007-10-04
JP2007260918 2007-10-04
JP2008192102A JP5430891B2 (ja) 2007-10-04 2008-07-25 メラニン生成抑制剤

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013248953A Division JP5615966B2 (ja) 2007-10-04 2013-12-02 ピセアタンノール含有組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009102298A true JP2009102298A (ja) 2009-05-14
JP5430891B2 JP5430891B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=40704448

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008192102A Active JP5430891B2 (ja) 2007-10-04 2008-07-25 メラニン生成抑制剤
JP2013248953A Active JP5615966B2 (ja) 2007-10-04 2013-12-02 ピセアタンノール含有組成物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013248953A Active JP5615966B2 (ja) 2007-10-04 2013-12-02 ピセアタンノール含有組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP5430891B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010029973A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 丸善製薬株式会社 美白剤及び抗老化剤、並びに皮膚化粧料
JP2011195489A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Morinaga & Co Ltd スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法
WO2012144064A1 (ja) 2011-04-22 2012-10-26 森永製菓株式会社 スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法
JP2013151458A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Morinaga & Co Ltd グルタチオン産生促進剤
FR2999429A1 (fr) * 2012-12-18 2014-06-20 Expanscience Lab Extrait de graines de passiflore et compositions cosmetiques, pharmaceutiques, dermatologiques ou nutraceutiques le comprenant
JP2014224049A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 植物抽出物またはその溶液に含まれるスチルベン類の安定化方法、及び、スチルベン類を含有した植物抽出物またはその溶液
JP2014224050A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 ピセアタンノール溶液、及び、ピセアタンノール溶液の安定化方法
JP2014224051A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 植物抽出物の含水溶液に含まれるピセアタンノールの安定化方法、及び、植物抽出物の含水溶液
JP2014224048A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 ピセアタンノールを含有した植物抽出物の溶液、及び、その溶液に含まれるピセアタンノールの安定化方法
US20150182569A1 (en) * 2010-06-28 2015-07-02 Yissum Research Development Company Of The Hebrew University Of Jerusalem Ltd. Neuroprotective Natural Extract from Passion Fruit
JP2016041680A (ja) * 2014-04-25 2016-03-31 森永製菓株式会社 サーチュイン発現増強剤
EP3009132A1 (en) 2014-10-17 2016-04-20 Morinaga & Co., Ltd. Method of producing purified stilbene compounds
JP2016088912A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 森永製菓株式会社 W/o/w型エマルション
JP2017149732A (ja) * 2017-03-30 2017-08-31 森永製菓株式会社 ピセアタンノールを含有した植物抽出物の溶液、及び、その溶液に含まれるピセアタンノールの安定化方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101836171B1 (ko) 2016-10-06 2018-03-08 이정복 패션푸르츠 분열조직세포 추출물을 함유하는 줄기세포 성장용 배지 조성물 및 피부 미백용 조성물

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1112125A (ja) * 1997-06-07 1999-01-19 Imperial Chem Ind Plc <Ici> 界面活性剤を含むパーソナルケア組成物
JP2000159657A (ja) * 1998-12-01 2000-06-13 Naris Cosmetics Co Ltd 化粧料
JP2001226219A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Ichimaru Pharcos Co Ltd 植物水蒸気蒸留水含有化粧料組成物
JP2002003336A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Naris Cosmetics Co Ltd 化粧料
JP2012092032A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Unitika Ltd セラミド産生促進剤
WO2012144064A1 (ja) * 2011-04-22 2012-10-26 森永製菓株式会社 スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ526098A (en) * 2003-05-23 2005-10-28 Enzo Nutraceuticals Ltd Use of a plant extract containing flavonoids rich in proanthocyanidins for the prevention or treatment of migraine
CA2755418C (en) * 2009-04-03 2015-08-25 Morinaga & Co., Ltd. Piceatannol-containing composition and method of producing piceatannol-containing composition

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1112125A (ja) * 1997-06-07 1999-01-19 Imperial Chem Ind Plc <Ici> 界面活性剤を含むパーソナルケア組成物
JP2000159657A (ja) * 1998-12-01 2000-06-13 Naris Cosmetics Co Ltd 化粧料
JP2001226219A (ja) * 2000-02-17 2001-08-21 Ichimaru Pharcos Co Ltd 植物水蒸気蒸留水含有化粧料組成物
JP2002003336A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Naris Cosmetics Co Ltd 化粧料
JP2012092032A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Unitika Ltd セラミド産生促進剤
WO2012144064A1 (ja) * 2011-04-22 2012-10-26 森永製菓株式会社 スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012068131; 第17回日本未病システム学会学術総会抄録集(2010),p.94 *
JPN6012068133; J Agric Food Chem, vol.58, p.11112-11118 (2010) *
JPN6013025923; Effect of passion fruit on skin health *

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010029973A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 丸善製薬株式会社 美白剤及び抗老化剤、並びに皮膚化粧料
JP2010065009A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Maruzen Pharmaceut Co Ltd 美白剤及び抗老化剤、並びに皮膚化粧料
JP2011195489A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Morinaga & Co Ltd スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法
US9376416B2 (en) 2010-03-18 2016-06-28 Morinaga & Co., Ltd. Composition containing scirpusin B, and process for producing composition containing scirpusin B
US20150182569A1 (en) * 2010-06-28 2015-07-02 Yissum Research Development Company Of The Hebrew University Of Jerusalem Ltd. Neuroprotective Natural Extract from Passion Fruit
US9452190B2 (en) * 2010-06-28 2016-09-27 The State Of Israel, Ministry Of Agriculture & Rural Development, Agricultural Research Organisation (Aro) (Volcani Center) Neuroprotective natural extract from passion fruit
WO2012144064A1 (ja) 2011-04-22 2012-10-26 森永製菓株式会社 スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法
CN103501640A (zh) * 2011-04-22 2014-01-08 森永制果株式会社 含三棱素b组合物以及含三棱素b组合物的制备方法
KR20130140886A (ko) 2011-04-22 2013-12-24 모리나가 세이카 가부시키가이샤 스키르푸신 b 함유 조성물 및 스키르푸신 b 함유 조성물의 제조방법
KR101595166B1 (ko) 2011-04-22 2016-02-17 모리나가 세이카 가부시키가이샤 스키르푸신 b 함유 조성물 및 스키르푸신 b 함유 조성물의 제조방법
KR20160013265A (ko) 2011-04-22 2016-02-03 모리나가 세이카 가부시키가이샤 스키르푸신 b 함유 조성물 및 스키르푸신 b 함유 조성물의 제조방법
JP5830529B2 (ja) * 2011-04-22 2015-12-09 森永製菓株式会社 スキルプシンb含有組成物及びスキルプシンb含有組成物の製造方法
AU2011366060B2 (en) * 2011-04-22 2015-01-15 Morinaga & Co., Ltd. Composition containing scirpusin B, and process for producing composition containing scirpusin B
JP2013151458A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Morinaga & Co Ltd グルタチオン産生促進剤
FR2999429A1 (fr) * 2012-12-18 2014-06-20 Expanscience Lab Extrait de graines de passiflore et compositions cosmetiques, pharmaceutiques, dermatologiques ou nutraceutiques le comprenant
KR20150095793A (ko) * 2012-12-18 2015-08-21 라보라토이레즈 익스펜사이언스 시계꽃 종자들의 추출물 그리고 이를 포함하는 미용적, 약제학적, 피부과학적 및 영양제학적 조성물들
CN104902962A (zh) * 2012-12-18 2015-09-09 科学发展实验室 西番莲种子提取物及含有其的化妆品、药物、皮肤病学和营养学组合物
US11026880B2 (en) 2012-12-18 2021-06-08 Laboratoires Expanscience Extract of passionflower seeds and cosmetic, pharmaceutical, dermatological and nutraceutical compositions comprising same
KR102174051B1 (ko) 2012-12-18 2020-11-04 라보라토이레즈 익스펜사이언스 시계꽃 종자들의 추출물 그리고 이를 포함하는 미용적, 약제학적, 피부과학적 및 영양제학적 조성물들
JP2016503769A (ja) * 2012-12-18 2016-02-08 ラボラトワール エクスパンシアンス トケイソウ種子の抽出物、ならびにそれを含んでなる化粧組成物、医薬組成物、皮膚組成物および栄養補助組成物
WO2014095983A1 (fr) * 2012-12-18 2014-06-26 Laboratoires Expanscience Extrait de graines de passiflore et compositions cosmetiques, pharmaceutiques, dermatologiques ou nutraceutiques le comprenant
JP2014224049A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 植物抽出物またはその溶液に含まれるスチルベン類の安定化方法、及び、スチルベン類を含有した植物抽出物またはその溶液
JP2014224050A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 ピセアタンノール溶液、及び、ピセアタンノール溶液の安定化方法
JP2014224051A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 植物抽出物の含水溶液に含まれるピセアタンノールの安定化方法、及び、植物抽出物の含水溶液
JP2014224048A (ja) * 2013-05-14 2014-12-04 森永製菓株式会社 ピセアタンノールを含有した植物抽出物の溶液、及び、その溶液に含まれるピセアタンノールの安定化方法
JP2016041680A (ja) * 2014-04-25 2016-03-31 森永製菓株式会社 サーチュイン発現増強剤
EP3009132A1 (en) 2014-10-17 2016-04-20 Morinaga & Co., Ltd. Method of producing purified stilbene compounds
US10730815B2 (en) 2014-10-17 2020-08-04 Morinaga & Co., Ltd. Method of producing purified stilbene compounds
JP2016088912A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 森永製菓株式会社 W/o/w型エマルション
JP2017149732A (ja) * 2017-03-30 2017-08-31 森永製菓株式会社 ピセアタンノールを含有した植物抽出物の溶液、及び、その溶液に含まれるピセアタンノールの安定化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5615966B2 (ja) 2014-10-29
JP5430891B2 (ja) 2014-03-05
JP2014062111A (ja) 2014-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5430891B2 (ja) メラニン生成抑制剤
EP2170255B1 (en) Use of lignan compound for anti-wrinkle treatment
JP5415037B2 (ja) コラーゲン産生促進剤
KR102022622B1 (ko) 인삼 새싹 추출물 또는 이의 분획물을 유효 성분으로 함유하는 피부 상태 개선용 조성물 및 이를 이용한 피부 상태 개선 방법
WO2022215441A1 (ja) 新規ポリフェノール化合物
JP5702961B2 (ja) グルタチオン産生促進剤及びグルタチオン産生促進作用を有する医薬品
KR20080096162A (ko) 피부 미백용 조성물
JP2010013414A (ja) メラニン合成抑制剤
WO2022254867A1 (ja) 新規フェニルプロパノイド化合物
JP5154835B2 (ja) 美白化粧料
KR20180075863A (ko) 로젤 추출물을 유효성분으로 포함하는 피부미백용 조성물
JP6300436B2 (ja) テストステロン−5α−リダクターゼ阻害剤
JP5946510B2 (ja) メラニン生成抑制剤、化粧料、及びメラニン生成抑制剤の製造方法
JP6493861B2 (ja) チロシナーゼ阻害剤、毛乳頭細胞増殖促進剤及び肺ガン細胞成長抑制剤
KR20110022013A (ko) 송악 추출물을 함유하는 미백 화장료 조성물
JP5946698B2 (ja) 美白剤及び皮膚化粧料
KR20190033871A (ko) 피부 노화 개선 복합 화장료 조성물
JP5344866B2 (ja) 新規化合物及びその用途
JP2008074777A (ja) メラノサイト活性化抑制剤、及び皮膚外用剤
JP2000290131A (ja) 美白化粧料
JP4717337B2 (ja) テストステロン5α−レダクターゼ阻害剤および養毛化粧料
JP2010111645A (ja) 美白剤及び皮膚化粧料
KR20220046162A (ko) 울릉산마늘 추출물을 포함하는 피부 상태 개선용 조성물
JP2013103930A (ja) メイラード反応阻害剤
JP2005089376A (ja) 美白剤及び抗酸化剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5430891

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350