JP2009101987A - 車両用冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両1に搭載されるエンジン2と、冷却液を通す液管11aによって車両前方側からの空気流を通過させる面状体が形成されたラジエータ11と、車両前方側からの空気流によって冷却されるようエンジン2よりもラジエータ11寄りに配置されたECU12とを備えている。
【選択図】図1
Description
この構成により、原動機よりも放熱器寄りに配置された補機の周りをクールエアが流れて補機が有効に空冷されることになり、補機を空冷用のケースに収納したりそのための専用配管を設けたりする必要がなく、補機冷却性能とメンテナンス性に優れたものとなる。
本発明に係る車両用冷却装置は、あるいは、(2)車両に搭載される原動機と、前記車両に搭載されるとともに冷却液を通す液管によって面状体が形成され、前記面状体を通過する空気流によって前記液管を介し前記冷却液から放熱させる放熱器と、前記車両に搭載され、車両前方側からの空気流によって冷却されるよう前記車両の前後方向で前記放熱器と同等の位置か前記放熱器より車両前方側に配置された補機と、を備えたものである。
この構成により、車両の前後方向で放熱器と同等の位置か放熱器より車両前方側に配置された補機の周りをクールエアが流れて、補機が有効に空冷されることになる。したがって、補機を空冷用のケースに収納したりそのための専用配管を設けたりする必要がなく、補機冷却性能とメンテナンス性に優れたものとなる。
上記(1)、(2)に記載の構成を有する車両用冷却装置においては、(3)前記補機の前端が、車両前方側からの空気流を通過させる前記面状体より車両前方側に位置するのが望ましい。これにより、放熱器を通過していないクールエアによって補機が十分に冷却される。
上記(1)、(2)に記載の車両用冷却装置においては、(5)前記補機が、前記車両に搭載される電子制御ユニットであるのが好ましい。この構成により、電子制御ユニットが効率的に冷却され、その処理速度や信頼性が向上する。
さらに、上記(1)、(2)に記載の車両用冷却装置は、好ましくは、(6)前記補機が、前記放熱器の面状体の外周近傍に配置され、前記放熱器を通過した空気流と前記補機の周りを通過する空気流とを分離するよう、前記放熱器の近傍に、前記補機の周りを通過する空気を吸入する空気清浄器が配置されたものである。
また、本発明によれば、車両の前後方向で放熱器と同等の位置か放熱器より車両前方側に配置された補機の周りをクールエアが流れて、補機が有効に空冷されるようにすることで、補機を空冷用のケースに収納したりそのための専用配管を設けたりする必要がなく、補機冷却性能とメンテナンス性に優れた車両用冷却装置を提供することができる。
さらに、放熱器を通過した高温の空気流が空気清浄器によって補機側の空気流から分離されるとともに、補機の周りを流れる空気が空気清浄器に吸入されるようにすれば、補機の周りを流れる空気流がクールエアでかつ補機の空冷により有効な流量となるようにすることができる。
、例えばラジエータ11に対し左端部背面側に配置されたエアクリーナ13とを備えている。
さらに、本実施形態では、車両1の走行時に、ECU12の後端部近傍でかつラジエータ11の左端部背面に近接配置されたエアクリーナ13によって、ラジエータ11を通過した高温の空気流が、ECU12の周りを流れるECU12側の空気流から分離される。したがって、ECU12の周りを流れる空気がエアクリーナ13に吸入されるとともに、ECU12の周りを流れる空気流がECU12の空冷に非常に有効な流量となり、このECU12やその支持部分がラジエータ11を通過した後の高温の空気によって受熱することがより有効に防止される。
1a バンパ・グリル開口部
2 エンジン(原動機、内燃機関)
11 ラジエータ(放熱器、面状体)
11a 液管
11b 放熱フィン
11c ラジエータ前面(面状体の前面)
12 ECU(電子制御ユニット、補機)
12a 前端面
12b 後端面
12c 表面温度が高くなる部位
13 エアクリーナ(空気清浄器)
13b 後端面
21 電動ファン(ファン)
22 ファンシュラウド
31 エアクリーナケース(放熱器のケース)
32 エアクリーナキャップ(放熱器のケース)
33 エアエレメント(フィルタ)
35 インレットダクト(空気吸入用のダクト)
35a 空気吸入口
Da 方向(面状体と交差する方向)
Claims (13)
- 車両に搭載される原動機と、
前記車両に搭載されるとともに冷却液を通す液管によって面状体が形成され、前記面状体を通過する空気流によって前記液管を介し前記冷却液から放熱させる放熱器と、
前記車両に搭載され、車両前方側からの空気流によって冷却されるよう前記原動機よりも前記放熱器寄りに配置された補機と、を備えた車両用冷却装置。 - 車両に搭載される原動機と、
前記車両に搭載されるとともに冷却液を通す液管によって面状体が形成され、前記面状体を通過する空気流によって前記液管を介し前記冷却液から放熱させる放熱器と、
前記車両に搭載され、車両前方側からの空気流によって冷却されるよう前記車両の前後方向で前記放熱器と同等の位置か前記放熱器より車両前方側に配置された補機と、を備えた車両用冷却装置。 - 前記補機の前端が、車両前方側からの空気流を通過させる前記面状体より車両前方側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用冷却装置。
- 前記補機のうち表面温度が高くなる部位が前記補機のうち車両前方側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用冷却装置。
- 前記補機が、前記車両に搭載される電子制御ユニットであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用冷却装置。
- 前記補機が、前記放熱器の面状体の外周近傍に配置され、
前記放熱器を通過した空気流と前記補機の周りを通過する空気流とを分離するよう、前記放熱器の近傍に、前記補機の周りを通過する空気を吸入する空気清浄器が配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用冷却装置。 - 前記補機の位置が前記空気清浄器の位置より車両前方側であることを特徴とする請求項6に記載の車両用冷却装置。
- 前記空気清浄器に空気吸入用のダクトが装着され、該ダクトの空気吸入口が、前記補機の後部近傍に位置することを特徴とする請求項6に記載の車両用冷却装置。
- 前記ダクトの空気吸入口が、前記補機に対し前記放熱器とは反対側に向かって開口していることを特徴とする請求項8に記載の車両用冷却装置。
- 前記補機が、前記車両に搭載される電子制御ユニットであり、
該電子制御ユニットが、前記空気清浄器のケースに支持されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用冷却装置。 - 前記放熱器の近傍に設けられ、前記放熱器を通過する空気流を生じさせるファンと、
前記ファンの周囲で前記放熱器の片面側を覆うファンシュラウドと、を備え、
前記空気清浄器のケースが、前記ファンシュラウドと一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用冷却装置。 - 前記空気清浄器のケースが、前記ファンの側方で上下方向に延びていることを特徴とする請求項11に記載の車両用冷却装置。
- 前記空気清浄器のケースに前後方向に開閉可能なキャップが装着されたことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の車両用冷却装置。
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