JP2013044098A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 移動機体上にエンジンが配置されたエンジンルームの側方に、ラジエータが設置された冷却風吸込室24が設けられ、冷却風吸込室24の前側に油圧機器が設置された油圧機器室27が設けられ、冷却風吸込室24と油圧機器室27との間に仕切壁29が設けられた作業機であって、前記エンジンを制御するコントロールユニット61が冷却風吸込室24内のラジエータよりも風上側に、仕切壁29から間隙86を空けて配置されている。
【選択図】図1
Description
前記エンジン20を制御するコントロールユニット61が冷却風吸込室24内のラジエータ23よりも風上側に、仕切壁29から間隙86を空けて配置されている点にある。
請求項3においては、請求項2の発明において、前記コントロールユニット61の仕切壁29側を覆う保護カバー84と、その反対側と上方とを覆う防水カバー97とが設けられ、保護カバー84に前記間隙86からコントロールユニット61に冷却空気を導入するための開口窓101が設けられているものである。
ーム21と冷却風吸込室24とが左右に形成され、油圧機器室27の作動油タンク26に連通するリターンパイプ65が仕切壁29を貫通して冷却風吸込室24側に突出され、該リターンパイプ65の突出部の下方に前記コントロールユニット61が配置されているものである。
請求項3によれば、コントロールユニット61の仕切壁29側を保護カバー84で保護することができると同時に、開口窓101を通して前記間隙86からコントロールユニット61に冷却空気を導入することができ、間隙86を通る冷却空気によってコントロールユニット61を効果的に冷却することができる。また、防水カバー97でコントロールユニット61の仕切壁29とは反対側と上方と防水することができる。
請求項5によれば、後方から油量計測ゲージ103を見る際にコントロールユニット61が邪魔にならずに済み、風上側の斜め後方からでも油量計測ゲージ103がよく見えるようになる。
図8において、作業機として例示するバックホー1は走行装置2と旋回体(移動機体)3と掘削装置4とから主構成されている。
旋回体3は、走行装置2の左右クローラ走行体5間の中央部に設けた軸受体8に上下方向の旋回軸心回りに回動自在に支持された旋回台7と、この旋回台7に搭載された各種機器を覆うボンネット11と、このボンネット11上に設けた座席12やその前の操縦部を
覆うキャビン13とを備えている。
旋回台7の後部上面および右側上面は開放状とされ、これらの開放部分は旋回台7の上面から上方に突出した丸みを帯びたボンネット11で覆われている。
DPFマフラ31はエンジン20の上部左側方に配置され、フライホイールハウジング38の上部にブラケット40等を介して取り付けられている。DPFマフラ31の後部上面には接続フランジ44が上方突出され、右側面には吸気口45が突設されている。吸気口45はエンジン20の排気マニホールド47に接続されている。
エアクリーナ33はDPFマフラ31のエンジン20とは反対側の側方(左側方)に配置されている。エアクリーナ33の排気口49は出側ホース50を介してエンジン20の吸気マニホールド52に接続され、エアクリーナ33の吸気口54は入り側ホース51が接続されており、入り側ホース51は閉塞壁体75の上部を貫通して冷却風吸込室24内に挿入されている。従って、後述する外気取入口63から流入した新鮮な外気は、その一部が入り側ホース51を通してエアクリーナ33に供給されることになる。
なお、エンジンルーム21の左前方にはエンジン20用の燃料タンク53が配置されている。
冷却風吸込室24には、ラジエータ23の他にオイルクーラ55とエンジンオイルクーラ57とコンデンサ58とリザーブタンク59とエンジン20を制御するコントロールユニット(ECU)61とが設けられている。
。従って、本実施形態のバックホー1では、外気取入口63の内側となる左側方にラジエータ23とラジエータファン37を配置した吸い込みタイプを採用している。
作動油タンク26に連通するリターンパイプ65が仕切壁29を貫通して冷却風吸込室24側に突出され、冷却風吸込室24側にリターンフィルタ66が設けられている。
作動油タンク26の油量を計測する油量計測ゲージ103が、コントロールユニット61とラジエータ23との間であってコントロールユニット61の前方側に配置されている。
前記風胴73は、ラジエータ23から後方突出した筒状の風胴本体74と、風胴本体74の左右方向中途部から前後方向及び上方に突出した閉塞壁体75とを有し、閉塞壁体75はエンジンルーム21と冷却風吸込室24との間を塞いでいる。これにより、風胴73の風胴本体74内のみをラジエータファン37による冷却風が流れて、エンジンルーム21と冷却風吸込室24との間を冷却風が逆流しないようにしている。
保護カバー84は取付ブラケット83を介してボルト等の締結具87により仕切壁29に固定されている。保護カバー84は前カバー壁89と右側カバー壁90とを有し、保護カバー84の前カバー壁89の後面にコントロールユニット61がボルトナット等の締結具により固定され、保護カバー84は前カバー壁89でコントロールユニット61の仕切壁29側を覆うと共に、コントロールユニット61の右側方を右側カバー壁90で覆っている。
上記実施形態によれば、外気取入口63から流入した冷却風の多くは、コントロールユニット61の後側を通って、コンデンサ58、エンジンオイルクーラ57、オイルクーラ55を経てラジエータ23内を通過して、エンジン20側へ送出される。また、外気取入口63から流入した冷却風の一部は、コントロールユニット61と仕切壁29との間の間隙86を通ってオイルクーラ55を経てラジエータ23内を通過して、エンジン20側へ送出される。
また、コントロールユニット61は、油漏れのリスクの少ない低圧のリターンパイプ65の下方にあるため、コントロールユニット61に作業油が付着するおそれが少なくなるし、リターンパイプ65の下方のスペースを有効に使うことができる。
また、エンジンルーム21の左側方に、ラジエータ23が設置された冷却風吸込室24が設けられ、その冷却風吸込室24の前側に油圧機器室27が設けられていてもよい。
7 旋回台(移動機体)
20 エンジン
21 エンジンルーム
23 ラジエータ
24 冷却風吸込室
26 作動油タンク
27 油圧機器室
29 仕切壁
61 コントロールユニット
65 リターンパイプ
84 保護カバー
86 間隙
97 防水カバー
103 油量計測ゲージ
105 傾斜部
Claims (5)
- 移動機体(7)上にエンジン(20)が配置されたエンジンルーム(21)の側方に、ラジエータ(23)が設置された冷却風吸込室(24)が設けられ、冷却風吸込室(24)の前側に油圧機器が設置された油圧機器室(27)が設けられ、冷却風吸込室(24)と油圧機器室(27)との間に仕切壁(29)が設けられた作業機であって、
前記エンジン(20)を制御するコントロールユニット(61)が冷却風吸込室(24)内のラジエータ(23)よりも風上側に、仕切壁(29)から間隙(86)を空けて配置されていることを特徴とする作業機。 - 前記コントロールユニット(61)は、仕切壁(29)との間の間隙(86)が風上側に向けて徐々に広くなるように傾斜して仕切壁(29)に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業機。
- 前記コントロールユニット(61)の仕切壁(29)側を覆う保護カバー(84)と、その反対側と上方とを覆う防水カバー(97)とが設けられ、保護カバー(84)に前記間隙(86)からコントロールユニット(61)に冷却空気を導入するための開口窓(101)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の作業機。
- 旋回台(7)の後部に前記エンジンルーム(21)と冷却風吸込室(24)とが左右に形成され、油圧機器室(27)の作動油タンク(26)に連通するリターンパイプ(65)が仕切壁(29)を貫通して冷却風吸込室(24)側に突出され、該リターンパイプ(65)の突出部の下方に前記コントロールユニット(61)が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業機。
- 作動油タンク(26)の油量を計測する油量計測ゲージ(103)が、コントロールユニット(61)とラジエータ(23)との間であってコントロールユニット(61)の前方側に配置され、油量計測ゲージ(103)が風上側の斜め後方から見えるように防水カバー(97)のラジエータ(23)側の角部が後に行くに従って風上側に向かうように傾斜されていることを特徴とする請求項4に記載の作業機。
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