JP2008082020A - バックホー - Google Patents

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Teruo Kunisawa
輝夫 国沢
Yuji Fujita
裕司 藤田
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臣也 向江
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Abstract

【課題】ラジエータの冷却性能を低下させることなくオイルクーラの冷却性能を向上させる。
【解決手段】旋回台3の前部に作業装置4が装着され、該旋回台3に搭載されたエンジン9で油圧ポンプ10及びラジエータファン11が駆動され、該ラジエータファン11によりラジエータ12とオイルクーラ13とが冷却される形式のバックホーにおいて、ラジエータ12とオイルクーラ13とが共にラジエータファン11に面して並列状態で配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラジエータファンによって冷却されるラジエータとオイルクーラとを有するバックホーに関するものである。
従来、ラジエータファンによってラジエータとオイルクーラを冷却するようにしたバックホーがあり、このバックホーにおいては、ラジエータファンの前面にラジエータとオイルクーラとを風の流れ方向に直列状態で配置していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−90108号公報
最近では、バックホーにおけるエンジンの高出力化や走行・旋回・掘削等の性能アップ、多機能化等のため、エンジンが大型化し、ラジエータの冷却性能を向上させることが必要となり、同時に、油圧機器の設置数の増加やパワーアップ等によって作動油が高温化され、キャビテーションを起こしやすくなったり、油洩れし易くなるなどの悪影響が発生し易くなってきており、オイルクーラの冷却性能の向上も必要となってきている。
ところが、ラジエータファンによってラジエータとオイルクーラを冷却するようにした従来のバックホーにおいては、ラジエータファンの前面にラジエータとオイルクーラとを直列状態で配置していたため、一方が他方の陰となり、陰となった方の冷却性能が低下することが避けられないという問題があった。
そこで、本発明は、ラジエータの冷却性能を低下させることなくオイルクーラの冷却性能を向上させ得るバックホーを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために本発明は、旋回台の前部に作業装置が装着され、該旋回台に搭載されたエンジンで油圧ポンプ及びラジエータファンが駆動され、該ラジエータファンによりラジエータとオイルクーラとが冷却される形式のバックホーにおいて、ラジエータとオイルクーラとが共にラジエータファンに面して並列状態で配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、ラジエータファンが発生する通風空気によってラジエータとオイルクーラが並列的に冷却されるため、一方が他方の陰となることを回避することができ、ラジエータの冷却性能を低下させることなくオイルクーラの冷却性能を向上させることができる。
また、本発明は、旋回台の前部に作業装置が装着され、該旋回台の後部に横置きに搭載されたエンジンで油圧ポンプ及びラジエータファンが駆動され、該ラジエータファンでラジエータとオイルクーラが冷却される形式のバックホーにおいて、ラジエータとオイルクーラとが共にラジエータファンに面して並列状態で配置され、かつ、ラジエータがオイルクーラよりも大きい占有面積で配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、前記と同様な作用効果が得られると共に、これに加えて、旋回台の後部という限られたスペース内においても他の機器や部品類の配置に支障をきたすことなく、ラジエータの優先的な冷却を確保することができる。
前記オイルクーラは、ラジエータファンの通風方向に対して複数を直列状態で配置されていることを特徴としている。
上記構成によれば、前記作用効果に加えて、ラジエータファンの発生する通風空気との接触面積の増加が図れることとなり、制限されたスペース内においてもオイルクーラに必要な冷却能力(容積)を十分に具備させることができる。
本発明によれば、ラジエータの冷却性能を低下させることなくオイルクーラの冷却性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図4において、1はバックホーであり、該バックホー1は、走行機体2の上に旋回台3が縦軸P回りで旋回自在に設置され、該旋回台3の前部に作業装置4が装着されている。
走行機体2は、油圧モータで駆動されるクローラ形式の走行体2aを走行フレーム2bに左右一対設けてなり、この走行フレーム2bの前部にはドーザ5が設けられている。
旋回台3は、走行フレーム2bの上部に旋回軸受Qを介して縦軸P回りで旋回自在に支持され、走行フレーム2bに設けた旋回用油圧モータR(図1参照)により旋回動作可能とされている。
旋回台3上の左側前半部には、運転席6及び操縦装置7が設置され、運転席6の上部にはキャノピー8が設けられている。旋回台3の前部中央には、前方突出状に上下一対の支持ブラケット3aが設けられ、この支持ブラケット3aには、揺動ブラケット3bが縦軸3c回りに左右揺動自在に支持されており、図1に示すスイングシリンダSにより左右に揺動可能とされている。
作業装置4は、上記揺動ブラケット3bに横軸回りに揺動自在に支持されたブーム4aと、このブーム4aの先端側に横軸回りに揺動自在に支持されたアーム4bと、このアーム4bの先端側にスクイ・ダンプ動作可能に取り付けられたバケット4cとを備えており、これらブーム4a、アーム4b、バケット4cは、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ4d、アームシリンダ4e、バケットシリンダ4fによって作動可能とされている。
旋回台3の後部で且つ運転席6の後方側には、図1に示すように、エンジン9が防振手段を介して横置き配置され、エンジン9の左側には該エンジン9で駆動されて各種油圧機器に圧油を供給する油圧ポンプ10が連結配置され、エンジン9の右側には、該エンジン9で駆動されるラジエータファン11が連結配置され、このラジエータファン11の前面(旋回台3の右側)には、ラジエータ12とオイルクーラ13が旋回台3の前後方向に並列して配置されている。
この場合、上記ラジエータ12は、旋回台3の前後方向の後側、オイルクーラ13は、旋回台3の前後方向の前側に配置されている(前後逆でもよい)。そして、ラジエータファン11の前面に対して、ラジエータ12がオイルクーラ13よりも大きい占有面積で配置されている。
ラジエータ12は、図1〜図3に示すように、外形が略縦長の長方形箱状とされ、エンジン冷却水を上部から導入してラジエータファン11の送風作用により冷却し、下部から導出してエンジン9に戻すように配管接続されている。
このラジエータ12は、上部及び下部において支持部材(図示省略)により支持されている。
また、上記ラジエータ12は、図2に示すように、幅寸法(旋回台3の前後方向に相当する方向の寸法)がラジエータファン11の羽根先端の回転軌跡円直径よりも短くされ、かつ、ラジエータファン11の回転中心軸に対してラジエータ12の幅方向中心を旋回台3の前後方向の後側にずらせて配置してあり、これによってラジエータファン11の前面で旋回台3の前後方向の前側にオイルクーラ13の配置スペースを確保している。
オイルクーラ13は、図1〜図3に示すように、外形が略縦長の長方形箱状とされ、作動油を上部から導入してラジエータファン11の送風作用により冷却し、下部から導出するように構成されており、上部及び下部において支持部材(図示省略)により支持されている。
このオイルクーラ13は、図1に示すように、ラジエータファン11の通風方向に対して複数(図1では2つの場合を例示しているが、2つ以上でもよい。)を直列状態で配置されている。これによって、オイルクーラ13の幅寸法(旋回台3の前後方向に相当する方向の寸法)をラジエータ12の幅寸法よりも短く形成してラジエータファン11の前面にラジエータ12とオイルクーラ13とを並列して配置することを可能とすると共に、オイルクーラ13に必要とされる冷却能力(容積)をも具備させ得るようにしている。
エンジン9が配置された旋回台3の後部と、運転席6が配置された旋回台3の前半部との境界部には仕切壁14が左右方向全長に亘って立設されている。エンジン9が設置されている部屋は、エンジンルーム15として前面が仕切壁14で、左右両側部及び後部が側壁3d及び後壁3eで囲まれて区画され、上部が開閉可能なボンネット3f(図2参照)で被覆閉鎖されている。また、ラジエータ12及びオイルクーラ13が設置された部屋は、ラジエータ室16として、ラジエータファン11のファンシュラウド17の設置位置周囲で仕切壁18によりエンジンルーム15から区画されている。
旋回台3の後部は、平面視円弧状とされ、旋回台3が旋回しても走行機体2の左右幅外にはみ出さないように後方小旋回型バックホーとして構成されている。この旋回台3の後部周囲には作業装置4の作業反力に対抗するカウンターウエイトが取り付けられている。
旋回台3の左側前半部の下部には、燃料タンク19が取り付けられており、この燃料タンク19は、運転席6のステップの下部に配置されている。
旋回台3の右側のラジエータ室16の前方には、油圧機器作動用の圧油を貯留する縦長の作動油タンク20が仕切壁14で仕切られて立設配置され、作動油タンク20の前方には、各油圧機器を制御する制御弁を縦方向に積み重ねてなるコントロールバルブ21が支持部材を介して立設配置されている。作動油タンク20の上面に形成された凹段部にバッテリ22が配置されている(図3参照)。
なお、エンジンルーム15内には、点火装置、気化器、スタータ、オルタネータ、排気マフラー、エアクリーナなどのエンジン付属機器や補器類が配置されているが、図面の錯綜化を避けるため図示を省略している。
前記作動油タンク20内の作動油は、油圧ポンプ10により導出されてコントロールバルブ21を経て各油圧機器に供給され、戻り経路を経て作動油タンク20に戻されるが、この戻り経路の途中において、オイルクーラ13により冷却されて戻される。そのため、作動油タンク20と油圧ポンプ10の間、及び、油圧ポンプ10とコントロールバルブ21の間、コントロールバルブ21と各油圧機器の間、コントロールバルブ21とオイルクーラ13の間は、それぞれ油圧配管で接続されている。
なお、油圧ポンプ10は、2連ポンプ、補助ポンプ、パイロット用ポンプで構成され、2連ポンプ及び補助ポンプは、走行機体2の走行、旋回台3の旋回、作業装置4の各油圧機器、ドーザ5の作動などに必要な圧油を供給するものとされ、パイロット用ポンプは、コントロールバルブ21の制御作動に必要なパイロット用圧油を供給するものとされている。
本発明の実施形態は、以上の構成からなり、次に動作を説明する。
本発明のバックホー1は、走行機体2上に旋回台3が旋回自在に設置され、該旋回台3の前部に作業装置4が装着され、該旋回台3に搭載されたエンジン9で油圧ポンプ10が駆動されると共に、該旋回台3上の運転席6に装備された操縦装置7により走行・旋回・掘削等の操作が行われ、前記エンジン9で駆動されるラジエータファン11によりラジエータ12とオイルクーラ13とが冷却される。
本発明においては、上記ラジエータ12とオイルクーラ13とが共にラジエータファン11に面して並列状態で配置されているため、ラジエータファン11が発生する送風作用によって、ラジエータ12とオイルクーラ13とが新鮮な空気で並列的に冷却される。これによって、ラジエータ12の冷却性能を低下させることなく、オイルクーラ13の冷却性能を向上させることができる。
この場合、ラジエータファン11の前面に対して、ラジエータ12がオイルクーラ13よりも大きい占有面積で配置されていることによって、ラジエータ12を優先的に冷却させることができる。
また、オイルクーラ13は、ラジエータファン11の通風方向に対して複数を直列状態で配置されているため、ラジエータファン11の発生する通風空気との接触面積の増加が図れることとなり、オイルクーラ13に必要な冷却能力(容積)を十分に具備させることができる。
なお、本実施形態では、ラジエータファン11が吸い込み形式の場合を例示しており、この場合では、ラジエータ室16の右側壁部に形成された外気導入孔部から外気を吸い込んでラジエータ12及びオイルクーラ13の外表面に接触(外気と熱交換)してこれらを並列的に冷却してファンシュラウド17の円形孔からエンジンルーム15内を経由して、エンジンルーム15の左側壁部に形成された排気孔部から外部に排出される。その間に、新鮮な外気でラジエータ12とオイルクーラ13を並列的に冷却し、さらに、エンジンルーム15内を流通する間にエンジン9や付属機器類の冷却を行い、また、エンジンルーム15内の熱気を伴って外部に排出する。
本発明の実施形態は、以上からなるが、本発明は、この実施形態にのみ制約されるものではなく、種々変更して実施することができる。例えば、ラジエータファン11は、エンジンルーム15内からラジエータ室16に向けて空気を吐き出す形式であってもよい。また、エンジン9は、旋回台3の左右方向一側に縦置きするものに適用することもできる。さらに、図1において、エンジン9に対する油圧ポンプ10とラジエータファン11との配置は、左右逆でもよい。
本発明の実施形態に係るバックホーの旋回台部分の概略平面図である。 図1の旋回台部分の概略右側面図である。 図1の旋回台部分の右後上方より見た斜視図である。 本発明が対象とするバックホーの全体の概略左側面図である。
符号の説明
1 バックホー
2 走行機体
3 旋回台
4 作業装置
5 ドーザ
6 運転席
7 操縦装置
9 エンジン
10 油圧ポンプ
11 ラジエータファン
12 ラジエータ
13 オイルクーラ
20 作動油タンク
21 コントロールバルブ

Claims (3)

  1. 旋回台(3)の前部に作業装置(4)が装着され、該旋回台(3)に搭載されたエンジン(9)で油圧ポンプ(10)及びラジエータファン(11)が駆動され、該ラジエータファン(11)によりラジエータ(12)とオイルクーラ(13)とが冷却される形式のバックホーにおいて、ラジエータ(12)とオイルクーラ(13)とが共にラジエータファン(11)に面して並列状態で配置されていることを特徴とするバックホー。
  2. 旋回台(3)の前部に作業装置(4)が装着され、該旋回台(3)の後部に横置きに搭載されたエンジン(9)で油圧ポンプ(10)及びラジエータファン(11)が駆動され、該ラジエータファン(11)でラジエータ(12)とオイルクーラ(13)が冷却される形式のバックホーにおいて、ラジエータ(12)とオイルクーラ(13)とが共にラジエータファン(11)に面して並列状態で配置され、かつ、ラジエータ(12)がオイルクーラ(13)よりも大きい占有面積で配置されていることを特徴とするバックホー。
  3. 前記オイルクーラ(13)は、ラジエータファン(11)の通風方向に対して複数を直列状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックホー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168739A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
JP2010168838A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Kubota Corp 旋回作業機
JP2013044098A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Kubota Corp 作業機

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