JP2000192816A - 自動車用冷却装置 - Google Patents

自動車用冷却装置

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JP2000192816A JP10369455A JP36945598A JP2000192816A JP 2000192816 A JP2000192816 A JP 2000192816A JP 10369455 A JP10369455 A JP 10369455A JP 36945598 A JP36945598 A JP 36945598A JP 2000192816 A JP2000192816 A JP 2000192816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファン収容部にファンを取り付けたり、あるい
はファン収容部からファンを取り外したりする作業を効
率的に行うことができる自動車用冷却装置を提供する。 【解決手段】ファンシュラウド15には、サブファン1
9を収容するサブファン収容部18、及び、同サブファ
ン収容部18に隣接してダクト取付部20が設けられて
いる。サブファン19が回転し負圧が発生すると、外部
の空気は吸気ダクト44からECU42の周囲(空気通
路43)を通り、ダクト36、ダクト取付部20を通っ
て再び外部へと吸い出される。このように流れる空気に
より、ECU42は空冷される。ファンシュラウド15
には、サブファン19の回転時において同ダクト取付部
20の負圧発生を促進するために導風板31が設けられ
ている。この導風板31は、サブファン収容部18の外
形を覆わないように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の電子部品
を冷却する自動車用冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の電子部品を冷却する自動
車用冷却装置としては、例えば図7及び図8に示される
ものが知られている。
【0003】図8に示されるように、ラジエーター51
の自動車後側には、箱状に形成されたファンシュラウド
52が取り付けられている。このファンシュラウド52
には、同ファンシュラウド52を貫通して自動車後側に
円筒状に突出するファン収容部53が形成されている。
このファン収容部53には、ファン54が配置されてい
る。このファン54は、ラジエーター51を自動車前側
から同後側へ通過する空気の流れを促進し、同ラジエー
タ51が備えるラジエーターコア内の冷却水を効率的に
冷却するためのものである。
【0004】また、上記ファンシュラウド52の上記フ
ァン収容部53に隣接する上側(図7の上側)には、同
じくファンシュラウド52を貫通して自動車後側に円筒
状に突出するダクト取付部55が形成されている。そし
て、上記ファンシュラウド52には、自動車前側に立設
され、上記ダクト取付部55の同前側を覆う略三角形状
の板部61aを有する導風板61が設けられている。こ
の導風板61は、ラジエーター51を自動車前側から同
後側へ通過する空気の流れが直接、上記ダクト取付部5
5に当たることを防止し、ファン54の回転時において
同ダクト取付部55の負圧発生を促進するためのもので
ある。
【0005】上記ダクト取付部55には、ダクト66を
介して電子部品収容箱67が接続されている。この電子
部品収容箱67には、若干の余裕スペースを有して電子
部品68が収容されている。また、電子部品収容箱67
には、吸気ダクト69が設けられている。そして、電子
部品収容箱67は吸気ダクト69を介して外部と連通し
ており、更にダクト66を介してダクト取付部55と連
通している。従って、ファン54が回転し負圧が発生す
ると、図8に矢印で示されるように、外部の空気は吸気
ダクト69から電子部品68の周囲を通り、ダクト6
6、ダクト取付部55を通って再び外部へと吸い出され
る。このように流れる空気により、電子部品68は空冷
される。この際、ダクト取付部55は上記導風板61に
よって覆われているため、ラジエーター51を自動車前
側から同後側へ通過する空気の流れによって、このよう
な空気の流れが抑制されることは回避される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記導風板
61は、図7に示すようにファン収容部53(ファン5
4)側に突出しており、上記板部61aの一部はファン
収容部53の一部も覆っている(図7参照)。従って、
ファン収容部53にファン54を取り付けたり、あるい
はファン収容部53からファン54を取り外したりする
際には、ファン54と導風板61とが互いに緩衝するこ
とのないよう、同導風板61を予め取り外す必要があっ
た。このため、このようなファン54の取り付け及び取
り外し作業は非効率なものとなっていた。
【0007】本発明の目的は、ファン収容部にファンを
取り付けたり、あるいはファン収容部からファンを取り
外したりする作業を効率的に行うことができる自動車用
冷却装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、冷却ファンを収容するフ
ァン収容部と、該ファン収容部に隣接して設けられ、電
子部品収容箱に連通する開口部と、該冷却ファンの回転
時において該開口部の負圧発生を促進するために該開口
部を覆う覆設部材とを有するファンシュラウドを備え、
該開口部に発生する負圧により、電子部品収容箱内の空
気を該開口部から吸い出して該電子部品収容箱内の電子
部品を空冷する自動車用冷却装置において、前記覆設部
材は前記ファン収容部の外形を覆わないように形成され
たことをその要旨とする。
【0009】同構成によれば、上記覆設部材は上記ファ
ン収容部の外形を覆わないように形成されている。従っ
て、上記冷却ファンと上記覆設部材とが緩衝することな
く、上記ファン収容部に同冷却ファンを取り付けたり、
あるいは同ファン収容部から同冷却ファンを取り外した
りことができる。このため、上記ファン収容部に上記冷
却ファンを取り付けたり、あるいは同ファン収容部から
同冷却ファンを取り外したりする作業は効率的なものと
される。
【0010】また、上記ファン収容部(冷却ファン)へ
の直接の空気の流れは、上記覆設部材によって妨げられ
ることはないため、気流の乱れに伴う騒音発生は低減さ
れる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用冷却装置において、前記覆設部材の前記ファ
ン収容部側は、該ファン収容部の形状に合わせて形成さ
れたことをその要旨とする。
【0012】同構成によれば、上記冷却ファンと上記覆
設部材とが緩衝することのない最大の範囲で、同覆設部
材により前記開口部を覆うことができる。従って、上記
開口部の負圧発生は好適に促進され、前記電子部品収容
箱内の空気通路内の空気も円滑に吸い出される。このた
め、前記電子部品は好適に空冷される。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の自動車用冷却装置において、前記覆設部材は前記
ファンシュラウドと一体成形されたことをその要旨とす
る。同構成によれば、部品点数及び組立工数が低減さ
れ、ひいては製造コストが低減される。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1に記載の自動車用冷却装置において、前記覆設
部材は前記ファン収容部側に傾斜されたことをその要旨
とする。
【0015】同構成によれば、上記覆設部材に当たった
外部空気は、上記ファン収容部(冷却ファン)へと円滑
に導かれるため、冷却効果も向上される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用冷却装置
に具体化した一実施形態について図1〜図6に従って説
明する。
【0017】図1は、自動車のエンジンルーム内におけ
る自動車用冷却装置等の配設態様を示す平面図である。
同図1に示されるように、エンジンルーム11の略中央
部にはエンジン12が搭載されている。そして、このエ
ンジン12の自動車前側には、ラジエーター13が配置
されている。このラジエーター13は、エンジン12の
冷却に伴って高温となった冷却水を再び冷やすためのも
のである。すなわち、高温となった冷却水は、図2に示
されるラジエーターコア14に形成されたチューブ内を
通過する際、同ラジエーターコア14に当たった空気の
流れ(風)によって熱が奪われて冷却される。
【0018】ラジエーター13の自動車後側には、箱状
に形成されたファンシュラウド15が取り付けられてい
る。このファンシュラウド15の一側(図2の右側)に
は、同ファンシュラウド15を貫通して自動車後側に円
筒状に突出するメインファン収容部16が形成されてい
る。このメインファン収容部16には、前記エンジン1
2の出力軸であるクランクシャフトに駆動連結されたメ
インファン17が配置されている。このメインファン1
7は、ラジエーターコア14に対する自動車前側から同
後側への空気の流れを促進し、同ラジエータコア14
(冷却水)を効率的に冷却するためのものである。
【0019】また、上記ファンシュラウド15の他側
(図2の左側)の隅には、同じくファンシュラウド15
を貫通して自動車後側に円筒状に突出するファン収容部
としてのサブファン収容部18が形成されている。そし
てこのサブファン収容部18の外周側には、三方から自
動車の後側に更に突出し、中心部に嵌合孔18aを有す
るブリッジ部18bが形成されている。このサブファン
収容部18には、冷却ファンとしての電動式のサブファ
ン19が配置される。すなわち、上記サブファン19
は、モータ部19aを前記嵌合孔18aに嵌合すること
で固定されている(図3参照)。なお、サブファン19
は、特に自動車の低速走行時、若しくは停車時におい
て、ラジエーターコア14に対する自動車前側から同後
側への空気の流れを促進し、同ラジエータコア14(冷
却水)を補助的に冷却するためのものである。
【0020】さらに、上記ファンシュラウド15の上記
サブファン収容部18に隣接する上側(図2の上側)に
は、同じくファンシュラウド15を貫通して自動車後側
に円筒状に突出する開口部としてのダクト取付部20が
形成されている。そして、上記ファンシュラウド15に
は、自動車前側に立設され、上記ダクト取付部20の同
前側を覆う板部31aを有する覆設部材としての導風板
31が一体成形されている(図4参照)。この導風板3
1は、自動車前側から前記ラジエーターコア14を通過
した空気の流れが直接、上記ダクト取付部20に当たる
ことを防止し、サブファン19の回転時において同ダク
ト取付部20の負圧発生を促進するためのものである。
【0021】ここで、上記板部31aは、図4に示され
るように、上記サブファン収容部18(サブファン1
9)に向かって傾斜するように形成されている。これ
は、自動車前側から上記ラジエーターコア14を通過し
て上記導風板31(板部31a)に当たった空気の流れ
を、サブファン収容部18(サブファン19)へと円滑
に導くためである。
【0022】また、上記板部31aのサブファン収容部
18側は、図3に示されるように、同収容部18の内周
面の形状に合わせて形成された円形部31bを有してい
る。したがって、サブファン収容部18にサブファン1
9を取り付けたり、あるいはサブファン収容部18から
サブファン19を取り外したりする際、サブファン19
と導風板31とは互いに緩衝することはない。
【0023】前記ダクト取付部20には、ダクト36を
介して電子部品収容箱としての電子制御装置収容ボック
ス(以下、「ECUボックス」という)41が接続され
ている。このECUボックス41には、若干の余裕スペ
ースを有してエンジン12を統括制御する電子部品とし
ての電子制御装置(以下、「ECU」という)42が収
容されている。すなわち、ECUボックス41の内壁と
ECU42との間には空気通路43が形成されている。
また、ECUボックス41には、吸気ダクト44が設け
られている。
【0024】図4に示されるように、ECUボックス4
1の内部は吸気ダクト44を介して外部と連通してお
り、更にダクト36を介してダクト取付部20と連通し
ている。従って、サブファン19が回転し負圧が発生す
ると、図4に矢印で示されるように、外部の空気は吸気
ダクト44からECU42の周囲(空気通路43)を通
り、ダクト36、ダクト取付部20を通って再び外部へ
と吸い出される。このように流れる空気により、ECU
42は空冷される。
【0025】次に、上記ファンシュラウド15の形成態
様について、図5及び図6に基づき説明する。なお、図
5は、図3の5−5線に沿った断面図にファンシュラウ
ド15(ダクト取付部20及び導風板31)の射出成型
時の型の断面図を併せ示したものであり、図6は図5の
6−6線に沿った断面図である。これら図5及び図6に
示されるように、ファンシュラウド15を形成するため
の型は、固定型46、第1の移動型47及び第2の移動
型48からなる。
【0026】固定型46には、サブファン収容部18の
外壁面に合わせて凹んだ円柱凹部46a、及びダクト取
付部20の内壁面及び外壁面に合わせて凹んだ円筒凹部
46bが形成されている。従って、固定型46は、サブ
ファン収容部18の外壁面、ダクト取付部20の内壁面
及び外壁面を形成する。
【0027】第1の移動型47は、図5の矢印A方向に
移動して、固定型46上に載置されるもので、サブファ
ン収容部18の内壁面に合わせて突出する円柱突出部4
7a及び導風板31の外壁面の形状に合わせてほぼ四角
柱状に凹んだ角柱凹部47bが形成されている。従っ
て、第1の移動型47は、サブファン収容部18の内壁
面及び導風板31の外壁面を形成する。また、第1の移
動型47には、導風板31の内壁面の形状を含んで一側
(図5の左側)方向に開口された型挿通孔47cが形成
されている。
【0028】第2の移動型48は、図5の矢印B方向に
移動して、第1の移動型47の型挿通孔47cに挿入さ
れるもので、上記型挿通孔47cの形状に合わせて、す
なわち導風板31の内壁面の形状を含んで板状に形成さ
れている。従って、第2の移動型48は、導風板31の
内壁面を形成する。
【0029】これら固定型46及び第1、第2の移動型
46,47により形成された空間に合成樹脂を射出成型
することで、導風板31を有するファンシュラウド15
が一体成形される。
【0030】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、導風板31の板部31aに、サ
ブファン収容部18の内周面の形状に合わせて円形部3
1bを形成した。従って、サブファン19と導風板31
とが緩衝することなく、サブファン収容部18にサブフ
ァン19を取り付けたり、あるいはサブファン収容部1
8からサブファン19を取り外したりことができる。こ
のため、ファン収容部18にサブファン19を取り付け
たり、あるいは同ファン収容部18から同サブファン1
9を取り外したりする作業を効率的に行うことができ
る。
【0031】(2)本実施形態では、導風板31の板部
31aに、サブファン収容部18の内周面の形状に合わ
せて円形部31bを形成した。従って、サブファン収容
部18(サブファン19)への直接の空気の流れは、上
記導風板31によって妨げられることはないため、気流
の乱れに伴う騒音発生を低減することができる。
【0032】(3)本実施形態では、導風板31の板部
31aに、サブファン収容部18の内周面の形状に合わ
せて円形部31bを形成した。従って、サブファン19
と導風板31とが緩衝することのない最大の範囲で、同
導風板31によりダクト取付部20の前側を覆うことが
できる。このため、サブファン19の回転時において上
記ダクト取付部20の負圧発生を好適に促進し、空気通
路43内の空気を円滑に吸い出すことで、ECU42を
好適に空冷することができる。
【0033】(4)本実施形態では、導風板31をファ
ンシュラウド15と一体成形したため、部品点数及び組
立工数を低減し、製造コストを低減することができる。 (5)本実施形態では、導風板31の板部31aをサブ
ファン収容部18(サブファン19)側に傾斜するよう
に形成した。従って、自動車前側からラジエーターコア
14を通過して導風板31(板部31a)に当たった空
気の流れを、サブファン収容部18(サブファン19)
へと円滑に導くことができ、冷却効果も向上することが
できる。
【0034】尚、本発明の実施の形態は上記実施形態に
限定されるものではなく、次のように変更してもよい。 ・前記実施形態では、導風板31の板部31aをサブフ
ァン収容部18(サブファン19)側に傾斜するように
形成したが、このように傾斜することなく形成してもよ
い。
【0035】・前記実施形態においては、導風板31を
ファンシュラウド15に一体成形したが、これをファン
シュラウド15とは別体で成形し、組み付けるようにし
てもよい。
【0036】・前記実施形態では、導風板31の板部3
1aに、サブファン収容部18の内周面の形状に合わせ
て円形部31bを形成したが、これはなくてもよい。要
は、導風板31がサブファン収容部18(サブファン1
9)の外形を覆わないように形成すればよい。
【0037】・前記実施形態においては、サブファン収
容部18に隣接してダクト取付部20を形成したが、同
様のダクト取付部をメインファン収容部16に隣接して
形成してもよい。この場合についても、ダクト取付部に
ダクト36を介してECUボックス41を接続すること
で、同様の効果が得られる。
【0038】・前記実施形態においては、電子部品とし
てECU42を採用したが、これはその他の電子部品で
あってもよい。次に、以上の実施形態から把握すること
ができる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに
以下に記載する。
【0039】(イ)冷却ファンを収容するファン収容部
と、該ファン収容部に隣接して設けられ、電子部品収容
箱に連通する開口部と、該冷却ファンの回転時において
該開口部の負圧発生を促進するために該開口部を覆う覆
設部材とを有するファンシュラウドを備え、該開口部に
発生する負圧により、電子部品収容箱内の空気を該開口
部から吸い出して該電子部品収容箱内の電子部品を空冷
する自動車用冷却装置の製造方法において、前記ファン
収容部の外壁面、前記開口部の内壁面及び外壁面を形成
する第1の型と、前記ファン収容部の内壁面及び前記覆
設部材の外壁面形成する第2の型と、前記第2の型に形
成された型挿通孔に挿入されて前記覆設部材の内壁面を
形成する第3の型とにより、前記ファンシュラウドを射
出成型することを特徴とする自動車用冷却装置の製造方
法。同方法によれば、上記ファン収容、上記開口部、及
び、上記覆設部材を有するファンシュラウドは射出成型
にて一体成形される。従って、自動車用冷却装置の部品
点数及び組立工数が低減され、ひいては製造コストが低
減される。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、ファン収容
部に冷却ファンを取り付けたり、あるいは同ファン収容
部から同冷却ファンを取り外したりする作業を効率的に
行うことができる。
【0041】また、気流の乱れに伴う騒音発生を低減す
ることができる。請求項2に記載の発明では、開口部の
負圧発生を好適に促進し、電子部品を好適に空冷するこ
とができる。
【0042】請求項3記載の発明では、部品点数及び組
立工数を低減し、ひいては製造コストを低減することが
できる。請求項4記載の発明では、上記覆設部材に当た
った外部空気は、上記ファン収容部(冷却ファン)へと
円滑に導かれるため、冷却効果を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用冷却装置の一実施形態の
配設態様を示す平面図。
【図2】同実施形態の斜視図。
【図3】同実施形態の平面図。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図。
【図5】図3の5−5線に沿った断面図。
【図6】同実施形態の形成態様を示す断面図。
【図7】従来の自動車用冷却装置を示す平面図。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図。
【符号の説明】
15…ファンシュラウド、18…サブファン収容部、1
9…サブファン、20…ダクト取付部、31…導風板、
41…ECUボックス、42…ECU、43…空気通
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ファンを収容するファン収容部
    と、該ファン収容部に隣接して設けられ、電子部品収容
    箱に連通する開口部と、該冷却ファンの回転時において
    該開口部の負圧発生を促進するために該開口部を覆う覆
    設部材とを有するファンシュラウドを備え、該開口部に
    発生する負圧により、電子部品収容箱内の空気を該開口
    部から吸い出して該電子部品収容箱内の電子部品を空冷
    する自動車用冷却装置において、 前記覆設部材は前記ファン収容部の外形を覆わないよう
    に形成されたことを特徴とする自動車用冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用冷却装置に
    おいて、 前記覆設部材の前記ファン収容部側は、該ファン収容部
    の形状に合わせて形成されたことを特徴とする自動車用
    冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の自動車用冷却
    装置において、 前記覆設部材は前記ファンシュラウドと一体成形された
    ことを特徴とする自動車用冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1に記載の自
    動車用冷却装置において、 前記覆設部材は前記ファン収容部側に傾斜されたことを
    特徴とする自動車用冷却装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2048334A2 (en) 2007-10-03 2009-04-15 Toyota Jidosha Kabusiki Kaisha Vehicular cooling apparatus
JP2013044098A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Kubota Corp 作業機
EP2728066A1 (de) * 2012-10-30 2014-05-07 Joseph Vögele AG Baumaschine mit Maschinenkomponenten

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