JPH0210253Y2 - - Google Patents

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JPH0210253Y2
JPH0210253Y2 JP1983128304U JP12830483U JPH0210253Y2 JP H0210253 Y2 JPH0210253 Y2 JP H0210253Y2 JP 1983128304 U JP1983128304 U JP 1983128304U JP 12830483 U JP12830483 U JP 12830483U JP H0210253 Y2 JPH0210253 Y2 JP H0210253Y2
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JP
Japan
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generator
outside
cooling air
engine
crankshaft
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JP1983128304U
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JPS6036538U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はスクータその他の小型車両に好適な
強制空冷エンジンに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、スクータその他の小型車両においては、
クランク軸端部に冷却風送風フアンを配置し、こ
の送風フアンによる冷却風をシリンダに導く所謂
強制空冷エンジンが採用されている。(例えば実
開昭54−13163号公報) 然るに、これは発電機が送風フアンと同じ冷却
風通路空間内に配置されるもので、発電機が冷却
風中に含まれる塵等にさらされることになり、発
電能力低下が起る場合がある。
〔考案の概要〕
この考案は、上述の不具合を除去すべくなされ
たもので、クランク軸のクランク室外延出部に発
電機の回転子を設け、クランクケースとこれに取
付けられ前記回転子の外側に対向するコイル支持
板とにより発電機室を形成し、さらにクランク軸
端を発電機室外に延出し、該延出端に冷却風送風
フアンを固着し、この送風フアン外方を覆う導風
カバーと前記発電機室との間にエンジン冷却風通
路を形成した点に特徴がある。
〔実施例〕
以下、図示の実施例によつて、この考案を説明
すると、自動二輪車1の中央下方には動力ユニツ
ト2が上下揺動自在に支持されている。
3は動力ユニツト2の前部を占めるエンジン、
4は後輪を支持する後ケース、5はそれらの間を
連結するVベルトケースである。
エンジン3は車両の左右方向へ伸びる略円筒形
のクランクケース6を有する。クランクケース6
は中央の区画壁7で左右に分割された略筒形をな
し、その端面は合成樹脂製の蓋部材8と、後述す
るコイル支持板9とで閉じられている。11は区
画壁7より一側に偏して外面に取付られたシリン
ダである。
区画壁7とコイル支持板9とには、それぞれ球
軸受7aと9aとが設けられ、片持ち形のクラン
ク軸12が回転自在に支持されている。
クランク軸12には点火発電機14と遠心クラ
ツチ15とが設けられている。16は磁鋼からな
る発電機14の回転子、17は軽合金製のコイル
支持板9に支持された出力コイルである。ここで
コイル支持板9とクランクケース6とにより形成
される空間内に回転子14が配置され、この空間
は、発電機室38とされる。
遠心クラツチ15は駆動板20とプーリ形の従
動部21とからなつている従来公知のものであ
る。22はVベルトであり、クランク軸12の回
転を後輪に伝動する。
クランクケース6の他側は蓋部材8によつて閉
じられ、内部はクランク室が形成されている。蓋
部材8は合成樹脂製であり、軸方向の吸気通路2
5が一体に形成されている。26,27はそれぞ
れ吸気通路25に設けられた逆止弁と気化器であ
る。
30はピストンであり、連接棒31を介してク
ランク軸12を駆動する。32は蓋部材8の外側
に取付けられた合成樹脂製の吸気箱であり、その
内面には気化器27が開口している。33は濾過
材であり、その上流側は孔34を介して大気中に
通じている。
35はエンジン空冷用の冷却風送風フアン、3
6は冷却風の導風カバーであり、車両側方に開く
空気取入れ口37を有している。この導風カバー
36は、前記した発電機室の外表面とにより冷却
風通路を形成している。
ここで、この動力ユニツト2の作動を説明する
と、まず、エンジン3が始動し、クランク軸12
の速度が所定以上の高速に達すると、遠心クラツ
チ15が係合して、プーリ21にエンジン出力が
取出される。すなわち、クランク軸12の回転は
Vベルト22を介して後車輪に伝えられる。ま
た、クランク軸の回転に伴なつて送風フアンが回
転し、発電機室の外表面は、このフアンによつて
送風される冷却風にさらされる。
なお、実施例において、点火発電機14として
説明された発電機は、点火と共に前照灯等車両の
電気機器に給電する場合があることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように、クランク軸のクラン
ク室外延出部に発電機の回転子を設け、クランク
ケースとこれに取付けられ前記回転子の外側に対
向するコイル支持板とにより発電機室を形成し、
さらにクランク軸端を発電機室外に延出し該延出
端に冷却風送風フアンを固着し、この送風フアン
外方を覆う導風カバーと前記発電機室との間にエ
ンジン冷却風通路を形成したものであるから、発
電機はクランクケースとコイル支持板とにより覆
われて冷却風中の塵等から保護される。よつて発
電機の発電能力低下が防止される。
また、発電機室の外表面は冷却風にさらされ、
しかもコイルはクランクケースから離れて位置す
るので、コイルの温度上昇が抑えられる。さらに
この発電機室は、従来からあるコイル支持板にて
構成しているため、部品点数を増すことなく、構
成簡単且つコンパクトである等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は自動二輪車の側面図、第2図はその要部の拡
大図、第3図はその−断面図、第4図はその
−断面図である。 2……動力ユニツト、6……クランクケース、
7……区画壁、8……蓋部材、9……コイル支持
板、12……クランク軸、14……点火発電機、
16……回転子、17……出力コイル、38……
発電機室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランク軸のクランク室外延出部に発電機の回
    転子を設け、クランクケースとこれに取付けられ
    前記回転子の外側に対向するコイル支持板とによ
    り発電機室を形成し、さらにクランク軸端を発電
    機室外に延出し、該延出端に冷却風送風フアンを
    固着し、この送風フアン外方を覆う導風カバーと
    前記発電機室との間にエンジン冷却風通路を形成
    したことを特徴とする強制空冷エンジン。
JP1983128304U 1983-08-18 1983-08-18 強制空冷エンジン Granted JPS6036538U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983128304U JPS6036538U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 強制空冷エンジン

Applications Claiming Priority (1)

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JP1983128304U JPS6036538U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 強制空冷エンジン

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Publication Number Publication Date
JPS6036538U JPS6036538U (ja) 1985-03-13
JPH0210253Y2 true JPH0210253Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30291108

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JP1983128304U Granted JPS6036538U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 強制空冷エンジン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742846B2 (ja) * 1986-01-31 1995-05-15 ヤマハ発動機株式会社 オイルポンプ駆動用ウオ−ム
US9192264B2 (en) 2010-07-27 2015-11-24 Euro-Pro Operating Llc Food processor

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US3759238A (en) * 1971-01-21 1973-09-18 Outboard Marine Corp Balancing system
US3994067A (en) * 1972-11-14 1976-11-30 Mcculloch Corporation Apparatus for removing entrained matter from the inlet air of a chain saw internal combustion engine

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Publication number Publication date
JPS6036538U (ja) 1985-03-13

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