JP3127529B2 - 電動式スクータ - Google Patents

電動式スクータ

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JP3127529B2 JP03306258A JP30625891A JP3127529B2 JP 3127529 B2 JP3127529 B2 JP 3127529B2 JP 03306258 A JP03306258 A JP 03306258A JP 30625891 A JP30625891 A JP 30625891A JP 3127529 B2 JP3127529 B2 JP 3127529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動式スクータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両は、従来ガソリンを燃料
としこれを燃焼させて動力に変える内燃機関を用い、そ
の動力で車両を走行させるものである。
【0003】しかしガソリンを燃料とする内燃機関で
は、振動や騒音対策が不可欠であることは勿論、内燃機
関の冷却や排気ガスの熱に対する対策等を講じなければ
ならず、その上排気ガスが排出されるので大気汚染の問
題を伴い、その対策も難かしい。さらに付帯機器として
キャブレタやエアクリーナ、マフラ等多種類を必要と
し、燃料としての石油資源にも限りがある等の種々の問
題点をかかえている。
【0004】そこで無公害動力源として電動式スクータ
を使用し、このモータにより後輪を駆動して走行する電
動式車両とすれば公害問題も生じず、エンジンやその吸
排気系が不要となって付帯機器が少なく、大変好ましい
が、スクータ型車両では後輪をスイング自在に支持する
関係上パワーユニットタイプの車両の電動式のものは未
だ提供されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のス
クータ型車両のパワーユニットとして電動モータを搭載
する場合、大きいパワーを得るためには大型の電動モー
タを用いるか、あるいは複数個の電動モータを用いなけ
ればならない。また大きいパワーを得るために大型の電
動モータまたは複数個の電動モータを搭載するようにす
るとその駆動源となるバッテリも大型なものを搭載しな
ければならなくなる。そしてパワーユニットタイプのス
クータ型車両では大型の電動モータや複数個の電動モー
タ、およびバッテリを搭載するスペースが充分にとれ
ず、走行時の安定性やバランスを損うことにもなる。
【0006】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、公害を生じない電動モータを駆動源とし、
車体のバランスを崩すことなく電動モータおよびバッテ
リを搭載することができ、走行安定性を高めることがで
きる電動式スクータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明に係る電動式スクータは、請求項1に記載し
たように、電動モータを搭載し車体フレームにスイング
自在に連結されたパワーユニットを備えたスクータ型車
両において、前記パワーユニットのドライブシャフト周
辺の外周部に複数個の電動モータを配置し、各電動モー
タのモータ出力軸とドライブシャフトとをギヤを介して
連動させる一方、前記パワーユニットに設けられるモー
タカバーで前記電動モータを覆い、前記ドライブシャフ
トの軸端に冷却用ファンを設け、このファンにより生じ
る冷却風を前記モータカバー内に導入するようにしたも
のである。また、この発明に係る電動式スクータは、請
求項2に記載したように、スクータ型車両のシート下に
物品収納室を形成し、この物品収納室の前後または下部
に電動モータを駆動させるバッテリを分散して配置した
ものである。
【0008】
【作用】ドライブシャフト周辺の外周部に複数個の電動
モータを配置し、各電動モータの出力軸の回転はモータ
出力軸からギヤを通じてドライブシャフトに伝えられ、
伝動機構を通じて後輪に伝達され、後輪が駆動される。
電動モータはパワーユニットのドライブシャフト周辺の
外周部に複数個配置されているのでスイング時に移動量
が少なく、振動も少なくなる。そして電動モータの回転
により駆動されるドライブシャフトの回転で冷却用ファ
ンが回転され、その回転で生じる冷却風はパワーユニッ
ト内を通って電動モータのモータケース内に導かれ、電
動モータを冷却して電動モータの出力低下を防止してい
る。また、電動モータを駆動させるバッテリは物品収納
室の前後または下部に配置されているので車体のバラン
スを崩すことがなく、大型バッテリの搭載も可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図面について説明す
る。
【0010】スクータ型車両は、車体フレーム1の前部
に前輪2のステアリングシャフトが支持されてその上部
にハンドル3が取り付けられ、車体フレーム1の後部上
方にはシート4が設けられており、その下にシート4を
開閉することによりヘルメット5等の荷物を収納する物
品収納室6が設けられている。物品収納室6には例えば
フルフェイスタイプのヘルメット5が正立状態で収納さ
れるようになっている。
【0011】車体フレーム1の後部の懸架部7(鎖線で
示す7´位置でもよい)に電動モータ駆動のパワーユニ
ット8が連結軸9により上下方向にスイング自在に連結
され、このパワーユニット8の後部に後輪10が軸支さ
れ、上部は車体フレーム1にクッションユニット11に
より連結されている。
【0012】パワーユニット8の駆動側周辺に1〜数個
の電動モータ12,12…が図のような位置に配設さ
れ、この電動モータ12からパワーユニット8内の伝動
機構を通じて後輪10に回転が伝えられる。
【0013】電動モータ12はパワーユニット8の揺動
支点に近い駆動側の周辺に装着されるので、パワーユニ
ット8の上下揺動時にも振動が小さく、振動による悪影
響が少なくなる。
【0014】また、物品収納室6は上面が開放可能なボ
ックスタイプに構成されて車体フレーム1に固定され
る。物品収納室6が車体フレーム1の一部を構成するよ
うにしてもよい。物品収納室6の前方下部と懸架部7と
の間に生じるスペースにバッテリ13が配設されてい
る。この他、フロントレッグシールド14の内側や物品
収納室6の後部で後輪10の上方位置にもバッテリ1
5,16がそれぞれ設けられ、さらに、ステップボード
17の下部にもバッテリ18を設けることができる。
【0015】このスクータ型車両は、物品収納室6の前
後また下部に形成されるスペースを利用してできるだけ
多くのバッテリ13,15,16,18をそれぞれ設置
し、スペースの有効利用を図っている。
【0016】これらのバッテリ13,15,16,18
のうちの1つ(例えばバッテリ15)は灯火器類の電源
用に確保し、他は電動モータ駆動用バッテリとして使用
する。そして、このうちの少なくとも1つは非常用(リ
ザーバー用)として常時は使用しないようにすることが
望ましい。
【0017】また、電動モータ駆動のパワーユニット8
は図3に示すように構成されている。図3はパワーユニ
ット8を1つの電動モータ部分での拡大断面を示すもの
であり、このパワーユニット8は2分割可能なケース本
体20,21、ミッションカバー22、ケースカバー2
3およびモータカバー24を装着してユニットケース2
5が構成され、ケース本体20,21に収容された軸受
26によりドライブシャフト27が回転自在に支持され
る。
【0018】一方、ユニットケース25のケース本体2
1には電動モータ12がボルト締め等で外側から固定さ
れる一方、電動モータ12はモータカバー22で覆われ
ている。この電動モータ12の出力軸にプライマリドラ
イブギヤ31がスプラインやドッグ等により回転一体に
結合され、このドライブギヤ31がドライブシャフト2
7に設けられたプライマリドリブンギヤ32に噛合して
いる。プライマリドライブギヤ31およびドリブンギヤ
32はケース本体20,21に形成されるウェットチャ
ンバ内に収容される。
【0019】プライマリドリブンギヤ32を設けたドラ
イブシャフト27の一側はケース本体21を貫いて突出
し、その突出部に発電用マグネト33が装着され、スク
ータ型車両の走行中に発電したり、バッテリに充電させ
るようになっている。発電用マグネト33はステータ3
4とロータ35とから構成され、その外側に冷却用ファ
ン36が設けられ、発電用マグネト33や冷却用ファン
36は外側からモータカバー24で覆われており、内部
にマグネト室30aが形成される。モータカバー24と
ケース本体21とで形成されるマグネト室30aとモー
タ室30bはリブ状の仕切壁21aで一応連通可能に区
画されている。
【0020】冷却用ファン36はドライブシャフト27
の回転により作動して吸込口37から冷却空気を積極的
に取り入れてモータカバー22内に案内し、電動モータ
30の周りを通ってモータを冷却した後、反対側の開口
38から吹き出されるようになっている。なお、符号3
9はオイルシールである。
【0021】また、ドライブシャフト27の他側はケー
ス本体20を貫いて突出し、その突出部にVベルト変速
機構40のドライブVプーリ41が装着されている。V
ベルト変速機構40はドライブVプーリ41とドリブン
Vプーリ42との間にVベルト43が掛け渡されてドリ
ブン側に動力を可変速可能に伝達している。
【0022】Vベルト変速機構40はケース本体20と
ケースカバー23とにより形成されるドライチャンバの
ベルト室44内に収容される一方、ベルト室44内の冷
却はドライブVプーリ41の固定プーリの外側に設けら
れた冷却ファン45により行なわれる。冷却空気は図示
しないクリーナエレメントにより浄化されて、ケースカ
バー23の流入口46からベルト室44内に流入してベ
ルト室44を冷却した後、ベルト室44の後方に形成さ
れる流出口47から排出されるようになっている。
【0023】他方、ユニットケース25は一方のケース
本体21が後輪10を迂回するように湾曲して後方に延
設され、後輪10をスムーズに案内する一方、その後端
部に後輪10を支持する車軸50が軸支される。車軸5
0はケース本体20とミッションケース22に軸受51
により回転自在に支持される。ケース本体21とミッシ
ョンケース22とによりウェットチャンバのミッション
室53が形成され、このミッション室53に減速歯車機
構を構成するミッション機構54が収容される。
【0024】ミッション機構54のドライブ側であるミ
ッションドライブギヤ55はミッションドライブシャフ
ト56に設けられる。このドライブシャフト56は軸受
57により回転自在に支持される一方、ミッションカバ
ー22を貫いてベルト室44側に突出し、その突出端に
遠心クラッチ60を装着している。この遠心クラッチ6
0のドライブ側はVベルト変速機構40のドリブンVプ
ーリ42と一体に回転するようになっている。
【0025】このスクータ型車両のパワーユニット8
は、図3のレイアウト図に示すように、両側に位置する
ベルト室44やマグネト室30a、モータ室30bはド
ライチャンバに、中央側のモータギヤ室やミッション室
53はウェットチャンバに形成されているので、転倒時
モータカバー24やケースカバー23が破損しても、オ
イル洩れを有効的に防止できる。
【0026】また、パワーユニット8のケース本体2
0,21の一方は、後方に延びて後輪10を軸支するた
め、長手方向に長い構造となっており、その長手方向中
間部は後輪10のタイヤを案内するため湾曲しており、
ケース本体20の強度が弱くなるおそれがある。このパ
ワーユニット8では、ケース本体20に補強リブ61を
立てたり、ボス62を立てて締付ねじ63でケースカバ
ー23と締結し、長手方向中間部の強度を向上させてい
る。
【0027】このスクータ型車両のパワーユニット8に
おいては、電動モータ12の出力をドライブシャフト2
7に伝達するプライマリドライブギヤ31とドリブンギ
ヤ32の噛み合い中心は、後輪の中心線CLよりベルト
室44側にeだけ偏位させている。この構成には、パワ
ーユニット8のユニット幅を抑えてもベース本体21に
取り付けられる電動モータ30の取付スペースを大きく
とることができ、容量の大きな電動モータ12が取付可
能となる。
【0028】電動モータ12はドライブシャフト27の
周辺に図3に示すように1台だけ取り付けても、また、
図1に示すように複数台、例えば3台取り付けてもよ
く、複数台の電動モータを取り付けた場合には、一方の
電動モータ12は図3に示すようにケース本体21の右
側に、他方の電動モータはケース本体20の線対称とな
る左側に配置し、左右の重量バランスをとるようにして
もよい。複数台の電動モータ12を配置することによ
り、内燃機関の多気筒化と同様の効果を有し、駆動力を
アップさせることができる。
【0029】次に、スクータ型車両の作用を説明する。
【0030】電動モータ12の回転は出力軸のプライマ
リドライブギヤ31からドリブンギヤ32を介してドラ
イブシャフト27に伝達され、このドライブシャフト2
7を回転させる。このドライブシャフト27の回転は、
Vベルト変速機構40(チェーン機構やギヤ機構であっ
てもよい。)から遠心クラッチ機構60およびミッショ
ン機構54からなる伝動機構を通じて後輪軸50に伝達
され、後輪10が駆動されて走行することができる。
【0031】またドライブシャフト27の回転により冷
却用ファン36が回転され、この回転により生じた冷却
風はモータカバー24に案内されてユニットケース25
内に送風され、電動モータ12が冷却されてパワーの低
下が防止される。この電動モータ12を駆動するための
バッテリは車体のデッドスペースとなる物品収納室6の
下部または前後部に搭載しているので重心が下がり、車
体のバランスもよく、走行安定性もよくなる。
【0032】図4はスクータ型車両の他の実施例を示す
側面図である。
【0033】この実施例に示されたスクータ型車両は、
シート4の下方に形成される物品収納室6Aに例えばフ
ルフェイスやセミジェットタイプのヘルメット5等を倒
立状態で収納できるように、物品収納室6Aの底部をヘ
ルメット5に沿う湾曲形状に形成して物品収納室6Aの
前側下部に形成されるデッドスペースを大きくとり、こ
のデッドスペースに容量の大きなバッテリ13Aを収納
できるようにしたものである。
【0034】他の構成は、図1および図2に示すスクー
タ型車両と異ならないので同一符号を付して説明を省略
する。
【0035】図5はスクータ型車両のさらに別の実施例
を示すものである。
【0036】この実施例に示されたスクータ型車両は、
物品収納室6Bにヘルメット5等を横置き状態で収納さ
せたもので、この場合にも、物品収納室6Bの底部を図
1に示す物品収納室6の底部より上方に位置させてデッ
ドスペースを大きくとり、このデッドスペースである物
品収納室6Bの前側下部にバッテリ13Bを収容してい
る。
【0037】図4および図5の実施例の場合にも、各バ
ッテリ13A(13B),15,16,18は車体の長
手方向中心に対して左右がほぼ同じ重量になるように配
置し、操縦安定性の向上や左右のバランスの安定化を図
っている。その際、複数のバッテリ13A(13B),
15,16,18による重量配分は、車体下部側が大き
くなるように、フロントレッグシールド14内のバッテ
リ15を省略したレイアウトとしてもよい。この場合に
は車体の低重心化を図ることができる。
【0038】図6はスクータ型車両に用いられる電動モ
ータ駆動のパワーユニット8Aの他の実施例を示すもの
である。
【0039】この変形例に示されたパワーユニット8A
は電動モータ12からの出力をドライブシャフト27に
伝達するプライマリドライブギヤ31とドリブンギヤ3
2の噛合い中心が後輪10の中心線CL上に位置させる
ようにしたものである。
【0040】他の構成は、図3に示すパワーユニット8
と異ならないので同じ符号を付して説明を省略する。
【0041】図7に示すパワーユニット8Bは電動モー
タ12をケース本体20側に取り付けて露出させるとと
もに、発電マグネトをマグネトカバー65で覆ったもの
である。他の構成は図3に示すパワーユニット8と異な
らないので同じ符号を付して説明を省略する。
【0042】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明によれば、
電動モータをパワーユニットのドライブシャフト周辺の
外周部に複数個装着するのでパワーユニットのスイング
による車体や各電動モータへの影響が少なく、振動も少
ない。また、パワーユニットのドライブシャフト周辺の
外周部に電動モータを複数個配置することにより、ドラ
イブシャフト上の単一の電動モータの如く、大型の電動
モータを不要とし、複数の電動モータが相互にバックア
ップ機能を有し、モータトラブル時の弊害を小さくする
ことができる。さらに、ドライブシャフト軸端に設けら
れた冷却ファンでモータカバー内の電動モータを冷却す
るので、電動モータ冷却用の冷却ファンを電動モータに
それぞれ備えることが必要でなく、電動モータの小型
化、ひいてはパワーユニットの小型化が可能となる。ま
た、電動モータを駆動させるバッテリは物品収納室の前
後または下部に分散して設けているので車体の重量バラ
ンスがよく、かつ燃料タンクやエンジン、その吸排気系
を不要にしたので、大容量のバッテリを搭載することが
可能となり、大型の電動モータの搭載を不要としても、
複数個の電動モータの搭載により出力の増大を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動式スクータの一実施例を示
す側面略示図。
【図2】図1に示す電動式スクータの平面略示図。
【図3】電動式スクータに設けられる電動モータ付きの
パワーユニットの平断面図。
【図4】この発明に係る電動式スクータの他の実施例を
示す側面略示図。
【図5】この発明に係る電動式スクータのさらに別の実
施例を示す側面略示図。
【図6】電動式スクータに設けられる電動モータ付きパ
ワーユニットの変形例を示す平断面図。
【図7】パワーユニットのさらに他の変形例を示す平断
面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 前輪 4 シート 6 物品収納室 7 懸架部 8,8A,8B パワーユニット 9 連結軸 10 後輪 12 電動モータ 13,13A,13B,16,18 バッテリ 20,21 ケース本体 22 ミッションカバー 23 ケースカバー 24 モータカバー 27 ドライブシャフト 30a マグネト室 30b モータ室 31 プライマリドライブギヤ 32 プライマリドリブンギヤ 33 発電用マグネト 36 モータ冷却用ファン 40 Vベルト変速機構 44 ベルト室 50 車軸 53 ミッション室 54 ミッション機構 60 遠心クラッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62M 7/06 B60K 1/02 B60K 1/04 B62J 11/00 B62K 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータを搭載し車体フレームにスイ
    ング自在に連結されたパワーユニットを備えたスクータ
    型車両において、前記パワーユニットのドライブシャフ
    ト周辺の外周部に複数個の電動モータを配置し、各電動
    モータのモータ出力軸とドライブシャフトとをギヤを介
    して連動させる一方、前記パワーユニットに設けられる
    モータカバーで前記電動モータを覆い、前記ドライブシ
    ャフトの軸端に冷却用ファンを設け、このファンにより
    生じる冷却風を前記モータカバー内に導入するようにし
    たことを特徴とする電動式スクータ。
  2. 【請求項2】 スクータ型車両のシート下に物品収納室
    を形成し、この物品収納室の前後または下部に電動モー
    タを駆動させるバッテリを分散して配置した請求項1に
    記載の電動式スクータ。
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