JP2009100408A - 最尤復号化方法、最尤復号装置、及び受信機 - Google Patents

最尤復号化方法、最尤復号装置、及び受信機 Download PDF

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Abstract

【課題】QRM−MLD処理において個別に送信信号の候補を推定すると他の送信信号の影響が反映されず推定解の品質が劣化する。
【解決手段】複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を、複数の送信アンテナで送信した複数の送信信号に分離する最尤復号化方法であって、前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答から、チャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列を複数の小行列に分割し、前記分割された小行列に対応する前記受信信号の部分を特定し、前記分割された小行列の逆行列を用いて前記分割された小行列を変換し、前記変換された小行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得した三角行列を用いて前記各部分の受信信号を変換し、前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の送受信アンテナを用いて高速かつ安定な通信を行う無線通信方法及び無線通信装置に関し、特に、受信信号の最尤復号の処理に関する。
複数の送信受信アンテナを用いて無線通信を行うMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式は、高い伝送速度を達成できる。しかし、高い伝送速度を達成するために、受信信号に混在する複数の送信信号の干渉を正確に分離し、検出する処理が必要である。最尤復号(MLD:Maximum Likelihood Detection)は、最も優れた特性が得られる検出方法であるが、処理が複雑になるため、膨大な演算量を必要とする。そこで、実用的な近似方法としてQRM−MLD処理が提案されている。
非特許文献1には、逆行列演算(ゼロフォーシング)の処理を予め実行し、一つの送信信号の候補数を一定数(例えば、4)に限定してから全ての送信信号をMLD処理によって推定する技術が記載されている。
また、特許文献1には、非特許文献1に記載されている逆行列演算の処理を実行後、各送信信号のSN比に応じて各送信信号の候補数を設定し、全ての送信信号をMLD処理によって推定する技術が記載されている。
ここで、図10及び図11を用いて従来のQRM−MLD処理について説明する。
図10は、従来技術のQRM−MLD処理を実行するQRM−MLD処理部の構成図である。
QRM−MLD処理部は、各チャネル推定部71、チャネル行列生成部72、QR分解処理部73、信号変換部74、及びMLD処理部75を備える。
各チャネル推定部71は、既知のパイロット信号を用いて、各伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する。
チャネル行列生成部72は、各チャネル推定部71で推定されたチャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列Hを生成する。
QR分解処理部73は、チャネル行列生成部72で生成されたチャネル行列をQR分解する。例えば、送信アンテナ及び受信アンテナの数が4本ずつの場合、送信信号Tと受信信号Rとの関係はR=HTであり、次式で表される。
Figure 2009100408
そして、チャネル行列のQR分解は、H=QH’であり、次式で表される。
Figure 2009100408
QR分解は、一意の行列の変換であり、右辺の一つ目の行列Qは、ユニタリー行列(複素共役転置との行列積が単位行列に等しい)である。また、二つ目の行列H’は、上三角行列である。
次に、行列Qの複素共役転置行列をQ*と表し、式(1)の両辺に左側からQ*を乗算して左辺をQ*R=Zとおく場合、右辺はQ*HT=Q*(QH’)T=H’Tとなり、次式で表される。
Figure 2009100408
信号変換部74は、QR分解によって得られるユニタリー行列の複素共役転置行列を受信信号に乗算し、受信信号を新たな信号に変換する。例えば、式(3)で表されるように、受信信号行列Rに複素共役転置行列Q*を乗算し、信号行列Zに変換する。
MLD処理部75は、MLD処理によって送信信号を推定する。
次に、QR分解後のMLD処理の詳細を説明する。まず、式(3)においてt4に着目すると、z4=h44’t4が成立する。ここで、変復調にQPSK方式を用いることを考えると、送信信号のシンボル候補は、多値数に応じて4種類となる。各シンボル候補について、h44’t4を計算し、z4との2乗ユークリッド距離を算出する。算出されたユークリッド距離のうち、最も短いシンボルの候補が、正しい送信信号である確率が高いと推定される。次に、t3に着目すると、z3=h33’t3+h34’t4が成立するため、t3及びt4のシンボル候補の組み合わせ(4×4=16種類)について、h33’t3+h34’t4を計算し、z3との2乗ユークリッド距離を算出する。z3との2乗ユークリッド距離及びz4との2乗ユークリッド距離を合わせて、16種類のシンボル候補のユークリッド距離を算出する。算出されたユークリッド距離のうち、最も短いシンボルの候補が正しい信号であると推定される。同様の処理をt1まで続けるのがMLD処理である。なお、t1では、4の4乗(=256)種類のシンボル候補について距離計算が必要となり、一般に、多値数Cのシンボルで送信アンテナ数Nを用いて送信する場合、CのN乗という膨大な演算量が必要となる。そこで、演算量を削減するため、Mアルゴリズムが適用される。
図11は、従来技術のMアルゴリズムの処理の動作図である。
まず、送信信号t4の候補として、C1〜C4の4種類の信号レプリカを生成する。信号レプリカとは、受信装置で仮に設定される信号である。具体的には、推定されたチャネルインパルス応答に基づいて受信信号として想定された信号である。
次に、4種類の信号レプリカについて、送信信号t3の候補を4種類ずつ信号レプリカとして生成し、16種類の送信信号t3の候補を設定する。そして、設定された各送信信号の候補と変換信号Zとの2乗ユークリッド距離を計算し、計算された2乗ユークリッド距離が近い順に(t3、t4)の組み合わせを絞り込む。例えば、図11に示されるようにM=3の場合、(t3、t4)の組み合わせを3種類の候補に絞り込む。
次に、t3で絞り込まれた3種類の送信信号の候補について送信信号t2の信号レプリカを生成し、2乗ユークリッド距離を計算する。
最後に、送信信号t1についても同様に、t2で絞り込まれた3種類の送信信号の候補についてMアルゴリズムの処理を実行し、最終的に2乗ユークリッド距離が最短となる送信信号(t1、t2、t3、t4)の組み合わせを決定する。つまり、途中の処理の段階で組み合わせの候補を絞り込むことによって、最適解を見逃す可能性は生じるが、指数関数的な演算量の増大を抑えることができる。
特開2006−211131号公報 古田浩之、池田哲臣、"ミリ波モバイルカメラ用MIMO−OFDM伝送装置の試作とレイリーフェージング環境下での伝送性能の評価"、電子情報通信学会無線通信システム研究会技術報告、RCS2005−141、2006年1月、pp.101−106
前述した従来技術では、各送信信号の複数の候補を個別に推定し、それから全ての送信信号の複数の候補を組み合わせてMLD処理を行っていたため、個別に送信信号の複数の候補を推定する場合、他の送信信号の影響が反映されず、推定解の品質が劣化する可能性が高かった。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号から、複数の送信アンテナで送信した複数の送信信号を分離して推定する最尤復号化方法であって、前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答から、チャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列を複数の小行列に分割し、前記分割された小行列に対応する前記受信信号の部分を特定し、前記分割された小行列の逆行列を用いて前記分割された小行列を変換し、前記変換された小行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得した三角行列を用いて前記各部分の受信信号を変換し、前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ決定する。
本発明の一形態によると、各チャネル行列を小行列に分割してからMLD処理を実行することによって演算量を削減することができる。また、各小行列において複数の送信信号のMLD処理を実行して、複数の送信信号の候補を推定することによって送信信号間の影響が反映され、推定解の品質を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
まず、本発明の第1の実施の形態のMIMO通信システムについて説明する。
図1Aは、本発明の第1の実施の形態のMIMO通信システムの構成図である。
MIMO通信システムは、送信機1、受信機2、送信アンテナ3(3A〜3D)、及び受信アンテナ4(4A〜4D)を備える。以下、3A〜3Dを集約して3として説明することもある。また、4A〜4Dを集約して4として説明することもある
送信機1は、送信データ(t1〜t4)を送信信号として、異なる4本の送信アンテナ3によって、同一の周波数で同時に送信する。なお、送信信号は、各伝搬路のチャネルインパルス応答(h11〜h44)の影響を受ける。
受信機2は、チャネルインパルス応答(h11〜h44)の影響を受けた信号を異なる4本の受信アンテナ4によって受信する。また、受信信号には複数の送信データが混在しているため、混在している送信信号を受信信号から分離して推定する信号分離処理を実行し、推定信号(r1’〜r4’)、すなわち、送信信号の推定解を求める。
なお、図1Aには、送信アンテナ3及び受信アンテナ4がそれぞれ4本ずつ示されているが、異なるアンテナをいくつ備えてもよい。
図1Bは、本発明の第1の実施の形態の受信機2の構成図である。
受信機2は、RF受信回路部5及びベースバンド信号処理部6を備える。
RF受信回路部5は、受信アンテナ数と同数の受信回路7(7A〜7D)を備える。以下、7A〜7Dを集約して7として説明することもある。受信回路7は、受信アンテナ4から受信した信号の振幅を増幅し、増幅した受信信号をベースバンド信号処理部に入力する。
ベースバンド信号処理部6は、QRM−MLD処理部8、対数尤度計算部9、及び復号化処理部10を備える。
QRM−MLD処理部8は、受信信号に混在する送信信号の干渉を分離する。なお、QRM−MLD処理部8の詳細は、後述する図4で説明する。
対数尤度計算部9は、分離された信号の対数尤度を計算する。
復号化処理部10は、計算された対数尤度に基づいて、復号化処理(例えば、ターボ復号化処理)を実行する。
本発明の第1の実施の形態のQRM−MLD処理部8は、全体の演算量を削減するため、チャネル行列を複数の小行列に分割して変形し、変形された小行列毎にQR分解する。さらに、QR分解から得られる三角行列を用いてMLD処理を実行する。そして、最後に各々のMLD処理の結果を組合せて推定解を得る。
以上の処理を分割QRM−MLD処理と呼び、信号分割数2の場合のQRM−MLD処理部8の構成図を図2に示す。なお、信号分割数は、チャネル行列の分割に対応して送受信信号が分割される数である。
図2は、本発明の第1の実施の形態のQRM−MLD処理部8の構成図である。
QRM−MLD処理部8は、各チャネル推定部21、チャネル行列生成部22、行列分割処理部23、QR分解処理部24(24A、24B)、信号変換部25(25A、25B)、MLD処理部26(26A、26B)及び分割制御部28を備える。以下、24A、24Bを集約して24として説明することもある。また、25A、25Bを集約して25として説明することもある。また、26A、26Bを集約して26として説明することもある。
各チャネル推定部21は、既知のパイロット信号を用いて、各伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する。
チャネル行列生成部22は、各チャネル推定部21で推定されたチャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成する。
行列分割処理部23は、チャネル行列生成部22で生成されたチャネル行列を小行列に分割して変形する。
例えば、行列分割処理部23は、式(1)の右辺に現れる4行4列のチャネル行列を、2行2列の四つの小行列式(4)〜(7)に分割する。
Figure 2009100408
Figure 2009100408
Figure 2009100408
Figure 2009100408
これらの四つの小行列を用いると、式(1)で表された4種類ずつの送受信信号は、信号分割数と同じ 2種類ずつに分割されて、式(8)及び式(9)に表される式で記述される。
Figure 2009100408
Figure 2009100408
さらに、式(8)及び式(9)を用いて送信信号(t1,t2)に関して変形すると、式(10)が得られる。また、送信信号(t3,t4)に関して変形すると、式(11)が得られる。
Figure 2009100408
Figure 2009100408
ここで、式(10)及び式(11)のH-1は、行列Hの逆行列を示す。
以上のように、送信信号(t1,t2,t3,t4)は、式(10)と式(11)の二つに分割される。
なお、チャネル行列が小行列に分割される場合には、チャネル行列の行及び列が、割り切れる数(チャネル行列の行及び列の数の公約数)でそれぞれ分けられるように分割される。そうすることによって、分割された小行列のサイズが等しくなり、並列演算処理を実施する場合に処理時間を最短にできる。また、チャネル行列の分割によって得られる小行列のサイズが最も小さく(すなわち小行列数が最も多く)なるように、チャネル行列が分割されるとよい。後述する分割されたチャネル行列に対するQR分解処理では、例えば行列サイズがn行n列においてnの3乗程度の演算量を要する。例えばサイズ(n/2)行(n/2)列の4行列に分割した場合、逐次演算処理であっても、行列数は4倍となるが各行列の演算は(1/2)^3=1/8倍となり、全体の演算量は減少する。つまり小行列のサイズを小さくする程、演算量が削減できる。
QR分解処理部24は、行列分割処理部23で分割された各チャネル行列をQR分解する。ここで、チャネル行列は、式(10)及び式(11)の右辺の括弧内に表される行列とする。
信号変換部25は、QR分解によって得られるユニタリー行列の複素共役転置行列を受信信号に乗算し、受信信号を新たな信号に変換する。
MLD処理部26は、分割された送信信号の組合せ(t1,t2)及び(t3,t4)を、各々のMLD処理部(26A、26B)で推定する。
分割制御部28は、チャネル行列生成部22で生成されたチャネル行列に基づいて、チャネル行列の分割を制御する。例えば、分割制御部28は、送受信アンテナの数に依存してチャネル行列の分割数(信号分割数)を決定し、決定された分割数でチャネル行列を分割するよう行列分割処理部23に指示する。さらに、分割制御部28は、決定された分割数に応じて、行列分割処理部23で分割された各小行列をQR分解するよう複数(動作するQR分解処理部24と同じ数)のQR分解処理部24に指示する。
図3は、本発明の第1の実施の形態の分割QRM−MLD処理のフローチャートである。
分割QRM−MLD処理は、受信信号がQRM−MLD処理部8に入力されたときに開始される。
まず、各チャネル推定部21は、各チャネル推定部21で送信アンテナ3と受信アンテナ4との間の伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する(301)。具体的に、各チャネル推定部21は、既知のパイロット信号を用いて伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する。
次に、チャネル行列生成部22は、ステップ301で推定されたチャネルインパルス応答を用いてチャネル行列を生成する(302)。
次に、行列分割処理部23は、ステップ302で生成されたチャネル行列から分割チャネル行列を生成する(303)。分割チャネル行列を生成する具体的な処理については、図4を用いて後述する。なお、送受信アンテナの数が異なる場合には、生成されるチャネル行列が非正方型となるため、式(10)及び式(11)に表れる逆行列を計算するのは一般に困難となる。それを回避するための方法については後述する。
次に、QR分解処理部24は、ステップ303で生成された各分割チャネル行列にQR分解を実行する。そして、信号変換部25は、QR分解された各分割チャネル行列に基づいて受信信号を変換する(304)。具体的には、QR分解処理部24は、ステップ303で生成された各分割チャネル行列にQR分解を実行することによって、ユニタリー行列の複素共役転置行列及び三角行列を得る。そして、信号変換部25は、得られたユニタリー行列の複素共役転置行列を受信信号に乗算し、受信信号を変換する。
次に、MLD処理部26は、ステップ304で信号変換された受信信号にMLD処理を実行することによって送信信号を推定する(305)。
具体的に、MLD処理部26は、ステップ304で得られた変換信号にMLD処理を実行し、送信信号の候補を推定する。送信信号(t1,t2)の候補を推定する場合には、例えば、MLD処理において設定される送信信号の信号レプリカと、ステップ304で変換された受信信号とのユークリッド距離が最も短い組み合わせ候補を一つ決定する。同様に、送信信号(t3,t4)についても組み合わせ候補を一つ決定する。そして、送信信号(t1,t2,t3,t4)が推定値として決定される。
次に、送受信アンテナの数が異なり、ステップ302で生成されるチャネル行列が非正方型となる場合の逆行列の計算方法を説明する。
非正方型のチャネル行列に対応するため、正方型のチャネル行列を生成してから逆行列を計算する一般化逆行列を、式(12)に基づいて計算する。ここで、H+は行列Hの一般化逆行列(正方型でのH-1に対応する)、σnは雑音成分、Iは単位行列を表す。式(12)の右辺において、σn 2Iの加算処理を一般化逆行列演算に追加した事によって、行列の対角成分が0に近い場合に逆行列計算が困難になるという問題を回避する効果を有する。
Figure 2009100408
図4は、本発明の第1の実施の形態の分割チャネル行列作成処理のフローチャートである。
分割チャネル行列作成処理は、図3のステップ302でチャネル行列が生成された後に実行される。
まず、行列分割処理部23は、信号分割数を設定する(401)。具体的に、行列分割処理部23は、分割制御部28で決定される信号分割数の情報を受信し、受信した情報を信号分割数として設定する。
次に、行列分割処理部23は、チャネル行列生成部22で生成されたチャネル行列を、ステップ401で設定された信号分割数に対応した小行列に分割する(402)。例えば、信号分割数が2の場合には、行及び列がそれぞれ二つに分割されて4個の小行列に分割される。また、信号分割数が3の場合には9個の小行列に分割される。
次に、行列分割処理部23は、ステップ402で分割された各小行列の逆行列、又は、式(12)に基づいた一般化逆行列を求める(403)。ここで、式(12)右辺の逆行列計算は、例えば、代表的なLU分解による数値計算で求めることができる。
次に、行列分割処理部23は、ステップ402で分割された小行列とステップ403で求めた(一般化)逆行列とを用いて、式(10)及び式(11)の右辺の括弧内の計算を行い、分割チャネル行列を生成する(404)。そして、処理は終了する。
図5は、本発明の第1の実施の形態のMLD処理部26の動作例を示す。
図11に示した従来のMアルゴリズムの動作例と比較すると、第1の実施形態のMLD処理では、送信信号(t1,t2)及び(t3,t4)が独立して決定される。独立して送信信号(t1,t2)及び(t3,t4)が決定されることによって、ツリーの深さが短縮(図11に示す例では半減)されるので、全体として演算量の削減が可能となる。
<実施の形態2>
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態において各小行列においてMLD処理を実行して複数の送信信号の推定解を残し、最後に解の品質を向上するため、残された複数の推定解を組み合せた統合MLD処理を行う。
図6は、本発明の第2の実施の形態のQRM−MLD処理部8の構成図である。
第1の実施の形態と異なるのは、QRM−MLD処理部8が、MLD処理部26の後に統合MLD処理部を備える点である。
統合MLD処理部27は、各MLD処理部26で実行された送信信号の推定結果を組み合わせて統合MLD処理を実行する。
図7は、本発明の第2の実施の形態の分割QRM−MLD処理のフローチャートである。
ステップ301からステップ304は、図3のステップ301からステップ304と対応するため説明を省略する。
次に、MLD処理部26は、送信信号(t1,t2)が含まれる小行列にMLD処理を実行し、送信信号(t1,t2)の複数の候補を選択する(705)。
次に、MLD処理部26は、送信信号(t3,t4)が含まれる別の小行列にMLD処理を実行し、同様に送信信号(t3,t4)の複数の候補を選択する(706)。
次に、統合MLD処理部27は、ステップ302で生成されるチャネル行列をQR分解し、QR分解された結果に基づいて受信信号を信号変換する(707)。
次に、統合MLD処理部27は、ステップ707で信号変換された受信信号について、ステップ705及びステップ706で選択された送信信号(t1,t2)及び(t3,t4)の複数の組み合わせ候補を用いて統合MLD処理を行う。そして、統合MLD処理の結果に基づいて送信信号(t1,t2,t3,t4)を決定する。
具体的に、統合MLD処理部27は、ステップ705で選択された送信信号(t1,t2)の複数の組み合わせ候補と、ステップ706で選択された送信信号(t3,t4)の複数の組み合わせ候補とのユークリッド距離を算出し、全体のユークリッド距離が最も短くなる送信信号(t1,t2,t3,t4)の候補を推定値として決定する。
図8は、本発明の第2の実施の形態の統合MLD処理部27の動作例を示す。
送信信号(t3,t4)は、予め推定された候補を適用するのでMLD処理がスキップされる。また、送信信号(t1,t2)も同様に候補が推定されているので、送信信号(t1,t2)と(t3,t4)とを組み合わせるMLD処理のみが実行される。したがって、全ての送信信号について信号レプリカを作成して新たにMLD処理を実行するのに比較して、演算量が少なくて済む。また、第1の実施の形態と異なり最後に統合MLD処理を実行することによって、全ての送信信号の影響が考慮されるため、送信信号の推定解の品質を向上することができる。
図9は、本発明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態の演算量を従来技術と比較した評価図である。
変復調方式に16QAMを使用し、送信信号の候補を選択する数を16とし、送受信アンテナ数をそれぞれ4×4(送信アンテナが4本、受信アンテナが4本)及び6×6(送信アンテナが6本、受信アンテナが6本)とした場合の複素乗算数を比較する。
複素乗算数を比較するために考慮する処理は、QR分解、各送信信号の信号レプリカ作成及び2乗ユークリッド距離の計算である。送信アンテナ数をN、変復調多値数をC、選択候補数をS、信号分割数をGとすると、複素乗算数は、QR分解ではNの3乗程度の演算量が必要である。また、信号レプリカ作成では、C+SC(N/G−1)(N/G+2)/2の演算量が必要である。また、2乗ユークリッド距離の計算では、C+SC(N/G−1)の演算量が必要である。また、分割行列作成計算では、{(10/G)N^3−13GN}/3の演算量が必要である。
従来型に着目すると、送受信アンテナ数が4×4の場合に、演算量が3253回であるのに対し、送受信アンテナ数が6×6の場合に、演算量が6862回であり、送受信アンテナ数の2乗程度で演算量が増加している。
一方、本発明の第1の実施の形態で信号分割数を2として小行列数を4とした場合には、各送受信アンテナ数で演算量が1752回及び4206回であり、従来型よりも演算量が減少(39%〜45%減)していることが分かる。さらに、送受信アンテナ数6×6で信号分割数を3として小行列数を9とした場合には、演算量が2706回であり、一層の削減効果(61%減)が得られている。
また、本発明の第2の実施の形態では、統合MLD処理が追加される分、第1の実施の形態よりも演算量が増加する。しかし、従来型と比較すると信号分割数が2の場合には、送受信アンテナ数が4×4で演算量が2040回(42%減)であり、送受信アンテナ数が6×6で演算量が4520回(34%減)であり、信号分割数が3の場合には、送受信アンテナ数が6×6で演算量が3282回(52%減)であり、演算量が減少している事が確認できる。
本発明の第1の実施の形態のMIMO通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の受信機2の構成図である。 本発明の第1の実施の形態のQRM−MLD処理部8の構成図である。 本発明の第1の実施の形態の分割QRM−MLD処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の分割チャネル行列作成処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のMLD処理部26の動作例を示す。 本発明の第2の実施の形態のQRM−MLD処理部8の構成図である。 本発明の第2の実施の形態の分割QRM−MLD処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の統合MLD処理部27の動作例を示す。 本発明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態の演算量を従来技術と比較した評価図である。 従来技術のQRM−MLD処理を実行するQRM−MLD処理部の構成図である。 従来技術のMアルゴリズムの処理の動作図である。
符号の説明
71 各チャネル推定部
72 チャネル行列生成部
73 QR分解処理部
74 信号変換部
75 MLD処理部

Claims (17)

  1. 複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号から、複数の送信アンテナで送信した複数の送信信号を分離して推定する最尤復号化方法であって、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答から、チャネル行列を生成する第1の手順と、
    前記生成されたチャネル行列を複数の小行列に分割し、前記分割された小行列に対応する前記受信信号の部分を特定し、前記分割された小行列の逆行列を用いて前記分割された小行列を変換する第2の手順と、
    前記変換された小行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得した三角行列を用いて前記各部分の受信信号を変換する第3の手順と、
    前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ決定する第4の手順と、を含むことを特徴とする最尤復号化方法。
  2. 前記第4の手順では、
    前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ以上選択し、
    前記各部分の決定された組み合わせ候補間のユークリッド距離が最も短くなるように、前記各部分の組み合わせ候補を一つ決定することを特徴とする請求項1に記載の最尤復号化方法。
  3. 前記第2の手順で用いられる逆行列は、前記分割された小行列の対角項成分に雑音成分を付加して逆行列を求めることによって生成されることを特徴とする請求項1に記載の最尤復号化方法。
  4. 前記第2の手順では、前記生成されたチャネル行列の行及び列の公約数で、前記生成されたチャネル行列の行及び列を分けて、複数の小行列に分割することを特徴とする請求項1に記載の最尤復号化方法。
  5. 前記第2の手順では、前記生成されたチャネル行列の分割によって得られる複数の小行列の数が最も多くなるように、前記生成されたチャネル行列を分割することを特徴とする請求項1に記載の最尤復号化方法。
  6. 複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号から、複数の送信アンテナで送信した複数の送信信号を分離して推定する最尤復号装置であって、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答から、チャネル行列を生成するチャネル行列生成部と、
    前記生成されたチャネル行列を複数の小行列に分割し、前記分割された小行列に対応する前記受信信号の部分を特定し、前記分割された小行列の逆行列を用いて前記分割された小行列を変換する行列分割処理部と、
    前記変換された小行列をQR分解することによって三角行列を取得するQR分解処理部と、
    前記取得した三角行列を用いて前記各部分の受信信号を変換する信号変換部と、
    前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ決定するMLD処理部と、を備えることを特徴とする最尤復号装置。
  7. 前記最尤復号装置は、前記生成されたチャネル行列に基づいて、チャネル行列の分割数を決定し、前記決定された分割数に基づいて前記チャネル行列を分割するよう前記行列分割処理部及び前記QR分解処理部に指示する分割制御部を備えることを特徴とする請求項6に記載の最尤復号装置。
  8. 前記MLD処理部は、
    前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ以上選択し、
    前記各部分の決定された組み合わせ候補間のユークリッド距離が最も短くなるように、前記各部分の組み合わせ候補を一つ決定することを特徴とする請求項6に記載の最尤復号装置。
  9. 前記行列分割処理部で用いられる逆行列は、前記分割された小行列の対角項成分に雑音成分を付加して逆行列を求めることによって生成されることを特徴とする請求項6に記載の最尤復号装置。
  10. 前記行列分割処理部は、前記生成されたチャネル行列の行及び列の公約数で、前記生成されたチャネル行列の行及び列を分けて、複数の小行列に分割することを特徴とする請求項6に記載の最尤復号装置。
  11. 前記行列分割処理部は、前記生成されたチャネル行列の分割によって得られる複数の小行列の数が最も多くなるように、前記生成されたチャネル行列を分割することを特徴とする請求項6に記載の最尤復号装置。
  12. 複数の送信アンテナによって送信された複数の送信信号を受信する複数の受信アンテナと、
    前記受信アンテナで受信された複数の受信信号を増幅するRF受信回路部と、
    前記増幅された受信信号を復号化するベースバンド信号処理部と、を備える受信機であって、
    前記ベースバンド信号処理部は、
    前記振幅が増幅された受信信号から複数の送信アンテナで送信した複数の送信信号を分離して推定する最尤復号装置と、
    前記分離された複数の送信信号の対数尤度を計算する計算部と、
    前記計算された対数尤度に基づいて前記分離された複数の送信信号を復号化する復号化部と、を備え、
    前記最尤復号装置は、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答から、チャネル行列を生成するチャネル行列生成部と、
    前記生成されたチャネル行列を複数の小行列に分割し、前記分割された小行列に対応する前記受信信号の部分を特定し、前記分割された小行列の逆行列を用いて前記分割された小行列を変換する行列分割処理部と、
    前記変換された小行列をQR分解することによって三角行列を取得するQR分解処理部と、
    前記取得した三角行列を用いて前記各部分の受信信号を変換する信号変換部と、
    前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ決定するMLD処理部と、を備えることを特徴とする受信機。
  13. 前記最尤復号装置は、前記生成されたチャネル行列に基づいて、チャネル行列の分割数を決定し、前記決定された分割数に基づいて前記チャネル行列を分割するよう前記行列分割処理部及び前記QR分解処理部に指示する分割制御部を備えることを特徴とする請求項12に記載の受信機。
  14. 前記MLD処理部は、
    前記変換された受信信号に対応する前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ以上選択し、
    前記各部分の決定された組み合わせ候補間のユークリッド距離が最も短くなるように、前記各部分の組み合わせ候補を一つ決定することを特徴とする請求項12に記載の受信機。
  15. 前記行列分割処理部で用いられる逆行列は、前記分割された小行列の対角項成分に雑音成分を付加して逆行列を求めることによって生成されることを特徴とする請求項12に記載の受信機。
  16. 前記行列分割処理部は、前記生成されたチャネル行列の行及び列の公約数で、前記生成されたチャネル行列の行及び列を分けて、複数の小行列に分割することを特徴とする請求項12に記載の受信機。
  17. 前記行列分割処理部は、前記生成されたチャネル行列の分割によって得られる複数の小行列の数が最も多くなるように、前記生成されたチャネル行列を分割することを特徴とする請求項12に記載の受信機。
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