JP4943263B2 - 最尤復号方法及び受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の送受信アンテナを用いて高速かつ安定な通信を行う無線通信方法及び無線通信装置に関し、特に、受信信号の最尤復号の処理に関する。
複数の送受信アンテナを用いて無線通信を行うMIMO(Multiple Input Multiple Output)方式は、高い伝送速度を達成する。しかし、高い伝送速度を達成するために、受信信号に混在する送信信号の干渉を正確に分離し、検出する処理が必要である。最尤復号(MLD:Maximum Likelihood Detection)は、最も優れた特性が得られる検出方法であるが、処理が複雑になるため、膨大な演算量を必要とする。そこで、実用的な近似方法としてQRM−MLD処理が提案されている。
特許文献1に記載された技術によると、伝送路のインパルス応答を示すチャネル行列の順序を変えて2種類(例えば、正順及び逆順)用意し、各チャネル行列を用いてQRM−MLD処理を実行し、実行された結果を組み合わせることによって、演算量は増大するが、解の品質を向上させる技術が記載されている。
また、非特許文献1に記載された技術によると、順序の異なるチャネル行列を3種類以上用意し、それぞれのチャネル行列を用いてQRM−MLD処理を実行する技術が記載されている。
ここで、図7及び図8を用いて従来のQRM−MLD処理について説明する。
図7は、従来技術のQRM−MLD処理を実行するQRM−MLD処理部の構成図である。
QRM−MLD処理部は、各チャネル推定部71、チャネル行列生成部72、QR分解処理部73、信号変換部74、及びMLD処理部75を備える。
各チャネル推定部71は、既知のパイロット信号を用いて、各伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する。
チャネル行列生成部72は、各チャネル推定部71で推定されたチャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成する。
QR分解処理部73は、チャネル行列生成部72で生成されたチャネル行列をQR分解する。例えば、送信アンテナ及び受信アンテナの数が4本ずつの場合、送信信号と受信信号との関係はR=HTであり、次式で表される。
そして、チャネル行列のQR分解は、H=QH’であり、次式で表される。
QR分解は、一意の行列の変換であり、右辺の一つ目の行列Qは、ユニタリー行列(複素共役転置との行列積が単位行列に等しい)である。また、二つ目の行列H’は、上三角行列である。
次に、行列Qの複素共役転置行列をQ*と表し、式()の両辺に左側からQ*を乗算して左辺をQ*R=Zとおく場合、右辺はQ*HT=Q*(QH’)=H’Tとなり、次式で表される。
信号変換部74は、QR分解によって得られるユニタリー行列の複素共役転置行列を受信信号に乗算し、受信信号を新たな信号に変換する。例えば、式(3)で表されるように、受信信号行列Rに複素共役転置行列Q*を乗算し、信号行列Zに変換する。
MLD処理部75は、送信信号をMLD処理によって推定する。
次に、QR分解後のMLD処理の詳細を説明する。まず、式(3)においてt4に着目すると、z4=h44’t4が成立する。ここで、変復調にQPSK方式を用いることを考えると、送信信号のシンボル候補は、多値数に応じて4種類となる。各シンボル候補について、h44’t4を計算し、z4との2乗ユークリッド距離を算出する。算出されたユークリッド距離のうち、最も短いシンボルの候補が、正しい送信信号である確率が高いと推定される。次に、t3に着目すると、z3=h33’t3+h34’t4が成立するため、t3及びt4のシンボル候補の組み合わせ(4×4=16種類)について、h33’t3+h34’t4を計算し、z3との2乗ユークリッド距離を算出する。z3との2乗ユークリッド距離及びz4との2乗ユークリッド距離を合わせて、16種類のシンボル候補のユークリッド距離を算出する。算出されたユークリッド距離のうち、最も短いシンボルの候補が正しい信号であると推定される。同様の処理をt1まで続けるのがMLD処理である。なお、t1では、4の4乗(=256)種類のシンボル候補に対して距離計算が必要となり、一般に、多値数Cのシンボルで送信アンテナ数Nを用いて送信する場合、CのN乗という膨大な演算量が必要となる。そこで、演算量を削減するため、Mアルゴリズムが適用される。
図8は、従来技術のMアルゴリズムの処理の動作図である。
まず、送信信号t4の候補として、C1〜C4の4種類の信号レプリカを生成する。信号レプリカとは、受信装置で仮に設定される信号である。具体的には、推定されるチャネルインパルス応答に基づいて受信信号として想定された信号である。
次に、4種類の信号レプリカに対して、送信信号t3の候補を4種類ずつ信号レプリカとして生成し、16種類の送信信号t3の候補を設定する。そして、設定された各送信信号の候補と変換信号Zとの2乗ユークリッド距離を計算し、計算された2乗ユークリッド距離が近い順に(t3、t4)の組み合わせを絞り込む。例えば、図8に示されるようにM=3の場合、(t3、t4)の組み合わせを3種類の候補に絞り込む。
次に、t3で絞り込まれた3種類の送信信号の候補に対して送信信号t2の信号レプリカを生成し、2乗ユークリッド距離を計算する。
最後に、送信信号t1についても同様に、t2で絞り込まれた3種類の送信信号の候補に対してMアルゴリズムの処理を実行し、最終的に2乗ユークリッド距離が最短となる(t1、t2、t3、t4)の組み合わせを決定する。つまり、途中の処理の段階で組み合わせの候補を絞り込むことによって、最適解を見逃す可能性は生じるが、指数関数的な演算量の増大を抑えることができる。
特開2006−121348号公報 木村亮太、船田龍平、原田博司、嶋本薫、"MIMO-OFDMにおける複数のQR分解を用いるグループディテクションアルゴリズムに関する検討"、電子情報通信学会無線通信システム研究会、RCS2006-124、2006年8月、pp.115-120
前述した従来技術では、少なくとも一方のQRM−MLD処理において推定解の候補を一つに絞り込み、他方のQRM−MLD処理に援用していた。そのため、演算時間が増大し、先に推定解の候補を一つに絞り込んだため、最適解を見逃す可能性が生じていた。
また、チャネル行列毎に異なる送信信号の推定解を確定していたため、送信信号全体の組み合わせとして最適解に到達できない可能性が高かった。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数のアンテナによって受信された受信信号を複数の送信信号に分離する最尤復号方法であって、前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答を、複数の異なる順序に並べ、前記複数の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得する第1の手順と、前記チャネルインパルス応答が並べられた順序と同じ数の部分に前記受信信号を分けるように各部分を特定する第2の手順と、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する第3の手順と、前記第3の手順で決定された組み合わせ候補を前記各部分から選択し、前記選択された組み合わせ候補間のユークリッド距離が最も短くなるように、前記組み合わせ候補を選択する第4の手順を含み、前記第1の手順は、前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答を、第1の順序及び前記第1の順序と異なる第2の順序に並べる手順と、複数の異なる順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得する手順と、前記取得された三角行列の右下対角項の値を比較する手順と、前記比較された右下対角項の値のうち、小さい方の値が最も大きくなるチャネルインパルス応答の順序の組を特定する手順と、前記特定された順序の組を構成する順序を、前記第1の順序及び前記第2の順序とする手順と、を含み、前記第2の手順では、前記受信信号を第1の部分及び第2の部分に分けるように特定し、前記第3の手順は、前記第1の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の第1の部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する手順と、前記第2の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の第2の部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する手順と、を含み、前記第4の手順では、前記第1の部分の組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補とのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第1の部分及び前記第2の部分の組み合わせ候補を選択する
特に、前記第3の手順で決定された組み合わせ候補を前記各部分から選択し、前記選択された組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記組み合わせ候補を選択する第4の手順を含むことが好ましい。
本発明の一形態によると、各チャネル行列のMLD処理を途中まで実行することによって、演算量を削減することができる。また、複数の候補に基づいて統合MLD処理を実行することによって、推定解の品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<実施形態1>
まず、本発明の第1の実施の形態のMIMO通信システムについて説明する。
図1Aは、本発明の第1の実施の形態のMIMO通信システムの構成図である。
MIMO通信システムは、送信機1、受信機2、送信アンテナ3(3A、3B)、及び受信アンテナ4(4A、4B)を備える。
送信機1は、送信データ(t1,t2)を送信信号として異なる2本の送信アンテナ3によって、同一の周波数で同時に送信する。なお、送信信号は、各伝搬路のチャネルインパルス応答(h11〜h22)の影響を受ける。
受信機2は、チャネルインパルス応答(h11〜h22)の影響を受けた信号を異なる2本の受信アンテナ4によって受信する。また、受信信号には複数の送信データが混在しているため、受信信号から混在している送信信号を分離する信号分離処理を実行し、推定信号(r1’,r2’)を求める。
なお、図1Aには送信アンテナ3及び受信アンテナ4がそれぞれ2本ずつ示されているが、3本以上の複数の異なるアンテナを備えてもよい。
ここで、送信アンテナ3及び受信アンテナがそれぞれ2本ずつである場合、送受信信号の関係は次式で表される。
図1Bは、本発明の第1の実施の形態の受信機2の構成図である。
受信機2は、RF受信回路部5及びベースバンド信号処理部6を備える。
RF受信回路部5は、受信回路7(7A、7B)を備える。受信回路7は、受信アンテナ4から受信した信号の振幅を増幅し、増幅した受信信号をベースバンド信号処理部に入力する。
ベースバンド信号処理部6は、QRM−MLD処理部8、対数尤度計算部9、及び復号化処理部10を備える。
QRM−MLD処理部8は、受信信号に混在する送信信号の干渉を分離する。なお、QRM−MLD処理部8の詳細は、後述する図2で説明する。
対数尤度計算部9は、分離された信号の対数尤度を計算する。
復号化処理部10は、計算された対数尤度に基づいて、ターボ復号等の復号化処理を実行する。
本発明の第1の実施の形態のQRM−MLD処理部8は、演算量を削減するため、順序の異なるチャネル行列を複数作成し、作成された順序の異なるチャネル行列毎にQR分解する。さらに、QR分解されたチャネル行列から得られる三角行列を用いてMLD処理を途中まで部分的に実行する。そして、最後に最適解の品質を上げるために、それぞれのMLD処理の結果を組み合わせて統合MLD処理を実行する。以上の処理を多重QRM−MLD処理と呼び、多重数2の例を図2に示す。
図2は、本発明の第1の実施の形態のQRM−MLD処理部8の構成図である。
QRM−MLD処理部8は、各チャネル推定部21、チャネル行列生成部22、QR分解処理部24(24A、24B)、信号変換部25(25A、25B)、チャネル行列入れ替え部23、MLD処理部26(26A、26B)、及び統合MLD部27を備える。
各チャネル推定部21は、既知のパイロット信号を用いて、各伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する。
チャネル行列生成部22は、各チャネル推定部21で推定されたチャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成する。
チャネル行列入れ替え部23は、チャネル行列生成部22で生成されたチャネル行列の順序を入れ替える。例えば、式(2)のチャネル行列に対して、逆順に入れ替えたチャネル行列を生成する。
QR分解処理部24は、チャネル行列生成部22で生成されたチャネル行列をQR分解する。チャネル行列入れ替え部23で逆順に入れ替えたチャネル行列をQR分解処理部24BでQR分解すると式(5)のように表される。
信号変換部25は、QR分解によって得られるユニタリー行列の複素共役転置行列を受信信号に乗算し、受信信号を新たな信号に変換する。例えば、式(5)で表されたQR分解に基づいて、信号行列を変換すると式(6)のように表される。
MLD処理部26は、MLD処理を途中まで部分的に実行する。具体的に、MLD処理部26Bは、式(6)に基づいて、t1及びt2の部分にMLD処理を実行し、送信信号の候補を決定する。また、MLD処理部26Aは、同様にt3及びt4の部分にMLD処理を実行し、送信信号の候補を絞り込む。
統合MLD処理部27は、MLD処理部26で処理された結果を組み合わせてMLD処理を実行する。具体的に、統合MLD処理部27は、t1及びt2の送信信号の候補とt3及びt4の送信信号の候補との結果に基づいてMLD処理を実行する。
図3は、本発明の第1の実施の形態の多重QRM−MLD処理のフローチャートである。
多重QRM−MLD処理は、受信信号がQRM−MLD処理部8に入力されたときに開始される。
まず、QRM−MLD処理部8は、各チャネル推定部21で送信アンテナ3と受信アンテナ4との間の伝搬路のチャネルを推定する(502)。具体的には、既知のパイロット信号を用いて、伝搬路のチャネルインパルス応答を推定する。
次に、QRM−MLD処理部8は、チャネル行列生成部22でチャネル行列を生成する(503)。なお、チャネル行列の生成の詳細については、後述する図4で説明する。
次に、QRM−MLD処理部8は、生成されたチャネル行列に対してQR分解処理部24AでQR分解を実行し、信号変換部25Aで受信信号を変換する(504)。具体的には、生成されたチャネル行列をQR分解し、QR分解によって得られるユニタリー行列Qの複素共役転置行列を受信信号rに乗算し、変換信号Zを得る。
次に、QRM−MLD処理部8は、QR分解によって得られる上三角行列、及び、信号変換部25で得られる変換信号に対してMLD処理を実行し、t3及びt4の候補を決定する(505)。具体的には、QR分解によって得られる上三角行列H’、及び、変換信号Zに基づいて、送信信号t3及びt4の候補が決定されるまでMLD処理部26でMLD処理を実行する(送信信号t1及びt2についてはMLD処理を実行しない)。
次に、QRM−MLD処理部8は、ステップ503で生成されたチャネル行列をチャネル行列入れ替え部23で入れ替え(例えば、逆順にする)、新たにチャネル行列を生成する(506)。そして、QRM−MLD処理部8は、入れ替えられたチャネル行列をQR分解処理部24BでQR分解し、信号変換部25Bで信号を変換する(507)。
次に、QRM−MLD処理部8は、入れ替えたチャネル行列を分解することによって得られる上三角行列及び変換信号に対してMLD処理を実行し、t1及びt2の候補を決定する(508)。具体的には、送信信号t1及びt2の候補が決定されるまでMLD処理部26でMLD処理を実行する。
次に、QRM−MLD処理部8は、ステップ505で求めた送信信号t3及びt4の候補と、ステップ508で求めた送信信号t1及びt2の候補とに基づいて、送信信号t1〜t4の推定値を一意に決定する(509)。具体的には、ステップ505で求めた送信信号t3及びt4の候補とステップ508で求めた送信信号t1及びt2の候補とのユークリッド距離を算出し、全体が最も短いユークリッド距離となる送信信号t1〜t4の候補を推定値として決定する。そして、QRM−MLD処理部8は、処理を終了する。
ここで、チャネル行列の生成について検討する。QR分解することによって得られる式(3)の上三角行列の右下対角項h44’及び式(6)の上三角行列の右下対角項h41”の絶対値がそれぞれ小さい場合、送信信号に雑音が含まれるため、式(3)の送信信号t4及び式(6)の送信信号t1の候補を決定するときに雑音の影響が大きくなり誤差が増大する。したがって、各行列の右下対角項の絶対値ができるだけ大きくなるような順序で(例えば、二つの右下対角項の絶対値で小さい方が最大となるように)、チャネル行列を生成する方が、送信信号の候補を決定する時に雑音の影響が小さいため有効である。
ここで、具体的に、チャネル行列を生成する処理について説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態のチャネル行列設定処理のフローチャートである。
まず、QRM−MLD処理部8は、チャネル行列設定処理内で使用する変数を初期化(amax=0)する(802)。
次に、QRM−MLD処理部8は、推定されたチャネルインパルス応答に基づいて、第1の順序のチャネル行列を設定する(803)。さらに、QRM−MLD処理部8は、ステップ803で設定された第1の順序と異なる、第2の順序のチャネル行列を設定する(804)。
次に、QRM−MLD処理部8は、設定した第1の順序及び第2の順序のチャネル行列をそれぞれQR分解する(805)。
次に、QRM−MLD処理部8は、QR分解することによって得られる上三角行列の右下対角項の絶対値を第1の順序及び第2の順序についてそれぞれ算出する(806)。
次に、QRM−MLD処理部8は、算出された第1の順序及び第2の順序の上三角行列の右下対角項の絶対値を比較し、大きい方をaとする(807)。
次に、QRM−MLD処理部8は、変数amaxと比較し、amaxより大きいか否かを判定する(808)。amaxより大きい場合、QRM−MLD処理部8は、ステップ809に進む。一方、amaxより小さい場合、QRM−MLD処理部8は、ステップ810に進む。
次に、QRM−MLD処理部8は、aを新たにamaxとして更新する(809)。
次に、QRM−MLD処理部8は、チャネル行列の候補が存在するか否かを判定する(810)。チャネル行列の候補がある場合、QRM−MLD処理部8は、ステップ803に進む。一方、チャネル行列の候補がない場合、QRM−MLD処理部8は、ステップ811に進む。
次に、QRM−MLD処理部8は、amaxとなる第1の順序及び第2の順序のチャネル行列を決定する(811)。そして、QRM−MLD処理部8は、処理を終了する。
図5は、本発明の第1の実施の形態の統合MLDの処理の動作図である。
3及びt4は、Mアルゴリズムを用いてMLD処理が実行され、t1及びt2は、別のMLD処理によって送信信号の複数候補が決定されるため、t1及びt2のMLD処理が省略される(スキップ処理)。具体的に、まず、t3及びt4についてMLD処理が実行されることによってt3及びt4の複数候補が決定される。次に、t1及びt2は、別のMLD処理によって予め決定されたt1及びt2の複数候補を選択した場合のMLD処理を実行することによって、t1及びt2の全ての信号レプリカについて新たにMLD処理を実行する必要がなく、t1及びt2のMLD処理を部分的に省略することができる。
また、t1及びt2のMLD処理によって決定される候補とt3及びt4のMLD処理によって決定される候補とのいずれか一方の候補を、MLD処理で算出されるユークリッド距離に基づいて一つに絞り込んでから統合MLD処理を実行すると、最適解の品質が劣る可能性はあるが、演算量の削減をすることが可能である。例えば、t3及びt4のMLD処理によって一つの候補を決定し、統合MLD処理においてt3及びt4の処理をスキップし、t1及びt2の部分をMLD処理するため、図5に示されるツリー構造の後段で処理をスキップするので演算量は少ない。
図6は、本発明の第1の実施の形態の演算量を従来技術と比較した評価図である。
変復調方式に16QAMを使用し、送信信号の候補を選択する数を16とし、送受信アンテナ数をそれぞれ4×4(送信アンテナが4本、受信アンテナが4本)及び6×6(送信アンテナが6本、受信アンテナが6本)とした場合の複素乗算数を比較する。
比較するために考慮する処理は、QR分解、信号レプリカの作成、及び2乗ユークリッド距離の計算である。送信アンテナ数をN、変復調の多値数をC、選択候補数をS、多重数をGとすると、複素乗算数は、QR分解ではNの3乗程度の演算量が必要である。また、信号レプリカの作成においてはC+SC(N/G−1)(N/G+2)/2の演算量が必要である。また、2乗ユークリッド距離計算においてはC+SC(N/G−1)の演算量が必要である。
従来型に着目すると、送受信アンテナ数が4×4の場合に演算量が3253回であるのに対し、送受信アンテナ数が6×6の場合に演算量が6862回であり、送受信アンテナ数の10の2乗程度で演算量が増加している。
一方、本発明の信号分割(多重)数を2とした場合、アンテナ数が4×4の場合に演算量が2522回であるのに対し、送受信アンテナ数が6×6の場合は、演算量が5236回であり、従来型よりも演算量が減少(22〜24%減)していることが分かる。これは、QR分解の演算量が2倍に増加するが、それ以上にMLD処理での信号レプリカの作成、及び、2乗ユークリッド距離計算の演算量を削減する効果が高いためである。なお、アンテナ数が6×6で信号分割(多重)数を3とする場合、QR分解を3回実行することによって2個ずつの送信信号の組み合わせについて信号の候補を決定し、統合MLD処理を実行して最尤復号を行なう。3分割する場合の信号変換式を式(7)〜(9)に示す。
具体的には、式(7)に基づいて(t5,t6)を部分的にMLD処理する。また、式(8)に基づいて(t3,t4)を部分的にMLD処理する。また、式(9)に基づいて(t1,t2)を部分的にMLD処理する。そして、それぞれ部分的にMLD処理して決定した送信信号の候補の結果に基づいて、統合MLD処理を実行して最尤復号を行なう。なお、信号を3分割することによって、演算量を4458回に削減する(35%減)ことができる。
本発明の第1の実施の形態のMIMO通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の受信機の構成図である。 本発明の第1の実施の形態のQRM−MLD処理部の構成図である。 本発明の第1の実施の形態の多重QRM−MLD処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のチャネル行列設定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の統合MLDの処理の動作図である。 本発明の第1の実施の形態の演算量を従来技術と比較した評価図である。 従来のQRM−MLD処理を実行するQRM−MLD処理部の構成図である。 従来のMアルゴリズムの処理の動作図である。
符号の説明
1 送信機
2 受信機
8 QRM−MLD処理部
24 QR分解処理部
26 MLD処理部
27 統合MLD部

Claims (10)

  1. 複数のアンテナによって受信された受信信号を複数の送信信号に分離する最尤復号方法であって、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答を、複数の異なる順序に並べ、前記複数の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得する第1の手順と、
    前記チャネルインパルス応答が並べられた順序と同じ数の部分に前記受信信号を分けるように各部分を特定する第2の手順と、
    前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する第3の手順と、
    前記第3の手順で決定された組み合わせ候補を前記各部分から選択し、前記選択された組み合わせ候補間のユークリッド距離が最も短くなるように、前記組み合わせ候補を選択する第4の手順を含み、
    前記第1の手順は、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答を、第1の順序及び前記第1の順序と異なる第2の順序に並べる手順と、
    前記第1の順序及び前記第2の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得する手順と、
    前記取得された三角行列の右下対角項の値を比較する手順と、
    前記比較された右下対角項の値のうち、小さい方の値が最も大きくなるチャネルインパルス応答の順序の組を特定する手順と、
    前記特定された順序の組を構成する順序を、前記第1の順序及び前記第2の順序とする手順と、を含み、
    前記第2の手順では、前記受信信号を第1の部分及び第2の部分に分けるように特定し、
    前記第3の手順は、
    前記第1の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の第1の部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する手順と、
    前記第2の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の第2の部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する手順と、を含み、
    前記第4の手順では、前記第1の部分の組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補とのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第1の部分及び前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする最尤復号化方法。
  2. 前記第4の手順では、前記第3の手順で決定された組み合わせ候補を前記各部分から選択し、前記選択された組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項1記載の最尤復号化方法。
  3. 前記第4の手順では、前記第1の部分の組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第1の部分及び前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項1に記載の最尤復号化方法。
  4. 前記第3の手順では、前記取得された三角行列を用いて前記第1の部分の組み合わせ候補を一つだけ決定し、
    前記第4の手順では、前記決定された第1の部分の一つの組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補とのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項1に記載の最尤復号化方法。
  5. 前記第4の手順では、前記決定された第1の部分の一つの組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項4に記載の最尤復号化方法。
  6. 複数のアンテナによって受信された受信信号を複数の送信信号に分離する最尤復号装置と、
    前記分離された複数の送信信号の対数尤度を計算する計算部と、
    前記計算された対数尤度に基づいて前記分離された複数の送信信号を復号化する復号部と、を備える受信機であって、
    前記最尤復号装置は、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答を、複数の異なる順序に並べ、前記複数の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得する第1の手段と、
    前記チャネルインパルス応答が並べられた順序と同じ数の部分に前記受信信号を分けるように各部分を特定する第2の手段と、
    前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の各部分の組み合わせ候補を一つ以上決定する第3の手段と、
    前記第3の手段で決定された組み合わせ候補を前記各部分から選択し、前記選択された組み合わせ候補間のユークリッド距離が最も短くなるように、前記組み合わせ候補を選択する第4の手段と、を備え、
    前記第1の手段は、
    前記受信信号に対応するチャネルインパルス応答を、第1の順序及び前記第1の順序と異なる第2の順序に並べ、
    前記第1の順序及び前記第2の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、
    前記取得された三角行列の右下対角項の値を比較し、
    前記比較された右下対角項の値のうち、小さい方の値が最も大きくなるチャネルインパルス応答の順序の組を特定し、
    前記特定された順序の組を構成する順序を、前記第1の順序及び前記第2の順序とし、
    前記第2の手段は、前記受信信号を第1の部分及び第2の部分に分けるように特定し、
    前記第3の手段は、
    前記第1の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の第1の部分の組み合わせ候補を一つ以上決定し、
    前記第2の順序に並べられたチャネルインパルス応答を用いて前記チャネルインパルス応答を行列要素とするチャネル行列を生成し、前記生成されたチャネル行列をQR分解することによって三角行列を取得し、前記取得された三角行列を用いて前記送信信号の第2の部分の組み合わせ候補を一つ以上決定し、
    前記第4の手段は、前記第1の部分の組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補とのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第1の部分及び前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする受信機。
  7. 前記第4の手段は、前記第3の手段で決定された組み合わせ候補を前記各部分から選択し、前記選択された組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項6記載の受信機。
  8. 前記第4の手段は、前記第1の部分の組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第1の部分及び前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項6に記載の受信機。
  9. 前記第3の手段は、前記取得された三角行列を用いて前記第1の部分の組み合わせ候補を一つだけ決定し、
    前記第4の手段は、前記決定された第1の部分の一つの組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補とのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項6に記載の受信機。
  10. 前記第4の手段は、前記決定された第1の部分の一つの組み合わせ候補と前記第2の部分の組み合わせ候補と合わせた全体でのユークリッド距離が最も短くなるように、前記第2の部分の組み合わせ候補を選択することを特徴とする請求項9に記載の受信機。
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