JP2009098367A - 補助眼鏡の取付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 眼鏡前枠に補助眼鏡を着脱自在に取り付けるための取付装置において、前記眼鏡枠に取り付けられたレンズの外側周縁に沿って伸びる弾性部材で形成された第一の脚と、前記レンズの内側周縁に沿って伸びる第二の脚と、前記第一の脚及び前記第二の脚のそれぞれに少なくとも一つ設けられ、前記レンズ又はレンズ枠の周縁に引っ掛けられる係合爪とを有する係合枠と、左右の前記係合枠を連結する連結部材と、この連結部材に設けられ、補助レンズを支持するレンズ支持部材と、少なくとも前記第一の脚の基部と前記連結部材との間に設けられ、前記第一の脚の弾性変形を吸収する湾曲状の変形吸収部と、を有し、前記第二の脚の基部を、前記変形吸収部と前記連結部材との間に位置させた。
【選択図】 図2
Description
そこで、このような従来の補助眼鏡の問題点を解決するべく、磁石を使って着脱するもの(例えば特許文献1参照)や、クリップではさみ着脱するものが提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、磁石やクリップによるものは、衝撃により補助眼鏡がはずれやすいという欠点があった。特に、跳ね上げ式の補助眼鏡では、補助眼鏡の跳ね上げ動作がスムースで、かつ、眼鏡にしっかりと補助眼鏡を固定することができる取付装置が要求される。
前記変形吸収部は、第一の脚の弾性変形による撓みを吸収することができるものであれば特にその形態は問わないが、例えば請求項2に記載するように、下向き凸状の湾曲部又は屈曲部として形成してもよい。
上記の構成によれば、複数の係止爪が前枠やレンズの外側周縁と内側周縁とに係止されることで、補助眼鏡が眼鏡の前枠にしっかりと固定される。
また、請求項3に記載するように、前記第一の脚及び前記第二の脚の少なくとも一方を、先端に向かうほど径が減少する先細状に形成することによっても、連結部材に与える撓みの影響を小さくすることができる。
本発明は、補助眼鏡を眼鏡の前枠に装着した際の連結部材の撓みを小さくすることができるので、請求項4に記載するような連結部材に回動軸を有する跳ね上げ式の補助眼鏡において、スムースな跳ね上げ動作を損なうことがないという効果がある。
図1は、補助眼鏡の取付装置の一実施形態を示す図で、補助眼鏡が取り付けられる眼鏡本体と補助眼鏡との関係を説明する斜視図、図2は、取付装置の詳細を説明する平面図、図3は取付装置の作用を説明する部分拡大平面図である。
まず、図1を参照しつつ、この実施形態の補助眼鏡1が着脱自在に取り付けられる眼鏡2について説明する。
ハーフリムの眼鏡2は、補助眼鏡1を取り付ける前枠21と、この前枠21に保持される左右のレンズ25,25と、前枠21の両端に設けられたヒンジ23,23と、このヒンジ23,23を介して前枠21に対して折り畳み自在に取り付けられたテンプル22,22と、レンズ25,25の間に設けられた左右の鼻パッド28,28とを有している。
なお、図示の眼鏡2はこの発明の取付装置が適用可能な眼鏡の一例であり、本発明の取付装置は、リムレス眼鏡やフルリム眼鏡等の他の形態の眼鏡にも適用が可能である。
取付装置10は、ポリアミド(PA)やポリカーボネート(PC)等のエンジニアリングプラスチックなど、弾性を有する樹脂材料で形成することができる。取付装置10は、連結部材11を中心に、その両端から補助レンズ15の外側周縁に沿うように半円弧状に伸びる第一の脚12と、補助レンズ15の内側周縁に沿うように半円弧状に伸びる第二の脚13とを有している。
第一の脚12及び第二の脚13は、爪12a,13aを眼鏡2の前枠21やレンズ25の周縁に引っ掛けて係合させる際に、その弾性変形をなるべく連結部材11に伝達しないようにするために、基部から先端に行くほど径が減少する先細形状に形成するのが好ましい。
そこで、本発明の取付装置10では、第一の脚12の基部と連結部材11の端部Aとの間に、第一の脚12の弾性変形をなるべく連結部材11に伝達しないようにするための下向き凸状の屈曲形又は湾曲形の変形吸収部14を形成している。もちろん、装着に必要な第一の脚12の弾性を一定以上に確保しつつ同様の機能を有するのであれば、変形吸収部14の形態は上記のものに限られない。例えば、U形や波形、半円弧形その他の形状であってよく、さらに、図示するような下向き凸状に限らず上向き凸状であってもよい。
図3は、補助眼鏡1を眼鏡2の前枠21に装着する際の、第一の脚12及び第二の脚13の変形の様子を示すものである。
補助眼鏡1を前枠21に装着する際には、第一の脚12及び第二の脚13を互いに離間する方向に弾性変形させて、爪12a,13aを前枠21やレンズ25の外周縁に引っ掛ける。図3では、変形前の第一の脚12及び第二の脚13を仮想線(二点鎖線)で示している。
第一の脚12の変形は先細状の先端側の方が大きく、基部側で小さいものとなる。また、第一の脚12の基部は、変形吸収部14を支点にして変形するが、湾曲状又は屈曲状の変形吸収部14によって、変形吸収部14における上下方向の撓みは抑制されることになる。
第二の脚13の弾性変形により、連結部材11の端部Aには押し下げ方向に力が作用するが、変形吸収部14を経て伝えられた第一の脚12による押し上げ方向の力と前記押し下げ方向の力とを釣り合わせることで、端部Aに発生する撓みをほとんど0にすることができる。
例えば、上記の説明では、取付装置10はエンジニアリングプラスチック等の弾性を有する樹脂材料で形成するものとして説明したが、弾性を有するステンレスやチタン等の金属材料で形成することも可能である。また、例えば、連結部材を樹脂で形成し、第一及び第二の脚を金属で形成することも可能である。
さらに、跳ね上げ機構を備えない補助眼鏡では、レンズ支持部材16と連結部材11は別構成である必要は必ずしもなく、連結部材11の両端部に補助レンズを取り付け、連結部材11がレンズ支持部材として機能するように構成してもよい。
また、爪12a,13aの配置位置及び数は上記の説明のものに限られず、適宜の配置で1個又は3個以上の爪を第一の脚12又は第二の脚13に設けてもよい。
10:取付装置
11:連結部材
11a:軸支部
12:第一の脚
12a:爪(係止爪)
13:第二の脚
13a:爪(係止爪)
14:変形吸収部
15:補助レンズ
16:レンズ支持部材
21:フロント部分
22:テンプル
23:ヒンジ
25:レンズ
Claims (4)
- 眼鏡の前枠に補助眼鏡を着脱自在に取り付けるための取付装置において、
補助レンズの外側周縁に沿って伸びる第一の脚と、
この第一の脚に少なくとの一つ設けられ、前記眼鏡の前枠又はレンズの外側周縁に係止される係止爪と、
前記補助レンズの内側周縁に沿って伸びる第二の脚と、
この第二の脚に少なくとの一つ設けられ、前記眼鏡の前枠又はレンズの内側周縁に係止される係止爪と、
左右の前記第一の脚及び前記第二の脚を連結する連結部材と、
この連結部材に取り付けられ、前記補助レンズを保持するレンズ支持部材と、
前記第一の脚の基部と前記連結部材との間に設けられ、前記第一の脚の弾性変形を吸収する変形吸収部と、
を有し、前記第二の脚の基部を、前記連結部材の端部又は前記変形吸収部と前記連結部材との間に位置させたこと、
を特徴とする補助眼鏡の取付装置。 - 前記変形吸収部が、下向き凸状の湾曲部又は屈曲部から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の補助眼鏡の取付装置。
- 前記第一の脚及び前記第二の脚の少なくとも一方を、先端に向かうほど径が減少する先細状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の補助眼鏡の取付装置。
- 前記レンズ支持部材が、前記連結部材に支持された回動軸により回動自在であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の補助眼鏡の取付装置。
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CN102967945A (zh) * | 2011-09-01 | 2013-03-13 | 艺高国际光电有限公司 | 眼镜结构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3020516U (ja) * | 1995-07-14 | 1996-02-02 | 東京メガネ製造株式会社 | 取りはずし可能サングラス |
JP3026191U (ja) * | 1995-12-21 | 1996-07-02 | 有限会社為沢眼鏡 | 眼鏡に着脱自在の撥ね上げ式前掛眼鏡 |
JP3027094U (ja) * | 1996-01-22 | 1996-07-30 | 有限会社為沢眼鏡 | 眼鏡に着脱自在の撥ね上げ式前掛眼鏡 |
-
2007
- 2007-10-16 JP JP2007269287A patent/JP5178134B2/ja not_active Expired - Fee Related
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